2014年05月14日
少子化と集団的自衛権
5月13日、政府の経済財政諮問会議が設置した「選択する未来」委員会は
このままでは2060年に日本の人口は8700万人まで減少するので、
1億人を維持するために、2030年までに出生率を2.07まで回復させるとし、
出産・子育てへの政府の支援を倍増する案を発表したそうです。
何をいまさらという気持ちです。
そんなことは数十年前からわかっていたことではありませんか。
それなのに、働く女性の職場や生活環境を劣悪なままにしてきた結果に
今頃あせってどうするのと私は思います。
女性に働いてもらわないと経済がまわらなくなることが、今頃になってやっとわかってきたらしく
保守政治家を自称する安倍総理すら、女性の社会進出をしきりに主張し、
女性の家事を担うために、外国人を入れる案まで出てきています。
今度は日本の女性のために、外国の女性を踏み台にするのかと
政治家たちの泥縄式の女性の人権無視の発想には嘆息するばかりです。
現在の予測では、2060年は人口8700万人、そのうち65歳以上の高齢者が40%だそうです。
安倍総理がしきりに導入したがっている集団的自衛権ですが
戦場で前線で働くのはどう考えても20~30代の若い男性でしょうから
8700万人のうちの60%の非高齢者のうち、
さらに男性はその半分で、20~30代の若い男性はそのまた一部。
きわめて貴重な若い男性を、自国の防衛ならまだしも
他国を守る戦場に送り込むゆとりがあるとはとても思えません。
(だからといって、無人戦闘機などの人力を必要としない人殺しの新型兵器の開発などは、人間がしていいこととは思いません。)
若い男性・女性には、日本の経済を維持するために
働いてもらわなければならないのであって
一人たりとも自国はもとより、外国のために死なせるわけにはいきません。
そのために政府は、戦争を起こさないための外交を必死でする責任があります。
自分の考えはどうであれ、世界中から非難される靖国神社参拝などすべきではないでしょう。
少子化政策と防衛政策が、全くリンクしないまま走っている今の政権は
超近視眼的であり、非科学的な、持続不可能なものであることを
私は強く主張したいと思います。
このままでは2060年に日本の人口は8700万人まで減少するので、
1億人を維持するために、2030年までに出生率を2.07まで回復させるとし、
出産・子育てへの政府の支援を倍増する案を発表したそうです。
何をいまさらという気持ちです。
そんなことは数十年前からわかっていたことではありませんか。
それなのに、働く女性の職場や生活環境を劣悪なままにしてきた結果に
今頃あせってどうするのと私は思います。
女性に働いてもらわないと経済がまわらなくなることが、今頃になってやっとわかってきたらしく
保守政治家を自称する安倍総理すら、女性の社会進出をしきりに主張し、
女性の家事を担うために、外国人を入れる案まで出てきています。
今度は日本の女性のために、外国の女性を踏み台にするのかと
政治家たちの泥縄式の女性の人権無視の発想には嘆息するばかりです。
現在の予測では、2060年は人口8700万人、そのうち65歳以上の高齢者が40%だそうです。
安倍総理がしきりに導入したがっている集団的自衛権ですが
戦場で前線で働くのはどう考えても20~30代の若い男性でしょうから
8700万人のうちの60%の非高齢者のうち、
さらに男性はその半分で、20~30代の若い男性はそのまた一部。
きわめて貴重な若い男性を、自国の防衛ならまだしも
他国を守る戦場に送り込むゆとりがあるとはとても思えません。
(だからといって、無人戦闘機などの人力を必要としない人殺しの新型兵器の開発などは、人間がしていいこととは思いません。)
若い男性・女性には、日本の経済を維持するために
働いてもらわなければならないのであって
一人たりとも自国はもとより、外国のために死なせるわけにはいきません。
そのために政府は、戦争を起こさないための外交を必死でする責任があります。
自分の考えはどうであれ、世界中から非難される靖国神社参拝などすべきではないでしょう。
少子化政策と防衛政策が、全くリンクしないまま走っている今の政権は
超近視眼的であり、非科学的な、持続不可能なものであることを
私は強く主張したいと思います。
ssk23ww at 06:24│Comments(6)│TrackBack(0)│
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この記事へのコメント
1. Posted by mm 2014年05月18日 07:22
昨日のテレビで安保法制懇の北岡在長代理の話を聞きました。集団的自衛権に賛成の人は、日本がアメリカに助けられるばかりでなく、他の国々と一緒に「平和のための戦い」に参加したいんだなと感じました。最大の疑問は、世界の国々はアメリカやヨーロッパだけでなく中国、アジア諸国、ロシア、イスラム諸国、アフリカ諸国などいろいろありますが、なぜ頭からアメリカを中心とした考え方が正しいと決めつけられるのか。これからの時代は、アメリカの国力は相対的に下がることは明白ですし、それぞれの国々が共存していかなければやっていけない国際経済関係がある中で、特定の価値観に染まることは、かえって危険なのではないかと思います。憲法9条があることを幸いに、そのような戦争に加わらない国でいることが、最も国民の安全を守ることができます。よく中国が攻めてきたらと言いますが、その時は個別的自衛権で自国を守れば十分です。第一、北朝鮮が攻めてくると言いながら、北朝鮮からのミサイルが届く日本海側に、たくさんの原発をつくって、それをさらに推し進めるというのですから、日本政府は北朝鮮を危険だとは本当は思っていない証拠ではないでしょうか。
2. Posted by ゆりあ 2014年05月19日 05:40
北朝鮮が本当に攻めて来るとは政府のみならず誰も思っていないと思います。アメリカが世界の警察官だとも今は思っていないのでは?日本人にはイスラム圏のことは分かりにくいし韓国中国はイヤな国だと思っているし、深く国際情勢なんか考えても仕方がないし、さりとてどうすればいいのか分からないって所なのかもしれません。自分一人で考えてもどうにもならないことは考えない!!今を楽しく暮らす、先の事はケセラセラ・・・
こんな厭世的な事では日本の未来は??
無関心な人が多いですね。
こんな厭世的な事では日本の未来は??
無関心な人が多いですね。
3. Posted by mm 2014年05月19日 05:58
人々は徴兵制になった時、はじめてびっくりするんですかね。戦争に行くのは政治家ではなく一般市民なのに、一番の被害者が一番無関心であり、戦争に行かせる政治家を支えています。戦前も同じだったと思います。そして戦争で家族が死んでも、政治家を恨まず、「一億総懺悔」し、戦犯が祀られた靖国神社に行くんです・・・。
4. Posted by ゆりあ 2014年05月21日 05:13
mmさんの深い悲しみとやるせなさが伝わってくるようです。それにしても人類は何故歴史に学べないのでしょうか?人類の愚かさを歴史が如実に示しています。
5. Posted by mm 2014年05月21日 07:06
歴史は「今」ではないので、関心が持ちにくいのでしょう。過去を知らなくても、遠い未来を考えなくても、今を生きることは十分できます。何も困ることはないのです。ですから、歴史に思いを馳せるには「知性」が必要だと思います。少し話は変わりますが、昨日、過重労働で心身に疲労を来たしている現状を書いた文章に対して、労働組合組織の人が、「健康管理するのは個人の責任ではないのか」と会議で発言したのを聞いて、絶望的な気持ちになりました。言葉は悪いですが、国民がだんだんバカになっているのではないかと恐怖を感じました。人類は最終的に人類が滅ぼすんだろうと思った次第です。
6. Posted by ゆりあ 2014年05月24日 07:29
恐竜が滅んだのは隕石が地球に激突したからですが、人類が滅ぶのは人類って言うのは夢がありません。せめて宇宙人が地球を攻めて来て、宇宙戦争で人類が滅ぶストーリーにして欲しいです。