April 06, 2007

cocoroomという変なとこで1ヶ月間働いてました。

cocoroomというところはアートとか表現とかを中心にホームレスの自立支援、地域再生、就労支援とかいろいろやってるところだったりして、本当によくわからない団体なのです。

ただ、1ヶ月勤めてみて、それからちょっと時間がたって整理がついた。きっと最も重要なのは”自己表現の社会化”なのだ。

たぶん、そうなのだ。


アートが社会とかかわるってどういうことなのか、どういうロジックがこの2つをつなぎ合わせているのか、知りたかったのだけどもそんなもん1ヶ月でわかるわけがない。




・・・ここ最近、自分の考えてることを文章にするのがものすごくへたくそになってるような気がする。考えの整理が全然つかないんだよな。

それでもとりあえず書いてしまおう。たぶん話があっちこっちへ飛び回ることになるだろう。もう既に飛びまくってるか。いや普段から飛び回ってるのか。


cocoroomで一番良かったことっていうのが、もう一度自分自身の音楽活動をしてみようと思えたこと。

いろんな人と出会って、いろんな表現方法や表現の社会化の実例を目の当たりにして、自分自身の本当に出したい音に向き合って、それを他の人に聴いてもらう意味があるものにまで少しづつ磨き上げていこうってもう一度思えたんだよね。

具体的な”なにか”ではなくて抽象的な”なにか”を抱いたままでOKなんだよな。すべてを説明しきってしまう作品を作り上げる必要なんかないんだ。

いやもう、本当に言葉にしづらいものを半分ムリヤリに言葉にしていく作業に取り組む人たちが本当にたくさんいた。そうやって言葉にしていく事によって、頭の中でしか存在しなかった物事にもお金を引っ張ってこれるようになっていろんな人が動き出す。なんともおもしろいじゃないか。


・・・そこに面白味を感じるということは、ぼくはあんまりミュージシャン的人間じゃないのかもしれない。まぁ、それでもいいじゃないか。結果として面白ければなんでもいいじゃないか。

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