
皆さん、こんばんは。以前から予告していた「地クラブ」ドライバー、
「 JBEAM FX BM α440 」について報告致します。巷で飛ぶと噂の
究極のクラブを入手したまでは良かったのですが・・・結果はさておき、
まずは「地クラブ」についてご説明しましょう。「地クラブは大手メーカー
とは何が違うんだろう?なぜ飛距離が出ると言われるのか?」今回は
そんな疑問に分かり易く答えて行きつつ、入手した地クラブ1Wの
試打レポートを書き記して行きたいと思います。まずは巷で噂の
人気の「地クラブ」メーカーを幾つかご紹介して行きましょう・・・。
【カムイ】超極薄最強チタンフェースが生む驚異の飛び!
富山県高岡市(株)中条(製造)・(有)カムイ(販売)
最新モデル「タイフーンプロ-07s AERO」1Wヘッド。
フェース面での溶接が無いカップフェースが特長。
5Al-3V-2Mo-2Fe Ti FORGED CUP FACE採用。
【アストロ】飛距離と扱い易さを兼ね揃えたクラブ。
大阪市東成区(株)マスターズ
最新モデル「アストロプレミアム D460」1Wヘッド
打ち易さと直進性を更に高めたディープフェイス。
CNC精密加工とプラズマ溶接によるフェイス(鍛造SP700)。
【ミライ】四国のトップアマ御用達クラブ!
愛媛県松山市(株)エム・ケイ・トレーディング
最新モデル「MIRAI Premium460 MK-09」1Wヘッド
ヘッドに施したTiCN加工により低スピンを実現。
フェイス素材はSP700で、フェイス溝が少ない。
エバンジェリスト・マーケティング
【バルド】ウエイト調整機能付の格式を感じる飛びのクラブ。
本社は兵庫県姫路市。人気ヘッド「コンペチオーネ」「8Cクラフト」。
最新モデル「バルド・マグマ BLACK VERSION」1Wヘッド
フェースには「DAT51」を採用し、吸い付くような打球感と
鋭く弾き出るボール初速を両立させている。
この他エポンやアキラ、クレイジー、ジオテック、ミステリー、マスダゴルフ、リョーマ、
ジャスティック、バーテックス等、ウッドやアイアンのヘッドを扱う地クラブメーカーの
他にもシャフトのみを扱うマイナーメーカーが全国に沢山あるようです・・・。
http://lesson.golfdigest.co.jp/gear/special/experiment/gt3000002388601.html

これら地クラブメーカーの中で常に人気の上位を争う実力派メーカーが
今回入手した「JBEAM(ジェイビーム)」です。「JBEAM」はブランド名で、
会社名は「J.G.E.(ジェー・ジー・イー)」と言います。J.G.E.は「J・・・JAPAN、
G・・・GOLF、E・・・EQUIPMENT」の略なんだそうです。EQUIPMENTは
「設備、機材、工具」などの意味があります。古くはパーシモンの時代から
日本でゴルフに携わって来た工房らしい社名です。本社は東京足立区にあり
下町の小さな工房といった雰囲気の外観に好感が持てます。地クラブ
メーカーには派手なデザインで人目をひくようなヘッドが多い中、ここの
メーカーは地味とも言えるデザインですが、機能性で実力勝負といった
ところでしょうか。今回のヘッドは「JBEAM FX BM α440」というモデルで
同メーカーの人気モデル「FX BM 435」よりも幅の広いユーザー向けの
設計となっています。球が上がり易く、キャリーとランで飛距離が望めます。

http://www.jbeam.co.jp/fxbma440.html
今回のヘッドのリアルロフトは「10.5度」で、一般的に10.5度と表示されている
クラブよりはロフトが少なく、僕のヘッドスピード(42)ではこのくらいが限界です。
(僕にはこのクラブのリアルロフト最大値「12度」が合うのでは、と思います。)

●JBEAM FX BM-435 DRIVER HEADをさらに進化させた「飛距離・方向性」。
●全国から人気上昇「好評」発売中。W.T交換式実用新案登録証(H21.12.17)
●各社のシャフトにも、”飛び & 方向性”がマッチングする様「設計」致しました。
◆弊社の考案~3個所のウエイト入れ替えにてフック、スライス、ボール高さを
調整出来るカスタマイズヘッドです。(以上、JBEAMサイトから引用しました。)

【SPEC】◆SLE適合◆
●弊社のロフトは「リアル(実測値)」です。ロフト選びは慎重にお願いします。
ヘッド材質はFACEは飛びの「DAT 55G」、 BODYは6A-4Vチタン製。
ヘッド体積は「449cc」で、今回のリアルロフト角度は約「10.5度」。
ライ角度は60°(規格)で、フェース角は不明(+0.5°~-1.5°)。

ヘッド重量は約198gでフェース高は57mm、重心高は32.7mm、
重心距離は33.2mm、重心深度は34mm、ヘッド慣性モーメントは
4143g.cm2となっています。実際にヘッドを見た印象は、「丸型の
ディープフェイス」で上級者に好まれるような雰囲気があります。

塗装が綺麗で薄くラメが入ったブラックを基調とし、トゥ側のみ
ブルーがかっています。最大の特長は「トゥ、ヒール、バックの
3ヶ所に配置された調整可能なウエイト・スクリュー(ネジ)」です。

市販の「6角レンチ」で3個のウエイトを外してみました。付属品は
4gが2個と3gが一個で、購入時は「トゥとヒール部に4g」がセット
されていました。これは吹け上がりを防止するセッティングでしょう。
トゥ側の4gをバックの3gと交換すれば球の掴まりが良くなりそう。

ウエイトの穴はヘッド内部に通じているので塵が入らないように注意。
「専用ウエイト」は市販されており、他に6g、8g等の重さがあります。
テーラーメイドの専用ウエイト(TLC)と比べるとネジを挿入しずらく、
ウエイトの重量表示が無いので秤で測っておく必要がありました。

0.1gから1kgまで測れる電子秤を購入。安い割に精度が良いです。
今回は46インチ以上の長尺仕様とする為、これ以上ヘッドは重くは
したくありません。試打時はこれら3個のウエイトで実際に打ってみて
ウエイト配置を考えて行こうと思っています。シャフトは新鋭メーカー
「バシレウス」の「スパーダ60S」をチョイスしました。これはGOLFブログ
仲間の象さんに影響を受けての選択です。象さんは球の掴まりが良い
「フィアマ」という種類をドライバーに挿していますが、僕が打ってみると
掴まり過ぎたので、左に行かないという「スパーダ」を選択。(約45.5インチ)
「 Basileus Spada 60S 」データ(ノーカット46インチ時)63.5g、トルク3.4°

シャフトとヘッドのマッチングは実際に組んでみるまで分かりません。
コラソンの近くの工房「平間ゴルフサービス」さんで組んで頂いた物を
その近くのコラソンで試打してみました。工房で計測して貰ったところ、
今回の『JBEAM FX BM α440+バシレウス・スパーダ60S』のスペックは
【総重量・・・319g、バランス・・・D4.5、振動数・・・262cpm】という数値でした。

今回はヘッドもシャフトも格安の中古品を入手したとはいえ、量産型の
大手メーカー物では味わえない趣きが感じられます。第1打を打つまでは
この組み合わせが「凶と出るか、吉と出るか」正直ドキドキものでした・・・。

早速、試打を開始しました。慎重にアドレスし、ダフリやトップをしないよう
しっかり~ゆったりした丁寧なスイングで一気に振り抜く・・・。むむっ?!

実際に何球か打ってみましたが、フェードというよりはスライスが多発し、
打ち出し角は低め。上手く高めに打ち出した場合もスピン量が足りずに
200Yの手前でドロップしてしまう始末・・・。一緒にコラソンに行った象さん
にも打って貰いましたが、スライスはしないものの、やはり”ドロップ”して
思うように飛距離が出ていないようです。シャフトがハード過ぎるのか?
とも思いましたが、ドロップしてしまうのはヘッドの構造が影響している
ようです。後半ようやく真っ直ぐ打てるようにはなりましたが、やはり球は
200Y付近で急激にお辞儀してしまいます。このヘッドはJBEAMの中では
比較的簡単な方らしいのですが、それでもヘッドスピードが足りないという
事なのでしょうか?ゴルフ仲間のヒカルさんやちびパパさんクラスのHS(45)
なら何とか良い球を打てるのかも知れません。来週末は ちびパパさんも
練習に参加される予定なので、是非とも打って頂きたいと思っています。

http://shidanikki.blog47.fc2.com/blog-entry-191.html
こちらの有名な『試打レポートブログ』にも今回のドライバーの試打記録
が多数掲載されていますが、見た目の形状や飛距離性能はかなりの
「高評価」となっています。僕は実際に試打出来ないクラブに関しては
このような試打レポートを参考にして購入に踏み切りますが、有名所で
ここまで高い評価をされていると、自分もそのような球が打てるのでは?
とか、かなり飛ばせるのでは?と勘違いしてしまうのは無理もありません。

「飛ばしは男のロマン」とは良く言いますが、ドライバーは方向性は
もちろん大切ですが、やはり球を遠くに飛ばしてナンボだと思います。
特に僕の様な非力なスインガーにとっては「飛距離を伸ばす」には
「クラブに頼る」しかありません。その為、ドライバーは少しでも遠くに
飛ぶクラブを選びたいのです。そこで大手メーカーより反発力の強い
『地クラブ』という未知の分野に足を踏み入れてしまいました・・・。
今回は自己のヘッドスピードの壁にぶち当たり失敗?してしまいましたが
やはり地クラブの持つ『フェイスの反発力』には惹かれる物があります。
最近では下手な大手物より人気のある地クラブメーカーもあるでしょうが、
大量生産が出来ないのでヘッド単体でも値段はお高くなってしまいます。
しかし小規模だからこそ全ての製品に品質管理が行き届き、大手には
真似の出来ない質の高いクラブヘッド(シャフト)を産み出しています・・・。

大量生産ではウッドの反発係数が規定数値を上回らないよう、ある程度
数値のブレ幅の余裕を持って反発係数設定を下げる必要がありますが、
小規模生産の場合は一個一個のヘッドの反発係数を計測しながら製作
する事が可能で、其々規定数値ギリギリまで高める事が可能なのです。
それがフェイスの反発力を高め、まるで「トランポリン」に弾かれたような
柔らかい打感でボールはブッ飛んで行きます。このような飛びの感触は
フェイスの素材や構造により異なります。またヘッドスピードによっては
今回のようにその優れた機能性を十分に発揮できない事もあるでしょう。
今後も新たな地クラブメーカーに手を伸ばす事があるかも知れませんが、
この「JBEAM」というクラブは自分のスイングでは打ち切れませんでした。
クラブ購入前に自分のヘッドスピードと技量を考慮しないといけない、という
クラブ選びの基本を改めて痛感させられる一件でした。この事を踏まえて、
今年は『長尺パター』と共に『地クラブ』を深く追求して行きたいと思います。

今回もコラソンに行く前に立ち寄った工房「平間ゴルフサービス」さんで、
店長の平間さんから色々と貴重なお話を聞く事が出来ました。昔は今より
試合会場のサービスカーが充実していなかったので、地方大会の場合は
有名プロゴルファーが現地の工房に出向いてクラブ調整を行っていたとか。
(例えばブリヂストンからだと塩谷育代プロらが来店されていたそうです・・・。)
また道内所属プロの第一人者だった故・上原宏一プロとも以前交流があり、
同じく工房を訪れる道内トップアマゴルファーと北海道オープンで競い合った
裏話など、老舗工房の店長ならではの懐かしい逸話を色々とお聞きしました。


また平間さんが過去に製作された『銅合金製ウェッジ』の試作品も打たせて
頂きました。まだ「フェイス溝が無い」状態なのですが、柔らかい素材のお陰で
かなりスピンがかかりました。このまま実戦使用してもルール上の問題はない
そうですが、今ではもう製造していないとか・・・また今週末、リペイントを頼んだ
5Wを受け取りに寄らせて頂きます。果たしてどんな仕上がりでしょうか・・・?

昨年末に癌で亡くなられたプロゴルファー杉原輝雄さんのお別れの会が先日、
杉原さんの地元大阪でしめやかに行われました。
プロゴルフ界からは共に戦った青木功プロやジャンボ尾崎プロ、中嶋常幸プロら
多数の著名選手が会場に駆け付けました。

当日のニュース番組で特集されていましたが、昨年春の中日クラウンズ連続出場
(第1回から51年連続出場中だった)にかけた凄まじい練習に感銘を受けました。
数年前に癌告知を受けてからは当時まだ一般的ではなかった『加圧トレーニング』を
いち早く取り入れるなど、常に貪欲にプロスポーツ選手として生涯を走り続けた杉原さん…。
10年ほど前に北海道で開催されたサンクロレラの試合会場で御本人からサインを
頂いた事があるのですが、本当に気さくで人の良いオッチャンでした。

きっと天国でもゴルフを続けていらっしゃるんでしょうね…それとも
『死んでまでやりとうないわ!』とでも言っておられるでしょうか。
さようなら、杉原さん。頂いたサイン、大切にします…!

◆2/25(土)5:40~5:50@NHK総合にて放送予定!
「NHK映像ファイル あの人に会いたい「杉原輝雄(プロゴルファー)」












































































































































