1: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 05:17:26.18 ID:W2XFhYyU0

注意
・R-15
・某ギャルゲーが元ネタ。詳しくはSS本編の中で明かします
ただ、元ネタわからなくても大丈夫(?)な展開に書いてます
・展開をアレンジしてます


2: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 05:18:27.10 ID:W2XFhYyU0

高尾「稲田…相談が…」

稲田「はい、何でしょうか?」

高尾「その…おススメのギャルゲーとか知ってない?」

稲田「!?」

稲田「ぶ、ぶぶ、部長!ついにその手のゲームに手を染めるんですね!?」ハァハァ

高尾「ちょ、落ち着いてよ!」

稲田「ぜぇぜぇ…それで?なぜギャルゲーなんですか」

稲田「部長は女じゃないですか。普通は乙女ゲー…もしくはBL物が定番では」

稲田「ハッ!部長…まさか女好きで、キマシタワー系の百合百合の気が…!?」

高尾「違うわーー!!!」

稲田「じゃあ理由は何ですか?」

高尾「そ、それは…」


3: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 05:20:27.91 ID:W2XFhYyU0

高尾「ほ、ほら!ギャルゲー作ってる人って、大抵は男性じゃない?」アタフタ

高尾「だから男の子は何をすれば喜ぶかとか…客観的に見れるっていうか…」

稲田「……ふーん、つまりギャルゲーで恋愛力を得て、気になる人を落とすと言う訳ですね」ニヤリ

高尾「っ!!べ、別にそんな事言ってないじゃない!!」

稲田(部長は可愛いな!)

稲田「でもですね、ゲームと現実は違いますよ?」

高尾「わ、わかってるわよ!あくまで参考に…」

稲田(……んん?待てよ。あるいは高尾部長なら上手く行くかも…)

稲田「まあ、何にしてもやってみなきゃ分からないですね」

稲田「良いでしょう。今日帰りに家によって下さい」

高尾「ありがとう!」パァァァ


4: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 05:21:14.21 ID:W2XFhYyU0

~自宅~

高尾「コレが稲田から貰ったギャルゲー…」

高尾「えーと…タイトルは?」ガサゴソ

高尾「アマガミ?」

高尾「ふーん、いかにもって感じのパッケージね」

高尾「とにかくやってみよう」

高尾「明日から連休だし…徹底的にやり込むわよ!」

~~

高尾「えーと説明書によると…主人公の橘君は少しエッチだけど紳士的で良い人と…」

高尾「辛いが過去があったのね…可哀そうに」

高尾「それで学校以外では、よく押入れに引きこもってると」

高尾「なんか応援したくなっちゃうわね」


5: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 05:21:49.09 ID:W2XFhYyU0

~~

高尾「な、何この主人公…」ドンビキ

高尾「あ、頭おかしいんじゃないの!?なんでこんな事、女の子に要求してんのよ!?」

高尾「でも案外…男の子ってこんなもんなのかな…」

高尾「少なくとも頭の中は、こんな欲望に溢れてるのは事実ね」

高尾「メモしないと…えーと男の子は……を……して……したいと…」カキカキ

高尾「……」

高尾「アイツもこの橘君みたいに、実は変な事ばかり考えてるのかな」

高尾「……」

高尾「///」ボンッ

高尾「って!何考えてるのわたしーー!!」


6: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 05:22:33.11 ID:W2XFhYyU0

~2週間後~

高尾「ふぅ…やっと半分のキャラを制覇したわ」

高尾「残りは3人…いや隠しキャラもあるって聞いたから4人?」

高尾「それにしても…」

高尾「この森島先輩ってキャラは凄いキレイだけど、かなり変わった性格してるわよね…」

高尾「話が進むに連れ、変態主人公に感化されてきてるし…いや、元々ブッとんでる?」

高尾「って言うかこのキャラの声。私と似てる様な…」

高尾「……」

高尾「まあいいや。とにかく頑張って今月以内にコンプリートするぞ!」

高尾「……」

高尾「やっぱり男の子は、Hな事に寛容な子が良いのかしら?」ドキドキ


7: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 05:23:06.80 ID:W2XFhYyU0

~~

高尾「はい…稲田…返すね…」ヘロヘロ

稲田「先輩早いっすね!?もうクリアしたんすか!!」

高尾「うん…」

稲田「それで…どうでした?」

高尾「うん、なかなか面白かったわ!」

稲田「それは良かったです……で?これからどうするんですか」

高尾「……」

稲田「恋のお勉強をしてきたんですよね?」

高尾「ええ、ちゃんとメモも取ったわ」

稲田「メ、メモ!!?」

高尾「う、うん」

稲田「それで何か、良い案が浮かんだんですか?」

高尾「それがね…最近寝不足だったし。今日はぐっすり寝てから後で、考えをまとめるわ」フラフラ


8: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 05:24:00.78 ID:W2XFhYyU0

高尾「ね、眠い…」フラ~

高尾「あぅぅ…ちょっと無茶しすぎたわね…」

風間「おい大丈夫か?フラフラだぞ」

高尾「へっ…きゃ、きゃあああ!?」

風間「!?」

高尾「い、いきき、いきなりビックリするじゃない!!」

風間「大げさだな、ただ呼んだだけだろ」

高尾「それで、これから部活にいくの?」

風間「それが、テストで赤点取っちまって…図書室に行って勉強する所だ」

高尾「あっ…忘れてた、私も取ったんだ…」

高尾(ゲームしすぎて、結果が散々だったのよね…トホホホ…)

風間「じゃあお前も来るか?」

高尾「そうするわ」


9: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 05:24:33.32 ID:W2XFhYyU0

~図書室~

風間「え?お前俺より赤点多いじゃん」

高尾「今回だけよ!!普段は赤点なんて取らないんだから…」

風間「ふ~ん」カキカキ

高尾「もう…」カキカキ

風間「……」

高尾「……」ジー

高尾「……///」

ドクンッ!

高尾「っ!!」

ドクン!ドクン!

高尾(ヤバイ…緊張してきた…///)

ドクン!ドクン!ドクン!

高尾(いや、これただ緊張してるだけじゃないわ…)

高尾(眠気が通り越して…気持ちが高揚してきちゃってる…)バクバク


10: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 05:25:40.11 ID:W2XFhYyU0

ドクン!ドクン!ドクン!

風間「……」カキカキ

高尾「……///」

高尾(ぅぅ…コイツが目の前にいる上に、変にテンションが上がっちゃってるせいかしら…全然集中できない…!!)

高尾(それに思考もグチャグチャになって来てるわ…)ボー

高尾(どうしてこうなった…)グワングワン

高尾(……)

高尾(そうよ、恋のお勉強する為にアマガミをやりすぎて…寝不足になって…)

高尾(アマガミ…そ、そうよ!こういう状況に備えて、勉強してきたんじゃない!!)

高尾(寝てから作戦を立てるとかじゃ甘いわ!今直ぐに…)

高尾(今…直ぐに…アタックするわ!!)

高尾(えっと…何をすれば良いんだろう…)←思考が上手く回ってない


11: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 05:26:18.86 ID:W2XFhYyU0

高尾(そうだ図書室といえば、あんなイベントが合ったわね)

高尾(……で、でででも!?あんなこと出来ないわよ…///)モジモジ

風間「ん?高尾…お前顔が赤いぞ」ズイッ

高尾「!?」

高尾(アイツがこんな近くに…///)ドキドキ

高尾(ええーい!!ままよ!!)ガシッ

風間「っ!?なんだよ人の頭を掴んで!!」

高尾(あの森島先輩がやった…眉毛へのキス…)

高尾(わ、私も!やってみせる…!!)

高尾「……」

風間「聞いてるのか!?は、離せよ!!」


12: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 05:28:04.59 ID:W2XFhYyU0

高尾「……っ!!」スッ

ゴン!!

風間「痛って!!何いきなり頭突きしてんだよ!?」

高尾「~~~////!!!出来るわけ無いじゃない!!!」

風間「何が!?」

ゴン!

高尾「でも…やってみせる!」

高尾「私の修行の成果を…今!!ここに!!」

風間「しゅ、修行!!?」

ゴン!!

高尾「だ、だめ…気持ちで負けちゃってる…かって外しちゃう…」

高尾「でも諦めない!!」

ゴン!!

風間「お前なんの修行してきたんだよ!!?」

ゴン!!

~~~

高尾「ご、ごめん風間!!」アタフタ

風間「」チーン


之江(や、やっぱりあの人怖い…!!!)ガクガク


17: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 08:36:26.41 ID:W2XFhYyU0

~自宅~

高尾「ぅぅ…今日は大失敗だわ…」

高尾「っていうか、唐突に眉毛にキスなんて出来るわけ無いじゃない」

高尾「それ以前に、そういう雰囲気じゃなかったし…」

高尾「よ、よし!明日は謝罪を理由に…『アレ』をやってみましょう!」

高尾「それじゃ今日は早いけど早く寝るわ」


18: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 08:36:56.89 ID:W2XFhYyU0

~次の日・6時間目終了後~

高尾「う~ん!良く寝たから今日は1日スッキリだわ!」

高尾「……昨日の頭突きが少しだけ痛むけど」ズキズキ

高尾「え~と…風間は元気かな?」コッソリ


大濠(クラスメイト)「風間くん今日はどうしたんだ?」

篠崎(クラスメイト)「なんか機嫌悪そうだけど」

風間「……別に」ズーン

風間「はぁ…痛ぇ…」ズキズキ


高尾「き、気まずい…」


19: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 08:37:25.23 ID:W2XFhYyU0

高尾「あ、あの!か、風間~!」

大濠「高尾さん!?///」

篠崎「高尾さんだ!!///」

風間「」ビクッ

大濠「風間くん羨ましいなぁ~!このこの!!」

篠崎「呼んでるみたいだし、早く行って上げなよ!」

風間「……あぁ?」ピキピキ

大濠・篠崎「ひぃぃ!!そ、そんな怖い顔したくても…」

高尾「……っ」オドオド

風間「よりによってアイツか…」テクテク


20: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 08:37:57.03 ID:W2XFhYyU0

高尾「あ、あの!き、ききき昨日は、ごめん!!」オドオド

風間「お前なぁ…なんであんな事を…」

高尾「あぅぅ…そ、それは…」モジモジ

高尾(い、言えるわけが無い…)モジモジ

風間「はぁ…もう良いよ。終わった事だし気にすんな」

風間「じゃあな」

高尾「待って!!」

風間「なんだよ?」

高尾「そ、そそそのお詫びとかしたいから」

風間「いいよ詫びなんて、じゃあな」

高尾「ダメ!!」

風間「ダ、ダメっていってもなぁ…」

高尾「今日の放課後、部室に行く前に校舎裏に来て!!」

高尾「待ってるから!」

風間「ちょ、おい待て!なんで校舎裏!?」

風間「はぁ、しゃあねぇな」


21: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 08:39:06.62 ID:W2XFhYyU0

~校舎裏~

風間「んで?こんなところに呼び出して、詫びって何だよ」

高尾「あ、あのね…」

高尾「……」

高尾(そうよ、これはお詫び。そういう理由で自然にアレを実行できるチャンス…!)

高尾「え、えっと…その…」

風間「おう」

高尾「……」クルッ

風間「……?なんだよ、後ろに回って背を向けて」

高尾「よ、よ…」

風間「よ?」


之江「ん?アレは兄貴と…」

之江「た、たた、高尾先輩!?」ビクッ!

之江「なに!?今度は何なの!!」コソコソ


高尾「よ、四つん這いに成りなさい!!」

風間「」


之江「」


22: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 08:39:44.14 ID:W2XFhYyU0

風間「は…はぁぁ!?四つん這い!?」

高尾「は、早く!!」ガシッ

風間「ちょ…おま!なんだよ頭掴んで…!!」

風間(クソ…コイツ力強ぇ…!!)

高尾「はぁはぁ…」

風間「な、なに!?なんで俺こんな体勢にさせられてるの!?」orz

風間「そして何故お前は後ろを向いてるんだ!?」

高尾「な、舐めなさい…」

風間「へ?」

高尾「わ、私の!膝の裏を舐めなさい!!」

風間「んなことできるかーーー!!!」

高尾「良いからほら!!」ガシッ

風間「うお!?」

高尾「これはお詫びなんだから…ほら!アンタだって女の子の膝の裏を舐めれて嬉しいんでしょ?」ググッ

風間「お、俺は…そんな変態じぇねーっつーの!!」ググッ

高尾「観念しなさい!!」ググッ


23: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 08:40:56.07 ID:W2XFhYyU0

高尾「えい…!!」

チュッ

風間「!!!!?」

高尾「ひゃぅ…!///」

風間「む…むむむ!!!」

高尾「ほ、ほほ、ほら!!犬みたいな舐め回してみなさいよ!!///」←テンパってる

風間「むもぅむむうむうむむむむむむむむ!!?(お前いつから女王様キャラになったんだよ!?)」

高尾「ツッコミなんかしてる暇があるなら、舐め回しなさいよ!///」

高尾「こ、これはあんたへの詫びなんだからね!///」

風間「むもおおおおおお!!!(こんな詫びが合ってたまるか!!!)」ジタバタ


之江「あ、あああ…兄貴がぁぁ…まるで犬の扱い!!」ガクブル

之江「まずい…このままだといつか兄貴が本当に奴隷にされちゃう…いやもうされてるかも…」

之江「背に腹は変えられない…こうなったら、芦花先輩に相談を…」


24: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 08:42:14.20 ID:W2XFhYyU0

~自宅~

高尾「はぁ~」ズーン

高尾「私…本当に何やってるんだろう」

高尾「つい勢いでやっちゃったけど…あれ、どうみても詫びでもなんでも無いわよね…」

高尾「って言うかコレじゃ私が単なるキチガイじゃない…」ズズーン

高尾「それに風間もあんまり嬉しそうじゃなかったし…」

高尾「……もうこの手の作戦はやめようかな」

高尾「いや、まだ何かあるわ」

高尾「……」

高尾「そ、そうだ!これまではアレなら大丈夫かも…」

高尾「で、でも…アレは…」

高尾「~~~///」カァァ~

高尾「し、仕方ないよね…風間に迷惑かけたし…」


25: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 08:44:16.58 ID:W2XFhYyU0

~次の日・放課後の渡り廊下~

芦花「話は聞かせてもらいましたが、俄かに信じがたいです」

芦花「あの高尾さんが風間さんを虐めてるなど…」

之江「い、いや!本当っすよ!私、この目で見たっす!!」

芦花「そうですか。風間さんは私の大切な部員です。もしそれが事実なら懲らしめなければなりませんね」

之江「お願いします!」

芦花「所で風間さんはどんな仕打ちを受けてきたんですか?」

之江「そ、それは」

コツコツ…

芦花「む、噂をすれば風間さんが」


風間「……」


之江「あ、あああ!!芦花先輩!!兄貴の背後から…」ビクビク

芦花「っ!!高尾さんが風間さんの背後に!!」


高尾「……」ソロ~


26: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 08:44:57.14 ID:W2XFhYyU0

芦花「高尾さん…なぜあんな得物を仕留める様な眼で、風間さんの背後に…」

之江「ほ、ほら見てください!もう危険人物以外、何者でもないでしょ!」


高尾「……」

高尾「…えい!!」ダキッ

ギュウゥゥゥゥ

之江・芦花「!!?」

風間「!!!!!!」ビクッ

風間(な、なんだ…この背中に当たる…柔らかな感触は…)パフパフ

高尾「ご、ごろにゃ~ん!///」ギュゥゥゥ

風間「た、高尾!!?」

高尾「にゃ~ん///にゃんにゃ~ん///」ギュゥゥゥ

風間「お、おま!なんだよいきなり!?///」

高尾「だから…そのお詫びよお詫び!!///」

風間「はぁぁ!?」

高尾「これならアンタだって不快な思いはしないでしょ?///」ギュゥゥゥ

風間「そ、それはそうだけど……って!!何言わせてんだコラー!!///」


之江・芦花「」


27: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 08:45:45.27 ID:W2XFhYyU0

之江「あ、あっれー…こんなハズじゃ…」

芦花「」

之江「あ…芦花先輩、その今回はなんかおかしいんです」

之江「もうちょっと様子を見ていきましょう」

芦花「いえ之江ちゃん、その必要はありません」ゴゴゴゴゴ

之江「!?」

之江(芦花先輩がメッチャ怒ってる…!?)

芦花「……もう、準備は出来てます」ゴソッ

之江「そ、それは袋…!!」

芦花「ごめんなさい…妹さん。でもお兄さんがいけないんですよ?」

之江「え?」

芦花「風間さんにはしっかりとお仕置きをしてあげないといけませんね(闇属性モード)」


之江「」


28: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 08:47:01.24 ID:W2XFhYyU0

芦花「かーざーまーさーん」ゴゴゴ

風間「ひぃ!!?お、おまいたのか!!」

高尾「へ?きゃああああああ!!!!ろ、ろろろ、芦花!!!?」バッ

芦花「随分とお楽しみでしたね?風間さん」

風間「」ビクッ

風間(嫌な予感が…)

芦花「良かったですね?高尾さんのおっぱいが堪能できて」

芦花「さぞ気持ちよかったのでしょうね、顔が緩んでますよ?」

風間「き、気のせいだ…」

高尾(あ、あれ?なんかコレやばい雰囲気?)

之江「あ、あああ兄貴がぁぁ…」ガクガク

高尾(之江ちゃんもいるじゃない…よし!ここはお兄ちゃんを救って誤解を解いてもらうわ!)


29: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 08:47:59.45 ID:W2XFhYyU0

高尾「か、風間!!」ガシッ

風間「っ!?なんだよ人の手を引っ張って!!」

高尾「に、逃げるわよ!!」

風間「逃げるって何処に!?」ダダッ

高尾「と、とりあえず学校の外!!」ダダッ


芦花「おや~?何処へ行くんですか?」ゴゴゴ


之江「あ、兄貴が…ヤバイ。二重の意味でヤバイ!!」

之江「こうなったら…私が兄貴を救うしかない!!」ガクガク

之江「あ、兄貴!待ってろ!!」

之江(ぅぅ…こ、怖いよ~~…)グスグス


38: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 15:31:43.99 ID:W2XFhYyU0

~街~

高尾「ぜぇぜぇ…」ダダッ

風間「ぜぇぜぇ、おい!何処まで行くんだよ!」ダダッ

高尾「えっと……どうしよう風間!?」

風間「俺に聞くのかよ!!」


芦花「……」ダダッ


高尾「いけない…このままじゃ芦花に追いつかれちゃう…」

風間「そうだ!そこの裏路地に曲がれ」

高尾「っ!!ここね!!」

風間「後はジグザグに、この通路を走っていけば撒けるだろ!」

高尾「ハァハァ…」

~~~

風間「よし!後は適当に建物の中に隠れるぞ」

高尾「建物、建物…じゃあ、あそこに」

風間「っ!?おい、ソコって…」


芦花「むむ、見失いました」

之江「ぜぇぜぇ…兄貴…この街中で何処に連れてかれたんだ…」


39: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 15:32:11.41 ID:W2XFhYyU0

~~~

風間「ひとまずココなら、来れないだろう」

高尾「うん」

風間「所で聞きたいんだけどよ」

高尾「うん…」ギクシャク

風間「何でラブホテルを選んだ!?しかもなぜチェックインしたーー!!」

高尾「だ、だって慌てて選んだんだもん!しかたないじゃない!」

風間「だからって本当にチェックインしなくてもいいだろう!?」

高尾「う、うるさいわね!ちょっとココで休んで時間稼げれば良いじゃない!」


40: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 15:33:04.73 ID:W2XFhYyU0

高尾「……」ドキドキ

風間「……」ドキドキ

高尾「ね、ねえ」

風間「お、おう」

高尾「汗かいたし、ちょっとシャワー浴びてくるわね」

風間「わかった」

高尾「それじゃ」

ガチャッ

風間「……」


シャーー…

風間「……チクショウ、何を緊張してんだ俺は」ドキドキ


41: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 15:33:35.36 ID:W2XFhYyU0

~シャワー室~

高尾「本当、どうしてこうなったのかしら…」

シャーー

高尾「あれ?」

高尾「そういえば…このシュチュレーション…!!」

高尾「……」ドキドキ

高尾「いやいや!アイツはそんな覗きなんかする男じゃないわ!」

高尾「っていうか!覗きなんて人として最低よ!」

高尾「で、でも…」

高尾「……」モジモジ


42: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 15:35:06.65 ID:W2XFhYyU0

~2時間後~

風間「随分と長くシャワー浴びてるな」

風間「俺も汗かいたし入りたいんだが…」

風間「ノックするのも、なんか気が引けるしな…」

風間「しっかしおせえなぁ」

風間「……」

ガチャッ

風間「お、やっと出たか」

高尾「……」コソッ

風間「なんだよ、ドアからひょこっと顔出して…着替え終えてないのか?」

高尾「……ばか」

風間「は?」

高尾「な、何で覗きに来ないのよ!?」

風間「」


43: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 15:35:45.12 ID:W2XFhYyU0

風間「お前…何言ってんだ?」

高尾「覗きに来なさいよ!このバカ!!」

風間「女に覗きを強要された!?」

高尾「もう~~まどろっこしいわ!」ダダッ

風間「ちょ!?お前、バスタオルくらい着ろ!!///」

風間(す、すっぽんぽんじゃねぇか…!!///)ドキドキ

高尾「アンタも一緒に入るわよ!!」グイッ

風間「はぁ!!?」ググッ

高尾「ほら…こっちに来なさいよ…」ググッ

風間「おま!!見えてる見えてる!!バスタオル着ろって!!」チラチラ

高尾「何よ!チラ見してる癖に説得力ないわよ!!」

風間「うっせぇ!!見えてねぇし!!///」チラチラ

グラッ

高尾・風間「あ」

ドサッ


44: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 15:36:30.95 ID:W2XFhYyU0

高尾「……」

風間「いててて…おい、大丈夫か?」

高尾「アンタが支えてくれたおかげで、大した事ない」

風間「おかげでおれは、お前に押し倒されたがな」

ムニュ

風間「ん…?」

ムニュ、ムニュ

風間「っ!!!すまん…不可抗力で胸を…///」スッ

高尾「待って」ガシッ

風間「!?」ムニュ

高尾(もう…こうなったら、やぶれかぶれよ!)ドキドキ

風間「高尾…!?」

高尾「……」ギュゥゥゥ

風間「おい高尾…///」

高尾「……あ、あああの、あのね」ドキドキ

風間「な、なんだよ…」ドキドキ


45: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 15:37:22.49 ID:W2XFhYyU0

高尾「……」

ドクン!ドクン!

高尾「あんたの鼓動…凄い事になってるわね」

風間「あ、当たり前だろ…こんな体勢で…」

高尾「それってつまり、私にドキドキしてくれてるのよね?///」

風間「……そ、そうだよ。悪かったな///」プイッ

高尾「嬉しい」ギュゥゥ

風間「ぅぅ///」

高尾「ねぇ風間、わたし…」

高尾「スー…」


高尾「アンタの事が……す、すす、好き」


46: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 15:37:54.13 ID:W2XFhYyU0

風間「……」

高尾(い、言っちゃったぁ~~!///)カァァ

風間「……」

高尾「ねぇ、何か言ってよ…」

風間「もしかしてよ」

高尾「?」

風間「ここ最近様子がおかしかったのは、コレを言う為か?」

高尾「まあ…大体そう…なのかな?」

風間「……お前どんだけおかしな愛情表現してんだよ」

高尾「か、返す言葉がないわ…」

高尾(やっぱりフラれるわよね…)ウルウル

高尾「うぅ…ぅぅ…」グスッ


風間「……」

風間「わかった。付き合うか」


47: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 15:38:29.95 ID:W2XFhYyU0

高尾「え……」キョトン

高尾「ほ、本当?」

風間「お前が原因とは言えラブホまで一緒に来て、しかもお前の素っ裸まで見ちまったし」

風間「その上、そんな目で見られたら…なんつーか…」

風間「変に責任感じちまうっつーか…」

風間「とにかく、オッケーだ」

高尾「」

高尾「~~~~!!!//////」

ギュゥゥゥ

高尾「う、嬉しい…嬉しいよ…」ボロボロ

高尾「ぅぅ…もうダメかと思った…」

風間「泣くなよ…ったく」ナデナデ

高尾「風間…好き、大好き」

チュッ

高尾「んん…」

風間「んあ…」


48: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 15:39:09.27 ID:W2XFhYyU0

~~

高尾「~~~/////」ドキドキ

風間「……///」ドキドキ

風間「なあ…そろそろ…」

高尾「もう少しゆっくりしていかない?」

風間「もうあれからだいぶ経ったぞ?」

高尾「あの…耳貸して」

風間「……?」

高尾「―――」ヒソヒソ

風間「……!!」

高尾「……」

風間「……」

風間「あ、ああ…」ゴクリンコ

――
――――
――――――


49: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 15:39:38.62 ID:W2XFhYyU0

――――――
――――
――

高尾「すっかり暗くなっちゃったね」

風間「おう」

高尾・風間「……」

高尾・風間「ん…///」チュッ

高尾・風間「///」

風間「帰るか…」

高尾「うん…手、繋いで」ススッ

風間「ああ」ギュッ

高尾・風間「///」


50: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 15:40:05.16 ID:W2XFhYyU0

店員「ご利用ありがとうございました」

高尾・風間「///」

風間「なあ」

高尾「うん?」

風間「何か…忘れてるような気がするんだが」

高尾「確かに…なんだっけ」


芦花「み~つけた」

高尾・風間「」


51: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 15:40:48.42 ID:W2XFhYyU0

芦花「風間さん…こんな夜遅くにどうしたんですか?」

高尾「芦花!こ、これは…その…」ビクビク

芦花「高尾さんには聞いてませんよ?ねぇ風間さん」

風間「」

芦花「どうしてこんな時間までラブホテルにいたんですかね?」

風間「さ、さあ…何でだろうな…」ギクシャク

芦花「あと妹さんがショックのあまり、つい先ほど泡吹いて気絶しましたよ?」

之江「」ブクブク

風間「の、之江――!?」

高尾「っ!?妹さんしっかりして!!」


之江「オ、オニイチャンガ…スンゴイ人ト…」ブクブク


52: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 15:41:29.60 ID:W2XFhYyU0

風間「之江!!!しっかししろーー!!!」

芦花「さて風間さん?」

風間「」ビクッ

芦花「このままじゃ妹さんがあんまりにも不憫でならないので」

芦花「妹さんの仇うっておかないとなりませんね?」ゴゴゴ

風間「ま、待て!少なくともお前の妹じゃないだろう」

芦花「奥義…暗黒の目潰し!!」

ザクっ

風間「ぎゃああああああ!!!!」

高尾「か、風間!?」


53: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 15:42:07.59 ID:W2XFhYyU0

風間(あの日の帰り道…仮部部長から洗礼を喰らったが、次の日には怒りが治まってて、いつも通り接してくれて)

風間(勿論、部員に高尾との交際がバレてしまってたのは言うまでも無いが)

風間(高尾との交際をしつつ、部活では馬鹿らしくも退屈しない日々を送った)

風間(後に高尾家にお邪魔したと時に分かったが、あいつのかーちゃん、あのデパート火災の時のお姉さんだった)

風間(之江は相変わらず、なぜか高尾にビビッている。しかも何かと俺を心配している)


風間(そして、時が経った)


54: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 15:42:43.04 ID:W2XFhYyU0

~数年後~

風間「えっと…今日から角○グループのエンター○レインで勤めさせて頂く風間です」

高尾「同じく高尾です!ヨロシクお願いします!」

スタッフ1「おお、なんかあの子可愛いな///」

スタッフ2「脇にいる男は不良っぽそうだな」

風間(あれから俺は、ゲーム会社に就職する事になった)

風間(毎日毎日、高尾にゲーム付き合いをされて、ゲームの知識をイヤというほど叩き込まれた)

風間(挙句には一緒に就職したいと懇願され、仕方なくこの会社に就職した)

編集長「あれ?新入社員がもう2人いるんだがな」

風間「おいおい…初日から遅刻かよ」

芦花「すいません遅れました」ガチャッ

風間「って!お前かよ!!」


55: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 15:43:20.17 ID:W2XFhYyU0

芦花「初めまして。風間堅次さんの愛人の柴崎芦花です(炎属性)///」

風間「何が愛人だコラァァ!!」

高尾「え、あ、あんた浮気してたの…!!?」ウルウル

風間「んな訳ねーだろ!!ほいほい信じるなーー!!」

スタッフ1「愛人だって」

スタッフ2「うわーひっで」

風間「いやいや!先輩達も信じるなよ!?」

編集長「マジねーわ。キミ、クビね」

風間「おい編集長テメー!!!」

中「みそこなったぞ堅次!お前はいつからそんな男に…!!」

風間「テメーがもう一人の新入社員かよ!?つーか自己紹介すませろ!!」

子王「やあ、僕が代表取締役だからね風間君」

編集長「しゃ、社長!!?なぜここに!!」

風間「お前が上司かよ!!!」


56: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 15:44:07.27 ID:W2XFhYyU0

高尾「ねぇ…本当に芦花と浮気してないの?」ボロボロ

風間「んな訳ねーだろうが!ったく…」

高尾「な、なら…今ココでチューしてよ…」グスッ

スタッフ一同「」ガタッ

風間「!?」

高尾「じゃないと…信じないんだから…」グスグス

風間「おま、何言って」

高尾「お願い…」

スタッフ一同「」ゴクリンコ

風間「あーもう!!分かったよ!!ったくどいつもこいつも…めんどくせぇ…」

チュッ

高尾「///」

風間「……ほ、ほら、どうだ///」ドキドキ

高尾「うん///ありがとう大好き///」ギュゥゥ

風間「……ったく///」ギュッ


57: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 15:45:00.51 ID:W2XFhYyU0

芦花「良かったですね風間さん(闇属性)」

風間「」ビクッ

芦花「じゃあ私からもプレゼントしないと」

風間「おい、待て、やめr」

芦花「えい」

ガボンッ

スタッフ一同「ふ、袋!?」

風間「も…もがああああぁぁ!!?」ガクンッ

高尾「か、風間!!?しっかりして!!!」ユサユサ

芦花「……」ゴゴゴ

子王、中「良いな~」

編集長「しゃ、社長…!?」


風間・高尾(先が思いやられる…)


終わり


58: ◆YOQhKJFZPE 2014/04/05(土) 15:47:27.70 ID:W2XFhYyU0

以上です。ここまで読んでくれてありがとう
一応、中の人ネタも絡めて作りました

気が向いたら『船堀さん編』も作るので、その時はヨロシク
ではノシ


60: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/05(土) 15:52:25.14 ID:vOIL9zyGo


船堀期待



元スレ:高尾「ギャルゲーをやって恋の教養を得るわ!」

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