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2013年05月

【意味】表面は怖そうだが、内心はとてもやさしいこと。また、そのような人。
    鬼のように怖そうな顔に、仏のようなやさしい心の意から。
    反対の意味の言葉として「人面獣心」がある。

折りに触れ「優しい先生とはなにか」ということを指導者として考えることがあります
生徒にとっての優しい先生とは 分からない所を聞けばすぐに答えてくれる先生 と
答える方もいるでしょう しかし私の考えは少し…いや だいぶ違います
聞けば答えるというのは インターネットの検索サイトと一緒で 生徒の考える力が
損なわれてしまいます まして検索サイトで調べる力 またその得られた情報を
取捨選択する力も育まない側面も持っているかもしれません 情報が氾濫する昨今で
この力が極端に衰えている子どもたちを目にします
分からないという状況を把握し 自分なりの仮説を立て 実証/検証し考察するという
プロセスができなくなってきています 「分からないから教える」という単純な関係に
ならないよう 常に気を配って指導を行っています

ときに鬼のように生徒へは映るかもしれません 鬼で結構 嫌われて結構
その場しのぎで優しいと評価されるよりかは ずっと大切な関係だと信じています

【意味】飾らず自然のままの姿があふれ出ているさま。生まれつきの素直な心そのままで、
    明るく純真で無邪気なさま。

「天真」は純粋な性格を意味し 「爛漫」は自然のままに輝き現れる様子を表しています
この言葉 実際は褒め言葉よりちょっと皮肉ったときに使うことのほうが多いかもしれません
本来の意味をご覧頂ければお分かり頂ける通り 素直で純真といういい意味での四字熟語です
しかし実際には身勝手とか 勝手気ままなとかいった受け取られ方をすることがあるので
注意しなければなりませんね

日本人…という括り方でいいのか躊躇しますが 得てして日本人は周りとの同調を重んじる
国民だと思います 自分の意見を押し殺して相手に合わせることが美 という意識が
幼い頃から植え付けられているのかもしれません そういった中では 自分の気持ちを
偽らずに素直でいることは ときに異端に思われてしまうのだと思います
協調性もとても大切なちからです 自分の心に素直でいることとバランスのとれた
大人になっていってもらいたいものですね

【意味】以心伝心とは、言葉や文字を使わなくても、
    互いの気持ちが通じ合うことのたとえ。

もとは仏教用語で 言葉や文字では表せない奥深い仏教の真髄を
師から弟子の心へ伝えることをいったことに由来します

我々は普段(少なくとも私は)この言葉を「言わなくても
分かり合える気の通った仲間」といったニュアンスで使っていると
思います しかし言葉の成り立ちを見ると ちょっと違います
実際 普段使っている意味ですと 日常生活で以心伝心できる相手や
場合はなかなかありません やはり 人と人とのかかわり合いのなかで
「言葉でのやりとり」というのはとても大切なことです

相手から伝えられたことを理解する そして理解したことを
相手やまた他の人に表現して伝えるというやりとりができてこそ
その言葉や表現を超えたものを【以心伝心】で伝えるという
本来の意味になっていくのではないでしょうか

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