November 11, 2010

イタリアのバス停

8b8f868a.jpg トスカーナ州にはイタリアで何番目だかに大きい湖があるというので行ってきた。
 その時に見つけたのが、この看板。最初は落書きと思ったが、どうやらそういうわけでもない。方々で同じものをみかけたから、少なくともこの地域ではこれがれっきとした公共の看板なのだ。たぶん幼児から募集したとかなのだろうけど、それをこういうふうに使ってしまうところがスゴイ。

 ちなみTraghettiというのはフェリーという意味らしい。なんじゃそりゃと思ったが、ようするに「フェリー(乗り場)」という名前のバス停のようだ。  
Posted by springinsfeld at 22:34

November 07, 2010

夢のトスカーナ

f1227d0f.jpg 久しぶりに連絡をくれた友人が、「久しぶりにブログをみたらあんた、丸い!運動しなさい!」というようなことを言ってきた。

 実は私も後姿の写った写真を見るたびにそう思っていたのだが、どうやら本当に丸くなったようだ。じゃあ体重が増えたかというとそうでもないので、どうやら加齢による体型の変化というやつらしい。最近、兄のおなかが出てきたという情報も伝わっているので、私も手を打つべきときかもしれない。

 ちなみに写真は夢にまでみたトスカーナの田園風景。写真の私、実は寝ている。すごく楽しみにしていたのだが、どういうわけかえらく疲れていたのだ。起こしてくれた妻を私は邪険に扱ったらしくて、この写真を見ているといまだに恨みごとを言われることがある。寝ぼけ眼でみたトスカーナはたしかに美しかった。  
Posted by springinsfeld at 05:08

October 10, 2010

ヴァチカンの日傘売り

9d022578.jpg ヴァチカン市国には周知の様にでっかい美術館があって、そこにはルネサンス期あたりのありがたい作品が大量に展示されている。というわけで、それらを一目見ようという人々で、美術館周辺に長蛇の列ができていた。

 私は美術品にはからきし関心がないのだけれど、近辺の城壁を見たかったので行ってみた。その時に撮ったのがこの写真。

 長蛇の列は誇張混じりで言えば一キロ近くに及び、並んでいる人たちは一時間から二時間にわたって、イタリヤのアツい日差しに曝され放題。中には体調を悪くする人もいるだろう。これは商売になる、というわけでたくましいアジア人が始めたのがこの日傘売りだ。

 ちなみにスコールの多いフィレンツェでは、雨がザーッと降るたびに雨傘売りが湧いて出た。ローマの日傘売りはインドあたりのアジア人が多かったのに対し、フィレンツェではもっぱら黒人だったのが印象的だ。  
Posted by springinsfeld at 05:55

September 13, 2010

サンタンジェロ

534a9bb6.jpg 完全に時系列を無視して投稿してきたが、正しい旅程はナポリ、ローマ・ヴァチカン、ピサ、フィレンツェ、モンテプルチアーノ、ヴェネツィア、ミラノ、バルセロナ、マドリード、ケインブリッジの順。

 ナポリは当初旅程に入っていなかったのだが、ベルリンからローマ行きのイージージェットがパイロットの体調不良のため欠航という、アンビリーバブルな事態が発生し、おまけにローマ行きは早くても二日後と言われたため、翌日のナポリ行きに乗ったという経緯がある。ちなみにそのせいで初日はベルリンのシェーネフェルト空港に一泊するという、これまたアンビリーバブルなことになった。まあ、結果的には一人頭250ユーロの賠償が出たので、ホテルのキャンセル料やローマへの電車代を加味しても、すんなりローマに飛ぶより得したことになるのだが。恐るべし、イージージェット。

 ちなみに私はカメラを持って行かなかったので、写真は全部妻が撮ったものだ。これはローマのサンタンジェロ城。結構いいとこだった。
   
Posted by springinsfeld at 20:36

September 09, 2010

マドリードのニセミッキー

e0687480.jpgマドリードのプラド美術館の裏には結構でかい公園がある。日曜日なうえに天気が良かったので、観光客と地元民がたくさん日光浴に来ていた。

そんななか、暑いのにミッキーのかぶり物でよくわからん商売をしている人。もちろん、パチ物だ。

マドリードはディズニー好きが多いのか、他に中心部のマヨール広場でもミッキーとミニーが出没していた。  
Posted by springinsfeld at 04:08

September 03, 2010

バルセロナ

2cf4fff0.jpgバルセロナのモンジュイックの丘には、17〜20世紀まで使われた息の長い要塞がある。
景色が絶対いいに違いない、と妻を説得して訪れた。
でっかい大砲があったので、とりあえずよじ登る。
ちなみに実際に景色がよかったので、お勧めだ。  
Posted by springinsfeld at 06:27

August 02, 2010

ヴァカンスに傘は無用だぜ!

と意気込んでいたら、出発前のドイツが雨。この二〜三週間そのそぶりもなかったのに。。

昼に家を出るまでに止んでくれるだろうか。  
Posted by springinsfeld at 16:31

July 31, 2010

ドイツ一周年

c5cefd2d.jpg早いものでドイツに来てから一周年。最後の更新からは約半年。

久しぶりに編集サイトを開いてみたら、これだけ放置していたにもかかわらず、毎日二人か三人は訪問者があったことに驚く。ありがとう、元気にやってます。

写真に写っているのは、ベルリン一でかい公園で遊ぶ友人達。私はもちろん脱いでいないが、ドイツは裸でいることにわりと寛容な国だ。太陽を全身で享受したいらしい。

せっかく久しぶりに更新したけれど、八月前半はイタリヤ、スペイン、イギリスに二週間ほど旅行に行って来ます。その時のこともまたいずれ。そのうち。
  
Posted by springinsfeld at 05:02

January 16, 2010

年末ベルリン市街戦

 ベルリンの大晦日はヤバい。何がって、花火がすごいのだ。

 2009年12月31日の夕方。街は一見静かだったが、雰囲気がどことなくおかしい。嵐の前の静けさという感じで、不気味だ。そんなことを妻と話しながら歩いていたら、前を行くドイツ人の乳母車には赤ん坊と一緒にロケット花火の束が。。

 ドイツでは基本的に大晦日の前後しか花火の販売が許されていない。その代わり年末が近づくと、そこら中の生活用品店にデカデカと「Feuerwerk!(花火)」の即席看板が掲げられる。火薬の調合がいい加減なシロモノもかなり出回っていて、毎年誤爆による怪我人が絶えないらしい。おまけに、連装ロケット花火を水平射撃したり、ひどい場合は電車の中に爆竹を投げ込んだりもするという。ドイツに暮らして長い人たちは口を揃えて、大晦日の夜は出歩くもんじゃないという。

 そんなわけで、ブランデンブルク門に行くのも諦めて、家で静かに過ごすつもりだった。しかし午前0時。うちの周辺は比較的静かな地域なのに、外からはえらい爆音、炸裂音。そうなるともう、軍事史なぞを研究している私は居ても立ってもいられない。嫌がる妻を無理やり連れて、外に出てみた。

 ドアを開けたらそこはもう別世界。硝煙が立ち込め、火薬のにおいでむせるほどだった。さすがにこの辺には水平射撃をする馬鹿はいなかったが、油断していると、建物に当たって落ちてきたロケット花火が足元で炸裂したりする。なにより、花火が空気を切って飛ぶ音がすごい。まるで市街戦だ。車道には救急車だか消防車だかが、けたたましいサイレンを鳴らしてひっきりなく走り回っている。

 そんな中すっかり大興奮の私は、「もう、無理!」という妻を家に残して、一人で街へ繰り出した。中心部に行こうとして路面電車の駅に立っていると、通りをはさんで向かいにいる連中が、ネズミ花火のようなものを投げつけてきたりする。路面電車に乗ったら乗ったで、乗客は切符の代わりにビール瓶を持っているという有様だ。

 その後、アレクサンダープラッツをぶらついた私は、ふと思い立って友人宅のパーティへ向かうことにした。途中、道に迷って地図を見ていたら、べろべろに酔っ払った若者三人組が近付いてきて「Can I help you?」と言ってきた。こういう時、ドイツ人は酔っ払っていても親切だ。道を訊ねたら、「あれ、そういやどこだっけここ?」なんて言っていたけれど。

 結局、パーティ(というかただの宅飲み)に行って帰宅したのは午前四時。妻は当然もう寝ていた。
 翌朝の元旦。今年最初に学んだことは、市街戦よりも妻の方がこわいということだった。
  
Posted by springinsfeld at 00:31

December 17, 2009

異国語の夢

 外国暮らしが馴染んでくると、その国の言葉で夢を見るようになる。そんな話を聞いたことがあるのは私だけではあるまい。

 ここのところ体調がすぐれない日が多かったので、勉強が手につかないときはよく子母澤寛の時代小説を読んでいた。『勝海舟』とか『親子鷹』とか、ようするに江戸っ子を主人公にした人情物だ。貧乏だけど気っ風のいい男たちの生き様が読んでいて気持ちいい。

 そんな折のこと。朝飯を食っていたら、妻が笑いをこらえられない様子で私に言ってきた。
「あんた夕べ、江戸弁で寝言を言ってたよ。「べらぼうめ」とか「そりあ途方もねえ」とか、何をもめてたの?」(妻、こらえきれず爆笑)

 そんなことを聞かれても、こちとらまるで記憶がない。だいたい、ベルリンまで来て江戸弁もねえもんだ。べらぼうめ。。
 
   
Posted by springinsfeld at 05:43

December 07, 2009

猿田彦

 鼻毛を抜くのが好きだ。
 黒光りしてゴツイ毛や長い毛が抜けると、痛いながらも気持ちがいい。
 しかし、わりと最近になって気づいたのだが、調子に乗ってたくさん抜くと、抜き跡が膿んで尾を引くことがある。今回もそれだ。

 一昨日から、ドイツに来て初の本格的な風邪っぴきで、熱が38度近くある。そのせいか、毛穴の化膿も著しい。鼻をかむのもままならない痛さだ。ついついいじりたくなるのをがまんして触らないようにしている。

 そんななか、熱と痛みにうなされながらウトウトしていたら夢を見た。
 毛穴が化膿してぶくぶく膨らみ、鼻がどんどん大きくなっていく。あくる日、熱が引いて洗面所に立つと、鏡に映ったのは「火の鳥」の猿田彦みたいな顔の私。

 鼻毛いじりはほどほどに。  
Posted by springinsfeld at 05:04

December 05, 2009

角刈り新書

 サブみたいな髪型(イメージ)になってからはや二週間。
 そうこうするうちにドイツは完全に冬に突入し、広大なオデコ平原には寒風が吹きすさぶようになった。そのせいか、ここ二・三日、若干体調を崩している。喉の調子と頭が悪い。
 
 仕方がないので、「相対性理論」とかいうバンドの「ハイファイ新書」なるアルバムを聞きながら、おとなしくしている。オサレな曲調と意味不明な歌詞の組み合わせがとてもいい。
 ただ、聞きながら寝てしまうと金縛りにでも遭いそうだ。。  
Posted by springinsfeld at 17:49

November 17, 2009

コミュニケーション・エラー

 日本人の美容師さんが働いているという床屋に行ってきた。
 短く、ただし前髪が垂れる程度にと、写真持参で伝えた。
 散髪を終え、眼鏡をかけて見たら、ほとんど角刈りになっていた…。  
Posted by springinsfeld at 06:29

November 14, 2009

暮らしのギャップ

 ドイツに来てからはや三月半。最近思うに、私の場合、ドイツでの暮らしと日本の暮らしは意外とギャップが少ない。
 というのは、こうだ。
 
 言葉が通じない→日本語でもむにゃむにゃ喋るので通じていないことが多い。
 人の言っていることがわからない→日本だとそもそも人の話をあまり聞いていない。
 かわいいねーちゃんが相手だと特にうまくしゃべれない→日本にいても同じ。
 バカ→日本にいても同じ。
 人になめられる→日本にいても同じ。
 かといって嫌われているというほどでもなさそう→日本にいても同じ。
 運動神経がないわけではないが、よくもない→日本にいても同じ。
 毛深い→欧米では普通。
 若干ハゲ→ドイツ人はハゲが多い。
 テキトー→ドイツ人も意外とテキトー。
 暑がりのわりに寒がり→日本にいても同じ。

 比較リストだけ見れば、こっちで暮らす方が合ってるようにすら見える。
 ただ、まだ秋なのに私は既に冬装備ほぼ全開で、あとはヒートテックタイツを履くくらいしかない。果たしてドイツの冬を生き延びれるのか、やや不安ではある。
  
   
Posted by springinsfeld at 08:44

November 07, 2009

さらばドルフ

 私が学生村こと通称「ドルフ」を出たのは10月末。当初は8〜9月の二カ月滞在する予定だったが、諸事情によって一カ月延長した。そのためにした手続きは至極簡単で、学生の自治会が運営する事務局に「もう一カ月滞在したい」と伝えたら、担当のねーちゃんがパソコンをちょちょいと操作して、あっさりOKをもらえた。別に契約書を書きかえたりすることもなく。
 
 10月末、部屋を出るにあたってどんな手続きが必要なのか、再び事務局に聞きに行った。すると前回とは違う担当のにーちゃんから返ってきた反応は、
「あれ、その部屋まだ人いたんだ。」
 役所から学生の自治会まで、行政に関しては几帳面さといい加減さがこんがらがったのがドイツである。
 そんな感じでドルフを出てから約一週間。実は10月分の家賃は請求もされていないし、当然払ってもいない。願わくばこのまま。。  
Posted by springinsfeld at 06:42

October 27, 2009

Mary, do you wanna?

 ドイツはタバコが高い。普通の20本入りのマルボロが700円くらいする。
 そんな金はないから、こっちに来てからはもっぱら自分で巻くタバコを吸っている。これだと葉っぱの入った袋と紙とフィルターを合わせて800円くらい。それで50本は吸える。
 ただ問題は、欧米にはマリファナを吸う輩がたくさんいて、しかもそいつらも自分で巻いて吸っていることだ。だから私が外でタバコを巻いてたりすると、「それはマリファナか?」とか「ちょっとくれ」とか言ってくる奴がやたらといる。
(勘弁しろよ)
そう思いながら、「いや、マリファナじゃないから」と言う。

 友達のアメリカ人とそのことについて話をしていたら、アメリカでは「マリワナmarijuana」を「Mary, do you wanna?」とも言うそうだ。発音してみるとなんとなく納得するが、こういう隠語のつくり方は日本語だとちょっとないなあと思った。  
Posted by springinsfeld at 05:29

October 12, 2009

ドイツの恥、日本の恥

 私が住むHaus23に、今週からHausmutter(ようするに管理人)がやってきた。
 とても感じの良いおばさんだが、この家の状況には少なからず驚いたようだ。たまたま例の共同キッチンで料理していた私が、
 「ドイツではこれが普通なのかと思って、すっかりなじんでました。」
と言ったら、
 「これはドイツの恥よ!!」
と、さっそく大掃除にとりかかった。キッチンの棚を片っ端から空けては、持ち主が去って腐るにまかされている食料等を処分していく。

 そんななか、おばさんはひときわ散らかっている棚を開けて言った。
 「まあ、ここもひどいことになってるわ!」
 「ごめんなさい、それは日本の恥です。」
  
Posted by springinsfeld at 19:38

October 09, 2009

万年思春期

 相変わらず聞き取りが上達しないので、何もする気が起こらない時はドイツ語吹き替えのジブリ映画をよく見る。セリフをほとんど覚えているから、言っていることが手に取るようにわかって気分がよい。
 そんな折、「耳をすませば」を見ていて気がついた。雫に惚れている体育会系のクラスメイトが、「月島」ではなくて「雫」と呼んでいる。女子を名字で呼び捨てにする中高生独特の感覚が、欧米にはおそらくないのだ。
 ちなみに私は三十手前になるというのにその感覚が抜けなくて、いまだ女友達を下の名前で呼ぶことに抵抗がある(相手が外国人なら話は別だが)。
 ただ、この年になると名字が変わる奴が増えてきたので、多少難儀している。
   
Posted by springinsfeld at 07:35

September 30, 2009

若がえり

 脂っこい物ばかり食べているからか、ここのところ顔にニキビができやすくてかなわない。すべすべお肌が売りだったのに、今さら十代の悩みを再び抱えるとは思わなかった。
 それにしても今使っているニベアの液体石鹸、「sensitiv」と書いてある一方で、「Haut und Haar」(肌と髪用)と書いてある。要するに、これ一本で洗顔料とボディーソープとシャンプーとリンスになるという優れものだ。
 …もしかしてこいつのせいか。  
Posted by springinsfeld at 18:11

September 27, 2009

肉欲に溺れて

bcf9d6d9.JPG 漫画に出てくるような骨付き肉や鶏の丸焼きが近所のスーパーで400〜600円くらいで売っている。
 もともと食に関しては草食系、というか精進系の私だが、こんなモノを見せつけられてはZ戦士の血が騒がないはずがない。週に二〜三回はついつい買ってしまう。最近は週末に鶏をまるごと野菜と一緒に鍋にぶち込んで、スープを作るのが楽しみだ。
  滋味溢れる味がとても良い。  
Posted by springinsfeld at 07:50