2016年06月08日

★No.90【小さな嘘の大きな罪】



日常良く目にする光景に、

「こういうことにしておけば良いんじゃ無い?」

といって、ちょっとした嘘やごまかしを通して言うようなことがあります。

当人達は、

《別に誰かに迷惑かかるわけじゃないし。これで万事うまくいくならそれで問題なし》

と思っているでしょう。

まさか日常のちょっとした嘘やごまかしが、世間を大きく
騒がせるようなことになるとは思っているはずもありません。

しかし、昨今の大企業の粉飾決算の問題や、昨今の燃費偽装、
さらにお金に関する政治スキャンダルなどはこういった小さな嘘を
許容する組織文化がその根源にあるのです。

とても簡単な原理ですが、


組織人が上役のこういった言動を見る
         ↓
迷惑がかからないなら多少の嘘はOKだという合意が形成される。
         ↓
迷惑の範囲がどんどん内向きになる。(内輪に迷惑がかからなければ良い)
バレなければみんな幸せだと考え出す。
         ↓
組織全体がそれを許容し、嘘の範囲がどんどん拡大する。
         ↓
コトが表に出たときには取り返しの付かない状態になっている。


これは以前に書いたカント哲学からくる私の
考え方(どんな場合も決して嘘をつかない)にも共通します。
http://blog.livedoor.jp/srcblog01/archives/1883934.html


例えば、

人殺しは悪いことだが、人殺しをした人は見せしめのために殺しても良い。
とすれば、人殺しは悪いことと言い切れるのか?

つまり、悪は条件を付けることによって善の衣を纏い、どこまでも
拡大、増幅し、そしていつか必ず限界に達し、コントロール不能に陥ります。


これは正義の議論でも当てはまります。正義の判断は一つでな
ければなりません。条件を付ければ何でも正義になってしまうからです。


私の経験では、一つの行為に善悪を定め、それを守ることができれば、世間に
惑わされることなくまっすぐに自信をもって生きていくことが可能になると感じています。


まずは「嘘」

これを無くすことからはじめてみませんか。少しまわりの景色が変わると思います。



最新記事
※このアドレスは横山本人に直接届きます。できる限り返信させて頂きます。
Archives
QRコード
QRコード
RSS