今朝は札幌商工会議所に行き、毎年4月に実施している「社会保険・労働保険の実務講座」の打ち合わせでした。
もう7回目なんですが、初心者にどの順で何を説明したらこの複雑な手続を理解いただけるかしら?と苦心します。

商工会議所の隣はあの有名な札幌時計台なんですが、真ウラ(入口の反対側)から見ると高層ビルに囲まれたちっちゃな洋風ハウスって感じですね。


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日本三大がっかり名所とか悪評もあるのですが、たぶん周囲がロマンチックな丘の上の白樺林なら文句なかったんだと思います。

その後はハローワーク札幌へ。
どんどんみぞれが降ってきたのですが、明日の方が本格的に「荒れる」というので今日中に手続しようと決意しました。

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無事に3件の手続完了です。

今週は役所に手続ラッシュでした。
平素より「手続しない労務コンサルだけ」を自称する社労士とっては、めずらしく社労士の本来の手続業務だったと思います。


何が本業で、何で利益を得るかというのは難しい問題です。

大学OBの印刷会社は印刷工場を持たず、印刷物のデザインを柱としたデザイン会社になりました。
現在通販の電子カタログなどに領域をひろげています。

富士フイルムは、フィルムカメラが減少するにつれ、フィルム技術を応用してバイオの世界に進出しました。
松田聖子さんご愛用の化粧品アスタリフトは、やや高い価格なのに飛ぶように売れています。

社労士のもともとの仕事は社会・労働保険の計算・手続代行です。
しかし、便利な会計ソフトが出回ると書類の作成は素人でもできるようになり、この仕事は単価が下がり続けます。
社労士のもともとの仕事は現在「恒常的に赤字の分野」になっております。

この分野で利益をたたき出すには、給与計算代行に手を出さないといけません。
薄利多売なので、専用のPCとパート職員の雇用で計算体制を設け大量にデータを処理すると、絶妙なバランスでランニングコスト(人件費等)より売上が上回ります。
さらに数年に一回、就業規則の改正や助成金などでもうちょっと臨時の売上を得ます。

では、うちの事務所でそれをやるか?というと「やらない」と即答。
「利益率の高いコンサルに特化」(社労士の3号業務という)でひとりでやっているから、インフラ投資も必要ない。
そして新しいことをはじめたら「一定の期限や損益分岐の見極め」を意識して、「あかん」と思ったらいさぎよく撤退する。
撤退するにはインフラなんか整備しない方がいい、余計な雇用をしない方がいいにきまってる。

きちんと自分のビジネスの管理もできないのに、ひと様に「経営コンサル」「労務コンサル」なんかできるもんか、と思うのです。
さあ、常識を覆して、本来業務そもそもを大胆に廃止し、会社が変身して生き残ることを考えよう。