2016年11月


寒い!とにかく寒い!!

東京都心で初雪を観測、11月としては54年ぶりとのことで、積雪となると観測史上初になるそうです。

こんな日はコタツで丸くなっていたいところですが、そうも言っていられないのがビジネスマン。師走に向けて大忙しといったところでしょうか。

オフィスの外は一面銀世界の方も多いと思われますが、そんな日だからこそ注意していただきたいのが、通勤・帰宅時における労災事故です。

雪の日のあとは労災申請依頼が多発します。その原因も決まって歩行中の転倒や自転車でのスリップが占めます。

雪が降っている最中はもちろんですが、路面が凍結した今日の帰宅時から明日の通勤時が一番注意が必要です。

安全だと思いきや意外と氷の膜が張っているものなのです。

皆さん、くれぐれもご注意を



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社労士が「伝」える想い No.98





老齢年金の受給に必要な保険料の納付期間を25年から10年に短縮する改正年金機能強化法が可決成立しました。

これにより、今までは25年以上納付していないと掛け捨てであった老齢年金が、最低10年納付していれば受給できるようになります。

❝10年だけ払えばいいのか❞

・・・・

は、大きな間違いです。

当たり前ですが、納付期間が長ければ受給できる金額も比例して多くなります。要は、今回の改正により掛け捨て期間が短くなっただけです。

10年だけの納付では月額約1万6千円ほどの年金にしかならず、老後の生活には心許ないと言わざるを得ません。

それでも、無年金者が減るという意味では改正の意義は大きいように思います。



少子高齢化への対応、生活保護費とのバランスなど年金制度を取り巻く問題は山積です。

個人的には1ヵ月でも納付していれば受給できるようにしてことと、せめて老後の生活の安定と負担した保険料以上の給付が見込める制度設計にしてほしいものです。



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社労士が「伝」える想い No.97


大手クレジットカード「JCB」が、従業員7人に対し労使協定で定められている月80時間を超えて時間外労働をさせていたとして、東京簡易裁判所から罰金50万円の略式命令を受けていたことがわかりました。

電通の過労自殺もそうですが、長時間労働に関して厳罰化の流れが以前にも増して勢いづいてきた感があります。

バブリーな頃に「24時間戦えますか~♪」とジャパニーズビジネスマンに問いかけていた某栄養ドリンクのCMも今は昔。イケイケドンドンだった当時の世相をいみじくも反映したCMだったように思います。

四半世紀経過した今では24時間どころか8時間が原則です。

あの頃、新卒で入社したアラフィフのお父さん世代が今では管理職になっています。古き良き時代の根性論は今では通用しないのです。

プロ野球のピッチャーも今では分業制です。投げ過ぎは肩の消耗を早め、選手寿命を短くするからです。

仕事も同じように思います。働き過ぎは心身の健康を害し、寿命を短くします。

働かせるほう・働くほう、共に健康を最優先に時代に合わせた働き方が求められています。



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社労士が「伝」える想い No.96




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