第58回東海社会人サッカーリーグ第8節(今季リーグ開幕戦)

vs中京大学FC @中京大学豊田キャンパスサッカー場


天候:晴れ 10時00分キックオフ


中京大学FC 2-3 FC刈谷  


  前半 0-1

  後半 2-2

 前後半各45分


スタメン:兒島、大島、茂庭、飯島、千島、齋藤、尾崎、木下、大友、鈴木、伊藤

リザーブ:白井(貴)、石田、西川、小沼、野村、福田、園田

                                 (敬称略)
4月16日(日)、FC刈谷は今季の東海社会人サッカーリーグ開幕ゲームに
アウェイ中京大学で臨みました。

観客席スタンド向かって右から左へやや強い風の吹くコンディション。

キックオフ直後は中京大が若干攻勢で入るも、6分に早くも齋藤選手が
シュートを放ちます。がこれは先制ならず。直後にはカウンター気味に
中京大がせめこんだものの、大島選手がヘディングで対応し凌ぎます。

そして12分を迎えたとき、相手陣内中央から齋藤選手が放ったロング
シュートは見事にゴールネットを揺らし、鮮やかな先制弾となりました。

このまま勢いに乗っていきたい刈谷でしたが、思わぬ事態が発生。
木下選手が20分過ぎでのプレーで傷んでしまい、急遽福田選手が
ピッチへ。木下選手の怪我の程度が心配されます。

28分には飯島選手から伊藤選手へと縦のロングフィードが通りかけ
ますが、相手DFに寸手で阻まれてチャンスならず。39分には右
コーナーキックを得て、ゴール前、茂庭選手に絶好のシュートチャンス
が到来するも押し込めず。

前半は1点リードで折り返しました。

そして迎えた後半。刈谷は徐々に相手陣内を攻め入る頻度が
増してゆきます。

10分には相手ゴール右側の位置から鈴木選手がシュートしますが
惜しくも相手キーパーにキャッチされます。

15分には大友選手がファールされフリーキックを得ると、齋藤選手が
直接ゴールを狙いますがキーパーが弾き追加点ならず。相手陣内で
プレーが続き、16分。右コーナーキックからゴール前混戦、最後は
福田選手が押し込み待望の追加点となります。急遽交代出場して
きっちりと結果を残し、喜びも爆発します。

31分のことでした。相手キーパーにプレッシャーを与えてボールの
処理ミスを誘って、3点目を決めたのは、またしても福田選手。
驚嘆の連続ゴールとなりました。

守備においては、自陣に攻められた際に数的有利を与えず、ゴールを
割らせない刈谷。ところが40分に右コーナーキックを与えると頭で
押し込まれ、1点を返されます。点差はまだ2点。

このまま、アディショナルタイムに突入し、守り切りたいところ
でしたが1失点目と同様の位置からシュートを撃たれて失点。
同点にされかねない危機的状況でしたが、46分から47分にかけて
攻め込めたことも幸いして、3-2で大事な初戦をものにしました。

試合前の練習開始前、ミーティングの際に今井監督が話していた、
「同じ相手に2度負けてはいけない」「ピッチには11人。ベンチ内
までで18人。でも全員で戦う」

正にそれを体現して数字上の14分の1、よりも大きな1勝を手に
することが出来ました。

リーグ戦次戦は5月20日(土)アウェイ裾野での対矢崎バレンテ戦。
それまでに練習試合もいくつかこなして連携、精度を上げて、
ホーム開幕戦を2勝0敗の状態で迎えてほしいものです。


【以下写真厳選】

キックオフ前

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先制ゴールを決めた、即ち今季リーグ戦最初の得点者は齋藤選手

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2点目を決めたのは、急遽途中出場となった福田選手。

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サポーターを煽ってアピールする場面も。

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そして福田選手の連続ゴール。相手キーパーのミスを見逃さなかった。

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試合終了後。何処までもゆこう。いつもの兒島選手に促されて
照れ気味の福田選手。

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今日の2ゴールで福田選手覚醒の予感も。若き選手の眼差しが光る

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ここからは選手別の写真で。

大友選手。

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木下選手。負傷が軽いことを願う。

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茂庭選手。ピッチ内の監督然として、時に力強くコーチングする。

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飯島選手。

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鈴木選手。自らバースデーゴールは決められなかったが次戦以降は
ゴールを量産してもらいたい。

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齋藤選手。

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フリーキックでは直接狙うもゴールならず。

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キャプテン尾崎選手。

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大島選手。

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伊藤選手。相手DF陣を振り切った場面、このあとシュートを放つも
惜しくもゴールならず。

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千島選手。前半10分過ぎには左サイドで相手選手と気迫こもった
競り合いをみせた。

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後半途中より入った園田選手。

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同じく後半途中より入った小沼選手。

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最後は試合直後の1枚。サポーターが興奮冷めやらず盛り上がる中、
ミーティング。
3点とったあとの2失点。いささか後味の悪さもある試合だった。
勝って兜の緒をきつく締めよ、といったところか

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