December 29, 2006
当院の診察券を新しく変更致します!
2007年度よりプリモ動物病院の診察券が新しくなります。
ペットちゃん達
の写真入りにすることも出来ますので、ご希望の飼い主様はお気軽にスタッフにお申し付けください。
写真付の診察券をご希望の方は
�．廛螢眛以�病院のメールアドレス
primo@jprpet.comに写真を添付する。
��病院に来院した際、スタッフが写真を撮る。
��お家にある写真を持ってくる。
以上3点の中から1つお好きな方法を選んで
いただいて写真付の診察券を作成します。
お預かりした写真はしっかりと返却致します。
ご協力お願い致します。
December 21, 2006
荒野（こうや）の成長
私には病院に勤め始めてから飼うことになった猫の荒野（こうや）がいます。今では大切な家族であるこの仔の成長していった日々について語りたいと思います。
平成18年5月18日、病院にて２匹の仔猫が生まれました。1匹は茶白、もう1匹は黒白の雄猫です。2匹とも生まれたときは80ｇありました。その仔たちは母猫からミルクをもらう事ができなかったため私たちが人工保育をして育てていく事にしました。
私たち看護師は、診察の合間をぬって２･３時間ごとに人肌に暖めたミルクを注射器で与え、忙しいときでも誤飲しないように少しずつ時間をかけて飲ませてあげました。まだ自分たちで排便･排尿が出来ないので、濡れたコットンでお尻に刺激を与えて出るように促してあげました。そして夜は順番に家につれて帰り、夜中も2・3時間ごとのミルク・排便・排尿の世話をしました。みんなの愛情を受けて２匹とも元気に育っていき、茶白の子はよくミルクを飲み大きくなりました。黒白の子はうまく飲む方法がわからないのか少しずつ大きさに差が出てきましたが、それでも2匹とも順調に成長して10日後には目も開きました。そのときの目の色は２匹ともきれいな青色していました。
そして成長していくに従い、この仔達のもらい手をどうするかということになりました。私は今までに犬・猫を飼ったことがなかったので、看護の勉強になると思い引き取ることにしました。だけど、まだ成長が不安な時期でしたので1ヶ月間は病院で気を配りながら育てることになりました。
時が経つに連れて、徐々にミルクを上げる回数を減らし、量は増やしてあげました。そんなある日、急に黒白の仔が体調を崩して衰弱し、徹夜で看病しましたが亡くなってしまいました。この出来事によって、仔猫は体調を崩すと容体が急変することを実感しました。そして、もう1匹の茶白の仔は元気にしていました。
生後1ヶ月近くになると、ミルクと缶詰を混ぜた流動食も食べることが出来るようになりました。茶白の仔を荒野と名づけ、順調に1ヶ月が経ち我が家に来ることになりました。初めは警戒していましたが、荒野が病院にいたときに使っていたタオルなどの匂いのついたものを家に入れてあげると、徐々に慣れたのか元気に家の中を走り回りだしました。1週間も経つとご飯も流動食から缶詰だけでも食べられるようになり、その後はドライフードをお湯でふやかしたものにして最後にはふやかさないでも大丈夫になりました。
そして迎えた1回目のワクチン（生後二ヶ月）の時には、なんと体重が960ｇになっていました。あんなに小さかった頃が嘘のように大きくなった荒野を見て、とてもうれしく思いました。さらに2回目のワクチン（生後3ヶ月）では1.65ｋｇになりました。
そんな荒野も５ヶ月になると、乳歯が抜け始め、大人の歯に生え変わって来ました。今ではすべての歯が生え変わり、少しずつ大人へと成長していく荒野を見ていると大変なときもありますが、いつも荒野は私にたくさんのことを教えてくれています。この経験を生かし、これからも看護士としてがんばっていきたいと思います。
相模原プリモ動物病院 動物看護士 金子
December 08, 2006
11月30日に院内セミナーが開催されました！！
今回のセミナーは、心不全治療薬エナカルド錠の販売会社であるゼノアックさんをお招きし、心不全治療薬について看護師，獣医師全員参加で行われました。看護師にとっては少し専門的すぎる内容もありましたが、約１時間、皆熱心に聴講していました。
心不全とは、全身に血液を循環させるためのポンプの役割をする心臓がうまく機能しないために、身体各部に酸素と栄養素を運搬し、二酸化炭素や老廃物を受け取ることができなくなった状態をいいます。心不全は主に加齢を原因とする疾患で、その他の原因に遺伝が関与しているといわれています。特に中年期から老年期の小型犬〜中型犬に多く、好発犬種はマルチーズ、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、チワワ、プードル、ポメラニアン、ヨークシャー・テリア、パグ等です。加齢で起こる心疾患は犬では僧帽弁閉鎖不全症（そうぼうべんへいさふぜんしょう）といわれます。僧帽弁は心臓における血液の流れを一定に保つ役割を担っている弁で、僧帽弁閉鎖不全症はこの弁の異常により血液の逆流を生じる疾患なのです。なぜ加齢が原因で弁の異常が起こるのでしょうか？弁は何本かの腱索（けんさく）と呼ばれるひも状物で維持されています。その腱索が加齢により伸びてきてしまい弁の閉鎖に支障をきたすのです。心臓における血液の逆流により、心臓から全身に充分な量の血液を送れなくなってしまいます。この事態に対して身体は、血液の量を増やそうと体内に水分を過剰に蓄えたり、血液を心臓へ戻そうと血管を収縮させたりして頑張ります。しかし、その頑張りはさらに心臓への負担を増していってしまうのです。
僧帽弁閉鎖不全症の治療は大きく分けて降圧剤、利尿剤、強心剤ですが、これらはあくまでも心臓を補助するだけであって、閉鎖しなくなった弁を治すものではありません。ですから、調子が良いからといって薬をやめてしまうと当然症状が出てきます。心臓薬は、心疾患を根本的に治すことはできませんが、心臓の負担を緩和して心臓病の進行を遅らせることはできるのです。そのため心臓薬で一番大切なのは、毎日忘れずに同じ時間帯に一生飲ませ続けることなのです。薬の他に心臓の負担を軽減できることは、運動制限と塩分や水分の制限です。肥満も心臓に負担をかけるので、注意しながらバランスのとれた食事を与えるようにしましょう。
心不全の症状には、咳をよくする・呼吸が荒い・呼吸困難・疲れやすい・食欲不振・失神・チアノーゼ（舌が紫色になる等［チャウチャウ犬では判断できない］）等があります。これらの症状が現れた時には、心不全はかなり進行していることが多いです。
動物は言葉にして訴えることができません。だからこそ飼い主さんが動物の身体から発せられる無言のシグナルに、早い段階で気づくことが重要なのです。気になることがあればいつでもお気軽に当院にご相談下さい。
獣医師 榊原麻衣子
November 24, 2006
年末年始のお知らせ
12月31日〜1月5日まで診察時間が変更になります。
12月31日〜平成19年1月4日
午前の診察のみ（午前9：00〜13：00）
1月5日
午前9：00〜13：00
午後16：00〜18：00
までとなります。
※ 12月31日〜平成19年1月4日の13：00以降は17：00までスタッフがおりますので、ご用の方は一度お電話下さい。
皆様にはご迷惑をおかけ致しますが、ご了承ください。
November 20, 2006
ミニ情報！！
11月25日（土）〜 プリモ動物病院＆コンビでカレンダーを配布いたします。
ワンちゃん ネコちゃんのかわいい写真で、簡単な書き込みもできる壁掛けカレンダーです
去年と同じく、1家庭
に1つで、なくなり次第終了とさせていただきます。
プリモの患者様であれば、診察券を持ってきていただければ、診察がなくてもカレンダーをお渡しいたします。
詳しくは、スタッフまで。
