投機白書

光陽ファイナンシャルトレード(株)IT部(コミッション)シモジのマイノリティリポート

ドル建て金と夜間取引(19:;00)

ドル建て金・夜間取引(五分足)
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東京白金・銀夜間取引(五分足)
東京白金同上





東京GS・ゴム夜間取引(五分足)
東京ガソリン同上





東京金夜間取引は、ドル建て金現物相場の上昇や、小幅に円安に振れたことなどから+4円の3380円で寄り付きました。その後、細かな為替の動きやドル建て金相場に振られる格好で下値3370円上値3381円の11円のレンジ内で取引されています。

欧州株式市場は、金融関連銘柄やエネルギー関連を中心に小幅反落となっていますがユーロは、対ドルで$1.27台前半まで戻りを入れて堅調に推移しています。

ドル・円も、17:00前に84円台に乗せる場面もありましたが、この水準では上値が重いことと、これを上抜いても輸出筋の売りが控えているとの観測から、引き続き83円台半ばから94円台前半のレンジで推移するものと思われ、国内商品にとって一段高の重石となりそうです。

●7月仏鉱工業生産  
・事前予想 +0.7%
・今回数値 +1.4

●8月独CPI改定値
・事前予想 前月比/仕入+0.1% 前年比/仕入+8.9%
        前月比/出荷+0.1% 前年比/出荷+4.8%

・今回数値 前月比/仕入−0.5% 前年比/仕入+8.1
        前月比/出荷±0.0% 前年比/出荷+4.7

19:00現在
・金夜間取引  3380円
・ドル建て金  $1247.82
・ドル・円     83.98円
・ユーロ・ドル  $1.27167

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為替 推移

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 ドル・円 日足
ドル・円 日足





ドル・円は、序盤に日経平均株価の上昇や、日本振興銀行の破綻による海外勢の売り、また仲値決済に向けてのドル買い・円売りの動きが強まりなどで一時84.29円まで上値を広げる場面となりましたが、株価が後場寄りから上げ幅を削ったことなどから、売り優勢となり、83.75円まで値を沈める状況、改めて84円台での上値の重さを痛感する展開となりました。

 ユーロ・ドル 日足
ユーロ・ドル 日足





ユーロ・ドルは、米国市場での欧州懸念などから売られた流れを引き継ぐ格好で下落となり、さらにスイス系のユーロ売り・ドル買いなどが出たと示唆されて8/24以降の短期のサポートラインを下回る水準での推移となりました。ただ、$1.26半ばで支持されると買戻し優勢となり、$1.26台後半での推移となっています。

 ドル指数 日足
ドル指数 日足





これらを受けてドル指数は、やや堅調な動きとなり、50日移動平均線を上回ってB・バンドの中心線を回復する動きとなりました。CCIが節目の0ポイントを回復し上値期待を高まる展開となっています。
おりしも昨日、為替でのCCIは+100から-100までの一直線の動きとなりやすいと指摘したばかりですが、早々に経験則を外れる動きとなりました。ただ、B・バンドが縮小していることから、小動きになりやすく、このまま上値を試すかどうかは疑問点が残ります。

週末は、オバマ大統領の景気刺激策の具体案が示されるほか、中国のCPIの発表、さらに中国の利上げの観測などが予想され、これらの結果を受けて市場がどのような反応を示すか注目されます。

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午前の様子と午後の展望

東京金 日足
東京金画像をクリックすると拡大します





東京金は、NY安と円高が交錯するなか-19円の3371円で寄り付いたあと、ドル・円が94円台に上昇したことや、ドル建て金の反発で一時3385円まで下げ幅を縮小しましたが、円安一服となったことなどから3380円台を割り込んでの推移となっています。

チャート上は、B・バンド横ばい、中心線緩やかに上向きのなか、+1σを維持できずに陰線状態となりましたが、200日移動平均線に支持される形で中心線付近まで回復、CCIが節目の0ポイント割れを試す下降が続いていることや、RSIが強弱の節目の50%割れを試す展開となていることから、それぞれの節目を維持できるかどうかが今後の焦点となりそう。

円安が下支えとなっているものの、後場寄りの日経平均株価が上げ幅を大きく縮小してきていることから、やや円が買われる状況となっており84円台を割り込むようだと、金は一段安の可能性が残ります。
個人的には、3360円近辺での押し目買いスタンスを維持して様子見したいと思います。

東京白金 日足
東京白金同上





東京白金は、NY安と円安が交錯するなか、+14円の4214円で寄り付いたあと、為替やドル建て現物相場に振られて4214円〜4230円の間での往復が続いています。

チャート上は、B・バンド縮小、中心線横ばいのなか、前日と同値付近での推移となりましたが、節目の中心線を回復して陽線状態、CCIが0ポイントを維持して切り返し、上昇が続いていることから上値期待も広がりますが、RSIが強弱の節目の50%を上抜いてくることが条件となりそう。

午後は、日経平均が上げ幅を削って寄り付いたことから、やや上値を圧迫される場面見られそう。ひとまず、4200円割れの水準での押し目買い方針を維持して様子見したいと思います。

東京ガソリン 日足
東京ガソリン同上





東京ガソリンは,NY原油安と円安が交錯するなか、+60円の50000円で寄り付いたあと、49760円まで一気に下値を広げる展開となりました。その後は、円安が84円台前半まで進んだことと、NY原油夜間取引が反発となっていることから、再び50000円台を回復し、50020円の高値を付ける場面も見られました。

チャート上は、B・バンド拡大気味、中心線横ばいとなるなか、前日の高値付近での推移となりましたが、75日移動平均線に上値を押さえられて陰線状態、CCIが強気エリアの+100を上回って上昇が続いていることや、RSIが強弱の節目の50%を上抜けて期待ことから上値期待が広がります。

午後は、日経平均が上げ幅を削って寄り付いたことからやや下値を削る展開となりそう。需給に関する弱材料は、前日の需給統計である程度織り込んだ感もあり、目先は、押し目のタイミングを計りたいところですが、とりあえず中国の利上げを警戒して様子見したいと思います。


東京コーン 日足
東京コーン同上





東京コーンは、シカゴ高と円安を背景に+360円の22910円で寄り付いたあと、シカゴ夜間取引は軟調な推移となっていますが、84.29円まで円安が進んだことに支援されて、前引けは22960円とやや水準を切り上げて終了しました。

チャート上は、B・バンド拡大、中心線上向きが続くなか、前日の+1σ割れから一転して+2σ付近まで上昇、CCIが再び強気エリアの+100を上回ってきたことや、RSIが60%で切り返しとなっていることから、これが続くようであれば上値が広がる可能性があります。

円安に支援されているものの、シカゴ夜間取引が軟調に推移していることから、23000円台に一歩届かない状況。
今夜は、米農務省の需給統計の発表がありますが、仮に結果を受けて吹き上げる場面があれば、新規売りのタイミングと見ています。
個人的には、需給統計の結果を確認する必要があると思いますが、23000円台の水準があれば、売りのタイミングを計りたいと思います。

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今日の展望と欧米主要経済指標

ドル建て金 日足
ドル建て金画像をクリックすると拡大します





は、NY安と円安が交錯するなか−20円前後の寄付き見通し、NY市場では、米経済指標が予想以上に改善されたことやドル高に押される格好となり地合いを弱めることとなりました。

チャート上は、B・バンド縮小、中心線上向きのなか、+2σで頭打ちとなったあと+1σを割り込み、約一ヶ月ぶりに終値ベースでバンドウォークを外れる格好となっています。
CCIが、強気エリアの+100を大きく割り込み0ポイントを目指す下降となっていることや、RSIが買われ過ぎ域手前から急落していることから、目先の修正局面が想定されます。

これまで国内は円高に上値を押される格好となっていましたが、7/23から続いていたNY市場の上昇も、バンドウォークをブレイクしたことなどからそろそろ修正局面を迎えそうな状況となっています。
また、CPI(今回予想3.5%)が一年物預金金利(2.25%)を上回っていることから、預金の目減りが指摘されている中国の利上げの可能性が急速に高まっており、本来であれば13日(月)に発表される中国のCPIが明日11日(土)に繰り上げされたことに何らかの思惑が感じられます。中国利上げとなればリスク商品にとって圧迫要因となることから、とりあえず利食い優先して様子見したいと思います。

NY原油 日足
NY原油画像をクリックすると拡大します





原油は、NY原油安と円安が交錯するなか、NY原油夜間取引の上昇を背景に+150円前後の寄付きとなる見通し、NY市場では、製品在庫が過去最高水準となったことや対ユーロでのドル高などに圧迫されて地合いを緩めることとなりました。

チャート上は、B・バンド縮小、中心線下向きとなるなか、+1σを上回る上昇となったものの維持できずに上ヒゲとなり陰線状態、ただ、節目の中心線付近で下げ止っている状況、CCIが強気エリアの+100に向けた上昇が続いていることから上値期待もありますが、RSIが強弱の節目の50%以下での推移が続いていることから、この水準を上回ることが、一段高の条件となりそうです。

在庫水準やドル高に圧迫された割りには、意外に底堅い印象を受けています。
本日は、週末ということもあって利食いに押される場面も見られそうなことや、今週末から週明けにかけて中国の利上げが警戒されるので、ひとまず様子見したいと思います。

シカゴコーン 日足
シカゴコーン画像をクリックすると拡大します





コーンは、シカゴ高と円安を背景に+380円前後の寄付き見通し、シカゴ市場では、小麦の急伸や生産高の下方修正観測を支援にファンドの大口買いで昨年1月以来の高値に急伸となりました。

チャート上は、B・バンド拡大、中心線上向きのなか、前日の高値を上回って+2σを突破する状況、期近つなぎ足では、確認されませんが、中心限月の12月限では、年初来の高値更新となっています。
ただ、CCIが下降を続けてややダイバージェンス意識される状況になっていることやRSIが買われ過ぎ域にあることから、高値警戒感も広がります。

本日は、23000円台を試す場面も見られそうですが、週末の米農務省需給報告を控え、ポジション調整の利食い出やすい状況となっています。
個人的には、23000円台での戻り売りを試して見たいと思います。

●本日の欧米主要経済指標
9/10(金)                前回数値    今回予想
●15:45
7月仏鉱工業生産           −1.7%      +0.7%

●17:30
8月英生産者物価指数
         前月比/仕入      −1.0%      +0.1%
         前年比/仕入      +10.8       +8.9%

         前月比/出荷      +0.1%      +0.1%
         前年比/出荷      +5.0%      +4.8%

●19:00
7月OECD景気先行指数        103.4       N/A

●23:00
7月米卸売在庫             +0.1%     +0.4%

●その他
・8:50  第2四半期日本GDP速報値
      第2四半期日本GDPデフレーター
      日銀金融政策決定会合議事録

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外電速報

ドル・円は、複数の米経済指標の改善や株式相場の上昇も、引き続き日本政府・日銀の更なる円高阻止の姿勢を試す動きに変わりはなく、83円台半ば〜後半の小動きとなった。
7:20現在 83.85円


は、ドル高で前日安値を下回ったあと、思惑買いでプラスに浮上したが、米経済指標の内容が予想を上回ったことやドル反発・株高で急速に地合いを弱めた。
・NY金  $1249.4 −6.7 円換算−20円
・NY銀  ¢1985.5 −15.4 円換算−0.7円
・NY白金 $1553.3 −8.9 円換算+5円



原油は、米経済指標の改善や株高、原油在庫の予想外の減少などを背景に、期近は三週間ぶりの水準へと上昇したが、石油製品在庫が過去最高水準となったことや、対ユーロでのドル上昇などから、中盤以降は利食い売りなどから急速に下押しされた。
・NY原油  $74.26 −0.41 円換算−250円
・H・オイル $206.79 -1.38
・改質GS  $193.32 -0.62



穀物は大豆が、派生商品取引に対する不正銀行融資の調査の噂で中国市場が急落したことが圧迫し、狼狽売りを誘って急落した。中国向けの大豆油大口成約が小麦・コーンの急伸、生産高の下方修正観測で回復したが、プラスに浮上できなかった。

コーンは、中国商品市場の急落や大豆安で前日の安値を下回ったが、中国問題は長続きしないとの見方や小麦の急伸、生産高の下方修正観測をはやして切り返した。ファンドの大口買いで今週の高値を突破し、昨年1月上旬以来の高値に急伸した。
・シカゴ大豆  ¢1046.00  −3.50 円換算+370円
・シカゴコーン  ¢470.75  +8.75  円換算+350円


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