July 2007

July 31, 2007

30576dd8.jpg快晴。朝イチで出発。何と本日は平野組のAV撮影スタッフへとして働くことに!……なるはずだったが諸事情でオシャカに。なので牛を撮影し、サーモンパークで鮭コロッケを食べ、立ち寄った松原温泉(お湯が黒い!)にいた犬と戯れ、平野監督を早来のキャンプ場に送り、一同千歳へ。飛行機、飛ばない。東京、大雨の模様。〆の定番、海鮮丼を食べて搭乗。羽田空港には雨の中しまださんが車でお迎えに!ギザシマダユキヤス!そんなこんなで撮影終了、旅、終了。皆さん、おつかれさまでした。

はてさて、本日は新宿ネイキッド・ロフトにてイベント。<『童貞。をプロデュース』をプロデュース>です。宜しく来場。ぱぱんが、ぱん。

※写真は早来で別れた平野監督。8月の後半まで北海道にいるそうです。

(03:51)

July 30, 2007

0a80ee53.jpg朝早く目覚めると何故かバス車内だった…ってそう、そこは美流渡キャンプ場。午前中ぼーっと空を眺めたりしてまったり。午後イチで始動。ひとまず由美香さんが泣きながらお母さんに電話した公衆電話を発見。味噌ラーメンを食べて、「今日は休息日って決めてたのによー」と言う平野さんを連れてこちらもロケ地・桂沢湖へ。絶景。早来のときわキャンプ場に宿泊することにして「鶴の湯温泉」→近所のお店でまたまたジンギスカン。そして就寝前にツリーハウスの中で怪談話…って何だか修学旅行みたいな状況に。ぱぱんが、ぱん。

※写真は桂沢湖にたたずむ平野監督&小坂井さん。

(03:33)

July 29, 2007

f179c8e7.jpg午前中に北海道入り。千歳からチャリで移動中の平野、松江両監督を追って小坂井さんとレンタカー(敷地広大)で夕張。映画祭以外で来たのは初めてだけど、ゴーストタウンみたいで怖かった。「のんき屋」でラーメンを食べて北上。一足先に目的地・美流渡キャンプ場へ。そう、『由美香』の撮影現場である。夕方来た道を逆走してたらぴゅーっと来ましたやっぱり様になってる平野号&かなりしんどそうな松江号。並走して撮影してみたり。炭火を起こしてジンギスカンを焼いて、温泉入って『由美香』にも登場したバスのバンガロー(写真)で就寝。ぱぱんが、ぱん。

(02:21)

July 28, 2007

morotomo(*前回の続きです)

そしてふたつめは、言わずと知れた西山洋市監督の『死なば諸共』(05)である。実はこれも厳密には07年の作品ではない。昨年から評判だけは聞いていて、ずっと機会をうかがっていたのだが、ユーロスペースの映画美学校セレクションにてようやく観ることができた。

困る。こんな映画を作られては、困る。
参りました、としか言いようがない。

えげつないのを承知で言えば、とりあえず、『さくらん』にないものは全部あった。

まず大前提として、江戸時代に見える。当たり前のことだが、これはすごい。大和屋竺の映画が、日本と日本人しか映っていないにもかかわらずウエスタンにしか見えないのと同じぐらい説得力がある。
それでなくても冒頭にはぬけぬけと「江戸時代」というテロップが出るのだが、説明どころかお遊びにすぎないことは本編が証明してくれる。時代劇とはセットや衣装の代名詞ではない。要は、何を見せないかの問題だ。ここでは江戸時代にあったものが映っているのではなく、なかったものが映っていない。その意味で、江戸に自動車はなかったが、自動車の持つ概念は駕篭という形で存在していたであろう。それを現代で再現するにあたって自動車に置き換えるのは、時代劇の手法としてきわめて正しい。時代劇は別の時代に作られてこそ、時代劇として成立し得るからだ。

物語は井原西鶴の短編「死なば諸共の木刀(きがたな)」をベースにしている。吉原を舞台に遊女の若山と通いの男性客・戸那(こな)との正気の沙汰ではない戯れが、憎らしいほどとぼけた脱力の中で展開される。"自然体"という名の自由を奪われたぎこちないセリフまわしや、いかにも舞台めいた音楽は、人を喰ったような不敵さだが、こんなところで腹を立てては負けである。

戸那の剣が若山の首筋に斬りつける。数本の赤い液体が音もなく流れ、カットが割られた次の瞬間、ふわりと木の幹に倒れかかる無重力感は一体なにごとか。目の前で起こっていることが信じられない。

血は生の証しであり、流血は死よりも生の描写なのである。
ゆえにあの瞬間、若山の生命が斬られてなお健在であることを否定できない。わざわざ、見せつけている。これほどまでの残酷があるだろうか。なぜなら彼女は確かにあのとき死んだ。だが肉体は死ぬことを許されなかった。一瞬のためらいで命を惜しんだがゆえに、命に裏切られるとは痛烈な皮肉である。生きながらの死。西山監督はこの事実をたったのワンカットで暴いてしまった。その後、再び画面に出てきて車に乗る若山は既に死んでいる。

西山作品は長らく断片的にしか観ることができずにいて、それらの点がある程度つながって形を成すには、05年にアテネフランセで開催された「西山洋一=洋市映画祭」まで待たねばならなかった。そこで語られている世界には、自分の生きている日常やその模倣とはまるで別の原理が働いていて、映画なのかどうかさえ怪しかった。そして『運命人間』(04)や『グロヅカ』(05)が決して異端ではないことを理解した。原理の行使とそれにともなう映画作法における限り、西山監督の映画はメインストリームに対するカウンター・カルチャーやオルタナティブではなく、あくまでもうひとつのメインストリームである。そしてそここそが、いま自主映画が目指すべきところなのではないかと思う。

こうして2007年のトラウマ映画候補には奇しくもふたつの自主映画が並ぶ結果となった。これに第二回ガンダーラ映画祭と渡辺文樹監督の上映も加えて、今、自主映画がすごいことになっているようです。

あともうひとつ、洋画だと『インランド・エンパイア』がそれに当たるかもしれないが、これはまた別の機会に触れるとする。リンチがつながったところで、上半期の総括に代えまして。


(19:32)
173e1c89.JPG朝から羽田。しまだカーに揺られて平野&松江両監督を見送りに。無事搭乗手続きを終えてしまださんとイメリン。「童貞。」チラシ、まさかの大ピンチにショック。急きょ某氏に助けてもらうことになり万事休す。

またまたしまだカーに揺られて自由が丘。なぜか佐藤佐吉監督にお会いすることに。武蔵野館が無くなってからはご無沙汰してたので何だかノスタル爺。

代田橋まで送ってもらって東映ラボテックまでエンヤコラ。竹洞組最新作『桃尻女将のねばり味』試写。うどん屋のシーンにエキストラに行った段階では不安の方が大きかったが(笑)、下田ロケパート(うどん屋の大将の過去)が良くまとまっているので大丈夫。襖越しに触れ合う指先、キーアイテムとなる団扇の使い方など引き続き「冴えたやり方」が随所に。言ってもしょうがないけど惜しむらくはラストにあの人が出て来ないこと。にしても思ってたよりだいぶ良かった。シリーズ化、いけるのでは?

そんなこんなで。明日から松江氏らを追って某ドキュ最後の山、夕張ロケです。

>御関係者各位
月曜の夜に戻りますので、緊急な場合は携帯までよろしくお願いします。

ぱぱんが、ぱん。

(00:00)

July 27, 2007

nebukuroamazonのアソシエイト・プログラムとかいうのがたまったらしく、ギフト券が発行されたというメールが。有り難く使わせて頂く。先日買えなかった『犬神の悪霊』DVDを購入する。自由が丘武蔵野館のラストデイズで観たんだけどあまりにすごかったんで生涯の1本になりつつある。

午前中に秋葉原D社で商談、猥談。午後イチでロフト本社で『童貞。』取材。「童貞は隙間が嫌いなんです!」になるほどと思い、「バイブが!バイブがですよ!」とあられもない単語が飛び交うロフト関連らしいインタビューに。写真撮影もおかしすぎ。8月中旬発売のフリーペーパー『ルーフトップ・ギャラクシー』(仮)に掲載予定です。

その後、護国寺。小川さんから週末の撮影用カメラをお借りする。

夕方に雨に降られて凹みつつ新宿に戻って東急ハンズで引き続き週末の撮影準備。迷ってた寝袋、買う。で、「西武」。某案件MTG。

帰りに寝袋とカメラとリュックを背負ってよろよろ自転車で走り出したら元アップリンクのH君にバッタリ。「だ、大丈夫ですか?」と心配される。確かにどう見ても見た目が「家出」だったからね。

夜になって中野B社。諸作業。帰ったらぐったり。天コケ・レイ・ハラカミに癒される。

そんなこんなで。

ぱぱんが、ぱん。

※写真は家出疑惑の原因。こうして見ると何だかスパイダーマン変身セットみたいだな…。

(01:55)

July 26, 2007

cf7bc630.jpg某所で新作ピンク『痴漢電車 びんかん指先案内人(=ヒロ子とヒロシ)』(監督:加藤義一/脚本:城定秀夫)観賞。素晴らしい!如何にも城定脚本らしいメランコリックさ、そして水を得た魚の如く(カラミも含め)1シーン1シーンを丁寧に見せる加藤演出。音楽も効果的。女の子のモノローグ、中年のモノローグによって進む出会いの物語。2007年のピンク映画の代表作の予感。紹介すべきなのは竹洞哲也だけじゃないぞ、という同世代コンビからの一撃。8月中旬より(お盆興行の作品なので2週間)、上野オークラ、横浜光音座、大宮オークラなどで封切りだそうです。必見ですよ。

午後イチで中野B社。諸作業。週末までに片付けないとヤバい案件多数。

夜になって新宿。週末に備えて買い物を。hMVがWポイントだったんでうっかりCDとかDVDとかも買う。『HOSE』『レイ・ハラカミ/天然コケッコーO.S.T.』『ROVO/LIVE at 京大西部講堂』『飛べ!フェニックス』(監:ロバート・アルドリッチ*50%オフ!)など。

家に帰ってまた諸作業をしてサッカー日本代表。何かいい内容なのに勝てないジェフを見ているような…と思ってたら本当に勝てなかった。あーあ。ま、しょうがないすね。

アルトマン特集@ユーロに一向に行けていないので独り寂しく『ボウイ&キーチ』DVD観賞。実は初見。キース・キャラダイン、いいなぁ。なるほど『北国の帝王』のキャラとちょっと通じてて嬉しい。

随分前に買ってあったバクシーシ山下『ひとり暮らしの女たち』ようやく観始める。ヤバい、これハマりそうだ…。また今このタイミングで見ると、疲弊したビデオテープである時代の女の子たちの記録を紐解くような、タイムスリップ的な面白さがある。そんでもって本作はルポタージュとしても秀逸で文章でもフォローしたくなるから困る…というわけで写真は書籍版。いつか読もう。

ああっ、忙しいのに現実逃避してしまった。今日は反省して奔走します。

とりあえず秋葉原へ。

ぱぱんが、ぱん。



(10:21)

July 25, 2007

76f8e634.JPG朝から諸作業。難航。

京橋で『ホステル2』(監:イーライ・ロス)試写。『ウェルカム・ドールズ』のヘザー・マタラーゾにあんな形で再会するとは…!はうあぷ!映画は個人的には今回の拷問ターゲットが女子なのが割ときつい(これって童貞はいいけど処女はきついとかそれと通じるのかな?)、あとせっかく女子なのに脱ぎが足りない、とかそんな悶々もありつつ、まぁでも細部まで気が利いたウェルメイドな一作でした。

知ってる顔多数の試写後、Dex坂口さん、継田さん、山崎さん、伊東さんら久々のメンバーとご飯。

みんなと別れて大蔵映画へ。『R18 LOVE CINEMA SHOWCASE VOL.3』の報告と今後のお話。

中野B社まで戻って諸作業。『童貞。』チラシ、ひとまず尽きる。皆さん、配布ありがとう!第2弾は8月頭納品予定です。引き続き宜しくです。

夜になって新宿。小坂井監督と今週末の某プロジェクト打ち合わせ。そのままエロフェッショナルな方々と飲みに。

酔っぱらい運転で帰宅後、井口監督と電話で諸々。
僕も頑張ります。井口さんも頑張って!

そんなこんなで。

ぱぱんが、ぱん。

(11:28)

July 24, 2007

9bf50bf8.jpg午後イチで大久保。韓国ランチを食べてネイキッド・ロフトさんで7/31(火)の『<童貞。をプロデュース>をプロデュース』打ち合せ。イメージリングスにちょこっと寄って中野B社。あれこれ綱渡り的作業。分身したい、と一瞬思う。夜になって同所で打ち合せ。フリーになって(たぶん)はじめて対外的に弱音を吐いた。しかもタイミング遅過ぎて迷惑をかけてしまった。ともあれ反省はするけど後悔はしない、引きずらない(ですよね吉岡プロデューサー)、前を向いて歩こう。

いつもより早く仕事を切り上げて帰宅。気分的には『ロッキー4』でも観るべきだったんだが、迷った挙句、うっかり未見だった『私を女優にしてください・AGAIN・2』(監督:カンパニー松尾/ハマジム)を。1人目の近頃流行の(笑)「童貞だったあの頃」ネタにビビッと。そして下ネタを連発するカラミにくい(いやセックスのことじゃなくて)3人目のいじり方が面白過ぎ。話がくどいとかいってきゅるきゅると早送りしたり、ホテルに入る前の「檻に入ります」とか、テロップにもいちいちウケる。でもその行為がちゃんとオネエちゃんを奇妙な魅力を引き出すのに一役買ってるから流石。今回もやっぱり松尾さんのスマートさにしびれさせられる。時折主観に取込まれそうになる、スマートさ。たぶん中学生のときとかに村上春樹の文章を読んでちょっといい気分になってたようなアレと似てる気がしている。

ケモノミチ、ハシル。

確かに、何だか観ているうちに、志願兵の女性たちがケモノで、松尾さんが獣医(出張専門)みたいな気がしてきた。

そんなわけで、DVDは好評発売中です。

ぱぱんが、ぱん。

(01:31)

July 23, 2007

tenkosei資料読み。仕事道具の買い物を兼ねて新宿。

大林宣彦監督の『転校生 さよならあなた』を観る。傑作。冒頭からつづく流麗かつ圧倒的な語り口にメロメロ。(台詞まわしと編集がキレキレで。何となく『理由』を思い出した)いやぁ、登場人物たちの指が動く度ピアノ音が入るという、言わばエアーピアノがたまらない。同じ難病モノでもクライマックスはセカチューの5億倍は破壊力がある。笑えて泣けてうわーとかきゃーとか言いながら観てたら最後はもうアイドル映画として見事に結実するという。まいりました。やべぇ、オリジナルより好きかもしんない、と思える一作。個人的には今年の邦画ベスト級。もう一回観たい。

『童貞。をプロデュース』公式サイトがじわじわ完成形に。怪優にしてWEBマスター、サーモン鮭山氏の手によるものです。

8月頭に追加ニュース発表と新チラシが完成予定です。

いよいよ、迫って来ました。日本の夏。童貞の夏。

そんなこんなで。ぱぱんが、ぱん。

※写真は『転校生 さよならあなた』より。ヒロイン・蓮彿美沙子は原田知世を彷彿とさせる昭和顔が◎。

(11:18)