全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2023
1次ラウンドグループB第2節
天候:晴れ時々曇り 10時45分キックオフ
FC刈谷 2-3 福山シティFC
前半 0-1
後半 2-2
前後半各45分
スタメン:兒島、飯島、井塚、大島、千島、齋藤、小沼、木下、尾崎、鈴木、大友
リザーブ:成田、西川、石田、園田、野村、小澤、神谷
(敬称略)
第1戦はベンチ外であった鈴木選手が先発出場。キックオフ直前にピッチサイドの
入れ替えを選択して試合開始となりました。
前半6分でのことでした。自陣中央右寄りの位置からシュートを放たれて失点。
早々に1点のビハインドを追う展開となります。
18分には右サイドで得たフリーキックから最後は千島選手がロングシュートを
打ったもののゴール左側わずかに外れて惜しくも得点ならず。
32分には縦パスに大友選手が反応し繋がれば好機となるところでしたが
相手に阻まれてしまいました。
36分でのこと。ゴール前の好位置から鈴木選手がシュート。しかし相手選手に
弾かれ同点とはならず。この後もスコアは動かず0ー1で前半をおえました。
ハーフタイムで小沼選手と小沢選手が交代して後半戦に入ります。
6分、7分と大友選手へのファールが続いたのち8分でのことでした。右サイド
深い位置からのスローイングから最後は鈴木選手がゴール左隅へシュートし
見事な同点ゴールを決めます。
しかし追い付いたのも束の間、失点して1-2、再び1点を追うことに。
15分でのことでした。12分には大島選手と西川選手が交代しています。
17分を迎え相手陣内でのコーナーキックが何度か続いたのち、左コーナー
キックから最後は大友選手がシュートして再び追い付きました。
逆転を狙う刈谷。27分には飯島選手が鈴木選手へ縦のロングパスを狙うも
惜しくも繋がりませんでした。逆に35分にはシュートコースを塞ぎ切れず
ミドルシュートを許し失点し三たび1点を追うことに。
同点そして逆転を目指し懸命にプレーするもゴールは遠く。アディショナル
タイムに入って46分には大友選手がヘディングシュートを放つも同点ならず
2-3で試合終了。勝点を積み上げることは叶いませんでした。
Bグループ2試合目そして他会場の結果により、第2節終了時点で1次リーグ
敗退となってしまった刈谷は、東海リーグでの雪辱を晴らすべく、第3節、
wyvernとの最終戦に臨むこととなりました。
全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2023
1次ラウンドグループB第3節
天候:曇り 10時45分キックオフ
FC刈谷 0-1 Wyvern
前半 0-1
後半 0-0
前後半各45分
スタメン:兒島、飯島、井塚、西川、石田、齋藤、木下、大友、尾崎、鈴木、小澤
リザーブ:成田、茂庭、千島、小沼、園田、野村、神谷
(敬称略)
雨によりピッチの劣悪さが更に酷くなることが心配されましたが、雨は
なくキックオフを迎えました。
前半12分でした。自陣内ペナルティーエリアでファール判定を受け、PKを
与えると、元刈谷の山本選手に決められ0-1。3戦目も1点を追う格好に。
33分には大友選手が相手陣内中央からミドルシュートを放つもクロスバーの上。
44分にはオフサイドライン を大友選手が突こうとするもキーパーがキャッチ。
1点ビハインドのまま前半を終えました。
立ち上がり3分でのこと。
後半10分のこと、アクシデント発生。相手GK土屋選手がプレーに全く関係ない
ところでピッチに足を取られ負傷交代。数分にわたりゲームが中断する格好に。
前半に比べて運動量の差により、相手陣内でのプレーが断続的に続く刈谷。それは
20分過ぎから更に顕著となります。
23分には石田選手が相手陣内左寄りからセンタリングするもこれはキーパーがキャッチ。
直後の24分でした。ゴール右側の位置から鈴木選手がシュート。同点ゴールが決まった
ように見えましたがサイドネット。
26分のこと。再び鈴木選手がキーパーのポジショニングを見て、枠を巧く狙いシュート
するも残念ながらオフサイド。28分には途中出場の園田選手が相手陣内中央から狙って
ミドルシュートしますがボールは惜しくもクロスバーの上に。
35分にはゴール前の混戦から齋藤選手がシュート。しかしオフサイド。
最後まで一点は遠く、0-1のまま試合終了。刈谷は1次ラウンドを1分け2敗、勝点1
で終えて今季のJFL昇格の道は断たれました。
そして(こういうことを言及することになろうとは・・・)
拙著も第2戦・第3戦と現地で闘いを観ましたが、百聞は一見に如かずとは
まさにそうで、およそピッチという体をなしていませんでした。写真を見て
頂ければ解ってもらえると思いますが、ピッチの緑色がこんなに少ないのは
尋常ではありません。
今回の運営、宮城会場の準備に携わった県協会の皆さんはサッカーを愛し、
サッカーへの矜持をお持ちでその立場にあらせられるかと思いますが、
人生をかけて、己の体を賭してサッカーに全力を注ぐ選手たちに用意する
フィールドがこれですか?
今回の会場(コート)決定について皆が納得の出来る説明をして下さる
関係者の方がいらっしゃいましたら、つまびらかに述べて頂きたいと
思います。
そして、
刈谷の選手、スタッフ、チーム関係者、サポーター各位、皆さん1年間
お疲れさまでした。有難うございました。
私感ですが、人生において時に理不尽を突きつけられることはままにあります。
ですが、それを乗り越えた先に良いことがあると願い信じたいと思います。
【以下写真厳選(後半:一般席より撮影分)】
フォトアルバムフルバージョンは別途更新します。
第2節 vs福山シティFC戦より
1-1同点ゴールシーン。
2-2同点ゴールシーン。
大友選手、吠える。
飯島選手。今季の右サイドバックを担ってきた。
齋藤選手。
兒島選手。劣悪なピッチにプレースキックは苦戦させられた。
鈴木選手。
西川選手。大島選手の負傷もあり、センターバックを守った。
大舞台での経験を活かしてほしい。
第3節 vsvern戦より
大友選手
石田選手
鈴木選手。満身創痍の中、ゴールを狙い続けた。
小澤選手。大舞台でのプレー経験を今後に活かしてほしい。
齋藤選手。攻撃力を兼ね備えたボランチとして今季貢献。
井塚選手。センターバックとして今季数多くの試合に出場。
尾崎選手。キャプテンとして1年間チームを牽引。
木下選手。縦への突破。