February 18, 2005

生態的地位

外来種っていうのは野生化して世代交代して生態系に定着したものを言うんだ。しかし世間でバスが語られるのって、決まって急激な増加時期のことなんだ。何故なら時を同じくして一気に色々な水域に入った訳でなく、この60年の間に絶えずどこかで急増を続けていたからだ。だからこんなに増えちゃうのって、みんなビビッタわけだ。そのことを今更ぶり返しても始まらない。ほとんどの期間は移植禁止の法律もなかった上に、誰もその後までを考えきれなかったのは確かだろう。(今後はあってはならないことだが)(ここはつっこみどこじゃないからね)
でも、それは言ったように、まんま生態学的に当たり前な展開を示していただけなのだ。
はっきり言って世代交代して生態系に定着したバス(外来の定義)を見て、こんなにいるの?とは誰も言わなかっただろう。

しかしながら、バスが急増期を経てなぜ安定期と言われるような状態になるんだろう。

一言で言うなら「生態的地位」という概念がすべてを理解させてくれるように思う。

生態的地位があるから一つの水域でも沢山の種が共存できる。つまり餌の違いや、住むエリアの違い、さらに水深の違いによって生態的地位が確立されることとなる。バスの持つテリトリー意識も俺的には生態的地位の優位性だと思う。環境の中での適応だ。でかいレイクほど、でかい桟橋を一匹で陣取ったり、バランスを考えて個体数が出来上がってくるのは、まさに生態的地位が故での事だと考える。
同じような水深エリアでも、ウィードの中とエッジとなれば生態的地位は違う。バスとブルーギルみたいにね。つまりブルーギルはバスによって食い尽くされてしまうことはない。しかし生態系ピラミッドを形成する上で、バスはブルーギルの天敵となる。同じような餌を食べるのにも関わらず、動きが速くさらにアグレッシブなスモールとラージが共存できるのも生態的地位が違うからだ。

つまりこういうことだ、バスには天敵がいない故にいきなり増える、しかし定着していく過程において生態的地位が築かれ、幸い日本ではどの種とも一致することなく絶滅させてしまうこともなく(サンフィッシュ科だったからかな)、共存して生活できるようになった。(古くからバスの入っているレイクをみればそのとうりだろう)

しかし問題はこの後である。バスは生態系ピラミッドの頂点の魚だ、つまり数は制限され、頂点が故の環境の変化に、有機汚染にも弱い。雷魚よりは若干強いかもしれないが、それでもその方向性は考えられるだろう。新しい水域に入って爆発的に増えていたバスをみてバスと思う時代は終わったと言えるだろう。

で、どうするんだバスフィッシャーマン!

これが俺の私的理論だ。自分が納得する為にここに辿り着くのにはっきり言って勉強もしたし、時間も掛かった。先に言っておく。生態学的な言い回しは足りない事もあるかもしれない、でも多分俺の言い回しと理論形成は間違っちゃいないと思う。怪しいと思ったらみんなもチェックしてくれ。

そして、こんな一連の状況から俺の出した答えは
続くだ。・・・・もう夜中の3時半だよ、なにげに頭が回らない・・完結目指しているのに。



2005/2/18 Yahoo!掲示板 バスフィッシング「☆☆☆轟けタナベイズム☆☆☆」#2538

この記事へのトラックバックURL