SSスクール【妙高市の少人数・個別指導塾】

新潟県妙高市の学習塾 成績アップ・高校合格を徹底サポート!

2012年11月

生徒たちに数学を教えていて 常々感じることがあります
自分の学生時代を棚上げして注意しているのですが 計算問題はもちろん
文章問題であっても 途中の計算式を書かない生徒の多いこと!
中には あろうことか 自分で計算したひっ算も 答えを出した後 消してしまう子もいます

棚上げというのは 思い返せば私自身も 途中式を面倒だからと省いて計算していた
ことがあるので 書きたくない気持ちもわかっていて 生徒たちには忠告しています
私は高校へいってから途中式の大切さを痛感しました 高校数学では三角関数を
はじめ 複雑な関係の数式が並んでいます 見慣れない高度(と構えてしまう)な
計算は 慎重に進めるのでミスは少なくなります しかし今まで何の気なしにやっていた
通分や 方程式の移項で符号のつけ忘れなど「なんでもない」ミスをしてしまうのです

今の中学生や高校生はPCやゲームで 計算能力は秀でたものがあります
ですがその折角の能力を 簡単なミスで無駄にしてしまうほど悲しいことはありません
私は生徒たちにこう言っています
「途中式は自転車の補助輪。確かに補助輪をつけていると "ダサく"見えてしまうよね。
だけど補助輪があれば"絶対に"転ばない。途中式を書かずに計算ミスしているのは
『俺、補助輪なしでも乗れるぜ!』と言って自転車を両手放しで乗って転んでいるのと
一緒。そのほうが"ダサい"よね。」と。

この時期になると 高校受験を控えた受験生のみなさんは 定期テストもこなしながら
塾や学校での模擬試験を 立て続けに受けて 目の前にある課題を消化するのに精一杯
という方が多いでしょう

今日はちょっと想像力をはたらかせて 今から5ヵ月後…志望する高校へ見事合格して
新高校生として晴れやかな高校ライフをスタートさせる自分をイメージしてみてください

新しい鞄に 着慣れない制服 合格と同時に買ったスマートフォンも肌身離せないでしょうか
まだ居心地の悪い教室では 同じ中学出身で顔見知りの同級生を見つけ 話しているところに
名前も覚えたてのクラスメイトが割って話しかけてくる 最初はぎこちない敬語混じりな会話
だったのが 好きなゲームや芸能人が同じでだんだん話が弾んでくる…想像できましたか?

こうして 少し先の自分をイメージすることは とても大事なことです スポーツ選手も
大会やレースの前には 必ず自分が表彰台の頂点にいることを想像している方も
いらっしゃると聞きます 自分の将来の姿をイメージすることで 脳がそのとおりに運ぶように
動いてくれる…ジンクスやおまじない等ではなく 科学的に研究されていることです
受験勉強でちょっと疲れたときには 少しペンを置き 色々とイメージを広げてみてください

【上越市の児童虐待過去最多 貧困や障害背景に】


11月8日に上越市役所で開かれた要保護児童対策地域協議会代表者会議で
上越市内で昨年度1年間に親などから虐待された児童は293人にのぼるという
調査結示されました この人数は2年連続で過去最多を更新しており この背景には
貧困などの厳しい家庭の現状があると判断しています この根拠には 虐待家庭の
43%が生活保護や市民税非課税などの低所得層であることが挙げられるとの
ことでした

年々増加しているように見えるのは 虐待の認知件数が増えている可能性もあります
医療機関や 虐待を受けている子どもからの訴えで 今まで潜在していた虐待が
表面化しているということもあるでしょう

生活に困窮していることが 虐待の要因のひとつではあると思います 実際に
明日の生活の見通しも立てられないような状況では 子育てや自分の子ともに
しっかりと目を向けることは難しいこともあるでしょう

もうひとつ個人的な見解ですが ひとつ付け加えることがあるとすれば
昨今の「個人主義」を根底にした 他者との距離の取り方が原因のひとつなのかも
しれません 子育てで悩んでいたら 大先輩であるお婆ちゃんがアドバイスを
してくれたり ご近所さん同士で子ども預けあって 子育て疲れを軽減する…
そういった「ガス抜き」が自然と機能していたのかもしれません

確かに日々の生活に追われていると グチを誰かにこぼす時間すら
充分にとることができないかもしれません ただ グチをこぼすことは なにも恥ずかしいことでは
ありません そうすることで悲しむ子どもは一人でも少なくなるでしょう

本日 野田内閣総理大臣が 衆議院を16日に解散すると明言されました
マスメディアももちろん 色々な情報が駆け巡っています 投開票は12月16日になりそうです

公立中学の3年生は現在 公民分野でちょうど選挙や内閣・国会について学んでいると思います
ぜひ いい機会ですので実際の報道などを毎日チェックしながら 大人たちがちゃんと教科書
とおりの「正しい政治」をしているか 見て頂きたいです 党首討論の場で出た「一票の格差」
という問題は 今年度改定された教科書では結構なスペースを割いて説明しています

とかく大人でも「0増5減」などという言葉だけが踊ってしまい 本題を忘れてしまいがちです
新しいことを学んでいる生徒の皆さんには その言葉の背景などを探ってみてください
大人の我々はその疑問や質問に面倒くさがらず また自分たちも立ち返って じっくり
考えてみることもいいかもしれません

街角での市民インタビューで「この年末の忙しい時期に…」という方がいらっしゃいました
確かに年の瀬も迫ってくると慌ただしさが増します しかし今だからしっかりと各問題を
改めて考える機会にしなければなりません なぜなら他でもない 自分の国のことなのですから

月謝:25,000円(税込)


教材費:込み!


受講科目:主要5科目(国語・英語・数学・理科・社会)


SSスクールでは以下の理念をもとに【完全定額制】の料金体系としております。

一般の学習塾では、生徒によって受講する科目数や受講時間で料金が変動します。
勉強がたくさん必要な生徒は多く授業をとらなければならないというのは当然の考え方
かもしれません。ですがその一方で、「これ以上科目をとると月謝が高くなってしまう」
「もっと授業を受けたいのだけれど、費用が…」といった理由で、"受講する意思があるのに"
断念してしまうケースが多く見られます。当スクールではそういった"もったいない"ケースが
生まれるのを避けたいと思い【完全定額制】としました。通う意思のある生徒には
開校曜日・時間めいっぱい受講していただいて構いません。

また教材費を含んでおりますので、新年度に一連の教材を一括してご購入頂くことはなく、
月々同じ金額でお支払い頂きます。生徒によって、年間を通して一冊の教材をやり抜く
方がいいのか、弱い単元を集中的に補った方がいいのかというのは、入塾した時には
わかりません。また通塾している間にも生徒の力は刻一刻と向上していきます。
その都度、保護者様と確認をとって教材を決めていく時間は生徒にとってもったいない。
当スクールには決まった教材はありません。生徒一人ひとりにあわせて ベストな
タイミングでベストな教材をこなしてもらおうと考えております。

↑このページのトップヘ