1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 19:39:44.73 ID:Z79NtLIk0

綾乃「あ、あなた本気で言ってるの?!」

京子「だって当事者だもん。その権利はあるっ!」

綾乃「まあそうだけど……聞かないほうがいいこともあると思うわ」

京子「えーっ、綾乃は気にならないの?」

綾乃(気になるも何も……)

綾乃(いつも一緒にいるからある程度は想像付くんだけど……)

綾乃「や、やめといたほうが……」

京子「いや、気になる!私は気になるぞ!」

京子「千歳が日々あんなに鼻血を出す理由も明らかになるかもしれないっ」

京子「というわけで」

京子「千歳のとこ行くぞーーーーー!」バビューン

綾乃「ちょ、ちょっと歳納京子!離しなさいよーーーーーっ!」


2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 19:41:27.62 ID:Z79NtLIk0

生徒会室

京子「千歳ーーーーーっ!」バーン

千歳「あ、歳納さん。綾乃ちゃんも」

千歳「どないしたん?二人揃って」

京子「千歳に聞きたいことがある!」

綾乃「や、やめなさいよ歳納京子!」

千歳「?」

京子「千歳の妄想について詳しく聞かせてほしい!」

千歳「?!」

綾乃「」

千歳(な、何というウチ得展開……)

千歳(この機会は逃せへんっ!!!!!)


3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 19:43:08.14 ID:Z79NtLIk0

千歳「…………」

千歳「…………歳納さん」

京子「はい」

千歳「うちの妄想を聞くいうことは、相当な覚悟があるということやな」

京子「も、もちろんですとも!」

綾乃(む、無理だわ。私には……)

綾乃(恥ずかしすぎる……//)

綾乃「ち、千歳、悪いけど私は席を外すわ」

京子「えーっ、抜け駆けはずるいぞ!」

綾乃「なっ……元はと言えばあなたが言いだしたことでしょ!」

京子「まあ間違ってない」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 19:45:12.07 ID:Z79NtLIk0

綾乃「はぁ……まあ二人でゆっくり話して。終わったら戻ってくるわ。生徒会の仕事もあるし」

綾乃「じゃあ……」

千歳「……待つんや綾乃ちゃん!!!!!」

綾乃「?!」ビクッ

千歳「うちの妄想には二人がおらんと成り立たん」

千歳「それは綾乃ちゃんもわかっとるはずや!」

綾乃「そ、それは……//」

千歳「というわけで」

千歳「綾乃ちゃんも強制参加や!」キラキラ

綾乃「ち、千歳まで……」ガクッ

京子「いよっしゃあーーーーー!!!!!」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 19:47:23.00 ID:Z79NtLIk0

千歳「よし、大量出血に備えてティッシュも完備!」

千歳「ほな行くで~」

千歳「で、歳納さんは何から聞きたいのん?」

京子「そうだなー」

京子「千歳の妄想にスイッチが入るのってどんな時?」

千歳「そりゃもう決まってるで」

千歳「綾乃ちゃんと歳納さんが絡んでるときや!」

京子「普通に話してる時ってこと?」

千歳「そう!それすらもうちにとっては至福の一時……」

綾乃「ちょっと、歳納京子」ヒソヒソ

京子「なに?」

綾乃「あ、あなた恥ずかしくないの?」

京子「うん、今のところは」

千歳「――――はっ?!」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 19:49:26.73 ID:Z79NtLIk0

~~~~~

京子『綾乃は恥ずかしいの?』

綾乃『恥ずかしいわよ……こんなこと聞くの』

綾乃『いくら当事者だからって……私とあなたのことなのよ?』

京子『大丈夫』

京子『私がいるでしょ……綾乃……』

綾乃『きょ、京子……』

~~~~~


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 19:51:06.73 ID:Z79NtLIk0

千歳「あ、あかん……早速……」ドバー

京子「お、おお……本当だ」

綾乃「重症ね……」

京子「んー」

京子「でもこれじゃあ私たちには妄想の内容がわかんないんだよなぁ」

綾乃「い、いいじゃない別に//」

千歳「せやな……じゃあ何かシチュエーション指定してくれたらええよ!」

京子「なるほど、その手があったか!」

綾乃「ちょっと、千歳に何妄想させる気?!」

京子「うーん」

京子「じゃあベタだけど、もしも私と綾乃がデートしたら!」

千歳「で、デート……」ドバー

綾乃「千歳?!」

千歳「だ、大丈夫。妄想再開や!」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 19:52:47.62 ID:Z79NtLIk0

~~~~~

待ち合わせ場所

綾乃『ごめん、待った?』

京子『ううん、今来たとこだよ』

京子『それより……』

京子『綾乃、今日も一段と可愛いね』

綾乃『も、もう……歳納京子ったら……』

京子『じゃあ、行こうか』ギュ

綾乃『ええ……』ギュ


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 19:54:15.82 ID:Z79NtLIk0

公園

京子『綾乃、こっちのベンチ空いてるよ』

綾乃『ええ』

京子『あ、ちょっと待って』

綾乃『どうしたの?』

京子『ほら、そこ少し汚れてる』つハンカチ

綾乃『京子……優しいのね』

京子『えへへ』


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 19:55:21.27 ID:Z79NtLIk0

綾乃『こうして見ると、子どもが多いわね』

京子『そうだね。私も小さい頃よく遊んだなー』

子ども『あっ』バターン

綾乃『あ……』

京子『あちゃー』

子ども『えーん』シクシク

京子『あー、大丈夫?』

京子『よしよし、痛かったね』

京子『いたいのいたいのとんでけー』

子ども『ぐすっ……、……えへへ』

子ども『ありがとう、お姉ちゃん』

京子『どういたしまして。気をつけて遊ぶんだぞー』


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 19:57:01.61 ID:Z79NtLIk0

綾乃『へー……』

京子『ん?どうかした?』

綾乃『子どもの扱い上手ね。感心しちゃったわ』

京子『そう?』

綾乃『きっといいお母さんになるわ』

京子『……でも』

京子『その時は綾乃も一緒だよ?』

綾乃『京子……』ドキッ

京子『きっと私たちの子どもはとびきり可愛いよ!』

綾乃『もう……気が早いわよ』クスクス

キャッキャウフフ

~~~~~


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 20:00:19.15 ID:Z79NtLIk0

千歳「ってな感じや~」ドバー

綾乃「//」

京子「//」

綾乃「と、歳納京子!顔赤いわよ//」

京子「ちょっと恥ずかしくなってきた//」

綾乃「だから言ったじゃない//もうこの辺で……」

千歳「…………いや、まだや」

千歳「うちの妄想はまだまだこんなところで終わらへんで!」

京子「な、なんと」

千歳「次は二人の結婚生活や!」ドバー

綾乃「ちょ、ちょっと千歳//」

京子「千歳自らシチュエーションを……」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 20:02:28.56 ID:Z79NtLIk0

~~~~~



綾乃『京子……京子、起きて』

京子『んん……綾乃ぉ……』

綾乃『遅刻するわよ……ほら、起きなさい』

京子『んー、もうちょっとだけ……』ギュッ

綾乃『も、もう……朝からはだめよ……//』

京子『綾乃……』

綾乃『ちょっ……京子……//』


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 20:04:03.28 ID:Z79NtLIk0

小一時間後

京子『うわっ?!これは本格的に間に合わない!!』

綾乃『だから言ったでしょ!?』

京子『綾乃、私の腕時計知らない?!』

綾乃『そこに置いてあるわ』

綾乃『あと、ブラウスもアイロンかけておいたから』

京子『綾乃……』ジーン

京子『本当にいい嫁だよ……』

綾乃『朝ご飯どうするの?』

京子『電車乗る前に何か買って食べる!』

京子『あ、でも私が返ってくるまで残しといてね』

京子『綾乃のご飯が一番美味しいんだ~』ニコニコ

綾乃『京子……』ドキッ


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 20:06:16.05 ID:Z79NtLIk0

京子『じゃあ、行ってきまーす』

綾乃『あ、ちょっと待って!』

綾乃『お弁当忘れてるわよ』つ弁当

京子『おおう、いけないいけない』

京子『愛妻弁当ちゃんを忘れるわけにはいかぬ』

綾乃『それに、襟が曲がってるわよ』

京子『ああ……ありがと//』

京子『じゃあ、行ってくるね』チュ

綾乃『行ってらっしゃい、気をつけて//』

~~~~~


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 20:08:00.88 ID:Z79NtLIk0

千歳「これがうちの理想や~」ドバー

京子「い、いいかも……//」

綾乃「ちょっと二人とも?!しっかりしてよ//」

綾乃「そ、それに千歳、朝チュンはやりすぎよ!//」

千歳「いや~すんません~」

綾乃「と、歳納京子ももういいでしょ!充分でしょ?!」

京子「な、なんか綾乃のこと好きになりそう……」ポッ

綾乃「?!」

千歳(?!)

千歳(こ、これは二人をくっつけるチャンス?!)

千歳(うちの妄想がこんなところで役立つなんて考えもせえへんかったわ!)

千歳(でも……そろそろうちの体力が……)フラフラ


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 20:11:28.04 ID:Z79NtLIk0

京子「千歳、他にも何かないの?」

千歳「せやなぁ……」

千歳「妄想は尽きんけど……」

千歳「うちの血液には限界があるみたいや……」フラフラ

京子「そ、そっか……」

綾乃「これは……いよいよ千歳の体が危ないわ」

京子「そうだね……」

千歳「じゃあ、最後にこういうのはどうやろ」

千歳「進みすぎたから、ちょっと巻き戻すで」

千歳「妄想の過激さは落ちるけど堪忍してや」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 20:13:05.67 ID:Z79NtLIk0

~~~~~

生徒会室

綾乃『ごめんなさい、急に呼びだしたりして』

京子『ううん、いいよ。どうしたの?』

綾乃『あの……私、ずっとあなたに言えなかったことがあるの』

京子『言えなかったこと?』

綾乃『そう……』

綾乃『私、ずっとあなたに突っかかったり、怒ったりしてたじゃない?』

京子『ああ……だけど、私も部室勝手に使ったりプリント忘れたりとかしてたし……』

綾乃『いいのよ、そんなことは』

京子『え?』


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 20:14:01.16 ID:Z79NtLIk0

綾乃『本当はそんなこと、特に重要じゃなかったの』

綾乃『私はただ……あなたと話がしたかっただけ』

京子『綾乃……』

綾乃『もう、わかるわよね。私が言いたいこと……』

京子『……』

綾乃『私はあなたのことが……』

~~~~~


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 20:16:01.82 ID:Z79NtLIk0

千歳「うちの妄想はここまでや」

京子「―――――えっ?!めっちゃいいとこじゃん」

千歳「あとは綾乃ちゃんにバトンタッチや」

綾乃(千歳?!)

千歳「この先はやっぱりうちが話すべきじゃない」

千歳「綾乃ちゃんの口から言って欲しいんよ」

綾乃「千歳……」

綾乃(こ、こんな展開になるなんて……)


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 20:18:04.84 ID:Z79NtLIk0

千歳「歳納さんも聞いたってくれへんかな?」

京子「う、うん。わかった」

千歳「じゃあ、うちはしばらく席外すから」

千歳「……綾乃ちゃん、素直になるチャンスやで」ヒソヒソ

綾乃「//」

千歳「ほなまたな~」

京子「あ、千歳!」

千歳「ん?」

京子「これ、忘れてるよ」つティッシュ

千歳「おおきに~」ニコニコ

千歳(綾乃ちゃん……ファイトやで……)ダラー


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 20:20:13.94 ID:Z79NtLIk0

綾乃「……」

京子「……」

綾乃「あ、あの……」

京子「な、なに?!」

綾乃「さ、最後の千歳の話、あったじゃない」

京子「う、うん……」

綾乃「あ、あれはその……」

京子「うん、わかってる」

京子「嘘、だよね?」

綾乃「……え?」

京子「だって千歳の妄想だから……」


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 20:22:12.41 ID:Z79NtLIk0

京子「あのね、綾乃」

綾乃「うん……」

京子「私、今日、千歳の妄想聞いてて何だか変な気持ちになったんだ」

京子「初めは遊び半分に聞いてたのに、途中からドキドキしちゃって」

京子「だけど、これは千歳の妄想なんだって思ったら何か悲しくなってきて……」

綾乃「歳納京子……」

京子「私は……」

京子「私は千歳の妄想を現実にできないかな」

綾乃「……え?」


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 20:24:02.45 ID:Z79NtLIk0

京子「綾乃と一緒にデートしたり、け……結婚はちょっとまだよくわかんないけど//」

京子「私、綾乃ともっとたくさんの時間を過ごしたいって思ったよ」

綾乃(う、嘘……//)

京子「……あ、ご、ごめん。私ばっかり喋っちゃって」

綾乃「……と、歳納京子!」

綾乃「あれ……嘘じゃ……妄想じゃないの」

京子「え……?」

綾乃「私、本当にあなたのことが……」

綾乃「……好き、なのよ」

京子「?!」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 20:26:02.21 ID:Z79NtLIk0

綾乃「私、本当にずっとあなたのこと好きだった」

綾乃「だけどいつも勇気がなくて」

綾乃「気持ちを伝えるどころか、酷い態度取ってしまってごめんなさい」

京子「綾乃……」

綾乃「千歳はそんな私の気持ちを知ってたの」

綾乃「知ってたから……きっと私にチャンスをくれたんだと思う」

綾乃「だから、伝えられてよかった」

綾乃「私……やっとあなたの前で素直になれた気がするわ」ニコッ

京子(?!)ドキッ


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 20:28:36.17 ID:Z79NtLIk0

京子「あ、綾乃……」

京子「抱き締めてもいい……?」

綾乃「えっ//」

京子「いや、もう我慢ならん!抱き締めるっ!」ギュッ

綾乃「ちょ、ちょっと歳納京子……//」

京子「綾乃、さっき笑ったときすっげー可愛かった//」

綾乃「も、もう……恥ずかしいわよ//」

京子「だから……」

京子「これからは千歳の妄想に負けないくらい、ラブラブでいようね」

綾乃「歳納京子……//」


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 20:29:37.62 ID:Z79NtLIk0

廊下

千歳「……」ダラダラ

千歳「うちにとってこれ以上の幸せはないわぁ……」バタッ

ピーポーピーポー





おしまい


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/14(水) 20:32:05.03 ID:Z79NtLIk0

妄想は京綾を救う
支援㌧クス



元スレ:京子「千歳の妄想について詳しく聞く必要があると思う」綾乃「?!」

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