ロシア大会に纏わるあれやこれやを見たり読んだりしていると、ゆづくんが何があってもロシアの地で「Origin」の演技をお見せしたい、という決断を下されたことが報われて、本当に良かったなぁと思います。極めつけはゆづくんが心より敬愛されているプル様からの「とてもとても愛してる」のお言葉です最高のご褒美ですよね。プル様のインスタグラムの動画を翻訳してツイッターにあげて下さっているものを読ませて頂きました。サーシャくんと一緒にロシア語で、その後英語でゆづくんに熱い熱いメッセージを送って下さっています。「stay healthy」「Never give up」「Always yours」。どれもとてもシンプルな言葉ですが、ゆづくんにとって、これ以上心強いメッセージはないでしょう。昨年も、ゆづくんが酷い怪我をされてしまってファンの私たちが心配でたまらなかった時に来日して下さって、本当に心からの熱いメッセージをゆづくんに送って下さいました。きっかけはP&Gさんの呼びかけだったかもしれませんが、あの時のことは未だに忘れることができません。どれほどあの時のプル様のお言葉に勇気付けられたことか…。きっと今頃ゆづくんも、何度も何度も繰り返し、プル様のメッセージを見てデレながら「ジェーニャさぁ~ん、スパシーバ、愛してます」って感謝されているんじゃないかなぁ(勝手な想像です)。ゆづくんの周りには、いつでも、どこでも、こんな暖かくて優しい世界が広がっていてくれたらいいのになぁ~と願うばかりです。
ヘルシンキに直接行って、そして今回のロシア大会を経て思ったことですが、平昌オリンピック以降、更にゆづくんのファンが増えているような気がします。もちろん、日本だけでなく、世界中で、です。世界各地に数万人規模のファンコミュニティーがあるなんて、凄すぎやしませんか?南米にまであるとかなんとか…。その競技のトップ選手であり実力もさることながら、容姿や美麗スタイルも兼ね備えている(この点は人それぞれ好みの問題もありますが)。でもそれだけではここまで人を惹きつけることはできないと思うんです。オーサーコーチも、ゆづくんには人を惹きつける何かがある、とおっしゃっていますが、その何かとは何なのか?何かの中には色々な要素が詰まっており、その答えをひとつに絞ることはかなり難しいことです。最近のラファエル・アルトゥ二アンコーチのインタビュー記事ですが、彼は「羽生には特筆すべきものがある、氷上以外でも美しくあろうとする能力、そしてその振る舞い、その生き方」とまで称賛して下さっています。そう、そこなんです。恐らく、誰にも真似できないであろうゆづくんの生き方が、国籍を超えて多くの人々の心を揺さぶるんだろうなぁ~と思います。
今でもふと、思い出すことがあります。ソチオリンピック後にとあるスポーツライターさんが大手WEBサイトに寄稿された記事です。当時ゆづくんについて連載の形で寄稿されていたのですが、何故かどんどんゆづくんをディスるような内容になっていき、しまいにはゆづくんは国民から愛されるチャンピオンになれない、マスコミに潰される、みたいなこと(はっきりと言葉尻まで覚えていませんが、まぁこんな感じでした)を書かれたのです。どういう意図があってそのような記事を書かれたのかは判りませんが、今思えば、ソチから4年以上の月日が流れ、その間マスコミに潰されるどころかマスコミ相手にも神対応、そして数々の困難を乗り越えていくゆづくんに、試合がある度にファンはどんどんと増えていく一方、それも国民から愛されるどころか、世界中にゆづくんを愛するファンが増えていき、今ではファンのみならず各国のスケート関係者の方々からもレジェンド、カリスマ、宇宙人、などと称賛される存在になられました。その過程を思うともう感慨深いというか、何と言うか…。日本くらいでしょう。すぐに「羽生超え、羽生超え」と連呼してゆづくんのこと、誰かをあげるダシに使うのは。まぁ教訓として、人を見る目を養う力、大切ですよねってことで…。
ぶつくさ言いたいことを書いていたらまた時間がなくなってしまいました。いつになったらヘルシンキ観戦記の続きが書けるのでしょうか…。明日こそ、続き書きたいと思います
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