パシフィック・リーグ公式戦
"西武鉄道創立100周年記念シリーズ"
埼玉西武ライオンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス
@西武ドーム
これが勢いの差なのだろうか。
今日の埼玉西武ライオンズの先発投手は山本淳。
対して東北楽天ゴールデンイーグルスの先発投手は田中将大。
いくらローテーションの谷間とはいえ
初先発の投手を田中に当ててくるなんて
捨て試合なのか?なんて邪推をしてしまった。
ところが山本は5回1失点。
立ち上がりは不安定だったが先発投手として
十分なピッチングを見せた。
ただ田中も好調に飛ばしていた。
1000奪三振も達成したし。
しかし6回、突如としてライオンズ打線が捕らえて
一挙5得点、田中を降板させてビックイニングを作ったのだ。
とにかく春先は打線が繋がらず大苦戦していたのに
今日の連打は何だ。
しかも中島が腰痛で休んでいたのに。
夏になってようやく調子が上がってきたということか。
わずか1ヶ月前に見た時は勝ち切れないBクラスのチームだったのに
今日の試合でついに首位に浮上した。
たしかに連勝しているが、上のチームも勝ち切れてなかったのも大きい。
この調子で首位がキープできるとは思えない。
間違いなく今年のパ・リーグは団子レースで最後までわからないだろう。
去年は夏の終わりから調子が上がり
なんとか3位に滑りこんだ。
今年は夏場から調子が上がった。
ということで気になるのが投手陣。
さらに言えば中継ぎ、抑えだ。
そこが最後に投壊して一昨年は終わったのだ。
だからこの先、最後にへばらないように
うまく省エネして乗り切ってほしい。
今日の十亀のようにロングリリーフを用意するのも
手なのかもしれない。
首位浮上はあくまでも通過点。
これからが本当の闘いということを忘れないでほしい。
西武鉄道創立100周年記念ユニフォームを着る最後の試合を
勝利をおさめてよかった。
やっぱりライオンズのユニフォームは青があったほうが
いいんじゃないか、なんて思った(笑)