「食生活から選手のジリツを促す」ってどういうことなの?
とよく質問を受けます。どこでも耳にする「ジリツ」ですが、つかみどころがない言葉でもあります。

では、実際にチームではどのように活用されているのか。
今回は、小中学生バスケットボールスクールのケースをご紹介します。

バスケットボールスクール(小〜中学生が所属) C指導者
食べるものは親が準備するものという感覚
以前よりスクールでも子どもたちに食の大切さは伝えていました。
しかし、食べるものは親が準備するものという感覚があり、子どもたちが自分のこととして考えるまでには至っていませんでした。そんな時に食を通じて自立するという食生活サポートとご縁をいただきました。また自立ということは我がスクールで最も大切にしていることでもありましたので、数人の子どもたちに食生活サポートを受けてもらいました。


出された物を食べるという受け身から自発的に考えるようになった
講習会を受けたあと、食に関して、出された物を食べるという受け身の状態から、自分が立てた目標を達成するために食べることの必要性を見出し、食事に対して、自発的に考えるようになりました。講習会を受けた子どもたちは、今の自分を知り、なりたい自分になるための努力をするようになりました。今の自分の状態をしっかり把握するということがいかに大切かを学びました。そして、ほとんどの子どもが食べる物の量が足りないことを認識しました。いかに食べることが大切か気付く機会になりました。三か月経つと、講習会を受けた子どもたちは明らかに動きが良くなり、体もしっかりしたのが分かりました。また、自分が何を食べたらよいか、試合の前日から試合当日、どのタイミングで何をどれくらい食べるかなどもしっかり考えるようになりました。失敗もありますが、まずは自分で考えて行動してみるところからスタートしました。

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※写真はイメージです。

多くの失敗から学んで欲しい。食生活サポートはそのきっかけになる
試合後の自己評価には以前と違って、出来たこと、出来なかったことに加えて、自分が準備したことも書かれてあり、準備が良かったかどうかも評価するようになりました。食だけでなく、学校、部活動の色々な場面で食生活サポートで学んだことが生かされていると感じています。受け身は成長には繋がりません。自己判断、自己決定、自己責任を一つの流れとして、多くの失敗から学べる子どもたちであって欲しいと思っています。食生活サポートはそのきっかけになりました。体の変化、取り組み方の変化があり、指導する側にも必要な講習会だと感じています。
                                 
(※この文章は、平成28年3月当時のものです。)

◎私立高校(東京成徳大学女子バスケットボール部)のケース
◎公立高校(北海道A高校サッカー部)のケース


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