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最新情報(2025年12月20日更新)

    • SPSN運営委員会についてはSPSNとは何かをご覧ください。(2025年4月19日更新)
    • 旧サーバー(infoseek)からのニュースレターの移行は2010年12月4日(土)に終了しましたが、リンク集など一部データの移行作業が残っております。ご迷惑をおかけしますが、今しばらくお待ちください。
      ←作業がずっと滞っております。申し訳ありません。(2013年11月26日記)



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Newsletter No.135(ニュースレターNo.135)【2025/07/23】

Social Policy Studies Network

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◇ SPSN Newsletter No.135(2025/07/23) 

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発行:SPSN (Social Policy Studies Network) 事務局

   URL  http://blog.livedoor.jp/spsnhp

 

運営委員:圷洋一、井口高志、上村泰裕、神山英紀、菊地英明、藤間公太、樋口明彦

 

企画協力:小渕高志、金子雅彦、下平好博、鍾家新、平岡公一、

     藤村正之、三重野卓、森川美絵、山田昌弘、山井理恵、山森亮

 

 

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124回研究会の開催報告

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124回研究会を、2025719日(土)午後、名古屋大学(ハイフレックス)で開催しました。参加者は43名でした。

 

●第1報告

「地域間格差と移動格差――『兵庫県若者の暮らしに関するアンケート報告書』から考える」

報告者:轡田竜蔵(同志社大学)

討論者:山田昌弘(中央大学)

 

 山田昌弘『希望格差社会』(2004年)から20年。伝統的人生選択のパイプラインが崩れ、安定雇用や家族形成が困難になった。一方、報告者が地方の若者調査を始めたのも20年前。この間、地方創生政策等があったが、調査結果は人口減少が進む非都市地域ほど、若者が地域の将来に否定的であることをシビアに示す。

 報告者が重視してきたのは、こうした構造的制約に収まらないエージェンシーである。00年代には、地元志向の若者が構造的制約を前に、諦めでも抵抗でもなく、その「あいだ」で葛藤する状況を分析した。10年代には、若者の幸福度の高さに注目が集まり、構造的制約の厳しさゆえに現在志向(コンサマトリー)となるという観点が示されたが、報告者も地域経済の衰退と個々の暮らしの現状評価が一致しないという「幸福のパラドックス」を考察した。

 山田昌弘『希望格差社会、それから』(2025年)が描くバーチャル世界で事足れりとする若者は、コンサマトリー論の枠内にある。報告者の『兵庫県若者の暮らしに関するアンケート報告書』(2025年)からも、IT技術が地域間格差を埋めている側面が見える。その一方、単なる現在志向ではない「令和型の希望」も見える。例えば、オンラインとリアルが結びつく「移動する地域」の枠内での地域・社会参加、積極的な地域移動、代替的規範の地域を越えた広がりなど、構造的制約を前にした若者の多様なエージェンシーは、コンサマトリー論を超え、自己の存在、キャリア、社会関係、情報との関わり方を変える潜在的可能性である。

 

●第2報告(書評セッション)

(書籍)山田昌弘『希望格差社会、それから――幸福に衰退する国の20年』東洋経済新報社、2025年.

評者:  上村泰裕(名古屋大学)

     轡田竜蔵(同志社大学)

リプライ:山田昌弘(中央大学)

 

 当日は上村による要約およびコメントと轡田のコメントに著者が答える形で議論が進められたが、ここには上村のコメントのみを記しておく。本書は、この20年間公共知識人の役割を担ってきた著者の集大成とも言える作品である。骨太の理論と実証に裏づけられた社会学的想像力が冴える。社会学とは本来こういうものではないかと思わせる。

 本書を手がかりに次の時代を展望しよう。「安定した職業を持ち、結婚して子どもを育てる」という希望を何とか実現できる「リア充」の人々と、実現できずにバーチャル世界に希望を求める人への分裂が進行していると著者は言う。しかし、昭和型の希望をものさしとして世を嘆くよりも、令和型のリアルな希望が構想されるべきではないか。

 大企業よりスタートアップや自営業をめざす若者が、今後どれだけ増えてくるかに注目したい。一方、尾高邦雄の職業の三要素(生業/天職/職分)をふまえると、バーチャルな仕事は職業の全要素を満たしていないかもしれないが、リアルでもブルシットな疑似仕事も増えている。リアルとバーチャルの境界は曖昧かもしれない。

 家父長制は弱毒化されたが、資本制は横暴の度を増している。著者が想定する「改革」(夫婦別姓制度、女性管理職割合の増加、専業主婦優遇の廃止など)では、貪欲なままの企業システムのなかで女性活躍が進むだけではないか。女性も男性も、既存の企業システムの外側で希望を手作りしていける時代の到来が待ち望まれる。

 

 

Social Policy Studies Network

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  SPSN事務局

  URL  http://blog.livedoor.jp/spsnhp

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Newsletter No.136(ニュースレターNo.136)【2025/12/20】

Social Policy Studies Network

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◇ SPSN Newsletter No.136(2025/12/20) 

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発行:SPSN (Social Policy Studies Network) 事務局

   URL  http://blog.livedoor.jp/spsnhp

 

運営委員:圷洋一、井口高志、上村泰裕、神山英紀、菊地英明、藤間公太、樋口明彦

 

企画協力:小渕高志、金子雅彦、下平好博、鍾家新、平岡公一、

     藤村正之、三重野卓、森川美絵、山田昌弘、山井理恵、山森亮

 

 

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125回研究会の開催案内

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●日時 2026316日(月)13時~17

 

●会場 実践女子大学渋谷キャンパス809教室【Zoomによるハイフレックス開催】

    https://www.jissen.ac.jp/access_guide/#anc7_1

 

●第1報告

2つの新自由主義と介護保険制度」

報告者:山根純佳(実践女子大学)

討論者:上村泰裕(名古屋大学)

 

●第2報告

「研究人生の店卸し――閉店までに伝えておきたいこと」

報告者:下平好博(明星大学)

 

39までに下記フォームからお申込下さい(対面参加の方も記入をお願いします)。

 https://forms.gle/in21sXhJMCBKs3YK8

 

 なお、前日までにZoomアドレスが届かない場合は

 kamimura@nagoya-u.jp にお問い合わせ下さい。

 

 

Social Policy Studies Network

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  SPSN事務局

  URL  http://blog.livedoor.jp/spsnhp

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SPSNとは何か


SPSNとは何か
SPSNの活動
SPSNはSocial Policy Studies Network(社会政策研究ネットワーク)の略称です.社会政策,社会福祉,社会保障,社会計画,公共政策,福祉国家などを専攻する研究者のネットワーク形成を目的として,1996年7月に下平好博,武川正吾,平岡公一,藤村正之,三重野卓の呼びかけによって発足しました.現在は,研究会活動と各種交流活動を行なっています.
SPSNはすべての人に対して開かれています(Open to all).SPSNはEmailでNewsletterを発行しています.Newsletterの送信を希望する方は,ここをクリックして,必要事項を記入して,お申し込みください.

SPSN運営委員会
SPSNは運営委員会によって運営されています.2025年4月現在の運営委員(7名)と企画協力者(11名)は以下の通りです.
運営委員圷 洋一井口高志上村泰裕神山英紀菊地英明藤間公太樋口明彦
企画協力者小渕高志金子雅彦下平好博鍾 家新平岡公一藤村正之
三重野卓
森川美絵山田昌弘山井理恵山森 亮

 

SPSN事務局
SPSNの事務は,SPSN事務局が行なっています.現在の事務局への連絡先は下記の通りです.

 

 

なお,上記連絡先の管理は上村泰裕(名古屋大学)が行っています.

次の研究会

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125回研究会の開催案内

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●日時 2026316日(月)13時~17

 

●会場 実践女子大学渋谷キャンパス809教室【Zoomによるハイフレックス開催】

    https://www.jissen.ac.jp/access_guide/#anc7_1

 

●第1報告

2つの新自由主義と介護保険制度」

報告者:山根純佳(実践女子大学)

討論者:上村泰裕(名古屋大学)

 

●第2報告

「研究人生の店卸し――閉店までに伝えておきたいこと」

報告者:下平好博(明星大学)

 

39までに下記フォームからお申込下さい(対面参加の方も記入をお願いします)。

 https://forms.gle/in21sXhJMCBKs3YK8

 

 なお、前日までにZoomアドレスが届かない場合は

 kamimura@nagoya-u.jp にお問い合わせ下さい。

 

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