エジプトファンの方はもうご存知かと思いますが、サッカラにあるウナスのピラミッド内部が20年ぶりに再公開となりました!
サッカラは古王国時代の首都メンフィスのネクロポリスで、この地には有名なエジプト最古のピラミッドのジェセル王のピラミッドをはじめ、いくつかのピラミッドや、マスタバ墳があります。
マスタバ墳は古王国時代のものだけではなく、ツタンカーメンに仕え、後にファラオになったホルエムヘブの墓など、新王国時代のマスタバ墳もあります。

今回20年ぶりに再公開となった、古王国時代第5王朝最後の王、ウナスのピラミッドは規模が小さく、外側はほぼ崩壊しています。

が、このピラミッドの内部には、美しい古代エジプト最古の宗教文書であるピラミッド・テキストが刻まれています。
ピラミッド・テキストが刻まれた宗教文書は、中王国時代になるとコフィン(棺)・テキストと呼ばれる棺に刻まれる形となり、そしてパピルスの巻物に書かれる死者の書へと形を変えて変換していったと言われています。
これらのピラミッド・テキスト、コフィン・テキスト、死者の書には来世での死者の復活と永遠の命をテーマに、オシリス神と一体化する為の呪文や、来世での暮らしの様子、死後に来世への旅の様子などが呪文として書かれ、死者が無事に来世にたどり着けるようにする為の呪文が文書として書かれています。

ウナスのピラミッドに刻まれた美しいピラミッド・テキスト。
サッカラでは、他にもテティのピラミッドでもこのピラミッド・テキストを見る事ができます。
なお、このウナスのピラミッドは午前中のみの公開で、小さなピラミッドの為、1度にピラミッド内部に入場できる人数も15名までとなっているそうです。

ウナスのピラミッドの前には、河岸神殿へと続いた参道が今も残っています。

●画像は全てお借りしています。
この参道は元々壁と天井があり、現在でもその一部が現存していてその姿を見る事ができます。
この参道の壁には様々なレリーフが刻まれていて、古代エジプト人や動物達の暮らしの様子などを垣間見る事ができます。
ウナスのピラミッド以外にも、3つのお墓も新しく公開され、階段ピラミッドだけではない、見所の多いサッカラ。
カイロ近郊の観光地として、見逃せないひとつです。
SPTツアーズ

サッカラは古王国時代の首都メンフィスのネクロポリスで、この地には有名なエジプト最古のピラミッドのジェセル王のピラミッドをはじめ、いくつかのピラミッドや、マスタバ墳があります。
マスタバ墳は古王国時代のものだけではなく、ツタンカーメンに仕え、後にファラオになったホルエムヘブの墓など、新王国時代のマスタバ墳もあります。

今回20年ぶりに再公開となった、古王国時代第5王朝最後の王、ウナスのピラミッドは規模が小さく、外側はほぼ崩壊しています。

が、このピラミッドの内部には、美しい古代エジプト最古の宗教文書であるピラミッド・テキストが刻まれています。
ピラミッド・テキストが刻まれた宗教文書は、中王国時代になるとコフィン(棺)・テキストと呼ばれる棺に刻まれる形となり、そしてパピルスの巻物に書かれる死者の書へと形を変えて変換していったと言われています。
これらのピラミッド・テキスト、コフィン・テキスト、死者の書には来世での死者の復活と永遠の命をテーマに、オシリス神と一体化する為の呪文や、来世での暮らしの様子、死後に来世への旅の様子などが呪文として書かれ、死者が無事に来世にたどり着けるようにする為の呪文が文書として書かれています。

ウナスのピラミッドに刻まれた美しいピラミッド・テキスト。
サッカラでは、他にもテティのピラミッドでもこのピラミッド・テキストを見る事ができます。
なお、このウナスのピラミッドは午前中のみの公開で、小さなピラミッドの為、1度にピラミッド内部に入場できる人数も15名までとなっているそうです。

ウナスのピラミッドの前には、河岸神殿へと続いた参道が今も残っています。

●画像は全てお借りしています。
この参道は元々壁と天井があり、現在でもその一部が現存していてその姿を見る事ができます。
この参道の壁には様々なレリーフが刻まれていて、古代エジプト人や動物達の暮らしの様子などを垣間見る事ができます。
ウナスのピラミッド以外にも、3つのお墓も新しく公開され、階段ピラミッドだけではない、見所の多いサッカラ。
カイロ近郊の観光地として、見逃せないひとつです。
SPTツアーズ

