1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 21:31:00.38 ID:5gNmyM4r0



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 21:34:54.22 ID:5gNmyM4r0

恭子「この頃咲と一緒によく料理するんで、ちょっとは上手くなったと思うんやけど…」

恭子「何とか咲の誕生日までにもっと上達して、豪華なもんを作ってやりたいんや!」

絹恵「おおっ!私感動しました!」

絹恵「分かりましたよ恭子さん!私で良ければいくらでも教えます!」

恭子「ありがとな、絹ちゃん。恩にきるで」

洋榎「うちも手伝ったるでー」

恭子「いや洋榎はええわ」

洋榎「ひどっ!」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 21:39:12.07 ID:5gNmyM4r0

恭子「高校の時に合宿で作ったあんたの料理食べた皆がどうなったか…思い出すだけでも恐ろしいわ」

絹恵「皆お腹壊して三日間寝込んじゃいましたもんね」

洋榎「ふっ。そんな過去のことは忘れて、若人は明日に生きんと」

恭子「どの口が言うか」

洋榎「まあええわ。でも絹と恭子が料理作りに勤しんでる間うちは暇になるな~」

洋榎「よし、咲をデートにでも誘ったろ!」

恭子「そんなん許すわけないやろアホ」ギロッ

洋榎「ひえ~、軽い冗談やないか。おお怖っ」


*****


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 21:43:21.08 ID:5gNmyM4r0

*****


咲「ふう、ちょっとお買い物しすぎちゃったかなぁ」

咲「買い物袋が破けそ…」ビリッ

咲「って言ったそばからあああっ!?」ビリビリビリッ

咲「ああっ!!食材が落ちちゃうっ!!」

?「おっと!!」ヒョイッ

咲「!!」

?「間一髪やったでー」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 21:48:04.22 ID:5gNmyM4r0

咲「あのっ、どうもありがとうございましたっ!」ペッコリン

咲「ってあなたは江口プロ!?」

セーラ「せや。そういうあんたは宮永咲やな」

咲「?私のこと知ってるんですか?」

セーラ「数年前インハイで大暴れした清澄高校の嶺上使い。忘れるわけはあらへんで」

セーラ「あんたがプロの世界に来るの、楽しみに待っとったのにな」

咲「あはは、麻雀は高校でやめちゃいましたから」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 21:53:03.93 ID:5gNmyM4r0

セーラ「勿体無いな~…ところで、この食材どないしよ」

咲「あ、予備の袋があるんで」サッ

セーラ「これに入れたらええんやな」ゴソゴソ

咲「すみません、手伝ってもらっちゃって…」

セーラ「そんなん気にせんでもええって」

セーラ「それより一人でこの大荷物じゃ重いやろ。良かったら運ぶの手伝うで」

咲「えっ?そんな、悪いですっ」アセッ

セーラ「ええってええって。どうせ今日はオフで暇やったし」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 21:58:03.40 ID:5gNmyM4r0

咲「じ、じゃあ…お言葉に甘えてお願いしてもいいですか?」

セーラ「おっしゃ、任せとき!」

咲「本当にありがとうございます。実は重くて大変だったので、助かっちゃいました」

セーラ「宮永はこの近くに住んでるんか?」

咲「はい。この先にあるマンションです。あ、それと…」

セーラ「ん?」

咲「私、結婚して姓が変わったので、出来れば咲と呼んでいただければ…」

セーラ「ああ、そうやったんか。堪忍な、咲」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 22:02:57.47 ID:5gNmyM4r0

咲「ありがとうございます、江口プロ」

セーラ「俺のこともセーラでええで」

咲「はい、セーラさん…あ、着きました。ここがうちのマンションです」

セーラ「おお、結構ええとこに住んでるんやな」

咲「ただいま~」ガチャッ

セーラ「誰もおらんみたいやな」

咲「あの人、今日は出かけるって言ってましたから」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 22:07:23.47 ID:5gNmyM4r0

セーラ「そうなんか。あ、荷物ここに置いたらええ?」

咲「はい、本当に助かりました。今お茶淹れますね」カチャカチャ

セーラ「お構いなく~」


咲「お待たせしました。これ、昨日作った紅茶のシフォンケーキなんですが、良かったらどうぞ」

セーラ「うひょ~美味そう!…って何か気遣わせてもうて悪いなぁ」

咲「いえ、セーラさんには助けていただいたので。このくらいは」ニコッ

セーラ「そうか?では遠慮なくいただくで~」

咲「はい、どうぞ」クスッ


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 22:12:02.23 ID:5gNmyM4r0

セーラ「もぐもぐ…うおお、めっちゃ美味いわこれ!咲が作ったんか?」

咲「はい。お口に合って良かったです」

セーラ「ぷは~、ごっそさんでした!」

セーラ「お腹いっぱいになったら何や眠くなってきたわ。昨日あんま眠れんかったからなぁ…」フワア

咲「そうなんですか。良かったらそこのソファで少し休んでいかれますか?」

セーラ「ええんか?いや悪いなぁ……んごーっ!」

咲「早っ。…よっぽど眠かったんですね、セーラさん」

咲「さて、私は昨日買った本でも読もうかな」パラッ


*****


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 22:17:07.26 ID:5gNmyM4r0

*****


セーラ(…ん?あれ、俺寝てたんか…?)

セーラ(ああそうか。咲の家で眠くなってそのまま…)

セーラ(あ、毛布。咲が掛けてくれたんか)


恭子「ただいま。今帰ったで、咲」ガチャ

咲「おかえりなさい、恭子さん」パタパタ

セーラ(あ、旦那さん帰ってきたみたいやな………)

セーラ(って恭子さんて何や!?)バッ

セーラ(何で姫松の末原恭子がここに!?)


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 22:22:38.73 ID:5gNmyM4r0

恭子「咲、いつものあれがまだや」

セーラ(ん?あれって何や?)

咲「ああ、今日はセーラさ、んっ!…んん……」

セーラ「!?」

恭子「」チュウウ

咲「き、恭子さ…んんっ」

セーラ(ひええ!いつものアレってお帰りのキスってやつか!?)

セーラ(つかこいつらもしや夫婦!?)


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 22:27:38.33 ID:5gNmyM4r0

咲「ちょっと、待ってくださいっ…」グイッ

恭子「…何で止めるんや?」

咲「お、お客様が来てるんです」

セーラ「あ、どうも…お邪魔してるで」

恭子「…………」

セーラ(気まずっ!)

咲「あの、恭子さん?」

恭子「…あんた、まさか咲をたぶらかしたんやないやろな?」ギロッ

セーラ「…はい?」


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 22:32:32.97 ID:5gNmyM4r0

咲「恭子さんったら!セーラさんは…」

恭子「ちょっとイケメンやからって調子に乗りおって。はよ咲から離れんかい!」

セーラ「誰がイケメンやねん!」

恭子「咲、浮気は許さんで!」

咲「…もうっ!話を聞いてくださいってば!」ゴッ!

恭子「はい」カタカタ

咲「セーラさんとは、さっき街中で出会ったんです」

咲「荷物が多いからって、家まで食材運ぶの手伝ってもらったんですよ」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 22:37:31.23 ID:5gNmyM4r0

恭子「あ、そないやったんか…」

恭子「江口プロ、いきなり不躾ですいませんでした」

セーラ「いや、俺もずーずーしく家まで上がってもうたしな」

セーラ「それに、こんな時間まで寝てもうたし」

恭子「ね、寝てたっ!?咲とっ!?」

咲「ああもう、またややこしいことに…」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 22:42:06.07 ID:5gNmyM4r0

咲「…ところで恭子さん、その指の絆創膏は?」

恭子「ん、ちょっとみじん切りに失敗してもうてな…」

咲「えっ?」

恭子「いや、こっちの話や」

咲「気をつけてくださいね。もう私達、2人でひとつなんですから」

恭子「せやな。咲…」

咲「恭子さん…」


セーラ「あのー。ええ雰囲気のところ邪魔して悪いんやけど」

恭子・咲「!!」バッ!


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 22:47:30.11 ID:5gNmyM4r0

セーラ「日も暮れてきたし、そろそろおいとまするわ」

咲「あ、そ、そうですか///ぜひまた遊びにきてくださいね、セーラさん」

セーラ「ああ。ケーキご馳走さんでした」

恭子「うちの、よよよよよよよめめめが世話になったな」

セーラ(嫁?ああ咲のことか。つかさっき玄関先で濃厚なキスしとったくせに嫁って言うだけでそんな照れんでも)

セーラ(ほら、咲も呆れて…って)

咲「///」ポッ

セーラ(ときめいとる!?何やねんこのバカップルは!!)


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 22:52:18.76 ID:5gNmyM4r0

咲「じゃあセーラさん。今日は本当にありがとうございました」ペッコリン

恭子「気をつけて帰りや」

セーラ「ああ。ほんならな~」バタン


セーラ(しっかし、今まで怜と竜華以上のバカップルは存在せんと思っとったけど)

セーラ(上には上がいたもんやなぁ…)


咲「さて、そろそろ夕飯にしましょうか。すぐ用意しますね」

恭子「ああ、私も手伝うで」

咲「ありがとうございます。じゃあお味噌汁の方お願いできますか?」


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 22:56:22.88 ID:5gNmyM4r0

恭子「お安い御用や」トントントン

咲「わあ、野菜切るの上手になりましたね!」

恭子「せやろ?」フフン

恭子(これも絹ちゃんのスパルタ教育の賜物や)

恭子(咲の生誕日まであと3日。気合入れて頑張るで!)ゴッ!

咲「?」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 23:00:09.27 ID:5gNmyM4r0

咲誕生日当日


咲「ただいま~」

咲「って今日も私の方が早いか。電気電気…」

パッ

咲「!?」

洋榎「咲ハピバー!!」

絹恵「咲ちゃんおめでとう」

咲「洋榎さんに絹恵さん!?」

洋榎「今日は咲の誕生日やろ。皆でお祝いしたくてお邪魔してん」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 23:05:33.96 ID:5gNmyM4r0

咲「私の誕生日、知っててくれてたんですか」

洋榎「せや。恭子が一ヶ月前から騒いでたからな」

恭子「おかえり、咲」

咲「恭子さん。先に帰ってたんですね」

恭子「今日は何より大事な日やからな。早退してきてん」

絹恵「咲ちゃん愛されてんな~」

洋榎「ひゅ~ひゅ~」

咲「あ、ありがとうございます///」カアッ


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 23:10:24.58 ID:5gNmyM4r0

恭子「さあ、もう料理も出来とるで。冷めへんうちに食べようや」

咲「えっ、夕飯まで作ってくれたんですか?」

洋榎「恭子、この日のために絹に料理習っとったんやで」

咲「恭子さん…」ジーン

恭子「今日は咲のために奮発してフランス料理に挑戦したで!」

恭子「和牛フィレ肉とフォワグラのロッシーニ風モンブラン仕立てに金目鯛のポワレ牛蒡のコンフィ添えや!」

洋榎「何や舌噛みそうな名前やな」

恭子「デザートに洋梨のローストキャラメルアイス添えもあるで!」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 23:15:24.66 ID:5gNmyM4r0

咲「わぁ、すごい豪華…」パアッ

絹恵「ま、半分は私が作ったんやけどな」

恭子「すまんな絹ちゃん。さすがに私一人では無理があったわ」

咲「皆さん…ありがとうございます」

洋榎「ま、うちは何も手伝ってへんけどな」テヘペロ


恭子「皆グラス持ったか?じゃあ、咲の誕生日を祝って、かんぱーい!!」

皆「かんぱーい!!」


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 23:20:21.76 ID:5gNmyM4r0

洋榎「ふおお、この肉うま~い!」

絹恵「お姉ちゃん、私が作った金目鯛の方も食べてーや!」

恭子「味はどうや、咲?」

咲「うん、どれも凄く美味しいです!」モグモグ

恭子「咲に満足してもらえて良かったわ」

恭子「そうや、プレゼントもちゃんと用意したんやで!」ガサッ

咲「わあ…綺麗なネックレス」

恭子「咲の誕生石のオパール付きや」

咲「恭子さん…ありがとうございます」


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 23:27:03.11 ID:5gNmyM4r0

恭子「咲、生まれてきてくれてありがとう。私と出会ってくれてありがとう。そして…」

恭子「私を愛してくれて、ありがとう」

咲「恭子さん///」


絹恵(うっ、口から砂糖が…)ダバー

洋榎(耐えるんや絹。これが新婚ってもんや)


絹恵「咲ちゃん!私からもプレゼントあるねん!」サッ

咲「絹恵さん、ありがとうございます。…これは、DVD?」ガサッ


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 23:32:29.10 ID:5gNmyM4r0

絹恵「せや。私のお薦めCandy☆Boyや!あと貧乏姉妹物語にえる・えるシスターに…」

絹恵「どれも姉妹物の名作や!咲ちゃんならきっと気に入ってくれると信じてるで!」ギラッ

咲「は、はあ…」タジッ

恭子(…アカン)


洋榎「そんじゃトリはうちやな。ほい咲、プレゼント!」

咲「洋榎さんまで…ありがとうございます」

咲「…ん?これは…」ガサッ


【大人の玩具多数にローション(お薬もあるよ!)】


咲「」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 23:37:26.07 ID:5gNmyM4r0

洋榎「どや?新婚夫婦にうってつけのアイテムやろ?」

絹恵「さすがはお姉ちゃん!完璧なチョイスやな!」

洋榎「せやろーすごいやろー」


咲「…もうっ!洋榎さんったら何でこんなもの持ってるんですか!!」

洋榎「ふっふっふ。それは秘密や」

洋榎(とある広島のアイドルから格安で譲りうけたもんやけどな)


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 23:42:35.05 ID:5gNmyM4r0

咲「はぁ…恭子さんからも洋榎さんに何か言ってやってください」

恭子「……」

咲「恭子さん?」


恭子「よし!さっそく今晩使ってみるで、咲!」

咲「ええええええええええええっ!?」



翌日、足腰立たなくなった咲を生き生きと看病する恭子の姿があったそうな


カン!


52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/29(火) 23:43:29.53 ID:5gNmyM4r0

終わりです。支援ありがとうございました
ちょっと遅れちゃったけど咲さんハピバ!恭咲に幸あれ!



元スレ:絹恵「咲ちゃんの誕生日に美味しいもの作りたい?」恭子「せや」

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