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SPSNこと社会政策研究ネットワークのブログです。研究会の最新情報やニュースレターを配信しています。お気軽にご参加ください。(旧サーバーからのデータ移行はほとんど終わりましたが、まだリンク集など一部が不完全ですので、その旨お断りしております。)

最新情報(2016年7月24日更新)

  •  第104回研究会は、2016年7月30日(土)に日本女子大学目白キャンパス百年館5階504会議室にて開催予定です。詳細は、次の研究会 をご覧ください。
    【7月24日追記】福祉社会学研究会との共催となりました
        
  • 第103回研究会は、2016年3月19日(土)に、日本女子大学目白キャンパス百年館高層棟302会議室にて開催されました。詳細は Newsletter No.104(ニュースレターNo.104)【2016/6/3】をご覧ください。





  • SPSN運営委員会の変更がありました(金子雅彦、鍾家新、山井理恵の3氏が運営委員から企画協力者となりました)。 SPSNとは何かをご覧ください。(2014年11月26日記)
  • 旧サーバー(infoseek)からのニュースレターの移行は2010年12月4日(土)に終了しましたが、リンク集など一部データの移行作業が残っております。ご迷惑をおかけしますが、今しばらくお待ちください。
    ←作業がずっと滞っております。申し訳ありません。(2013年11月26日記)


     



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01.3.25,Ver 5 10.11.1


次の研究会

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第104回研究会の開催案内 (福祉社会学会研究会との共催)
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●日時:2016年7月30日(土)13:00~17:00
●会場:日本女子大学目白キャンパス百年館5階504会議室
https://www.jwu.ac.jp/content/files/grp/access/access_map_mejiro.pdf
https://www.jwu.ac.jp/unv/about/building/campusmap.html#anchor_01

●第1報告(書評セッション)
(書籍)森川美絵『介護はいかにして「労働」となったのか
――制度としての承認と評価のメカニズム』2015年、
ミネルヴァ書房.
評者:  山根純佳 (実践女子大学)
     深田耕一郎(女子栄養大学)
リプライ:森川美絵 (国立保健医療科学院)

●第2報告
「『配慮の合理性』とテクノロジー:障害者の字幕とメディアの利用から」
報告者: 柴田邦臣(津田塾大学)
討論者: 圷 洋一(日本女子大学)



Newsletter号外(ニュースレター号外)【2016/7/18】

Social Policy Studies Network
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◇ SPSN Newsletter 号外(2016/7/18)   ◇
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発行:SPSN (Social Policy Studies Network) 事務局
  EMAIL spsn2006@yahoo.co.jp
  URL  http://blog.livedoor.jp/spsnhp/

運営委員:圷洋一、井口高志、上村泰裕、神山英紀、菊地英明、樋口明彦、森川美絵

企画協力:小渕高志、金子雅彦、下平好博、鍾家新、立岩真也、平岡公一、
     藤村正之、三重野卓、山田昌弘、山井理恵、山森亮

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住所・アドレス変更の場合は、事務局まで
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◆転居、所属変更等により、連絡先、電子メールアドレスなどを変更された方は、
事務局までご一報ください。Newsletterの送付の中止を希望される方も同様です。

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第104回研究会の開催案内(福祉社会学会研究会との共催)
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◆次回研究会は、福祉社会学会研究会との共催となりました。改めて、開催のご案内を以下の通りお送りします。

●日時:2016年7月30日(土)13:00~17:00
●会場:日本女子大学目白キャンパス百年館5階504会議室
https://www.jwu.ac.jp/content/files/grp/access/access_map_mejiro.pdf
https://www.jwu.ac.jp/unv/about/building/campusmap.html#anchor_01

●第1報告(書評セッション)
(書籍)森川美絵『介護はいかにして「労働」となったのか
――制度としての承認と評価のメカニズム』2015年、
ミネルヴァ書房.
評者:  山根純佳 (実践女子大学)
     深田耕一郎(女子栄養大学)
リプライ:森川美絵 (国立保健医療科学院)

●第2報告
「『配慮の合理性』とテクノロジー:障害者の字幕とメディアの利用から」
報告者: 柴田邦臣(津田塾大学)
討論者: 圷 洋一(日本女子大学)

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第103回研究会の開催報告
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●日時:2016年3月19日(土)13:00~17:00

●会場:日本女子大学目白キャンパス百年館高層棟302会議室

●第1報告
「書評セッション:上村泰裕『福祉のアジア――国際比較から政策構想へ』」
評者:  下平好博(明星大学)
     金成垣(東京経済大学)
リプライ:上村泰裕(名古屋大学)

●第2報告
「若者の社会保障と福祉国家――失業給付の日英豪比較」
報告者: 樋口明彦(法政大学)
討論者: 上村泰裕(名古屋大学)

◆参加者は以下の通りです。(Web版では省略)

◆報告概要は以下の通りです。
(103-2)「若者の社会保障と福祉国家――失業給付の日英豪比較」
報告者: 樋口明彦(法政大学)
 「新しい社会的リスク」をめぐる近年の議論は、新たなリスク集団の登場とそれに伴う福祉国家再編の動きに光を当てている。雇用の不安定化と世帯形成の多様化に直面する若者は、代表的なリスク集団だと言える。報告では、日本とイギリスにおける若者の社会保障制度の実態を比較することによって、若者と福祉国家の関係を検討した。
 イギリスの「Understanding Society」および日本の「若者の教育とキャリア形成に関する調査」という2つのパネル・データを用いて、従業上の地位ごとに、失業給付・疾病給付・社会扶助などの受給率を見てみると、両国では大きな違いが確認できる。例えば、失業給付の受給率の場合、イギリスでは51.0%である一方、日本は20.0%にすぎない。このような背景には、イギリスの社会保障がニーズ原則であるのに対して、日本のそれが社会保険原則に則っていることが考えられる。ただ、イギリスのように、広範に行き渡る社会保障制度の場合、失業給付の受給が将来に対する見通しの悪化と相関している結果も出ている。
 報告に対して、受給と見通しの悪化の関係においては、受給という行為そのものの効果というよりは、むしろ受給者の持つ個人属性に帰すべきものではないかというコメントがなされた。社会保障制度の受給をめぐるフロアの活発な議論を受けて、報告者から日本における福祉国家の将来像をめぐって、改めて社会保障制度の積極的役割を明らかにする考えが表明された

Social Policy Studies Network
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  SPSN事務局
  EMAIL spsn2006@yahoo.co.jp
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Newsletter No.104(ニュースレターNo.104)【2016/6/3】

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◇ SPSN Newsletter No.104(2016/5/30)  ◇
◇                   ◇
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発行:SPSN (Social Policy Studies Network) 事務局
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運営委員:圷洋一、井口高志、上村泰裕、神山英紀、菊地英明、樋口明彦、森川美絵

企画協力:小渕高志、金子雅彦、下平好博、鍾家新、立岩真也、平岡公一、
     藤村正之、三重野卓、山田昌弘、山井理恵、山森亮

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住所・アドレス変更の場合は、事務局まで
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◆転居、所属変更等により、連絡先、電子メールアドレスなどを変更された方は、
事務局までご一報ください。Newsletterの送付の中止を希望される方も同様です。

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第104回研究会の開催案内
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●日時:2016年7月30日(土)13:00~17:00
●会場:日本女子大学目白キャンパス百年館5階504会議室
https://www.jwu.ac.jp/content/files/grp/access/access_map_mejiro.pdf
https://www.jwu.ac.jp/unv/about/building/campusmap.html#anchor_01

●第1報告(書評セッション)
(書籍)森川美絵『介護はいかにして「労働」となったのか
――制度としての承認と評価のメカニズム』2015年、
ミネルヴァ書房.
評者:  山根純佳 (実践女子大学)
     深田耕一郎(女子栄養大学)
リプライ:森川美絵 (国立保健医療科学院)

●第2報告
「『配慮の合理性』とテクノロジー:障害者の字幕とメディアの利用から」
報告者: 柴田邦臣(津田塾大学)
討論者: 圷 洋一(日本女子大学)

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第103回研究会の開催報告
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●日時:2016年3月19日(土)13:00~17:00

●会場:日本女子大学目白キャンパス百年館高層棟302会議室

●第1報告
「書評セッション:上村泰裕『福祉のアジア――国際比較から政策構想へ』」
評者:  下平好博(明星大学)
     金成垣(東京経済大学)
リプライ:上村泰裕(名古屋大学)

●第2報告
「若者の社会保障と福祉国家――失業給付の日英豪比較」
報告者: 樋口明彦(法政大学)
討論者: 上村泰裕(名古屋大学)

◆参加者は以下の通りです。(Web版では省略)

◆報告概要は以下の通りです。
(103-2)「若者の社会保障と福祉国家――失業給付の日英豪比較」
報告者: 樋口明彦(法政大学)
 「新しい社会的リスク」をめぐる近年の議論は、新たなリスク集団の登場とそれに伴う福祉国家再編の動きに光を当てている。雇用の不安定化と世帯形成の多様化に直面する若者は、代表的なリスク集団だと言える。報告では、日本とイギリスにおける若者の社会保障制度の実態を比較することによって、若者と福祉国家の関係を検討した。
 イギリスの「Understanding Society」および日本の「若者の教育とキャリア形成に関する調査」という2つのパネル・データを用いて、従業上の地位ごとに、失業給付・疾病給付・社会扶助などの受給率を見てみると、両国では大きな違いが確認できる。例えば、失業給付の受給率の場合、イギリスでは51.0%である一方、日本は20.0%にすぎない。このような背景には、イギリスの社会保障がニーズ原則であるのに対して、日本のそれが社会保険原則に則っていることが考えられる。ただ、イギリスのように、広範に行き渡る社会保障制度の場合、失業給付の受給が将来に対する見通しの悪化と相関している結果も出ている。
 報告に対して、受給と見通しの悪化の関係においては、受給という行為そのものの効果というよりは、むしろ受給者の持つ個人属性に帰すべきものではないかというコメントがなされた。社会保障制度の受給をめぐるフロアの活発な議論を受けて、報告者から日本における福祉国家の将来像をめぐって、改めて社会保障制度の積極的役割を明らかにする考えが表明された

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外部研究会の開催案内
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◆福祉社会学会第14回大会のお知らせを転送いたします。

本年6月18日(土)、19日(日)の両日、福祉社会学会第14回大会が奈良女子大学(奈良県奈良市)にて開催されます。大会のプログラムは以下です。
http://www.jws-assoc.jp/pdf/20160618_14th_Program.pdf

非会員の参加費は、学生事前振込1,000円、当日3,000円、一般事前振込 3,000円、当日5,000円です。詳細は以下をご参照ください。
http://www.jws-assoc.jp/pdf/20160618_14th_annai_v2.pdf

なお、19日(日)午後のシンポジウム「領域横断性-創造的領域との接点から福祉社会を考える」は参加費無料となります。関心をお持ちの方は、ぜひ参加をご検討ください。

お問い合わせ:
福祉社会学会研究委員会
fukushi_syakai_taikai_entry-group@keio.jp

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Newsletter No.103(ニュースレターNo.103)【2016/2/12】

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◇ SPSN Newsletter No.103(2016/2/12)  ◇
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発行:SPSN (Social Policy Studies Network) 事務局
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運営委員:圷洋一、井口高志、上村泰裕、神山英紀、菊地英明、樋口明彦、森川美絵

企画協力:小渕高志、金子雅彦、下平好博、鍾家新、立岩真也、平岡公一、
     藤村正之、三重野卓、山田昌弘、山井理恵、山森亮

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第103回研究会の開催案内
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●日時:2016年3月19日(土)13:00~17:00

●会場:日本女子大学目白キャンパス百年館高層棟302会議室
https://www.jwu.ac.jp/content/files/grp/access/access_map_mejiro.pdf
https://www.jwu.ac.jp/unv/about/building/campusmap.html#anchor_01

●第1報告

「書評セッション:上村泰裕『福祉のアジア――
国際比較から政策構想へ』」

評者:  下平好博(明星大学)
     金成垣(東京経済大学)
リプライ:上村泰裕(名古屋大学)

●第2報告

「若者の社会保障と福祉国家――失業給付の日英豪比較」(仮)

報告者: 樋口明彦(法政大学)
討論者: 上村泰裕(名古屋大学)

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第102回研究会の開催報告
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◆第102回研究会を、2015年8月8日(土)午後、帝京大学霞が関キャンパスで開

しました。

●第1報告
「未婚化と両性結婚モデル―丙午の初婚率上昇の説明から―」
 報告者:神山英紀(帝京大学)
 討論者:木村邦博(東北大学)

●第2報告
「社会運動のサブカルチャー的側面―個人化・流動化時代の『居場所』を貫く
 規範とは―」
 報告者:富永京子(立命館大学)
 討論者:西城戸誠(法政大学)

◆参加者は以下の通りです(Web版では省略)。

◆報告概要は以下の通りです。

(102-1)「未婚化と両性結婚モデル―丙午の初婚率上昇の説明から―」
報告者:神山英紀(帝京大学)

 1995年における年齢別初婚確率(初婚数/未婚人口)のグラフを見れば,丙午生まれ(1966年)世代の値が前後の年齢に比べて不自然に高いことに多くが気付く.この報告は,「出会い」概念に基づく両性モデル(Two-Sex Model)を構築して,(1)この丙午世代の初婚確率に関する現象を説明し,さらに,(2)70-75年の女20-24歳の未婚率の反転,そして(3)(高度成長のためといわれる) 60-75年の未婚化の抑制について説明の可能性を与えることである。
 人口ピラミッドをよくみれば,丙午世代の結婚相手となる年齢層は幅広く,初婚数はそれに影響されると分かる.したがって,正しい初婚確率を算出するには,男女両性の人口を同時に統制する必要がある.そのためには,人口学の両性問題を解き,両性モデル(結婚関数)を提示しなくてはならない.初婚数mを時間tで微分したものをm’とし,男性人口をM,女性人口をF(M<F)とすると,初婚確率
kは,k=m’/(M((1-(m/M))(1-(m/F)))であると考えられる.このとき,分母は,初婚をもたらす可能性のある男女の「出会い」の数を意味する.この微分方程式を解くと,結婚関数kt=K=(F/(F-M))・ln((M/F)((F-m(t)/(M-m(t))))を導ける.このモデルを使って初婚確率を算出すると,丙午の「歪み」は、かなり消失する.むろん,このような効果は,性比不均衡や夫妻年齢差によるのではなく,人口ピラミッドに凹凸があるならいつも生じうる.(2)については,団塊世代がすぐ上にあることが主因であろうし,(3)については,これも人口ピラミッドをよくみれば,「逆-丙午の効果」によって,50-60年に未婚化の急伸が生じた可能性が高いことに気付くことができる.
 討論者の木村先生より社会学上の理論的位置づけについてのご提案や,確率kの意味などについて議論を喚起いただいた他、他の参加者からも貴重なご意見をいただいた.


(102-2)「社会運動のサブカルチャー的側面―個人化・流動化時代の『居場所』を貫く規範とは―」
報告者:富永京子(立命館大学)

 本報告は、「社会運動のサブカルチャー的側面」に着目しながら、社会運動への視点を「組織」から「組織と個人」へと転換させ、社会運動研究に新たな視点をもたらすことを目的とする。社会運動論は、集合行動の「発生・持続・発展」そして人々の運動への「参加・継続」を論じてきた。しかし、基本的に運動論が対象としてきたのは組織的な集合行動としての社会運動であり、そこでは「個人」は「組織」に付属するものとして論じられてきた。しかし、個人化・流動化が進行する現代社会の運動において、組織と個人を同一視した上での運動研究は、決して実態を正確に把握する試みとは言えない。
 本研究の分析視角として、活動家の生活の局面を、動態的な「出来事」と静態的な「日常」に区分する。特に、活動家たちをめぐる社会運動の文化を分析するために「日常」の側に注目する。活動家の日常を形成する価値観や振る舞い、彼らが集合した際の規範やしきたりのありようを把握するために、政治的な目標を達成するため、時間と場所を定め、ある手法を用いて組織的に実行される「出来事」の側を検討したい。その事例として、本報告では「2008年北海道洞爺湖G8サミット抗議行動」を取り上げた。
 報告に際して、西城戸誠先生より「社会運動と文化」研究の視点から重要なご指摘を頂いた。本報告で論じられる「サブカルチャー」とは何で、それが生まれるにはどのような要素が重要なのかといった点で議論が交わされた。今後、社会運動参加者の振る舞いやこだわりといった「社会運動の文化」を論じるにあたって、政治的社会化やハビトゥスといった要素に対するより一層の検討が必要となるだろう。

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(データ移行中。今後随時更新します)

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