今日からやっとお休みに入ったゴッチです。
それにしても一年って本当に早いな〜、なーみんな、な、そうだろ。
(これが松山風・(笑))

何気なくテレビを見ているとこの映画が始まっていました。
実は、ファーストカットの「1975年フォークコンテスト」の
シーンを見てすぐにこれ松山千春の物語だと直感しまして
新聞のTV欄を見て映画のタイトルを知り、「こういうの
あったのか。」と思った次第。

2008年の製作らしいのですがおっさんは全くこの映画の存在
を知りませんでした。(笑)

私、実は松山さんの歌が大好きで中学時代に丸井さんの屋上
や江別市民会館などに足を運んだ記憶があります。

貧しい中学生でしたから”松山千春をタダでみる方法”を
友人たちと情報交換しあい、見に行ったのでした。

いや〜イイ思い出でないかい!(これが正しい北海道弁です。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この映画は私が松山さんを知る前の出来事を中心に描かれて
いて、その内容は”アタックヤング”や”オールナイトニッ
ポン”で松山さん本人がラジオで語っていた実話を基に製作
されたようです。

当時中学生だった私の脳裏にも”俺は竹田さんという
恩人がいたから今がある”という松山さんのお話が焼き付い
ていました。

それが映画化されはなしのあらすじはなんとなく知っていて
も強烈に心を揺り動かされました。

松山さん役の大東俊介、竹田さん役の萩原聖人、このお二人
はとてもよかったです。あと、渋かったのは松山さんの父=
泉谷しげる。この人は味のあるひとで歌い手より俳優業のほ
うが向いているのでは、といつも私は思っています。

一介のディレクターが北海道からスターを誕生させる。
しかも山深い足寄町の生意気な男を。

竹田さんのプランはまさに命がけだったのでしょう。
私には竹田さんは”松山千春を世に売り出すために生を受け
た”かのように思えました。

うまく説明できないのですが、松山さんには”北海道”が全
身に宿っています。言葉も笑いのセンスも佇まいも全部が”
北海道”という感じです。

この映画はここのところがとてもよく表現されていると思い
ます。

何年か前の年の瀬、東京に住んでいた私は会社を辞める決心
を固めていました。

隅田川を横目に眺め、車の中で冴えない顔でラジオのボリュ
ーム絞ると「足寄より」が流れてきました。

♪戻っておいでよ この町に 都会の暮らしに疲れたら♪

涙が止まらなくなりました。

結論、松山千春は年末に合うキャラなのかもしれません。


応援よろしくお願いします!
   ↓
ランキングはこちらをクリック!