今年は最後の英国クリスマスになりそうなので、
伝統を重んじて英国風にやってみました

**英国のクリスマス**

日本のクリスマスは24日に祝う家庭が多かったり、クリスマスイブといえば
恋人たちがロマンチーックなクリスマスを過ごす日ですよね?
でも、こちらエゲレスのクリスマスは25日がメインです。
こっそりラブホに泊まるカップルなど見かけません。
家族で過ごすのが基本。
実家に帰ったり、家族で『のほほんクリスマス』を過ごします。
だから、日本同様に、帰省ラッシュのニュースなんかもテレビで報道していますよ。

私や彼氏の友達の英国人を見ていると、クリスマスを海外で過ごす人も
ちらほらいるようです
スペイン、香港、タイなど..

海外でクリスマスを過ごす人がいれば、海外から英国へやって来る人もいて、
テレビでは「ヒースローカオス」なんてニュースもやっていました。
世界で一番忙しいといわれるヒースロー空港は、クリスマスも大忙しのようです。
厳しい入国審査もプラスして更に込み合うのでしょうね..。
「クリスマステロ」も懸念されていましたし。

この国のクリスマスの休日は、25日のクリスマス、26日のボクシングデイの
2日間になります。
26日にはポツポツ店が開き、セールを開始するお店もありますが、
営業時間は短いです。だいたい4時ぐらいには閉まってしまいます。

クリスマスに何をするのか?というのが気になるとこかもしれませんが、
はっきり言って..
実家に帰って、テレビ見て、食って食いまくる!! 
これに徹するんだと思います。

日本の正月と一緒です。

家や街や店は、ネオンやクリスマスツリーなど、綺麗に装飾されています。
私たちもお部屋を地味に飾ってみました。
(左) 紙で作ったチープな即席ツリー (右) 外から見た我が家の影絵っぽい窓
家外から見た







こちらは街並です↓

時計台外お店ツリー















面白いクリスマスの習慣(?)に、英国のクラッカーがあります。

くらっかークラッカーひっぱる







キャンディー型のクラッカーで、両サイドから引っ張るようになっています。
引っ張ると「パンッ!!」と普通に音が鳴り、中からクイズの書かれた紙
(答えも書いてある)と、ちゃっちい紙でできた王冠が出てきます。

中身1中身2







Q : what do you call a man with spade on his head ?
A : Doug

くいず王冠







ちなみに、私は£1ショップで買いました。
どうやら、この王冠をクリスマスの食事の際にかぶるらしいです..
だから、さっそくかぶって食べました。

おうさまおうさまたち







24日には、教会へ行く家庭もあるようです。
テレビでも、キリスト教のイベントが放映されておりました。

24日のイブは、スーパー等のお店は3、4、5時頃に店を締めてしまい、
静かなクリスマスがスタートします。
だから、私たち外国人は事前にスーパーをチェックしておかないと、
食いっぱぐれる可能性があるので要注意。それは、大袈裟かも..
ありがたいことに、最近は、一部のパブ&ムスリム経営の店(ニュースエイジェント系)がオープンしているので、お酒やお菓子なんかは購入可能です。

唯一、開いてたニュースエージェント&静まりかえった街。
ニュースエイジェント閑散













このように、クリスマスにはお店が9割以上閉まっているので、
外に歩いている人は殆どいません。
観光客や、タクシーが殆どです。
たまーに、食べ過ぎた人や家に飽きた人が散歩をしていたり、
酔っぱらいがヘロヘロしていたり、親戚の子供を連れて歩くお兄ちゃんがいたり、
日本の元旦そのものです。
酔っぱらいには、浮浪者や、たちの悪い人がsomeいますので
注意しましょう
私は、タバコをせびられました..
Do you smoke?
(吸わないけどね..)

**クイーンのスピーチ**
クリスマスのメインである25日には、ごちそうを食べたり、
ツリーの下に置かれたプレゼントをみんなで開けて喜びあいます。
そして、クイーンのスピーチを聞きます。
クイーンのスピーチは、日本で言う、紅白?
いや..ちがう..
「ゆく年くる年」みたいなもんだと思います。
これは、生放送でなく、既に録画されたものです。
今年はポッドキャストで聞けるらしい.. スゲェ..
クイーン







そうそう、クリスマスプレゼントやカードのおかげで、
22、23、24日頃の郵便局はおもしろいほど大混雑するんですよ。
プレゼントやカードを贈る人、それを取りに行く人..
郵便局をはみ出して、ながぁーーーーい行列ができます。
この光景は、クリスマス前の風物詩なのかもしれません。

26日のボクシングデイが終わり、27日になると、
お店は一斉にオープンし、待ってましたセールがスタート!!
静かなクリスマスとは対照的に、道は人々でごった返し、
「SALE」と大きく書かれた紙袋を手にする人々でいっぱいになります。
セールは1月、2月まで続き、徐々に値段を下げていく感じです。
主に最初は50-60%offからスタート!
最終的に90%offの店もあり。

**英国クリスマス料理**

英国のクリスマス期間は、上にも言いましたが、
日本の正月に値します。
24日=31日、 25日=元旦、 26日=1月3日
そんな感覚です。
つまり、25日=メインのクリスマスであり、私たちがおせちを食べるように、
ターキー等のごちそうを食べます。

英国のクリスマス料理としてあげられる三種の神器は、
ターキー、プディング、ミンスパイかな..。
ターキーの代わりにグースやチキン、ローストビーフを焼いたり、
その家庭によりけりですが、7割ぐらいがターキーを選ぶのではないかと思います。
七面鳥mince pie








最近は、ヘルシー志向だったり、ベジタリアンも多いので
お寿司や日本食を作る家庭もあるようです。
スーパーのすし飯や寿司kitが売り切れてました。

英国フードに関しては、英国人自身、「美味しくない」「脂っこい」「太る」
などの悪評を知っています。昼のワイドショーみたいなTV番組でも
セレブで気の強そうなおばさんたちが「うぇ〜。最悪じゃない、ミンスパイにプディング!!食べたくないわ。うぇ〜。」なんて、クリスマストークをしています。
でも、私には、自分の国の料理に「うぇ〜」と文句を言いつつも、
本当はミンスパイが大好きなおばちゃんに見えるのですが..
なんだかんだ言って、スーパーのミンスパイやプディングは売れてますからね

さて、話は戻ります。
ターキーの付け合わせの野菜は、英国ですので、
やっぱり「芋」でございます..(またかよ)
そして、蒸したブロッコリーや人参やインゲン、スプラウト、
ローストパースニップetc..

クリスマスの飲み物と言えば、シャンパンですよね〜
でも、他にも美味しい飲み物として「ウォームワイン」があります。
砂糖とミカンを入れて煮込んだもので、クリスマスに飲む習慣があります。
クラッカー、チェダーチーズ、ブリー、カマンベール、青カビチーズ、漬け物系のピクルドオニオン&ビートルート、ガーキン、オリーブ、ショートブレッド、チョコレートなんかをおつまみにします。

今回、私たちが買い漁った食材です。右下写真のテリーヌは上手かった〜
普段ケチな英国人も「クリスマスぐらいはケチらず贅沢しようぜ!」と、
ポンポン大人買いをするので、最後の英国クリスマスだし..
私たちも財布が空になったけど、頑張って大人買いをしました。
残りどうやって生活しようか..
ターキだけで12ポンド=2800円。円が弱いし、物価が高過ぎです。
食材テリーヌ









そうそう、今年は彼氏がターキーを焼いてくれました。
ターキーは、砂糖と塩水に前夜から漬けておき臭みを取り、
お腹の中にスタッフィングと呼ばれる詰め物を入れて
じっくりオーブンで1、2時間焼きます。
スタッフィングには、栗、パン粉、ソーセージミート、セージ等を使います。
そして、クランベリーソース又は、グレイビーソースで
美味しく頂くのです☆
淡白だけど、おいしかった

ごちごち








こういう料理の買い物は、クリスマス前日に走り込むのではなく、
少し早めに買い込む方がベターかもしれません。
なぜなら、良い物は売れてなくなるし、混むし、保存がきくから。
冷凍ターキー、パースニップ、シャンペン、プディング、お菓子etc..
これらは保存きくでしょ?
だから、新鮮でなければいけない物だけ、23日、または、24日の朝に
買いに行きます。

冷凍ターキーと言えば、重いものでは10kg以上ありますので
調理中に落とすと大変なんですよ。
「つま先に落として骨折する」という事故がけっこうあるそうで..
ターキーの最後の体を張った抵抗には、皆さんもお気をつけて。

**クリスマスプディング**pudding
pudding2







クリスマスプディングは、英国のクリスマスにかかせないお菓子で、茶色くて、
半球の型をしています。汚い話..馬糞みたい。
小麦粉でできたネチョネチョの生地にドライフルーツ(レーズン)やナッツがふんだんに入っており、ブランデーがしみ込んでいる高カロリーな食べ物です。

食べる前にブランデーをかけて火をつけて燃やして食べると、見た目もよく、
楽しめるし、味も良くなります。
クリスマスプディングは、1年ぐらい前から作って寝かしておくと美味しいそうで、
スーパーでは「ビンテージブディング」といって売り出されていますよ。
ちなみに、私達はそれを買いました。1個=約2500円也。

通常は、カスタードクリーム、ブランデークリーム、ブランデーバター等を
たーーーーっぷり、このクドクて重たいプディングへかけて頂きます。
ものすごい太るな..クリーム
ブランデークリーム







ブランデークリームやブランデーバターは美味しいです!!
ショートブレットにつけて食べるとトロケちゃいますよ〜
写真の品は両方マークス(M&S)で購入。
(右)ブランデークリーム£3.79=880円
(左)カスタードクリーム£1.59=370円

クリスマスプディングは、美味しいか?
と...いわれると...
微妙です
こってり。
とにかく重い。
レーズンが嫌いな人は、無理だと思います。

私はクリスマスプディングは、作らずに市販のものを買いましたが、
家で作る人も多いようです。
市販の物は、パッケージングがされてあって、
レンジで10分ぐらいチンするか、2時間茹でるか、圧力釜で45分蒸すか..
あなたの選択によります。
私たちは、楽をしようと簡単にチンしましたが、底の方がカピカピになってしまい...
「おこげ」のようになりました。
チンは決してオススメしません。
めんどくさくても、2時間茹でればよかったかもしれないと
深く後悔しています..

けど..
2時間茹でるって..ありえんだろ..

はぁ..
プディング高かったから、微妙にショック。