April 14, 2007

the heart of ...



「荒野で二十五年汗を流して大きな成果を得た人がいる。ただし稀である。ほとんどの場合、荒野にしがみつく人は屍しか残せない。成功も失敗も成果もかまわずに大義に殉ずる人がいる。そういう人も必要である。彼らこそわれわれの良心である。しかし彼らが成果をあげることはほとんどない。天国で報われるかもしれないが、それも確かではない。」
(P.D.ドラッカー”非営利組織の経営”より)


・・・ここで言われている”良心”という言葉の真の意味はアメリカ人にしかわからないような気がする。

非クリスチャンでも、アメリカに住んでる人ならなんとなく肌でわかってることなんじゃないか。

しかしこの”良心”っていいよなぁ。
これがアメリカの非営利組織と、その周囲に形成されるコミュニティを支えてるheartなのだ。

April 09, 2007

critical point of music

・・・「つまりプーランクは、自分の音楽に対して誠実であろうとすれば、自分がホモ・セクシュアルであることに対しても、同じように誠実でなくてはならなかったのです。音楽とはそういうものですし、生き方とはそういうものです。」(村上春樹”東京奇譚集”より)


いろんな音楽を腐る程聴いてると、どれも大体似たようなもんだ、という気がしてくる。
しかし、音楽がおもしろいのはそこなのだ。
結局、そこだけなのだ。

これもcocoroomのスタッフの人と話してて気づいたこと。

April 06, 2007

cocoroomという変なとこで1ヶ月間働いてました。

cocoroomというところはアートとか表現とかを中心にホームレスの自立支援、地域再生、就労支援とかいろいろやってるところだったりして、本当によくわからない団体なのです。

ただ、1ヶ月勤めてみて、それからちょっと時間がたって整理がついた。きっと最も重要なのは”自己表現の社会化”なのだ。

たぶん、そうなのだ。


アートが社会とかかわるってどういうことなのか、どういうロジックがこの2つをつなぎ合わせているのか、知りたかったのだけどもそんなもん1ヶ月でわかるわけがない。




・・・ここ最近、自分の考えてることを文章にするのがものすごくへたくそになってるような気がする。考えの整理が全然つかないんだよな。

それでもとりあえず書いてしまおう。たぶん話があっちこっちへ飛び回ることになるだろう。もう既に飛びまくってるか。いや普段から飛び回ってるのか。


cocoroomで一番良かったことっていうのが、もう一度自分自身の音楽活動をしてみようと思えたこと。

いろんな人と出会って、いろんな表現方法や表現の社会化の実例を目の当たりにして、自分自身の本当に出したい音に向き合って、それを他の人に聴いてもらう意味があるものにまで少しづつ磨き上げていこうってもう一度思えたんだよね。

具体的な”なにか”ではなくて抽象的な”なにか”を抱いたままでOKなんだよな。すべてを説明しきってしまう作品を作り上げる必要なんかないんだ。

いやもう、本当に言葉にしづらいものを半分ムリヤリに言葉にしていく作業に取り組む人たちが本当にたくさんいた。そうやって言葉にしていく事によって、頭の中でしか存在しなかった物事にもお金を引っ張ってこれるようになっていろんな人が動き出す。なんともおもしろいじゃないか。


・・・そこに面白味を感じるということは、ぼくはあんまりミュージシャン的人間じゃないのかもしれない。まぁ、それでもいいじゃないか。結果として面白ければなんでもいいじゃないか。

February 22, 2007

25日がリンケージの発表。

さて、友達に手伝ってもらってパスタ制作の様子を撮影しました。

何を撮るかをハッキリさせたらわかりやすい絵が撮れるし、編集もしやすいことがわかりました。


あと当日は発表しないと思うけれども、金閣寺のクリップも適当に作っちゃうつもりです。








リンケージプロジェクトについてはこちらで。
http://www.log-osaka.jp/article/index.html?aid=287
http://www.log-osaka.jp/main.html (右端のバナーをクリックして下さい)

January 29, 2007

なんとなく

なんとなく、開店状態にしておいて何かやりたくなったら適当に集まって何かをやる、というほうが賢い活動方針なのかもしれないなぁ、とも思うんです。

なんでもかんでもハッキリさせたがるのはよくない、のかもしれない。


最近”リンケージプロジェクト”という映像作品を作るワークショップに参加してます。
自分の曲のミュージッククリップを作ってるんですが、これがなかなかムズカシイ。
よく考えると大抵のクリップにはアーティスト本人が出てるんだよなぁ。ぼくは顔出ししないでおこうと思うので、なにか別の方法を考えないといけないんだけども。
しかしまぁ、自分の作品を客観的に見つめる機会ってそんなにあるわけじゃないし、なかなか貴重な体験をしてるなぁと思います。

ぼくの作る音楽は骨董品のイミテーションみたいなものらしい。
それはそれで悪くないわけだが。

January 24, 2007

ending?

このあいだATUさんとは話したのだけども、来年度はみんないそがしくなっちゃうし、サウンドリーディングカフェはとりあえず幕を引こうかなぁと思ってます。今のところ。


文化系サークルというのがどんなもんなのか、というのが活動していく中でわかってきたこと。
組織として人間をまとめていく能力に少々欠けていること。
具体的なビジョンを提示できなかったこと。
それから、やっぱり神戸市外大というのは外大だけあってみんな勉強で忙しいということ。


個人的なレベルでそれぞれの活動をやっていく中で、協力できることは協力していければいいなぁと思いつつ。

November 24, 2006

第3回サウンドリーディングカフェ会議報告書

自宅のパソコンのディスプレイがぶっこわれたので、ただいまHPの更新ができません。
なので、ここで会議報告をさせていただきます。



<<第3回サウンドリーディングカフェ会議報告>>
2006年11月22日(水)
神戸市外大、学生会館2Fで開催


<プロジェクトの進行状況等報告>

session project・・気が向いたらまたやる。
新規プロジェクト"enlightment"、地味に立ち上げ。
   英語で書かれた文章(詩・小説)を翻訳
   どんな形で発表するか、などいろいろまだ未定

<アイディアとして・・フリーペーパー創刊>

サウンドリーディングカフェの主力商品となり得るものとして
総合文化情報提供誌
とりあえずターゲットを新入生にしぼる
生協の学生委員さんを仲間に引き入れる・・・大規模に配布

   (内容のアイディア)
        学生生活に関するアドバイス
        カフェ情報&グルメ情報
        初心者向けパソコンの使い方講座(wordやexcel等)
        外大内のサークル情報、イベントレポート
        学外のイベント情報、取材レポ
        CD・本・映画のレビュー
        連載コラム
        絵・写真作品をひとつだけとりあげるページ
        たまに、おまけCD−RやDVD−Rをつける


<時間がなくて討議されなかったアイディア>

学校内で1月あたりに1回イベントをやる
”外大ラジオ”(ポッドキャスティング)
フリーマーケット開催・出店
映像制作引き受けます
翻訳引き受けます

November 14, 2006

フリーペーパーとか。

次の活動アイディア。

フリーペーパーを作るというのはどうだろう。
サウンドリーディングカフェの活動紹介。
本とかCDとか映画の紹介とか。

外大の中の文化系サークルの総合情報提供。

サウンドリーディングカフェにとっても活動をいろんな方に知らせる良いチャンスを手に入れられるし、外大内の文化系サークル間の交流・活動の活性化もはかれる。

外部とつながる可能性もあるんじゃないか。

あと、時々おまけでCD−RをつけるとかDVD−Rをつけるとか。



ラジオ放送をはじめる、とか。
”外大ラジオ”=ポッドキャスティング


あとweb制作支援とか。


それから家庭教師派遣とかパソコン相談室とか翻訳引き受けますとか古本屋さんとかCDショップとかサウンドリーディングカフェ図書館をつくるとかミュージッククリップ制作とかその他いろいろやけくそ気味にいろいろ。



<別件です>
いつもライブで使っている箱型のシンセはローランドのMC−307というのですが、これとノートパソコンを組み合わせてライブをやりたいなぁと思ってます。同時にVJもやる、とか。
中古でもいいからノートパソコンが欲しいのでぼくはCDを大量処分することに決めました。ヘンなCDが多いのだけども、ぜひぜひ助けると思って買ってください。

November 10, 2006

SRCexhibition終了----さて次は何をしようかなぁ。

外大祭での展示企画は無事に終了いたしました。
来てくださった方、ありがとうございました。

いろいろと、こうなんというか、”展示企画”をやるうえで足りない部分がいっぱいあるなぁと思います。
もちろん展示された作品それ自体に関しては、それなりのレベルに達していると思うんですが、”それをどう見せるか”工夫するという部分で。

ただ、これに懲りないで展示企画は続けていけたらいいなぁ。



2日目のヘッドフォンライブはなんか変な感じですごくおもしろかったです。
5〜10分くらいのライブを6本ほどやりました。
お客様用のヘッドフォンが結局3つしか用意できなかったのですが、結果として生まれた独特の距離感が良かったような気がします。

ライブに関しても、もっとおもしろくて、もっと美しくて、もっと楽しい音楽を作っていきたいなぁと思ってます。


サウンドリーディングカフェの次の動きにもご期待ください!


・・・さて、次はなにをしようかなぁ。
とりあえず、11月22日(水)に第3回サウンドリーディングカフェ会議やります。時間や場所はまたHPに掲載する予定です。


October 19, 2006

クラブ芸工、終わりました!

いや〜、はじめて行ったんですが、芸工大はおもしろいところでした!
クラブ芸工で回してたDJさんにもえらいおもろい人がいたし、ファッションショーなんかも興味深かった。
お客さんとして、ゆっくり展示を見て回りたかったなぁ。


初日”サウンドリーディングカフェ:セッションプロジェクト”のライブはとても盛り上がりました。

途中から入ってきてくれたDJ YouMAさん、レコードこすりまくり。
クラブ芸工に参加しておられた、別のヒップホップグループ”すみれブロッサム”の女性サックスプレイヤー&パーカッションも飛び入り。

全部で5人、なかなかおもろいことになりました。


2日目のライブはギター&シンセ2台という編成でやったのですが、
これは”なにかがはじまりそうだな・・・”という雰囲気そのまんまで
ライブが終わってしまった。


いや、セッションプロジェクトをこれからもっと進めていくにはなんかルールが必要やなぁ、と思いました。考えてみます。

来てくださった方、ありがとうございました!
これからもっと良いものを提供できるように、サウンドリーディングカフェは日々進歩していきます。
次は外大祭もよろしくおねがいします〜!