早朝の新宿を山梨県勝沼ICに向けて出発。
山ガール17人+認定山岳ガイド1人+山ツアー専門添乗員1人の合計19人。

上日川(かみひかわ)峠までバス移動。
今日のルートが看板に。

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事前に地図で等高線を頭にたたき入れてきたのですが、唐松尾根は最後の3分の1が想像以上に急登。
しかも森林限界を超えると大木がない=土をとどめる木の根がない=岩や砂礫むきだしですべりやすい道、ということで、登るのに苦労します。
ふりかえると素晴らしい景色、と足下は「ほぼガケ」状態の登山道。

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10:05に出発し、稜線上の雷岩に11:55着。
登山マップには標準1時間30分と表示されていますが、脱水症にならないようガイドがこまめな休憩・給水を指示し、20分ほど多くかかりました。
時間を競うトレイルランではないので、ガイドの指示は初心者の私たちにとってきわめて的確で、おかげで脱落者はでませんでした。

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稜線上のビューポイントである雷岩からは、上日川ダム、甲府盆地が見渡せます。
富士山には雲がかかり、残念ですが本日も拝めず。

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雷岩から林道を10分、大菩薩嶺の山頂(最高地点)に到達。

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再び引き返して、ここから尾根を歩きます。
天気がよいのですが、適度な風がふいて気持ちのよい尾根歩き、まさに天空のお散歩です。

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途中で標高2,000メートル標(2,000年にちなんで建立したそう)。

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そして、有名な大菩薩峠へ到達。
中里介山が都新聞・毎日新聞・読売新聞に1913年~1941年もの間連載したものの作者の死により未完となっている小説「大菩薩峠」はここからはじまっているのです。
峠には彼の名前を冠した「介山荘」があり、なんとカップヌードル300円で売っていました(お湯を入れてくれます)。

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今まで歩いてきた尾根道です。
大菩薩峠から見える山々が黒い円盤状の石に刻まれています。

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峠から唐松尾根分岐(福ちゃん荘前)まではものの30分。
往路の苦労は何だったんだ~~~

そして、下山してトイレ休憩中に、福ちゃん荘がけっこう「雅び」な場所だということが今更ながらに判明しました。
宿泊もできて岩風呂もあるそうです。
北海道の山小屋はほぼ無人の避難小屋であるのに対し、本州は登山客の多さから旅館並に営業しているところが多くうらやましいです。

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そんなわけで、初めての2,000メートル級に挑んだ山ガール、全員が登頂し下山ゴールしました。
私にとっても藻岩山で鍛えた短時間急登の足が大きな自信になりました。


ひとりだけ隊から遅れがちに苦しそうに唐松尾根を登っていた山ガールがおられました。
ガイドが個別に話をして、8月以降の乗鞍岳、燕岳、立山への参加はムリだとダメだしされていました。
残酷な宣告です。
今回の女性山岳ガイドは小柄でとってもチャーミングなのですが、はっきりモノをおっしゃるタイプでそれがとても的確なので、多くの経験に裏打ちされているものだと感じました。

残酷であっても自分を含めた隊全員の安全のためにも、自分の限界を超えて登らない、は鉄則。
第2回鋸山で脱落しかけたワタクシですが、毎週末の札幌近郊山トレで腕を(足を?)あげ、無事に次回に進級です。

6月は赤城山(黒檜山~駒ヶ岳)縦走です。
待ってろ、上州