登別の近くにある標高1,230.8mのオロフレ山に登山に行きました。
登山口となっている標高930mのオロフレ峠は、かつてレストランや土産物店もある展望休憩所だったのですが、国道がトンネルになって峠下を通過するコースになったため、現在は駐車場を残して行き止まりになっています。

駐車場に到着した時から強風とガスで不穏な雰囲気。
景色は楽しめそうにないので、足下の山野草を楽しみながら登ることにします。
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駐車場で出迎えてくれた紫の気品あるミヤマオダマキ。
さすが花の山だけあって、駐車場からハンパないです。
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登山口からすぐ見られるウコンウツギ。
これは花弁が黄色なのですが、受粉後はピンク色になります。
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ノウゴウイチゴ。
野生のイチゴ類です。
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ミツバオウレン。
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イワカガミ。強風に翼をひろげた紅い鳥のよう。
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ゴゼンタチバナ。
花弁もミントグリーンなので、見落としそうです。
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山野草の女王と呼ばれるシラネアオイです。
6月のこの時期に咲きます。
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シラネアオイは絶滅危惧種に指定されていますが、わんさか群生していました。
天気は最悪ですが、開花のタイミングはドンピシャです。
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晴れていたら展望スポットの羅漢岩付近。
断崖絶壁に群生する白い花は大雪山でも見られる可憐なチングルマです。
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足下が危険で、風も強いので身を乗り出せません。
ガスでよく見えませんが、それでも迫力あります。
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1時間ほどで1,000mケルンに到着です。
全行程の半分くらいは歩いたはずです。
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羊蹄山や洞爺湖が見えるらしいのですが、もう、風速が10m/secを超えたところで体がもっていかれそうになり、身をこごめて前進します。
山頂方向は雨雲の中でさっぱり見えません。
ガイドの指示でレインウエア上下を装着しザックカバーも使用する本格的雨装備になりました。
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コミヤマカタバミ。
みつけたのは1株だけでした。
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チシマフウロ。
嵐の中でも、山頂付近の岩場に咲いていました。
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ガイドの予想どおり暴風雨になりましたが、なんとか2時間弱で登頂しました。
雨雲の中、全く景色がわからない山頂写真ですが標高1,230.8mあります。
正直、ガイド判断にて途中撤退になるのではないかと思うほどの暴風でした。
すべりやすい岩場での突風は気をぬくと転倒につながるため心臓に悪かったです。
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予定より1時間も早く下山して(昼食休憩なしクマザサ地帯で身をかがめて行動食補給)、カルルス温泉に行きました。
オロフレ荘(昔、家族旅行で泊まったことがあります)の日帰り風呂を堪能して、泥だらけの服を着替えホッとしました。
登別温泉街から離れていて公共交通機関もなくひなびた感じのカルルスですが、お湯は最高に気持ちよかったです。
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花の山と言われるだけあって山野草はたくさん見つけられましたが、景色がさっぱり楽しめなかったので、次回はお天気のよいタイミングで登りたいです。
登山される方は、山頂に近づくほどグローブで岩をつかむ方が安全なので、1,000mケルンから上はストック収納をオススメします。