地元の「りんゆう観光」主催の日帰登山ツアーに参加しました。
体力的についていけるか心配でしたが、参加者の半分以上が「年金世代」だったので(笑)、難なくクリアしました。

以下、北日高岳に登ってみようかと思う方への案内も兼ねたレポート。

占冠ICから道の駅「樹海ロード日高」へ向かうと、正面に本日登山する北日高岳が見えます。
北日高岳は標高751mで北西斜面が「ひだか国際スキー場」として開発されています。

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こちらの博物館も興味深いのですが、団体行動ですから立ち寄れず。

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国立ひだか青少年自然の家の林道がスタートです。

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日高山脈は海底が太古の昔に隆起しているので、穂別で恐竜の化石が発掘されたり、めずらしい地層の露頭があります。
青少年自然の家の研修散歩コースには説明看板あり、でも雑草が茂って地層が全く見えません!!
そう!! 今年はコロナで自然の家に合宿に来る中高生などいない・・・・つまり整備しなくてよい年だったのです。

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なみだの滝、ここまで10分。
勾配を感じないおだやかな林道です。

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林道を歩くこと約30分、いよいよ登山口。
え? どこが? この雑草ボーボーの中が?
よく見ると登山道かもしれないって感じで見落としそう。

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山頂まで全くビューポイントがない樹林帯の中の細い路をジグをきりながら登ります。
学生いない→自然の家の職員も登山道整備する必要ない→登山者が敬遠し少ない→笹藪のび放題で荒れている。
ところどころの紅葉がさしこむ光に美しく映えたので、それが楽しみでした。

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2年前の台風による爪痕が深く、道は細くえぐれ、倒木が多数。

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小さな沢を渡るほんの3mの丸木橋で、先行のメンバーがいきなり視界が消えると同時に悲鳴とガシャガシャッ
そう、なんと橋から2m下に転落したのです。
添乗員がとんできて10分弱で引き上げました。
深い笹藪が彼女を受け止めたので水面まで転落せず途中で止まっていたので、幸いすり傷程度でした。

怖いですね。
岩場などではなく、何もないような普通の道で気をぬくと事故はおこるのですね。
このアクシデントでしばらく滞留しましたが、転落した女性も歩行に問題ないとわかり、団体として落ち着きを取り戻したところで登山再開しました。

標高600m、こんなところで徒渉。

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そこからトラバースを無駄に繰り返し、いいかげん山頂はまだかよーっとイライラがつのったところで、いきなりひらけた頂上に飛び出しました。
正面は夕張岳です。
いつも札幌側から西斜面を見ているので、日高側から裏側の東斜面を見るのは初めてです。

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山頂標識で山ポーズ(山SNSのみんなの登頂ポーズ)

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この山頂標識の白いのは雪の模様???

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鬱蒼とした樹林帯でをえっさほいさと汗水たらして1時間半も歩いてきて、到着したらスキー場の頂点のリフト降り場!!
なんか人工物があると拍子抜けしちゃいますね。

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下山はスキー場を歩いて下るのですが、ガイド兼添乗員がものすごいスピードで先頭を歩いて(転落騒ぎで時間を大幅にくったので急ぐのはわかりますが)、トップから最後尾まで400mくらい離れているなんてどうなの?
クラブツーリズムの山ツアーしか知らないけど、ガイドはもっと全体のことを把握して、隊列がのびすぎないよう配慮するもんじゃないの?

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そんなこんなで下山は1時間、勾配は35度もあるので登りよりつらい。
70歳くらいの方々は、さぞ膝に負担がかかったのではないでしょうか?

むかわ町の「樹海温泉はくあ」(白亜紀の地層から湧いた湯らしい)に寄りましたが、日帰り公衆温泉兼簡易郵便局っていう不思議な建物でした。

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ということて、751m峰を無事にクリアしました。
でも、あえてもう一回行きたいとは思わない山だったな~。
藻岩山で訓練した成果を確認できて、息をきらさず疲れにくい登り方を習得したという点でよかったのかも。
そして、「りんゆう観光」の登山ツアーの雰囲気がわかったのもよかったと思うのです。