February 04, 2004

今、バスフィッシャーマンが知っておくべきこと【2】具体的に、どうアクションすべきか。

 ゴミ、水中に残されたライン、フィールド周辺に住む住人とのトラブル。そうしたことを意識していれば、普通であればそれをケアすると思う。「そりゃマズイんじゃないの」って。小難しいルール以前のレベル。要は自意識の問題なんだ。「自分だけなら・・・」という意識が、ゆくゆくは自分にはね返ってくるっていうことをもっと理解する必要がある。個人として、ひとりのバスフィッシャーマンとして、自分自身と向き合って考えよう。ゴミ箱やゴミ収集場所以外にゴミを捨ててOKな場所がどこにある? 水辺の看板にルールとして「湖にゴミを残さないように」と書いてあるのをよく目にするけど、「それって文字にしないと守れないの?」って恥ずかしい気持ちになる。こんなことは今さら言うべきことじゃない。でも、こんな当たり前のことができていない。そんなことでは、ほかにどんな努力をしたって地元の理解を得ることなんてできない。
 根掛かりしてしまったラインだって同じ。切り方しだいで少しでも水中に残すラインを短くできるし、それ以前にスポットを潰しても根掛かりした場所に近づいていくべき。そして、釣りをする時間が短くなっても、ルアーを回収しようと努力すべきだよ。オレは、どシャローで根掛かりしても、エレキのペラをぶつけながらでも近くまで行って回収するし、必死で根掛かりを外そうとしている時、ロッドティップを突っ込んで折ったこともある。それぐらいしなきゃダメなんだ。根掛かりが積もり積もれば、結局フィールドがダメになる。そして、それが自分にハネ返ってくる。オレが伝えていることは「放置されたラインを回収しましょう」という前の段階。その「放置されたライン」を出さないように努力しなければダメだよ。
 はっきり言って、フィールド周辺に住む多くの人々にとって今のバスフィッシャーマンはネガティブな存在なんだ。特にバスがもたらす経済効果の範囲外の人たちにとって。それは、メジャーな釣り場ほどそういう状況なんだ。でも、これといった目ぼしい観光資源のない地域は、バスの経済効果が数字となって現れやすいから、少し状況が違って地域の自治体や行政を含めてまとまっている。

 取材先やセミナーを行ったフィールドでは、ボート店などでアドバイスをしてきた。それを真剣に聞き入れてくれた湖のなかには、いい方向へ進み出した例もいくつかあるんだ。
 規模の大きい公園内に湖があるような場所でも、積極的に有効利用している動きがある。入園料を徴収して釣りができるようなフィールドも全国にいくつかあるけど、将来のライセンス制へのモデルケースに成り得ると思う。
 今後、バスに関していくすべての人、バスフィッシャーマンはもちろんメディアやメーカーも、もっとこういう湖をフューチャーすべきだよ。これから先を考えているポジティブなフィールドを。逆を言えば、それ以外の湖や野池に対しては、人が多く行けば行くほどトラブルを招く可能性を大きくしているということも意識しなくてはならない。応援しなければならない湖や水域をしっかり捉え、集中して利用していくべきなんだ。次項からは、オレが考える理想的な、あるいは理想に近い湖と、そこで努力を続けている人たちを紹介したい。

Posted by springer_rr at 10:30│Comments(2)Edit
この記事へのコメント
クズ野郎
Posted by 心 at October 02, 2018 20:59
この言葉がウワベだったとは悲しいですね
Posted by あ at October 02, 2018 21:12