1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 23:30:05.68 ID:pVu004t/0

千里山女子高校 麻雀部部室

セーラ「お疲れー」ガラガラ

船Q「…………」ペラ

怜「………………ふーむ」ゴロゴロ

竜華「お……おつかれ…セーラ」カアアッ

セーラ「……何してんの?」

船Q「見ての通り、漫画読んどります」

怜「セーラも読む?おもろいで」ペラ


2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 23:31:42.42 ID:pVu004t/0

セーラ「何ていう漫画?おもろいなら読む!」

竜華「あ、アカンで!セーラ!」

セーラ「?見してー」ペラ

船Q「『Toloveる』いう漫画です」

怜「なかなかになかなかやでコレは」ペラ

セーラ「……………!」カアアアッ

セーラ「お、お前らなんてもん読んでっ……」パシッ

怜「えー?普通の漫画やん」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 23:33:38.20 ID:pVu004t/0

セーラ「普通の漫画ちゃうやん!こんなん、エロ漫画やんっ!」

船Q「華の女子高生がエロマンガとか言うたらあきません」

竜華「い、いやでもほら。ウチらには早すぎるって、コレ…」マッカ

船Q「何言うてるんですか。かの週刊少年ジャンプ連載の作品ですよ?」

怜「合法や。合法」ゴロゴロー

竜華「そんなん言うて読み続けるから、泉が帰ってしもたやんか…」

船Q「それはそれ、これはこれや」

セーラ「…」カアアッ

怜「…あ、コレ見て。このコテガワさん、竜華に似とらん?」

竜華「へっ…!…な、なんやそれ!」

怜「女体生クリーム盛りええなあ…竜華やってくれへん?」

竜華「ぜったいやらんわアホ!」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 23:34:39.74 ID:pVu004t/0

船Q「それにしても…アレですね」

セーラ「な、なんや?」

船Q「…この主人公のリトって、セーラに似とりますね」

セーラ「はっ?!」

怜「ウチも思っとったわー」

船Q「見た目とか髪形もなんですけど」

怜「めっちゃ照れ屋な所とかヘタレなところとかそっくりや」

セーラ「………へ、ヘタレ言うなや」ソワソワ

船Q「ひょっとして、興味出てきました?」

セーラ「んな訳あるかドアホっ!ええから練習するで!」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 23:35:41.05 ID:pVu004t/0

練習後

船Q「ほな、お疲れ様です」

怜「お疲れー」

セーラ「お、お前ら…この漫画、持って帰れ……や…」カアアッ

船Q「ああ、今日は荷物が多いんで部室において帰ります」

怜「興味あるなら読んで帰ればええやん」ニシシ

セーラ「だ、誰が興味なんかっ!」

船Q「まあ、そういうわけなんで、お疲れ様でーす」

ガラガラ…バタン

セーラ「……………」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 23:37:46.65 ID:pVu004t/0

セーラ「…別にエロいのが見たいわけやない」

セーラ「俺に似とるっていう主人公が見てみたいだけや」

セーラ「………誰も居らんし、ちょっと読むだけ…なら、大丈夫やろ」

セーラ「…………」ドキドキ

セーラ「っ!」ペラ


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 23:39:54.34 ID:pVu004t/0

3時間後

セーラ「…ぜ、全部読んでしもた……」カアアッ

セーラ「わー…わー、変態みたいやん、俺…」バタバタ

セーラ「こいつ、都合よくコケたりしすぎやろ…」

セーラ「女の子の、は、裸っ……とか…!」カアアッ

セーラ「……帰ろう、変な気分になってきた」スクッ

クラッ

セーラ「(あれ?)」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 23:41:48.69 ID:pVu004t/0

セーラ「(あれ?)」

セーラ「(あかん、ずっと横になって読んでたから…?立ちくらみ…が……)」

セーラ「(や…ば………頭が真っ白なる…)」

セーラ「(……くっ…)」トサ

―――――――

――――


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 23:43:53.14 ID:pVu004t/0

?「セーラ様、早く起きてください?」

セーラ「(ん………なんや…?)」

?「起きないと……」ゴソゴソ

セーラ「(俺の上で…なんか動いてる?)」

憧「イタズラ…しちゃいますよ?」ボソッ

セーラ「っっ!?」ガバッ

憧「きゃっ!」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 23:49:07.19 ID:pVu004t/0

セーラ「な、ななな…な、なんでお前ここに…」ガタガタ

憧「?何か問題が?」

セーラ「お、お前、新子憧やないか!なんで俺の部屋に…!?」

憧「?私はアコ・アタラシ・デビルークですよ?」チュッ

セーラ「ひゃあっ!?…な、何してんねんっ!」

憧「朝のセーラ様の汗をいただこうかと…♪」ペロッ

セーラ「んっ…や、へ、変態!」

セーラ「(デビルーク…って、さっき読んでた漫画に出てきた…?)」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 23:52:10.46 ID:pVu004t/0

セーラ「(………たぶん、あの漫画に影響されて生まれた夢やな)」

セーラ「(にしては感覚がリアルやけど…って)」

憧「♪~」シュルシュル

セーラ「あ、憧っ!お前、何をっ…!」

憧「んー?セーラ様のお着替えをお手伝いいたします♪」

セーラ「自分でできる…か…ら!」ビクン

?「こらー!セーラ!」

セーラ「!?」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 23:56:32.56 ID:pVu004t/0

憧「あら、シズ。どうしたの?」

穏乃「どうしたのじゃないよ姉上!そのケダモノから早く逃げろっ!」

セーラ「(あれは阿知賀の大将の…高鴨穏乃、やっけ)」

憧「朝から折角楽しい営みをしていたのに……ねえ、セーラ様?」

セーラ「へっ!?」

穏乃「……………」ワナワナ

セーラ「(あれ…憧もこいつも尻尾がある?)」

穏乃「……」ガシッ

セーラ「(!あ、あの漫画の宇宙人役なんか…ってことは)」

憧「ひゃああっ!」ビクン

セーラ「っ!」


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 23:59:53.12 ID:pVu004t/0

憧「んっんっ……ちょ、シズ、やめっ……!」

穏乃「いいから離れろっ!」コシコシ

憧「~~~!いい加減にっ…!」ガシッ

穏乃「ふぁっ」ピクッ

憧「…ふふ、気持ちいい?シズ」サワサワ

穏乃「やっ……あっ……ふああああ!」ビビクン

――

セーラ「…………脱出、完了」

セーラ「にしても……知らん家やな…ここ」

セーラ「これも漫画準拠の言えなんかな?とりあえずリビング探そう」

セーラ「………ここかな…?」ガチャ


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 00:04:44.36 ID:bQFbqDDq0

竜華「あ、セーラ、おはよー」ホカホカ

船Q『おはようございますであります、セーラ様』

セーラ「―――!」

バタン

竜華「セーラどうしたのー?ドア閉めなくたっていいのに」

セーラ「だ、だってお前っ…!裸やんかっ!」

竜華「それが?いつものことやん」

セーラ「(竜華はコテガワやないんか…やなくて!)」

セーラ「(………朝から身が持たんわ)」カアアッ

?「お兄ちゃん……何してるの?」

セーラ「っ!」バッ


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 00:07:18.05 ID:bQFbqDDq0

玄「竜華さんがシャワー浴びてるから脱衣所使えないよ?」

セーラ「あ、そ、そうなんか…あ、あはは」ドギマギ

玄「……何、その顔。まさか覗こうと…」ジト

セーラ「ち、ちゃうわ!そんなことするわけないやろっ!」

玄「ホントに―?」ズイッ

セーラ「(ち、近いっ…)」カアアッ

?「まうー!」ドタタタ

玄「きゃっ!」グラッ

セーラ「んむっ!?」ムギュ


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 00:10:22.22 ID:bQFbqDDq0

セーラ「(こっ…これは、胸?)」モガモガ

玄「っ……お兄ちゃんの…」ビクン

玄「へんたい!」バシーン

セーラ「うわっ!」ゴツン

玄「もう!コローモも大人しくしててって言ったじゃない!」

衣「まうー………」シュン

玄「……あ、ご、ごめんね?お腹すいたのかな?朝ごはんにする?」

衣「!」パアアッ

玄「………それじゃ、お兄ちゃんも身支度済ませたらリビングに来てね」

スタスタ

セーラ「う、頭が割れそう……」ジンジン


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 00:17:13.09 ID:bQFbqDDq0

リビング 朝食

セーラ「(一旦、さっきの漫画を思い出しながら整理や)」モグモグ

憧「セーラ様…?口元に米粒が…」ヒョイ

穏乃「こら!そういうのは自分にやらせろー!」

竜華「あー、このオムレツおいしいー!玄、ありがとー!」

セーラ「(まず、宇宙人の三姉妹がおって…竜華、憧、穏乃)」

玄「ホントー?竜華さんにそういわれると嬉しいよー!ね!」

衣「まうー!」モシャモシャ

セーラ「(んで、妹が玄で…あのなんか植物の子どもが、天江衣か)」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 00:18:35.86 ID:bQFbqDDq0

セーラ「(この世界をどうやったら抜け出せるかわからんけど…)」

セーラ「(とりあえず身を任せて、過ごしてみるか)」

セーラ「(…別にラッキースケベに会いたいわけやない、うん)」

竜華「?セーラ、そろそろ行かないと遅刻しちゃうよ?」

セーラ「!あ、うん!」


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 00:22:58.80 ID:bQFbqDDq0

彩南高校 教室

セーラ「(俺…ブレザーか)」

セーラ「(共学なんやな…ほんで、竜華は普通に女子の制服)」

セーラ「(……あれ、ひょっとして俺、男って体で話進んでる?)」

?「あの…江口くん」

セーラ「(えええいやいや、でもトイレとかどうしよう…)」ワタワタ

?「江口くん、あの」

セーラ「…!わああ、ご、ごめん!何?」

怜「いや、そんなに慌てへんでも」クスッ

怜「今日は日直江口くんやから、ハイ、学級日誌」

セーラ「あ…おおきに、怜」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 00:25:29.27 ID:bQFbqDDq0

怜「………!」カアアッ

セーラ「へ?と、怜、どないした?」

怜「いや…え、江口くん、今私の名前…」

セーラ「(!そ、そうか…確かこのポジションの子は…)」

セーラ「せ、せやった、ごめんな園城寺」タハハ

怜「あっ………うん、全然ええで」シュン

セーラ「(……わ、この怜むっちゃ可愛え、あのセクハラ大魔王とは大違いや)」

セーラ「(…でも、なんでちょっとシュンとしとるんやろ……)」


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 00:29:14.22 ID:bQFbqDDq0

?「あら、怜にセーラ、朝からイチャイチャしちゃって」

セーラ「!」

怜「ひ、ヒサ……いや、私そんなつもりじゃ」

久「見せつけてくれるわねー」モミモミ

怜「やっ……ちょっと、久、やめてっ……」

久「あれ、ちょっと大きくなってない?」サワサワ

怜「そっ……そんなことっ…!」ビクン

セーラ「(…目のやり場に困るわ)」カアアッ

?「こら!竹井さんっ!」

セーラ「(ま、またなんか来た…!)」


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 00:32:57.28 ID:bQFbqDDq0

和「教室のど真ん中で…!ハレンチなっ!」

久「えー?いいじゃないちょっとくらい。固いなあ原村さんは」ムニムニ

怜「え、ええから触るのやめっ…!」

和「教室の風紀を乱しておきながら…許せませんっ!」

セーラ「ま、まあまあ…もうホームルーム始まるし、落ち着こうや」

和「……………」ジト

セーラ「へ?な、何?」

和「何でもないです…変態」

セーラ「!?」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 00:36:07.68 ID:bQFbqDDq0

キーンコーンカーンコーン

和「……とりあえず、竹井さんも園城寺さんも席について」

久「はいはい。キッツいわねー」トタトタ

怜「…………」トテテ

和「……」ジー

セーラ「……?」

和「」プイッ

セーラ「(な、何か怒らせることしたかな…?)」

竜華「和怒ってたねー、セーラ何かしたん?」

セーラ「!?い、いつからそこに!?」

竜華「初めからいたよ?…あ、先生来たよ!」


52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 00:38:41.32 ID:bQFbqDDq0

江口家 玄関

玄「じゃー、行ってくるねー」

船Q『玄様、今日はコローモ様の面倒はいかがいたしましょう?』

玄「ああ、保健室の先生に預けてくるから大丈夫だよー」

船Q『かしこまりました』

玄「じゃ、行こうね、コローモ♪」

衣「まうー♪」


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 00:43:49.93 ID:bQFbqDDq0

彩南高校 保健室

霞「ほら、おいで、コローモちゃん」

衣「まーうー!」バフッ

霞「あらあら、相変わらずコローモちゃんは胸が好きなのね」クスクス

衣「まうっ…まう!」モムモム

霞「ふふふ………」

?「あの……石戸先生」

霞「はい?…ああ、どうかしら?体の調子は」

?「大丈夫です……だいぶ安定して動けます」

霞「そう……その仮の肉体では限界もあるから、何かあったらすぐに言うのよ?」

?「はい……」


55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 00:46:55.65 ID:bQFbqDDq0

?「でも、今日は本当に調子がいいので、放課後お散歩に行ってきてもいいですか?」

霞「ええ、その様子なら大丈夫そうね。いいわよ、小蒔ちゃん」

小蒔「やったー!」ピョンピョン

衣「まーうー♪」モフモフ

霞「あらあら、コローモちゃんも喜んでるわね」


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 00:50:53.10 ID:bQFbqDDq0

彩南高校 体育の時間

セーラ「(……予想はしてたけど…)」

セーラ「(やっぱり男子更衣室か…)」ハア

?「おい、江口セーラ」

セーラ「?……って、お前」

泉「何してんだ?早く着替えろよ。みんな行っちまったぞ?」

セーラ「(何でお前男扱いになってんねん!)」

セーラ「わ、悪い、すぐ着替える」ワタワタ

ズルッ

セーラ「(え!?……いや泉は男扱いだ、何もないはず)」


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 00:52:20.06 ID:bQFbqDDq0

バタタ

泉「いつつ……」

セーラ「(……あれ、こけたのは俺のはずなのに、なんで泉が俺を……?)」

泉「………!」

クシュン!

セーラ「へっ!?」


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 00:56:22.77 ID:bQFbqDDq0

宥「セーラくんだー♪」ギュウウ

セーラ「はえ!?(女になった!?)」

宥「セーラくんあったかーい」スリスリ

セーラ「(くしゃみをすると女になるとかそんなキャラおったっけ…!?)」ワタワタ

セーラ「(ちゅーか…お腹に胸の感触が…!)」

ガチャ

和「もう人いませんか?授業が始まる…って」

セーラ「あ……………」

和「は…………」ワナワナ

セーラ「や、ちゃうねん、これはな?」

和「ハレンチなー!」バシーン

セーラ「(やっぱこうなるんかーい!)」ドシャア


64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 00:59:57.73 ID:bQFbqDDq0

放課後

セーラ「(色んな目にあったわ………)」ゲッソリ

竜華「今日も学校疲れたねー♪」

セーラ「(…あんなに足元が覚束ないことってあるんやな……)」

竜華「今日は何のテレビがあったかなー?」

セーラ「(怜の胸、やわらかかった……って何考えてんねん!)」ブンブン

竜華「セーラ?」

セーラ「!あ、ご、ごめん、何!?」

竜華「いや、大した用事や……」

プルルルル!

セーラ「ん?」

竜華「あ、デダイアルに着信……シズからだ」


66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 01:05:08.60 ID:bQFbqDDq0

穏乃『姉上!大変だ!』

竜華「へ?シズどうしたの?」

穏乃『うちのデダイアルが暴走して、ナメール星の生き物がこっちに来ちゃったんだ!』

竜華「えー!大変だ!」

穏乃『名前はナメル=ペロペロ!今姉上の高校に向かってるから何とか食い止めて!』

竜華「うん!わかった!」

セーラ「な、何?」

竜華「なんか来とるらしいから止めるで!」

セーラ「は、はいい!?」


68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 01:08:14.57 ID:bQFbqDDq0

彩南高校 裏庭

ナメル「ぐおおおおお」ウゾウゾ

透華「な、なんですの、これは……モンスター?」

菫「…透華様、お逃げください、ここは私どもが」スチャ

絹恵「お守りします!」

透華「い…いえ、菫と絹恵を置いていくわけには…」

ナメル「ぐぅおおおぉ」ニュルニュル

透華「!?」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 01:11:24.37 ID:bQFbqDDq0

ニュルニュル

透華「やっ………か、絡み付いて…!」

菫「と、透華様……くっ」ビクッ

絹恵「(何やこれ……全身が舐められとるみたいや……)」

ナメル「…」ウゾウゾ

透華「……………」ゾワゾワ

菫「ひゃっ………あ」

絹恵「だ、誰か……!」

?「」ヒュン

?「ニュルニュルは嫌いだけど…やるしかないよね」

竜華「あ、居たー!」

セーラ「!あ、あれは…」


71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 01:16:10.82 ID:bQFbqDDq0

咲「カン!」ズバッ

咲「もいっこ…カン!」バシュゥッ

ナメル「ぐお!ぐおあああ!」シュルシュル

絹恵「か、解放された…」

透華「ありがとうございますわ」

菫「………は、ぁ」ビクン

咲「いえ………」

ナメル「ぐおぉぉおぉ…」ズルズル

セーラ「!あ、逃げたっ!おい、竜華!」

竜華「わー、さっすが咲ちゃんは強いなー」ノホホン

セーラ「竜華!のんびりせんと退治せなっ…!くそ、先行くで!」


74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 01:20:35.34 ID:bQFbqDDq0

彩南高校 中庭

小蒔「♪」

怜「あら、小蒔ちゃん、お散歩?」

小蒔「はい!許可が出たので♪」

怜「そうだね、ええ天気やしな」

ナメル「………うぉぉぉぉ」

セーラ「居た!…て、怜!」

怜「へ?江口くん……」

ナメル「ぐおおおお!」ガバァ

怜「!?」

セーラ「くそっ………!」ダダダダ


75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 01:23:54.34 ID:bQFbqDDq0

竜華「……あれ?セーラは?」

穏乃「姉上ー!」

竜華「あ、シズー!」

穏乃「姉上!ナメルは!?」

竜華「それが…見失っちゃって」

穏乃「もう…!」

憧「デダイアルは問題なく修理しました。あとは見つけて戻すだけなんですけど…」

セーラ「りゅうかああああああ!」ダダダダ

竜華「あ、セーラ!」


77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 01:27:18.45 ID:bQFbqDDq0

5分前

怜「きゃっ…!」

小蒔「わ、たしかこれはナメール星の…えいっ!」ビビッ

ナメル「ぐぉぉお………」シュルル

セーラ「(お、あの人もなんか特殊能力使えるんか)よし、二人とも逃げるで……」

犬「…」パタパタ

セーラ「………へ?」

小蒔「………き」

セーラ「おい、ちょっと」

小蒔「きゃああああああ!」ビビビビ

ナメル「ぐ……ぐ、ぐおおおおおおお!」

セーラ「巨大化した!?」

怜「ちょ、これ何!?」

セーラ「………ええい、ごめんな園城寺!」ガバッ

怜「………!」


78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 01:30:07.87 ID:bQFbqDDq0

怜「(……後ろからようわからん生物に追われてる時点で、落ち着いては居られへんけど)」

怜「(江口君にお姫様抱っことか…!)」カアアッ

セーラ「竜華!助けっ………!」

竜華「おっけー♪じゃ、この『ぴょんぴょんワープ君』で……」

セーラ「!(その機械って、確か……!)」

竜華「えーい!」バシュン


80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 01:31:31.45 ID:bQFbqDDq0

ナメル「ぐお?」キョロキョロ

穏乃「獲物を見失って戸惑ってる!この隙に……!」

シュウウウン

竜華「やった!お見事!シズ!」

穏乃「へっへー!すごいでしょ!」

ファサ

憧「……」ヒョイ

憧「それで…この服の中身の人たちはいったいどこに?」

竜華「…………あ」


81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 01:35:00.81 ID:bQFbqDDq0

セーラ「(く、暗い………)」

セーラ「(怜、怜、どこや………?)」ゴソゴソ

ムニュン

セーラ「(?なんかやらかいもんが…)」

セーラ「………」モニュモニュ

怜「………ゃ」

セーラ「!」

怜「……やめてや、江口君」

セーラ「あああもうごめええええん!」

怜「いや、全然、ええんやけど…」


83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 01:37:48.03 ID:bQFbqDDq0

セーラ「(だいぶ暗闇に目が慣れてきた……って)」

怜「………」

セーラ「(は、裸やん……怜!てことは…俺も?)」ペタ

セーラ「!(……お、男の裸になっとる)」

怜「……えっと、恥ずかしいから、見んといて」フイ

セーラ「!ご、ごめん!」プイッ

セーラ「………」ドキドキドキ

怜「………………」バクバク


85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 01:40:48.37 ID:bQFbqDDq0

セーラ「あ、あんな?怜」

怜「!また、名前……」カアアッ

セーラ「あ……いや、ちょっと聞いてほしいんや」

怜「…な、何……?」

セーラ「俺な……ホンマは女なんよ」

怜「………え?」

セーラ「ようわからんけど…パラレルワールドみたいな」

セーラ「元の世界では、俺と怜…親友やって、名前で呼んでてん」

怜「………ご、ごめん、私もようわからん…」

セーラ「…そやろな、ごめん」


86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 01:46:34.79 ID:bQFbqDDq0

怜「その、違う世界から迷い込んできたこと…何で私に?」

セーラ「んー……考えたんやけど」

怜「?」

セーラ「俺、怜と、竜華が、好きやねん。恋愛的に、な」

怜「えっ……!?」

セーラ「元の世界で好きな人の事を…こっちのキャラに重ねてるんやと思う」

怜「(え、江口君が私のこと………?)」ドキドキ


88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 01:50:04.26 ID:bQFbqDDq0

セーラ「向こうの怜にも、竜華にも、そんなこと言われへん」

怜「(は、話してくれてるのに内容が入って来ぉへん…)」バクバク

セーラ「だから……この世界の怜には、伝えとこと思って」ガシッ

怜「ひゃっ」

セーラ「怜…………好きや、愛してる」

怜「え、えぐち、くん…………」

セーラ「……でも、やっぱり俺、竜華も好きで……」

セーラ「どっちが好きとか、決められ、へんねん…」

怜「…………………」


90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 01:55:17.12 ID:bQFbqDDq0

怜「…………『セーラ』」ギュ

セーラ「!?(わ、忘れてた!今裸やん俺ら!)」

セーラ「(ま、まずい………)」

怜「どっちが好きとか…決めんでええんやない?」

セーラ「はぇ……?」

怜「だって、セーラは次代デビルーク王の最有力候補…」ピト

セーラ「な、何言うてるん?怜……」

怜「王が側室を持つことに何の問題もあれへんで?」サワサワ

セーラ「そ、そんな宇宙規模の話してへん…よ」ビクン


91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 01:58:13.27 ID:bQFbqDDq0

怜「我慢せんやったらええねん」

セーラ「な、何か変なスイッチ入ってへん?怜」

怜「…私も、竜華も、憧ちゃんも穏乃ちゃんも玄ちゃんもみんな手に入れればええやん」

セーラ「は、なんで憧とか…」

怜「……そうすれば、セーラ様のハーレムが…」スッ

セーラ「(顔、近っ……!)」

セーラ「(お、俺、どうすればっ……!)」

――――――

――――


93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 02:00:48.20 ID:bQFbqDDq0

千里山女子高校 麻雀部部室

セーラ「……………」ウーンウーン

怜「よう寝とるなぁ………」

竜華「わ、このエロマンガ巻き散らかしてる…セーラ全部読んだんか…」

怜「むっつりやからなセーラは」

竜華「ひょっとして、家帰ってないんやろか…」

セーラ「怜…あかん、って…」グウグウ

竜華「!」


96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 02:04:20.59 ID:bQFbqDDq0

竜華「」グイッ

怜「ちょっと、竜華…」

セーラ「はっ!……ゆ、夢…か」

竜華「セーラ?」

セーラ「!りゅ、竜華…」

セーラ「(あかん、あんな夢みた後で…直視できへん…)」カアアッ

竜華「夢ん中で怜とよろしゅうやっとったみたいやなぁ?」

セーラ「はっ!?」

怜「ええやん、夢の中くらい好きにさせたれば」

竜華「いーや、許さへん!歯ー食いしばりや!」バッ

セーラ「(いや、俺お前も…いやそんな場合やなさそうや)」


97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 02:07:50.35 ID:bQFbqDDq0

セーラ「…………ごめん!」スルッ

竜華「あっ…………」チッ

セーラ「……俺、家帰ってくる!」ダダダ

怜「行ってらー。部活遅刻するって先生に言うとくわー」フリフリ

――

セーラ「………はあ」

セーラ「(俺…竜華と怜の事、好きやったんやな…)」

セーラ「(そんなこと意識すらしてへんやったから…なんかこれから顔合わせづらいわ…)」カアッ

船Q「………あ」

セーラ「あ、ひ、浩子………」

船Q『夢の旅はいかがでありましたか?セーラ様』

セーラ「!?」

おわり


98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 02:09:08.09 ID:bQFbqDDq0

春菜ちゃんは俺の嫁

支援感謝です


100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/13(水) 02:12:14.56 ID:3fb49F+WP

乙乙
中学の頃に気づけてればハーレムも夢じゃなかったろうに



元スレ:セーラ「お前ら何の本読んでるの?」

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