1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 17:01:13.72 ID:f2x3y1r+0

P「あぁコダックだったか」

北斗「コダック、コラッタ、ズバット、ギャロップでしたね」

冬馬「なんだよその適当なメンバー」

P「えっ冬馬知らないのか?」

北斗「ポケモン言えるかなだよ。昔流行っただろ?」

冬馬「俺の時代はダイパだし」

P「15年くらい前の歌だしな……」

P「じゃぁポケモン音頭は?」

冬馬「知らねーな」

黒井「ドッドッドガーッス!ドッドッガド!」

P「シャー!……ってやつだ」

冬馬「イカれちまったのかと思ったぜ……」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 17:04:23.54 ID:f2x3y1r+0

P「まぁ俺もほんとはメダロット派なんで、詳しくないんだけどな」

北斗「セーラーマルチいいですよね」

P「そこはセントナースだろ」

冬馬「翔太、わかるか?」

翔太「僕デジモン派だし……」

P「アニメやゲームはやっぱり世代によって大分違うな」

北斗「ちなみに俺はエフエフ派でしたよ」

黒井「普通はファイファンだろう」

P「その話題は喧嘩になるから止めよう」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 17:08:49.78 ID:f2x3y1r+0

P「あとはおもちゃか……マグナム派?ソニック派?俺はプロトセイバー」

黒井「アバンテ派だ」

北斗「俺はソニックですね」

冬馬「社長にDVD借りたけど、やっぱマグナムだろ」

P「翔太は……今っておもちゃって流行ってるのか?」

翔太「うーん、仮面ライダーなら流行ってたけど」

P「最強はRXだよな」

北斗「ディケイドですよ」

P「あ?」

北斗「なにか?」

翔太「冬馬君の家にいっぱいフィギュアあったよね」

冬馬「俺はクウガから全部見てるぜ」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 17:12:33.79 ID:f2x3y1r+0

P「言っておくがバイオで余裕だからな」ピキピキ

北斗「クリムゾンスマッシュ破ってから言ってくださいよ」ビキビキ

翔太「マニアックだなぁ……」

冬馬「つかプロデューサーは仕事いいのかよ」

P「今日の予定は終わらせてるし問題ないさ」

北斗「あ、話から逃げたんで俺の勝ちということで」

P「おい!逃げてなんかないぞ!」

黒井「馬鹿馬鹿しい……もう遅い、このまま夕食に行くぞ」

P「ちっ……一時休戦だな」

北斗「仕方ないですね」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 17:17:58.18 ID:f2x3y1r+0

P「俺仕事の報告しないとなんで、一旦戻りますね」

黒井「ウィ。場所は追って連絡しよう」

冬馬「今日はどこ行くんだ?」

黒井「何が食いたいかによるな」

北斗「この前飲みに行って以来ですからね……」

翔太「僕焼肉がいいな!食べ放題じゃないやつ!」

P「焼肉か、そういえば焼肉好きの女の子が765プロにもいたな」

黒井「ほう……面白い。そいつも連れて来い」

P「え、いいんですか?」

冬馬「女なんか来ても空気悪くなるだけだろ?やめとこうぜ」

北斗「俺は賛成だな、華やかになりそうだ」

翔太「僕はお肉食べられるなら何でもいいよ」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 17:23:49.07 ID:f2x3y1r+0

黒井「決まりだ。可能なら一緒に来い」

黒井「ただし誰が来るかは言うなよ」

P「なぜです?」

北斗「賭けるんですよ」

P「なるほど……」

冬馬「焼肉ならあの緑のねえちゃんか菊地だろうな」

P「さて、どうかな」

北斗「真ちゃんが理想なんですけどね」

黒井「早く行ったらどうだ。時間も押してるだろう」

P「っとそうでした。それじゃ現地で!」

翔太「またねー」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 17:30:18.18 ID:f2x3y1r+0

P「ただいま戻りましたー」

小鳥「お帰りなさい、プロデューサーさん」

春香「今日もお疲れ様でしたプロデューサーさん!」

美希「プロデューサー!今からミキ達ご飯なんだけど一緒に来るよね?」

P「え、そうなのか」

真 「へへっ久々に皆一緒にあがるんで!」

P「それって雪歩も行くのか?」

雪歩「は、はい」

P「そうかぁ……飯誘おうと思ったんだけど、タイミング悪かったな」

春香「ええ!?」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 17:36:00.99 ID:f2x3y1r+0

春香「じゃあ皆で行きましょうよ!」

P「ちょっと特別な人がいるから雪歩だけがベストなんだよ」

あずさ「特別ですか……」

P「特別というか特殊というか」

P(961プロと晩飯なんて律子達にバレたら何言われるか……)

雪歩「い、行きます!」

伊織「ダメよ!」

真美「そうだよ!ゆきぴょんは真美達とご飯なんだかんね!」

美希 「抜け駆けはダメなの!」

雪歩「そ、それでも……!」

雪歩「私、プロデューサーの特別な人に会いたいです!」

P「そ、そうか?ならいいんだが……」

美希「ぐぬぬ……ありえないの……ミキじゃないなんて……」


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 17:41:33.43 ID:f2x3y1r+0

P「それじゃ準備出来たら行くから待っててくれ」

雪歩「は、はい!」

貴音「プロデューサー……」

P「なんだ?」

貴音「私は二人目でも構いませんので」

P「二人目?」

律子「スタァーップ!それ以上はダメよ!」

小鳥「はぁはぁ」

真 「ボク達はもう行こう……」

春香「酷いですプロデューサーさん」トボトボ

P「なんとでも言え。今日は雪歩しか誘えない事情があるんだ」

雪歩「はぅ……!」

小鳥「クリティカルヒィーット!プロデューサーさんに3ポイント!」

P「何言ってるんですか……」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 17:47:38.45 ID:f2x3y1r+0

律子「ほら、音無さんも行きますよ」

小鳥「はーい。それじゃプロデューサーさん、お疲れ様でしたっ」

P「お疲れ様でしたー」

P「あと10分もしたら出るから待ってくれな」

雪歩「は、はい!」

雪歩(これってアレだよね特別な人とのご飯に私だけを呼ぶって)

雪歩(そういうことだよね!)

雪歩「う、嬉しいですプロデューサー!」

P「そ、そうか?そう言ってくれたら俺も嬉しいけど……」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 17:52:13.29 ID:f2x3y1r+0

P「よし、こんなもんか」

P「それじゃ行くぞ。忘れものはないな?」

雪歩「はい!あ、あのプロデューサー!私がんばりますね!」

P「はは、まぁほどほどにな」

雪歩「はいぃ!」

雪歩「と、ところで、特別な人ってやっぱり……」

P「ん?あぁ多分雪歩が見たら驚くと思うよ」

P「3人はもう店に入ってると思うから、俺達も急ごう」

雪歩(3人!?お父様とお母様と……ご兄弟とか?)

雪歩「しっかりアピールしなくちゃ……」

P「なんだか気合入ってるなー」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 17:58:27.74 ID:f2x3y1r+0

雪歩「……」

P「お待たせ!この子が焼肉アイドルだ!」

冬馬「おい!萩原じゃねーか!」

黒井「音無君だと踏んだんだがな……」

翔太「理由つけて春香ちゃんが来ると思ったんだけどなー」

北斗「やれやれ、全員外したな」

冬馬「この場合どうなるんだ?」

北斗「全員はずれの場合は雪歩ちゃんの分を俺達で支払いだな」

冬馬「くそっ今月ピンチだってのによ……」

雪歩「プ、プロデューサー?」

P「驚いたろ?今日は961プロと飯なんだ」


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 18:06:12.23 ID:f2x3y1r+0

雪歩「え、だって特別な3人とご飯だって……」

冬馬「3人?俺達4人だけど」

P「悪いな。俺の中ではディケイド信者は人間じゃないんだ」

北斗「言いますね……!」

黒井「普段は敵同士だが今夜は歓迎しよう。席につくがいい」

雪歩「ひっ」

北斗「ダメですよ社長。雪歩ちゃんは男性が苦手なんですから」

翔太「とりあえず端っこかな?隣がプロデューサーさんで」

冬馬「つーか男嫌いならなんで来たんだよ」

P「そういえば苦手だったな」

黒井「貴様は本当にプロデューサーなのか……」

雪歩「……ぐす」

P「え?」

雪歩「うぅ……」

P「お、おい」


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 18:11:15.49 ID:f2x3y1r+0

冬馬「いーややこやーや!」

翔太「なーかしたなーかした!」

P「う、うるさい!雪歩?なんで泣くんだ?そんなに野郎の集いが嫌だったのか?」

雪歩「い、いえ……全部私の勘違いがいけないんですぅ……」

雪歩「ちょっと穴掘ってきますね……」

P「いやいやいや落ち着け!」

冬馬「お、おいどうすんだよ……」

翔太「僕に言われても……」

北斗「ふむ」

北斗「プロデューサーさんが一番気に入ってるアイドルって雪歩ちゃんだったんですね」

P「えっ」

雪歩「墓穴掘っても掘り抜け……え?」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 18:16:38.18 ID:f2x3y1r+0

北斗「プロデューサーさんがね、来る前言ってたんだよ」

北斗「今夜俺のお気に入りの子を連れてくるってね」

北斗「まさか雪歩ちゃんとは……ねぇ社長」

黒井「ん?あ、ウィ。私は音無君あたりかと思っていたんだがな」

黒井「なかなか見る目があるではないか」

P「何の話です?俺はただ……」

冬馬「ウェーイ!ウェイウェーイ!とりあえず飲み物頼もうぜ!」

雪歩「そ、そうだったんですか……プロデューサーが……」

翔太「雪歩さん何飲むの?」

雪歩「あ、私は冷たいお茶でいいよ。ふふ」

P「なんだ急に機嫌が良くなったな」


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 18:22:16.21 ID:f2x3y1r+0

P「まぁいいや、俺生中」

北斗「俺も同じで」

黒井「私もだ」

冬馬「俺も」

P「おい」

冬馬「ちっ……クリームソーダあります?あ、ない?じゃぁドリンクバー2つで」

翔太「ありがとう冬馬君っ」

黒井「さて、何を頼むか……」

冬馬「適当に食いたいもんでいいじゃねーの」

黒井「そうだな」

翔太「あ、僕ジュースいれてくるよ!冬馬君何がいい?」

冬馬「じゃあカルピス頼むぜ」


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 18:29:20.70 ID:f2x3y1r+0

黒井「それでは飲み物は行き渡ったな」

冬馬「おい翔太、お前ちゃんぽんしやがったな」

翔太「なんのこと?わかんないなー」

P「それじゃ今日も一日お疲れ様でした!乾杯!」

雪歩「か、かんぱいですぅ!」

翔太「パンカーイ」

冬馬「うぇ……これメロンソーダ混ぜたのか……なんとか飲めるけどよ」

北斗「うーん、やはり最初の一杯は最高ですね」

黒井「ウィ。疲れが吹き飛ぶな」

P「雪歩はご飯モノ何か頼むか?」

雪歩「白ごはんで!」

P「あ、あぁ……すごい気合だな」


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 18:34:58.10 ID:f2x3y1r+0

P「他は?」

冬馬「俺は石焼ビビンバ食おうかな」

翔太「僕クッパ!」

雪歩「焼肉といったら白いご飯だろうが……」ボソッ

P「ゆ、雪歩?」

雪歩「え、何ですか?」

P「あ、いや、聞き違いかな……?」

黒井「私と北斗も何もいらんからな」


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 18:40:28.57 ID:f2x3y1r+0

黒井「それではセレブな私が注文した黒毛和牛特上カルビを……」

雪歩「待ってください!!!」

黒井「うおっ!?」

P「ど、どうしたんだ?」

雪歩「先に網を熱さないとお肉を置いたら網に引っ付いちゃいます」

黒井「そ、そうだったのか……」

冬馬「めんどくせぇな、適当に焼いて適当に食えばいいじゃねーか」

雪歩「っ!」キッ

冬馬「な、なんだよ……睨むなよ……悪かったよ……」

北斗「ま、まぁまぁ。そろそろ網も熱くなったんじゃないか?」

黒井「……では今度こそ」

雪歩「待ってください!!!」


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 18:46:01.38 ID:f2x3y1r+0

黒井「今度はなんだ!?」

雪歩「世間一般的に考えて最初に置くのはタン塩なんです!」

P「ま、まぁいいじゃないか雪歩。たまには好きに食べたって……」

雪歩「それじゃダメなんです!」

P「ひぃっ」

冬馬「めんどくせーぞこいつ」ヒソヒソ

翔太「僕お腹空いたんだけど……」ボソボソ

P「わかった!じゃぁ先に塩焼きを乗せてこの話はやめよう!はい、ヤメヤメ」

黒井「仕方あるまい……」

雪歩「……じゃぁ乗せていきますねー」ニコニコ


52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 18:51:52.47 ID:f2x3y1r+0

ジュージュー

P「……」

黒井「……」

翔太「あの、雪歩さん」

雪歩「な、なに?」

冬馬(普通に戻ってるぜ!)

P(よかった!本当によかった!)

翔太「の、飲み物は好きなの飲んでもいいんだよね?」

雪歩「うん、焼肉は自由に楽しくするものだから。翔太君の好きなようにしていいよ」

黒井(どの口が言うのだ……)

P「そ、そろそろ食えるよな?」

北斗「そうですね、食べましょう」

雪歩「まだ早い」

黒井「ウィ?」

雪歩「まだ早いと言いました」


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 18:56:54.53 ID:f2x3y1r+0

雪歩「いいですか?タンは内臓肉なんです」

雪歩「じっくりしっかり焼かないと、後から体調を崩してしまうかもしれません」

黒井「そ、そうか」

雪歩「……あ、もういいんじゃないでしょうか!ど、どうぞですぅ!」

冬馬「あ、ども……」

翔太「ねぇ、10秒くらいしか違わないんだけど」ボソボソ

北斗「その10数秒が重要なんだろうさ……」ヒソヒソ

雪歩「は、早く食べないとコゲますよ」

北斗「おっと」


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 19:02:30.91 ID:f2x3y1r+0

P「じゃぁ次はカルビ焼くぞ!い、いいよな?」

雪歩「楽しみですねっプロデューサー!」

P「は、はは……そうね……」

翔太「やっと楽しくなってきたねー冬馬君ビビンバ一口ちょうだい」

冬馬「交換しようぜ交換」

黒井「ビール追加だ。お前達はどうだ」

P「あ、俺も」

北斗「お願いします」

黒井「ウィ。萩原雪歩よ、店員を呼び出してくれ」

雪歩「今焼いてるんで無理です」

黒井「そ、そうか……」

P「お、俺!俺が呼びますよ!店員さーん!」


62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 19:07:31.87 ID:f2x3y1r+0

ジュージュー

黒井「食欲を刺激する匂いだな」

冬馬「焼けてきたかな」ペロン

雪歩「!!!!」ガタッ

翔太「ひぃぃぃ!」

北斗「ま、待ってくれ雪歩ちゃん!まだ俺達何もしてないだろ!?」

雪歩「冬馬君……今ひっくり返したよね」

冬馬「そ、それがなんだよ……どれくらい焼けたか見ただけじゃ……」

雪歩「お肉はっ!!!」

P「うわぁ!」

雪歩「1回しかひっくり返したらダメなんですよ!!!」


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 19:12:25.48 ID:f2x3y1r+0

黒井「」ガクガクガク

雪歩「脂の多いお肉を何回も返してしまうと、肉汁と一緒に旨みが逃げ出してしまうんです」

雪歩「牛さんの尊い命を犠牲にするんですから、出来る限り美味しく食べてあげないとダメです」

雪歩「……あ、そろそろひっくり返しますねっ」ペロロン

翔太「もうやだぁ!帰りたいよ!」

P「馬鹿!落ち着け!」

雪歩「は、早く返さないとコゲちゃいますぅ!」

冬馬「お、おう……」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 19:17:44.82 ID:f2x3y1r+0

黒井「……」モグモグ

北斗「……」モグモグ

翔太「あ、僕ジュース……冬馬君いる?」

冬馬「俺まだ入ってるから……」

雪歩「美味しいですねプロデューサー!来てよかったですぅ!」

P「そ、そうか……よかったよ」

雪歩「……」ジワッ

P「た、楽しいなぁ!雪歩とこれてよかったよ!最高!」

雪歩「はいぃ!」


75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 19:22:42.87 ID:f2x3y1r+0

雪歩「はぁ……お腹一杯ですぅ」

黒井「……では帰るか」

冬馬「萩原さんの分俺達が出すんだよな」

雪歩「え、そ、そんなの悪いです!私もちゃんと払いますから……」

P「あ、いいよ。今日は俺が奢るよ。マジで」

北斗「じゃぁ5人で割り勘にしときましょう」

P「悪いな……」

翔太「お肉は美味しかったから気にしないでっ」


88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 19:45:14.52 ID:f2x3y1r+0

黒井「それでは今日はこれで解散だ。萩原雪歩さんにはタクシーを呼んである」

雪歩「あ、ありがとうございますぅ……」

黒井「ウィ。夜道は危険だからな」

雪歩「そ、それでは皆さん!今日はありがとうございました!」

冬馬「あ、あぁ」

北斗「焼肉、美味しかったよ雪歩さん」

翔太「ちょっと寿命縮むくらい美味しかったよっ」

P「明日も早いから家に帰ったらゆっくり休んでくれ」

雪歩「はいぃ……その、プロデューサー、また誘ってくださいね!」

P「は、はい……」

雪歩「それでは失礼しますぅ!」


92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 19:50:56.30 ID:f2x3y1r+0

黒井「……行ったか」

P「すまん……本当にすまん……」

冬馬「何食ったか覚えてねーよ……」

P「いつもはあんな感じじゃないんだ。ほんわかしてて、おっとりしてて」

P「なんていうか、庇護欲を誘う子なんだよ」

北斗「俺も彼女とは何度か会ってますが……」

翔太「あんなの初めてだったね……」

黒井「恐らく萩原雪歩さんは焼肉奉行なのだろう」

翔太「焼肉奉行?」


93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 19:56:04.67 ID:f2x3y1r+0

黒井「鍋奉行は知っているだろう」

P「鍋に材料を投入するときに独自ルールを持ってる人ですよね」

黒井「ウィ。恐らく彼女はそれの亜種だ」

北斗「だから焼肉奉行ですか……」

翔太「普段は優しいから余計に怖かったね」

冬馬「社長泡吹いてたぜ」

黒井「ば、馬鹿を言うな!そんな痴態は晒していない!」

P「はぁ……雪歩にも悪いことしちゃったな……」

冬馬「なんでだよ。俺達が完全に被害者じゃねーか」

P「だってこれ雪歩のイメージダウンにしかなってないじゃないか」

P「普段は水が減ったら注いでくれて、醤油が欲しいと思ったら取ってくれる子なんだよ」


95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 20:01:03.21 ID:f2x3y1r+0

黒井「まぁ焼肉以外でなら、また呼んでもいいだろう」

冬馬「バーベキューとかもやべぇのかな」

北斗「それは大丈夫とは思うが……」

P「なんか埋め合わせ考えないとな……」

翔太「そういえばライダーの強い弱い話はどうなったの?」

北斗「RXが最強でいいさ」

P「どっちでもいいよ……今日は疲れた」

黒井「では解散にしよう。気をつけて帰れよ」

冬馬「お疲れ、またなプロデューサー」

P「あぁ、またな」

翔太「さよならー」

北斗「チャオ☆」


99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 20:06:48.04 ID:f2x3y1r+0

翌朝

P「おはようございます」

小鳥「おはようございます。あれ?なんだか元気ないですね」

P「ちょっと色々ありまして……」

伊織「雪歩と食事に行って!」

真 「色々あって!」

美希「つ、疲れたって!」

春香「どういうことなんですか!?」

P「その前にひとつ聞きたいんだが、皆は雪歩と焼肉行ったことあるか?」

千早「もうその話はやめましょう」

真美「ヤキニクダァーッシュ!」

響 「今日もファイトだぞー!」

P「あ、おい」

雪歩「おはようございますプロデューサー!」


100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 20:11:54.22 ID:f2x3y1r+0

P「ゆ、雪歩……おはよう。昨日はお疲れさん」

雪歩「お疲れ様でしたっ私すごく楽しかったですぅ!」

やよい「雪歩さんつやつやしてますね!」

雪歩「うん!昨日はね、プロデューサー達と焼肉食べてきたんだよっ」

やよい「はわっ!怖いですー!」タッタッタッ

P「……」

P(雪歩も可哀想だな……望んで奉行になった訳ではないだろうに)

P「……よし!俺がなんとかしてやる!」

雪歩「ど、どうしたんですか?」

P「雪歩!焼肉はどれくらい好きだ!」

雪歩「ま、毎日食べても大丈夫なくらいですけど……」

P「じゃあ今日もやるぞ!久しぶりの秘密特訓だ!」

雪歩「えぇ!?」


101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 20:16:33.48 ID:f2x3y1r+0

P「春香達もくるか?いや、できれば来て欲しいんだが」

小鳥「もう皆レッスンに行っちゃいましたよ」

P「なんて逃げ足の速い連中だ……」

P「……小鳥さんは」

小鳥「流石に朝から焼肉は色々と不安な面がありまして……てへへ」

P「ですよね」

P「仕方ない……助っ人を呼ぶか」

小鳥「助っ人ですか?」

P「俺の戦友達です。きっと力になってくれるはず」

雪歩「え、えっと……」

P「心配するな雪歩。俺達が必ず平民に戻してやるからな!」

P「ということで今日は仕事休みますね」

小鳥「えっ」

P「それじゃ行ってきます!雪歩はここで待ってろ!」


103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 20:21:56.36 ID:f2x3y1r+0

P「……ということなんで、また焼肉に付き合ってください」

黒井「無理だ」

P「なんでですか!俺と黒井社長の仲じゃないですか!」

黒井「馬鹿か貴様は!昨日の今日で何を言い出すのだ!」

P「くっ……冬馬!」

冬馬「悪いな。社長がNOって言うならNOだ」

P「北斗!」

北斗「すみません」

P「翔太……」

翔太「ごめんねプロデューサーさん」

P「……わかったよ」

P「俺一人で雪歩を更正させてやる!もう誰にも頼らない!」ダッ

冬馬「行っちまったよ……」


106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 20:27:06.19 ID:f2x3y1r+0

P「ただいま……」

高木「あ、君!急に休むなんてどうしたんだね?」

P「すまん雪歩……俺と二人で食事になりそうだがいいか?」

雪歩「は、はい!むしろ望むところというか……その、フニョフニョ」

P「?まぁいい。それじゃ買出し行くからついてきてくれ」

雪歩「お店じゃないんですか?」

P「さすがに午前中からは開いてないからな……匂いは諦めて俺の家でやるぞ」

雪歩「プ、プロデューサーのお家でですか!?」

P「やっぱまずかったか?」

雪歩「い、いえ!どんとこいですぅ!」

P「いい返事だ!それじゃスーパー行くぞ!あ、社長お疲れ様でした!」

高木「君ぃ……」

小鳥「行ってしまいましたね……」


109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 20:32:03.25 ID:f2x3y1r+0

P「スーパーまで来たのはいいけど、とりあえず焼肉用肉ってのを買えばいいのか?」

P「あ、野菜とかホルモンもいるなら買うけど」

雪歩「と、特訓ですし、お肉だけで大丈夫と思いますけど……」

P「そうか……とりあえず肉5キロとあとはウーロン茶を持てるだけ買おう」

雪歩「はい!」

P「あ、すみません肉もっと買いたいんですけど……はい、5キロほど」

雪歩「な、なんだか夫婦みたいですね……」

P「肉5キロと茶だけ買う若い夫婦なんて異常だけどな……」

雪歩「はぅ」


113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 20:39:10.89 ID:f2x3y1r+0

P「肉って高いんだな……俺いつもコンビニ弁当だから考えたことなかったよ……」

雪歩「す、すみません……やっぱり私が半分出したほうが」

P「いや、いいんだ。これは俺が考えた秘密特訓なんだからな」

P「俺が全て責任取るよ!」

責任取るよ……責任取るよ……責任取るよ……結婚しよう……

雪歩「は、はい……不束者ですがよろしくお願いしますぅ!」

P(焼肉のことになるとやっぱり気合入るんだな……)


117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 20:46:38.66 ID:f2x3y1r+0

P「ただいまーっと」

雪歩「お、お邪魔しますぅ……」

P「はは、そう遠慮するなよ。自分の家だと思ってくつろいでくれ」

雪歩「じ、自分のですか!?は、恥ずかしい……」

P「よし、それじゃ今回の特訓の趣旨を説明する前に」

雪歩「そういえば聞いてませんでした……」

P「雪歩は焼肉食べてるときの自分ってどんな感じだと思う?」

雪歩「え、ふ、普通と思いますぅ」


120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 20:53:51.84 ID:f2x3y1r+0

P「やっぱりな……そこでまず雪歩に現状を知ってもらうことにする」

P「ビデオカメラを設置してその前で焼肉するんだ……っと、ここでいいな」

雪歩「それが秘密特訓になるんですか?」

P「あぁ、皆と団結していく上で避けては通れない道なんだ。理解してくれ」

雪歩「プロデューサーがそこまで言うなら……」

P「じゃぁ始めるぞ!焼肉特訓の始まりだ!」

雪歩「は、はい!頑張りますね!」

P「あぁ!目指せ平民だ!」


122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 20:57:55.97 ID:f2x3y1r+0

P(よし、現状確認のためなんだ。今は地雷を踏みまくるぞ)

P「さーて網置いたしコンロ点けた!肉置くぞ!」

雪歩「ま、待ってください!まだ網が温まって……」

P「俺は今すぐ肉が食いたいんだ!そぉれ!ほいほいほい!」

雪歩「あぁああああ!!な、何するんですかぁ!プロデューサー!!」

P「よーし!ひっくり返すかぁ!」

雪歩「だ、だめですぅ!!」

P「なんでさ」

雪歩「お肉は何回もひっくり返したら旨みや肉汁が……」

P「そんなの関係ねぇ!俺はひっくり返す!」ペロリン

雪歩「!!」

P「あれ?あんまり焼けてないな。戻しとこっと」ペロロン

雪歩「ちょっと正座しろ!!!」

P「えっ」


128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 21:02:54.16 ID:f2x3y1r+0

P「ひっく、ぐす……」

雪歩「わかりましたか?プロデューサー」

P「……」

雪歩「わかったか聞いてるんですぅ!」ドン!

P「は、はい!」

雪歩「……それじゃ、続きしましょう!」ニコニコ

P「ここだ!雪歩ストップ!ちょっと休憩だ!」

雪歩「え?」

P「言っただろ?特訓だって。まず雪歩の現状を見せてやるよ」

雪歩「?は、はい……」


129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 21:06:56.13 ID:f2x3y1r+0

ビデオ《ちょっと正座しろ!!!》

雪歩「え……」

ビデオ《ガミガミガミガミ!》

ビデオ《はい……すみません……おっしゃる通りで……》

ビデオ《謝罪よりなぜこんなことをしたのか教えてください!》

ビデオ《すみません……すみません……》

雪歩「な、なにこれ……私……?」

P「やっぱり自覚が無かったんだな」

雪歩「プ、プロデューサー?」

P「雪歩はな……焼肉奉行なんだよ」

雪歩「ぶ、奉行ですか?」


132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 21:13:08.15 ID:f2x3y1r+0

P「あぁ、治療困難な難病だ」

P「焼肉をした次の日、友達がよそよそしかったりしないか?」

雪歩「そ、そういえば……真ちゃんと行った次の日なぜか謝られました……」

P「お前は肉を見ると自分の思った通りにしたくなるんだ」

雪歩「そんな……私そんなこと……」

P「信じられないのも無理は無い。だけど実際そうなんだ」

P「俺や黒井社長達も昨日ビデオのような目にあったんだよ」

雪歩「う、うそ……」

P「わかったか?これが今のお前なんだ」

雪歩「……」ジワ

P「え、お、おい」

雪歩「私……今までそんなことしてたなんて……」ポロポロ


134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 21:16:55.52 ID:f2x3y1r+0

P「待て待て待て!泣くな!なんのために俺がいると思ってるんだ!」

雪歩「え……」

P「俺が必ずお前を治療してやる!そして皆で一緒に焼肉を食べよう!」

雪歩「ぷろでゅうさぁ……」ポロポロ

P「わっおいだから泣くなって……あぁもう」ナデナデ

雪歩「……」

P「落ち着いたか?」

雪歩「ぐす……はい」

P「焼肉食えそうか?」

雪歩「……はい」

P「それじゃ特訓再開だ。さっきはかなり強引に怒らせたが」

P「次からはジワジワいくからな。怒りそうになったら俺が止める」

P「雪歩はひたすら焼いた肉を食べてくれ」

雪歩「わ、わかりました!」


135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 21:20:16.98 ID:f2x3y1r+0

ジュージュー

P「……」チラッ

雪歩「……」ジーッ

P「よし、ひっくりかえ……」

雪歩「」ガタッ

P「さない!」スカッ

雪歩「!……あ」

P「どうだ雪歩、さっきまでの記憶はあるか?」

雪歩「は、はい……プロデューサーの手をずっと見てて……」

雪歩「お肉にお箸が伸びた瞬間、頭がカァって熱くなって……」

P(こえぇ……)

P「ま、まあ自分を認識できただけ進歩したな!この調子でいこう!」

雪歩「はいぃ!」


136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 21:25:05.31 ID:f2x3y1r+0

雪歩「……ぐす」

P「肉、なくなっちゃったな……」

雪歩「はい……」

雪歩「やっぱり私には無理なんですよ……」

P「雪歩……」

雪歩「これからは一人寂しく焼肉ランチを……」

P「馬鹿、そんなこと言うんじゃない」

雪歩「で、でも……もう……」

P「5キロ全部食べてもダメだとは想定外だった……」


140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 21:28:57.53 ID:f2x3y1r+0

ピンポーン

P「……居留守使うわけにもいかないか……ちょっと出てくる」

雪歩「……」

P「はーい」

ガチャッ

冬馬「よう」

P「と、冬馬?どうしたんだよお前」

北斗「俺達もいますよ」

翔太「お肉いっぱい買って来たよ!」


147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 21:34:01.05 ID:f2x3y1r+0

P「お、お前らなんでここに……?場所なんて言ってなかったのに」

北斗「朝から焼肉屋なんて普通は開店してないでしょう」

冬馬「となると、765プロかあんたの家の二択になったわけだ」

翔太「実は最初事務所に行ったんだけどね……へへっ」

冬馬「あんたが珍しく俺達を頼ったんだ。応えないわけにはいかねぇよな」

北斗「普段社長が世話になってますからね」

翔太「ちなみにクロちゃんは、あの後トイレに引き篭って脱水症状で病院に運ばれたよ」

冬馬「無理に肉食いすぎて腹壊してたんだとさ……金だけ渡して倒れちまった」

P「そ、そうだったのか……皆ありがとう。恩に着るよ」

冬馬「へっ、よせよ」

北斗「俺達は義兄弟じゃないですか」

P「……よし!今度こそ雪歩を治療するぞ!」


152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 21:39:28.52 ID:f2x3y1r+0

雪歩「プロデューサー……?あ、あれ、冬馬君達?」

冬馬「邪魔するぜ。俺達も協力しにきた」

北斗「昨日は邪険にしてごめんね、雪歩ちゃん」

翔太「今日は一日付き合っちゃうよ!」

雪歩「あ、あの……」

P「皆も手伝ってくれるそうだ。肉だって、ほら」ガサッ

雪歩「わっ、す、すごい……スーパーじゃなくてお肉屋さんのお肉だなんて……!」

冬馬「おっさんテンパって財布ごと渡してきたからな。好きに使ってやったのさ」

P「恐ろしい奴……」

北斗「でもこれだけあれば大丈夫でしょう」

P「あぁ、用意した5キロに加えて、さらに10キロあるんだ。十分なはずだ」

P「いくぞ雪歩!今日でお前を奉行職から引き摺り下ろしてやる!」

冬馬「俺達が本気出したらこれくらい楽勝、だぜ!」


158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 21:44:22.86 ID:f2x3y1r+0

それから雪歩と屈強な男達の壮絶な戦いが幕を開けた。

P「止まれ!雪歩、そこで我慢するんだ」

雪歩「うぅ……」

北斗「逆に考えるんだ。ひっくり返しちゃってもいいさって考えるんだ」

雪歩「う、あぁぁああああ!!!」

翔太「うわぁ!暴走しちゃったよ!」

ビデオ《ちょっと正座しろ!!!》

雪歩「!」ビクッ

冬馬「危ねぇ……間一髪だったな」

翔太「冬馬君ナイス!」

雪歩「あ、みんな……私、また」

P「ちょっと我慢できたじゃないか!気を取り直して次いこう!」


162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 21:48:18.55 ID:f2x3y1r+0

戦いは長時間に渡り、戦士達にも疲労の色が見え始めたが、それでも彼等は諦めなかった。

雪歩「うぅ……白ごはんが食べたいですぅ……焼肉といえば白いご飯……」

冬馬「ダメだ。今は焼肉とカップラーメンしかないぜ」

雪歩「や、焼肉にラーメンなんて……!」

P「雪歩!まだだ!まだ慌てるような時間じゃない!」

雪歩「ぐっ……はっはぁっ……!」

北斗「大丈夫。落ち着いて一本いこう」

翔太「お茶じゃなくて抹茶オレ持って来たよ!さぁ飲んで!」

雪歩「うぐぐ……!」コクコク

P「そうだ……怒りを静めるんだ!明鏡止水だ!」


164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 21:51:57.52 ID:f2x3y1r+0

そして……

P「よーし肉置いたけどすぐひっくり返しちゃうぞ!」ペロン

雪歩「っ!」

冬馬「なんとなく気に入らないから俺がもう一度めくるぜ!」ペロロン

雪歩「ぅ……」

北斗「雪歩ちゃん、さっき網に肉が引っ付いて千切れちゃったよ」

雪歩「き、気にしないで!」

翔太「ごめーん雪歩さん!白ごはんと間違えて炒った豆持ってきちゃった!」

雪歩「よ、よくあるよ……!」ポリポリ


168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 21:55:48.55 ID:f2x3y1r+0

P「……これが最後の肉だ」ペロン

冬馬「長かったな」ペロロン

北斗「そうだな……」ペロリン

翔太「雪歩さんよく食べられるね」ペロリンチョ

雪歩「ふふ、皆が応援してくれるから」ペロリーン

P「あ、そろそろ焼けたか?」

冬馬「ほら、食えよ萩原」

雪歩「はい。頂きます」

雪歩「……」モグモグ

P「……」 冬馬「……」

北斗「……」 翔太「……」

雪歩「……」ゴクン

雪歩「ふぅ……ご馳走様でした」


169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 21:58:27.77 ID:f2x3y1r+0

P「やった……やったぞ!」

翔太「僕達、勝ったんだよね……?」

北斗「あぁ、文句なしだ」

冬馬「へっ俺達が集まればこんなもだぜ!」

雪歩「うぅ……みんな……」

P「雪歩、おめでとう!」

北斗「おめでとう!」

冬馬「おめでとさん」

翔太「おめでとう!」

雪歩「……」ニコッ

雪歩「苦しい、ですぅ……」バタッ

P「え、雪歩?……雪歩ォオオオ!!!」


174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 22:03:02.62 ID:f2x3y1r+0

戦いは男達の勝利に終わったが、結果は悲しいものだった。

萩原雪歩は重度の過食により胃を悪くし、一週間の療養を余儀なくされた。

体重も重度なことになった。

冬馬「そりゃ15キロも肉食ったら胃もぶっ壊れるよな」

翔太「争いは何も生み出さないんだね……」

北斗「あぁ、雪歩ちゃんはそれを俺達に教えてくれたんだ」

P「皆、胸を張ろう。雪歩が戻ってきた時に笑顔で焼肉を食べるために」

冬馬「あぁ……そうだな」

北斗「行こう。社長が俺達の報告を待ってるはずだ」

冬馬「それじゃ、プロデューサー」

翔太「また会おうね」

P「あぁ、必ず」

P「……雪歩……」


180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 22:09:41.15 ID:f2x3y1r+0

そして一週間後

雪歩「やっと退院できた……病院は怖かったなぁ……あれ?」

P「お帰り、雪歩」

雪歩「プロ、デューサー……?どうして病院に……」

P「今日退院って先生から聞いててな、迎えに来たんだ」

雪歩「あ、ありがとうございますぅ……でも、私も事務所に行くのに」

P「あぁ、今日は765プロは休みだよ」

雪歩「え?」

P「雪歩の退院祝いをするんだ。もう皆店で待ってるぞ」

雪歩「え、お店って……もしかして」

P「あぁ……行こう!焼肉屋に!」


185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 22:15:54.32 ID:f2x3y1r+0

春香「あ、来たよ!」

美希「やっと来たのーミキ待ちくたびれちゃった」

真美「なんかふっくらしてるNE!」

真 「雪歩!」

雪歩「真ちゃん……心配かけてごめんね」

真 「いいんだよ。話は全部プロデューサーから聞いたんだ」

千早「退院祝いもあるけど、一番の目的は別なのよ」

伊織「雪歩……あんたの成長、見せてもらうわよ」

雪歩「……うん」

高木「それでは、萩原君!よく戻ってきてくれたね!」

高木「病み上がりでこんな場所はどうかと思 小鳥「それじゃ皆グラス持ってー!」

律子「雪歩!退院おめでとう!」

あずさ「おめでとう雪歩ちゃん!かんぱーい!」


189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 22:19:38.40 ID:f2x3y1r+0

P「それじゃ、雪歩……いいな?」

雪歩「はい……!」

千早「高槻さん、今日は何でも好きなものから食べていいのよ」

やよい「え、で、でも……」チラッ

雪歩「私は大丈夫だよ、やよいちゃん」

やよい「じゃ、じゃあ、この美味しそうなお肉から食べたいなーって……」

律子「ロ、ロースね……!」

やよい「……」ソーッ

雪歩「ふふ」ニコニコ

伊織「す、すごい……!あの雪歩が!」

響 「ビビンバ頼んだら凄い顔になってた雪歩が!」

小鳥「焼き加減チラ見したら床ドンしてた雪歩ちゃんが!」」

春香「最初に塩系を焼かなくても何も言わないなんて……!」


192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 22:24:32.89 ID:f2x3y1r+0

美希「やったのー!じゃぁミキはカルビ焼いちゃうの!」

美希「なんて……」チラッ

雪歩「あ、やよいちゃん、ドリンク取ってくるよ」

美希「おぉ……なの!」

響 「よーっし!食べるぞー!」

貴音「私、一度てーるすーぷなるものを食してみたかったのです」

小鳥「飲みましょう!プロデューサーさん!あずささん!社長!飲んじゃいましょう!」

あずさ「はいっ!」

高木「今日は記念日だね君ぃ!」

P「黒井社長、冬馬、北斗、翔太……終わったよ」


195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 22:28:44.32 ID:f2x3y1r+0

更に数日後

黒井「来たか」

P「お疲れ様でーす」

翔太「雪歩さん!退院おめでとうっ!」

北斗「あれから調子はどうだい?」

雪歩「皆さん……はい、無事に良くなって、今では週に1回焼肉食べてますぅ!」

冬馬「無事に完治できて何よりだぜ」

黒井「ウィ。では始めるぞ」

北斗「完治した雪歩ちゃんと」

P「俺達のがんばりと!」

翔太「クロちゃんの退院を祝して!」

冬馬「乾杯、だぜ!」

雪歩「か、かんぱーい!」


198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 22:32:36.26 ID:f2x3y1r+0

P「そういえば今日は焼肉じゃないんですね」

黒井「さすがに当分肉はいらん……」

雪歩「す、すみませんでした……」

冬馬「気にすんなよ。社長が歳なのが原因なんだ」

北斗「そうそう、若い俺達には想像もできないさ」

黒井「おい!失礼なことを言うんじゃない!」

翔太「あ、僕ソバ飯頼んでいい?」

P「カレイのから揚げ頼もうかな」

雪歩「く、黒井社長、ビールお注ぎしますぅ」

黒井「ウィ。いい心がけだ」

雪歩「あ、ありがとうございます……」


201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 22:36:04.24 ID:f2x3y1r+0

黒井「しかし、こうしてまた萩原雪歩と食事をすることになるとはな」

翔太「また誘ってもいいって言ってたじゃん」

黒井「あんなもの社交辞令だ。あの後私は一晩中トイレにいたんだぞ」

P「まぁまぁ、雪歩だって好きでああなったんじゃないんですよ」

北斗「普段の雪歩ちゃんからは想像できませんでしたよ」

雪歩「はぅ……」

翔太「でも本当に治ってよかったね!」

雪歩「うん、翔太君もありがとう」

北斗「そういえば男性恐怖症も克服したんですか?」

P「俺とジュピター限定で大丈夫らしい。きっと怒りが恐怖心を超えたんだな」

冬馬「恐ろしい女だぜ……」

黒井「ん?このセレブな私が含まれてないようだが」

P「きっとあの場にいなかったからでしょうね……」

黒井「ウィ……」


202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 22:41:44.07 ID:f2x3y1r+0

雪歩「あ、北斗さん……はい、どうぞ」

北斗「ん?あぁ、ありがとう雪歩ちゃん」

P「な?な?欲しいと思った料理とかもすぐ取り分けてくれるんだ」

P「すごいだろ?うちの雪歩は」ドヤァ

冬馬「すげぇ……幼馴染キャラだぜ」

翔太「じゃぁ僕の今ほしいものわかる?」

雪歩「ふふ、はい、卵焼き」

翔太「すごい!冬馬君と交換してよプロデューサーさん!」

冬馬「なんてこと言いやがる!」

P「やらんぞぉ!雪歩は俺のものなんだ!他の誰にもやらん!」

雪歩「そうですよっ私はプロデューサーのものなんですから!」

黒井「ちっ……酒が入ったらこれだ……帰りたくなってきたな」

北斗「いいじゃないですか、俺達も酔っちゃいましょう」

冬馬「萩原も素面のくせにテンションたけーな……やっぱ男だけのほうが気楽だぜ」

おわり


203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 22:42:41.73 ID:f2x3y1r+0

この前友達と焼肉行ったら奉行様がいらっしゃった。俺は激怒した。
雪歩にはこうなってほしくなかったので更正してもらった。雪歩可愛い。
お疲れ様でした


207: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 22:44:15.11 ID:zSrwLiHU0

おつ
雪歩かわええ


208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/28(月) 22:44:23.54 ID:RZUvFoc20

乙!
雪歩はやっぱりええこやったんや! あんたのジュピター好きだぜ



元スレ:P「ピジョンの次なんだっけ?」北斗「コダックですよ」

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