2012年02月10日
卒論発表会
卒論発表会、無事終了。
一年間行った研究の集大成。みんな連日夜遅くまで頑張っていた成果が、プレゼンと質疑応答に出ていて、ほっとひと安心。
研究室の学生が発表する時には、緊張して演台に立つ本人と同じく、うまく発表できるか、想定外の質問にきちんと答えられるか、正直、いつもはらはらドキドキする。
毎年のことなのだが、なかなか慣れない。
一年間行った研究の集大成。みんな連日夜遅くまで頑張っていた成果が、プレゼンと質疑応答に出ていて、ほっとひと安心。
研究室の学生が発表する時には、緊張して演台に立つ本人と同じく、うまく発表できるか、想定外の質問にきちんと答えられるか、正直、いつもはらはらドキドキする。
毎年のことなのだが、なかなか慣れない。
2012年02月08日
2012年02月03日
物理生物学
共立出版「細胞の物理生物学」 (Physical Biology of the Cell, Rob Phillips et al.)を購入。
ヒストンに巻き付くDNAの剛性や、細胞内の総タンパク質分子数の計算など、いつもあまり考えたことのない角度から、生命現象をひもとく。
生物物理学の教科書。
細胞内は思いのほか、とても混雑した環境らしい。タンパク質同士が相互作用のためにぶつかる確率や粘性など、結構考えさせてくれて面白い。現象に数の概念を取り入れ得ると、新たな側面が見えてくる。
当然、物理学と数学の基本的な計算法や思考法が目白押し。
957ページ。本の厚さはちょうど6センチ。枕の高さにぴったり。数式の羅列ページもたくさん。
今夜は良く眠れそうだ(どんな夢をみる?)。
ヒストンに巻き付くDNAの剛性や、細胞内の総タンパク質分子数の計算など、いつもあまり考えたことのない角度から、生命現象をひもとく。
生物物理学の教科書。
細胞内は思いのほか、とても混雑した環境らしい。タンパク質同士が相互作用のためにぶつかる確率や粘性など、結構考えさせてくれて面白い。現象に数の概念を取り入れ得ると、新たな側面が見えてくる。
当然、物理学と数学の基本的な計算法や思考法が目白押し。
957ページ。本の厚さはちょうど6センチ。枕の高さにぴったり。数式の羅列ページもたくさん。
今夜は良く眠れそうだ(どんな夢をみる?)。
2012年01月31日
Olivette のタイプライター
フランスの研究者から、なんと1983年に書いた論文の別刷り請求が届いた。
マウスの U2 snRNA 遺伝子を分離した論文。J. Molecular Biology 誌に掲載。まだまだ若かりし、大学院修士2年生だったころ。24才!
懐かしさを覚えながら、ストックから論文を引き出す。さすがに、表紙も黄色く変色していて、29年間の年月は伊達でない。スキャンして pdf ファイルで送ってあげる。
まだパソコンもなく、タッ、タッ、タッ、とタイプライターで論文を打っていたあの頃。間違えると大変だった。頭を抱えながら、そのページは最初から打ち直し。図もロットリングで手書き。
今や、随分便利になったものだ。
Olivette のタイプライター。黒色でシャープな形が格好良かった。学生の身分にはとても高かったが、「研究に必要!」と、食費を削って無理して買った。手に入れた夜は、キーボードに触りながら、たくさん論文が書けそうな気がした。
うれしくてなかなか寝れなかった記憶が蘇る。
その気持ちは、忘れたくない。
マウスの U2 snRNA 遺伝子を分離した論文。J. Molecular Biology 誌に掲載。まだまだ若かりし、大学院修士2年生だったころ。24才!
懐かしさを覚えながら、ストックから論文を引き出す。さすがに、表紙も黄色く変色していて、29年間の年月は伊達でない。スキャンして pdf ファイルで送ってあげる。
まだパソコンもなく、タッ、タッ、タッ、とタイプライターで論文を打っていたあの頃。間違えると大変だった。頭を抱えながら、そのページは最初から打ち直し。図もロットリングで手書き。
今や、随分便利になったものだ。
Olivette のタイプライター。黒色でシャープな形が格好良かった。学生の身分にはとても高かったが、「研究に必要!」と、食費を削って無理して買った。手に入れた夜は、キーボードに触りながら、たくさん論文が書けそうな気がした。
うれしくてなかなか寝れなかった記憶が蘇る。
その気持ちは、忘れたくない。
2012年01月30日
心なりけり
「おもしろきこともなき世をおもしろく」
奇兵隊を創設した幕末の長州藩士 高杉晋作、辞世の句。
生地は少し離れているけれど、同じ長州人(古い!)。
野村東望尼が加えたと伝えられる下の句は、「住みなすものは心なりけり」。意は、「面白くもない世の中を、面白く生きるのは心次第」。
研究に通じるものがある。研究を面白くするのも(面白くしないのも)、自分次第。いつも思う。欧米の研究者は、その点がとても上手である。
自分達が行っている研究を、「今、これが断然面白い」という流れを、研究社会にうまくアピールできる。NatureやScienceなど、いわゆる一流誌がすぐさまその潮流に乗る。その他大勢がその分野にどっと集まってくる。
iPS細胞の様に、いつの日か、先陣切って潮流を作るべく、来る日も来る日もめげずに研究を続ける。
奇兵隊を創設した幕末の長州藩士 高杉晋作、辞世の句。
生地は少し離れているけれど、同じ長州人(古い!)。
野村東望尼が加えたと伝えられる下の句は、「住みなすものは心なりけり」。意は、「面白くもない世の中を、面白く生きるのは心次第」。
研究に通じるものがある。研究を面白くするのも(面白くしないのも)、自分次第。いつも思う。欧米の研究者は、その点がとても上手である。
自分達が行っている研究を、「今、これが断然面白い」という流れを、研究社会にうまくアピールできる。NatureやScienceなど、いわゆる一流誌がすぐさまその潮流に乗る。その他大勢がその分野にどっと集まってくる。
iPS細胞の様に、いつの日か、先陣切って潮流を作るべく、来る日も来る日もめげずに研究を続ける。
2012年01月28日
追いこみ時期の朝
土曜日の早朝。誰もいない研究室の鍵を開ける。
物音一つしない静かな研究室の雰囲気は、嫌いではない。
サロンのコーヒーメーカーに、粗挽きコーヒーとフィルターをセット。部屋に漂う甘いコーヒー豆の香りが、寝ぼけた脳を覚醒してくれる。
ふと、横のポットに触ると、スイッチはオフなのに、まだとても暖かい。今日も朝方まで、ついさっきまで、誰か頑張っていたようだ。昨夜は12時前に帰宅。卒論、修論の追いこみ時期。徹夜かな。
ドア横の日めくりカレンダーが、1枚めくられて、ちゃんと28日土曜日になっている。
さて、学生さんの論文校正を続けましょうか。どんな名文(迷文?)が出てくるかな。楽しみだ。
物音一つしない静かな研究室の雰囲気は、嫌いではない。
サロンのコーヒーメーカーに、粗挽きコーヒーとフィルターをセット。部屋に漂う甘いコーヒー豆の香りが、寝ぼけた脳を覚醒してくれる。
ふと、横のポットに触ると、スイッチはオフなのに、まだとても暖かい。今日も朝方まで、ついさっきまで、誰か頑張っていたようだ。昨夜は12時前に帰宅。卒論、修論の追いこみ時期。徹夜かな。
ドア横の日めくりカレンダーが、1枚めくられて、ちゃんと28日土曜日になっている。
さて、学生さんの論文校正を続けましょうか。どんな名文(迷文?)が出てくるかな。楽しみだ。
2011年12月16日
分子生物学会
横浜パシフィコで分子生物学会。
一昨日の時点で、参加者7,500人。最終的には、恐らく1万人を超える研究者が集う。分子生物学研究の現状と動向が伺える。
「RNA制御のケミカルバイオロジー」と題したワークショップをオーガナイズ。使用言語は英語。海外からも一人研究者を呼んで講演してもらった。ポスター発表も原則英語使用。時代の流れか。
一昨日の時点で、参加者7,500人。最終的には、恐らく1万人を超える研究者が集う。分子生物学研究の現状と動向が伺える。
「RNA制御のケミカルバイオロジー」と題したワークショップをオーガナイズ。使用言語は英語。海外からも一人研究者を呼んで講演してもらった。ポスター発表も原則英語使用。時代の流れか。
2011年12月02日
出前講義
出前講義で宮崎駅前のホテルに滞在。
明日、10時から2時間の講義。高校生の興味を、どれだけ引き出せるか。
明日、10時から2時間の講義。高校生の興味を、どれだけ引き出せるか。
2011年11月29日
無題
昨日からどうも風邪気味。
一時間目は分子遺伝学の講義。最後の方は、喉ががらがらになってしまった。
一時間目は分子遺伝学の講義。最後の方は、喉ががらがらになってしまった。
2011年11月25日
最新プロトコル
学生さんにアルカリ法のプロトコル(実験操作手順)を渡した。大腸菌からプラスミドDNAを調製する方法。
ふと、プロトコルを書いたレポート用紙の日付を見ると、1983年5月17日だった。筑波大院生の頃。雑多な試薬瓶に囲まれた実験台に向かって、つい昨日書いた気がする。
なんと、今の学生さん達がこの世に生まれる5年前に綴ったプロトコル。今でも通用するのが何となく嬉しい。
ふと、プロトコルを書いたレポート用紙の日付を見ると、1983年5月17日だった。筑波大院生の頃。雑多な試薬瓶に囲まれた実験台に向かって、つい昨日書いた気がする。
なんと、今の学生さん達がこの世に生まれる5年前に綴ったプロトコル。今でも通用するのが何となく嬉しい。
