2008年10月
2008年10月31日
2008年10月30日
2008年10月29日
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2008年10月23日
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2008年10月16日
2008年10月15日
2008年10月10日
大和生命保険が破たん 金融危機で国内初
経営不振に陥っていた中堅生保の大和生命保険(東京)が10日午前、自主再建を断念し、東京地裁に更生特例法の適用を申請した。米サブプライム住宅ローン関連損失が膨らみ、財務体質が悪化した。今回の世界的金融危機が波及して破たんした日本の金融機関は初めて。負債総額は約2695億円で、生保の破たんは戦後8社目。
保険契約者の受け取る保険金や年金は、貯蓄性の高い商品を中心に、一定割合で削減される可能性がある。
株価急落などで、2008年9月末時点で115億円の債務超過に陥る見通しとなった。
東京都内で会見した中園武雄社長は「誠に申し訳なく、心よりおわび申し上げる」と陳謝。破たんの理由について「世界的金融市場の混乱により保有有価証券の想定外の価値下落が進んだ」と説明した。
今後は、東京地裁が再建が見込めると判断すると、更生手続き開始決定が下り「更生管財人」が選ばれ、再建計画が策定される。
生保破たんは01年の旧東京生命保険(現T&Dフィナンシャル生命保険)以来。
(北海道新聞)
引用はここまで
東京生命の破たんの時の状況はよく覚えています。
株価急落は、直接影響を及ぼさない人たちも間接的に影響を及ぼす事例だと思います。
今回はアメリカが引き金となっていることもあり病巣の根は深そうですね。
保険契約者の受け取る保険金や年金は、貯蓄性の高い商品を中心に、一定割合で削減される可能性がある。
株価急落などで、2008年9月末時点で115億円の債務超過に陥る見通しとなった。
東京都内で会見した中園武雄社長は「誠に申し訳なく、心よりおわび申し上げる」と陳謝。破たんの理由について「世界的金融市場の混乱により保有有価証券の想定外の価値下落が進んだ」と説明した。
今後は、東京地裁が再建が見込めると判断すると、更生手続き開始決定が下り「更生管財人」が選ばれ、再建計画が策定される。
生保破たんは01年の旧東京生命保険(現T&Dフィナンシャル生命保険)以来。
(北海道新聞)
引用はここまで
東京生命の破たんの時の状況はよく覚えています。
株価急落は、直接影響を及ぼさない人たちも間接的に影響を及ぼす事例だと思います。
今回はアメリカが引き金となっていることもあり病巣の根は深そうですね。
2008年10月08日
2008年10月07日
2008年10月06日
派遣労働:会社社員を逮捕 年齢偽り中学生働かせる
中学生を派遣登録して働かせたとして、警視庁少年育成課は2日、派遣会社「パワーステーション」(東京都大田区)旧勝島営業所社員、高橋寿弥容疑者(29)=川崎市幸区小向西町=を労働基準法違反(最低年齢)容疑で逮捕したと発表した。容疑を認め「中学生と知っていたが、会社のためだった」と供述しているという。約50人の中学生を働かせていた疑いもあるとみて追及する。
調べでは、高橋容疑者は06年8月〜07年3月、いずれも品川区の当時中学3年の男子生徒4人(14〜15歳)を派遣登録し、区内の物流会社などで働かせた疑い。生徒らは1〜22日間、靴の検品作業などで1日約8000円の報酬を受け取っていた。
生徒らは登録時の面接の際、「中学生」と申告し、書類にも記載していたが、高橋容疑者は派遣先の会社に18歳と偽るよう指示していた。
生徒らは「中学生でも働けるとうわさで知り面接を受けた。遊ぶ金がほしかった」と話しているという。1人は「営業所長に面接を受けた」と話しており、同課は所長からも事情を聴く方針。
労働基準法では、原則満15歳に達した日以降の最初の3月31日が終了するまで労働者として使用することを禁じている。パワー社は「中学生らは高校生だと偽り登録していたと聞いている。ただ、高校生の派遣も社内通達で禁じており、再発防止に努める」とのコメントを出した。
(毎日新聞)
引用はここまで
われわれが労働基準法を学んだときは、こんなケースはないだろうと思っていましたが、会社組織としてはそこそこの大きさの会社がこんなことをやっているとはびっくりです。(この会社にはコンプライアンス部というものがあるようですが)
あと「労働基準法違反による逮捕」というところもポイントです。
労働基準監督署が逮捕ができることはいうまでもありませんが、逮捕後の拘留場所を専用で確保していないとの理由からほとんど逮捕されることはないということです。
なので逮捕というのは悪質であるというように言えるでしょう。
調べでは、高橋容疑者は06年8月〜07年3月、いずれも品川区の当時中学3年の男子生徒4人(14〜15歳)を派遣登録し、区内の物流会社などで働かせた疑い。生徒らは1〜22日間、靴の検品作業などで1日約8000円の報酬を受け取っていた。
生徒らは登録時の面接の際、「中学生」と申告し、書類にも記載していたが、高橋容疑者は派遣先の会社に18歳と偽るよう指示していた。
生徒らは「中学生でも働けるとうわさで知り面接を受けた。遊ぶ金がほしかった」と話しているという。1人は「営業所長に面接を受けた」と話しており、同課は所長からも事情を聴く方針。
労働基準法では、原則満15歳に達した日以降の最初の3月31日が終了するまで労働者として使用することを禁じている。パワー社は「中学生らは高校生だと偽り登録していたと聞いている。ただ、高校生の派遣も社内通達で禁じており、再発防止に努める」とのコメントを出した。
(毎日新聞)
引用はここまで
われわれが労働基準法を学んだときは、こんなケースはないだろうと思っていましたが、会社組織としてはそこそこの大きさの会社がこんなことをやっているとはびっくりです。(この会社にはコンプライアンス部というものがあるようですが)
あと「労働基準法違反による逮捕」というところもポイントです。
労働基準監督署が逮捕ができることはいうまでもありませんが、逮捕後の拘留場所を専用で確保していないとの理由からほとんど逮捕されることはないということです。
なので逮捕というのは悪質であるというように言えるでしょう。