1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 19:36:51.43 ID:J+bWtGen0

ルル「俺の記憶が戻った事が知られれば……!」

ルル(――ナナリーが危険に晒される!)

ルル(……演じきってみせる……ブリタニアの学生を!)

ルル「――!?」

ルル「お……」

ルル「オナニーも監視されながらしなければならないのか!?」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 19:39:19.87 ID:J+bWtGen0

ルル「くそっ、なんという事だ……!」

ルル「俺のオナニーが、ブリタニアに見られていただと……!?」

ルル(いくら何でも、そこまでは監視――)

ルル「――ありえない……!」

ルル「俺のオナニーは、ブリタニアに監視されている……!」

ルル「それも……毎回だ……!」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 19:42:11.24 ID:J+bWtGen0

ルル(俺の記憶が書き換えられていたのは、およそ一年間)

ルル(その期間に想定されるオナニーの回数は最低でも500)

ルル(……いいや、それは希望的観測だ)

ルル(以前の俺の回数を鑑みるに、恐らくは四桁には手が届く)

ルル「ええい! ブリタニアめ!」

ルル「どこまで俺を……ナナリーを弄べば気が済む!」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 19:45:14.43 ID:J+bWtGen0

ルル「……」

ルル「……くくく……良いだろう」

ルル「ブリタニア皇帝、シャルル・ジ・ブリタニアよ……」

ルル「俺は、お前には絶対に負けない」

ルル「このギアスと、そして……オナニーで――!」

ルル「――世界を変えてみせるッ!」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 19:48:13.68 ID:J+bWtGen0

     ・    ・    ・

リヴァル「――おい、ルルーシュ」

ルル「……」

リヴァル「もしもーし! ルっルーシュくぅ~ん!?」

ルル「あっ、ああ。悪い、ちょっと考え事をしてた」

シャーリー「もう! また悪巧みでもしてたんでしょ」

ミレイ「悪巧みよりも、私のことを考えて~、って?」

シャーリー「もっ、もう! 会長!」

ルル(くっ……結局、昨日は意識しすぎてオナニーが出来なかった!)


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 19:51:02.52 ID:J+bWtGen0

シャーリー「わっ、私は別にそんな事考えてません!」

ミレイ「ニャハハ! ごめんごめん♪」

シャーリー「全く、会長ったら……そ、そんな事ないからね?」

ミレイ「せっかくのチャンスなのにぃ」

ルル「……」

シャーリー「……ルル?」

ルル(まずい! 股間を意識したばかりに……!)

…むくむくっ


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 19:54:29.56 ID:J+bWtGen0

ルル(ええい、静まれ! 静まるんだ!)

ルル「っ……!」

シャーリー「……ねぇルル、具合でも悪いの?」

ルル「!? あっ、ああ、実はそうなんだ」

リヴァル「確かに、ちょぉっと顔が赤いかもな」

ルル「そっ、そうか……」

ルル(このことは知られてはならない! 特に――)

ミレイ「ん~?」

ルル(会長に知られたら、非常にまずい事になる!)


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 19:58:06.00 ID:J+bWtGen0

ルル(誤魔化すんだ!)

ルル(落ち着くまでもてば、後はどうとでもなる!)

ルル「……――いや、朝は少し体がダルい程度だったんだけど……」

シャーリー「ええっ!? だっ、大丈夫なの……?」

リヴァル「ルルーシュは体力が無いから、ただの風邪でも……!」

ルル「おいおい、さすがにそこまでじゃない」

ルル(よし、良いぞ!……このまま兵の勢いが納まるのを待つんだ!)


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 20:02:15.42 ID:J+bWtGen0

ルル(――いかに優秀な兵といえど、
    思う通りに動かないのならそれは厄介なだけ)

ルル(この俺の思考に――キングに従ってもらうぞ!)

…ふにゃっ

ルル(ふははははっ! そうだ、それで良い!)

ルル(兵士――ポーンが戦うべき時は今ではない!)

ミレイ「ねぇ、な~んか隠してなぁ~い?」

ルル「はい?」

ルル(――やはり来るか! 会長!)


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 20:05:23.29 ID:J+bWtGen0

ルル(ミレイ・アッシュフォード……!)

ルル(味方にすると面倒だが、敵にすると面倒な人だ、
    貴方という人は……!)

ルル「――やだなぁ、俺が何を隠してるっていうんですか?」

ミレイ「それはわからないけど……何かひっかかるのよねぇ」

ルル「なんですかそれは……」

ルル(そういえば、パンツにひっかか――)

…むくむくっ

ルル(――ちいいっ! しまった! まだ撤退は完璧では無かったか!)


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 20:09:04.96 ID:J+bWtGen0

ルル(何気ない一言で、俺の注意をそちらへ向けるとは……!)

ルル(会長……やはり貴方は優秀だ……!)

ルル「別に俺は隠し事なんて――」

ルル(――だが、それだけに御しやすい!)

ルル「――ゴホッ! ゴホッ!」

ミレイ「ちょっと、まさか本当に具合が悪いだけなの?」

ルル「さっきもそう言ってたじゃないですか……」

ルル(――かかった!)


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 20:12:44.38 ID:J+bWtGen0

ルル「ゴホッ! ゴホッ!」

シャーリー「だっ、大丈夫なのルル!?」

リヴァル「う~ん、こりゃあ今日は大人しく帰った方が良いかもなぁ」

ルル「ゴホッ!……い、いや、この程度なら――」

ミレイ「はいは~い、ストップ!」

ルル「か、会長?」

ミレイ「言い訳無用! 病人はさっさと帰って寝る寝る!」

ルル「……そうですね、そうすることにします」ニヤリ


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 20:15:53.08 ID:J+bWtGen0

ルル(……よし、これで第一条件はクリアーされた)

ルル(今なら、会長達は俺を引き止める事は無いだろう)

ルル(あとは――)

ぎんぎんっ!

ルル(――兵が戦闘状態を解除するのを待ち、速やかに帰宅)

ルル(そして……オナニーをするだけだ……!)


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 20:20:26.10 ID:J+bWtGen0

ルル(どうやら、見通しが甘かったと認めざるを得ないようだ)

ルル(一日程度ハドロン砲を発射しなくても問題ないと思っていたが、
    我が軍のKMFのエナジーフィラーは積載量が足りないようだ)

ルル(……いや、出力が高すぎるのか?)

ルル(……まあ良い、どちらにせよ策はある)

ルル「――それじゃあ、俺は先に帰らせt」

シャーリー「ねっ、ねえルル!?」

ルル「っ!? な、何だシャーリー?」

ルル(くおっ! 普段なら平気でも、今のシャーリーは妙に可愛く見える……!)


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 20:23:59.43 ID:J+bWtGen0

シャーリー「その……もし、良かったらなんだけど……」モジモジ

ルル「……?」

ルル(ええい! 一体何を言う気なんだ、シャーリーは!)

ルル(想定される言葉が15パターン、その内計画の邪魔になるのは――)

シャーリー「よっ、良かったら送っていこうか!?」

ルル「……!」

ルル(……最悪の……ケースだ……!)


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 20:28:39.97 ID:J+bWtGen0

シャーリー「ほら、そのね? 心配っていうか、
     放っておいたら本当に危なさそうって言うか……」

ルル(シャーリー……俺は、君を巻き込みたくなかった)

ルル(だが……しかし、どうして君はまた……!)

ルル(――諦めるな! まだ望みはある!)

ルル「いや、風邪をうつすと悪いk」

ミレイ「――ん~、それも面白そうねぇ」

ルル「っ……!」

ルル(会長……やはり、ここで打って出るか!)


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 20:31:45.88 ID:J+bWtGen0

シャーリー「面白そう、って……」

リヴァル「ま~た何か考え付いたんですか?」

ミレイ「んふっ♪」

ルル「……」

ミレイ「はいは~い! 注っも~く!
     今日の生徒会の活動内容を発表するわよん♪」

ルル(あぁ……やはり、こうなってしまうのか……)

ミレイ「今日の生徒会活動は、我らが副会長ルルーシュの看病にけって~い!」


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 20:35:59.73 ID:J+bWtGen0

シャーリー「ええっ!? で、でもそれだと……」

ミレイ「あら、独り占め出来なきゃ嫌?」

シャーリー「!?」

リヴァル「……会長って、本当良い性格してますよねぇ」

ミレイ「あら、ありがとリヴァル♪」

リヴァル「いえいえ、どーいたしまして」

ルル(会長の言う“独り占め”の意味はわからないが、
    俺にはこの流れを止める策が思い浮かばない……!)

ぎんぎんっ!

ルル(くそっ! 股間に血が集まってさえいなければ、
    他にもっと手は考えられたかもしれないというのに!)


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 20:39:30.46 ID:J+bWtGen0

ルル(一応抗ってはみる、が……)

ルル「そんな、悪いですよ」

ミレイ「あら、遠慮するなんて“らしく”無いじゃない」

リヴァル「こういう時は甘えとくもんだぜ?」

ルル「それに、生徒会の仕事だって……」

ミレイ「それは、元気になったルルーシュがやるから問題ナッシン!」

ルル「……」

ルル(……これ以上の抵抗は不自然だ)

ルル(監視がある以上、俺はこの提案を呑まざるを得ない……!)

ルル「……それじゃあ、お言葉に甘えさせてもらいます」


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 20:42:34.93 ID:J+bWtGen0

     ・    ・    ・

シャーリー「……むぅ」

ミレイ「な~によ、そんなにむくれちゃってぇ」

シャーリー「むくれてなんかいません!」

ミレイ「あははっ!
    ……でも、私達だって心配なのよ? 一応ね」

ルル「一応ですか」

リヴァル「そ。だから観念しなって、どっちもさ」

シャーリー「……はいはい、わかりました」


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 20:47:01.92 ID:J+bWtGen0

ルル(……よし、今の陣形を維持出来れば第二条件はクリアーされる)

ルル(シャーリーが突出する形で、会長がそれに続く)

ルル(俺とリヴァルは少し遅れてそれに続く……これがベストだ)

ルル(軽く肩を借りる形になっているので、
    リヴァルからは俺の異常が見抜かれにくい)

ぎんぎんっ!

ルル(……前かがみになっていては、さすがに気付かれる)

ルル(くくくっ! 灯台下暗し、という奴だな!)


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 20:51:16.16 ID:J+bWtGen0

ルル「……」

ルル(よし、このペースでいけば誰とも遭遇する事は無い)

ルル(放課後という事が幸いしたな……)

シャーリー「――それにしても、ルルが風邪をひくなんて珍しいよね」

ルル「!?」

ルル(まずい! さすがに直接見られては――!?)

ミレイ「――確かに。さっすが良く見てるじゃない」

シャーリー「会長!」

ミレイ「ごめんごめん」

ルル(……今のは危なかった……会長、ありがとうございます)


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 20:55:35.73 ID:J+bWtGen0

     ・    ・    ・

シャーリー「――ねえ、ルル……大丈夫?」

リヴァル「さっきから全然喋らないし、本当に具合悪いみたいだなぁ」

ルル「……あぁ、段々キツくなってきた」

ルル(ぃよしっ! あともう少しで不確定要素がほぼ排除出来る!)

…へにゃっ

ルル(伏兵も済んだ! 後は、小さなミッションをこなしていけば――)

ヴィレッタ「――ん? お前達、生徒会の仕事はどうした」

ルル(何いっ!? まさか、このタイミングでっ――!?)


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 21:00:10.79 ID:J+bWtGen0

シャーリー「あっ、ヴィレッタ先生……」

ヴィレッタ「リヴァルに肩を借りるとは……まさか、
     運動不足で歩き方も忘れたのか?」

ルル「……!」

ルル(ヴィレッタ・ヌゥ……!)

ルル(ブリタニアの貴族のこの女が教師としてここに居る理由は、
    この俺の監視以外に考えられない……!)

ルル(つまり――この俺のオナニーを目撃している人物でもある……!)

…むくむくっ

ルル(なんだと!? 怒りに我を失うとは、それでも俺の部下――いや、下部か!?)


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 21:03:49.27 ID:J+bWtGen0

ルル「――はは……さすがに違いますよ……」

ヴィレッタ「?」

ルル(この女には、俺が昨日オナニーをしていない事が
    バレていると思って良いだろう)

ルル(そして恐らくは、それを不審に思って接触してきた……)

ルル(――俺の内面の変化を調査するため)

ルル(気付かれてはならない……俺の記憶が戻ったことも――)

ぎんぎんっ!

ルル(俺が、完全に戦闘態勢をとっているということも……!)


55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 21:07:44.15 ID:J+bWtGen0

ルル「――ちょっと体調が悪く……ゴホッ! ゴホッ!」

リヴァル「おいおい! 思いっきりこっち向いて咳するなよなぁ」

ルル「あ、ああ……すまない……」

シャーリー「……というわけなんです」

ミレイ「だから、今日は生徒会の優秀な副会長を思って、
     皆で看病してあげることにしたんです」

ヴィレッタ「……ふむ、そういうことか」ジロジロ

ルル「……」

ルル(この目……やはり、俺を疑っているな……!)


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 21:12:14.36 ID:J+bWtGen0

ヴィレッタ「……ルルーシュ、“普段の運動を欠かす”から体調を崩すんだぞ」

ルル「……返す言葉もありません」

ルル(――やはり探りを入れてきたか!)

ルル(この女、やはり俺のオナニーに関しての情報を握っている!)

ルル(……――だが、ここで反応を示さない事によって――)

リヴァル「やだなぁ先生! “普段の運動を欠かす”じゃなく、
     “普段から運動を欠かす”でしょ?」

ルル(――さすがリヴァル、わかっているじゃないか)


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 21:15:46.53 ID:J+bWtGen0

ルル(ヴィレッタの言い方だと、
    まるで俺が普段から運動をする人間のように聞こえる)

ルル(だが、リヴァルを含む生徒会の人間ならば、
    俺がそんな真似をするはずがないと思っているだろう)

ルル(……くくくっ! 体を鍛ようとしなかったことが、
    こんな形で突破口を開くとはな!)

ミレイ「そうねぇ。確かに体を鍛えてたら、
    ただの風邪でこんなにまでならないだろうし」

ルル「……会長、俺は病人ですよ?
    もっと優しくしてくれても……」

ヴィレッタ「……」


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 21:18:30.39 ID:J+bWtGen0

ルル(――よし、これで条件は整った)

ルル(これ以上の追求は、余計な不信感を与えることになる)

ルル(だからヴィレッタ、お前は――)

ヴィレッタ「……――やれやれ、体調管理はしっかりとやれよ」

ルル(――俺を見逃さざるを得ない!)

ルル「――はい、わかりました」ニヤリ


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 21:22:49.66 ID:J+bWtGen0

     ・    ・    ・

――バタンッ!

ルル「……」

ルル(よし……何とかたどり着いた)

ルル(しかし、ヴィレッタのあの目……明らかにこちらを観察していた)

ルル(……それも、股間を重点的にだ……!)

ルル(おのれ、ブリタニアめぇ……!)


63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 21:25:14.41 ID:J+bWtGen0

ルル「……」

ルル(これからの俺の行動に対しても、監視が強化されているだろう)

ルル(巻き込みたくは無かったが……)

ミレイ「な~によ、私達が看病をするっていうのに感激してるの?」

ルル「……はは、そんな所です」

ルル(自ら飛び込んでくるのだから、止めようがない……!)


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 21:29:19.02 ID:J+bWtGen0

ルル(――さて、とりあえずは看病をして貰うとしよう)

ルル(勿論演技だが、本当に体調が悪いというのなら
    オナニーをしなかったという大義名分が立つ)

ルル(ここからも、慎重にいかなければ――)

ロロ「――おかえり……って、どうしたの兄さん?
   それに、生徒会の人たちまで……」

ルル「っ!? あ、あぁ……ちょっと体調が悪くてな」

ロロ「えっ!? 風邪でもひいたの!?」

ルル(そうだ……まだ、コイツが居た……!)


67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 21:33:01.62 ID:J+bWtGen0

ルル(ナナリーの場所に、のうのうと居座るコイツが……!)

シャーリー「あのね、具合が悪いみたいだから、
     皆で看病をしてあげようって話になったの」

ミレイ「そゆこと♪」

ロロ「そうだったんですか……。
    連絡をくれれば、すぐに駆けつけたのに……」

ルル「……ありがとう、ロロ」

ロロ「当然じゃないか。だって、僕達は兄弟なんだから」

ルル(おのれ! お前ごときで、ナナリーの可愛さの代わりになるものか!)


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 21:37:43.18 ID:J+bWtGen0

ルル(なんだ、その髪の色は?
    近いようでいて、まったくの別物だ!)

ルル(ナナリーの髪の方がツヤツヤしていて、
    尚且つフワフワでずっと触っていたくなる!)

ルル(心配そうな演技か? 白々しい!)

ルル(ナナリーならば、本当に心配してくれて、
    こちらも頑張って元気になろうという気になるというもの!)

ルル(お前には、全てが欠けている!
    ナナリー程の可愛い妹の代わりが務まると――)

むくむくっ!

ルル(見ろ! これが、俺の怒りと愛おしさの――いや、見るな!)


72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 21:40:27.10 ID:J+bWtGen0

ロロ「――ほら、兄さん。早くベッドn」

ルル「ゴホッ! ゴホッ!」

ルル(近寄るな! この偽物が!)

ロロ「に、兄さん……!」

リヴァル「あ~あ、こりゃ完璧に俺にもうつってるだろうなぁ」

ミレイ「友達のために身を挺するなんてやるじゃない」

リヴァル「! さあ、ルルーシュ!
     お前は、この俺が責任をもってベッドまで送ってやるからな!」


73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 21:43:31.50 ID:J+bWtGen0

ロロ「いや、でもそれは弟の僕が……」

ルル「ゴホッ! ゴホッ!……い、いや、良いんだロロ」

ロロ「でもっ!」

ルル「可愛い弟のお前に風邪をうつしたくないんだ。
    俺の弟だったら、わかってくれるな?」

ロロ「兄さん……! うん、わかったよ」

リヴァル「俺にはうつっても良いってのかよ?」

シャーリー「わ、私だったら別にそんなの……ゴニョゴニョ」


74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 21:47:35.29 ID:J+bWtGen0

ミレイ「――はーい、そこまでそこまで!」

一同「!」

ミレイ「リヴァルは、そのままルルーシュを部屋に連れて行って」

リヴァル「りょ~かいっ!」

ミレイ「ロロは、私とキッチンで栄養のつく食事を」

ロロ「はっ、はい」

ミレイ「シャーリーは、変な気を起こさないように気をつけて」

シャーリー「はいっ!……って、会長っ! さすがに怒りますよ!?」

ミレイ「にゃはは、もう怒ってるじゃな~い」


75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 21:52:22.90 ID:J+bWtGen0

     ・    ・    ・

ガチャッ

リヴァル「――そんじゃ、着替えが終わったら声かけろよ?」

ルル「ああ……すまない、リヴァル」

リヴァル「良いって良いって!
     お前が素直すぎると、逆にこっちが調子狂うっての」

ルル「はは、それもそうか」

リヴァル「んじゃ、また後でな~」

バタンッ

ルル「……――よし、これでひとまずは安心か」


76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 21:55:54.49 ID:J+bWtGen0

ルル(まずは戦況の確認からだ)

ルル「……」

ルル(監視されている中で服を脱ぐのは……いや、考えるな)

ルル「……」

…ヌギヌギ…ストッ

ルル(くっ……やはり、パンツまで染みて――)

ルル「!」

ルル(しまった! 制服のズボンだけを脱ぐのはあまりに不自然!)


77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 22:00:06.50 ID:J+bWtGen0

ルル(俺は普段から――というより、普通ならば上着から脱ぐというもの)

ルル(にも関わらず、ズボンから脱ぐというのは失態だった……!)

ルル(今の、この俺の格好も映像に記録されているのか……!?)

ルル(……だとしたら、とんだ醜態を晒したものだ……!)

…むくむくっ

ルル「ほわあっ!?」

ルル(何故だ!? 何故、我が軍は前進する体勢を整えてる!?)


81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 22:18:37.94 ID:J+bWtGen0

ルル(俺が……興奮しているというのか!? この状況に!)

ルル(馬鹿な! 有り得ない……! そんな事があってたまるか!)

ルル「俺は――」

ガチャッ!

リヴァル「どうしたルルーシュ!? なんか、凄い声が――」

ルル「あっ」

…ぎんぎんっ!

リヴァル「……あっ」


82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 22:21:41.45 ID:J+bWtGen0

リヴァル「……ルルーシュ、お前……」

ルル「あっ、いや、これは……!」

ルル(どうする!? ギアスを使うか!?)

ルル(上半身制服姿で、下半身はパンツ、しかも靴下装備……!)

ルル(その上に、俺の状態を知られてしまったからには……!)

リヴァル「……まぁ、そういう時もあるよな」

ルル「……何?」

リヴァル「お前も男だっつーこと。
     安心しろ、俺が上手く誤魔化しといてやるから」


83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 22:23:35.15 ID:J+bWtGen0

ルル「リヴァル……?」

リヴァル「なんつーの? ほら、疲れてる時ってそうなるじゃん」

ルル「あ、ああ、そうだな」

リヴァル「さすがに、そういうのまでからかいはしないって」

ルル「リヴァル……助かる」

リヴァル「良いってことよ! 早く着替えろよな?」

…バタンッ!

ルル「助かった……のか……?」


86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 22:28:30.76 ID:J+bWtGen0

ルル(……まあ良い、リヴァルなら信用出来る)

ルル(それにあの目……いつものアイツには無い、
    圧倒的な頼もしさを感じたからな)

ルル(そんなリヴァルにギアスを使おうなど……何を考えていたんだ、俺は)

ルル「……考えていても始まらない。
    今はとにかく、服を着替えるとしよう――」

…ヌギヌギ…ストッ

ルル「……なんだ……これは……!?」

ルル「パンツの中がビショヌルじゃないか……!」


87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 22:30:54.28 ID:J+bWtGen0

ルル(俺の軍が、まさかこれ程の力を有していたとは……)

ルル(二日に一度オナニーをすれば良いと考えていたが、
    それは修正しなければならないな)

ルル(でなければ――パンツとがすぐに底をつく)

ルル「それにしても……これh」

ガチャッ

ロロ「はい、兄さん。着替えを持って――」

ルル「あっ」

ぎんぎんっ!

ロロ「あっ……」


88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 22:34:56.73 ID:J+bWtGen0

ロロ「あっ、その、ご、ごめん!」チラチラッ…

ルル「……」

ルル(何だ……何なんだ、この状況は)

ルル(自らの武器を敵であるコイツに晒し、
    さらにはパンツを眺めている俺は一体……!?)

ルル(ええい! ナナリーにも、成長した俺の姿を見せていない……
    いや、見せることが出来ないというのに!)

ルル(何故お前がそこに居る! 何故だ!)

ルル「――気にするな。だって、俺達は兄弟じゃないか」ニコリ


91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 22:39:41.39 ID:J+bWtGen0

ロロ「でっ、でも……!?」チラチラッ…

ルル「兄弟で、成長を確認するのはおかしなことじゃないだろう?」

ロロ「……えっ?」チラチラッ…

ルル(――ふん。まさか、コイツが弟を装っているのに助けられるとはな)

ルル(皮肉ではあるが、軍勢を確認し合うのはおかしな事ではない)

ルル(幼き日、ブリタニアで
    クロヴィスやシュナイゼルと比べあった記憶が役に立った)

ルル「――そうだろう?」

ロロ「うっ、うん……そうだったね!」ジロジロッ!


93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 22:42:54.33 ID:J+bWtGen0

ルル「おいおい、俺は病人だぞ?」

ぎんぎんっ!

ロロ「でも……やっぱり兄さんは凄いや」ジロジロッ!

ルル「ロロ、着替え」

ロロ「あ、はい……」ジロジロッ!

ルル「もう良いだろ? 会長を待たせてるんじゃないのか?」

ロロ「あっ、そうだった……」ジロジロッ!

ルル(ふん……この俺の軍勢に恐れをなしたか、ブリタニア)


94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 22:45:38.24 ID:J+bWtGen0

ルル「ちゃんと会長を見張っててくれよ?
    でないと、何を入れるか……ゴホッ! ゴホッ!」

ロロ「にっ、兄さんっ!」ジロジロッ!

ルル「だ、大丈夫だ……薬を飲んで、眠ればな」

ロロ「そのためには……何か、食べないとね」ジロジロッ!

ルル「ああ。だから――頼んだぞ」

ロロ「うん、任せてよ兄さん」

…バタンッ!

ルル「……寒気がしたが……まさか、本当に体調を崩したのか……?」


99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 22:51:19.87 ID:J+bWtGen0

ルル「……」

ルル(……いや、考えるな)

ルル(現状で最も優先すべきは、服を着ることだ)

ルル「……」

…ヌギヌギ…ストッ

ルル「……」

ルル(ブリタニアよ……どうだ、俺は今全裸だぞ)

ルル(監視されていると知りながら全裸になるなど、
    到底出来ることではあるまい!)


101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 22:54:40.69 ID:J+bWtGen0

     ・    ・    ・

男「……」

ヴィレッタ「……」

男「対象の様子が……明らかにおかしいですね」

ヴィレッタ「体調を崩していると聞いたが……まさか、頭にまで……?
     おい、男はその……こういった行動をとるものなのか?」

男「わっ、私はそんな事はしません! 他の男だって!」

ヴィレッタ「なら……本当に、かなり具合が悪いのか……」

男「ええ……すくなくとも、まともではありません」


104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 22:57:50.04 ID:J+bWtGen0

ルル「……くくくっ……!」

ルル(――どうだ、我が軍勢は!)

ぎんぎんっ!

ルル(監視されていたら、ここまでの戦力を保有出来はしないだろう!)

ルル(あぁ、そうだ、ついでだがお見せしよう)

ルル(この俺の、無駄の無いしなやかな体!
    そして、計算されつくした完璧な動きを!)

ルル「ふっ!」ビシイッ!

がりがりーん


105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 23:00:16.60 ID:J+bWtGen0

     ・    ・    ・

ヴィレッタ「……映像は記録しているか?」

男「……はい」

ヴィレッタ「任務とはいえ、さすがに忍びない……」

男「私も……同じ思いです」

ヴィレッタ「任務の放棄になるが……少しだけ、好きにさせてやろう」

男「……イエス・マイロード」


107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 23:03:33.18 ID:J+bWtGen0

     ・    ・    ・

ルル「……よし」

ルル(示威行動はこのあたりで良いだろう)

ルル(自慰行動に関してだが……)

ぎんぎんぎんっ!

ルル「……急を要するな。だが、今は会長達も居るし――」

ガチャッ

シャーリー「――ルル~……? そろs」

ルル「……」

ルル「えっ?」


112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 23:08:06.29 ID:J+bWtGen0

シャーリー「……あ、あの……」

ルル「まっ、待てシャーリー! 誤解だ!」

シャーリー「ごっ、誤解って……」チラッ

ルル「これは何かの間違いだ!」

ぎんぎんぎんぎんっ!

シャーリー「ひいっ!?」

ルル「これはその……くっ!」

ルル(くそっ! こんな時にC.C.が居てくれたら!)


114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 23:12:18.21 ID:J+bWtGen0

シャーリー「だってそれ……」チラチラッ

ルル「だから、これは……」

ぎんぎんぎんぎんっ!

ルル(ナナリー……愛してるよ)

ルル(――違う! 現実から目を背けるなっ!)

ルル(逃げているだけでは、何も変えられない――!)

シャーリー「どっ、どうしてそんな……」チラチラッ

ルル「――いやぁ、なんだか妙に暑くってさ」

シャーリー「……」

シャーリー「えっ?」


118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 23:15:43.63 ID:J+bWtGen0

ルル(シャーリーには、一度ギアスを使っている)

ルル(……それに、もうシャーリーは巻き込みたくない)

ルル(だから、これはギアスも何も関係ない、
    俺自身の力によって切り抜けなければならない戦いだ)

ルル「――ほら、暑いと服を脱ぐだろ?
    これは、そういうことなんだよ」

シャーリー「えっ? ええっ……!?」

シャーリー(そ、そういうものなの!? ううん、違う……そんなはずない!)

ルル「ん? 何かおかしな事を言ったか?」


119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 23:18:57.95 ID:J+bWtGen0

ルル(俺は、体調が悪いと嘘をついた……)

ルル(だからそれを貫けば良い)

ルル(まともな思考が出来ないほど、体調が悪いと――!)

ルル「――着ているものを脱いで、やっと丁度良くなった。
    だけど、同時に寒気もするのはどうしてなんだろうな」

シャーリー「……」

シャーリー「……ルル……とりあえず、服を着た方が良いよ」

ルル「確かにそうだな」

ルル(――よし! これで条件はクリアーされた!)


121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 23:24:27.52 ID:J+bWtGen0

ルル「風邪の時は、あったかくして寝た方が良いっていうしな」

シャーリー「えっ……うん」

ルル「ありがとう、シャーリー。
    体調が悪いせいか、そんな事もわからなくなってた」

シャーリー「ど、どういたしまして……」

ルル「さてと、パンツは――はは、パジャマと同じ水色だ」

シャーリー「……そ、そうだね……」


124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 23:30:48.68 ID:J+bWtGen0

ルル「全く、ロロの奴……色を合わせることはないのにな」

ぎんぎんぎんぎんぎんっ!

シャーリー「……」ヨロヨロッ…

ルル「シャーリー?」

シャーリー「……」フラッ…

…バタンッ!

ルル「!? シャーリー! おい、しっかりしろ!
    シャーリー! どうしたんだ!?」

ルル(また……! また俺は、過ちを繰り返してしまったのか!?)


127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 23:36:26.19 ID:J+bWtGen0

ルル「シャーリー! 目を開けてくれ、シャーリー!」キュィィン!

シャーリー「……」

ルル「起きろ! 起きるんだ!」キュィィン! キュィィン!

シャーリー「……ルル?」

ルル「ああ、俺だ……!」

シャーリー「あのね……驚いたけど、
     私、別に――」

ガチャッ!

ミレイ「何かあったの!?」

ルル・シャーリー「あっ」

ミレイ「……」

ミレイ「……えっ?」


130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 23:40:54.47 ID:J+bWtGen0

ミレイ「……ねえ、状況を整理しても良いかしら」

ルル・シャーリー「……」

ミレイ「……お楽しみはこれから?」

ルル・シャーリー「「違います! これは間違いなんです」キュィィン!」

ミレイ「そんな事言われても――」

ミレイ「っ――!?」

ミレイ「……――そうね、“間違い”が起こったりもするわよね」

ルル・シャーリー「!?」


132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 23:44:15.46 ID:J+bWtGen0

ミレイ「うん……リヴァルとロロにはそう伝えとくわ」フラフラッ

ルル「まっ、待ってください会長!」

シャーリー「私とルルは、別に変な事はしてません!」

ミレイ「……」

ルル「……!」

ぎんぎんぎんぎんぎんっ!

ミレイ「……」

……ガチャッ…バタンッ

ルル「!? まっ、待ってください会長! 会長――ッ!」


134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 23:47:39.99 ID:J+bWtGen0

シャーリー「私、会長を止めてくる!」

ルル「なら、俺も――!」

シャーリー「そ、その格好だと、ややこしくなるだけ!」

ルル「あ、あぁ、それもそうか……」

シャーリー「ルルは大人しくしてて! 良い!?」

ルル「わ、わかった」


136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 23:50:54.34 ID:J+bWtGen0

ルル(何故だ……一体、どこで選択肢を間違えたというんだ)

ルル(この俺が、何の策も浮かばないだと……?)

ルル(とっ、とにかくここはシャーリーに任せるしか――)

シャーリー「はやく会長を追いかけなきゃ――!」

…ぴとっ

ルル「うっ!」

シャーリー「? 何か、あったかいものが――」

――びゅるっ


138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/22(火) 23:57:53.83 ID:J+bWtGen0

     ・    ・    ・

コンコンッ

『……なあ、入っても良いか?』

ルル「――その声はリヴァルか? どうぞ」

ガチャッ

リヴァル「……あれ?」

ルル「ん? どうしたんだ?」

リヴァル「いや……なんか会長が変な事を言ってたから……」

シャーリー「……」


140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/23(水) 00:00:58.75 ID:UFyxgsZV0

ルル「おいおい、会長が変な事を言うなんて、
    いつもの事じゃないか」

リヴァル「いや、今回のは……」

ルル「なあ、そうだろシャーリー?」

シャーリー「へっ!? う、うん……そうだね」

リヴァル「なあ……二人でやらしい事とかしなかったのか?」

ルル「まさか。そんなの――ゴホッ! ゴホッ!
    ……あるわけないだろ?」

シャーリー「……」


142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/23(水) 00:04:01.93 ID:UFyxgsZV0

     ・    ・    ・
少し前

ルル『おおっ、おっ、うおぁぁ……!』

びゅるっ、びゅっ、びゅくんっ!

シャーリー『えっ、えっ、ええっ!?』

ルル『おあぁ……あっ、ああっ……!』

びゅるりっ、びゅびゅうっ!

シャーリー『えええええっ!?』

ルル『……ふぅ』


145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/23(水) 00:07:39.78 ID:UFyxgsZV0

シャーリー『……ね、ねえルル……これって――』

ルル『――シャーリー、話は後だ』

シャーリー『へっ?』

ルル『このままではまずい。
    会長が部屋を出た時間を計算すると余裕は無い』

シャーリー『え、えと……』

ルル『まずは、このタオルで手にこびりついたミサイル軍を打ち落とすんだ。
    幸い、腕まくりをしていたから制服には被害は無い』

シャーリー『う、うん……』


147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/23(水) 00:11:43.77 ID:UFyxgsZV0

シャーリー『……』

ぬらあっ……!

シャーリー『……これ、ルルが……』

ルル『ボヤボヤしている暇は無いぞ、シャーリー。
    俺がパジャマを着ている間に終わらせるんだ』

シャーリー『はっ、はい』

ルル『良い返事だ。完了し次第、ポイントαに終結。
    その後、俺はベッドから、シャーリーはベッド脇の椅子から敵を叩く』

シャーリー『わ、わかりました』

ふきふき…


149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/23(水) 00:16:41.93 ID:UFyxgsZV0

     ・    ・    ・

リヴァル「――な~んだ、やっぱり会長の冗談だったのか!」

ルル「何を聞かされたのやら」

リヴァル「気にすんなって!
     お前は、早く風邪を治すのに専念しろよ」

ルル「ああ、色々と世話になったな」

リヴァル「そんじゃ、俺と会長はそろそろ帰るわ」

シャーリー「そっ、それじゃあ私も――」

リヴァル「あれ? 良いのか?」

シャーリー「……うん」


152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/23(水) 00:21:14.46 ID:UFyxgsZV0

     ・    ・    ・

ルル「……」

ルル(C.C.よ……お前は言ったな)

ルル(ギアス――王の力は、俺を孤独にすると)

ルル(だが……現実は違った)

ルル(ギアスという力を持った俺は、
    オナニーという孤独な行動さえ満足に出来なくなってしまった)


154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/23(水) 00:25:26.61 ID:UFyxgsZV0

prrrr!prrrr!

ルル「……――シャーリーか」

…ピッ!

ルル「もしもし」

シャーリー『……ねえ、ルル』

ルル「何だ?」

シャーリー『……ルルって、やっぱりズルいよね。
     あんなことして、そんな態度がとれるんだもん』

ルル「……あぁ、そうだな」


156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/23(水) 00:30:29.22 ID:UFyxgsZV0

シャーリー『ズルいよ……本当に』

ルル「シャーリー、本当にすまなかった。
    許してもらえるとは思ってないが、それだけは伝えたかった」

シャーリー『……』

ルル「君を傷つけてしまった。
    償える方法があるのなら、それを教えて欲しい」

シャーリー『……良いよ、償いなんて』

ルル「えっ――?」

シャーリー『だって、その……私を女として見てくれてるって事でしょ?』

ルル「……」


159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/23(水) 00:34:39.19 ID:UFyxgsZV0

シャーリー『だからその、凄く、すっごく驚いたけど……』

ルル「許して……くれるのか……?」

シャーリー『……うん』

ルル「そうか……ありがとう、シャーリー」

シャーリー『……で、でも! 今度あんなことしたら駄目だからね!?』

ルル「ああ、わかってるさ」

シャーリー『ちょっと、っていうかかなり順序が変になっちゃったけど、
     ここっ、今度からはわた、私g』

ルル「過ちを繰り返さないため、ちゃんと一日数回オナニーをキチンとするよ」

シャーリー『……』

シャーリー『えっ?』


167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/23(水) 00:39:24.14 ID:UFyxgsZV0

シャーリー『るっ、ルル? それってどういう――』

ルル「俺が間違っていた。
    何があろうと、オナニーは欠かしてはならなかったんだ」

シャーリー『はいっ!?』

ルル「っと、すまないシャーリー」

むくむくっ!

ルル「――早速だ。また明日学校で。
    今日は、色々と助かったよ」

シャーリー『ちょっとルル!? 話は終わっt』

ルル「――おやすみ」

ピッ!


170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/23(水) 00:42:52.57 ID:UFyxgsZV0

ルル「……さて――」

ルル(ありがとう、シャーリー……また君に救われた)

ルル(監視の目があろうとも、俺は仮面を被り続けてみせる)

ルル(俺はブリタニアの学生――ルルーシュ・ランペルージだ)

ルル(だからこそ……しなければならない、するべき事がある……!)


ルル「――オナニーでもするかな」


おわり


172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/23(水) 00:44:26.99 ID:UFyxgsZV0

こんなくだらないもん最後まで読んでくれてありがとう
おやすみ



元スレ:ルルーシュ「気付かれてはならない……!」

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