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2014年04月

【面接(集団・個人)】
 前制度の推薦入試受験者に対するものと同様と思われます。
PRカードと同様、各中学校も過去の傾向や、予想問答集を
そろえているので対策が可能です。緊張状態でもスピーディに
受け応えられるよう「この質問にはこう答える」といった
自分の言葉で作ったメモ(ネタ帳)を用意してほしいと思います。

 ただし試験官とのやりとりという一般的な面接から、
集団面接で例えば、「都市の緑化をすすめるために
いい案を練ろう」といった、ひとつの課題を与えられて、
受験者同士で課題を遂行するという形式の面接も
他県ではみられます。そういったところまで中学校で
対策してくれるか、状況を確認しながら当スクールでも対応します。


【課題作文】
200字から400字程度の作文を書く課題です。
前制度の推薦入試でも課題となっている高校が多く、
各中学校も過去の問題をそろえているので対策が可能です。

社会問題の資料や文章から問題点を読み取り、
自分の考えをまとめるといった形式や、学校生活の
中から一例を挙げて自分をPRする形式など、
より多くの問題に触れておくことが必要です。
また作文といったよりは、小論文に近い形で書き上げる
ことを求めているようです。

○筆記検査(A方式):
教育庁の説明では『英語の文章や数理的な課題』とあるので、
英語の長文や英作文・数学の図形・関数・規則性の問題の対策が
必要と考えられます。前例がないので傾向をつかむのは
難しいですが、どの問題でも選り好みせずに万遍なく
解いていくことが望まれます。

○筆記検査(B方式):
国語試験の大問3・現代文の内容理解の問題と、
自分なりの考えを問う問題の複合形式のようです。
教育庁の出題例は4500字の文章で、それぞれ200字と
100字で出題されています。文章を早く、正確に
読み取る力と、自分の考えをコンパクトに
まとめる力が必要になります。その問題を
1問1問大切に解くことが重要です。出題例は
2問だけですが、配点が100点であることを
考えると、もう数問あってもいいように思います。

今日から何回かに渡り、新潟県公立高校入試で新たに
設けられる「学校独自検査」について、検査の内容を
対策を含めて、ご紹介していこうと思います。
なお、実技検査については、上越地域では
実施校がありませんので割愛します。

【PRカード】
試験日当日、与えられた質問に対し40字から60字程度で
書くような検査だと思います。前制度では、
推薦入試受験者に対して、多くの高校でこの課題を
課してきました。ですので、その内容を踏襲することが
考えられます。これについては各中学校も過去の傾向や、
予想質問集をそろえているので対策が可能です。
どのような質問を出されても、簡潔に、時間内で
書ききれるよう、予め答える内容を考えておくなど、
トレーニングが必要です。

それでは今年度から新たに実施される【学校独自検査】について
新潟県教育庁より発表のあった、各高校の実施科目についてご案内します。

























































































































 高校名   学科   定員   試験:内申   独自検査内容   配点 
高田 普通 240 7 : 3 筆記検査(A方式) 100
高田 理数 40 7 : 3 筆記検査(A方式) 100
高田北城 普通 240 7 : 3 筆記検査(B方式) 100
高田北城 生活文化 40 7 : 3 筆記検査(B方式) 100
高田農業 農業 160 6 : 4 PRシート 100
上越総合 機械工学 80 6 : 4 集団面接 100
上越総合 電気情報 80 6 : 4 集団面接 100
上越総合 住環境 80 6 : 4 集団面接 100
高田商業 総合 160 6 : 4 個人面接 100
新井 総合 160 7 : 3 PRシート 100
有恒 普通 80 7 : 3 集団面接+PRシート 100
安塚 普通 40 7 : 3 課題作文 100
糸魚川 普通 200 7 : 3 筆記検査(B方式) 100
南城 午前 79 7 : 3 個人面接 100


見事に、各高校で実施内容がばらけてしまいました。
これの意味するところは「志望校を早めに決めないと、
複数の試験形式を練習しなければならない」ということです。
第1志望校と第2志望校とで検査内容が違っていたら、両方の
形式を練習しておかなければなりません。それは今までにない
新たな負担となります。

次回は、各検査内容を対策も含めて、もう少し詳しく説明します。

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