169: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/26(日) 23:09:51.33 ID:LFzKA4WYO

 センター試験まであと3日と迫ったある日

 Trrrrr・・・
天草 「ん・・アリアか」

 Pi
天草 「どうしたアリア、こんな夜遅く」

アリア「うん、勉強中ごめんね」

天草 「大丈夫だ。ちょうど休憩していたところだ」

アリア「うん、センター試験もうすぐだね」

天草 「ああ、そうだな。アリアのほうはどうだ?捗ってるか?」

アリア「うん、順調だよ。でも私も受けるけど、第一志望私立だからそこまで重要じゃないかな」

天草 「そうだったな」

アリア「ところでシノちゃん、シノちゃんは嬉しいことがあったら勉強に集中できなくなっちゃう?」

天草 「いや、そんなことはないが・・・まさか!」


170: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/26(日) 23:10:36.82 ID:LFzKA4WYO

アリア「うん・・スズちゃん、昨日の検査ですべて正常値になったって」

天草 「そうか・・・よかった・・・本当に」

アリア「具体的には、この後1週間ほど様子を見て問題なければ退院だって」

天草 「じゃあ登校はセンター試験の後か、ちょうどいいな」

アリア「うん、私たちも答え合わせで学校行くから久しぶりにみんなで登校できるんじゃないかな」

天草 「・・ああ・・・長かったな」

アリア「うん・・・」

天草 「全部、アリアのおかげだ」

アリア「違うよ、シノちゃんも、津田君も、もちろんスズちゃんも。私たちみんなで頑張ったんだよ」

天草 「・・・そうかもな」


171: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/26(日) 23:11:24.25 ID:LFzKA4WYO

アリア「やっと津田君にも打ち明けられるね」

天草 「ああ・・・正直あの後の津田はものすごい無理をしている・・見ていて辛い」

アリア「そうだね。これでやっとシノちゃんも津田君に安心して告白できるね」

天草 「なっ!・・何を言ってるんだ!」

アリア「だってそうでしょ?ダムに行った帰りに約束したじゃない。どうなったのか教えてねって」

天草 「あ・・あれはそのあの・・」

アリア「あの日告白はしてないんでしょ?」

天草 「う・・アリアには敵わないな・・」

アリア「ふふふ」

天草 「・・まあそのことに関しては、いずれ相談しようと思ってた。センター試験が終わったら話すよ」

アリア「うん、まずは試験頑張らないとね」

天草 「そうだな」

アリア「じゃあ勉強の邪魔しちゃったね、おやすみ」

天草 「いや、いい気分転換になった。最高のニュースも聞けたし、勉強にも身が入りそうだ。おやすみ」


172: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/26(日) 23:12:13.69 ID:LFzKA4WYO

そしてセンター試験2日目が終了した
 pi pi pi・・・trrrr
アリア「もしもし」

天草 「アリアか?」

アリア「うん、お疲れ様」

天草 「お疲れ様。この後会えるか?」

アリア「大丈夫だよー」

天草 「じゃあ駅前の本屋で待ち合わせしよう」

アリア「はーい」


173: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/26(日) 23:13:35.08 ID:LFzKA4WYO

天草 「アリア」

アリア「シノちゃん、お待たせ」

天草 「ああ、喫茶店にでも行くか?」

アリア「うんそうだねー」

天草 「そういえば出島さんはまだ運転できないのか?」

アリア「うん、今もう一回試験受けてるとこ。2月中には取れるんじゃないかな?」

天草 「さすがだな」

アリア「試験どうだった?」

天草 「まあ、大丈夫だろう」

アリア「うん、よかった」


174: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/26(日) 23:14:07.63 ID:LFzKA4WYO

天草 「・・ふぅ」

アリア「けっこう疲れてるね」

天草 「ああ、一日中座ってる状態がもう半月続いてるからな」

アリア「ずっと座位ってのもねー」

天草 「そうそう合間合間に後背位や正常位を入れていかないと腰痛がな!」

・・・

アリア「・・・津田君て貴重な人材だよねー」

天草 「・・・全くだ」

アリア「で、津田君の話じゃないの?」

天草 「・・・う、うん」

アリア(顔真っ赤ーかわいいー)


175: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/26(日) 23:15:01.11 ID:LFzKA4WYO

天草 「結論から言う」

アリア「うん」

天草 「卒業式の日、津田に告白する」

アリア「きゃー!」

天草 「が」

アリア「が?」

天草 「私は津田をあきらめることにした」

アリア「え?どうして?!」

天草 「・・・萩村に私は勝てない」

アリア「・・確かにスズちゃんは、ツンデレ・金髪・怖がり・ロリに加えて今回の件で奇跡の復活っていうジャンルが加わったけど、シノちゃんだって、ツンデレ・貧乳・秀才・年上・生徒会長で五分五分だよ?!」

天草 「なんかアリアにいじめられてないかコレ」

アリア「とにかく、大切なのは思う気持ちだよ。私、シノちゃんを応援するよ?」


176: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/26(日) 23:15:35.09 ID:LFzKA4WYO

天草 「・・・私もそう思う。大切なのは気持ちだ。・・・だからこそ私は萩村に勝てない。」

アリア「?」

天草 「津田から聞いたんだ。病室で萩村は津田になんて言ったと思う?」

アリア「うーん・・・私のこと忘れないで・・とか?」

天草 「逆だ。“私のことを忘れて”と言ってそうだ」

アリア「スズちゃん・・・」

天草 「あの状況で・・私は、好きな人の事を第一に考えられたかと思うと・・萩村には勝てないと分かった。」

アリア「・・・そっか」


177: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/26(日) 23:16:26.69 ID:LFzKA4WYO

天草 「それにな・・すごく情けない話、聞いてくれるか?」

アリア「うん」

天草 「私は、あの隔離されてるとき・・・萩村の心配もそうだったが、それ以上に自分が感染していないか怖かった・・・。萩村の病室に行く時ももしかしたら感染するんじゃないかと心のどこかで考えていた。だが津田は・・おそらく隔離されてる間も萩村の事だけを考え、病室に行く時も萩村に会いたいという気持ちだけで動いていた。」

アリア「・・・でも津田君は、仮に感染したのがシノちゃんであっても同じ行動したんじゃないかな?」

天草 「そうかもな。でもそんな風にお互い思い合えるのはたぶん萩村だけだ。私は津田にも、萩村にも、勝てない。私は人間としてあの二人より未熟だ。だから、津田の隣にいるのにふさわしいのは萩村だ。」

アリア「・・そうだね。私もシノちゃんと同じだよ。私も自分が感染してるんじゃないかって怖かった。だから・・・スズちゃんが助かる可能性があるって出島さんに聞いたとき、全力で行動しようと思ったの。・・罪滅ぼしのためって言うと大げさだけど、罪悪感があったのは確かよ。」

天草 「・・・うん」

アリア「・・・でもさ、今回のことで生徒会役員はみんな成長できたよね」

天草 「そうだな・・私も目標を見つけることができた」


178: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/26(日) 23:17:28.49 ID:LFzKA4WYO

アリア「あ、じゃあ今後は全力でスズちゃんを応援しない?」

天草 「う、うむそうだな!」

アリア「やっぱりちょっと心残り?」

天草 「いや・・・うんちょっとな。でも、もう決めたことだ。」

アリア「実をいうとね、私も津田君のこと、ちょっと気になってたんだよ」

天草 「・・初耳だ・・全然分からなかった」

アリア「シノちゃんがいるしね。それに、ホントにちょっとだけだから」

天草 「う・・うむ・・その・・気を使わせてすまなかった」

アリア「いいの。今はスズちゃんを応援する作戦を立てよう!」

天草 「そうだな!とりあえず萩村の登校日の計画だが・・・」


179: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/26(日) 23:18:07.30 ID:LFzKA4WYO

センター試験終了の次の日
 
 ピンポーン
萩村母「はーい」

天草・アリア「こんにちは」

萩村母「!!みなさん!!・・・スズちゃーん!!」


萩村 「会長・・七条先輩・・」

天草・アリア「おかえり」

萩村 「・・・はい!・・はい・・ありがとうございます・・私・・」

天草 「うん・・」
アリア「スズちゃん・・・」

********

天草 「で、登校はいつからだ?」

萩村 「もう何ともないので明日からしようと思います」

アリア「そっかー本当によかった。でも無理しないでいいからね」

萩村 「ありがとうございます。でも、生徒会の仕事もしないといけないですし。津田だけでは正直不安です。」

アリア「ふふふ・・・スズちゃん津田君に帰ってきたこと言ってないでしょ?」


180: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/26(日) 23:18:47.48 ID:LFzKA4WYO

萩村 「え・・行ってないですよ、ていうか先輩たちが言うなって言ったんじゃないですか」

天草 「うむ、新薬の話は津田は知らないからな。」

アリア「で、今津田君どんな状態だか知らないでしょ?」

萩村 「え・・津田の状態ですか?」

天草 「あいつはな、お前との約束を果たすために今、精一杯働いている。」

萩村 「え・・?」

天草 「私たちに迷惑をかけないようにと、年明け早々生徒会長を引き継ぎ、新会長として十二分の働きをしている。そして勉強も怠らず、この半月で成績はぐんぐん伸びているらしい。」

萩村 「津田が・・ていうか私が津田に言ったこと何で知ってるんですか?!」

アリア「シノちゃんが津田君から聞いたのよ」

萩村 「あのアホ」

天草 「ちなみに萩村が私に言ったことはアリアに言った」

萩村 「か・・・会長!!!!////」


181: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/26(日) 23:19:22.29 ID:LFzKA4WYO

天草 「萩村、私はな、津田に対する気持ちではお前に敵わないと気づいたんだ」

萩村 「え・・・?」

アリア「うん、それでねシノちゃんから私も相談を受けて話し合った結果、私たちはスズちゃんと津田君をくっつけるために全力を尽くすことに決めました!」

萩村 「は・・え・・?あの・・私・・その・・////」

天草 「おうおう、ずいぶんと顔が赤いぞ萩村」

萩村 「だって・・その・・会長はいいんですか」

天草 「くどいぞ萩村。もう決めたんだ。私はお前たちがイチャイチャするのを見てニヤニヤすることにする。」

萩村 「いっ・・イチャイチャって・・そんなことしませんから・・」

萩村母「私にも見せてね!!」

萩村 「いきなり部屋に入ってくんなああああ!」


186: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/27(月) 22:20:38.15 ID:UvnRaQ6jO

天草 「・・・というわけで、明日の朝は津田を迎えに行ってみんなで登校だ」

アリア「なんか久しぶりだねー」

萩村 「・・・なんだか信じられないです。・・正直もうだめだと思いました。本当に先輩たちのおかげです。いくら感謝の言葉を述べても足りません・・・。」

天草 「萩村らしくない弱気な発言だな。一番頑張ったのは萩村自身だろう。でも本当によかった・・・津田もきっと喜ぶ」

アリア「そうだねー。スズちゃんがお休みしてたときの津田君の頑張りを見てあげてね」

萩村 「・・・はい(津田・・)」

アリア「でね、明日の朝はスズちゃんが一人で津田君の家のチャイムを押してね」

萩村 「えっ?!先輩たちは?」

天草 「私たちは外からこっそり様子を見ている」

萩村 「な・・なんですかそれ?!」

アリア「二人の感動の再開を邪魔するわけにはいかないからねー」

萩村 「あ、完全に私で遊ぶつもりですね」

天草 「私は津田をあきらめると言ってるんだぞ!萩村が全力を出さないでどうする!」

萩村 「うぐっ・・」


187: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/27(月) 22:21:12.12 ID:UvnRaQ6jO

アリア「とりあえずコトミちゃんには明日スズちゃんが行くことを伝えておきましょう」

天草 「そうだな、おそらくそうしなければコトミのほうが取り乱してしまい津田との感動の再会の邪魔になる」

アリア「じゃあさっそく電話して呼び出そう!」
Pi pi pi ・・・

萩村 「私を置いて話が進んでいく・・・」

アリア「もしもしコトミちゃん?」

コトミ「七条先輩?どうしたの?」

アリア「ちょっと用事があるの。今出られるかな?」

コトミ「うん大丈夫ですよー!」

アリア「じゃあ迎えに行くから駅の前まで来てね」

コトミ「はーい!今すぐ行きまーす!(電話の向こうの声:コトミちゃん出かけるの?)」
 プツッ・・ツーツー
アリア「?」


188: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/27(月) 22:21:50.60 ID:UvnRaQ6jO

コトミ「七条先輩!」

アリア「コトミちゃんこんにちは」

コトミ「わお!車でお出迎えだ・・でも運転は出島さんじゃないんだね」

アリア「うん、出島さん今日非番なの」

コトミ「ふーん・・でも七条先輩のお家分かるからわざわざ迎えに来てくれなくても私一人で行けましたよー?」

アリア「うん、実はね行先は私の家じゃないの」

コトミ「え?どこですか?」

アリア「それは着いてのお楽しみよ」

コトミ「?」

 ブロロロ・・・キッ
アリア「さ、着いたわよ」

コトミ「え・・・ここって・・スズ先輩のお家?」


189: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/27(月) 22:22:31.46 ID:UvnRaQ6jO

アリア「うん」

コトミ「・・・イヤ・・行きたくない」

アリア「どうして?」

コトミ「・・スズ先輩のいないスズ先輩のお家に行きたくない」

アリア「コトミちゃん・・大丈夫よ」

コトミ「・・・怖いよぉ・・」

アリア「コトミちゃん、聞いて?」

コトミ「・・・」

アリア「今まで黙っててごめんなさい。スズちゃんは先週までずっと病院にいて昨日退院したの。だから、もう大丈夫。」

コトミ「え・・・?うそ・・?」

アリア「だから、ね?」

コトミ「本当なの?」

アリア「本当よ」


190: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/27(月) 22:23:08.68 ID:UvnRaQ6jO

 ガチャ
萩村 「来たんですか?」

コトミ「!!」

萩村 「あ、コトミ・・ちゃん・・・久しぶり」

コトミ「・・・す」

コトミ「すずせんぱいうわああああああん!」
 ぎゅうううう
萩村 「ちょっ・・・うん・・よしよし・・」

**********

スズ 「もう離れなさい」
 ぎゅううう
コトミ「もうちょっとスズ先輩のにおいを堪能してる・・」

スズ 「はぁ・・・」

天草 「・・コトミを先に呼んでおいて正解だったな」

アリア「だねー」


191: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/27(月) 22:24:00.34 ID:UvnRaQ6jO

アリア「ところでコトミちゃん」

コトミ「はい♪」

アリア「さっきどこにいたの?」

コトミ「家ですよー?」

アリア「誰かいなかった?」

コトミ「ああ、ウオミーお姉ちゃんですよ」

天草・萩村「!!」

コトミ「お姉ちゃん、最近よく来てくれるんです。昨日も今日もセンター試験明けなのにうちに来て晩御飯作ってくれたんですよー」

アリア「・・魚見さんは最近よく来るの?」

コトミ「はい!スズ先輩が入院して・・会長達は受験で、タカ兄は生徒会で忙しくなっちゃったからすごく寂しかったんですが、去年の暮れごろからよく来てくれるようになってお母さんたちがいない時はご飯とか作ってくれるんですよー!」


192: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/27(月) 22:24:28.56 ID:UvnRaQ6jO

天草・萩村「・・・」

アリア「もしかしてよく泊まったりしてる?」

コトミ「いえ、さすがに試験があるから泊まりはって言って帰っちゃいます。今日もご飯作ってくれて一緒に食べたら帰るって言ってましたよ」

天草・萩村(ホッ)


193: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/27(月) 22:25:23.74 ID:UvnRaQ6jO

アリア「コトミちゃん、ちょっと待っててね。・・・シノちゃん、ちょっと来て」

コトミ「?」


 コソコソ
アリア「シノちゃん」
天草 「・・ああ分かってる」
アリア「魚見さん、スパートかけてるよ」
天草 「ああ、私たちがいない隙を突いた見事な作戦だ」
アリア「しかも妹のコトミちゃんから攻めるという策士っぷり」
天草 「さっき、萩村にに諦める宣言したのがバカらしくなってきた」

コトミ「先輩たち何話してるのかなー?」
萩村 「さ・・さぁ・・」

天草 「どうしよう・・コトミにも萩村のこと打ち明けて仲間にすべきか・・」
アリア「打ち明けないと明日の朝の感動の再会作戦がおじゃんだよ」
天草 「・・そうだな」
アリア「それにコトミちゃんをうまく仲間に付ければスズちゃんのほうが有利になるかもしれないし」
天草 「確かにそうだ」

アリア「・・・コトミちゃん。」

コトミ「なんですか?」


194: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/27(月) 22:25:59.37 ID:UvnRaQ6jO

アリア「スズちゃんが、津田君のことで言いたいことがあるの!」

萩村 「ぶっ!!」

コトミ「?タカ兄のこと?」

天草 「そうだ、萩村、言わなきゃならんことがあるだろう?」

萩村 (この人絶対根に持ってる・・)

コトミ「あーまさか、ついにタカ兄に愛の告白ですかー?」

萩村 「///////」

コトミ「・・・あれ・・マジですか?」

天草 「マジだ!」
アリア「マジよ!」
萩村母「マジよ!」

萩村 「だから勝手に入ってくるなって言っただろうがああ!」


195: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/27(月) 22:26:52.69 ID:UvnRaQ6jO

天草 「・・・という訳なんだ。私は・・私も津田を・・その・・好きだったが・・萩村の津田を思う気持ちには敵わないと悟った。だから私たちは萩村を応援することにしたんだ。」

コトミ「ひゃー///スズ先輩も会長も乙女チックー!!」

萩村 「/////むがー!!//////」←アリアに押さえつけられてる

天草 「だからコトミも、萩村と津田を応援してくれないか?」

コトミ「いいですよー!私はもとからスズ先輩のこと応援してますもん!!」

萩村 「むぐぅ////(なんかもう生き恥だわ・・)」

コトミ「あ・・でも」

天草 「なんだ?」

コトミ「タカ兄鈍感だから、ツンデレのスズ先輩がいくら攻めても通用しないかもですよ」

天草・アリア「確かに」

コトミ「それに」


196: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/27(月) 22:27:22.93 ID:UvnRaQ6jO

コトミ「最近ウオミーお姉ちゃん、結構本気でタカ兄にアプローチしてる気がするんですよねー」

天草 「やはりか・・・」

萩村 「・・・」

アリア「とにかく、明日の朝、スズちゃんが津田君を迎えに行くイベントを発生させようと思うの」

萩村 (イベント・・)

アリア「だからその作戦に協力してくれない?」

コトミ「私は何をすればいいんですかー?」

天草 「うむ、萩村が行くまで津田が学校に行かないように足止めしててくれ」

コトミ「リョウカイです!!」

アリア「あと、スズちゃんのことは明日まで言っちゃだめよー?」

コトミ「ガッテンです!」


萩村 「あの!」


197: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/27(月) 22:28:20.77 ID:UvnRaQ6jO

萩村 「私を置いてけぼりにして、私の話が進んでますが、一ついいですか」

天草 「どうした?」

萩村 「みなさんが・・その・・私のこと応援してくれるの嬉しいです。」

萩村 「でも、お願いだから、余計なことしないでください・・・津田の気持ちだってあるんです。」

コトミ「でもタカ兄は誰かに背中押されないと、恋人なんて作れませんよ」

天草 「それは同感だ」

コトミ「さっきも言いましたけど、ウオミーお姉ちゃん、本気ですよ」

萩村 「・・・それも含めて、選ぶのは津田よ・・。」

アリア「スズちゃんは、好きな人の気持ちが第一なんだよね」

萩村 「そっ・・そういう訳では・・///」

アリア「でも時には強く自分から出て行かなきゃ。津田君の気持ちも大事だけど、スズちゃんの気持ちも大事なんだからね?」

萩村 「う・・・はい」

天草 「・・明日の朝は行ってくれるな?」

萩村 「・・・行きます」


198: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/27(月) 22:29:15.36 ID:UvnRaQ6jO

コトミ「じゃあ私帰ります。お姉ちゃんがご飯作って待ってるので!」

天草 「・・ああ」

アリア「明日はよろしくね」

コトミ「はい!」


天草 「コトミはウオミーに食べ物で飼いならされてるな・・」

***

コトミ「ただいまー!」

魚見 「おかえり、コトミちゃん」

コトミ「いいにおいー!・・あれ?タカ兄まだ帰ってないの?」

魚見 「そうですね。全く、遅くなるなら言いなさいっていつも言ってるのに」

コトミ「先食べちゃおうよー」

魚見 「いいえ、待ちましょう。タカ君は生徒会の仕事頑張ってるんですから」

コトミ「う・・確かに今日はタカ兄に丸投げしてきたからなんにも言えないです」

魚見 「ふふ」


199: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/27(月) 22:30:07.76 ID:UvnRaQ6jO

津田 「ただいまー」

魚見 「おかえり、タカ君」

津田 「お姉ちゃん・・また来てたんですか」

魚見 「ぶー、邪魔でした?」

津田 「・・・いえ、そんなことないですよ。あんなことがあって、落ち込んでたコトミをあんなに元気にしてくれたのはお姉ちゃんです。ホントに感謝してます。」

魚見 「タカ君・・お姉ちゃんとして当たり前のことしてるだけだから・・いいんだよ、気にしなくて」

津田 「でも正直、お姉ちゃんも受験なんですから、そちらを最優先してください。来てくれるのは嬉しいですが、それで落ちたら俺はなんて謝っていいか分かりません・・」

魚見 「うん、大丈夫。ちゃんと勉強してるから。本当は泊まりたいけど、受験終わるまではこうして晩御飯一緒に食べるだけで我慢してるし。」

津田 「ほんと・・いつもすみません」

コトミ「タカ兄ーおなかすいたー!」

魚見 「ふふ・・コトミちゃんもああ言ってます。続きはご飯食べながら話しましょう。今日はロールキャベツですよ。」


203: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/27(月) 23:39:24.75 ID:oSHVTKZAO

コトミ「ふいー!おいしかったっー!!」

津田 「こらコトミ、ちゃんとごちそう様してから休め」

コトミ「はーい、ごちそう様ー!先お風呂入るねー!!」
 どたどた

津田 「まったく、コトミは」

魚見 「ふふ・・タカ君、すっかり生徒会長らしくなったね」

津田 「い、いや・・そんなことないです。俺は天草先輩の真似をしてるだけで・・まだまだです。」

魚見 「・・・がんばってるね」

津田 「・・・天草先輩たちや・・・萩村と約束したんです。」

魚見 「・・・うん・・タカ君はすごく立派になったよ・・・アッチはもともと立派だけどね」

津田 「いやこのシーンでそれはないわ」


204: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/27(月) 23:40:09.36 ID:oSHVTKZAO

魚見 「萩村さんのこと・・その後連絡ないの?」

津田 「・・・・」

魚見 「ごめん・・つらいこと聞いちゃったね忘」

津田 「たぶん!・・・天草先輩たちは何か知ってます。」

魚見 「シノっちが・・」

津田 「・・それがいい事なら、俺にも教えてくれると思うんです。」

魚見 「・・・そっか」

津田 「俺・・先輩たちみたいに強くありません・・今は生徒会の事とか、勉強の事とか精一杯やってるんで・・その時はつらいこと忘れられるんです。」

魚見 「タカ君・・・」

津田 「いつか俺がもっと強くなって・・受け入れられるようになったら・・その時は・・萩村のことちゃんと向き合います」

魚見 「タカ君、食事中立ち上がるお行儀悪いの許してね」
 ガタ
津田 「えっ?」
 ぎゅっ
魚見 「コトミちゃんがお風呂行ってる間だけこうしててあげる・・今だけは泣いていいよ?」
津田 「・・うっ・・うっ・・お姉ちゃん・・」

魚見 「・・・よしよし」


205: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/27(月) 23:40:47.58 ID:oSHVTKZAO

コトミ「出たよー!」

津田 「ちゃんとズボンはけ!風邪ひくぞ!」

コトミ「もう、タカ兄の目の保養のためだよー」

津田 「妹の見ても何にもならんわ」

魚見 「では、お姉ちゃんのはどうでしょう?」

津田 「ぶっ」

コトミ「おおー!(やっぱお姉ちゃん攻めるなー)」

魚見 「冗談です。私はそろそろ帰りますね。」

津田 「あ・・はい。いつも本当にありがとうございます。」

魚見 「いいんですよ。お姉ちゃんですから。じゃあね、コトミちゃん。」

コトミ「うん、おやすみなさーい!」


206: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/27(月) 23:41:23.40 ID:oSHVTKZAO

津田 「さて、俺も風呂入って寝るかな」

コトミ「あータカ兄は明日は早いの?」

津田 「んー別に。でも朝生徒会室寄るから遅くはないけど。ていうかお前もちゃんと生徒会役員の自覚をもて」

コトミ「ハハハ・・」

津田 「じゃあ風呂行くから、オヤスミ」

コトミ「あ、うんオヤスミ」

********

津田 「なんか魚見お姉ちゃんのおかげで少しすっきりしたかな・・ダメだな俺・・寝るか・・・」


207: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/27(月) 23:42:02.85 ID:oSHVTKZAO

萩村 『津田、そんな問題もできないの?』

津田 『数学苦手なんだよー』

萩村 『まったく・・生徒会役員として恥ずかしくない点数取ってよね』

津田 『ハハ・・がんばるよ』

萩村 『約束だからね。私がいなくたってシャッキっとするのよ』

津田 『え?』

萩村 『じゃあもう行くから』

津田 『え・・ちょっと待って・・萩村!』
 pi pi pi pi pi pi pi pi・・・・

津田 「・・・」

津田 「ハハハ・・夢か・・俺なに泣いてんだろ・・・情けねー・・・」


212: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/29(水) 00:52:09.51 ID:4bs+kipdO

津田 「・・おはよーコトミ」

コトミ「あタカ兄おはよー・・・なんか目が赤いけど大丈夫?」

津田 「あー・・いやちょっと寝不足で」

コトミ「おっと昨日は遅くまでお楽しみだったのかな?」

津田 「ねーよ」

コトミ「ね・・寝不足ならもう少し寝てれば?」

津田 「いや、二度寝したら遅刻する・・もう起きるよ」

コトミ「あ・・そういえばさ今日英語あるんだけど教科書が行方不明で、探すの手伝って?」

津田 「えー学校に置いてきたんじゃないのか?」

コトミ「いや昨日確かに持ち帰ったんだよー!」

津田 「もーしょうがないなー・・」


213: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/29(水) 00:54:00.33 ID:4bs+kipdO

津田 「コトミーあったぞー」

コトミ「え早」

津田 「ん?」

コトミ「あ、いやいや、ど、どこにあった?」

津田 「ベッドの下」

コトミ「あちゃー入れる本間違えたかー」

津田 「何と間違えとるんだ」

コトミ「あ、タカ兄朝ご飯作ってよー」

津田 「えー昨日ウオミー姉さんが作ったロールキャベツの残りあるだろー」

コトミ「もう一品ほしい!」

津田 「まったく・・」


214: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/29(水) 00:54:43.50 ID:4bs+kipdO

津田 「あーもたもたしてたからちょっと遅くなっちゃっただろーそろそろ行くぞ」

コトミ「あ、あー(足止めするネタが思いつかない!!)」

ピンポーン

津田 「ん?誰だ朝から?」

コトミ「(来た!)会長達じゃないの?センター試験の答え合わせで学校行くって言ってなかったっけー?」

津田 「ああそうかもな、じゃあ俺先行くからな。遅れるなよ」

コトミ「ハイハーイ」

 ガチャ
津田 「はい、天草せんぱ・・」

津田 「・・・」

萩村 「お・・おはよう、津田・・久しぶり」

津田 「・・・」


215: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/29(水) 00:55:12.73 ID:4bs+kipdO

津田 「・・・」
 ぺたぺた
萩村 「ひゃ!(津田にほっぺ触られた・・・///)」

津田 「・・・萩村?」

萩村 「う・・・うん」

津田 「・・はぎむら・・すず・・?」

萩村 「そ・・そうよ・・なんでフルネームで・・」

津田 「・・無事・・だったの?」

萩村 「うん・・一昨日退院したの」

津田 「・・うっ・・」

萩村 「う?」

津田 「うああああああああ」
 ぎゅううううう
萩村 「?!/////」


216: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/29(水) 00:55:38.96 ID:4bs+kipdO

津田 「はぎむらあぁ!!よかった・・!ほんとによかった・・!!うううう!」

萩村 「こ・・こら・・そんな・・くっつかなくたって///」

津田 「夢じゃないよな?!・・今朝の夢の続きじゃないよな?!」

萩村 「大丈夫よ・・夢じゃないわ(津田の夢に私出てたのか・・・)」

津田 「ううう・・スズ・・よかった・・ううう」

萩村 「///(なんか名前で呼ばれた・・・)」


コトミ「ニヤニヤ」

天草・アリア「じーーーーっ」


217: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/29(水) 00:56:49.11 ID:4bs+kipdO

萩村 「その・・退院したこと言わないでいてごめん」

津田 「いいよそんなこと!萩村が無事でいてくれただけで俺は十分だよ!」

萩村 「うん・・・////」

津田 「でもまたこうして生徒会役員で登校できるなんて・・・俺まだ夢見てるみたいだ」

アリア「そうだねー。私的にはスズちゃんに全力で抱き着く津田君見れたのが収穫だったかなー」

津田 「先輩たちも人が悪いですよ!陰に隠れて見てるなんて」

天草 「いや、感動の再会を邪魔しちゃ悪いと思ってな」
天草 (やっぱりちょっとイライラしてしまうな)


218: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/29(水) 00:57:20.72 ID:4bs+kipdO

天草 「じゃあ私たちはセンター試験の答え合わせをしたら帰るからな」

萩村 「あ、会長達は生徒会室寄って行かないんですか?」

アリア「うん、受験勉強するし、それに私たちはもう生徒会役員じゃないから」

天草 「うむ。萩村、私はもう“会長”じゃないぞ。“会長”は津田だ」

萩村 「あ・・そうでしたね。じゃあ受験頑張ってください。七条先輩、天草・・先輩」

アリア・天草「うん」

天草 「萩村もがんばれよ」ごにょごにょ

萩村 「う・・・はい///」

津田 「?」


219: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/29(水) 00:57:49.40 ID:4bs+kipdO

津田 「あれ?萩村教室行かないの?」

萩村 「先に職員室寄るのよ。ずっと休んでたからね」

津田 「そっか・・じゃあ教室で」

萩村 「うん」


****

ネネ・ムツミ「スズちゃん!!」

萩村 「久しぶり」

クラスの皆「萩村?!」

わーわー

萩村 「はは・・」

津田 (ニコニコ)

*****


220: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/29(水) 00:58:17.52 ID:4bs+kipdO

 帰りのHR終了

萩村 「ずっと休んでたからだいぶ授業進んでるわね・・・」

津田 「はは、でも萩村ならすぐ追いつくだろ」

萩村 「あんたこそしっかりやってたの?」

津田 「萩村に怒られないように頑張ったよ」

萩村 「そ・・そう」

津田 「じゃあ俺先生徒会室に行ってるね」

萩村 「あ、うん」

***

 ガラガラ
萩村 「お疲れ様」

津田 「あ萩村、そういえば言い忘れてたけど、3学期からコトミが生徒会入ったから」

コトミ「よろしくです!スズ先輩!あ・・スズお義姉ちゃん!」

萩村 「だまらっしゃい///」

津田 「?」


221: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/29(水) 00:58:50.11 ID:4bs+kipdO

萩村 「コトミの役職は?」

コトミ「書記です!」

津田 「あ、会計は萩村いない間俺が兼務してたから。」

萩村 「あ、そうなんだ。大変だったでしょ?」

津田 「うん、それなりに。でもしばらくはメインは俺が続けるよ。萩村は間違いがないかチェックしてよ」

萩村 「気を遣わなくて平気よ。もうだいぶ前から治っててただ寝てるだけだったし。それに鈍ってるからはやく元通りに働きたいわ」

津田 「そう?じゃあとりあえず年度末の部活会計収支報告書チェックしてよ」

萩村 「うん・・・・・コレ、津田がやったの?」

津田 「うん・・なんか間違ってる?」

萩村 「いや・・間違いナシよ・・ちゃんとやってたのね」

津田 「はは、信用無いなぁ」


222: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/29(水) 00:59:21.40 ID:4bs+kipdO

 コンコン
コトミ「はーい!」

1年女子生徒「すいません・・会長いますか?」

津田 「はい、会長の津田です。どうしました?」

1年女子生徒「あ・・あの・・部活のことで相談があって・・」

津田 「はい、じゃあこっちで話聞きますね」

・・・

萩村 「・・・」

コトミ「スズせんぱーい、タカ兄最近よく生徒の悩みとか相談受けてるんですよー何となく女の子が多い気がするけど・・心配ですか?」

萩村 「おだまり」

萩村 (・・・津田・・生徒会長っぽくなったわね・・・)


223: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/29(水) 00:59:56.12 ID:4bs+kipdO

コトミ「じゃあ私はトッキーと一緒に帰るから、スズ先輩はタカ兄と二人っきりで帰ってくださいねー」

萩村 「ひとこと多いわ!」

津田 「はは・・」

萩村 「まあいいわ・・帰りましょう」

津田 「うん」

***

萩村 「コトミちゃんは相変わらずね」

津田 「・・いや、萩村が入院した後年明けぐらいまではずっとふさぎ込んでたんだ・・」

萩村 「そう・・だったんだ」

津田 「でも魚見さんとかが心配して来てくれるようになって、大分元通りになったかな」

萩村 「・・・」

津田 「もう萩村が帰ってきたから大丈夫。全部元通りだから。」

萩村 「・・・津田」

津田 「ん?」

萩村 「あんたに・・・だいぶ苦労かけたみたいね」

津田 「そんなことないよ」

萩村 「先輩たちから聞いたの。生徒会の事とか、自分の勉強の事とか頑張ってたんでしょ?」

津田 「ん・・まあ萩村と約束したし」

萩村 「バカね」

津田 「・・・でもさ」

萩村 「ん?」

津田 「あのとき萩村が言った、最後の約束は・・もう守らなくていいよね?」

萩村 「・・・・うん」


224: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/29(水) 01:00:27.62 ID:4bs+kipdO

萩村 「送ってくれてありがと」

津田 「朝は萩村が来てくれたじゃん」

萩村 「ふふっ・・そうね」

津田 「おあいこってことで」

萩村 「そういうことにしとくわ」

津田 「じゃあ俺は帰るね」

萩村 「あ・・・」

津田 「ん?」

萩村 「・・ちょっと寄ってかない?・・・久しぶりに」

津田 「いいの?」

萩村 「うちの親もね、津田とか先輩たちにお礼言いたいって。先輩たちはもう昨日来たから」

津田 「じゃあ迷惑じゃないならお邪魔します」

萩村 「ん」


225: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/29(水) 01:01:23.51 ID:4bs+kipdO

 ガチャ
萩村 「ただいま」

萩村母「おかえ・・」

津田 「あ、お邪魔します」

萩村母「きゃあああ!!お赤飯炊かなきゃ!!」

萩村 「いいかげんにしろ!」


230: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/30(木) 22:57:34.53 ID:NS6dfuDQO

****

萩村母「津田君、本当にありがとうね」

津田 「いや、俺は何もしてないです。見舞いに行った時も俺、取り乱しちゃって・・」

萩村母「そんなことないわ。スズちゃんはいつも生徒会の、特に津田君のことを楽しそうに話してくれるのよ。病気の時もきっと津田君が心の支えになってくれて元気になったんだと思うわ」

萩村 「べっ別に津田だけがってわけじゃないわよ!生徒会の皆がお見舞いに来てくれたのは嬉しかったけど」

萩村母「スズちゃんは津田君がいると素直になれないんだねー♪」

萩村 「妙なこと言うなー!!」

津田 「はは・・」

萩村母「ふふ・・まぁそれはさておき、今日はうちで晩御飯食べて行ってね?スズちゃんのお礼の気持ちも込めてごちそう作るから!」

津田 「あー、嬉しいですが妹もご飯作らなきゃならないんで・・」

萩村母「コトミちゃんの了解は得てるわよ?」

津田・萩村「え」

萩村母「この前家に来たときLI●Eで繋がったの!」

津田・萩村「はぁ・・」


231: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/30(木) 23:10:43.57 ID:NS6dfuDQO

萩村母「おいしい?」

津田 「はい、おいしいです」

萩村母「ふふ、よかった♪」

萩村 「本当にお赤飯炊くなよ・・・」

津田 「・・・萩村、萩村家は常時冷蔵庫にすっぽんが入ってるの?」

萩村 「・・・んなわけないでしょ」

萩村母「入ってるよ?」

萩村 「・・そんな事実、知りたくなかったわ」

萩村母「さてと、じゃあ私はちょっと出かけてくるわね」

萩村 「え?こんなに遅くにどこ行くの?」

萩村母「うん、ちょっとね。すぐ戻るわ。」

萩村 「?」

萩村母「じゃあ津田君、デザートは冷蔵庫に入ってるからスズちゃんと仲良く食べてね?あ、別にスズちゃんをデザートに食べても構わないわよ?」

萩村 「さっさと行って来い!」


232: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/30(木) 23:27:20.17 ID:NS6dfuDQO

萩村 「なんか、うるさい親でごめんね」

津田 「はは・・でも萩村のお母さんも元気になってよかったよ。萩村をお見舞いに行ったとき、ものすごくやつれてたから・・」

萩村 「・・・そうね。本当にみんなに迷惑かけたわ」

津田 「いや、そういう意味じゃなくてさ。・・・みんな萩村がさ・・いなくなったら困るってことだよ。だからさ・・もう自分のこと忘れろなんて言うなよ」

萩村 「・・・うん・・ありがとう津田」

津田 「・・・」じー

萩村 「・・・」じー

津田・萩村「/////」

萩村 「な・・・何じっと見つめてんのよ!///」

津田 「あ・・ごめん・・でも萩村だって・・///」

萩村 「あーデザート食べましょう!」

津田 「あ・・う、うん!」


233: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/30(木) 23:27:53.97 ID:NS6dfuDQO

 冷蔵庫ガチャ
萩村 「げっ」

津田 「え?」

萩村 「あ・・いや・・コレ」

津田 「ん・・?うわ」

 『二人の共同作業で切り分けてねハート by母』

津田 「でかいケーキだね・・」

萩村 「あのバカ親・・・」


~その頃、某所にて~

コトミ「へっへっへ、これが例のブツですぜ、だんな」

萩村母「うふふふふ・・確かに受け取ったわ」

コトミ「今日は家も両親いないから大丈夫ですよ!」

萩村母「ふふふ・・じゃあ進展があったらLI●Eで送るわね」

コトミ「さすが話が分かりますね!」


234: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/30(木) 23:39:44.16 ID:q2aZw+F4O

津田 「ふー腹いっぱいだ」

萩村 「お粗末様・・って言っても作ったのは私じゃないけど」

津田 「萩村のお母さんも料理上手だよね」

萩村 「まあね・・余計なこと言わなけりゃ最高なんだけどね」

津田 「まーそこはコトミと一緒だな。コトミももう少し料理とかしてくれればいいのに」

萩村 「なんかさ、コトミとうちの母似てるよね」

津田 「あー確かに。コトミと気が合うわけだ。」

萩村 「さてと・・食器片づけるわ」

津田 「あ、俺手伝うよ。」

萩村 「いいわよ。あんたは今日はお客様なんだから」

津田 「そう?」

萩村 「うん。お茶入れるからゆっくりしてて」

津田 「サンキュー」

萩村 (なんかこの感じ・・夫婦みたい・・/////)


235: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/30(木) 23:45:20.61 ID:q2aZw+F4O

津田 「さて、そろそろ帰ろうかな」

萩村 「遅くまでつき合わせちゃってごめんね」

津田 「大丈夫だよ、帰って風呂入ったら寝るだけだし」

萩村 「うん・・じゃあまた明日。寝坊しないようにね」

津田 「うん大丈夫」

 ガチャ
萩村母「ストーップ!!!」

津田・萩村「??」

萩村 「あ、おかえり」

津田 「どうしたんですか?ストップって?」

萩村母「間に合ってよかったわ-!」

津田 「え?」

萩村母「津田君、今日はもう遅いからうちに泊まりなさい!」

萩村 「な!」

津田 「い・・いや明日普通に学校ですし、着替えとかもないので・・」

萩村母「着替えとか明日の学校の支度ならここにあるわ!」

津田 「えなんで」

萩村母「コトミちゃんが持ってきてくれたの!」

津田 「あのバカ・・」


236: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/30(木) 23:45:50.52 ID:q2aZw+F4O

津田 「いや・・あのそんな急ですし悪いですよ」

萩村母「何言ってるの!そんなこと気にしないわ!未来の息子になるかも知れないし!」

萩村 「なに言ってるんだ!」

萩村母「でももうコトミちゃんは了承済みよ!」

津田 「コトミ・・あいつ何がしたいの?!」

萩村母「はいはい、という訳でいつまでも玄関にいないでリビングに戻りましょうねー」

津田 「はぁ・・・」

萩村 (コトミ・・嬉しいけど強引すぎるわよ////)

****

萩村 「なんか本当にごめん・・」

津田 「いや・・なんかもう慣れたよ」

萩村母「じゃあ津田君はお風呂に入ってきてねー」

津田 「あ・・はい」


237: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/30(木) 23:46:55.77 ID:q2aZw+F4O

 風呂場ガラガラー

萩村母「スズちゃん」

萩村 「・・・何よ」

萩村母「頑張ってね!」

萩村 「なにがじゃー!!」

*****

 シャー
津田 「・・・そういえば生徒会の皆がうちに来ることは多いけど、俺が行くのはあんまりないな・・でも萩村の家は何度か勉強教えてもらいに来たっけ・・」

津田 「まさか泊まることになるとは思わなかったけど・・・」

*****

津田 「ふう、さっぱりした。」

津田 「・・コトミのやつ丁寧にパジャマまで用意しやがって」
 ポロ
津田 「ん?服の隙間からなんか落ちた」
 『0.03』

津田 「・・・帰ったら説教だな」


238: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/30(木) 23:47:31.10 ID:q2aZw+F4O

津田 「お先でしたー」

萩村母「いえいえー。じゃあスズちゃん入ってくればー?」

萩村 「・・ん」

 ガラガラ


萩村母「津田君」

津田 「はい」

萩村母「スズちゃん出てきたら一緒に飲むようにココア用意したから」

津田 「あ、すいません。ありがとうございます。」

萩村母「津田君」

津田 「はい?」

萩村母「今日は私は一階で寝るから。スズちゃんと津田君が寝る二階には朝まで行かないからね!」

津田 「年頃の娘を持つ親としてその発言はどうかと思いますよ」

*****

 ガラガラ
萩村 「・・・ふう」

萩村母「じゃあ私もお風呂入って今日は寝るわね。二人の長い夜は邪魔しないから!」

萩村 「はぁ・・・」

津田 「なんつーか・・お疲れ」

萩村 「うん」


243: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/01(土) 03:01:37.95 ID:HCb1CbHFO

津田 「なんか萩村のお母さん、ココア用意してくれたよ」

萩村 「あーうん、とりあえず飲みましょか」

***

津田 「ふぅ・・・」

萩村 「津田」

津田 「ん?」

萩村 「今日はいろいろと迷惑かけてごめんね」

津田 「いや、半分はコトミのせいだから」

萩村 「それもそうね」

・・・

津田 「萩村」

萩村 「うん」

津田 「もうどこも悪くないのか?」

萩村 「大丈夫よ。インフルエンザ自体はみんながお見舞いに来てくれた3-4日後にはもう治ったの。ただ体調が万全になるまで検査しながら入院してただけだから。」

津田 「そっか」

萩村 (新薬のことは津田には言っちゃいけないんだったわね・・・)


244: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/01(土) 03:02:13.60 ID:HCb1CbHFO

津田 「なんかさ、俺情けないな」

萩村 「何が?」

津田 「萩村が入院した時俺うろたえるだけで、何にもできなかった。お見舞い行った時も逆に萩村に励まされたし・・・」

萩村 「何言ってんのよ。私だって本当はかなり精神的にもダメージ受けてたんだから。正直、津田たちがお見舞いに来たときは死の覚悟したわ」

津田 「やっぱり萩村は強いな・・・実は萩村の病室に入る前、医者に萩村は助からないかもしれないって言われたんだ」

萩村 「あーやっぱりそうだったのね」

津田 「知ってたのか?」

萩村 「だってお母さんとか津田の様子が尋常じゃなかったもの」

津田 「はは・・情けない」

萩村 「でも・・私がいない間頑張ってたのは今日一日で分かったわ」

津田 「え?」

萩村 「たった半月見ない間で、ずいぶんと生徒会長らしくなったわよ」

津田 「そうかな?」

萩村 「後輩の相談を受けるあんたの姿が・・・去年の天草先輩に重なったわ」

津田 「そういわれると嬉しいな」


245: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/01(土) 03:02:51.67 ID:HCb1CbHFO

萩村 「そういえば先輩たちが言ってたけど、ずいぶんと勉強も頑張ったんだって?」

津田 「・・萩村や先輩たちに迷惑かけないように出来うる限り頑張ったよ」

萩村 「ふーん・・じゃあ今度の定期試験勝負する?」

津田 「いきなりそれは勘弁してください」

萩村 「・・もうあんたに勉強教えなくても大丈夫ってことかしら?」

津田 「うーん・・そうって言いたいけど、正直分からないとこあったら聞きたいです」

萩村 「♪」

津田 「?」

萩村 「しょうがないわね、見てあげるわよ」

津田 「あ、ありがとう?(なんで一瞬嬉しそうに)」


246: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/01(土) 03:03:38.23 ID:HCb1CbHFO

萩村 「ココア無くなったし、もう寝ようかしら」

津田 「あー俺もそうしようかな」

萩村 「よく考えたら明日普通に学校だしね」

津田 「確かに」

萩村 「じゃあ歯磨きましょう」

津田 「うん」

***

萩村 「あれ?」

津田 「どうしたの?」

萩村 「お客様用布団がない」

津田 「?」

萩村 「来客用の部屋に布団が一組もないのよ・・お母さん、津田がどこで寝るかとか言ってた?」

津田 「・・・い・・いや特には・・」

萩村 「うーん、私の部屋に布団あったかな?」


247: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/01(土) 03:04:19.14 ID:HCb1CbHFO

 萩村ルーム
萩村 「ぶっ」

津田 「え?」

萩村 「あのバカ親・・」

『書置き:お客様用布団は全て洗濯中です。津田君はスズちゃんと一緒に寝てくださいね☆ママ☆』

津田 「えーと・・俺一階のソファで寝るから」

萩村 「いや・・私がソファで寝るわ。悪いのはこっちだから」

津田 「病み上がりの萩村にそんなことさせらんないよ」

萩村 「それであんたが風邪ひいたらこっちだって困るわよ」

津田・萩村「・・・」


248: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/01(土) 03:05:12.26 ID:HCb1CbHFO

萩村 「・・い・・意外と広いベッドだから・・」

津田 「あの・・俺、ホントにかけるもの貰えれば床で寝るから」

萩村 「つ・・津田が・・その・変なことしない奴なのは分かってるから・・大丈夫」

津田 「・・・じゃ・・じゃあ俺反対側向いて寝るから」

萩村 「う・・・うん」

津田 「じゃあ電気消すよ」

萩村 「あ・・・」

津田 「?」

萩村 「いやなんでもないわ(いつも怖いから電気家消さないで寝るとか言えない)」

 パチッ

萩村 (津田の・・背中)

津田 (・・なんか背中の向こうに萩村がいるって思うと眠れない・・)

萩村 (・・・くっつきたい・・)

津田 (・・・ダメだ眠れない・・)

萩村 (津田・・もう眠っちゃったのかな・・)

津田 (・・眠れないからちょっとだけ話しかけようかな・・・)

萩村 (・・眠ってるか確認するために触ってみようかな・・)


249: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/01(土) 03:05:44.90 ID:HCb1CbHFO

萩村 (・・・手のひらを・・・)
 そっ

津田 (・・眠ってるか確認してからにしよう)
 くるっ

萩村・津田「うわっ!」

津田 「びっくりしたー!」

萩村 「な・・ど・・どうしたのよ!急に振り返って!」
 ドキドキドキドキドキドキ

津田 「ご・・ごめん・・でも萩村もなんで手を?」

萩村 「その・・眠ってるか確認しようとしたのよ・・」
 ドキドキドキドキドキドキ

津田 「そ・・そうなんだ・・ひょっとして萩村も眠れない?」

萩村 「つっ・・津田もなの?」
 ドキドキドキドキドキドキ

津田 「うん・・なんかあんなことあって、正直萩村が今目の前にいるのが信じられないんだ」

萩村 「・・・私だってそうよ」


250: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/01(土) 03:06:29.68 ID:HCb1CbHFO

萩村 「・・津田にだけ正直に言うわ」

津田 「?うん」

萩村 「・・本当言うとね、もうだめだと思った。すごく怖かった。」

津田 「・・・うん」

萩村 「あんたや・・他の友達とか先輩達とかともう会えないのかと思うと、怖くて涙が出た。」

津田 「・・・うん」

萩村 「今だって夜思い出すと・・怖くて体が震える。」

津田 「・・・うん」

萩村 「・・だから私は強くないわ。あんたと同じよ。」

津田 「・・・うん」

萩村 「・・・」

津田 「・・・」

萩村 「・・怖いから・・今だけ手繋いでいい?」

津田 「うん」
 ぎゅっ

萩村 (津田の手の感触・・あったかい//////)


251: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/01(土) 03:07:02.97 ID:HCb1CbHFO

萩村 「・・・」

津田 「・・・」

萩村 「・・すー・・すー・・」

津田 (寝ちゃった)

萩村 「・・すー・・すー・・」

津田 (あれ?)
 ドキドキ
津田 (なんかドキドキする・・・なんだこれ・・)
 ドキドキ
津田 (・・萩村のにおいがする・・)
 ドキドキ
津田 (・・萩村の寝顔・・かわいい・・)
 ドキドキ
津田 (・・・)
 ドキドキ
津田 (・・・)
 ドキドキ

*******


252: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/01(土) 03:07:38.78 ID:HCb1CbHFO

萩村 『津田、ずいぶんと頑張ったじゃない』

津田 『萩村に迷惑かけるわけにはいかないからね』

萩村 『うん。じゃあもう私は安心していいわね』

津田 『あはは、萩村に比べればまだまだだけどね』

萩村 『私が居なくなってもその調子でがんばるのよ』

津田 『え?』

萩村 『じゃあ先に行くから』

津田 『え・・ちょっと待ってくれよ』

萩村 『バイバイ、津田』


津田 「行かないでくれ!萩村!!」

萩村 「ひゃあ!!」


253: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/01(土) 03:08:27.43 ID:HCb1CbHFO

津田 「あれ・・?はぎむら?」

萩村 「つだ・・」

津田 「あ・・れ?」

萩村 「・・なんで泣いてるの?」

津田 「・・あ!ご・・ごめん!!」

萩村 「・・夢見てたの?」

津田 「あ・・うん、ごめん・・夜中の三時か・・起こしちゃってごめん・・」

萩村 「・・・その・・私の夢見てたの?」

津田 「・・・うん・・・その・・萩村がいなくなる夢・・あれから時々見るんだ・・」

萩村 「・・私は本当にもう大丈夫だから・・」

津田 「・・・ほんとにごめん・・情けないよな・・」

萩村 「・・・寝ましょう」

津田 「・・うん」

 ぎゅー
津田 「?!」

萩村 (私なんでこんな大胆なことしてるんだろ・・でも・・津田は私のこと大切に思ってくれてるんだ・・うれしい・・・//////)

津田 (萩村・・ありがとう・・・)


254: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/01(土) 03:08:58.02 ID:HCb1CbHFO

 朝チュン
萩村 「うーん・・」ぱち

津田 「すーすー」

萩村 (!!!!!!)
萩村 (なんで私津田に抱き着いてて津田に抱きしめられてるの?!//////)
萩村 (待って待って待って落ち着け落ち着け落ち着け//////)
萩村 (昨日確かに津田と一緒に寝た)
萩村 (で夜中に変な夢見て・・・)
萩村 (あ・・あれ夢じゃなかったんだ・・津田が私がいなくなる夢見て泣いてた・・)
萩村 (えへへへ・・///)
萩村 (・・じゃなくて!!とりあえず津田のホールドから抜け出さなきゃ!!)
 よいしょよいしょ
萩村 (無理)

津田 「ん・・」ぱち

萩村 「・・・」

津田 「・・・」

萩村 「・・・」

津田 「・・・」


255: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/01(土) 03:09:37.87 ID:HCb1CbHFO

*****

萩村母「おはよう、津田君、スズちゃん。朝ご飯できてますよ」

津田 「お・・おはようございます///」

萩村 「・・うん///」

萩村母「・・・!!どこまでイったの?!!」

津田・萩村「「第一声がそれかー!!」」

萩村母「だってだってだって!娘が大人の階段を上がったのかと思うと興奮しちゃって!!!」

萩村 「一段も登っとらんわ!!」

萩村母「不束者ですがよろしくお願いしますね、タカトシ君?」

津田 「どさくさに紛れて呼び方を変えないでください!」

萩村母「あ、ごめんね。朝はお赤飯炊く時間なかったからパンにしちゃった」

津田・萩村「「いいかげんにしろー!!」」


256: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/01(土) 03:10:13.68 ID:HCb1CbHFO

萩村 「はあ・・朝から過労死しそうだわ」

津田 「・・とにかく学校行こう。もう結構時間ヤバいかも」

萩村 「・・そうね」

津田 「・・とりあえず今日萩村の家泊まったことを言いふらさないようにコトミにメールしとく」

萩村 「・・ええ当然ね・・間違いなくあることないこと言いふらされるわ」

津田 「とにかく行こう。歩きながらメールする」

萩村 「ええ、行ってきます!」
 ガチャ

畑  「や」
 パシャリ

津田・萩村(終わった)


269: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 00:49:47.83 ID:v+JMQiY2O

津田 「・・なんでいるんですか」

畑  「記者のカンよ」

萩村 「・・畑さん、たぶん勘違いしてると思いますが別に私たち何もありませんからね?」

畑  「ええ、分かってますよー」

津田 「え?」

畑  「津田会長萩村書記と熱い夜・・あら、七五調。」

津田 「何にもわかってねぇ」

畑  「正直、生徒会のスクープはもう追えないかと思ってたのよねー」
   「萩村さんが入院して復帰できず、3年生は引退、津田氏は会長になってマジメ一筋」
   「まあ私も含めて何人か病院に隔離されて、萩村さんが万が一死んじゃったりしてたら、さすがの私もそんな不謹慎なことネタにできないなーと思ってたんだけど」
   「萩村さんが無事復活し、津田氏がさっそくその萩村さんに手を出すとは」

津田 「誤解ですよ!まだ何もしてませんから!!」

畑  「ほう・・『まだ』」

萩村 「ぶっ!」

畑  「ではいつヤるの?」

津田 「・・その手には乗りませんよ・・だいたい畑さんも受験中でしょう!」


270: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 00:50:26.82 ID:v+JMQiY2O

畑  「ええ。私、私立が第一希望なのであと10日ほどで試験ですね」

萩村 「だったらそっちに専念してください!落ちますよ?!」

畑  「最後に心残りだったの。捏造でない大スクープをゲットして桜才学園新聞部部長の座を後進に譲る・・おかげですっきりと受験に集中できそうだわー」

畑  「じゃっ」

萩村・津田「「待てコラー!!!」」

***

津田 「・・畑さん私服だったしたぶん今日は学校来ないよ」

萩村 「・・そうね・・とりあえず学校行きましょう。生徒会役員が遅刻とかありえないわ・・」

 ピロリロリン
津田 「ん?」

メール:コトミ『卒業おめでとうございます』

津田 「どいつもこいつも!!」


271: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 00:51:14.67 ID:v+JMQiY2O

放課後

コトミ「大丈夫!トッキーにしか言ってないから!」
 
津田 「あのなコトミ、何もなかったとはいえ成り行きで家泊まったのは事実なんだ。お前みたいに変な邪推されたら大変なんだよ。分かるか?萩村にもどれだけ迷惑かかるか分かるか?」

コトミ「・・はい・・分かったのでマジつねりやめてくだひゃい・・」

津田 「はぁ・・」

萩村 「・・・とりあえずそういうことだから、変な気はまわさないでちょうだい」

コトミ「はーい」

コトミ(・・・これじゃあスズ先輩またツンモードに入ってタカ兄とのアバンチュールが遠のくよ・・・・・そうだ・・・!)
 pi pi pi pi pi・・・


***


272: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 00:51:56.95 ID:v+JMQiY2O

ガヤガヤガヤ

津田 「なんか外騒がしくないか?」

萩村 「そうね・・・」

津田 「コトミ、ちょっと見に行って来い」

コトミ「なんで私だけー?!」

津田 「さっきの罰」

コトミ「うー・・・」
 ガラガラ

萩村 「ふふ・・」

津田 「ん?」

萩村 「コトミもなんだかんだ言うこと聞くのね」

津田 「うん・・ちょっとは生徒会の自覚出たのかもな」

萩村 「なんか私病気になってよかったかもね。帰ってきたら津田兄妹がしっかりしてるし」

津田 「病気になったからじゃなく、病気が治って萩村が戻ってきてくれたからだよ」

萩村 「・・うん///」


273: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 00:53:07.47 ID:v+JMQiY2O

 ガラガラ
コトミ「タカ兄!」

津田 「なんだよ大声で」

コトミ「これ」

津田 「ん?」

 『生徒会役員内に新たな熱愛発覚?!』

萩村 「一組しかありえないじゃない!」

津田 「畑さん・・仕事早すぎです・・」

コトミ「桜才新聞号外として配られてたよ」

萩村・津田「「発行停止だー!!!」」

***

萩村 「なんか今日すごい疲れたわ・・」

津田 「同感」

コトミ「タカ兄、私今日はちゃんと仕事終わったからもう帰るよ」

萩村 「私ももう終わったから帰るわ。津田は?」

津田 「そろそろ卒業式の送辞考え始めたいからもうちょっと居るよ。お疲れ様」


274: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 00:53:49.93 ID:v+JMQiY2O

津田 「うん・・今日はここまでにするかな。そろそろ帰りの放送流して帰ろう・・腹減ったー」

***

津田 「はー今日は何食おうかなー」

津田 「もう疲れてるから作るの面倒だなー」

津田 「コトミが・・・作ってる訳ないか」

津田 「コトミにもそろそろコンスタントに料理させるようにしないとな・・・」

 ガチャ
津田 「ただいまー」

魚見 「おかえり、タカ君」

津田 「え」

魚見 「ウオ・ミン・です☆」


275: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 00:54:24.43 ID:v+JMQiY2O

津田 「お姉ちゃん、またご飯作りに来てくれたんですか?」

魚見 「あれ?分かっちゃった?」

津田 「すごくいい匂いがします」

魚見 「ふふ、今日はハンバーグです」

津田 「やった!」

魚見 「ふふ、タカ君子供みたい。もうできるから手を洗ってきてね」

津田 「はい」


276: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 00:55:14.05 ID:v+JMQiY2O

コトミ・津田・魚見「いただきます」

津田 「あー今日はガッツリ系が食べたかったんですよ!」

魚見 「ふふ、それは良かったです」

コトミ「すごい!箸を入れると肉汁がくぱぁって!」

津田 「日本語を間違えてるぞ」

魚見 「そうですよコトミちゃん。それで溢れ出すのは別の汁よ」

津田 「天草先輩が引退したからこの感じは久しぶりだぜ」

***

津田 「あの・・来てくれるのは非常に助かるんですが、お姉ちゃんは受験勉強大丈夫なんですか?」

魚見 「センター試験も終わって、私立まではあと10日、国立はあと30日ですが、国立が第一志望なのでまだ大丈夫ですよ。センター試験もまずまずでした。」

津田 「よかった。頑張ってください。俺は応援しかできませんが」

魚見 「いえ、勉強の気分転換にちょうどいいんです。それに今日はコトミちゃんに呼ばれちゃったからお姉ちゃんとしては来ないとね」

津田 「え?・・コトミが?」


277: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 00:55:54.98 ID:v+JMQiY2O

コトミ「だ、だって、今日タカ兄疲れててご飯作らなきゃって思ったんだけど私じゃ作れないから」

津田 「で、受験生のウオミーお姉ちゃんを呼んだのか」

魚見 「いいんだよタカ君。本当に気分転換になるから」

津田 「・・まったくコトミは」

***

魚見 「さて、じゃあ洗い物やっちゃいますね」

津田 「あ、いいですよコトミがやります」

コトミ「え?!」

魚見 「ふふ・・じゃあみんなでやりましょうか。私が洗って、タカ君が拭いて、コトミちゃんがしまうなんてどうですか?」

コトミ「ナイスアイデア!」

津田 「はぁ・・じゃあやりますか」


278: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 00:57:02.84 ID:v+JMQiY2O

魚見 「さて、洗い物も済んだことですしお風呂に入りましょう」

津田 「はい、じゃあ沸かしますね」

魚見 「あ、もう沸いてます」

津田 「なにからなにまですいません・・」

魚見 「じゃあ一緒に入ろうか、タカ君」

津田 「いや、ナチュラルに危険なこと言わないでください」

コトミ「そうだね、タカ兄の下半身が危険になっちゃうもんね!」

津田 「黙っとれーい」

魚見 「じゃあこうしましょう、私が先に入って体を洗い浴槽に入ったところで、タカ君が入って体を洗う。そしてタカ君が浴槽に入るときに私が出て、コトミちゃんが入り体を洗う。最後にコトミちゃんが浴槽に入るときにタカ君が出る。」

津田 「なんだそのほのぼのなかよし家族は」

津田 「あれ?」


279: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 00:57:43.85 ID:v+JMQiY2O

津田 「そもそもお姉ちゃんは風呂入るんですか?」

魚見 「うん、今日泊まってくし」

津田 「・・・はい?」

魚見 「あれ?言っていませんでしたっけ?」

津田 「言っていませんでしたね」

魚見 「じゃあ今言いますね。今日はタカ君のお家に泊まります」

津田 「えーと・・勉強は大丈夫ですか?」

魚見 「うん、だからお風呂出たらタカ君の部屋で勉強するからね」

津田 「あー・・なんかよく分からなくなってきた」

魚見 「それで寝るときはタカ君の布団で寝るからね」

津田 「いやそれはダメでしょ」


コトミ(ふふふ・・これで明日今日お姉ちゃんが泊まったことをスズ先輩に報告すれば、スズ先輩の嫉妬の炎が燃え上がり、タカ兄に積極的にアタックすること間違いなし!!)


282: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 01:19:58.93 ID:MXBIvEvNO

 ちゃぽん
津田 「ふぃー」

魚見 「タカ君、おじさんみたいですよ」

津田 「脱衣所に居座るのやめてください」

魚見 「いえ、洗濯物を」

津田 「あ・・洗濯までしてくれるなんて・・本当にすいません」

魚見 「じゃあ私がはいた下着は洗濯かごの一番上に置いておきますから」

津田 「感謝を相殺する発言、ありがとうございます」


津田 (はぁ・・相変わらずだな・・)

津田 (そういえばウオミーお姉ちゃんがうちに泊まるのこれで3回目か)

津田 (1回目は天草先輩も泊まったんだよな・・)

津田 (で、2回目はコトミもいなくてお姉ちゃんと二人だった)

津田 (今回はコトミもいるから・・一番健全だな)


283: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 01:24:51.03 ID:MXBIvEvNO

コトミ「お姉ちゃーん」

魚見 「どうしました?コトミちゃん」

コトミ「ふああ・・私もう寝ます」

魚見 「あらそうですか?」

コトミ「・・眠いです」

魚見 「じゃあおやすみなさい」

コトミ「はーい」

とたとた  パタン

魚見 「さて、私はタカ君の部屋で勉強しますか・・」

 ガサ

魚見 「それにしても桜才学園新聞部、いい仕事しますね」

 『桜才新聞号外』


284: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 01:35:05.61 ID:MXBIvEvNO

津田 「ふーすっきりしたー」

津田 「あれ?リビングに誰もいない・・コトミのやつももう寝たのかな?」

津田 「俺も部屋行くか」

 ぺたぺたぺた ガチャ

魚見 「おかえり、タカ君」

津田 「ああ、ほんとに俺の部屋で勉強するんですね。まあいいですけど」

魚見 「この前来た時気づいたんですが、タカ君結構難しい問題集持ってたから」

津田 「ああ、買ったはいいけどやっぱり難しくて。ゆっくりやってます」

魚見 「私の受験にも十分使えるレベルだからちょっと見たいなと思ったんです」

津田 「あ、いいですよ。遠慮せず見てください」

魚見 「・・・タカ君、ずいぶんと勉強してるよね」

津田 「いや・・生徒会の優秀なメンバーに囲まれてて、俺だけ勉強全然だったから、生徒会長になったら勉強も頑張ろうって思ったんです」


285: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 01:38:11.83 ID:MXBIvEvNO

魚見 「・・・やっぱり萩村さんの影響ですか?」

津田 「正直・・そうです。萩村のおかげで色々と考えることができました」

魚見 「・・そういえば萩村さん、無事退院したんですよね?シノっちから聞きました」

津田 「あ!そうなんですよ!俺・・ホントに良かったなって思って・・でもこれからも勉強も、生徒会の仕事も怠けずしっかりやっていくつもりです」

魚見 「・・・うんそれがいいね。お姉ちゃんとして鼻が高いよ」

津田 「あはは・・」

魚見 「で、萩村さんもうすっかりいいんですか?」

津田 「ええ、もうすっかりだって言ってました。学校も今日から来ましたし」

魚見 「ふふ・・ではまた近いうち“挨拶”しに行かなくては」

津田 「あ、俺の名前的に封印してたんですが次は『欧米か』ってツッコみますから」

****


286: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 01:51:57.56 ID:MXBIvEvNO

魚見 「・・・」カリカリ

津田 「・・・」

魚見 「・・・」カリカリカリ

津田 「あの・・」

魚見 「はい?」

津田 「やっぱり俺邪魔な気がするんでリビングでDVDでも見てます。まだ9時前だっていうのにコトミももう寝ちゃったみたいですし」

魚見 「別にタカ君が邪魔ということはありませんよ」

津田 「そうですか?」

魚見 「ええ。私のこと気にせずに、寝るなりヌくなりしてください。」

津田 「俺どんな変態?!」


287: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 01:52:33.31 ID:MXBIvEvNO

津田 「あ!」

魚見 「どうしました?」

津田 「俺、いつかの煮込みうどんのお礼にお姉ちゃんに夜食つくりましょうか?」

魚見 「・・嬉しいです」

津田 「なにがいいですか?」

魚見 「タカ君お手製ぶっかけうどん」

津田 「俺素直に冷たいうどん出すよ、この真冬に」

魚見 「ぶーじゃあ普通に焼きおにぎりがいいです。ご飯ありますし」

津田 「承知です」


288: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/02(日) 02:02:59.18 ID:NG3tjuq7O

津田 「・・焼きおにぎりって結構難しいんだな・・魚焼きグリルにご飯がくっつきまくりだ」

津田 「・・ふうやっと形になったものができた・・持っていくか」

 コンコン
魚見 「はいってまーす」

津田 「俺の部屋はトイレですか」

 ガチャ
津田 「遅くなってすいません」

魚見 「大丈夫だよ。いただくね」

津田 「正直そこまで自信はありませんが」

 ぱくっ
魚見 「うん、おいしい。タカ君いいお嫁さんになるよ」

津田 「それは無理ですね」

魚見 「ふふふ」

***

魚見 「さて、もうひと頑張りします」

津田 「じゃあ俺は皿洗ってそのまま下でテレビ見てます」

魚見 「うん」


289: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 02:03:34.39 ID:NG3tjuq7O

***

津田 「・・あーその登場は反則だろー」

魚見 「タ・カ・君」ぼそ

津田 「うわっ!!」

魚見 「ふふ・・耳が性感帯なんですか?シノっちと一緒なんですね」

津田 「いや、普通に驚いたんです」

魚見 「勉強、終わりました」

津田 「お疲れ様です」

魚見 「だから、タカ君と一緒に映画を見ます」
 ドサ
津田 (え・・いきなり隣に座るの?)

魚見 「いけませんか?」

津田 「いや、心の声を読まないでください」


290: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 02:04:05.10 ID:NG3tjuq7O

魚見 「せっかくだからコーヒーでも飲みましょうか」

津田 「眠れなくなっちゃいますよ」

魚見 「別にかまいませんよ?」

津田 「いや、眠ってください」

魚見 「じゃあココアにしますか」

津田 「はい(最近ココア飲んだ気がするな)」

***

魚見 「映画終わりましたね」

津田 「そうですね。もう11時ですしそろそろ寝ますか」

魚見 「じゃあ私も寝ます。タカ君の部屋のどこに寝ればいい?」

津田 「いや、いつもの部屋に布団敷きますから」

魚見 「ぶー」


291: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 02:08:33.88 ID:NG3tjuq7O

津田 「じゃあおやすみなさい」

魚見 「はい」

津田 「俺は明日学校なんで普通に7時前に起きますけど、お姉ちゃんはどうします?」

魚見 「私はもう学校行かなくてもいいんだけど、不規則な生活はいけないのでタカ君と一緒に起きます」

津田 「そうですか。じゃあ朝ご飯は俺が作りますから」

魚見 「そうですか?学校がない私が作ったほうが楽ですよ?」

津田 「うーん・・悪いですよ」

魚見 「何言ってるんですか、お姉ちゃんに遠慮はいりませんよ」

津田 「うーん・・じゃあ甘えます」

魚見 「はい・・甘えてください」


津田 「じゃあ、本当におやすみなさい」
 ガチャ


292: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 02:09:19.95 ID:NG3tjuq7O

津田 「さて寝るか」
 電気カチッ

津田 (なんか電気消すと昨日の夜のこと思い出すな・・・)
津田 (萩村・・・)
津田 (俺、結構情けなかったな・・)
津田 (はぁ・・眠ろう・・)

 カチャ・・・・ガチャリ

津田 「?」

 ぎし・・ぎし・・ぎし・・

津田 「え?だr」

 ドサ

津田 「うわっ」

ウオミー「夜はこれからだぜ」

津田 「」


297: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 23:18:53.20 ID:wxXIlADlO

津田 「お姉ちゃん・・?」

ウオミー「はい?」

津田 「なんですか・・この状況?」

ウオミー「夜這いです」

津田 「・・はい?!」

ウオミー「じゃあ脱がせますね」

津田 「い・・いやいやいや!!!ストップ!ストップ!ストップ!!目がマジですよ!!!」

ウオミー「じゃあ一旦待ちますね」

津田 「・・はぁ・・はぁ・・なんなんですか・・」

ウオミー「じゃあ再開しますね」

津田 「NOOOOOOO!!!」


298: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 23:19:31.48 ID:wxXIlADlO

 二人とも正座しました

津田 「・・・説明してください」

ウオミー「いえ、試験勉強で疲れていて」

津田 「はい」

ウオミー「ちょっとムラムラしてしまいました」

津田 「はぁ」

ウオミー「で、丁度いいところにいたタカ君を夜這おうかと」

津田 「そんな男子中学生みたいな理由で人を襲わないでください」

ウオミー「タカ君」

津田 「はい」

ウオミー「・・・不安なんです」

津田 「え?」


299: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/02(日) 23:20:31.58 ID:wxXIlADlO

ウオミー「一人でいると、不安なんです」

津田 「お姉ちゃん・・」

ウオミー「受験も近くて・・家で一人でいると不安なんです・・タカ君やコトミちゃんと一緒にいると落ち着くのでつい来てしまうんです」

津田 「お姉ちゃん・・俺・・」

ウオミー「一人で布団に入ると・・寒くて・・それでちょっとタカ君とお話ししたくなっちゃって・・ごめんね・・うん・・もう戻るね」

津田 「・・お姉ちゃん、お姉ちゃんが嫌じゃなければ俺の部屋にいていいですよ」

ウオミー「・・ほんと?」

津田 「はい!・・そうですよね・・受験近くて・・不安なのにいつもコトミや俺のためにご飯作りに来てくれて・・それなのに俺、いつもの悪ふざけだと思って・・ごめんなさい、お姉ちゃん」

ウオミー「・・タカ君が謝ることじゃないよ。お姉ちゃんもちょっと悪ノリしちゃった」

津田 「あ、風邪ひいちゃいますよね・・お姉ちゃんの布団持ってきます」
 ガチャ


ウオミー「タカ君・・・・・」



ウオミー(・・・・・ちょろいですね)


302: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/03(月) 00:36:06.07 ID:pDBrMHTTO

 ドサ
津田 「じゃあ布団ここに敷きます」

ウオミー「うん、ありがとうタカ君」

津田 「電気消しますね」

ウオミー「はい」

 カチッ

ウオミー「・・・タカ君」

津田 「・・・はい」

ウオミー「生徒会のみなさんとはよくこんなふうに一緒に寝たりしたの?」

津田 「まあ、キャンプとかで」

ウオミー「4Pどうでした?」

津田 「そんな記憶は一切ない」

ウオミー「ふふ・・・」

津田 「?」


303: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/03(月) 00:50:31.88 ID:lFYjSRrrO

ウオミー「・・うらやましいです」

津田 「え?」

ウオミー「私もそんな青春を送りたかったです」

津田 「・・・」

ウオミー「・・本当に、何で英陵に来てくれなかったんですか?」

津田 「・・でも、桜才に来たけど、お姉ちゃんとは知り合えました」

ウオミー「・・そうですね・・それに私今青春してる気がしますし」

津田 「え?」

ウオミー「タカ君」

津田 「はい?」

ウオミー「・・一緒に寝たい・・です」


304: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/03(月) 00:55:40.44 ID:lFYjSRrrO

津田 「え・・それは・・どういう・・」

ウオミー「・・タカ君のベッドに入りたいです」

津田 「ま・・まずいですよそれは」

ウオミー「桜才の生徒会の皆さんと一緒に寝たことはありますか?」

津田 「う・・・」

ウオミー「ありますね」

津田 「まあ・・イレギュラー的に・・」

ウオミー「その時何もなかったんですから、今回もきっと大丈夫です。フラグクラッシャータカトシなら」

津田 「・・・(ていうか昨日は萩村と一緒に寝たけど・・)」

ウオミー「タカ君」

津田 「・・はい」

ウオミー「・・タカ君の体温感じながら寝たら、不安な気持ちもなくなる気がするんです」

津田 「お姉ちゃん・・・」


305: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/03(月) 01:05:03.61 ID:lFYjSRrrO

ウオミー「・・・あったかいです」

津田 「・・・///」

ウオミー「・・・タカ君」

津田 「・・はい」

ウオミー「シノっちにばれたら怒られちゃいますね」

津田 「う・・」

ウオミー「だから誰にもナイショです」

津田 「・・はい」

ウオミー「・・タカ君、お姉ちゃんのわがままに付き合ってくれてありがとう」

津田 「・・気にしないでください」

ウオミー「・・タカ君の胸・・すごく安心します・・」

津田 (お姉ちゃん・・・)


306: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/03(月) 01:15:21.84 ID:lFYjSRrrO

ウオミー「・・桜才の卒業式は15日ですか?」

津田 「そうです。英陵もですか?」

ウオミー「ウチは3月1日です」

津田 「そうですか。早いんですね」

ウオミー「ええ・・合否が出る前に卒業なので・・・すこし不安です」

津田 「・・そうですね」

ウオミー「・・・卒業式終わったら、一緒に遊びませんか?」

津田 「・・いいですよ。でも俺卒業式で送辞読むので、直前は忙しいと思います」

ウオミー「そっか・・タカ君は今は生徒会長だったね」

津田 「はい」

ウオミー「会長」

津田 「はは・・なんかお姉ちゃんにそう言われるのは慣れませんね」

ウオミー「今度はそういうプレイにしてみますか?」

津田 「いつも何かしらのプレイしてるみたいな言い方やめてください」


307: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/03(月) 01:21:45.94 ID:lFYjSRrrO

ウオミー「・・・タカ君」

津田 「はい?」

ウオミー「・・・腕まくら、ダメですか?」

津田 「え・・///」

ウオミー「してくれたらいい事教えてあげます」

津田 「・・・あ・・頭少し浮かせてください・・」

ウオミー「うん」
 すっ

ウオミー「タカ君・・・」

津田 「・・・///」

ウオミー「じゃあウオミーお姉ちゃんの豆知識」

津田 「・・はい」

ウオミー「女性は寝るときは楽だからブラしない派と、形崩れるからブラする派がいます。」

津田 「え」

ウオミー「ちなみに私は前者です」

津田 「・・・え」

 ぎゅううう
ウオミー「あててんのよ」

津田 「俺まだ何も言ってない!」


308: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/03(月) 01:26:04.41 ID:lFYjSRrrO

津田 「あの・・俺・・その・・」
 するっ
津田 (あっ・・首筋に手をまわされた・・)

ウオミー「・・・」
 むぐむぐ
津田 「へ?」
 ポロッ

ウオミー「ふふ・・タカ君の胸のボタン・・口で外しちゃいました」

津田 「ちょ・・!」

 ごろん
津田 「あ」

ウオミー「私重いですか?」

津田 「あの・・おも・・くはないです・・けど・・」

ウオミー「このまま私が上体を起こしたら騎乗位ですね」

津田 「・・また・・ふざけてるんですか・・?」


309: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/03(月) 01:33:46.04 ID:L3LDK8cdO

ウオミー「そこまでふざけてないですよ。くっついていたほうが安心するんです」

津田 「・・あの・・でも・・この状態はどういうことなんでしょうか・・・」

ウオミー「ふふ・・どういうことなんでしょうね?」

津田 「あ・・う・・(お姉ちゃんのにおいがする・・ヤバい)」

ウオミー「こういう状態になったら背中を抱いてくれるのが正解ですよ」

津田 (・・お・お姉ちゃんの不安を取り除いてあげなきゃ・・)
 そっ

ウオミー「・・・かったぽの手は頭を撫でてくれると嬉しいです」

津田 「・・・」
 なでなで

ウオミー「//////」

津田 「・・・///」


310: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/03(月) 01:43:54.78 ID:L3LDK8cdO

ウオミー「・・タカ君///」

津田 「・・はい///」

ウオミー「・・ありがとう、すごく安心します///」

津田 「・・はい///」

ウオミー「・・お礼に・・おっぱい触っていいですよ」

津田 「・・・・・・・しません」

ウオミー「今少し迷いましたね」

津田 「う」

ウオミー「ふふっ・・・リトルタカトシは限界ですもんね」

津田 「!!!・・い・・いや・・その・・/////」

ウオミー「・・さっきからお姉ちゃんに当たっていますから、隠さないでいいですよ」


311: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/03(月) 01:45:09.33 ID:L3LDK8cdO

ウオミー「やっぱりお礼しないといけないと思うので」

津田 「え」

ウオミー「服の上から、ですが」

津田 「ちょ」
 さわ

津田 「ぁ」

ウオミー「タカ君」

津田 「・・は・・い」

ウオミー「・・まだ童貞ですか?」

津田 「・・そ・・です・・」

ウオミー「・・よかった」

津田 「え?」

ウオミー「じゃあ強く触ります」

 ぎゅっ
津田 「ーーー!」
 じたばた


312: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/03(月) 01:46:03.09 ID:L3LDK8cdO

ウオミー「逃げないで」

津田 「・・ぅ」

ウオミー「上に乗ってるから逃げられないですよ」

津田 (・・マジでヤバい)

 しゅっ しゅっ
ウオミー「・・気持ちいいですか?」

津田 (・・ヤバい・・ヤバい)

 しゅっ しゅっ しゅっ
ウオミー「・・いつも頑張ってるタカ君に、お姉ちゃんからのご褒美です」

津田 (ヤバいヤバいヤバいヤバい)

 しゅっ しゅっ しゅっ しゅっ
ウオミー「・・がまんしなくていいですよ」

津田 (あああああああ)

ウオミー「タカ君!」

津田 「え」

ウオミー「お姉ちゃんのこと、見て。」
 しゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっ!

津田 「ーーーー!!!!!!」
 とくんとくんとくんとくんとくんとくん!
 ぎゅぅぅぅぅぅ・・・・・


319: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/03(月) 14:22:26.54 ID:QeIthsMfO

ウオミー「ふふふ・・・お姉ちゃんの手の中で出しちゃいましたね」

津田 「」

ウオミー「ちゃんとイく時、お姉ちゃんのこと見ててくれましたか?」

津田 「」

ウオミー「・・じゃあ脱がせますね」

津田 「!!っダメです・・・」

ウオミー「大丈夫、洗濯してくるんですよ」

津田 「う・・・」

 ぬがせっ
ウオミー「ふふ・・こういうにおいなんですね///」

津田 「う・・・///」

ウオミー「上も脱いでください」

津田 「・・上は大丈夫です」

ウオミー「朝、上下違うパジャマのタカ君を見たコトミちゃんはどう思いますか?」

津田 「う・・はい」
 ぬぎっ


320: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/03(月) 14:23:04.24 ID:QeIthsMfO

ウオミー「裸のタカ君に抱き着きたいけど今日は我慢します」

津田 「・・・」

ウオミー「先寝ててください」

津田 「・・シャワー浴びてから寝ます」

ウオミー「・・はい」

***

ウオミー「では、おやすみなさい」

津田 「・・一緒に寝るのは変わらないんですね」

ウオミー「ふふ・・大丈夫。もう何もしません」

津田 「うぐ・・」

ウオミー「おやすみ、タカ君♡」


津田 (ね・・)
津田 (眠れるわけねえだろおおおおおおおお!!!)

******


321: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/03(月) 14:23:38.65 ID:QeIthsMfO

コトミ「おはよータカ兄ー」

津田 「・・ああ・・おはよう。コトミ」

コトミ「なんかすごく眠そうだねタカ兄」

津田 「・・いや・・大丈夫だ・・お前は珍しくすっきりしてるな」

コトミ「うん!9時間も寝たからすっきり!!」

津田 「ああ、そうだな・・ウオミーお姉ちゃんもう朝ご飯作ってくれてるみたいだから食べてさっさと学校行こうか・・」

コトミ「・・うん・・(やばい昨日は爆睡しちゃって盗聴すらしてない)」


魚見 「おはよう、コトミちゃん、タカ君。ご飯で来たから食べよう?」

***


322: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/03(月) 14:24:23.67 ID:QeIthsMfO

その日の放課後、生徒会室

コトミ(うーん・・)

コトミ(スズ先輩に昨日のお泊り報告しようかと思ったけど・・)

コトミ(このタカ兄の様子・・何かあったっぽいなー・・)

津田 ぐでー
萩村 「ちょっと、津田!今日だらしないわよ!」
津田 「はい・・ごめんなさい・・」
萩村 「まったく、昨日の生徒会長らしさはどこ行ったの?」
津田 (なんか萩村に会ったら罪悪感が半端ない・・・)

コトミ(まさか・・卒業しちゃったのかなー・・)

コトミ(だとしたら作戦自体失敗だよなー)

コトミ(でもタカ兄にそんな勇気ないか・・)

コトミ(お姉ちゃんの様子は普通だったし・・)


323: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/03(月) 14:25:07.07 ID:QeIthsMfO

 コンコン
萩村 「誰か来たわよ・・・はーい!」

 ガラガラ
魚見 「こんにちは。」

津田 「ぶっ!!」
コトミ「お姉ちゃん!」

萩村 「?」

魚見 「シノっちから、萩村さんが良くなったと聞いてご挨拶をしに来ました」

萩村 「あ・・はいその節はご心配おかけしました」

魚見 「・・よかった。萩村さんもうすっかり良いみたいですね。」

萩村 「はい、おかげさまで」

魚見 「萩村さんが帰ってきたおかげで、タカ君もコトミちゃんも元気になりました。これで桜才学園生徒会は安泰ですね」

萩村 「いえ・・///」

魚見 「それはそれとして・・」


324: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/03(月) 14:25:44.08 ID:QeIthsMfO

 ぎゅっ  さすりさすり・・びくっ!
萩村 「・・あの・・やっぱりこの挨拶は変わらないんですか」

魚見 「ええ・・・萩村さん」

萩村 「はい?」

 ぼそっ
魚見 「・・勝負です」

萩村 「え?」

津田兄妹「?」


魚見 「さて、今日来たのはもう一つ用事があります」

津田 びくっ

魚見 「コトミちゃん」

コトミ「へ?」


325: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/03(月) 14:26:14.48 ID:QeIthsMfO

魚見 「国立の二次試験まであと30日。私もそろそろ遊んでいられません。なので試験が終わるまでもう津田家には行けません。」

コトミ「・・はい」

魚見 「そこでコトミちゃんに、このお姉ちゃんお手製秘伝のレシピノートをお貸しします」

コトミ「え?」

魚見 「タカ君は卒業式を控え生徒会長としてこれから忙しくなります。そこでコトミちゃんはそれを支えるため家事をしっかりやってください」

萩村 「・・・」

魚見 「よろしくお願いします、津田コトミ書記。」

コトミ「は・・はい!」

魚見 「では、帰ります。お忙しいところお邪魔してしまいました」

津田 「あ・・いえ」

魚見 「あ・そうだタカ君」

津田 「はい?」

魚見 「昨日約束した通り、終わったらデートしましょうね」

津田 「」
萩村 「なっ!」

魚見 「では」
 ガチャ


326: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/03(月) 14:26:59.32 ID:QeIthsMfO

津田 「」
萩村 「」

コトミ(うわー)

萩村 「・・津田」

津田 「・・はい」

萩村 「・・昨日魚見さんと会ったの?」

津田 「・・えっと」

コトミ(ヤバい!・・もう一か八か!!)

コトミ「昨日、お姉ちゃん来たんですよ!私が晩御飯作ってほしくて呼んだんです!!」

萩村 「そうなの?」

コトミ「はい!」

萩村 「で、デートの約束をした、と。」

津田 「・・試験終わって英陵の卒業式終わったら、息抜きに遊ぼうという話になったんです」

萩村 「・・ふーん」

コトミ(最悪の修羅場は回避した・・・)


327: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/03(月) 14:34:43.80 ID:QeIthsMfO

萩村 「・・・」

津田 「・・・」

コトミ「・・・」

萩村 「・・今日はもう帰るわ」

津田兄妹「え」

萩村 「津田、明日はちゃんとシャッキっとしてきなさいよ!!」

津田 「は・はいっ!!」

萩村 「コトミ」

コトミ「はひっ!」

萩村 「魚見さんの言った通り、頑張るのよ」

コトミ「・・はい」

萩村 「じゃあ、お疲れ様」
 ガラガラ


328: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/03(月) 14:35:29.11 ID:QeIthsMfO

津田 「・・・」

コトミ「・・・タカ兄」

津田 「え?」

コトミ「昨日お姉ちゃんが泊まったこと、スズ先輩にはなるべく言わないほうがいいと思う」

津田 「・・・うん」

コトミ「タカ兄」

津田 「え?」

コトミ「がんばれ」

津田 「え?・・え?」

***

スズ 「・・・」

スズ 「・・魚見さん」

スズ 「・・勝負ですか・・」

スズ 「・・・」


スズ 「やってやろうじゃないのおおおおお!!!」

モブ生徒「「「「ビクッ!!」」」」


334: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/04(火) 21:21:54.05 ID:fBD/TZNLO

 金曜日の放課後、生徒会室
萩村 「・・・コトミ」

コトミ「はい?」

萩村 「昨日、魚見さんに言われた様に家事ちゃんとしてる?」

コトミ「あー・・うー・・」

萩村 「津田、昨日の夕食は?」

津田 「インスタントラーメン」

コトミ「あははは・・・」

萩村 「コトミ、今日は早く帰って料理しなさい」

コトミ「はい・・」

萩村 「もちろん生徒会の仕事終わったらね」


335: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/04(火) 21:22:32.24 ID:fBD/TZNLO

***

コトミ「ふいー・・じゃあ仕事終わったらから先帰るねー」

萩村 「お疲れ様」

コトミ「タカ兄もスズ先輩もまだ帰らないの?」

津田 「俺はもうちょっと。夕食期待してるぞー」

萩村 「・・私も来週の会議の資料作るから」

コトミ(あ)
コトミ「了解です!」
ガラガラー

コトミ(・・・スズ先輩、がんばって!)

***

 パチパチ・・・(キーボード音)

スズ 「・・・津田」

津田 「ん?」

スズ 「明日、予定ある?」

津田 「・・特にないけど」

スズ 「・・じゃあちょっと付き合って」


336: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/04(火) 21:23:11.34 ID:fBD/TZNLO

津田 「え?買い出しか何か?」

スズ 「違うわよ・・・デートよ」

津田 「へっ?!」
 ドキ

スズ 「じょ・・冗談よ。ちょっと相談したいことがあるの」

津田 「あ・・うん・・大丈夫だけど、俺なんかが萩村の相談受けても答えられないかもよ?」

スズ 「そんなことないわ・・・津田じゃなきゃ相談できないことなの」

津田 「俺じゃなきゃ?・・・うんまあいいよ。じゃあ何時待ち合わせ?」

スズ 「私があんたのうちに迎えに行くわ。時間は・・10時でいい?」

津田 「オッケー」

スズ 「・・・じゃあ私も先帰るわ」

津田 「うん。じゃあ明日。」

スズ 「・・お、お疲れ」
 ガラガラ

津田 (・・・萩村が“デート”って・・びっくりした・・)
津田 (ウオミーお姉ちゃんの件のせいかな・・はぁ・・)

////////////////////

スズ 「ーーーーーーっ//////」

スズ (・・恥ずかしいけど・・頑張んなきゃ)


337: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/04(火) 21:23:42.94 ID:fBD/TZNLO

コトミ「タカ兄、おかえりんこ!」

津田 「はぁ・・」

コトミ「なんか疲れてるね、タカ兄?」

津田 「お前のせいだよー」

コトミ「だって私がボケないとバランスとれないじゃん。先輩たちもいなくなっちゃって、誰がタカ兄のツッコミスキルを伸ばすの?!」

津田 「いやいや、そのスキル伸ばす必要ないから!」

***

津田 「で、晩御飯は?」

コトミ「今日は!ハンバーグを作ってみました!!」

津田 「・・・俺には大小不同のそぼろ煮に見えるんだけど」

コトミ「・・この前のお姉ちゃんのハンバーグおいしかったので」

津田 「うん」

コトミ「また作りました!」

津田 「うん」

コトミ「・・・焼いてるとき、崩れました!」

津田 「お姉ちゃんのレシピノートちゃんと見ろよおおお」


338: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/04(火) 21:24:18.41 ID:fBD/TZNLO

***

津田 「ん?」

コトミ「どきどき」

津田 「なんていうか・・・味はうまいな」

コトミ「でしょー!!」

津田 「ありがとう、ウオミーお姉ちゃん」

コトミ「ええー?」

津田 「・・俺のために早く帰って夕食作ってくれてありがとな、コトミ」

コトミ「・・・あ、うん///」

津田 「・・なんだよ、せっかくお礼言ったのに」

コトミ「あー・・こういうところがモテるのかぁ・・」

津田 「え?」

コトミ「タカ兄は大罪人だね」

津田 「え?・・え?」


339: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/04(火) 21:24:48.59 ID:fBD/TZNLO

コトミ「ところでさ、スズ先輩と何か話した?」

津田 「へ?・・お前なんでわかるの?」

コトミ「ふふふ・・わが心眼にかかれば」

津田 「もういい」

コトミ「あーあーもう、せっかちなんだからー。せっかちなのはアッチの方だけにしとかなきゃ」

津田 「・・いやそれダメじゃね?」

津田 「まあ、とにかく明日ちょっと萩村と出かけることになったから」

コトミ「おー!デートですかあー?!」

津田 「い・・いや・・まあなんかよく分からないけど、そういうんじゃないと思うから」

コトミ「ホントー?怪しーなー?」

津田 「とにかく、明日は10時くらいに出るから」

コトミ「オッケー!ちゃっとゴム忘れないでね!!」

津田 「その口閉じろ」


341: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/04(火) 21:25:30.09 ID:fBD/TZNLO

津田 「じゃー俺もう寝るから、お前もいつまでもゲームしてんなよー」

コトミ「へいへーい」

津田 「まったくもう・・」
 ガチャ

津田 (ふぅ・・“相談”ってなんだろ・・・まあ明日になればわかるか・・寝よ・・)
 電気カチッ

・・・
・・・・・
・・・・・・・

Trrrrrrrrrr!

津田 「・・ん?なんだこんな時間に・・・・!」

『着信:魚見お姉ちゃん』


342: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/04(火) 21:26:24.99 ID:fBD/TZNLO

・・・Pi
津田 「・・もしもし」

ウオミー『タカ君、こんばんわん♡』

津田 「お姉ちゃん・・どうしたんですか?」

ウオミー『ごねんねタカ君、もう寝てた?』

津田 「大丈夫ですよ」

ウオミー『・・ちょっと勉強に疲れて・・タカ君の声が聞きたくなっちゃいました』

津田 「あ・・・はい///」

ウオミー『・・明日はお休みですからタカ君も家でゆっくりですか?』

津田 「あ、いえちょっと出る予定がありますけど」

ウオミー『・・・・そうですか』

***

ウオミー『ふふっ・・じゃあ今日はコトミちゃんが料理してくれたんですね』

津田 「はい、なんかそぼろ煮みたいなハンバーグでしたが」

ウオミー『でも、ちゃんと作ってくれたことにお礼言わなきゃダメですよ?』

津田 「はい、大丈夫ですよ。ちゃんと言ってます」

ウオミー『さすがタカ君です』


343: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/04(火) 21:27:05.42 ID:fBD/TZNLO

ウオミー『・・・偉いタカ君にご褒美あげます』

津田 「え?」

ウオミー『今、ベッドに横になってるんですか?』

津田 「は・・はい、そうですけど?」

ウオミー『目を閉じて』

津田 「は・・はい」

ウオミー『タカ君』

津田 「はい?」

ウオミー『この前のこと、思い出して』

津田 「は・・え・・」

ウオミー『タカ君・・今日は私も一緒にしたいな・・』

津田 「い・・一緒にって・・」

ウオミー『タカ君・・覚えてる?・・・この前イクときタカ君が見てたものは何?』

津田 「あの・・その・・」

ウオミー『言って』

津田 「お・・お姉ちゃん・・です」


344: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/04(火) 21:27:48.23 ID:fBD/TZNLO

ウオミー『うん、タカ君がお姉ちゃんの手の中に出しちゃったとき、タカ君が見てたのはお姉ちゃんだよね?』

津田 「う・・はい・・」

ウオミー『あの時ね、お姉ちゃんも我慢できなくなっちゃった』

津田 「・・え?」

ウオミー『だからね、タカ君がシャワー浴びてるとき、お姉ちゃんもオナニーしちゃった』

津田 「・・え・・あの」

ウオミー『タカ君のベッドで』

津田 「え」

ウオミー『タカ君・・ベッド、お姉ちゃんのにおい残ってる?』

津田 「・・・」

ウオミー『ふふふ・・・タカ君?』

津田 「・・は・・い」

ウオミー『タカ君の敷布団の下、シーツの中に手を入れて?』

津田 「え?・・・・・・・はぁう!!」

ウオミー『お姉ちゃんのです。使っていいですよ♡・・おやすみなさい、タカ君♡』
 プツッ・・・ツー・・ツー・・


津田 「お姉ちゃんの・・パンツ・・・」

津田 「・・・」
 もぞもぞ・・


349: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/05(水) 00:41:15.30 ID:RGFpNItlO

***

津田 「・・・おはよう・・コトミ」

コトミ「うわ!タカ兄どうしたのそのクマ!」

津田 「いや・・なんか眠れなくて・・」

コトミ「はっ!まさかデートが楽しみすぎてスズ先輩でヌきすぎちゃったの?!」

津田 「・・いや・・(一部)違うから・・」

コトミ「タカ兄!ツッコミのキレが悪いよ!!」

津田 「・・朝食・・作ってくれない・・?」

コトミ「お・・おーけー」

****

コトミ「ほら、タカ兄!そろそろちゃんと目を覚まさないとスズ先輩に失礼だよ!」

津田 「うん・・そうだな」

コトミ「もう、こんなセリフ私のキャラじゃないよ!」

津田 「まったくその通りだ」

ピンポーン


350: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/05(水) 00:41:53.66 ID:RGFpNItlO

コトミ「あ、来た!もうタカ兄、出かける支度しなよ!!」

津田 「あ・・ちょっと待ってて!!」

コトミ「もう・・タカ兄は肝心な時に・・」

 ガチャ
コトミ「スズ先輩!おはようございます!」

スズ 「あ、おはようコトミ。・・・津田は?」

コトミ「タカ兄は今急いで着替えてます」

スズ 「あ、そうなんだ」

コトミ「どうやら今日のデートが楽しみすぎて眠れなかったみたいで、すっかり寝不足みたいですよー・・ニシシ」

スズ 「でっ・・デートじゃないわよ!///」

コトミ「ふふ・・スズ先輩赤くなってかわいいですよー」

スズ 「うぐっ・・///」

コトミ「スズ先輩が本気になってくれてうれしいです!私応援しますよ!」

スズ 「あ・・ありがと・・///」

コトミ「何なら眠くてふらふらしてる今日が、タカ兄を押し倒すチャンスですよ!」

スズ 「んなことせんわ!!」


351: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/05(水) 00:42:25.72 ID:RGFpNItlO

スズ 「・・私なりに頑張ってるんだから・・余計なことしないでちょうだい・・」

津田 「ん?何をがんばってるの?」

スズ 「なっ!!何でもないわ!!早く行きましょう!」

津田 「ああ、うん。遅れてごめん。行こうか」

コトミ「じゃあ行ってらっしゃーい!帰りは明日かな?」

スズ 「シャラップ」
津田 「帰る時間メールするから」
 ガチャ


352: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/05(水) 00:43:05.19 ID:RGFpNItlO

津田 「えと・・相談て言ってたよな?どこ行くの?」

スズ 「・・とりあえず電車乗るわよ」

津田 「?うん」

***

スズ 「乗り換えたら終点まで行くから寝てていいわよ。寝不足なんでしょ?」

津田 「うんごめん。お言葉に甘えます・・・・ZZZ」

スズ 「・・どんだけ眠いのよ・・もう・・」

スズ (・・寄りかかられてる・・津田の息がかかる・・)

スズ 「・・・///」


モブ乗客(仲のいい兄妹だなぁ)


353: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/05(水) 00:43:37.34 ID:RGFpNItlO

車掌 『次はー○○ー終点でーす』

スズ 「・・・///」

スズ 「・・・つ・津田・起きて・・」

津田 「ん・・んー・・おねえちゃん・・」

スズ 「?!」

津田 「・・・・・ん?・・あ・・萩村。もう着いたの?」

スズ 「・・・うん。降りるわよ。」

津田 「了解です」

スズ 「モタモタすんな」

津田 「は・・はい」


354: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/05(水) 00:44:11.93 ID:RGFpNItlO

津田 「どこ行くの?」

スズ 「・・・水族館」

津田 「え?」

スズ 「ほら、さっさと歩きなさいよ」

津田 「あ、うん」

津田 「・・・」

スズ 「・・・」

津田 「ごめん萩村・・」

スズ 「え?」

津田 「せっかく誘ってくれたのに寝不足で、電車の中でもずっと寝てて・・」

スズ 「・・別にいいわよ。私だってよく午後眠くなって寝ちゃうことあるから」


355: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/05(水) 00:44:42.64 ID:RGFpNItlO

津田 「萩村・・両手でほっぺたを叩いてくれ!」

スズ 「へ?」

津田 「それで目覚ますから」

スズ 「・・思いっきりいくわよ?」

津田 「オーケー!」

スズ 「・・・・・しゃがんで」

津田 「あ・・ハイ」


バシーン!

津田 「!!・・・効いたー!!」

スズ 「・・だ・・大丈夫?」

津田 「大丈夫!眼覚めた!!」

スズ 「うん・・じゃあこれで許してあげる」

津田 「?」


356: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/05(水) 00:45:16.11 ID:RGFpNItlO

津田 「あ、チケット俺買うね」

スズ 「い、いいわよ私誘ったし、私が出すわ」

津田 「え、でも・・」

店員 「いらっしゃいませ!大人一枚と子供一枚でよろしいですか?」

スズ 「よろしくねええ!!大人二枚だあああ!!!!」

津田 (だから言ったのに・・・)


店員 「大変失礼いたしました。大人二枚でしたらカップルチケットがお得ですよ。」

スズ 「かっ・・・つ・・津田」

津田 「それでいいんじゃない?俺は別に気にしないよ」

スズ 「う・・うん・・じゃあそれ、お願いします・・」

店員 「かしこまりましたーではこちらチケットになります。行ってらっしゃいませー」


357: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/05(水) 00:45:53.08 ID:RGFpNItlO

水族館の中

スズ 「結構中は暗いのね」

津田 「うん、えーと・・ここは深海にすむ魚なんだって。だから暗いんじゃない?」

スズ 「そうね・・」

津田 「あのさ・・萩村・・相談って・・」

スズ 「津田、もうちょっと進もう」

津田 「あ、うん」

スズ 「・・・///」
 ぎゅ
津田 (あ・・手)

スズ 「・・・」
 ぐいっ

津田 「そ、そんな引っ張らないで。ゆっくり見ながら行こうよ」

スズ 「ん」


358: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/05(水) 00:46:25.07 ID:RGFpNItlO

スズ 「・・・」

津田 「ん・・立ち止まって・・どうしたの?」

スズ 「・・見て」

津田 「・・クラゲ?」

スズ 「・・うん」

津田 「これだけいろんなクラゲがいると、なんか幻想的だなー」

スズ 「うん」

津田 「・・・」

スズ 「・・・このクラゲね、不死なんだって」

津田 「え?どういうこと?」

スズ 「クラゲって、卵みたいなものが海底に付着してポリプって言う海藻みたいなものになるの。それの一部が取れてエフィラになって、エフィラが成長してクラゲになるの」

津田 「うん」

スズ 「だけどこいつは、年取ったらまたエフィラに戻るの」

津田 「え?じゃあ死なないってこと」

スズ 「そう」


359: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/05(水) 00:47:02.31 ID:RGFpNItlO

津田 「萩村、クラゲ好きなの?」

スズ 「別に。綺麗だとは思うけど。」

津田 「うん・・・」

スズ 「・・・病気になって、死ぬことを意識してから・・命って何なんだろうなって思うようになったの」

津田 「・・うん」

スズ 「私はさ、このクラゲじゃないから・・今回は助かったけど、いつかは死ぬの」

津田 「・・・」

スズ 「そう考えたらね、自分が本当は何をしたいんだろうって考えるようになったの」

津田 「・・・うん」

スズ 「私ね・・・」

津田 「・・・うん」

スズ 「・・・卒業したら留学するつもり」

津田 「・・・・・うん」

スズ 「・・・だった」

津田 「え?」


360: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/05(水) 00:47:46.91 ID:RGFpNItlO

スズ 「死にそうになってね、気付いたの」

津田 「・・何を?」

スズ 「私が高校卒業したら留学したかったのって、単純に自分のスキルアップだけで、本当にやりたい何かがあるわけじゃなかったんだって」

津田 「・・・」

スズ 「そんな目標のないことで遠くに行って、先輩や、友達や・・アンタと別れたくない」

津田 「・・萩村」

スズ 「・・だからね・・留学はやめます」

津田 「!」

スズ 「・・こんな意気地無しな私を・・・笑いますか?」

津田 「そんなこと・・そんなことないよ!俺だって・・萩村と二度と会えないかもって なって・・それで今こうしてまた一緒にいられるようになって・・正直・・もう萩村が遠くに行ってほしくないってずっと思ってたよ!だから・・・萩村の将来を考えたら悪いかもしれないけど、俺は嬉しいよ!!」

スズ 「・・・津田・・バカ・・うっ・・うっ」
 ぎゅうう
津田 「萩村・・」
スズ 「・・ありがとう・・津田・・」


361: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/05(水) 00:48:18.28 ID:RGFpNItlO

スズ 「・・・すっきりしたわ。もう大丈夫」

津田 「・・うん」

スズ 「・・泣いたこと、内緒だからね?」

津田 「うん」

スズ 「暗いから・・・手繋ご・・///」

津田 「あ・・うん///」
ぎゅっ

****

スズ 「ありがとう、聞いてくれて」

津田 「・・俺、別に何もしてないよ」

スズ 「そんなことないわ・・津田のおかげで・・間違った選択しないで済んだもの」

津田 「俺の?」

スズ 「うん///」にこっ

津田 「・・・///」
 ドキ
津田 (なんか・・萩村が・・すごくかわいい・・)


368: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/06(木) 00:20:08.79 ID:B+zZu1zT0

****
スズ 「津田」

津田 「あ・・うん!何?(ぼーっとしてた・・)」

スズ 「ご飯食べない?もう三時近いし」

津田 「あ・・そういえばそうだな、何食べる?」

スズ 「水族館出たところにレストランあったわよ」

津田 「うん、じゃあそこにしよう」

***

店員 「いらっしゃいませー二名様ですねー」

津田 「はい」

店員 「ではこちらのお席にどうぞー」

津田 「はい」


津田・スズ「・・・!!」

津田・スズ(///)

津田・スズ(ずっと手繋いだままだった・・///)


369: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/06(木) 00:21:05.98 ID:B+zZu1zT0

津田 「な・・なんかおしゃれなイタリアンだね」

スズ 「う・・うん、そうね・・つ・・津田はもう決めた?」

津田 「えーと・・決めた。」

スズ 「じゃあ店員さん呼びましょう」

津田 「すみませーん」

・・・

店員 「ご注文をお願いします」

津田 「えーと、この“しらすマルゲリータピザ”を」

スズ 「わっ!」

津田 「え?」

スズ 「あ・・あー私は・・こ、この“石窯焼リゾット”を!」

店員 「かしこまりましたー」


スズ 「・・・」

津田 「・・えーと・・もしかして被った?」

スズ 「・・・うん」

津田 「あー・・やっぱり。なんかごめん。交換する?」

スズ 「い・・いいわよ別に・・」

津田 「・・・じゃ・・じゃあ半分こする?」

スズ 「・・・う・・うん///」
津田・スズ「・・・」ドキドキドキ・・


370: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/06(木) 00:21:59.04 ID:B+zZu1zT0

***

津田 「あ・・じゃあ交換」

スズ 「うん・・」

津田 「あ、これも結構うまい」

スズ 「・・斬新な味のピザね」

***

スズ 「・・・今日は付き合ってもらってありがとね」

津田 「いや、こちらこそ楽しかったし」

スズ 「うん・・私も・・///」

津田 「・・・(なんか今日は萩村が・・違う・・///)」

スズ 「あ!」

津田 「えっ?!」


371: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/06(木) 00:22:51.80 ID:B+zZu1zT0

スズ 「大変、私大事なこと忘れてたわ」

津田 「え?何?!」

スズ 「先輩たちに合格祈願のお守り買ってないじゃない!」

津田 「あ!・・・そういえば!」

スズ 「・・・津田、明日もちょっと付き合ってもらっていい?」

津田 「うん、俺も買いに行く!」

スズ 「じゃあ明日も同じ時間でいい?」

津田 「うん、あ、明日は俺迎えに行く?」

スズ 「・・やめとくわ、親がうるさそう」

津田 「・・あー・・うちもコトミうるさそうだから駅で待ち合わせない?」

スズ 「・・・それもそうね」


372: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/06(木) 00:23:47.68 ID:B+zZu1zT0

スズ 「・・送ってもらってありがと」

津田 「うん、じゃあ明日」

スズ 「うん、おやすみ、」

***

津田 「ただいまー」

コトミ「おかえりータカ兄・・あれ?スズお姉ちゃんは?」

津田 「いや、家帰ったぞ?(なぜお姉ちゃんなのか)」

コトミ「なんだー、今日はタカ兄の部屋に泊まるのかと思ったのに」

津田 「はぁ・・・」

***
スズ 「ただいま」

萩村母「あれ、タカトシ君は?!」

スズ 「いや、帰ったわよ?(なんで名前で)」

萩村母「えーー?!今日はお泊りだと思ってお赤飯炊いたのに!」

スズ 「はぁ・・・」


373: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/06(木) 00:24:39.03 ID:B+zZu1zT0

次の日

スズ 「おはよ」

津田 「おはよー」

スズ 「じゃあ行きましょうか」

津田 「うん、どこの神社にする?」

スズ 「昨日調べたんだけど、東京の湯島天神が学業成就で有名みたい」

津田 「うん、じゃあそこにしようか」

***

スズ 「・・じゃあこれ二つください」

巫女さん「はーい」

津田 「あ、じゃあ俺はデザイン違うのにしよう・・こっちを二・・いや三つください」

巫女さん「はいはーい」

スズ 「ん?三つ?」

津田 「・・・魚見お姉ちゃんにもと思って・・親戚だし」

スズ 「・・・そうね・・・あの、私も三つにしてください」

巫女さん「はーい」

***


374: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/06(木) 00:25:29.36 ID:B+zZu1zT0

スズ 「・・・」

津田 「・・萩村?」

スズ 「何?」

津田 「どうかした?」

スズ 「・・別に」

津田 「そう?ならいいけど・・・あ、どっか寄っていく?」

スズ 「うーん・・今日はやめときましょう。明日学校だし」

津田 「それもそうだね・・あ、これいつ渡そう」

スズ 「メールして聞いてみましょう」

***

スズ 「明日学校来てくれるって」

津田 「うーん・・なんか悪いことしちゃったな」

スズ 「うん・・確かにそうね」

津田 「まあでも、あの人たちはその程度で試験に響くようなことはないよ」

スズ 「はは・・そうかもね」


375: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/06(木) 00:26:20.52 ID:B+zZu1zT0

津田 「じゃあ帰ろうか」

スズ 「うん・・あのさ」

津田 「ん?」

スズ 「ちょっと津田の家に寄ってもいい?」

津田 「え・・いいけど・・どうしたの?」

スズ 「あーえっと・・コトミがちゃんと家事やってるか確認しようかなーと」

津田 「ははは・・じゃあコトミには言わないでおこう」

スズ 「それがいいわね・・・(ホントはもうちょっと一緒にいたいからなんて言えない///)」

***

津田 「ただいまー」

コトミ「おかえ・・スズ先輩?!」

スズ 「・・なんで驚いてるの?」

津田 「萩村がお前がちゃんと家事してるか見たいってさ」

コトミ「あ・あー・・えっとー・・」

スズ 「ずいぶんと目が泳いでるじゃない」

ウオミー「あら、おかえりなさい、タカ君、萩村さん」

津田 「!」


376: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/06(木) 00:27:57.78 ID:B+zZu1zT0

スズ 「魚見さん・・どうも」

ウオミー「ふふ、どうしました?」

スズ 「い・・いえ、今日はあの挨拶はいいですからね」

ウオミー「もっと激しくしますか?」

スズ 「そういう意味ではありません」

コトミ(ハラハラ・・)


ウオミー「タカ君、萩村さんとどこにデート行ってたの?」

津田 「い・・いやデートじゃないですよ。ちょっと買い物に行ってました」

ウオミー「買い物?」

津田 「ええ、丁度良かったです。・・コレ」

ウオミー「まあ、お守りですか」

スズ 「あ・私からも」

ウオミー「ふふ・・二人ともありがとうございます。肌身離さず持ってますね。寝る時も、お風呂の時も、おトイレの時も。」

津田 「いや、今例が上がった時は肌身離してください」


377: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/06(木) 00:28:52.19 ID:B+zZu1zT0

津田 「にしても、今日はどうしたんですか?」

ウオミー「来ちゃダメでした?」

津田 「い・・いや、そういう訳ではないですが、この前受験終わるまで来ないって言ってたので・・」

ウオミー「ええ、ちょっと用事があったので来たんです。もう帰ります」

スズ (よっしゃ)

ウオミー「一つは、コトミちゃんが料理に苦戦しているようなのでコツを教えに来ました」

津田 「あ・・すいません」

ウオミー「もう一つはタカ君に貸したものを回収に」

コトミ(あわわわわわわわわ・・・・)

津田 「え?」

スズ 「?」

ウオミー「この間泊まった時に貸したパンツ、回収しますね。」
 ぴらっ

津田 「」
スズ 「」

ウオミー「それじゃ、帰ります。お守りありがとうございました。」
 バタン


379: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/06(木) 00:30:47.01 ID:B+zZu1zT0

津田 「・・・あの・・」

萩村 「・・・どういうこと?」

津田 「・・いや・・あれは・・」

萩村 「・・魚見さん泊まったの・・?」

津田 「泊まったけど」

萩村 「・・でパンツ借りたのね」

津田 「・・いやそういう訳じゃ・・」

萩村 「変態」
 ガチャ タッタッタッタッタ・・・

津田 「」


*******

コトミ「・・・タカ兄、パンツ借りたってホントなの?」

津田 「・・あの人が勝手に置いてった・・」

コトミ「・・で、タカ兄はそれを使って自家発電をしたと」

津田 「・・・」

コトミ「・・・したんだ」

津田 「・・・」

コトミ「・・まあ、しょうがないと思うよ・・お姉ちゃん本気だし・・」

津田 「え・・どういうこと?」

コトミ「うーん・・・とりあえず私はタカ兄と実の兄妹でよかったよ」

津田 「・・・何それ意味わかんない」


387: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/06(木) 23:35:22.61 ID:rylXSsSN0

 次の日の放課後、生徒会室
津田 「・・・」

萩村 「・・・」

津田 「・・・あの・・萩村?」

萩村 「・・なんですか、会長」

津田 「・・まだ怒ってる・・よな?」

萩村 「別に怒っていません」

コトミ(誰か助けてー!!)

 コンコン
アリア「こんにちはー?」
天草 「こんにちわ」

コトミ「はい!」


388: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/06(木) 23:36:08.88 ID:rylXSsSN0

 ガラガラー
天草 「久しぶりだな」

萩村 「あ、すみません天草先輩、七条先輩、わざわざ来ていただいて」

津田 「あ・・すみませんです」

アリア「ふふ・・ちゃんと仲良くヤってるー?」

津田 「あ・・・はい」
萩村 「・・・・・・」

天草・アリア「?」

萩村 「これお守りです。遅れてしまってすみません」

津田 「あ・・これは俺からです」

天草 「あ、ありがとう」
アリア「ありがとー」

天草 「わざわざすまなかったな、これで私もアリアもより一層頑張らねばな」
アリア「うん、二人とも仲良く買いにイってくれたんだねー」

津田 「・・・」
萩村 「・・・」

天草・アリア「??」


389: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/06(木) 23:36:49.12 ID:rylXSsSN0

萩村 「・・じゃあ私は今日はもう仕事終わったので帰ろうかと思います。わざわざ来ていただいてありがとうございました。受験頑張ってください。それでは」
 ガラガラー

天草・アリア「・・・・」

天草・アリア「・・・・・・」

天草 「津田!!!」
アリア「津田君!!!」

天草 「萩村に!!」
アリア「スズちゃんに!!」

天草 「何をした!!!」
アリア「ナニしたの!!!」

津田 「・・・・・」


**

コトミ「・・ということがあったみたいです」

天草・アリア「・・・・」

天草 「津田・・本当か?」

津田 「・・概ね本当です・・」

天草 「ヤったのか!!!?」

津田 「ヤってません!!!・・・たぶん」


390: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/06(木) 23:37:33.17 ID:rylXSsSN0

天草 「・・いくつか分からないんだが」

津田 「・・はい」

天草 「ウオミーが泊まったんだな?」

津田 「・・はい」

天草 「で、パンツを置いてったのか?」

津田 「・・はい」

天草 「パンツにいつ気づいた?」

津田 「・・金曜の夜です。お姉ちゃんが電話してきて・・」

天草 「・・で、使ったと」

津田 「・・・」

天草 「・・正直、津田は男だからな・・気持ちは分からんでもない・・だが・・ウオミー・・これは本当に本気だな」

コトミ「ハイ・・たぶんタカ兄とスズ先輩がデートするタイミング狙ってトラップ発動したんだと思いますよ」

天草 「ウオミー・・恐ろしい子・・」

コトミ「目の前でそのやり取りを見てた私はもう背筋が凍りましたよ!ボケを忘れるほどに!!」


391: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/06(木) 23:38:15.55 ID:rylXSsSN0

アリア「ねえ津田君、ちょっと聞いてもいい?」

津田 「・・・はい」

アリア「もしかしてだけど、魚見さん泊まった日、魚見さんと一緒に寝た?」

津田 「・・・」

コトミ「え?!」
天草 「そうなのか津田?!」

アリア「でもって魚見さんに何かされた?」

天草 「なっにかって・・なんだアリア!!」

アリア「うーん・・まあエッチなことかなー・・でもヤっちゃってはいないんだよね?」

天草 「津田!!」
コトミ「タカ兄!!」

津田 「・・なっ・・なんでそう思うんですか?」

アリア「うーん・・私が津田君にそうやってイタズラすること妄想してたし」

津田 「・・・」

アリア「あーやっぱりねー・・でも実際にヤっちゃう辺り、さすがだねー」


392: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/06(木) 23:38:48.60 ID:rylXSsSN0

天草 「言えー!!どんなことされたか言えー!!!」
コトミ「先輩落ち着いて!!私も聞きたいけど落ち着いて!!」

アリア「うふふ・・私の妄想ではねー×××をねー××××・・」

津田 「・・もう殺してくれ・・」

***

天草 「にしてもだ、ウオミーがマジでマジなのはよく分かった」

アリア「だねー」

コトミ「正直私、お姉ちゃんが怖いですよー」

津田 「・・ううううう(泣)」

天草 「ええい津田!しっかりしろ!!」


393: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/06(木) 23:39:29.26 ID:rylXSsSN0

津田 「うう・・なんでお姉ちゃんは急にあんなことするようになったんですか?それに萩村も今日は全然普通に喋ってくれなくて・・あんなに怒ることないのに・・」

天草 「・・・」
アリア「・・・」
コトミ「・・・」

津田 「・・・?」

天草 「・・津田、いっぺん死んでみるか?」

津田 「へ?」

コトミ「タカ兄、これがゲームならDEAD ENDしてるよ?」

津田 「でっと・・え?」

アリア「津田君?」

津田 「はい?」

アリア「今日はもう帰ろうか?」

津田 「あの・・」

アリア「一人で」

津田 「え・・」

天草 「帰れ」

津田 「あまくさせんぱい・・?」

コトミ「バイバイ、タカ兄」

津田 「」


394: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/06(木) 23:40:19.95 ID:rylXSsSN0

天草 「さて、救いようのない津田の鈍感さも問題だが、それは後まわしだ」

アリア「まずはスズちゃんの怒りを収めることと・・」

コトミ「お姉ちゃんの攻撃をどうかわすかですね」

天草 「そうだ!アリア、書記を頼む!」

アリア「うん!久しぶりだね、この感じ!」

コトミ「私は何をすればいいでありましょうか!」

天草 「とりあえずウオミーが家に来た時の様子を詳しく教えてくれないか?」

コトミ「うーん・・実はよく分からないんですよね・・私がいるときは全然いつも通りでしたし、泊まった時も私早く眠くなっちゃって、先寝ちゃったから、タカ兄とお姉ちゃんが一緒に寝てたことすら知らないんですよ」

天草 「さすがウオミー・・証拠は残さないか・・」

アリア「じゃあ、昨日魚見さんが来た時の様子は?」

コトミ「昨日はですねー昼過ぎにお姉ちゃんから電話があったんですよ」

天草 「ほう」

コトミ「で、料理のことを話したら“じゃあ、教えてあげます”って言って来ることになったんです」

アリア「その時、魚見さんは津田君がいるか聞いた?」

コトミ「あ!聞かれました!!」


395: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/06(木) 23:40:57.48 ID:rylXSsSN0

天草 「うーむ・・それだけでウオミーは津田が萩村を連れてくることを予測したのか」

コトミ「ひええ」

天草 「これは津田の行動はほぼウオミーに把握されることを想定した方がいいな」

アリア「じゃあ今後は魚見さんの行動をさらに先読みして行動しなきゃだね」

天草 「アリア・・もしアリアなら次はどんな作戦に出る?」

アリア「私?」

天草 「そうだ。アリアはさっきウオミーが津田にヤったことを当てたからな」

アリア「うーん・・魚見さんは国立受けるんだよね?」

コトミ「そう言ってました!」

アリア「うーん・・じゃあ勉強あるからそんなに頻繁には津田くん家に行けないよね」

天草 「それに関しては、ウオミー自身が受験終了まで行かないと言ったそうだ。昨日来たのは萩村を牽制するためのイレギュラーだろう」


396: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/06(木) 23:41:33.30 ID:rylXSsSN0

アリア「じゃあ、夜寝る直前に津田君に電話してテレホン●ックスかなぁ」

天草 「なるほど、説得力あるな」

アリア「私だったら遠隔●ナニーするように指示を出すけど、津田君がこの短期間でそこまで開発されてるか分からないし・・・」

天草 「いや、津田はMだぞ?あるいはすでに調教済みかもしれん」

コトミ「はっ?!そういえばタカ兄、土曜の朝すごく眠そうでした!」

天草 「なにいいい!やはりすでに調教済みか!!」

アリア「でも魚見さんはどんな女王様なんだろう?」


ウオミー『タカ君・・お姉ちゃんが見ていてあげますから、その無駄に大きなモノを自分でいじりなさい』


天草・アリア・コトミ「あ・想像できた」


※ ツッコミ不在のためこの後猥談が30分ほど続きました


397: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/06(木) 23:42:10.62 ID:rylXSsSN0

天草 「いかんいかん、ヒートアップしてしまった。そろそろ対策を考えねば」

アリア「そうだねー、あ、ちょっとおトイレ行ってきていいかなー」

天草 「いや待ってくれアリア、その前に聞いておきたい」

アリア「何?」

天草 「アリアがウオミーの立場なら、一番やられて厄介なことはなんだ?」

アリア「うーん・・相手がスズちゃんだから放っておいても勝手にスズちゃんがツンツンになって余裕で勝てそうなんだよねー」

コトミ(怖っ)

アリア「それに、陰で私たちが色々やっても逆効果だと思うわ。それこそ思う壺かなー」

天草 「むうう・・」

アリア「あ、逆に正々堂々立ち向かわれたら嫌かも」

天草 「どういうことだ?」

アリア「たぶん魚見さんはスズちゃんが恥ずかしがって津田君に積極的にアプローチできないのを知っててそれをうまく利用してるの」

天草 「そうだろうな(私もウオミーには負けてただろうな・・)」


398: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/06(木) 23:42:55.53 ID:rylXSsSN0

アリア「だから逆に正々堂々と、宣戦布告して色仕掛けができないように先手を打ってしまえば、今回みたいなトラップははりづらくなるわ」

天草 「うーむ・・しかし・・萩村がそんなことできるか?バレバレのくせに頑なに津田への気持ちは公表しなかったじゃないか。バレバレのくせに」

コトミ「あ・二回言った」

アリア「そこは私たちがサポートするの。スズちゃんの背中を押すのは私がやるわ」

天草 「そうか・・じゃあ私は?」

アリア「シノちゃんは・・ちょっと・・ううん、たぶん一番大変だけど・・」

天草 「・・・なんだ?」

アリア「魚見さんと直接話してほしいの」

天草 「!」

アリア「シノちゃんが津田君をあきらめてスズちゃんを応援した経緯を話せば、たぶん魚見さんといえどハニートラップは、はりづらくなるわ。親友のシノちゃんからだから猶更ね」

天草 「なるほど」

アリア「で、コトミちゃん」

コトミ「はひ!」


399: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/06(木) 23:43:36.18 ID:rylXSsSN0

アリア「コトミちゃんは津田君担当ね」

コトミ「え?」

アリア「正直津田君担当は時間がかかると思う。受験が近い私たちにはできないと思うし、家で会うコトミちゃんだからこそお願いしたいの」

コトミ「何をすればいいんですか?」

アリア「正直、津田君の鈍感を治すのは不可能よ」

天草 「だろうな」
コトミ「ですよねー」

アリア「だから、津田君が自分の気持ちに気付くようにしてほしいの」

コトミ「タカ兄の気持ち?・・でもタカ兄、たぶんスズ先輩のこと愛してるレベルにはいってないと思いますよー?」

アリア「・・・これを見て」
 ぴらっ

天草 「なっ!!」
コトミ「わっ!!」

アリア「この写真は土曜日の午後3時ごろ、江の島付近で撮られたものよ。全然好きじゃに人とこんなに楽しそうに手をつないで歩かないわ」

天草 「アリア・・この写真はどこで?」

アリア「優秀なジャーナリストからの提供よ」

天草 (畑か)
コトミ(畑先輩かー)


400: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/06(木) 23:44:10.05 ID:rylXSsSN0

アリア「津田君は、たぶん皆のことが普通に好き。でもここ最近の出来事でスズちゃんが優位に立ってるのは間違いないわ。だからその気持ちを気づかせてあげてほしいの」

コトミ「うーん・・できるかなぁ・・」

アリア「タイムリミットは2月14日」

天草 「なぜだ?」

アリア「おそらく次に魚見さんが動くのはバレンタインデー。私立の試験も終わって、国立までまだ10日ある。」

天草 「なるほど」

アリア「私はそれまでにスズちゃんがツン期を抜けるように頑張るわ」

天草 「うむ・・私もウオミーと話そう・・まさかこんな形でウオミーと戦うことになるとはな・・コトミも頑張ってくれ」

コトミ「・・・わかりました。頑張ります!」


406: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/07(金) 22:49:47.68 ID:VVe8owbf0

***
シノルームにて

天草 「・・・さて今日の勉強はこの辺にしとくか」

天草 「ふうっ・・」
 ゴロン

天草 「さて・・寝るかな」
  カチッ

天草 「・・・」

天草 「・・・ウオミーに電話しなくてはな・・」
 Pi pi pi  Trrrrr・・・

ガチャ
ウオミー「はい」

天草 「・・夜遅くすまないな、ウオミー」

ウオミー「いえ、勉強して今寝るところでした。お互い受験生ですかからね」

天草 「そうだな・・どうだ、順調か?」

ウオミー「ええ、ぼちぼちです。シノッチはどうですか?」

天草 「うん・・実は志望校のランクを上げてな・・結構ギリギリだ」

ウオミー「そうだったんですか・・でもシノッチなら大丈夫」

天草 「うん・・ありがとう・・がんばるよ」


407: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/07(金) 22:50:39.00 ID:VVe8owbf0

ウオミー「ふふ・・実は私もちょっとだけシノッチの声が聞きたかったんです」

天草 「そうなのか?」

ウオミー「ええ・・私も最近疲れていて・・それに私は前も言った様にシノッチほど度胸は座っていませんから」

天草 「・・・そうか」

ウオミー「・・よいしょ」

天草 「ん?」

ウオミー「いえ、横になったんです。もう寝ようかと」

天草 「実は私も、もう横になって部屋は真っ暗だ」

ウオミー「私もです。ふふ・・なんだかシノッチと一緒に寝てるみたいですね」

天草 「うん・・津田の家に泊まった時を思い出すな」

ウオミー「・・・そうですね」

天草 「・・・ウオミー」

ウオミー「・・はい」

天草 「もうすぐ私たちは卒業だな」

ウオミー「そうですね・・卒業後も遊びましょう。学校が違う私はむしろ卒業後のがシノッチと遊べる気がします」

天草 「うん・・・」


408: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/07(金) 22:51:10.69 ID:VVe8owbf0

天草 「ウオミー・・」

ウオミー「はい」

天草 「あのとき・・私はウオミーに嘘をついた」

ウオミー「あのとき?」

天草 「津田の家に泊まった時」

ウオミー「・・・」

天草 「私は・・津田が好きだ」

ウオミー「・・・はい」

天草 「・・ばれてたか?」

ウオミー「・・・はい、ばればれです」

天草 「はは・・アリアにも言われた」

ウオミー「シノッチ」

天草 「うん」

ウオミー「私もタカ君が好きです」

天草 「・・・うん」


409: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/07(金) 22:51:49.27 ID:VVe8owbf0

ウオミー「・・知ってました?」

天草 「うん・・知ってた」

ウオミー「・・そうですよね」

天草 「うん・・私・・・卒業式の日・・津田に告白する」

ウオミー「ふふ・・抜け駆けですか?」

天草 「うん」

ウオミー「ふふ・・シノッチらしくないですよ」

天草 「・・ああ、私もそう思う」

ウオミー「・・・」

天草 「なあウオミー・・聞いてくれるか?」

ウオミー「何をですか?」

天草 「情けない話だ」


410: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/07(金) 22:52:37.39 ID:VVe8owbf0

天草 「最初会った時から・・津田のことが気になっていた」

ウオミー「・・はい」

天草 「・・私はな、私が津田のこと一番好きだと思ってた」

ウオミー「・・はい」

天草 「・・でも違った」

ウオミー「・・え?」

天草 「ウオミー・・君は自分が死ぬときに、純粋に愛する人の幸せを願えるか?」

ウオミー「・・わかりません」

天草 「・・私は相手の気持ちよりも、自分の気持ちを優先するかもしれない」

ウオミー「・・・」

天草 「でも、萩村は違った」

ウオミー「・・萩村さんですか」

天草 「・・私の気持ちは恋で、萩村の気持ちは愛だった」

ウオミー「・・そうですか」

天草 「だから私は萩村には勝てない」

ウオミー「・・・」

天草 「卒業式の日、私は津田に告白して・・津田を諦めるよ・・私のは恋だからな」

ウオミー「・・・シノッチ」

天草 「うん」


411: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/07(金) 22:53:18.68 ID:VVe8owbf0

ウオミー「・・私は、タカ君のためなら何でもできると思っています」

天草 「うん」

ウオミー「・・タカ君の幸せを考えてるつもりです」

天草 「うん」

ウオミー「・・私の気持ちも恋でしょうか?」

天草 「・・分からない」

ウオミー「・・そうですね」

天草 「ウオミーの気持ちはウオミーの気持ちだ。私の気持ちが萩村に敵わないと思っただけだ」

ウオミー「・・・シノッチは難しく考えすぎなんです」

天草 「・・そうかもな」

ウオミー「・・ライバルが減ったからうれしい・・という気持ちにはなれません」

天草 「・・そうか?」

ウオミー「そうです」

天草 「・・私は頑張って誰かを愛せる人間になるさ」

ウオミー「・・・」

天草 「ふふ」

ウオミー「?」

天草 「・・なんだか修学旅行の夜みたいだな」

ウオミー「・・そうですね」


412: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/07(金) 22:54:02.80 ID:VVe8owbf0

天草 「ウオミーと修学旅行行ってる気分のまま、そろそろ寝るか」

ウオミー「シノッチ」

天草 「うん」

ウオミー「ガールズトーク、またしましょう。受験が終わったら」

天草 「うん、おやすみ」

ウオミー「はい」
 Pi

・・・

天草 「本当に・・・まさか私が、萩村と津田が付き合うためにこんなことをすることになるとはな・・」

天草 「・・・津田・・君が好きだった」

******


413: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/07(金) 22:54:46.04 ID:VVe8owbf0

****

 スズルームにて

アリア「おじゃましまーす」

萩村 「あ、お茶どうぞ」

アリア「うん、ありがとー」

萩村 「どうしたんですか?今日は一人で」

アリア「うん、この前はお守りありがとー」

萩村 「あ、いえ」

アリア「お守りをもらった日ね、気になったことがあったの」

萩村 「・・・なんです?」

アリア「・・・津田君と何があったの?」

萩村 「・・・何もありません」

アリア「うそ」

萩村 「・・先輩には関係のないことです」


414: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/07(金) 22:55:33.43 ID:VVe8owbf0

アリア「関係あるよ。スズちゃんが退院した次の日、私たちが言ったこと忘れた?」

萩村 「・・・」

アリア「シノちゃんだって、スズちゃんの津田君に対する気持ちを応援するって言ったよね?」

萩村 「・・・」

アリア「・・・どうしても津田君を許せない?」

萩村 「え?」

アリア「実はね、コトミちゃんから大体のことは聞いたの」

萩村 「・・・そうですか・・許せませんよ・・あんな変態」

アリア「うーん・・男の子はだいたいあんなものだよ?」

萩村 「だって!パンツを・・その・・とにかくダメです!!変態です!!しかも魚見さん泊まったらしいですし!!」


415: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/07(金) 22:56:17.51 ID:VVe8owbf0

アリア「・・じゃあ逆に聞くけど、津田君が●ナニーに使ったパンツがスズちゃんのだったらどう思う?」

萩村 「なっ!!変態、変態です!!」

アリア「・・でもちょっと嬉しいでしょ?」

萩村 「そんなことありません!!」

アリア「えー私は嬉しいけどなー?」

萩村 「先輩の基準で話を進めないでさい」

アリア「・・でもすずちゃん、本気でよく考えてほしいの」

萩村 「・・・何をですか」

アリア「もしもスズちゃんがこれから先津田君と付き合ったとして、そして結婚したとして」

萩村 「・・・」

アリア「スズちゃんのものを使って津田君が●ナニーするのと、それ以外のものを使って●ナニーするの、どっちがいい?」

萩村 「ど・・どっちも変態です!」

アリア「男の子は●ナニーするよ。普通に」

萩村 「・・・」

アリア「あ・女の子もするけどね!」

萩村 「それは今関係ないので触れないでください」


416: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/07(金) 22:57:09.44 ID:VVe8owbf0

アリア「答えづらいなら、声に出さないでいいよ。でも聞いて?」

萩村 「・・・」

アリア「魚見さんはね、どうやら津田君の家に泊まった時、こっそりパンツを置いてったみたいなの」

萩村 「・・・」

アリア「で、スズちゃんが来るタイミングを見計らって回収したの」

萩村 「・・・」

アリア「恋のライバルに見せつけたってことだよ?」

萩村 「私は・・別に・・そんな・・」

アリア「魚見さんが、スズちゃんのことライバルだって認識してるってことだよ。シノちゃんでなく、スズちゃんを!」

萩村 「・・でも・・あんなことする奴・・知りません・・」

アリア「・・・スズちゃん?」

萩村 「へ?」

アリア「えいっ」
 ぺち


417: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/07(金) 22:58:17.91 ID:VVe8owbf0

萩村 「あ・・」

アリア「本当はもっと強く平手打ちしたっていいんだよ?」

萩村 「・・・」

アリア「スズちゃんは子供だね」

萩村 「なっ!!」

 ぎゅうう
萩村 「?!!」

アリア「・・スズちゃんの気持ちが、純粋でまっすぐだから、津田君を諦めて応援してる人がいることを忘れないで?・・シノちゃんだけじゃないんだよ?・・私だって少しだけ津田君のこと気になってたんだからね?」

萩村 「・・え?!」

アリア「スズちゃんは頭のいい子なんだから分かってるんでしょ?・・津田君が大好きだからそんなに怒っちゃうんだよね?イライラして不安なんだよね?・・・その気持ちは自分の中に仕舞うんじゃなくて、相手にぶつけないとダメ。私やシノちゃんみたいに、モタモタしてると他の人に取られちゃうから」

萩村 「・・・先輩・・」


418: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/07(金) 22:59:08.69 ID:VVe8owbf0

萩村 「・・先輩の言いたいことは分かりました・・でももう少し考えてみます。」

アリア「うん、それがいいね。考えて、悩んで、後悔しない答えを見つけてね」

萩村 「・・・はい」

アリア「・・じゃあもう帰るね」

萩村 「・・試験明後日ですよね?・・すみません、こんな大事な時に」

アリア「大丈夫だよー二人がくれたお守りがあるから」

萩村 「・・本当、すみません」

アリア「じゃあ、本当に帰るね・・・あ」

萩村 「え?」

アリア「大事なこと言うの忘れてたわー」

萩村 「なんですか?」

アリア「津田君はまだ童貞だから安心してね」

萩村 「とっとと帰って勉強しろ」

アリア「バーイ」



萩村 (・・・・ほっ)


419: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/07(金) 23:00:12.34 ID:VVe8owbf0

****

タカトシルームにて

津田 「はぁ・・」

津田 「あれから・・萩村は敬語口調ではなくなったけど、必要最低限の会話しかしてくれないのは変わらない・・」

津田 「・・色々あって萩村とも仲良くなれたと思ったのに・・」

津田 「・・卒業まで一年以上もこの状態なのかな・・」

津田 「はぁ・・・寝よ」
 カチッ

津田 「・・・」

 ガチャ ガチャリ

津田 「?」

 ぎし・・ぎし・・ぎし・・

津田 「え?この感じ・・」

 ドサ

津田 「うわっ」

コトミ「さて、人生相談と行こうか。タカ兄」


430: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:39:19.33 ID:IlYnCDQz0

コトミ「あ・ちなみに私はタカ兄とは実の兄妹だからね」

津田 「しっとるわ」

コトミ「いや、さすがにこれ言っとかないとお話変わっちゃうからさー」

津田 「何言ってんの?」

コトミ「ま、いいや。それじゃどうぞ」

津田 「は?」

コトミ「だから、人生相談」

津田 「え?俺がお前にすんの?」

コトミ「そりゃそうだよ今困ってるのはタカ兄でしょ?それともタカ兄は下の毛が生える方法でも知ってるの?」

津田 「いやごめん、何言ってるか全然分からない」


431: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:39:50.90 ID:IlYnCDQz0

津田 「とりあえず俺の上から降りてくれるか」

コトミ「しょうがないなぁ・・」
 もぞもぞ

津田 「いや・・なんで布団入ってくんだよ」

コトミ「そりゃ今日はタカ兄と一緒に寝るからに決まってんじゃん」

津田 「いや、自分のベッド行け」

コトミ「はぁー・・素っ気ないなぁタカ兄は、これは実の妹孕ませendのチャンスだよ?」

津田 「いや人生endだろそれ」

コトミ「まぁ冗談は置いといてさ、ちょっと話そうよ?」

津田 「もう眠いんだよ」

コトミ「何言ってんの?これは重要なイベントだよ?」

津田 「いい加減にしろよ。大体お前に相談するくらいなら天草先輩とかに相談した方がまともな答え帰ってくるだろ」

コトミ「それは違うよ、タカ兄」

津田 「え?」


432: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:40:29.06 ID:IlYnCDQz0

コトミ「タカ兄と小中高と一緒で16年も一緒に生活してる私以上に、タカ兄のこと知ってる人間はいないよ」

津田 「まあそうだけど・・」

コトミ「性感帯とか、お気に入りのオカズとか、平均回数とか」

津田 「それはいらない情報です」

コトミ「でもさ、知らないこともあるんだよねー」

津田 「そりゃそうだろ」

コトミ「例えば、初恋の相手」

津田 「へ?」

コトミ「タカ兄ってさ、誰かを好きになったことある?」

津田 「え・・それは・・」

コトミ「思いつかない?」

津田 「うーん・・・」

コトミ「じゃあさ、今日はそこのところよく考えてよ。という訳でおやすみー」

津田 「えちょっとお前マジでここに寝るの?」

コトミ「えー、5年くらい前までは一緒に寝てたじゃん」

津田 「今はその5年後だろーが」

コトミ「ZZZ」

津田 「・・・ったく」


433: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:40:58.00 ID:IlYnCDQz0

***
タカトシルーム 2日目

コトミ「ハイこんばんわ。コトミ相談室のお時間です」

津田 「・・・はぁ」

**

コトミ「・・で昨日の言ったこと考えてみた?」

津田 「いや・・正直思いつかなかった」

コトミ「あーやっぱりね、タカ兄はさー基本的にみんな好きでしょ?」

津田 「うーん・・まあその感じが近いな」

コトミ「ホント、タカ兄は制作会社によっては何回殺されてるか分かんないよ。その辺ちゃんと自覚してよね」

津田 「は?」

コトミ「そうやって今までタカ兄と仲良くしてきた多くの女子は、タカ兄のこと好きだったのかもよ」

津田 「いやー・・それはないだろ」

コトミ「いやあるから」

津田 「なんでお前がそんなこと分かるんだよ」

コトミ「普通分かるよ。タカ兄が鈍すぎる」

津田 「・・そうか?」


434: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:41:37.19 ID:IlYnCDQz0

コトミ「はぁ・・・ホントどうしようもないねタカ兄は」

津田 「うーん・・・」

コトミ「例えばさ、私の初恋の相手、分かる?」

津田 「いや、分かるかよ、そんなの」

コトミ「タカ兄」

津田 「ん?」

コトミ「だから、私の初恋の相手は、タカ兄」

津田 「は?・・・冗談だろ?」

コトミ「ほーら、そんなことも分かってない」

津田 「え・・マジなの?」

コトミ「いや、マジですから」

津田 「・・・」

コトミ「ま・もう別にタカ兄と結ばれたいとは思ってないし、そもそも無理だし。昔のことだよ」

津田 「・・・」

コトミ「じゃあ今日は昔の私とのやり取りを思い出して、恋する乙女の言動を考えてみようか」

津田 「いや・・あの・・」

コトミ「ハイ、おやすみー」

津田 「・・・」


435: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:42:05.78 ID:IlYnCDQz0

**
 タカトシルーム 3日目

コトミ「さて、実の妹とのドキドキナイトも3日目となりましたー」

津田 「いや、言い方に悪意あるぞ」

コトミ「ハイハイ。で、昨日の宿題はやったかなー?」

津田 「・・一応考えたんだけど・・例えば将来結婚する約束したり、やたらくっついてきたりとかもそういう事だったのか・・?」

コトミ「うん、まぁそうかなーでも具体的な話は私にもダメージあるから言わなくていいよ」

津田 「あ、ああ」

コトミ「タカ兄はさ、昔から結構モテるから、女の子からアプローチされすぎてて、それに鈍くなってるんだよ」

津田 「・・・そうかなぁ・・」

コトミ「まあそれは置いておいて、今日はタカ兄の気持ちを探っていきたいと思います」

津田 「え・誰に説明してんの?」

コトミ「タカ兄は今までに好きになった人いないんだよねー?」

津田 「うー・・ん?」

コトミ「じゃあさ、“気になる”人はいる?」

津田 「気になる人?・・うーん・・・まあいい意味でも悪い意味でもいるけど」

コトミ「いい意味で」

津田 「まあ何かと接点の多い生徒会のメンバーとか、クラスメートでよく話す人とか、あ・あとウオミーお姉ちゃんとか」

コトミ「ふむ、正解」

津田 「え」

コトミ「いや、こっちの話」

津田 「?」


436: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:42:42.94 ID:IlYnCDQz0

コトミ「じゃあさ、今日はその人たちの今までの言動をよく思い出して、それがタカ兄に対する好意なのかどうか、よく考えてみようか」

津田 「ん?・・うん」

コトミ「じゃあ私は寝るねー」

津田 「・・て言うか別に寝ない?・・昨日の話を聞いてからさすがにお前と一緒に寝るのはマズイかなーって・・」

コトミ「いやー別にもうタカ兄のこと狙ってないから大丈夫だよ」

津田 「・・」

コトミ「て言うか、女の戦い目の当たりにしちゃったからさー・・あの中に入って戦うのはご免だよー」

津田 「え?女の戦い?」

コトミ「正直狙ってないけど、普通に兄として好きだから、このポジションはおいしいんだよねー・・保健体育の勉強になるし」

津田 「最後のはマジでやめて」


437: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:43:16.58 ID:IlYnCDQz0

**
 タカトシルーム 4日目

津田 「コトミ」

コトミ「んー?」

津田 「昨日のこと考えたんだけど正直分かんないよ。どれもそうな気もするし、どれも違う気もする」

コトミ「うん、それでいんじゃない?」

津田 「そうなのか?」

コトミ「だって、タカ兄が気になる人の事、ちゃんと恋愛視点で考えたでしょ?」

津田 「まぁ・・」

コトミ「それって大事なことだよ。タカ兄は今までしなかったけど」

津田 「まさかコトミに説教される日が来るとは・・・」

コトミ「じゃあ今日は、タカ兄がこれからどうすればいいか考えようか」

津田 「え?どうすればって?」

コトミ「あれ?だって今問題を抱えてるでしょ?そのための人生相談でしょ?」

津田 「いや、まあそうなんだけど・・それとこれとは関係ないだろ?」

コトミ「はああああああああああ?」

津田 「うわっ!!」


438: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:44:03.53 ID:IlYnCDQz0

コトミ「ホント、タカ兄犬なのバカなの死ぬの?」

津田 「いやあの」

コトミ「そんなんだから知らない間に人を傷つけるんだよ?」

津田 「え?・・そうなの?」

コトミ「もう私のキャラどんだけ壊せば気が済むのかなぁタカ兄は」

津田 「・・・」

コトミ「とりあえず、タカ兄はどうしたいの?」

津田 「・・今は萩村と仲直りしたいな」

コトミ「でしょ?!」

津田 「はい」

コトミ「スズ先輩だって女の子なんだから、きっとそれ相応の対応してほしいと思ってるよ。タカ兄がスズ先輩のこと気になってるなら猶更だよ」

津田 「はあ・・」

コトミ「仲直りしたいと思うなら、その人の事をもっと深く考えないと」

津田 「確かにそうだな・・」

コトミ「という訳でもう寝る!」

津田 (あ・俺の布団で寝るのは変わらないんだ)


439: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:44:32.65 ID:IlYnCDQz0

津田 (“萩村のこと考える”か・・)
 (俺にとって萩村は・・)
   (クラスメートで、同じ生徒会役員で・・)
   (同じツッコミ役で・・)
   (時々勉強教えてくれて・・)
   (時々一緒に遊んで・・)
   (それがある日突然病気になって・・)
   (もう会えなくなるかもしれないってなって・・)
   (悲しくて・・)
   (でも奇跡的に回復して・・)
   (すごくうれしくて・・)
   (もう居なくなってほしくない・・)
   (できることならもっと仲良くなりたい・・)
   (時々見せる笑顔がかわいい・・)

   (あれ・・?)

   (俺、萩村のこと・・)


440: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:45:05.46 ID:IlYnCDQz0

津田 「おはよう、萩村」

萩村 「・・・おはよ」

津田 「七条先輩から、第一志望の私立の試験終わったってメール来た?」

萩村 「・・うん」

津田 「いい結果だといいよな。でもきっと先輩たちなら大丈夫かな。終わったらお疲れ様会開かないといけないよな。俺たちもあれだけお世話になったし。」

萩村 「・・・う、うん。そうね」


****

柳本 「タカトシー、この問題わかんないんだけど」

津田 「あーこれはこの公式使うんだよ。問題集の例題でいいやつあったから今度コピーして来てやるよ」

柳本 「マジで?サンキュー!」

ムツミ「あー私の分もお願い」

津田 「オッケー。今度の定期テストの前にみんなで勉強会しない?」


萩村 「・・・」


****

津田 「・・という訳で今年度の予算収支報告会議を終わります。来年度は部に昇格する同好会が2つあり、今年度に比べて全体の予算が増加することが見込まれます。これに関しては次回の定期会議までに担当の教員に報告し出来うる限りすべての部・同好会が十分に活動できる予算組を目指していきたいと思います」

萩村 「・・・」


津田 「あ、萩村」

萩村 「な・・なに?」

津田 「さっきの会議の資料、直前に間違い見つけて直してくれてありがとう。ホント助かったよ」

萩村 「・・・・・うん、仕事だもの」


441: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:45:38.60 ID:IlYnCDQz0

コトミ「ふぅ・・じゃあ私は終わったので先帰ります!」

萩村 「うん」

津田 「夕食頼む」

コトミ「オッケー!タカ兄もうまくやるんだよー!」

津田 「なにがじゃ」

 ガラガラー

萩村 「・・・」

津田 「・・・」

萩村 「・・津田」

津田 「ん?」

萩村 「・・最近、またちゃんと生徒会長してるわね」

津田 「そう?」

萩村 「・・まあ、それなりにね」

津田 「・・・俺さ」

萩村 「・・・」

津田 「・・・この間のことで、萩村のこと怒らせちゃって・・正直どう謝っていいのか分からないけど、でもできることなら・・萩村と仲直りしたいから」

萩村 「・・・」

津田 「・・・だから、精一杯萩村と約束したことやるよ。だから・・・よかったらいつか許してくれない?」

萩村 「・・・・・・考えとく」

津田 「うん・・ありがとう。萩村」


442: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:46:27.00 ID:IlYnCDQz0

2月13日 放課後
津田 「はー今日も疲れた・・」

津田 「今日はコトミも萩村も先帰っちゃったな・・」

津田 「確か今日はコトミ用事あるとかで帰り遅くなるから、夕食は俺が作らなきゃだ・・」

津田 「・・・」

津田 「・・俺、精一杯やれてるかな・・?」

津田 「・・俺が今できることは・・病室で萩村と約束したように精一杯頑張ることだよな」

津田 「・・そしてコトミに言われたように、萩村のことをもっと考える・・」

津田 「・・萩村がどうしてほしいか、どうしてほしくないかを・・」

津田 「・・・」

津田 「・・ふう・・腹減った・・何作ろうかな・・」

 ガチャ

ウオミー「おかえり、タカ君」


443: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:46:53.78 ID:IlYnCDQz0

津田 「お姉ちゃん・・・今日はどうしたんですか?」

ウオミー「きちゃった」

津田 「て・・あれ・・どうやって入ったんですか?」

ウオミー「タカ君のお母さんに合鍵もらってますので」

津田 「左様ですか」

ウオミー「・・今日は一日早いですがバレンタインのチョコを持ってきました」

津田 「あ・あーそんな時期ですね」

ウオミー「バレンタインを忘れるなんて、タカ君らしいですね」

津田 「?・・ところでなんで14日じゃなく、今日来たんですか?」

ウオミー「いえ、何となく。私のカンです」

津田 「?」


444: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 23:48:38.11 ID:IlYnCDQz0

ウオミー「さて、タカ君ここに二つのチョコがあります」

津田 「はい?」

ウオミー「タカ君にはどちらか一つをあげようと思います」

津田 「はあ・・」

ウオミー「どちらも既製品です・・ちょっと残念ですか?」

津田 「いえ、この時期に受験生にチョコ作らせるほうが心が痛いですよ」

ウオミー「ありがとう、タカ君。受験終わったら色々作ってあげるからね」

津田 「いえ・・それより今までコトミともども色々お世話になったので、こちらがお礼をすべきだと思います」

ウオミー「ふふ・・じゃあ色々貰いますよ?タカ君のもの・・」

津田 「・・なんか怖いんですが」

ウオミー「怖くないですよ・・うふふ」


445: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:49:07.43 ID:IlYnCDQz0

ウオミー「さて、本題です。どちらかを選んでください」

津田 「これと・・これですか?」

ウオミー「はい、有名店の1200円の生チョコと、スーパーで売ってる88円の板チョコです」

津田 「これは・・・何かあるんですね?」

ウオミー「ふふ・・さすがタカ君です」

津田 「普通に選ぶなら生チョコです・・でもこの板チョコには何か仕掛けがあるとしか思えません」

ウオミー「ええ、その通りです。内容は聞かずに選んでみます?」

津田 「・・ええそうします」

ウオミー「あら・・意外と度胸ありますね・・素敵ですよ」

津田 「・・・生チョコにします!」

ウオミー「・・やっぱりチキンですね、タカ君は」

津田 「・・いやだって怖すぎます」

ウオミー「ぶー・・じゃあ板チョコ選んだ時のプレイ内容は秘密です」

津田 「今明らかにプレイって言ったよね?!」


446: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:49:52.14 ID:IlYnCDQz0

ウオミー「・・では今日は帰ります」

津田 「ご飯食べていきませんか?今日は俺が作ります」

ウオミー「・・やめておきます。ご飯を食べたら、今日も泊まりたくなります」

津田 「・・・」

ウオミー「ちょっとした自分ルールを決めたんです」

津田 「?」

ウオミー「タカ君が板チョコを選んだら、今日は泊まるつもりでした」

津田 「え」

ウオミー「帰って大人しく勉強をします・・・今日は」

津田 「・・はい」

ウオミー「この間の約束、覚えていますか?」

津田 「英陵の卒業式の後、一緒に遊ぶって話ですか?」

ウオミー「うん・・いつがいいですか?」

津田 「実は3月の2~5日が定期試験です」

ウオミー「・・じゃあ6日の土曜はどうですか?」

津田 「・・・分かりました」

ウオミー「約束です」

津田 「はい」


447: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:50:23.95 ID:IlYnCDQz0

ウオミー「・・桜才の卒業式が終わったら、桜才の生徒会のみなさん、それにコトミちゃんも含めて、みんなで遊びましょう」

津田 「そうですね」

ウオミー「だから6日は私がタカ君を独占します」

津田 「はは・・」

ウオミー「では、本当に帰ります。コトミちゃんによろしくです」

津田 「はい」

 ガチャ

津田 「・・・板チョコ選んだら何をされてたんだろう・・・」

***

コトミ「ただいまー!タカ兄」

津田 「おかえり、コトミ。夕飯できてるぞ」

コトミ「うん・・・あれ・・お姉ちゃん来た?」

津田 「え・・来たけど何で分かるんだ?」

コトミ「お姉ちゃんのにおいがする」

津田 「犬か」


448: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:50:52.75 ID:IlYnCDQz0

***

コトミ「・・・で生チョコを選んだと」

津田 「ああ・・なんか怖すぎるだろ。板チョコ」

コトミ「うん・・まあ正解かな」

津田 「なんだよそれ」

コトミ「ああ、それと今日七条先輩に会ったんだけど、今年は七条先輩と天草先輩はタカ兄にチョコはくれないって」

津田 「え??まぁ・・受験生だし別にいいよ・・て言うかいちいち報告することか?」

コトミ「うん・・だってつまり今年は私が食べるチョコが減るから、タカ兄頑張ってクラスメートとか後輩からチョコ貰ってきて!!」

津田 「もらう前提ですか・・まあ正直俺一人じゃ食べきれないけど」

コトミ「・・・タカ兄、そのセリフ、クラスの友達の前で絶対言っちゃだめだよ」

津田 「え?」


449: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:51:21.12 ID:IlYnCDQz0

2月14日

ムツミ「タカトシ君!チョコあげるね!!」
津田 「おーありがとう三葉。今年も手作りかー」
ムツミ「うんだって・・やっぱり好きなんだもん・・お菓子作り!」

ネネ 「津田君、チョコあげるね」
津田 「あ、ありがとう轟」
ネネ 「形状にはこだわったよ!」
津田 「・・・」

津田 「ん・・下駄箱にチョコ入ってる・・」
津田 「古風だな・・」

横島 「津田、チョコだ」
津田 「あ、ありがとうございます横島先生」
横島 「気にするな、私とお前の仲じゃないか。ところで食べた後どれくらい元気になったか感想聞かせてくれ」
津田 「何いれとるんじゃコラ」

後輩女生徒たち「あ・・生徒会長さん・・これチョコです!よかったら食べてください!!」
津田 「あ・・ありがとう」
後背女生徒たち「きゃー渡しちゃったー」
津田 「あ・・行っちゃった・・名前わかんないな・・」

柳本 「おいタカトシ」
津田 「ん?」
柳本 「殺すぞ」
津田 「え?」

スズ 「・・・ふん」


450: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:52:04.65 ID:IlYnCDQz0

 放課後

萩村 「じゃあ私は帰るわ。お疲れ様」

コトミ「お疲れ様です、スズ先輩!」

津田 「お疲れ」

 ガラガラー

コトミ「・・・タカ兄」

津田 「ん?」

コトミ「いっぱい貰った?私のおやつ」

津田 「お前のおやつは貰ってないぞ」

コトミ「・・で、スズ先輩からは貰った?」

津田 「・・いや」

コトミ「ふーん・・残念?」

津田 「・・あんなことがあったから・・しょうがないよ」

コトミ「ふーん・・まあいいや。私も先帰るよ」

津田 「ああ。お疲れ」
 ガラガラー

***


451: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/08(土) 23:53:17.03 ID:IlYnCDQz0

コトミ「ごちそうさまー」

津田 「ごちそう様。コトミ・・料理だいぶましにマシになってきたな」

コトミ「そりゃあほぼ毎日やってるし・・でもマシって感じかぁ」

津田 「いやだってお姉ちゃんの料理と比べると」

コトミ「お姉ちゃんの料理には私には入れられないスパイスが入ってるから敵わないよ」

津田 「?」

コトミ「ところで、デザート食べようよ」

津田 「デザート?」

コトミ「チョコ」

津田 「お前・・・」


452: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:53:47.96 ID:IlYnCDQz0

津田 「これで全部かな」

コトミ「すごい数だねーさすがフラグ乱立男!」

津田 「やめてそのあだ名」

コトミ「お姉ちゃんのと、ムツミ先輩、ネネ先輩、横島先生・・これは?」

津田 「なんか下駄箱に入ってた」

コトミ「ふーん・・ギャルゲーっぽいね」

津田 「もうちょっと言葉を選べ」

コトミ「これらは?」

津田 「なんかよく知らない後輩の人たちから」

コトミ「・・タカ兄、なんか変なフェロモンでも出してるんじゃないの?」

津田 「俺は昆虫か」


453: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:54:13.13 ID:IlYnCDQz0

コトミ「で、私はどれ食べていい?」

津田 「とりあえず、横島先生のと、轟のはやる。て言うか轟のは見たくない」

コトミ「?」

津田 「三葉のも一個やるよ。三葉ああ見えて結構お菓子作りうまいからたぶん今年のもうまいぞ」

コトミ「・・うん、何ていうかタカ兄はかなりひどい人間だね」

津田 「え?」

コトミ「他のも一応全部開けてみようよー」

津田 「いいけど、全部食うなよ。鼻血出るぞ」

コトミ「とりあえず一個ずつ食べてみたい!」

津田 「分かったよ」

***


454: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:54:41.81 ID:IlYnCDQz0

コトミ「で、タカ兄はどれが一番好き?」

津田 「うーん・・お姉ちゃんの高級チョコはさすがだな」

コトミ「うん、残りは全部貰うね」

津田 「太るぞ」

コトミ「他には?」

津田 「正直、個人的に一番好きなのはこの中にグミ入ってるやつかな」

コトミ「誰の?」

津田 「いや、これ下駄箱に入ってたやつなんだよ。だからお返しもできないんだよな・・」

コトミ「ふーん」

コトミ「ちなみに私はネネ先輩の極太」

津田 「口に出さないで」

津田 「それと、横島先生のは一日一個までだ。それも家で、週末の夜だけにしろ。間違っても学校行く前とかに食うんじゃないぞ。あとこれ食った日は俺の部屋に入って来るな」


455: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/08(土) 23:55:15.04 ID:IlYnCDQz0

津田 「さて、先輩たちの国立の試験もあと十日だな・・」

津田 「定期試験も近いし、コトミもそろそろ勉強しろよ」

コトミ「えー」

津田 「生徒会役員として恥のない点数を」

コトミ「タカ兄だって前補修だったじゃん」

津田 「まあな。でももう二度と取らないように頑張ってるから」

コトミ「じゃあさーまた勉強会しようよ、スズ先輩呼んで」

津田 「え・・・うーん」

コトミ「かわいい妹のためでしょ」

津田 「・・萩村がいいって言ったらな」

コトミ「いえっさー!」
 Pi pi pi
コトミ「もしもし、スズせんぱーい?」
萩村 『どうしたの、こんな時間に』
コトミ「もうすぐ定期試験じゃないです」
萩村 『そうね・・ちゃんと勉強してる?』
コトミ「それが結構ピンチなんですよー」
萩村 『もう、コツコツ毎日やらないからよ』
コトミ「今度の日曜、教えてもらえませんかー?」
萩村 『・・・しょうがないわね』
コトミ「やったーありがとうです!じゃあ家でやります?」
萩村 『そうね・・じゃあ朝10時くらいに行くわ』
コトミ「サンキューです!待ってます!」
 Pi

コトミ「よしOK!!」

津田 「その行動力少し分けてくれ」


462: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/10(月) 00:21:49.97 ID:eb+pFZ+H0

 日曜日

ピンポーン
コトミ「はーい!」
 ガチャ

コトミ「スズ先輩!」

萩村 「・・・お邪魔します」

***

コトミ「お茶入れますねー!」

萩村 「・・ありがとう」

萩村 「・・・」

コトミ「・・にしてもタカ兄も酷いですよね!せっかくスズ先輩が来るって言うのに!」

萩村 「・・別にいいのよ。先に約束してったって聞いてるし」

コトミ「でもまさかタカ兄が勉強教える側になるとは・・」

萩村 「・・アンタも兄を見習って勉強しなさいよ。生徒会役員として恥じない点数を取りなさい」

コトミ「ニシシシ・・」

萩村 「?」

コトミ「スズ先輩、タカ兄とおんなじこと言ってますよー。それになんだかんだ言ってやっぱりタカ兄のこと信頼してるんですねー」

萩村 「な・・何バカなこと言ってるの、あんな変態男」

コトミ「スズ先輩はツンデレですなー」

萩村 「よーし、今日は厳しくいくぞー」

コトミ「げっ・・しまった」


463: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/10(月) 00:22:26.39 ID:eb+pFZ+H0

コトミ「はー・・・終わったー!」

萩村 「アンタ英語苦手ね。文法のチェックは毎日やりなさい」

コトミ「はーい」

萩村 「津田にチェックさせるわよ」

コトミ「うう・・」

萩村 「やっぱりサボる気だったな」

コトミ「でもスズ先輩、本当に教えるの上手ですよねー。正直先生より分かりやすい」

萩村 「一対一で教えてるからよ。学校の授業は先生もみんなに教えなきゃいけないから、どうしても生徒一人ひとりの理解度に合わせた授業ができないのよ」

コトミ「なるほどー・・・でもスズ先輩が毎日来て教えてくれたら私の成績も上がるかもしれないのになー」

萩村 「毎日なんて無理よ」

コトミ「・・タカ兄と毎日一緒にいられますよ?」

萩村 「・・・別に、そんなのどうでもいいわ」

***

コトミ「そういえば例のアレ・・タカ兄気づいてないかもですよ。私から言います?」

萩村 「絶対言わないで。気づかないなら別にいいから。あいつがそういう奴だったって事だから」

コトミ「・・・はい・・スズ先輩も強情だなー」


464: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/10(月) 00:23:23.50 ID:eb+pFZ+H0

 定期試験当日

津田 「おはよう、萩村」

萩村 「おはよう」

津田 「コトミの勉強見てくれてありがとな」

萩村 「・・あの子に頼まれたから手伝っただけよ」

津田 「うん、ありがとう」

萩村 「・・そういうアンタは大丈夫なんでしょうね。なんだかんだ今まではテスト前はアンタの勉強見てたけど今回は全くだからちょっと不安だわ」

津田 「うん、今回逆にみんなの勉強見て、萩村が今まで勉強見てくれたこと改めて感謝したよ。俺なりに精一杯頑張ったからひどい点数は取らないと思う」

萩村 「・・・まあ結果が出ればわかることだわ」

津田 「そうだね」


*******

そしてあっという間にテスト期間終了

津田 「ふー・・終わったー!」

萩村 「・・・どうだった?」

津田 「うん、大丈夫かな」

萩村 「ふーん」


465: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/10(月) 00:23:55.29 ID:eb+pFZ+H0

津田 「あ、そういえば七条先輩からメール来た?」

萩村 「うん。今日七条家での夕ご飯のお誘いでしょ」

津田 「そうそう。先輩たちも試験終わって、久々だから行こうと思うんだけど、萩村も行くよね」

萩村 「ええ、行くわ」

津田 「よかった。じゃあ6時に七条家だったよね?」

萩村 「ええ、遅れないようにね」

津田 「うん」

***

アリア「二人ともいらっしゃーい!」

津田・萩村「お久しぶりです」

アリア「どうぞ上がって。シノちゃんはもう来てるわよー」

津田・萩村「はい」


466: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/10(月) 00:24:28.95 ID:eb+pFZ+H0

天草 「二人とも、なんだか久しぶりだな」

津田 「そうですねー」

萩村 「先輩たちも試験お疲れ様です」

天草 「ああ、私は国立だから発表まだだが、アリアはもう結果が出たそうだ」

津田 「え!・・・どうでしたか・・?」

アリア「うん、合格したよー」

津田・萩村「おめでとうございます!」
 ワーパチパチパチパチ
アリア「ありがとー!!」

出島 「・・・」

津田 「いや普通の拍手ですから出てこなくていいですよ」

出島 「久々に皆さんが集まって4Pかと思ったのに・・・残念です」


467: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/10(月) 00:25:16.64 ID:eb+pFZ+H0

萩村 「天草先輩の発表はいつなんですか?」

天草 「10日だ」

津田 「卒業式の前ですね」

天草 「うむ・・正直緊張する」

津田 (さすがの天草先輩でも入試の結果発表は緊張するんだな・・)

天草 「緊張するが・・誰にも見られていないので興奮はしない。残念ながら」

津田 「うん、受験は自分との戦いだよね」

アリア「津田君、楽しい猥談はそれくらいにして、ご飯食べましょうー」

津田 「なんか俺がふったみたくなってるけど大丈夫?」

アリア「続きは食欲満たしながら性欲も満たしましょう」

萩村 「食事中に性欲満たすなー!」

***

萩村 「ふふっ」

津田 「どしたの?」

萩村 「なんか懐かしい。この感じ」

津田 「はは、そうだなー今はボケがコトミだけだから比較的楽だし」

萩村 「そうね次に入ってくる役員がボケでないことを祈るわ」

津田 「そうだな、ハハハ」


468: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/10(月) 00:26:04.15 ID:eb+pFZ+H0

天草 (アリア・・)

アリア(・・うん)

天草 (なんかいい雰囲気じゃないか?)

アリア(うん、仲直りしたのかなー?)

天草 (しかしコトミの話だと、津田は気づいていないらしい)

アリア(えー・・でもあれじゃあ普通は気づかないわよねー)

天草 (ああ、萩村にも困ったものだ)

アリア(この二人、周りのサポートがないと一生くっつかないよねー)

天草 (まったくだ)


萩村 「ん?どうしました、先輩?」

天草 「いや、萩村はエロさが足りないという話をしていた」

萩村 「何話してくれんてんじゃコラ」


469: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/10(月) 00:26:34.44 ID:eb+pFZ+H0

一同 「ご馳走様でしたー!!」

出島 「お粗末様です」

天草 「なあ、皆」

津田 「はい」
萩村 「なんです?」
アリア「どうしたのシノちゃん?」

天草 「卒業式が終わったら、みんなで改めてパーティーしないか?」

津田 「いいですね」

天草 「次はコトミも・・ウオミーも呼んで」

萩村 「・・・そうですね」

アリア「じゃあ、家でまたやろうよ」

天草 「いいのか?」

アリア「うん、うちは大歓迎よ」

天草 「じゃあお言葉に甘えさせてもらおうかな」

津田 「じゃあ先輩たちの卒業パーティーですね」

天草 「いや、私が生徒会長だった2年間お世話になった皆で一緒にいたいんだ。これから先は集まるのもなかなか難しくなるかもしれんからな」

アリア「そうだね・・」


470: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/10(月) 00:27:03.53 ID:eb+pFZ+H0

アリア「じゃあさ、シノちゃん。今日は家に泊まってパーティーの企画しましょう!」

天草 「いきなり泊まって大丈夫か?」

アリア「大丈夫だよー他にもいろいろ話したいし」

天草 「じゃあお言葉に甘えるよ」

萩村 「・・じゃあ私は帰りますね。卒業式で会いましょう」

天草 「うん」
アリア「そうだねー」

津田 「じゃあ俺も帰ります。おやすみなさい」

***

津田 「先輩たち楽しそうだったなー」

萩村 「そうね。試験終わって、今は時間あるからね」

津田 「うん」


471: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/10(月) 00:27:34.70 ID:eb+pFZ+H0

萩村 「送ってくれてありがとう」

津田 「うん・・・・萩村」

萩村 「え?」

津田 「俺、萩村に言っておくことがある」

萩村 「え・・何よ、改まって」

津田 「・・土曜日、魚見お姉ちゃんと出かける」

萩村 「!・・・そ、それがどうかしたの?私には関係ないわ」

津田 「・・そうかもしれない。だけどこの前のことあるし、今回はちゃんと言っておこうかと思って」

萩村 「な、何で私に言うのよ。勝手に魚見さんとデートしてくればいいじゃない」

津田 「そうかもしれない。でも、萩村にはちゃんと言っておきたいんだ、今回は」

萩村 「・・・」

津田 「変なことはしないから」

萩村 「な、何よ変なことって・・変態」

津田 「だから、そういう事。・・・俺、萩村に誤解されるの、嫌だから」

萩村 「・・・」

津田 「・・じゃあ俺帰るね。また、月曜日学校で」

萩村 「・・うん」


476: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/10(月) 23:59:41.79 ID:eb+pFZ+H0

 土曜日 朝

津田 「ZZ・・・」

ウオミー「おはようございます、タカ君」

津田 「うーん・・」

 耳元ボイス
ウオミー「タ・カ・君♡」

津田 「ん・・・うわっ!!」

ウオミー「おはようございます」

津田 「あ・・え・・?お姉ちゃん・・?」

ウオミー「夢精しましたか?」

津田 「え・・いや・・状況が呑み込めないです」

ウオミー「今日はデートの日です」

津田 「あ・・はい」

ウオミー「だから来ちゃった☆」

津田 「・・・」

ウオミー「朝立ちを見てもいいですか?」

津田 「ダメに決まってます」


477: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:00:17.35 ID:Ybm1zxm50

ウオミー「ふふ・・朝ご飯できてるのでみんなで一緒に食べましょう」

津田 「あ・・すいません」

***

ウオミー「という訳で今日は一日タカ君を借りていきます」

コトミ「は、ハイ」

ウオミー「もしかしたら二日かもしれませんが」

津田 「ぶっ」

コトミ「タカ兄、頑張ってね」

津田 「あ、ああ」

ウオミー「ふふ」

***

津田 「で、今日はどこに行くんですか?お姉ちゃんに任せていいって言うんで俺は何も考えてないんですが」

ウオミー「ふふ・・素晴らしいところです」

津田 「?」

ウオミー「着くまでのお楽しみです」


478: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:00:55.20 ID:Ybm1zxm50

ウオミー「ここです」

津田 「え・・ここって結婚式場?」

ウオミー「ええ、私の親戚(あね)とタカ君の親戚(お兄さん)が結婚した式場です」

津田 「なんでここに?」

ウオミー「ブライダルフェアってご存知ですか?」

津田 「えと・・よく知りません」

ウオミー「無料で式場の見学や模擬教会式、模擬披露宴などを体験できるカップル向けのイベントです」

津田 「カップル・・」

ウオミー「ええ、しかも式で実際に出る料理なども無料で試食できます」

津田 「・・でも、そんな式場全部使ってやるイベントでしかも無料なんてすごく混んでるんじゃないですか?」

ウオミー「ええ、だからタカ君と約束したあの日から予約していました」

津田 「受験中なのにすごいですね・・」

ウオミー「ふふ・・それとこれとは別です」


479: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:01:33.55 ID:Ybm1zxm50

ウオミー「私たちは午前の部です」

津田 「午前の部?」

ウオミー「ええ、午前5組、午後5組のイベントなんです」

津田 「なるほど」

ウオミー「だからタカ君が寝坊しないように朝起こしに行きました」

津田 「あ・・ありがとうございます」

ウオミー「・・今日はカップルらしく手をつなぎます///」
 ぎゅっ

津田 「あ・・///」

ウオミー「まずはコーディネーターの方との相談会です。分かっていると思いますがカップルとして応募したので話を合わせてくださいね」

津田 「あ・・はい///」

コーディネーター「こんにちは」

ウオミー「こんにちわん」

津田 「・・・」


213
コーディネーター「・・ではお二人はこの式場で親戚同士がご結婚されたことで知り合ったんですね」

ウオミー「はい!」
 ぎゅっ
津田 「は、はいそうです」

コーディネーター「お二人の挙式の際もぜひうちをご利用なさってくださいね!」

ウオミー「はい、今日は下見のつもりです。ね?」

津田 「あ・・うん、そうだね」

ウオミー「ふふ♡」

コーディネーター「では次は会場の見学とドレスの試着です。奥の部屋に進んでお待ちくださいね」

ウオミー「はい」

***

ウオミー「タカ君・・似合う?」

津田 「あ・・・」

ウオミー「どうしたの?」

津田 「・・いや・・綺麗だなって思って」

ウオミー「うふふ♡タカ君のタキシードもステキだよ」

津田 「あ・・ありがとう」


480: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:02:01.78 ID:Ybm1zxm50

コーディネーター「次は模擬挙式です」

津田 「えと・・俺、結婚式のマナーとか分からないんですけど・・教会のルールとか」

ウオミー「私も分からないけど、係の人の言うとおりにしてればいいんだよ」

津田 「え・・そうなんですか?」

ウオミー「ほら、私たちの番だよ」

津田 「あ・・うん」

***

神父 「・・・・誓いますか?」

ウオミー「・・誓います」

津田 「え・・・ち・・誓います」

神父 「では、誓いのキスを」

津田 「え!」
ウオミー「♡」

神父 「するふりで結構ですよ。本日は」

津田 「・・っほ」
ウオミー「ぶー」


481: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:02:39.56 ID:Ybm1zxm50

コーディネーター「では最後に模擬披露宴とお料理試食会です」

ウオミー「はい」
津田 「はい」

ウオミー「ふふ・・なんだかこうやってここで料理を食べるのは変な気分だね」

津田 「はい・・前は・・あの辺の席でしたね。コトミもいましたし」

ウオミー「あの日、私たちは親戚な関係になったんだよね」

津田 「そうですね。会場で会ったときはびっくりしました」

ウオミー「うん・・あの日から私はタカ君とコトミちゃんのお姉さんになったの」

津田 「そうですね。正直最初はそう呼ぶの恥ずかしかったけど、なんだか慣れちゃってそれが普通になりました」

ウオミー「・・・タカ君」

津田 「はい?」

ウオミー「私は最初、別の学校の生徒会役員同士で、次にタカ君のお姉ちゃんになって・・・その次に私は・・タカ君の何になれるかな・・?」

津田 「・・・今は、お姉ちゃんです。一時期元気をなくしてたコトミが元通りになったのも魚見さんがお姉ちゃんになってくれたおかげです」

ウオミー「・・タカ君、話をそらしましたね」

津田 「・・・」

ウオミー「・・でも、前とは違うね」


482: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:03:16.20 ID:Ybm1zxm50

ウオミー「その逸らし方は、フラグクラッシャータカトシのそれではないです」

津田 「・・・」

ウオミー「・・私の言いたいこと分かっていて逸らした・・そんな感じです」

津田 「・・実はコトミに言われて気づいたことがあるんです」

ウオミー「うん」

津田 「気になる人の事はちゃんと見ろって」

ウオミー「まあ」

津田 「それが女の子なら・・ちゃんと恋愛視点で見ろって」

ウオミー「・・私のことは?」

津田 「だから、よく考えてるんです・・気になる人の一人なので」

ウオミー「・・・タカ君・・・」

*****

コーディネーター「本日はありがとうございました。最後にこちらのアンケートにお答えください」

ウオミー「はい♪」

津田 「はい」

**

コーディネーター「ありがとうございました!挙式の際はぜひお声かけくださいね」

ウオミー「♪」


483: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:03:44.08 ID:Ybm1zxm50

ウオミー「・・・3時です」

津田 「ええ」

ウオミー「おやつが食べたいな、タカ君」

津田 「え・・入ります?」

ウオミー「別腹です」

津田 「はあ」

***

ウオミー「このビルの2階に話題のハワイアンスイーツのお店が入っています」

津田 「うん、行きましょう」

ウオミー「うん♪」

***

ウオミー「この、ココナツソースのパンケーキおいしいよ」

津田 「うん、正直さっきはお腹いっぱいだったけどいい匂いがするので・・」

ウオミー「食べたいですか?」

津田 「えと・・」

ウオミー「あーん」

津田 「・・・」
 あーん


484: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:04:23.91 ID:Ybm1zxm50

ウオミー「パンケーキ代出してくれてありがとうございます」

津田 「いや、今日のプラン全部お姉ちゃんがしてくれたので、こんなのたいしたことないですよ」

ウオミー「そうですか?」

津田 「はい」

ウオミー「では、もう一つわがままを聞いてくれますか?」

津田 「なんですか?」

ウオミー「・・・もう夕方です」

津田 「そうですね」

ウオミー「あの観覧車に乗りたいです」

津田 「あ、いいですけど、あれって遊園地に入らなきゃいけないんじゃないですか?」

ウオミー「いえ、あそこは入園はフリーです」

津田 「そうなんですね」

ウオミー「ええ、リサーチ済みです」


486: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:04:57.15 ID:Ybm1zxm50

津田 「すごい並んでますね(カップルばかり)」

ウオミー「ええ、嫌ですか?」

津田 「いえ、大丈夫ですよ」

ウオミー「よかった」

津田 「あれ・・なんで列が二つあるんですか?」

ウオミー「実はこの観覧者、2つだけスケルトン仕様です」

津田 「じゃあこっちの列はそのスケルトン仕様の方専用なんですね」

ウオミー「ええ、皆スケスケがお好みです」

津田 「おおっと油断してたぜ」

ウオミー「・・中でイチャイチャするのも外に丸見えです」

津田 「・・・でどっちに乗るんです?」

ウオミー「もちろんスケスケです」

津田 「やはり」


487: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:05:33.39 ID:Ybm1zxm50

係員 「お待たせしましたーお次の方どうぞー」

ウオミー「ハイ。やっと私たちの番ですね」

津田 「そうですね。結構長いんですねこれ」

ウオミー「ええ、20分近く空中です」

津田 「じゃあ乗りましょうか」

ウオミー「はい」

・・・

ウオミー「タカ君」

津田 「はい?」

ウオミー「もう少しこの位置で向き合ってタカ君の顔を見ていたいけど、今から大事な話をするので、タカ君の隣に行きます」

津田 「え・・?」
 すっ
ウオミー「・・見てください」

津田 「?」

ウオミー「街の明かりです」

津田 「・・綺麗ですね」

ウオミー「・・そうですね」

津田 「・・・」

ウオミー「・・タカ君、私を見てください」

津田 「・・はい」

ウオミー「タカ君・・」

***********


488: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:06:01.33 ID:Ybm1zxm50

月曜日 朝

柳本 「タカトシ」

津田 「んー?」

柳本 「試験結果張り出されたみたいだから行こうぜ」

津田 「あ、うん」



『3学期定期考査成績』

1.萩村スズ    694
2.津田タカトシ  685
3.****    660
4.****    649
   ・
   ・
   ・


柳本 「・・タカトシ・・お前すげーな・・」

津田 「いや・・俺もびっくりだ・・」

柳本 「・・俺も過去最高点だ・・一応」

津田 「・・ああ・・そいつは良かった」


スズ 「・・・」


489: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:06:45.27 ID:Ybm1zxm50

卒業式前日 放課後 生徒会室

ガラガラー
津田 「ごめん遅れたー」

萩村 「遅い」

コトミ「遅いよタカ兄ー!」

津田 「コメンゴメンちょっと野暮用があって」

コトミ「あーさてはホワイトデーのお返しですな。私にはないの?」

津田 「なんで俺がもらったもの強奪する奴にさらに与えなきゃならんのだ」

コトミ「えーいいじゃーん!」

萩村 「・・・津田、それより明日の段取りのチェックよ」

津田 「うんそうだな・・まずは・・」

***

津田 「・・こんな感じかな?」

コトミ「うわー・・私もついに喋る場面が・・」

萩村 「そうね、コトミはこれが初めてよね、緊張するかもしれないけど頑張りなさい」

コトミ「はい!緊張を快感に変えて頑張ります!」

萩村 「・・・」

津田 「萩村・・すまん・・こいつはこういう奴だ・・」


490: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:07:19.05 ID:Ybm1zxm50

コトミ「さて、じゃあそろそろ帰りますかねー」

萩村 「そうね、明日寝不足で注意力散漫にならないように早く寝なきゃね」

津田 「あ・・萩村、送辞のことでちょっとチェックしてもらいたい箇所あるからもう少し残ってもらっていい?」

萩村 「え・・いいけど、送辞はあんた一人でやるんじゃなかったの?」

津田 「いやーそのつもりだったんだけど、やっぱり自信なくてさー」

萩村 「もう・・成績良くなってもそういうとこは一緒なのね」

コトミ「・・・じゃあ私は先帰ってますねー!お二人仲良くやってくださいねー!」

萩村 「はよ帰れ」

コトミ「へいへいー」
 ガラガラー


萩村 「・・で、どこ?」

津田 「うん・・出だしの文言なんだけど・・」

***

萩村 「・・いいんじゃない?他には?」

津田 「いや、こんだけ」

萩村 「なんだ、じゃあ私たちも早く帰りましょ」

津田 「・・・萩村」

萩村 「ん?」

津田 「もうちょっと時間いい?」


491: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:07:50.44 ID:Ybm1zxm50

萩村 「・・・何?」

津田 「うん・・あのさ・・」

萩村 「・・・」

津田 「・・・」

萩村 「・・もうじれったい!何よ?!」

津田 「・・これ」

萩村 「?何この箱?」

津田 「開けて」

萩村 「?」
 がさがさ
萩村 「え?!・・なんか高そうなペンダント・・」

津田 「お返し」

萩村 「え?」

津田 「バレンタインのお返し」


492: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:08:32.41 ID:Ybm1zxm50

萩村 「・・・私、アンタに渡した覚えないわ」

津田 「・・下駄箱に入ってたの、萩村がくれたんだろ?」

萩村 「・・・」

津田 「・・あれ?違った?!」

萩村 「・・バカ」

津田 「え?」

萩村 「気づいてるなら言えーー!!」

津田 「え・・ごめん・・その確証が持てなかったから!」

萩村 「・・・なんでわかったの?」

津田 「俺さ、甘いものだとあんことグミが好きなんだけど、それ知ってるのはたぶん天草先輩と萩村だけなんだよね・・あ、あとコトミもだけど」

萩村 「・・・」

津田 「で1年生の時、天草先輩が俺とコトミにお弁当作ってくれたとき萩村俺に聞いたじゃん、好きなもの何って。俺確かあの時グミって言った様な・・あの時いたのは萩村と天草先輩だけだったし、今年は天草先輩はチョコくれないってコトミから聞いたし」

萩村 「・・・おいしかった?」

津田 「正直、貰ったのの中で一番。あ・轟のは食ってないけど」

萩村 「ふふ・・ホントはそう言ったの知ってる。コトミから聞いた」

津田 「えー?!コトミもグルかー」

萩村 「・・・あんたの下駄箱に届かないからコトミに入れてもらったの」

津田 「・・なんかすいません」


493: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:08:59.94 ID:Ybm1zxm50

津田 「えー・・以上です」

スズ 「ぷっ・・あはははは」

津田 「な・・なんで笑うの?!」

スズ 「はははは・・なんか私バカみたいだなーって」

津田 「??」

スズ 「・・ありがとう。嬉しいわ」

津田 「あ、気に入ってくれた?正直どんなのがいいか分からなくて・・」

スズ 「うんそれもだけど・・・」

津田 「?」

スズ 「じゃあ帰りましょう」

津田 「そうだね」

***

津田 「・・えっと」

スズ 「?」

津田 「・・つけてみたら?」

スズ 「・・ペンダント?」

津田 「うん」

スズ 「バカ・・・校則違反ですよ、生徒会長さま?」

津田 「そうでした」

スズ 「・・アンタと出かけるときにでも、つけてくるわ」


494: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:09:30.06 ID:Ybm1zxm50

スズ 「津田」

津田 「ん?」

スズ 「・・ちゃんと言ってなかったから言っとくわ」

津田 「?」

スズ 「・・試験頑張ったじゃない・・その・・見直したわ」

津田 「・・うん、ありがとう。でも今度は萩村に追いつくために一緒に勉強してもいい?」

スズ 「・・・うん///」

***

スズ 「・・また送ってもらっちゃたわね」

津田 「そんなこと、気にするなよ」

スズ 「うん・・ありがとう・・」

津田 「じゃあ、明日」

スズ 「うん、送辞、頑張んなさいよ」

津田 「ありがとう」


495: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:10:10.99 ID:Ybm1zxm50

 卒業式当日。
 津田は送辞を読み、天草は答辞を読んだ。
 生徒会役員共はそれぞれの思いを胸に、卒業式を終えた。
 そして、式の後・・

スズ 「お疲れ様」

津田 「あ、萩村、俺ちょっと天草先輩に引継ぎの件で呼ばれてるから生徒会室行くよ。どれくらい時間かかるか分からないから先帰ってていいよ、じゃあ夜のパーティーで!」
 タッタッタッタ

スズ 「ふふ・・また一人で行っちゃうんだから・・バカトシ」

*****

天草 「津田よ」

津田 「なんです?」

天草 「もう帰れ・・校門のところで萩村が待っている。さっき窓から見えた。パーティーには遅れるなよ」


496: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:10:45.99 ID:Ybm1zxm50

タカ 「萩村。待っててくれたんだ」

スズ 「ま、まあ同じ生徒会役員としてね」

タカ 「じゃあ帰ろうか」

スズ 「ん」

テクテク
スズ 「あのさ」

タカ 「ん?」

スズ 「スピーチ、津田にしては良かったんじゃない?」

タカ 「うん、ありがとう」

スズ 「・・・」


497: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/11(火) 00:12:26.13 ID:Ybm1zxm50

スズ 「ねえ」

タカ 「ん?」

スズ 「天草先輩と何話してたの?」

タカ 「うん、引継ぎのこと」

スズ 「ふーん・・・それだけ?」

タカ 「うーん」

スズ 「ウソね」

タカ 「あー」


498: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:12:59.44 ID:Ybm1zxm50

タカ 「病室で萩村が天草先輩に言ったこと聞いてしまった」

スズ 「ん?・・・・・・げっ!!」

タカ 「聞いてしまった」

スズ 「二回言うなああああ!!/////」

タカ 「あのさ」

スズ 「何よ・・・///」

タカ 「もうあんなこと起きてほしくない」

スズ 「・・・うん」

タカ 「だから・・・これからはずっとそばにいてほしい」

スズ 「え・・・それって・・どういう・・」

タカ 「俺も同じ気持ちなんだ。今まで自分の気持ちに向き合わなかったけど、コトミに言われて気づいたんだ・・・俺、萩村が好きだ・・俺と付き合ってください!」


499: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:14:10.10 ID:Ybm1zxm50

スズ 「・・・」

タカ 「・・・ダメ?」

スズ 「・・・学校の帰りに告白なんてさ・・・ムードのかけらもないなぁ・・」

タカ 「あ・・ごめ・・!」
 ぎゅうううう
スズ 「うっぐ・・浮気とかしたら・・うっぐ・・許さないんだからね・・」

タカ 「・・萩村・・・しないよ、そんなこと・・俺、萩村のこと愛してるから」

スズ 「!!///・・バカトシ///」
ぎゅううううう


*******


500: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:14:58.80 ID:Ybm1zxm50

アリア「二人ともいらっしゃーい!!」

スズ・タカ「「お邪魔します」」

アリア「もう準備はできてるよー!」

シノ 「遅いぞ二人とも!まさか神聖な生徒会を処女の血で染めてきたのか」

タカ 「なぜ臆面もなく言えるのか」

ウオミー「タカ君、すべてシノッチに言いました」

タカ 「え」

ウオミー「私をフったんですからちゃんと一発決めてきたんでしょうね?」

タカ 「いや、何ステップも飛んでるよそれ」

コトミ「で、スズ先輩?ちゃんと披露してもらいますよー?」

スズ 「な・・何をよ!!///」

コトミ「決まってるじゃないですか、二人の初体験!!」

スズ・タカ「「お前ら落ち着け!!」」


501: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:15:44.34 ID:Ybm1zxm50

ウオミー「しかし、私の渾身の告白も袖にしましたからね、この男は」

タカ 「いやその・・」

ウオミー「俺気付いたんです!萩村に対する好きの気持ちは特別だって!!」

タカ 「やめろおおおおお」

スズ 「////」

ウオミー「萩村さん、恥ずかしがっている場合じゃないですよ?」

スズ 「え?」
 ぎゅっ さすりさすり びくっ
ウオミー「勝負下着ですか?」
スズ 「違います」
ウオミー「萩村さん」
スズ 「はい?」
ウオミー「私の負けです・・でもタカ君が寂しい思いをしてたら、遠慮なくNTRますから」
スズ 「え?!」

シノ 「津田よ」

タカ 「ハイ」

シノ 「知っているか、ここにいる女は、皆君のことが好きだ」

タカ 「え?あの・・え?七条先輩も?!」

アリア「うふふふふ♡」

シノ 「我々が競合して、君を襲ったら・・どうなるんだろうな?」

タカ 「ひえっ」


502: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/11(火) 00:16:38.73 ID:Ybm1zxm50

スズ 「・・ダメです・・これは私のものです」

タカ 「!?」

アリア・シノ・ウオミー・コトミ「「「「!!!!」」」」

タカ 「は・・萩村・・」

スズ 「なによーあんたがしゃきっとしにゃいのがわるいんだかりゃねー」

タカ 「?」

スズ 「たかとしー♡・・・ZZZ」

タカ 「あれ・・なんか・・」

出島 「おや、だいぶブドウから抽出したモノを飲んでしまったみたいですね」

タカ 「ぼかした表現ありがとうございます」

タカ 「・・・アレ?」

タカ 「・・なんか・・俺も・・目が・・・ZZZZ」

出島 「一丁上がりです」

アリア「ありがとー出島さん」

シノ 「・・ではこれより、パーティーの第二段階をスタートする!」

コトミ「ニシシシ・・タカ兄♡」

ウオミー「うふふふふ・・・」

出島 「夜はこれからです」


530: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/14(金) 01:19:54.82 ID:3+eY6RZr0

********************

タカ 「・・・板チョコにします」

ウオミー「いいんですね?」

タカ 「・・ええ。お姉ちゃんが、高級チョコじゃなく敢えて板チョコを選択肢に入れるというのなら、きっと高級チョコ以上の価値がある何かがあると思いますから」

ウオミー「ふふ・・分かりました。ではこの板チョコはタカ君の部屋でプレゼントします」

タカ 「え・・俺の部屋?」

ウオミー「ダメですか?」

タカ 「いや・・いいですけど」

ウオミー「では行きましょう」

タカ 「・・・はい」

**


531: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/14(金) 01:20:20.26 ID:3+eY6RZr0

ウオミー「ベッドに座っていいですか?」

タカ 「はあ・・別に構いませんが」

ウオミー「では失礼します」
 ぎしっ

タカ 「・・・」

ウオミー「・・タカ君は隣に座ってください」

タカ 「え・・?」

ウオミー「私の隣は嫌ですか?」

タカ 「・・そんなことないですよ」
 ぎしっ

ウオミー「うふふ///」

タカ 「な・・なんですか?」
 ドキドキ

ウオミー「この前、このベッドで一緒に寝たことを思い出しちゃいました」

タカ 「・・!!///」


532: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/14(金) 01:20:57.18 ID:3+eY6RZr0

ウオミー「では、バレンタインチョコをタカ君にあげます」

タカ 「え・・?はい」

ウオミー「お姉ちゃんの膝に頭を乗せてください」

タカ 「え・・・?」

ウオミー「耳掃除してあげるときみたいにしてください」

タカ 「あ・・・あの・・///」

ウオミー「・・はやく・・おいで♡」
 ぽんぽん

タカ 「あ・・う・・はい」
 どさっ

ウオミー「・・そのまま仰向けになってお姉ちゃんのこと見て?」

タカ 「は・・はい」

ウオミー「うふふ・・いい子♡」
 なでなで
タカ (///)


533: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/14(金) 01:21:33.48 ID:3+eY6RZr0

ウオミー「では、チョコを開封します」
 しゅるしゅる

タカ 「あ・・あの・・」

ウオミー「銀紙が剥けました」

タカ 「・・・」

ウオミー「お口、開けて?」

タカ 「あ・・」
 あーん

ウオミー「うふふ」
 はむっ・・ぱきっ

タカ 「?!」

ウオミー「んー♡」

タカ 「あ・・」

ウオミー「はべて(食べて)♡」

タカ 「あ・・///」
はむっ

ウオミー「ふふ///あと1㎝でキスしちゃうとこだったね♡」

タカ 「・・・///」
 ドキドキドキドキ


534: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/14(金) 01:22:05.46 ID:3+eY6RZr0

ウオミー「じゅあ今度はもっと小さなカケラにしようか」

タカ 「えっ」

ウオミー「・・・///」
 はむっ ぱきっ

タカ 「・・・///」

ウオミー「んっ♡」

タカ 「お・・お姉ちゃん・・」

ウオミー「うーよ(いーよ)♡」

タカ 「・・・!!」
 はむっ ちゅっ

ウオミー「・・・///」

タカ 「んっ・・はぁはぁ・・///」

ウオミー「・・タカ君♡」

タカ 「お姉ちゃん・・」

ウオミー「・・私タカ君にチョコあげるとは言ったけどファーストキスあげるとは言ってませんよ?///」

タカ 「あの・・その・・」


535: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/14(金) 01:22:32.52 ID:3+eY6RZr0

ウオミー「うふふ・・タカ君?」

タカ 「は・・はい・・」

ウオミー「もっと・・欲しいですか?」

タカ 「!!あの・・」

ウオミー「ほしいですか?」
 なでなで

タカ 「あ・・///ほ・・欲しいです・・」

ウオミー「ふふ・・いいですよ・・じゃあ・・」
 はむっ ぱきっ・・あむ あむ

タカ 「?」

ウオミー「んっ♡」

タカ 「え?!」

ウオミー「んやく(はやく)♡」

タカ 「あ・・あ・・」
 ちゅっ ちゅっ ぺろっ ぴちゃっ

ウオミー「・・ぷはっ」

タカ 「うう・・///」

ウオミー「ふふ///・・・タカ君に無理やり口の中を舐(ねぶ)られてしまいました」

タカ 「・・・///」


536: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/14(金) 01:23:22.35 ID:3+eY6RZr0

ウオミー「・・それにしても冬だというのに暑いですね、この部屋は」

タカ 「え?」

ウオミー「上着を脱ぎます」
 ぬぎっ

タカ 「!!」

ウオミー「・・ワイシャツも脱ぎます」

タカ 「わっ!」

ウオミー「・・ブラはしているので見てもいいですよ?」

タカ 「で・・でもっ・・///」

ウオミー「タカ君、目を開けてください」

タカ 「いやっ・・でも・・」

ウオミー「目を開けて」

タカ 「う・・はい・・///」

ウオミー「アノ時みたいに、お姉ちゃんを見て?」

タカ 「・・・///」
じーっ
ウオミー「ふふっ・・いい子です」
 はむっ ぱきっ・・・ぽろっ

ウオミー「あ」

タカ 「え」

ウオミー「チョコのかけらがブラの中に入ってしまいました」

タカ 「あ・・あの」

ウオミー「取って」


537: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/14(金) 01:24:21.37 ID:3+eY6RZr0

タカ 「で・・でも」

ウオミー「早くとってくれないと、ブラにチョコのしみができちゃう」

タカ 「いや・・でも・・」

 そっ
ウオミー「・・フロントホックだから・・こうやって・・ね・・」

タカ 「あ・・う・・」
 かちっ

ウオミー「・・・口でとって♡」

タカ 「お・・お姉ちゃん!」
 がばっ
ウオミー「あんっ!!・・優しくとって♡」
 ぺろ ぺろ ・・ちゅっ ・・ぺちゃっ

ウオミー「はぁ・・はぁ・・///」

ウオミー「・・・タカ君♡」

タカ 「お・・お姉ちゃん」

ウオミー「・・今度はパンツの中に入っちゃったかも・・♡」

タカ 「ーーーーっ!!」


553: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/15(土) 11:13:23.31 ID:Tx/HpB09O

ウオミー「ほら・・タカ君・・この前貸してあげたパンツだよ♡」

タカ 「う・・」

ウオミー「早く・・来て♡」

タカ 「お・・お姉ちゃん!!」


コトミ「タカ兄ーお姉ちゃん来て・・・」
 ガラガラ
コトミ「あ・・・」

ウオミー「///」
タカ 「」

コトミ「・・な・・なんでタカ兄は上半身裸のお姉ちゃんのスカートの中に頭を突っ込んでるのかな」

ウオミー「営みです」
タカ 「ちっ違!!」

バタン タッタッタッタ・・

タカ 「あ・・・コトミ」

ウオミー「タカ君、続き♡」
ぐいっ
タカ 「あっ」


554: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/15(土) 11:13:52.64 ID:Tx/HpB09O

ガチャ
タカ 「え」
ウオミー「あら」

コトミ「・・・」

タカ 「なんで・・裸で・・?」

コトミ「タカ兄・・私も混ざる!!」

タカ 「は?!」

ウオミー「おいで、コトミちゃん」

タカ 「え?!」

コトミ「タカ兄、タカ兄がお姉ちゃん選ぶなら、私ももう我慢しないから!」

タカ 「ちょ何考えてるんだお前!」

ウオミー「うふふ・・これで名実ともに立派な竿姉妹ですね」

コトミ「みんなで深く繋がろうよ、タカ兄」

タカ 「だ・・ダメだろ二人とも・・!!」

ウオミー「初めてが3Pなんて・・素敵ですね」

タカ 「全然ステキじゃない!!」


555: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/15(土) 11:14:19.05 ID:Tx/HpB09O

 バタン!
タカ 「え?」

シノ 「待て!!」
アリア「そこまでよ!!」

タカ 「は・・?!え・・?!先輩たち・・??」

シノ 「3Pなんてダメだ!!」

タカ 「そ・・そうですよ!それに違うんですこの状況!!」

アリア「そうだねーここは仲良く5Pだよねー」

タカ 「え」

シノ 「そういう事だ!!」

タカ 「えー?!!」

ウオミー「もうしょうがないですね、皆さん」

シノ 「ウオミーだけにはやらんぞ!」

アリア「津田君はみんなのものだよね」


556: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/15(土) 11:14:45.58 ID:Tx/HpB09O

コトミ「それじゃあタカ兄」
タカ 「え」

ウオミー「イきますよ、タカ君」
タカ 「ちょっと」

シノ 「津田、イくぞ」
タカ 「せんぱ・・」

アリア「うふふふ」
 ガチャリ(TST装備オフ)
タカ 「だ・・」

タカ 「だめえええええええええ!!!」



ギイイイ
タカ 「!」

スズ 「・・・津田」

タカ 「は・・萩村!!」


557: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/15(土) 11:15:20.65 ID:Tx/HpB09O

スズ 「・・そう」

タカ 「え?」

スズ 「・・私のこと愛してるって言ったの・・ウソだったんだ」

タカ 「違っ・・これは・・!!」

スズ 「・・もういい」

タカ 「萩村待ってくれ!!」

スズ 「・・もうアンタなんていらない!」
 ギラリ

タカ 「え・・なんで包丁」

スズ 「大好きだったのに!!」

タカ 「や・・やめて・・」

スズ 「わああああああああ!!!!」

・・・・


ウオミールート
HAPPY(DEAD) END


558: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/15(土) 11:15:55.03 ID:Tx/HpB09O

タカ 「うあああああ!!」
 がばっ

タカ 「え・・あれ・・・?」

タカ 「・・・・ひどい夢だった・・」

スズ 「すー・・すー・・」

タカ 「うわっ!!・・・なんで萩村が隣に寝てるんだ・・?」

タカ (そういえば・・パーティーで萩村が眠っちゃって・・俺も急に目が回って・・)
   (・・・ということは七条先輩の家か?)
   (なんかホテルみたいな豪華な部屋だな・・さすが七条家)

スズ 「ん・・うーん・・」

タカ 「・・・」

スズ 「ん・・?」ぱち

タカ 「萩村、おはよう」

スズ 「ん・・わっ!!つ・・津田・・なんで?///」

タカ 「パーティーの途中で眠っちゃったんだよ俺たち」

スズ 「あ・・あー・・そうだったわね・・」

タカ 「俺も今起きたんだけど、この部屋に寝かされてたみたい」


559: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/15(土) 11:16:24.50 ID:Tx/HpB09O

スズ 「はー・・なんかボーっとするわ・・とりあえず起きましょうよ・・外明るいみたいでし」

タカ 「そうだね・・・もう8時だ。俺たち普通に朝まで寝ちゃったみたいだな」

スズ 「とりあえずカーテン開けるわ・・よいしょ」
 てくてく
 シャーッ

スズ 「・・・津田」

タカ 「どうしたの?」

スズ 「・・ここどこ?」

タカ 「え?七条先輩の家じゃないの?」

スズ 「私たちの家、内陸部よね?」

タカ 「え・・うん」

スズ 「・・・窓から海が見えるんだけど」

タカ 「え?!」


566: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 15:24:14.53 ID:eaSBtV7MO

タカ 「・・・」
スズ 「・・・」

 ザザーン・・(窓の外)

スズ 「・・ここ、誰の家かしら」

タカ 「・・考えられるのは七条家別荘なんじゃ?」

スズ 「あり得るわね・・寝てる間に拉致されたって事ね」

タカ 「とりあえず先輩たちを探そう」

スズ 「そうね」


スズ 「・・待って、たぶんここホテルだわ」

タカ 「え?何で?」

スズ 「この中、お風呂よ。あとこっちのドアはトイレみたい」

タカ 「あ・・ホントだ・・」

 ガチャ
スズ 「・・やっぱりホテルね・・外は廊下で部屋のドアがいくつかあるわ」

タカ 「なんか状況がさっぱり呑み込めないんだけど」

スズ 「・・私もよ」


567: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 15:24:45.81 ID:eaSBtV7MO

タカ 「あ、先輩に電話してみよう」

スズ 「そういえばそうね」


pi pi pi ・・・trrrr・・
タカ 「もしもし、七条先輩ですか?」

アリア『あ、津田君、目が覚めたのね』

タカ 「はい・・あの・・ここどこです?先輩たちはどこにいるんですか?」

アリア『そこはねー小笠原諸島の父島だよー』

タカ 「・・・・はい?」

アリア『みんなで相談してねー二人に旅行をプレゼントしたの!』

タカ 「・・えと・・意味わかりません」

アリア『だからね、二人で楽しんできてねー』

タカ 「いや・・そんなこと言っても・・」

アリア『大丈夫。二人のお家にはもう報告済みだし、必要なものはクローゼットの中に入ってるから』

タカ 「いや、そういう事でなく」

アリア『だから次の帰りの船が出るまでの5日間、ちゃんとイッパツ決めてきてね!』

タカ 「・・・」

アリア『あ・一発じゃ治まらないかー』

タカ 「そういうことじゃねぇ」

アリア『で、スズちゃんはもう起きてる?』


568: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 15:25:46.95 ID:eaSBtV7MO

スズ 「もしもし・・」

アリア『スズちゃんおはよー詳しいことは津田君に聞いてほしいんだけど、頑張ったスズちゃんに津田君との旅行をプレゼントしたの』

スズ 「・・はい?!」

アリア『でね、そのかわりに、そこにいる間は2つのことを守ってもらいます』

スズ 「え?」

アリア『一つ、外にいるときは津田君と手をつなぐこと。一つ、外にいるときはお互い今まで通り名字で呼ぶこと』

スズ 「え?・・ちょっと意味が」

アリア『ちなみに小笠原からこっちに帰ってくるには週に1回の船しかないから帰りは置いてあるチケットの船に乗り遅れないようにねー』

スズ 「え?・・え?」

アリア『それじゃあ、バイ!』
 ガチャ ツーツー・・

スズ 「・・・」

タカ 「・・・」


569: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 15:26:25.33 ID:eaSBtV7MO

タカ 「・・着替えもあるな」

スズ 「・・そうね・・これはたぶん、だいぶ前から計画してたわね」

タカ 「うん・・・・あ」

スズ 「ん?」

『0.03×5箱』

スズ 「・・・///」
タカ 「・・・///」

タカ 「と・・・とりあえず、外行こうよ!せっかくだし!!」

スズ 「そ・・そうね!行きましょう!せっかくの小笠原だし!!」

***

フロント係「おや、起きられましたかー朝食の用意できてますよー」

タカ・スズ「あ、どうも」

***

タカ 「さて、そろそろ行こうか」

スズ 「そうね」

タカ 「あ・・でも俺小笠原の観光地なんて分かんないな」

スズ 「私も分からない。フロントで観光案内とか貰いましょう」

タカ 「そうだね」


570: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 15:27:01.19 ID:eaSBtV7MO

フロント係「こちら観光案内マップになりますー」

スズ 「どうもありがとうございます」

タカ 「あの・・オススメの場所とかあります?俺たち小笠原初めてで」

フロント「そうですねー、ではまずこの漁港でお弁当を買って、バスに乗り、東平地区にある森の散策などどうでしょうか?この森はネイチャーガイドが必要なんですが、こちらで予約しますよ?」

タカ 「えと・・萩村それでいい?」

スズ 「うん、いいんじゃない?」

タカ 「じゃあお願いします」

フロント「はーい、じゃあ行ってらっしゃいませーくれぐれもバスの時間に遅れないように気を付けてくださいねー」


タカ 「じゃあ行こうか萩村」

スズ 「うん」

***


571: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 15:27:44.69 ID:eaSBtV7MO

スズ 「・・・えっと」

タカ 「ん?」

スズ 「・・手」

タカ 「ん?・・・あ、うん」

 ぎゅっ

タカ 「///」
スズ 「///」

タカ (そういえば俺、萩村と付き合ってるんだった///)
スズ (そういえば私、津田と付き合ってるんだった///)

スズ 「あ・・あのね津田」

タカ 「え?!・・な、なに?」

スズ 「七条先輩が・・外にいるときは手を繋げって」

タカ 「え?」

スズ 「この旅行プレゼントする代わりに2つ約束守れって」

タカ 「・・あと一つは?」

スズ 「・・よく分からないけど、外にいるときはお互い名字で呼べって」

タカ 「?・・よく分からないね」

スズ 「うん・・ま、まあいつも通りだから、そっちは」

タカ 「うん」


572: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/16(日) 15:28:30.75 ID:eaSBtV7MO

タカ 「あ、あれじゃない?お弁当買うとこ」

スズ 「そうね・・『島のお弁当』って・・そのまんまなネーミングね」

タカ 「こんにちわー」

店員 「はいはいー」

***

店員 「じゃあお釣りねー」

タカ 「どうも」

店員 「観光できたのかい?」

タカ 「そうなんです。これからバスで何とかって森散策に行こうかと思ってまして」

店員 「あーハトのいる森じゃねー気を付けてね」

タカ 「はい、どうも」

店員 「お嬢ちゃんはお兄ちゃんと一緒に旅行かい?」

スズ 「!ちっ違・・」
タカ 「違いますよ。同級生です」

店員 「あーそうだったのーそれは悪かったねーじゃあこれオマケに付けちゃうね」

タカ 「ありがとうございます」

スズ 「・・・」

**

スズ 「・・津田」

タカ 「ん?」

スズ 「・・ありがとう///」

タカ 「・・うん」


579: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/18(火) 00:33:41.52 ID:hocPL4/B0

ネーチャーガイド「東平アカガシラカラスバトサンクチュアリへようこそ!」

スズ・タカ「よろしくお願いします」

ガイド「じゃあまずは森に入るための注意点を説明しますね」

スズ・タカ「はい」

***

ガイド「ではこれから入ります。まずはこのマットで靴をこすってください」

スズ 「?」

ガイド「外来種の植物の種とかが入らないようにしてるんですよー」

スズ 「なるほど。さすが世界遺産ね」

ガイド「では次にこの筒に人数分の石を入れてください」

タカ 「石?」

ガイド「はい、この石の数で入園した人の数をカウントしてるんですよー」

タカ 「へーそうなんですか」

***

ガイド「しばらくはまっすぐです」

スズ 「あれ?この道に敷いてあるの砂利・・じゃないわね」

ガイド「サンゴが敷いてあるんですよー」


580: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/18(火) 00:34:38.88 ID:hocPL4/B0

ガイド「あ」

スズ 「?」

 ・・ウー・・・ウー・・・

スズ 「ひっ!!」
 ぎゅううう
タカ 「は・・萩村・・痛いよ」

スズ 「な、なんかきこえるうううう!」

ガイド「今のうめき声みたいなの聞こえました?」

スズ 「あーあー!聞こえない!!」

タカ 「萩村、落ち着け」

ガイド「ふふ・・今の声がアカガシラカラスバトの鳴き声です」

 ぎゅううう
スズ 「・・・え?」

スズ 「・・・・・」

スズ 「そ・・そうなんですか!変わった声ですね!!」

タカ 「・・・」


581: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/18(火) 00:35:13.82 ID:hocPL4/B0

スズ 「・・・津田」

タカ 「ん?何?」

スズ 「・・悪かったわね・・子供っぽくて」

タカ 「別にそんなこと思ってないよ・・・可愛いなとは思ったけど」

スズ 「ーーーっ!///うるさい!!///」

タカ 「はは///」


ガイド「ふふ・・・仲良いですね」

スズ 「///」

タカ 「いや・・はは///」

ガイド「えっと・・高校生さんですか?」

タカ 「はい」

スズ 「私もそうですからね!」

ガイド「!」

ガイド「あ、あーじゃあ春休みを利用して小笠原に?」

タカ 「そうです」

スズ (今明らかに私の年齢を知って驚いたな)


582: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/18(火) 00:35:45.74 ID:hocPL4/B0

ガイド「ではこれでおしまいです。お疲れ様でした」

スズ・タカ「ありがとうございました」

ガイド「お二人とも高校生ですから車ではないですよね?」

スズ 「はい、そうです」

ガイド「よければ集落まで乗せてってあげましょうか?」

タカ 「いいんですか?」

ガイド「大丈夫ですよー」

スズ・タカ「ありがとうございます!」

***

ガイド「ふふ・・本当に仲がいいんですね。車の中でもずっと手を繋いでるなんて」

スズ 「いや・・その///」

タカ 「ははは///」

ガイド「次はどこに行く予定なんですか?」

タカ 「あ、いや決めてないんです」

ガイド「うーんもう午後ですし、今は冬なんでダイビングもねー・・・そうだ、工作体験なんてどうですか?」

スズ 「どんなのがあるんですか?」


583: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/18(火) 00:36:28.08 ID:hocPL4/B0

ガイド「島の自然素材を使ったブレスレットなどです」

タカ 「へーいいですね。萩村はどう?」

スズ 「うん、いいわね」

ガイド「じゃあ行ってみましょうか」

スズ・タカ「ありがとうございます」

***

工作店の主「いらっしゃい。よかったね、今日は暇だから予約なしでも大丈夫だよ」

タカ 「じゃあさっそくお願いします」

主  「簡単に説明するねーまずこの草の茎をねー・・・」

***

タカ 「うーん・・結構難しいな・・」

スズ 「そう?編み物の要領じゃない?」

タカ 「萩村、編み物とかするんだ」

スズ 「ちょっとだけどね」

タカ 「ふーん」

***

タカ 「何とかできた!」

スズ 「お疲れ様」

主  「ははー彼女のが全然うまいねー」

スズ 「ふふん!」


584: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/18(火) 00:37:13.71 ID:hocPL4/B0

喫茶店にて

タカ 「萩村のブレスレット見せて」

スズ 「うん。はい」

タカ 「うわー・・すごい細かい模様・・」

スズ 「津田のもいいじゃない」

タカ 「そう?」

スズ 「うん。配色がカラフルで」

タカ 「ははは」

スズ 「・・えっと・・・そのブレスレット・・あげる」

タカ 「え?」

スズ 「・・だから津田が作ったの・・私にちょうだい」

タカ 「え・・あ・・うん///」
 タカトシはスズブレスレットを装備した!

スズ 「えへへ///」
 スズはタカトシブレスレットを装備した!


588: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/19(水) 00:24:16.16 ID:A4k2cqsQ0

夕方

タカ 「はぁ・・はぁ・・萩村早いよー」

スズ 「だらしないわね!せっかく宿の人に教えてもらったんだから急ぎましょう!」

タカ 「・・・いえっさー」

・・・

『三日月山展望台(ウェザーステーション)』

タカ 「着いたー!」

スズ 「間に合ったわ」

タカ 「・・夕暮れまでもうちょっとだね」

スズ 「・・うん」

・・・

スズ 「・・・きれい」
タカ 「・・・うん」

スズ 「・・津田」

タカ 「ん?」

スズ 「えっと・・・」

タカ 「?」


589: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/19(水) 00:25:10.81 ID:A4k2cqsQ0

スズ 「・・・津田と二人で・・こんな景色見れて・・幸せ・・です」

タカ 「!!あ・・うん・・・その・・俺も嬉しいよ・・なんていうか・・まだ若干現実味ないけど俺・・萩村のことこれからずっと大切にするから!」

スズ 「ーーー!///」

スズ 「・・津田」

タカ 「?」

スズ 「私・・・津田のこと・・好きです///」

タカ 「・・えっ?///」

スズ 「その・・まだ私からは言ってなかったから・・・///」

タカ 「はっ・・萩村!」
 ぎゅううう

スズ 「///」

スズ 「津田・・もう一回言ってほしい」

タカ 「えっ?」

スズ 「・・・好きって言ってほしい・・///」

タカ 「は・・萩村、俺、萩村のこと大好きだ!」

スズ 「うん///」
ぎゅううう


590: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/19(水) 00:25:48.09 ID:A4k2cqsQ0

スズ 「あ・・・」

タカ 「え?」

スズ 「夕日・・沈むね」

タカ 「うん」

タカ 「・・・///」じー
スズ 「・・・///」じー

タカ 「・・・えっと・・・・いい?」

スズ 「・・・うん」

タカ 「・・・」
スズ 「・・・」

タカ・スズ「・・・・・・//////」

・・・目を開けたら辺りは暗くなっていて、目の前の景色は恥ずかしそうな萩村だけになっていた。


591: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/19(水) 00:26:31.60 ID:A4k2cqsQ0

***

タカ 「帰り道は下りだから楽だね」

スズ 「そうね」
 ぎゅっ←恋人繋ぎに変更

タカ 「・・・///」

**

スズ 「え・・えっと・・結構暗いわね・・足元気を付けないと」

タカ 「うん、転ばないように気をつけなきゃ」

スズ 「・・・」
 バサバサバサッ
スズ 「ひいいいいい!!」

タカ 「大丈夫だよ萩村、鳥だよ」

スズ 「わ・・分かってるわよ!!」

タカ 「あの・・」

スズ 「何よっ!!」

タカ 「俺にできることあったら何でもするよ?」

スズ 「・・・」
スズ 「・・・///」

スズ 「じゃ・・じゃあ・・津田の腕にしがみつきたい・・」

タカ 「うん」
 ぎゅっ

スズ (・・・♡)


592: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/19(水) 00:27:20.77 ID:A4k2cqsQ0

******
タカ 「夕食おいしかったね」

スズ 「うん、お寿司に辛子入ってるのにはびっくりしたわ」

タカ 「あ、そういえばさ、宿の人が言うにはクジラが近海まで来てるんだって。だから明日は午前中ホエールウォッチングなんてどうかな?」

スズ 「いいわね」

タカ 「じゃあ予約お願いするね」

スズ 「うん」

スズ 「・・津田」

タカ 「ん?」

スズ 「すごく楽しい!///」

タカ 「うん!(萩村の笑顔・・すごくかわいい・・)」

***

タカ 「じゃあ、風呂行こうか」

スズ 「うん。大浴場もあるのね」

タカ 「うん、露天らしいよ」

スズ 「へー楽しみね」

・・・・・・


593: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/19(水) 00:28:17.13 ID:A4k2cqsQ0

********************

コトミ「先輩!二人でお風呂行くみたいですよ!」

アリア「あらあらー」

ウオミー「まさか混浴ですか?」

アリア「残念ながら混浴はないのよー」

シノ 「しかし、私の提案した部屋に高性能マイクを仕掛けることが可能とは・・」

アリア「だいぶ前から計画したし、それにこのホテルはうちの系列だからねー」

シノ 「七条家恐るべしだな・・しかし・・・その・・この盗聴は・・その・・大丈夫なのか?」

コトミ「このまま夜に突入したら・・うひひひ」

ウオミー「お二人の会話からも今日一日で進展があったのは間違いありません。今夜あたりイッパツやってもおかしくありませんね」

シノ 「アリア!録音は可能か?!」

アリア「あー、さすがにそこまでのプライベート覗くのはまずいから部屋の電気が消えると集音できなくなるシステムなの」

ウオミ・シノ・コトミ(なんだと?!)

アリア「でも津田君が『セッ●スの時は電気つけっぱなしで恥ずかしがるスズちゃんを見るのが好き』だったら聞けるかもねー」

ウオミー「タカ君はMですからね・・期待は薄いかと」

アリア「とりあえずこの間に私たちもお風呂入ろうか?まだ夜は長いかもしれないし♡」

コトミ「賛成です!」

********************



594: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/19(水) 00:29:03.56 ID:A4k2cqsQ0

スズ 「おかえり」

タカ 「あー早かったね」

スズ 「うん、なんだかちょっとのぼせちゃいそうで」

タカ 「あーわかる。星すごいきれいだったもんなー」

スズ 「う・・うん」

タカ 「?」

スズ (津田のこと考えて・・・なんて言えない///)

***

タカ 「さて、明日早いみたいだしもう寝る?」

スズ 「う・・うん///」

タカ 「あ・・・///えっと・・俺は離れて寝る?」

スズ 「だ・・大丈夫よ・・その・・一緒に寝るの・・初めてじゃないじゃない・・///


タカ 「あ・・うん・・///」

スズ 「そ・・それに・・もう・・恋人同士なんだし・・///」

タカ 「!!!・・・うん///」


595: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/19(水) 00:30:08.01 ID:A4k2cqsQ0

スズ 「・・・///」
タカ 「・・・///」

タカ 「えっと・・いつも電気つけたまま寝るの?」

スズ 「・・うん」

タカ 「・・怖いから?」

スズ 「・・そうよ・・悪い?」

タカ 「・・・俺が怖くないように萩村のこと抱きしめてるよ?」

スズ 「!!!///」

スズ 「ばかっ///」
 ぎゅううううう

タカ 「・・電気消すよ?///」

スズ 「・・うん///」

カチッ

********************

シノ 「くああああああああああ!!!!!」

アリア「シノちゃん!落ち着いて!!」

コトミ「ひゃー!!タカ兄大胆だなーー!!」

ウオミー「これは・・ヤりますね」

シノ 「アリア!今のは録音したか?!」

アリア「ばっちりだよー!」

コトミ「あ、あとで私にも下さい!」

ウオミー「私にもいただけますか?」

アリア「おっけー♡」


600: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/20(木) 00:03:26.55 ID:pXrHdiYtO

タカ 「///」
スズ 「///」

タカ (萩村のにおいがする・・・///この前一緒に寝たときは・・こんなに意識してなかったけど・・今日は・・ヤバい・・///)
スズ (津田・・津田・・♡津田の心臓の音が聞こえる・・すごく早い・・私とおんなじように津田もドキドキしてるんだ・・///)

タカ 「はっ・・萩村・・・怖くない?」

スズ 「・・・うん・・あのね」

タカ 「え?」

スズ 「・・・背中抱いて頭撫でてほしい・・」

タカ 「う・・うん///」

 なでなで  さすりさすり

スズ 「♡」

タカ 「・・・」
『女性は寝るとき楽だからブラしない派と、形崩れるからブラする派がいます』


601: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/20(木) 00:03:55.37 ID:pXrHdiYtO

タカ (萩村はしない派・・・)

スズ 「・・・津田」

タカ 「はい!」

スズ 「えっと・・その・・これ・・///」

タカ 「!!ごっごめんなさい!!これは・・その・・」

スズ 「・・・えっち」

タカ 「わ・・わざとじゃないんだよ!」

スズ 「・・・私・・こんな子供みたいな体なのに・・その・・興奮するの・・?」

タカ 「そんなの関係ないよ!すっ・・・好きな人と一緒に寝てたらドキドキするし。興奮するよ!!」

スズ 「ーーーーっ!!!///」
 ぎゅうううう

タカ 「そっ・・そんな密着したら・・なかなか元に戻せないです・・」

スズ 「がんばれ///」


602: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/20(木) 00:04:36.96 ID:pXrHdiYtO

スズ 「津田・・あのね」

タカ 「う・・ん?」

スズ 「名前で・・呼んでほしい・・」

タカ 「・・・」
タカ 「・・・///」

タカ 「スズ」

スズ 「タカトシ」

タカ 「・・・ふふっ///」
スズ 「・・・えへへ///」

タカ 「すげー恥ずかしい///」
スズ 「うん///」

スズ 「タカトシ♡」
タカ 「スズ♡」

スズ・タカ「へへへ///」


603: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/20(木) 00:05:14.54 ID:pXrHdiYtO

スズ 「タカトシ///」

タカ 「なに?スズ///」

スズ 「また・・キスしたい///」

タカ 「え・・あの・・///」

スズ 「イヤ?」

タカ 「この状態でしたら・・その・・俺・・ガマン出来ないかもしれない・・・」

スズ 「・・・どうしても・・ガマン出来ない?」

タカ 「う・・・頑張ります・・」

スズ 「うん。頑張って」

・・・

ちゅっ

スズ 「///」
タカ 「///」

スズ 「・・・タカトシ///」
タカ 「・・う・・うん」

スズ 「幸せ♡」ニッコリ
タカ 「あ・・スズ・・!すごく可愛いよ!」

スズ 「えへへ・・タカトシはすごくかっこいいよ♡」
タカ 「スズ///」

スズ 「タカトシ・・・・・・」
タカ 「?」

スズ 「・・・ZZZ」
タカ 「・・・Oh・・」


615: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 00:16:52.45 ID:e1GmFGwzO

 朝チュン

スズ 「・・・うーん・・」

スズ 「・・・!!」
タカ 「ZZZ」

スズ 「///」
 ぎゅっ
タカ 「うーん・・」

タカ 「・・・・ん・・?」
タカ 「あ・・はぎむ・・・スズ」

スズ 「・・タカトシ///」

タカ 「・・おはよう///」

スズ 「えへへ・・おはよ///」
 ぎゅっ


616: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 00:17:33.68 ID:e1GmFGwzO

タカ 「・・ホエールウォッチング9時からだよ」

スズ 「・・うん起きましょうか」

スズ・タカ(本当はもう少しこうしてたいけど・・・)

・・・

タカ 「俺、先顔洗ってくるね」

スズ 「うん。私は髪やってからにするからいいわよ」

 洗面所ライト パチッ
タカ 「ふう・・」
 バシャ バシャ

タカ 「スズ、洗面所あいたよ」

スズ 「うん、ちょっと待って・・ちょっと髪結わくの手伝って」

タカ 「・・こう押さえてればいい?」

スズ 「・・うん、ありがと・・できたわ」

タカ 「俺、着替えてるね」

スズ 「うん」

・・・

スズ 「タカトシ」

タカ 「ん?」

スズ 「準備できたわ。朝ご飯行きましょう」

タカ 「うん」


617: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 00:18:16.94 ID:e1GmFGwzO

********************

シノ 「アリアーーーーー!!!!今の聞いたか!!!!!」

アリア「うん。ナチュラルに名前呼びしたね」

ウオミー「ヤりましたね」

シノ 「今からでも消灯後の盗聴を可能にできないのか?!!!!」

アリア「うーん・・たぶん無理かなー」

ウオミー「くっ・・・タカ君が大人の階段を上るところを聞けないだなんて・・姉として残念です・・!!」

コトミ「ZZZ」

シノ 「コトミ、寝てる場合じゃないぞーー!!!」

ウオミー「シノっちも徹夜するほどじゃないと思いますよ」

アリア「それにしてもなんで昼間は名字で呼ぶってルールを設定したの?魚見さん」

ウオミー「ふふふ・・それについてはおそらく今夜分かります」

********************


618: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/21(金) 00:19:30.68 ID:e1GmFGwzO

ザトウクジラ(ざっぱーん!!)

ガイド「今のはスパイホップと言って周りを警戒しつつ・・・」

タカ・スズ「おおー!!」

***

ガイド「あ見てください!ザトウクジラのブロウ(潮吹き)です!」

タカ・スズ「おおおー!!」

***

タカ 「すごかったね・・えっと・・萩村」

スズ 「うん・・津田」

タカ・スズ「・・・///」

タカ 「なんか・・名前を呼べないのもどかしいね」

スズ 「うん・・///・・・七条先輩はこの状況を予測してルール設定したのかしら?」

タカ 「でも宿代含めてもろもろ七条先輩(て言うか七条グループ)持ちだから文句言えないね」

スズ 「うん・・そうね」


619: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 00:20:35.08 ID:e1GmFGwzO

タカ 「さて、午後なんだけど、この時期でもスキューバダイビングができるらしいよ」

スズ 「え?!寒くないの?」

タカ 「ガイドさんの話だとドライスーツを着てれば行けるって」

スズ 「・・なんか意外に情報集めしてくれてるのね」

タカ 「うん・・去年さ、修学旅行行ったとき沖縄で海入ったじゃん」

スズ 「うん」

タカ 「あのとき萩村すごく楽しそうだったから」

スズ 「・・・うん///」

***

ダイビングインストラクター「では説明は以上です。これから実際に潜ってみましょう」

・・・

ざざーん・・

タカ 「けっこう疲れたね」

スズ 「うん・・でもすごく楽しかった」

タカ 「うん、俺も」

スズ 「・・最初は、いきなり寝てる間に拉致されて混乱したけど、こんなに楽しいんだから七条先輩たちに感謝しなきゃね」

タカ 「うん・・今まではこういう展開になると必ず畑さんとかが出てきて邪魔したけど、今回はそれもないし」

スズ 「ふふ・・畑さんも卒業だしね・・それより明日はどうするの?」

タカ 「うーん・・まだ決めてないから宿でパンフレット見ながら二人で考えよう?」

スズ 「うん!///」


620: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 00:21:21.60 ID:e1GmFGwzO

タカ 「ただいまです」

フロント「あ、津田様」

タカ 「はい?」

フロント「七条様よりこれを渡すように言付かっております」

タカ・スズ「?」


『津田君、スズちゃん。小笠原はマンキツしてる?突然だけど明日は母島に宿をとってあります。母島には午前中の船(母島丸)に乗ってイって下さい。時間など詳細は同封のチケットを参照してください。母島では港までお迎えが来ます。ではではー
PS.ゴム足りなくなったら薬局で買ってください』


タカ 「追伸はともかく、明日の予定は決まったね」

スズ 「うん、母島の観光案内貰えるのかしら」

フロント「あ、明日は母島ですか?母島の観光案内は母島観光協会にお越しくださった方がいいですよ」

***


621: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 00:21:53.26 ID:e1GmFGwzO

 ガチャ カチッ(部屋のライトON)

タカ 「ふー」

スズ 「・・・」

タカ 「ん?どうしたの?」

 ぎゅううう
スズ 「タカトシーー♡」

タカ 「うわっ///どうしたの?スズ?」

スズ 「・・・早くこうしたかったの///」

タカ 「・・うん///俺も・・///」
ぎゅううう

スズ 「・・・晩御飯の時間までこうしてよう?///」

タカ 「うん///」

スズ 「えへへ///」


622: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 00:22:39.32 ID:e1GmFGwzO

********************
コトミ「うひょおおおおおお!!」

シノ 「?!!!?!!?」

アリア「コトミちゃん、シノちゃん、落ち着いて!」

シノ 「これはどういう事だ?!!なぜいきなり萩村がデレモードに??!!」

ウオミー「ふっ・・やはりこうなりましたか・・」

アリア「・・なるほど・・!魚見さん私も分かったよ!!」

シノ 「なに?!」

アリア「二人の心はラブラブモードなのに、お互い名前で呼べないジレンマ!!」

ウオミー「さらに、一方では外でずっと手を繋いでいなければならないというアンビバレンツ!!」

コトミ「これはタカ兄の[ピー]はもう限界なんじゃないかな?!!ハアハア」

シノ 「それだけではないコトミよ!萩村の[ピー]も[ピー]に違いない!!ハアハア」

コトミ「うっひょおおおおお!!!」


626: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 03:12:43.20 ID:mQHInh3BO

********************

タカ 「さて風呂も入ったし、ちょっと早いけど寝ようか」

スズ 「うん・・///」

ピロリロリン
タカ 「ん?」

スズ 「私のじゃないわ」

タカ 「うん、俺のケータイだ・・・・げっ」

スズ 「ん?なに?」

タカ 「えっと・・なんでもない」

スズ 「・・・何でもないことないでしょ」

タカ 「あー・・その・・ウオミーお姉ちゃんからメールが・・・」

スズ 「ん?・・・げっ」

『タカ君、婚前旅行楽しんでますか?帰ったら萩村さんとのプレイ内容を教えてくださいね♡』

スズ 「・・・・」


627: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 03:13:12.91 ID:mQHInh3BO

********************

シノ 「ウオミー、露骨すぎないか?」

ウオミー「いえ、Mのタカ君にはちょうどいいですよ」

コトミ「ううー・・タカ兄が電気を消しませんように」

アリア「やっぱり騎乗位かな?」

********************


タカ 「・・・いや・・なんて言うか気にしないほうがいいよ」

スズ 「・・・・・」

タカ 「・・・スズ?」

スズ 「タカトシ・・ちょっと聞いていい?」

タカ 「え・何?」

スズ 「卒業式の前・・魚見さんが泊まった日あったわよね?」

タカ 「え・・?!あ・・うん・・それが?」

スズ 「ぱ・・パンツ置いてったのよね?」

タカ 「・・・う・・うん」

スズ 「なんでそういう経緯になったの?」

タカ (やばい)


628: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/21(金) 03:27:16.98 ID:mQHInh3BO

タカ 「ま・・待ってよスズ。俺、自分から何もしてないよ」

スズ 「・・・っていう事は魚見さんがアンタになんかしたと」

タカ 「あ!え・・えーと・・」

スズ 「言って」

タカ 「俺・・スズのこと愛してるから!!」

スズ 「怒らないから言って」

タカ 「絶対怒る!」

スズ 「早く言え」
タカ 「はい・・・えっとまず、お姉ちゃんが一人で寝るの寂しいって言うから、俺の部屋に布団を敷きました・・」

スズ 「それで?」ニッコリ

タカ 「途中なんだかんだあって、お姉ちゃんが俺の布団入ってきました」

スズ 「それで?」ニッコリ

タカ 「お姉ちゃんに腕まくらをしたらそのまま俺に馬乗りになって、お姉ちゃんが」


629: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 03:29:34.69 ID:mQHInh3BO

********************

ウオミー「あらあら」
 パチッ

シノ 「くおらああああああ!!!!何電源切っとるんじゃあああ!!!」

ウオミー「いやん、シノっち、コワイ☆」

アリア「魚見さん?私も聞きたいなー♡」

コトミ「お姉ちゃん、ここは3対1だよ」

ウオミー「えー?ウオミン困っちゃう♡」

シノ 「アリア右手!」

アリア「イエス!」

ウオミー「あん」

シノ 「コトミ!電源入れろ!!」

コトミ「ガッテン!!」
 パチッ


タカ 『・・で俺はシャワー浴びて寝ました』

スズ 『魚見さんは?』

タカ 『・・そのまま添い寝しました・・』


シノ 「ノオオオオオオオオオオオ!!!!」

コトミ「肝心なプレイ内容が!!」

アリア「答え合わせ出来ると思ったのに!!」

ウオミー(セーフ)

********************


630: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 03:30:08.29 ID:mQHInh3BO

スズ 「なんでそれでパンツ置いてくのよ」

タカ 「・・どうやら俺がシャワー浴びてる隙に布団の下に入れたみたい。次の日の夜電話して来て気づいた」

スズ 「・・・変態」

タカ 「・・・ごめん」

スズ 「・・うっぐ」

タカ 「・・え?」

スズ 「うああああん!!タカトシのバカ!!!」
 がばっ!

タカ 「えっ?!」

スズ 「アンタが悪くないのは分かった・・でもなんか悔しい!!」

タカ 「・・ごめん・・俺もう二度とそんなことしないから」

スズ 「・・・・する」

タカ 「・・え?」

スズ 「アンタに魚見さんがしたことと同じことする!!」

タカ 「えっ?!ちょっ!!!」


631: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 03:34:28.40 ID:mQHInh3BO

スズ 「横になれっ!!」

タカ 「えっ?!マジ?」

スズ 「冗談でこんなことできるか!!」

タカ 「スズ・・」
 ごろん

スズ 「・・ここ?」

タカ 「う・・」

********************

ウオミー(やばいですね・・結局バレそうですね・・)

シノ 「おおおお萩村!成長したなっ!!」

アリア「あらあらーついに始めちゃうのかなー♡」

コトミ「はあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあ」


タカ 『スズ』

スズ 『何よ!やめないからね!!』

タカ 『いや、抵抗しないよ。でも、電気消そうよ』

スズ 『・・・・うん』

 パチッ


シノ 「ぎゃあああああああああああああ!!!!!!!!」

アリア「津田君・・帰ってきたらお仕置きが必要かな」

コトミ「空気読めーーー!!!!」

ウオミー(タカ君GJ)

********************


632: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 03:35:06.20 ID:mQHInh3BO

スズ 「・・服の上からだったわよね・・」

タカ 「・・うん」

スズ 「・・うわっ!!」

タカ 「ご・・ごめん」

スズ 「・・・ちゃんと私のこと考えて」

タカ 「え?」

スズ 「私のことだけ考えて!!」

タカ 「スズ・・・・うん」

スズ 「・・・」

・・・

タカ 「うっ・・く」

スズ 「これで・・いいの?」

タカ 「うん・・」

スズ 「その・・気持ちいの?」

タカ 「・・・うん」


633: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 03:35:36.60 ID:mQHInh3BO

スズ 「・・・タカトシ」

タカ 「うん」

スズ 「好き」

タカ 「うん。俺もスズが好きだ」

スズ 「・・・うん・・少し安心した・・大声出してごめん」

タカ 「・・いや悪いの俺だから」

スズ 「・・・」

タカ 「・・・?」

スズ 「・・・やっぱりあんまり気持ちよくない?」

タカ 「いや・・そんなことは・・」

スズ 「・・一旦止める・・。自分で言うのもなんだけどムードも何もあったもんじゃないわ」

タカ 「・・・うん」


634: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 03:36:24.02 ID:mQHInh3BO

 ごろん
スズ 「タカトシ・・抱っこして」

タカ 「うん」
 ぎゅっ  なでなで

スズ 「・・・///」

タカ 「落ち着いた?」

スズ 「・・・うん///」

タカ 「よかった・・・スズ・・キスするよ」

スズ 「うん///」

 ちゅっ

スズ・タカ「///」

タカ 「スズ、俺スズのこと愛してます」

スズ 「っ!・・・わ・私もタカトシのこと愛してます///」

タカ 「大好きなスズが・・気持ちよくなってほしいから・・イヤじゃなかったら、これからスズの体を触ります」

スズ 「!!・・・・・・・・・・・・イヤじゃ・・ないです・・///」

タカ 「俺のことは・・スズが落ち着いて、スズにとっていい時が来たら、触ってください」

スズ 「・・うん///」

タカ 「・・じゃあ触ります」

スズ 「っ・・・待って・・もう一回キスして・・」

タカ 「うん」
 
 ちゅっ


635: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 03:36:57.80 ID:mQHInh3BO

タカ 「・・・」

スズ 「っ!///・・・私・・小さいから恥ずかしい・・」

タカ 「小さくたって俺の大好きなスズの体の一部だよ」

スズ 「・・・バカ・・・あっ・・」

タカ 「ボタン、外すよ?」

スズ  こくん

 パチッ パチッ パチッ・・・

タカ 「スズ」

スズ 「///」

タカ 「綺麗だよ」

スズ 「/////」

さわっ

スズ 「・・んっ!!///」


636: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/21(金) 03:54:03.90 ID:vEuRbCIHO

スズ (タカトシが私の胸を触ってる・・)
(なんで・・?)
   (すごい幸せ・・///)
   (タカトシを好きって気持ちが・・どんどん強くなってく・・///)
   (タカトシ・・好き・・好き・・!///)

タカ 「スズ」

スズ 「ふえ?///」

タカ 「・・下も触っていい?」

スズ 「う・・ん///」

タカ 「愛してるよ」
 ちゅっ

スズ 「ーーーーー//////」


637: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 03:54:38.52 ID:vEuRbCIHO

スズ 「あっ!!///」

タカ 「ゴメン!痛い?」

スズ 「違う・・大丈夫・・」

タカ 「・・・うん」

 さわっ
スズ 「っ//////」

タカ 「・・気持ちいい?」

スズ (//////) こくん

タカ 「・・じかに触っていい?」

スズ (/////////)   こくん

 すっ

スズ (タカトシの手・・あったかい・・)
   (・・・入ってくる・・)
   (!!!)
スズ 「ああっ!//////」

タカ (・・本当に濡れるんだ・・)


638: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/21(金) 03:55:30.31 ID:vEuRbCIHO

 ぴちゃ
スズ 「ふぁっ!!//////」

 つぷっ
スズ 「・・・やっ!!//////」

タカ 「・・イヤ?」

スズ (////////)   ふるふる

タカ 「・・うん」

 きゅっ
スズ 「・・・ふっ!//////」

 ぴちゅっ
スズ 「!!タカトシっ!!!ダメ・・ダメっ!!あっっっっ!!!////////」
 びくん びくん びくん

タカ (・・・いったのかな?)

・・・

スズ 「ふーっ・・・ふーっ・・・・・・」
タカ 「・・・」
 ぎゅっ なでなで


スズ 「・・・////////」

タカ 「・・だいじょうぶ?」

スズ 「・・・・・うん////////」

タカ 「・・寝られそう?」

スズ 「・・タカトシはいいの?」

タカ 「・・・うん。今度でいいよ」

スズ 「・・・抱きしめてて」

タカ 「うん」


650: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:19:25.81 ID:5x++3MH9O

 朝チュン

スズ 「ん・・・タカトシ・・・♡」

スズ 「・・・ん・・」ぱち

タカ 「ZZZ・・・ZZZ・・・」
スズ 「・・・・///」

スズ (昨日・・私・・・)


タカ『大好きなスズが気持ちよくなってほしいから・・・・』
スズ (///)

タカ『愛してるよ』
スズ (//////)

スズ『!!タカトシっ!!!ダメ・・ダメっ!!あっっっっ!!!』
スズ 「ふにゃあああああああ!!!!!///////」

タカ 「?!!ん・・・スズ?起きたの?」
スズ 「あ!・・・あ・・うん・・おはようタカトシ!」

タカ 「・・・怖い夢見たの?」
スズ 「ち・・違うから!大丈夫だから!!」

タカ 「・・そう?ならいいけど」
スズ 「うん、ホントに大丈夫だから!」

タカ 「うん」

スズ 「でね・・もう6時よ」

タカ 「あ・・ははじま丸(母島に行く船)は7時半だったね・・急ごうか」

スズ 「うん・・タカトシ・・その・・///」

タカ 「?」

スズ 「・・・んっ」

タカ 「あ・・・うん///」

ちゅっ


651: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:19:57.22 ID:5x++3MH9O

フロント「では行ってらっしゃいませ!」

タカ 「また明日の夜はよろしくお願いしますね」

フロント「は、お二人で母島の大自然を満喫して来てください」

スズ 「ありがとうございます」

****

タカ 「2時間かー結構乗ってるんだね」

スズ 「そうね・・私は結構眠いわ」

タカ 「じゃあゆっくりしてなよ」

スズ 「それにしてもとりあえず渡されたチケットで船乗ったけど、ほんとにお迎え来るのかしら・・」

タカ 「うーん・・まあ宿の人が来るんじゃない?七条先輩の手配だしその辺は抜かりないんじゃないかな?」

スズ 「それもそうね・・ふぁああ・・やっぱり眠いわ」

タカ 「俺も少し眠いし、このまま着くまで二人で寝よう?」

スズ 「うん・・寄りかかっていい?///」

タカ 「うん///」


・・・


652: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:20:33.81 ID:5x++3MH9O

ざわざわ

スズ 「・・ん?」

スズ 「なんか騒がしいわね・・つ・・津田・・もう着くみたいよ」
 ゆさゆさ

タカ 「ん・・・あ・・おはよう。着いた?」

スズ 「もう船が旋回してるから港だと思うわ・・なんか騒がしいし」

タカ 「ん?・・確かになんかざわついてるね・・デッキ出ようか」

スズ 「うん」

 てくてく・・
スズ・タカ「「げっ」」


『津田タカトシ・スズ様・おいでませ母島!!』

出島 「やっほー」


653: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:21:20.99 ID:5x++3MH9O

スズ 「くあああああ!!!」
 ビリビリビリ!!

出島 「おや、せっかく作った横断幕を」

スズ 「何してくれとんじゃああああ!!!」

出島 「おや、やはり『御夫妻』と入れるべきでしたか?」

スズ 「なお悪いわ!!」

タカ 「萩村・・その・・他の人達見てるからとりあえず落ち着け」

スズ 「う・・///」


***

タカ 「・・で、何で出島さんがいるんですか?」

出島 「おや?お嬢様から聞いていませんか?お迎えにあがりました」

スズ 「え」

出島 「さらに母島は車無しでは観光は難しいので今日1日お二人のドライバーをいたします」

タカ 「リムジンはやめて!!!すげー目立つ!!!!」


654: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:22:10.98 ID:5x++3MH9O

出島 「では、いったん荷物を宿において出発です」

スズ 「なんか一気に流れが変わったわ・・」

出島 「あ・お二人はちゃんと手を繋いでくださいね?」

スズ・タカ「「!!///」」

***

出島 「ではまずこの博物館から。戦時中の島の暮らしが分かる展示物に注目です」

スズ 「はぁ・・」

***

出島 「ここはかつての小学校跡地です。中はガジュマルの生い茂る空間となっております」

タカ 「へー」

***

出島 「こちらのビーチは母島でも随一の透明度を誇ります。夏は観光客で賑わいますが冬はちょっとしたデートスポットですよ」

スズ 「・・・確かに・・この砂浜、砂だけじゃなくてサンゴのかけらだわ・・・」

***

出島 「お昼はこちらのイタリアンです。オススメは島の素材を使った日替わりのパスタです」

タカ 「結構お腹すいたね」
スズ 「そうね」

出島 「午後は山登りですからしっかり食べてくださいね」

***


655: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:22:45.21 ID:5x++3MH9O

出島 「では予告通り、午後イチはこちらの山をトレッキングします」

スズ 「そんなに急じゃないわね」

出島 「ええ。ちなみに津田さん、この山の名前知っていますか?」

タカ 「え?・・いや知りませんが」

出島 「乳房山です」

スズ 「ちっ・・!!///」

出島 「チブサです」

タカ 「登る前に全力で登る気を削いでくるな、この人は」

※ホントにあるよ!!

***

出島 「チブサ登りお疲れ様でした」

タカ 「やめーい!!」

出島 「お疲れだと思うのでこちらのカフェでおやつと行きましょう。島レモンパフェがおすすめです」

スズ 「ボケるかマジメかどっちかにしてください」

***


656: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:23:14.19 ID:5x++3MH9O

出島 「では、この商店でお土産散策タイムとしましょう。少し早いですが午後の予定はこれでおしまいです」

スズ 「えっと・・宿ではどうすれば・・?」

出島 「夕食は宿ではなく町の居酒屋さんを予約しています」

タカ 「え居酒屋?!」

出島 「大丈夫。お食事メニューもそろっていますので」

スズ 「はぁ・・」

出島 「ちなみに夕食後は夜のイベントがありますので防寒対策をしっかりしてお越しください」


***

 宿にて
スズ 「はぁ・・なんかびっくりしたけど・・出島さんが出てきてしっくりしたわ」

タカ 「確かに・・なんか言われてみればここまで先輩たちのちょっかいが無かったのが不思議なくらいだ」

スズ 「ここからは気を付けたほうがいいかもね・・」

***


657: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:23:51.19 ID:5x++3MH9O

 居酒屋にて

出島 「さてお二人ともお腹はいっぱいですか?」

スズ・タカ「はい」

出島 「ではとっておきのナイトイベントのお時間です・・車にどうぞ」

スズ・タカ「・・・」

***

出島 「着きました」

スズ 「あの・・真っ暗なんですけど・・ここどこですか?」

出島 「旧ヘリポート跡地です」

タカ 「何だってこんなとこに?」

出島 「ではヘッドライト消しますよ」

スズ 「わ・・ちょちょっと!!!」
 カチッ

スズ 「い・・イヤ・・タカトシーっ!!」

タカ 「ぁ・・・スズ・・見て・・」

スズ 「え?・・・・うわっ・・・すごい・・・」

出島 「・・ここは日本で一番星が綺麗に見えると言われている場所です。星座の説明は・・・いりませんね。では、私は1時間後に迎えに来ます・・・」
 ブロロロロ・・・・


658: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:24:27.00 ID:5x++3MH9O

スズ 「・・あれはオリオン座。知ってるわよね?」

タカ 「うん。でも星が見えすぎてどれがどれだか分かんないくらいだね・・」

スズ 「そうね・・」

タカ 「あの地平線に見える明るい星は?」

スズ 「あれはたぶん、りゅうこつ座のカノープス。天体で2番目に明るい星よ。本州では見えないけど」

タカ 「・・よく知ってるね・・ホント萩村はすごいや」

スズ 「・・そんなことないわ・・・あのね・・カノープスはトロイ戦争の時、王様とお妃をバビロニアまで導いた水先案内人の名前なの」

タカ 「・・・なんか・・今回の出島さんは俺たちのこと色々案内してくれたし・・出島さんはカノープスってこと?」

スズ 「・・私が今タカトシと一緒にいられるのは・・出島さんだけじゃなく先輩たちやいろんな人たちのおかげなの・・だからカノープスはみんなかな・・」

タカ 「・・・そうかもね」

スズ 「・・帰ったらちゃんとお礼言わなきゃね・・」

タカ 「・・うん」

***

 ブロロロロロ・・・
出島 「・・どうでしたか?」

タカ 「・・すごい景色でした・・ありがとうございました」

出島 「と言うことはやはり騎乗位ですか」

タカ 「は?」

出島 「いえ、津田さんが空を見たということは、騎乗位ということですね」

スズ 「津田、前言撤回しとくわ」

タカ 「それがいいぞ」

***

出島 「では私はこれで。明日の出航は14時ですので、それまでは今日行っていない方のビーチ遊びをしようかと思いますので、9時過ぎにお迎えにあがります」

タカ 「は、はい」

出島 「では、バイ」


659: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:25:03.59 ID:5x++3MH9O

スズ 「・・・しっかりオチをつけてくるあたり・・さすが出島さんね」

タカ 「・・うん」

スズ 「・・・えっと・・タカトシ」

タカ 「ん?」

スズ 「げん・・か・・い・・ZZZ」

タカ 「あ・・・よしよし」

******

そして次の日、二人はビーチ遊びを満喫し帰りのははじま丸に乗って父島に帰った。

タカ 「・・にしても出島さんは母島に残ったけど・・どうするんだ?」

スズ 「さあ・・少なくとも貨物船で車を持ち帰る必要はあるわよね」

タカ 「あー・・じゃあ貨物船が来るまで母島に足止めなのかな」

スズ 「そうかもね」

タカ 「なんかそう考えると申し訳ないね」

スズ 「確かにそうね」

********************

出島 『お嬢様、こちら潜入捜査員出島です。どうぞ』

アリア『ハイハイ!こちらアリアです。どうぞ』

出島 『お申し付けの通り仕事をいたしました。どうぞ』

アリア『ありがとーおかげで成功しそうだよー。どうぞ』

出島 『ハイ。それではわたくしは貨物船とともに帰ります。成功した暁には私にもコピーをください。どうぞ』

アリア『了解です。オーバー』


660: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:26:24.99 ID:5x++3MH9O

タカ 「そういえば帰りの船は明日だよね?」

スズ 「そうね」

タカ 「小笠原にいられるのもあと1日かー」

スズ 「そうね・・・もうちょっと居られたらいいなって思うわね・・」

タカ 「うん・・今日は・・もうあんまり時間ないけど行きたいとことかある?」

スズ 「うーん・・た・・津田に任せるわ」

タカ 「うん。とりあえず一旦宿に戻ろう」

スズ 「そうね」

***

フロント「おかえりなさいませー」

スズ・タカ「戻りました!」

フロント「・・・」

スズ・タカ「?」

フロント「あ・そういえばこの後のご予定はお決まりですか?」

タカ 「いえ、まだですけど」

フロント「でしたらシーボーンアートなどいかがでしょう?」

タカ 「なんですそれ?」

フロント「ビーチグラスや貝殻など海で拾えるものを使ってアクセサリーなどを作れるんですよー」

タカ 「なるほど・・えっと、どうする?」

スズ 「・・行きたい」

タカ 「うん、じゃあそこにします」

スズ (・・またタカトシと作ったもの交換したい///)


661: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:27:09.20 ID:5x++3MH9O

フロント「あ、それとちょっといいです?」

タカ 「はい?」

フロント「実はですね、今日はこの近くの教会でミサをやっていました。普段は入れないんですがこの日は教会の中を見学できるんですよ。よければ帰りにでも覗いてみると面白いですよ」

タカ 「ありがとうございます」

***

タカ 「こんにちわー」

シーボーンアート店の店主「あー宿から連絡受けてるよー」

スズ 「よろしくお願いします」

店主 「じゃあ早速だけど何作る?」

タカ 「おすすめは?」

店主 「うーん・・一番簡単なのはビーチグラスを組み合わせたオブジェかな。難しいのは貝殻とかを削ってアクセサリーを作るやつかな」

スズ 「ね、せっかくだからアクセサリー作りやってみましょうよ」

タカ 「うーん・・できるかなー・・」

店主 「おーがんばれー」

***

タカ 「ハハハ・・なんか歪な輪っかになっちゃた」

スズ 「ふふ・・いいんじゃない?個性的で」

タカ 「それ褒めてないよね?」

店主 「彼女の方はほぼ完璧だねー」

タカ 「またこのパターンか」

 ※一度店主はスズを妹と認識しましたが本人の訂正が入りました


662: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:27:56.99 ID:5x++3MH9O

タカ 「そういえば宿の人が言ってた教会もみてみる?」

スズ 「うん、そうね」


 『小笠原・セント・ジョー教会』

タカ 「こ・・こんにちは」

神父 「こんにちは」

タカ 「あの・・見学いいですか?」

神父 「ええ、今日はミサの日でしたから、どうぞ」

スズ 「ありがとうございます」

神父 「・・もう他の方もいませんし、この教会の歴史を簡単にご説明しましょうか?」

タカ・スズ「ありがとうございます!」

***

神父 「・・・このように小笠原に最初に移住したのが欧米人であったためこの教会は設立されました。この島には神社もありますが、お互い共存できていると思っています。門をたたくものがあれば拒まないのが教会ですからね」

スズ 「キリスト教の方が多いという訳ではないんですね」

神父 「ええ、今日のミサにいらしてた方も様々な信念をお持ちだと思いますよ」

タカ 「・・・・」

スズ 「津田?どうしたの?」

タカ 「あ・・・いや・・なんか歴史をかんじるなーって」

スズ 「そうね」

神父 「・・・」

***

タカ・スズ「ありがとうございました」

神父 「いえいえ、ではお二人の旅と人生に主のご加護がありますように」

***

タカ 「・・あれ?」

スズ 「どうしたの?」

タカ 「どうやら財布落としたっぽい」

スズ 「えええー?!」

タカ 「たぶん教会かな?・・ちょっと見てくるから萩村は先に宿に戻ってて!」
 タッタッタッタ・・

スズ 「・・・もう」


663: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:28:36.99 ID:5x++3MH9O

宿にて

タカ 「ただいまー」

スズ 「あったの?!」

タカ 「あったよー」

スズ 「よかったー・・もう、気をつけなさいよ!!」

タカ 「ははは・・気を付けます」

***

タカ 「小笠原最後の晩餐だね」

スズ 「ふふ・・そうね」

タカ 「明日は午前中しか島にいないけど、どうやら船の出航日の朝だけウクレレのコンサートがあるらしいんだ。折角だから行かない?」

スズ 「いいわね・・・ふふ」

タカ 「ん?」

スズ 「・・今回はホントに色々プランしてくれたわね・・ありがとう、タカトシ///」

タカ 「うん///・・・また来たいね」

スズ 「うん!///」


664: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:29:14.58 ID:5x++3MH9O

タカ 「えっとさ・・」

スズ 「ん?」

タカ 「これからちょっと外行かない?」

スズ 「ん?なんかあるの?」

タカ 「・・うん。なんかあるよ」

スズ 「・・・じゃあ行くわ。ついてのお楽しみって事ね」

タカ 「うん」

***

タカ 「さて、ここです」

スズ 「ん?ここって夕方来た教会?」

タカ 「うん・・・その・・・神父さんにお願いした」

スズ 「??何を?」

神父 「こんばんは、ではお入りください」

スズ 「??」


665: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:30:00.78 ID:5x++3MH9O

 ガチャ
タカ 「スズ」

スズ 「え?」

タカ 「これ着てみて」

スズ 「え?ヴェール??」

タカ 「さっき、財布落としたふりして教会に来て神父さんにお願いしたんだ」

スズ 「え・・まさか・・」

神父 「教会は求めるものに閉ざす門を持ちません。様々な人種や文化を受け入れてきた小笠原なら猶更です・・・津田さんからのご要望でお二人のプレ・マリアージュの立会をさせていただきます」

スズ 「うそ・・」

タカ 「えっと・・こんな急な感じでゴメン・・でも俺萩村に・・スズにちゃんと誓っておきたいんだ・・あ・・でも嫌なら・・また今度に・・」

スズ 「イヤじゃない!」

タカ 「・・スズ」

スズ 「うっ・・うっ・・うわぁぁぁぁぁぁん!!!たかとしーーー!!」
 ぎゅうううう


666: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:30:49.39 ID:5x++3MH9O

神父 「・・・津田タカトシはこれを誓いますか?」

タカ 「はい・・誓います」

神父 「・・・萩村スズはこれを誓いますか?」

スズ 「ち・・・誓います」

神父 「では誓いのキスを」

・・・・・・

タカ 「わがまま言ってすみませんでした・・本当にありがとうございます」

神父 「いえ、こちらこそありがとう。こういうのこそ、神父の本来の仕事です。お二人の誓い確かに聞きましたよ」

タカ 「はい」
スズ 「はい///」

・・・

タカ 「へんな指輪でごめんね・・・帰ったら・・その・・ちゃんとしたの買いに行こうか?」

スズ 「・・全然変なのじゃないわよ・・さっきタカトシが一生懸命貝を削って作ってくれたんじゃない・・・宝物にするわよ・・・///」

タカ 「う・・うん///」

スズ 「・・・」

タカ 「スズ・・あのさ・・まだ泣いてる?」

スズ 「うっ・・うるさい!!・・こんなことされて・・・こんなことされて嬉しくない人なんていないわよ・・・バカ・・///」


667: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:31:34.18 ID:5x++3MH9O

 ガチャ パチッ(ライトオン)

スズ 「タカトシ♡」

タカ 「うん」
 ぎゅっ

スズ 「なんだかね・・意味わかんないくらい幸せ///」
 ぎゅー
タカ 「スズ・・俺も同じ気持ちだよ///」
 ぎゅー
スズ 「・・タカトシ」
 ぎゅー
タカ 「ん?」
 ぎゅー
スズ 「・・お風呂・・入らなきゃ」
 ぎゅー
タカ 「うん・・そうだね・・入浴時間終わっちゃうし急がなきゃね」
 ぎゅー
スズ 「えっとさ・・・」
 ぎゅー
タカ 「?」
 ぎゅー
スズ 「・・・・一緒に・・入ろ?///」
 ぎゅううう
タカ 「・・え?!」


668: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:32:31.78 ID:5x++3MH9O

スズ 「もう・・昨日裸見られてるし・・///」
 ぎゅー
タカ 「えっと・・///」
 ぎゅー
スズ 「それに私はアンタの裸見てないからなんか不公平」
 ぎゅー
タカ 「え・・そんな理由?」
 ぎゅー
スズ 「嫌?///」
 ぎゅー
タカ 「嫌じゃ・・・ないです///」
 ぎゅー
スズ 「じゃあ部屋風呂に入ろ?・・でも恥ずかしいから電気消していい?///」
 ぎゅー
タカ 「うん・・俺も恥ずかしいからそれは賛成」
 パチッ

********************

シノ 「ちくしょおおおおおおおおおお!!!!」

アリア「シノちゃん!気持ちは分かるけど、言葉遣い気を付けて!!」

ウオミー「今日はバスルーム●ックスですか・・・王道は後背位ですが、萩村さんの体型を考えると駅弁●ックの可能性も十分にありますね」

コトミ「タカ兄の部屋に監視カメラと盗聴器を仕掛けましょう!それでスズ先輩のお泊りイベントを発生させまくりましょう!!」

********************


669: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:33:17.78 ID:5x++3MH9O

 ガチャ
スズ 「・・・///」

タカ 「えと・・さっぱりしたね///」

スズ 「・・・うん///」

タカ 「・・電気、つける?」

スズ 「パジャマ着てからにしたい・・・///」

タカ 「・・うん、俺も着る///」

***

スズ 「OKよ」

 カチッ

スズ 「///」
タカ 「///」

スズ(お互いの顔がはっきり見えると・・恥ずかしい・・///)
タカ(風呂上りだからかもしれないけど・・スズがすごく色っぽく見える・・///)

スズ 「えっと・・」

タカ 「うん」

スズ 「明日は朝ウクレレので早いし・・」

タカ 「・・寝ようか・・?」

スズ 「うん・・///」

タカ 「け・・消すね?///」

スズ 「うん///」

タカ 「あ」

スズ 「え?」
 ちゅっ

スズ 「えへへ・・タカトシ♡」
パチッ


670: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:33:58.78 ID:5x++3MH9O

********************

シノ 「初夜かッッッ!!!」

アリア(シノちゃんが突っ込んだ)

シノ 「アリア!このシステム問題ありだ!!なぜ電気と連動なんだ・・・!!!なぜ・・!!」

ウオミー「シノっち・・ものは考えようです」

シノ 「ウオミー・・?」

ウオミー「どんなプレイをしたかをタカ君に直接聞けばいいんですよ!!」

コトミ「でも素直に言いますねー?」

シノ 「私もそう思うぞ」

ウオミー「シノっちまで何を言ってるんです、嘆かわしい・・・。タカ君はMなんですよ?!」

シノ 「!!そうだった・・私としたことが・・・みんなで攻めれば津田は快楽を感じながら答えるに決まってるな!!」

コトミ「もう今回は物理的にも縛り上げましょう!!」

シノ 「よし!まず荒縄を・・・」


アリア(実は・・出島さんに時間を稼いでもらってる間に録音機を消灯時もONになるように設定しなおしたんだけど・・・黙ってこっそり楽しんじゃおー)

********************


671: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:34:48.78 ID:5x++3MH9O

タカ 「・・スズ」

スズ 「・・タカトシ」

タカ 「・・いつかもう一度ちゃんとした結婚式をしようね///」

スズ 「うん・・・でも・・今日のことも・・わたし一生忘れない///」

タカ 「スズ」

スズ 「うん」

タカ 「・・帰ったら、俺たち生徒会役員に戻るんだな」

スズ 「・・そうよ・・学校で手繋いだり名前で呼んだりしちゃ・・ダメよ」

タカ 「うん、そうだね」

スズ 「・・・でも・・二人で出かけるときは、手も繋ぐし名前で呼ぶんだからね///」

タカ 「うん、そうだねスズ///」
 ちゅ

スズ 「バカッ///」

タカ 「・・帰ったらもうしばらくは、こうやって一緒に寝ることできないよね」

スズ 「・・・・そうね」

タカ 「・・二人でこっそり旅行とか行けないかな?」

スズ 「・・行けるかもしれないけど・・たぶん誰かにばれると思うわ」

タカ 「あー・・そうだね」

スズ 「えっと・・・」

タカ 「ん?」

スズ 「・・しばらくぎゅって出来ない分・・今日いっぱいぎゅってしよう・・///」

タカ 「・・・スズっ!」
 ぎゅううう


**************************************


672: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:35:22.58 ID:5x++3MH9O

ポロン・・ポロン・・

スズ 「・・ウクレレの演奏って初めて聞いたわ」

タカ 「・・うん、俺も」

スズ 「・・なんかいいわね」

タカ 「・・うん」

スズ 「・・・」

タカ 「・・スズ」

スズ 「・・うん」

タカ 「俺、スズが病気になった日、本当に心から神様にスズを助けてほしいって願ったんだ」

スズ 「・・・うん」

タカ 「・・でも今は・・神様に・・スズを幸せにするために精一杯頑張りますって誓いたいって思ってるんだ」

スズ 「・・・バカ///」

タカ 「あー」

スズ 「ん?」

タカ 「自分で言っててすごく恥ずかしいです」

スズ 「聞いてる私も恥ずかしいわよ///」


673: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:36:06.76 ID:5x++3MH9O

タカ 「・・・よし!帰ったら俺たち今まで通りの生徒会役員だ!」

スズ 「・・まあ今回は先輩たちには何も見られてないし、私たちが今まで通りふるまえばいいわけよね」

タカ 「・・うん・・まあ・・昨日の事とかもね///」

スズ 「・・だまっらっしゃい///」

***

こうして俺と萩村の小笠原旅行は終わりました。
学校に戻って、三年生になった俺たちは生徒会役員としての職務に努め、結局その後萩村と旅行に行くことになったのは俺たちの受験が終わった後でした。

神様、萩村を助けてくれてありがとう。
これからは俺が守っていきます。

七条先輩、早くデータ消してください。


674: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:36:38.78 ID:5x++3MH9O

おしまい


675: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/23(日) 01:38:17.93 ID:5x++3MH9O

なんだかすごい長くなってしまいました
読んでくれた人たち、ありがとうございました

次はウオミースレでお会いできると嬉しいです



元スレ:津田「神様お願いです・・萩村を助けてください」

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