1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 14:46:59.19 ID:Z9KTK7D/0

千早「おはよう春香。今日も元気ね」

春香「千早ちゃ~ん。当たり前だよ~。ライブだよライブ!」

千早「はしゃぎすぎて転ばないようにね」

春香「えへへ。あ、千早ちゃんかわいいリストバンドだね」

千早「ええ、これを付けてると身が引き締まる感じがするの」


3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 14:48:06.55 ID:Z9KTK7D/0

やよい「うっう~!楽しみです~!」

伊織「ほらやよい。あんまり跳ねるからシャツがずれてるわよ」

やよい「あ~、ありがとう伊織ちゃん」

伊織「どういたしまして」

響「なんか伊織、やよいのお姉さんみたいだぞ」

真「いいんじゃない。本人も万更じゃなさそうだし」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 14:48:42.95 ID:Z9KTK7D/0

真美「ぅ~いぇ~い!ライブだライブだ~!」

亜美「歌って踊って超ノリノリだよ~!」

貴音「ふふっ。二人ともその調子ですよ」

雪歩「うぅ・・・失敗したらどうしよう・・・やっぱり穴を掘って埋まってたほうが・・・」

貴音「何を言っているのです。いつも通りの振る舞いをすればいいのです、雪歩」

雪歩「うぅ・・・四条さぁん」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 14:49:19.88 ID:Z9KTK7D/0

美希「あふぅ・・・眠いの・・・」

あずさ「あらあら、美希ちゃんったら。よしよし」

美希「あふぅ」

律子「みんな揃ってる~。それじゃあ移動するわよ」

春香(この時私たちはこれから起こる惨状など知る由もなかったのです)


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 14:50:10.39 ID:Z9KTK7D/0

春香「追~い掛けて♪逃げる振り~をして♪」

律子「絶好調ね、春香」

春香「はい!私、今日のためにいっぱい練習しましたから!」

律子「そうなの、期待してるわよ」

春香「はい!・・・あれ?今日は律子さんの運転じゃないんですか?」


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 14:50:51.91 ID:Z9KTK7D/0

律子「え?あぁ、うん。そうなのよ。今日は代行の人が運転してくれるから私もライブの構成に集中できるの」

千早「珍しいですね。そんな予算があるんですか?」

律子「最近みんな稼いでくれるからよ。助かってるわ」

やよい「それじゃあこれからも私たちがもっとも~っと頑張って律子さんたちを助けます!」

律子「ありがとやよい。でもなによりみんな楽しんで仕事をしてね」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 14:51:33.48 ID:Z9KTK7D/0

亜美「おっけおっけー♪」

真美「真美たち超楽しんじゅう♪」

伊織「あんたたちはまず心構えをどうにかしなさいよ」

亜美「え~、亜美たちの心はいつも構えてるよ~」

真美「そ~そ~、いついおりんからデコビームが来てもいいようにね~」

伊織「なんですって~!」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 14:52:28.14 ID:Z9KTK7D/0

真「まぁまぁ、落ち着きなって伊織」

響「そうだぞ伊織。それくらいで怒るなんてまだまだ子供だなぁ」

伊織「も~う・・・バカバカバカバカバカ知らない!」

律子「こ~ら、喧嘩しないの」

あずさ「あらあら」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 14:53:05.19 ID:Z9KTK7D/0

響「はは・・・怒られたぞ・・・ん、貴音どうしたんだ?」

貴音「いえ・・・なにか面妖な気が・・・」

響「気のせいだぞ。自分何にも感じないし」

貴音「だと、よいのですが・・・」

雪歩「・・・あれ?あの、律子さん」

律子「なに?」

雪歩「あの、このバス・・・どこに向かってるんですか?前に通った道じゃない気が・・・」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 14:54:06.15 ID:Z9KTK7D/0

プシュゥゥゥゥ


春香「マーメイ♪って、あれ?視界が白い?」

千早「何っ・・・!?みんな!吸っちゃだ・・・め・・・」

春香「千早ちゃん!?ふぇ・・・なんか眠くなって・・・」

伊織「ちょっと律子!これはどう・・・いう・・・」




律子「・・・・・・ごめん」


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 14:54:47.48 ID:Z9KTK7D/0

・・・か・・・は・・・・・か・・・・・るか・・・

春香「うぅ・・・」

千早「春香!起きて!」

春香「ん・・・あれ、千早ちゃん・・・」

千早「よかった。目を覚ましたのね」

春香「あれ・・・?ここは?私たち、ライブに行く途中じゃ・・・」

伊織「わからないわ。ここがどこなのか、目的がなんなのか・・・一切ね」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 14:55:25.64 ID:Z9KTK7D/0

やよい「でもみんな無事だったからよかったです」

あずさ「そうね。後遺症の心配もなさそう」

春香「あれ?亜美と真美は?」

響「あの二人なら起きてすぐに『探険だ~!』とか言って飛び出していったぞ」

貴音「あの二人らしい」

真「でもさすがにこんなところで探険なんか危険だから、ボク探してくるよ」

響「自分も行く・・・」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 14:56:25.29 ID:Z9KTK7D/0

真美「真美隊員ただいま戻りました~!」

亜美「同じく亜美隊員も戻りました~!」

響「ぞ・・・」

千早「必要はなかったようね」

伊織「で、どうだったの?なにかあった?」

亜美「な~んにも」

真美「入れないようなところばっかだったよ」


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 14:57:07.56 ID:Z9KTK7D/0

貴音「入れない?」

真美「そうなんだよお姫ちん。バリケードみたいなのがあってさ」

亜美「でもでも食べ物はたくさんあったよ♪」

美希「・・・食べ物・・・ふにゅう」

真美「あとあと、みんな用の部屋もあったよ」

伊織「部屋?」

亜美「一人一人の個室なり~」

春香「いったい何が起こってるんだろうね?」

千早「さぁ、まだ判断材料が少なすぎるわ」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 14:58:10.08 ID:Z9KTK7D/0

雪歩「あぅ・・・なにが起こるの・・・」

伊織「・・・・・・ちっ」

雪歩「い・・・伊織ちゃん?」

伊織「いい加減にしなさいよ!見てるんでしょ!」

雪歩「はぅ!?」

真「い、伊織」

伊織「私たちにいったい何させる気よ!姿を現しなさい!」

???『いやいや、これは元気なお嬢ちゃんだね』

伊織「!?」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 14:58:51.54 ID:Z9KTK7D/0

???『ははは、そんな身構えないでよ。取って食う気はないからさ』

千早「あなたが首謀者ね」

???『いかにもボクが君たちをここに連れてきた張本人、モノピヨだよ』

やよい「モノピヨ・・・?」

モノピヨ『そう、モノピヨ。今から君たちの運命を決める者さ』

春香「う、運命って・・・」


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 14:59:29.86 ID:Z9KTK7D/0

モノピヨ『いやぁ、なに。面白いものを見せてもらおうとね』

あずさ「あらあら、なにをすればいいんでしょう」

モノピヨ『君たちはアイドルなんだろう。だったら歌やダンス・・・』

春香「そ、それなら!」

モノピヨ『などと言うわけがないだろう』

春香「え~・・・」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:00:19.87 ID:Z9KTK7D/0

モノピヨ『君たちにはこの場所で裁判を開いてもらう』

伊織「裁判・・・?」

モノピヨ『そうだ。この場所で君たちの誰かが起こす事件に対しての裁判さ』

真「事件っていったいボクたちがなにをするって言うんだ!」

モノピヨ『殺人かな』

雪歩「殺・・・」

響「そ、そんなことだれもするはずがないさ!」

貴音「そうです。わたくし達が人を殺めるなど」


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:02:33.42 ID:Z9KTK7D/0

モノピヨ『でもそうしないと君たちはここから出ることはできない。外に出てアイドルに戻りたいなら誰かを殺すしかないんだよ』

千早「なんてこと・・・」

モノピヨ『まずはルールの説明をしよう。事件が起こったらまずはこの場所に集まってもらう。そして事件の概要をみんなに説明する』

モノピヨ『そしてその後、自由時間で犯人を探し裁判で犯人を決める。そして見事正解なら犯人にはお仕置きを与え、次の事件へ』

モノピヨ『だが、犯人を当てそこなったら犯人以外のみんなにお仕置きを与え、犯人は見事外へ出ることができる』

亜美「お仕置きってあ~んなことやこ~んなことかい?」

真美「いや~ん」


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:03:13.34 ID:Z9KTK7D/0

モノピヨ『ふふっ。まぁ、その時までのお楽しみさ』

伊織「・・・事件が起きなかったらどうなるの?」

モノピヨ『それじゃあボクとしてもつまらないからねぇ。色々と工作をさせてもらうよ』

真「工作っていったいなにを・・・!」

モノピヨ『おしえな~い!じゃあみんな頑張って騙しあってね』

伊織「あ、ちょっと待ちなさい!」

やよい「行っちゃいました・・・」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:03:51.32 ID:Z9KTK7D/0

春香「え・・・私たち・・・どうしたら・・・」

響「ここから出るには誰かを殺さなきゃいけないさ・・・」

貴音「響。そのようなことを口に出してはいけません」

響「ご、ごめん」

春香「で、でもみんなで仲良くここで暮らすって選択肢も・・・」

伊織「ダメよ」

春香「え?」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:04:40.49 ID:Z9KTK7D/0

伊織「おそらく私たちは人質を取られてるわ」

雪歩「人質・・・」

千早「さっき言っていた工作というのは人質のことだったのね」

伊織「そう。まぁ、家族なんかどうでもいいと言うのであればここで生活するのもありでしょうね」

やよい「だ、ダメです!そんなの絶対にダメです!」

「・・・・・・・・・・・」


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:05:14.56 ID:Z9KTK7D/0

伊織「まぁ、今日のところはご飯でも食べて寝ましょう」

真「・・・そうだね。時間感覚はないけど時計ではもう夕方だし」

やよい「じゃあ私がご飯作りますね~」

春香「私も手伝うよ、やよい」

やよい「うっう~!ありがとうございます!」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:05:57.09 ID:Z9KTK7D/0

~食堂~


真「やよいの作ったご飯おいしいなぁ」

雪歩「そうだね~」

やよい「いつもお手伝いしてますから」

響「やよいはいい子だな~、うりうり~」

やよい「あぅあぅ、響さんやめてください~」


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:06:38.80 ID:Z9KTK7D/0

亜美「うんうん、この味ならやよいっちをお嫁さんにしたいよ」

真美「我が家に嫁に来ないかい?」

やよい「えへへ~考えとくね~」

美希「おいしいの~」

伊織「・・・・・・」

美希「ん?でこちゃん食べないの?それじゃあ・・・」

伊織「あ~もう!食べるわよ!」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:07:14.52 ID:Z9KTK7D/0

春香「伊織どうしたの?さっきから全然喋らないけど」

伊織「なんでもないわ。考え事よ」

春香「ならいいんだけど。あんまり考えすぎないでね」

伊織「・・・・・・ありがと、春香」


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:08:16.05 ID:Z9KTK7D/0

千早「じゃあ部屋割りね。さっき見てきたときに確認したの」

亜美「おお~」

真美「いつのまに~」

千早「まずは着いて右側ね。前から、水瀬さん、春香、亜美、四条さん、萩原さん、私」

千早「それで左側は前から、高槻さん、我那覇さん、真美、あずささん、真、美希の順よ。ドアはオートロックで完全防音。練習にはもってこいね」


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:09:00.82 ID:Z9KTK7D/0

美希「こんなところでも練習なの~?ミキはもう寝るの~」

亜美「ミキミキ朝からずっと寝てるね~」

真美「寝る子は育つと言いますからなぁ」

美希「あふぅ。それじゃあおやすみなさいなのー」

千早「待って、美希」

美希「なぁに、千早さん?」

千早「今日のところはみんなで戻りましょう」

春香「そうだね、特にすることもないし」

あずさ「じゃあ行きましょうか」


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:09:35.48 ID:Z9KTK7D/0

~春香部屋~

春香「とまぁ、解散になったわけだけど。特にやることないなぁ」

春香「部屋にもこれと言ったのはないし」

春香「・・・・・・殺さないと出られない・・・」

春香「なんでこんなことになっちゃったんだろう」

春香「・・・・・・・・・・・・」

春香「考えてても始まらないよね!シャワーも付いてるし今日のところはシャワー浴びて寝よう!」


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:10:10.06 ID:Z9KTK7D/0

シャァァァァシャァァァァ

春香「~♪~♪私マーメイ♪」

キュッキュッ

春香「ふ~さっぱり♪さて、寝よ・・・」

ドア「カイホー」

春香「あ、あれ?もしかして私、ドア開けっ放しでシャワーを・・・あわわわわ、早く閉めない・・・おわっ!?」

ドンガラガッシャーン


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:10:50.96 ID:Z9KTK7D/0

春香「はぅ・・・転んじゃった・・・」

春香「私ったらドジだなぁ」

伊織「春香!どうしたの!?」

春香「あっ、伊織。えへへ・・・ドア閉めようと思ったら転んじゃって」

伊織「はぁ、なによ。心配して損したわ」

春香「ごめんね~」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:11:32.74 ID:Z9KTK7D/0

伊織「まったく。隣からすごい音が聞こえたから飛び出してきたのに」

春香「ありがとう伊織。・・・あれ?伊織泣いてるの?」

伊織「な、泣いてないわよバカ!私はもう帰るからね!」

春香「ふふ、おやすみ伊織」


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:12:11.32 ID:Z9KTK7D/0

春香「・・・・・・・・・・・・」

春香「・・・みんなつらいんだよね。だからこそ私が明るく振る舞わないと・・・」

春香「よ~し!明日からも元気に頑張るぞ~!おやすみなさい!」


春香(こうして一日目は過ぎていきました・・・)


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:13:12.87 ID:Z9KTK7D/0

春香「・・・・・・・・」

春香「・・・・ふわぁ」

春香「あれ・・・?ここどこだっけ?」

春香「あ、そっか。私たち監禁されてるんだ・・・ん?こういう場合は軟禁になるのかな?どっちだろ?」

春香「・・・・・・プロデューサーさん」

春香「・・・・・・・・」

春香「考えてても始まらないか。よし!まずはご飯を食べよう!」

春香「そうと決まれば食堂へレッツゴ・・・うわぁ!?」

ドンガラガッシャーン


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:13:51.03 ID:Z9KTK7D/0

~食堂~


春香「おはよう、みんな。よく眠れた?」

千早「春香、おはよう。おかげさまで部屋に帰ってすぐに眠れたわ。ところでどうしたのその怪我?」

春香「あはは、ちょっと転んじゃって・・・」

亜美「気を付けてよ、はるるん」

真美「そーそー。小さな傷から毒が入ることだって・・・」

春香「こ、怖いこと言わないでよぉ」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:14:26.12 ID:Z9KTK7D/0

真「そうだよ二人とも。ところでちゃんと消毒はした?」

春香「え、いや・・・消毒するにも道具が・・・」

真「あれ?部屋の机の引き出しに入ってなかった?」

春香「へ?」

真「その様子だとろくに部屋を調べなかったね」

春香「あ、・・・うん」


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:15:14.43 ID:Z9KTK7D/0

千早「引き出しの中は包帯や簡単な治療道具と工具が入っていたわよ」

春香「へぇ~」

真「ま、いっか。はい、絆創膏」

春香「ありがとう、真」

響「う~・・・お腹すいたぞ・・・」

貴音「わたくしもです」

雪歩「み、みんな集まったかな?」

伊織「やよいがまだみたいね」

美希「ミキお腹すいて動けないのー・・・」

春香「じゃあ私やよい呼んでくるね」

伊織「私も行くわ」

真「それじゃやよいは二人に任せて、ボク達は朝ご飯の準備をしよう」

亜美「いえ~い♪」

真美「ご飯ごは~ん♪」


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:15:58.35 ID:Z9KTK7D/0

春香「う~ん、でもおかしいよね」

伊織「なにが?」

春香「あのしっかりもののやよいが朝寝坊なんてさ」

伊織「確かにね。でもこんな状況だし不安で眠れなかったんじゃない?」

春香「そっか、そうだよね。やよいでも不安で眠れないときだってあるよね」

伊織「その言い方だとやよいがバカみたいに聞こえるんだけど?」


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:16:29.18 ID:Z9KTK7D/0

春香「そそ、そんなことないよ!言葉のあやだよ!」

伊織「やよいはいつも元気に振る舞って周りを元気づけてくれる。とてもいい子よ」

春香「うん、そうだよね。ごめん・・・」

伊織「私に謝ってどうするのよ」

春香「あはは、そうだね」

伊織「はぁ・・・。早くやよいを起こすわよ」

春香「あ、待ってよ~。伊織~」


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:17:10.23 ID:Z9KTK7D/0

トントン

春香「やよい~。朝だよ~」

伊織「いつまで寝てるの。さっさと起きなさい」

春香「ところで思ったんだけどさ」

伊織「なによ?」

春香「完全防音の部屋ってノックの音は聞こえるものなのかな?というか今の私たちの声も聞こえてるのかな?」

伊織「・・・・・・・・・」


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:17:48.26 ID:Z9KTK7D/0

伊織「ま、まぁ、さすがにドアノブを回していれば気付くんじゃない?あとはインターホンとか」

春香「あ、そっか。それなら・・・」

ピンポ~ン、ガチャ

春香「あれ?開いちゃった。部屋は確かオートロック・・・」

伊織「や・・・やよい!?」

春香「へ?」


『事件が発覚しました。事件が発覚しました。全員ただちに集合場所に集まってください』


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:18:31.49 ID:Z9KTK7D/0

真「事件があったってどういうこと、春香」

春香「・・・・・ぅ」

亜美「やよいっちになにかあったの?」

真美「ねぇねぇいおりん?」

伊織「・・・・・・」

モノピヨ『ここからはボクが説明するよ』

貴音「あなたはたしか、モノピヨ殿」


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:19:08.95 ID:Z9KTK7D/0

モノピヨ『いかにも。というか一日目にして事件が起きるなんて君たち意外とアクティブなんだね』

響「うるさいぞ~!早く事件の内容を教えるさ!」

モノピヨ『そんな怒鳴らないでよ。まず今回の被害者は高槻やよい。死因は首を絞められての窒息死。被害者は自室のベッドの横に倒れていた。凶器は発見されていない。以上が簡単な状況だね』

雪歩「そんな・・・まさか本当に・・・」

美希「やよい・・・死んじゃったの・・・」


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:19:42.57 ID:Z9KTK7D/0

モノピヨ『ここからは犯人当てクイズだ。一時間のシンキングタイムを与えるからその間に現場検証などをして犯人を特定しよう』

真「やよいが死んだのに・・・まるでゲームみたいに!」

ブン!

モノピヨ『うわっ。怖い怖い。いきなり蹴りかかってくるなんて。ちなみにボクに対する暴力行為も罰ゲームだから。今のは許すけど』

真「くっ・・・」


63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:20:19.79 ID:Z9KTK7D/0

モノピヨ『では一時間後にまたここに集合ということで。じゃね~』

貴音「行ってしまわれましたね」

千早「高槻さんを殺した犯人はこの中にいるのよね?」

春香「ち、千早ちゃん!?」

千早「私たちが今するべきことは犯人を見つけること。この一時間のうちにね」

春香「で、でも・・・」


64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:20:59.37 ID:Z9KTK7D/0

貴音「たしかに。今やよいの死を悲しんで無駄に時間を過ごしては犯人の思う壺・・・」

響「無駄?無駄ってどういうことさ!貴音!」

貴音「落ち着きなさい、響」

響「自分は落ち着いてるさ!でも少しくらい悲しんでもいいはずさ!なのに!」

伊織「・・・・・・・・」

雪歩「伊織・・・ちゃん?」


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:21:44.53 ID:Z9KTK7D/0

響「貴音は悲しくないのか!やよいが死んでも何も思わないのか!」

貴音「わたくしは・・・」

響「この薄情者!」

貴音「くっ・・・」

パァン!

響「へ・・・?」

貴音「あ・・・」

伊織「アンタバカじゃないの!みんな悲しいに決まってるじゃない!泣きたいに決まってるじゃない!」

あずさ「伊織ちゃん・・・」

伊織「でも今はやることがあるでしょ!このまま犯人を逃がしたらやよいは報われない!だから貴音は辛くてもああ言ったのよ!わからないの!」

響「う・・・」


66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:22:27.32 ID:Z9KTK7D/0

伊織「今やるべきは少しでも手がかりになるものを探すこと!いい!」

響「わ、わかったぞ・・・。貴音・・・ごめん」

貴音「いえ、いいのですよ響。ではまずはやよいの部屋に行きましょう」

真「雪歩と亜美、真美はここに残ってるんだ」

雪歩「え、あ、うん」

真「それとあずささん。伊織をお願いします」

あずさ「はい、わかりました」

真「じゃあ行ってきます」

あずさ「いってらっしゃい」


67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:23:03.28 ID:Z9KTK7D/0

伊織「・・・・・・・・」

あずさ「伊織ちゃん。頑張ったわね」

伊織「あずさ・・・」

あずさ「伊織ちゃんが一番辛いってみんなわかってるわ」

伊織「う・・・ぅぅ・・・」

あずさ「よしよし」


68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:23:42.21 ID:Z9KTK7D/0

真「ここがやよいの部屋だね」

春香「うん、やよいもまだいるよ・・・」

真「そう・・・」

ガチャッ

貴音「綺麗な部屋ですね」

響「やよい!?」

真「響!やよいに触ったらダメだ。現場をあまり崩さないでくれ」

響「でも・・・こんな冷たい床に寝かせておくなんてできないぞ・・・。せめて、ベッドに!」

真「・・・わかった。でもベッドを調べてからね」

響「わかったぞ・・・」


69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:24:39.33 ID:Z9KTK7D/0

千早「・・・・・・・・」

春香「どうしたの?千早ちゃん」

千早「いえ、確かに綺麗な部屋だなって」

春香「え?私の部屋もこんな感じだよ?」

千早「そうじゃないの。綺麗すぎるのよ」

春香「へ?」

千早「春香、首を絞められたらどんな感じ?」

春香「く、苦しいかな?それに絞めてるものを外そうと・・・」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:25:18.67 ID:Z9KTK7D/0

千早「そうよね。でも見て、高槻さんの首を」

春香「・・・・・・紐の跡しかないね」

千早「そう。もがいた跡がないのよ。部屋もそう。暴れた形跡は見られない。普通首を絞められたら暴れて外そうとするわ」

春香「そうなると・・・どういうこと?」

貴音「とても親しいものの犯行、と言うことですね」


71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:25:52.24 ID:Z9KTK7D/0

千早「その通り、高槻さんは優しい子ね。殺されることを受け入れるなんて」

真「でもそれだけじゃ犯人はわからないね。親しいって、ボク達はみんな家族みたいなものだし」

千早「そうね。まずは凶器を探しましょうか」

春香「凶器・・・でも首を絞められるような紐状のものなんてここには・・・」

真「紐状・・・そうか!」

春香「真、どうしたの?いきなり引き出しなんか開けて・・・あっ」

真「やっぱり・・・」

貴音「どうしたのですか?」

真「包帯が・・・減ってる・・・」


72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:26:42.62 ID:Z9KTK7D/0

雪歩「あ、真ちゃん。どうだった?なにか手がかりはあった?」

真「うん、凶器が何かがわかったよ。でもその物自体は見つからなくて・・・」

千早「だけどそろそろ時間だから戻ってきたの」

亜美「そっか・・・」

真美「もう一時間・・・」

モノピヨ『そうだよ。一時間経過だよ』

伊織「出たわね・・・」

モノピヨ『ひどい言われようだ。ところで犯人はわかったのかな?』


73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:27:24.96 ID:Z9KTK7D/0

春香「えと・・・その・・・」

モノピヨ『あらら、まだわからないみたいだね。それじゃ最後にみんなで議論をしてそこで犯人探しをしよう』

あずさ「議論・・・ですか」

モノピヨ『そう、議論だ。今回の事件を一から自分達で追求してみてよ。ボクはあんまり口は出さないからさ』

真「どこまでもボクらをバカにして・・・」

モノピヨ『はい、それじゃみんなそこら辺からイス持ってきて輪になろうか』

モノピヨ『議論スタート』


74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:28:19.72 ID:Z9KTK7D/0

春香「・・・・・・・・」

千早「・・・・・・・・」

美希「・・・・・・・・」

モノピヨ『ほら、みんな話さなきゃ。まずは被害者は誰か、凶器は何かとかさ』

響「っ・・・」

貴音「今回の事件、被害者は高槻やよい。凶器はやよいの部屋の包帯である可能性が高いようです」

真「だけどその包帯自体は見つかっていない。まだ犯人が持っている可能性がある」

千早「殺された時間は昨日の夜から今日の朝にかけてね。高槻さんと最後にあったのは・・・」

響「それはみんなじゃないか?みんな一緒に部屋に戻ったんだし」


75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:29:02.28 ID:Z9KTK7D/0

伊織「そうね。じゃあみんな、昨日部屋に帰ってから何をしていたか教えてちょうだい」

亜美「亜美はすぐ寝ちゃったよ。探険で疲れたみたいでさ」

真美「真美も~」

千早「私もすぐに寝てしまったわね」

真「ボクはいつも通りにトレーニングをしてから休んだよ」

雪歩「わ、私は急にこんなところに連れてこられて不安でなかなか寝付けなかったです・・・」


76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:29:44.78 ID:Z9KTK7D/0

あずさ「わたしはシャワーを浴びて眠りましたね。やることもなかったですし」

響「自分はハム蔵達が心配になって寝付けなかったさ」

貴音「わたくしは月を見ようとしましたが窓がないために断念いたしました」

美希「ミキはすぐに寝たのー」

春香「私はちょっと考え事をしたあとに眠ったよ」

伊織「私も考え事をして寝たわ」


77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:30:25.56 ID:Z9KTK7D/0

千早「まぁ、特にやることもないしこんなものよね。何か変わったことはなかった?変な音を聞いたとか」

亜美「変な音って言っても部屋は防音なんだよね~?」

真美「なにかあってもわからないんじゃない?」

千早「それもそうよね」

春香(あれ・・・?なんだろうこの違和感・・・)

あずさ「どうしたの、春香ちゃん?」

春香「いや・・・なんでもない・・・です」


78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:31:23.57 ID:Z9KTK7D/0

春香(昨日の夜、私が倒れて・・・そして)

伊織「・・・・・・・・」

春香「ねぇ、伊織・・・」

伊織「・・・何?」

春香「伊織はさ・・・なんで昨日・・・私の部屋に来れたの?」

貴音「どういうことですか?」


79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:32:41.81 ID:Z9KTK7D/0

春香「いや、私ったら昨日の夜また転んじゃって・・・そしたら音が聞こえたって伊織が来て・・・」

真「伊織、どういうこと?」

伊織「いや・・・それは・・・」

千早「説明してほしいわね。いくら春香の部屋のドアが開いていたからって水瀬さんの部屋には音は聞こえないはずよ」

亜美「いおりんがやよいっちを殺したの!?」

伊織「ち、ちが・・・私は・・・」

真美「じゃあなんではるるんが倒れたってわかったの?」


80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:33:41.85 ID:Z9KTK7D/0

伊織「それは・・・音が・・・」

響「部屋にいれば聞こえないはずさ!」

伊織「っ・・・」

貴音「観念しますか、伊織」

伊織「・・・・・・・う」

春香「伊織?」

伊織「違う違う違う違う!私じゃない!私はやよいを殺してなんかいない!」

千早「ではなんで春香の部屋に行くことができたか教えてくれる?」


81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:34:44.34 ID:Z9KTK7D/0

伊織「・・・わかったわよ。昨日の夜みんなが部屋に戻ったあと、やよいの部屋にいたのよ」

真美「やっぱりいおりんが!?」

伊織「違う!私はただ話をしていただけ!きっと家に帰れるって・・・」

伊織「それで話が終わって部屋に戻るとき春香の部屋から大きな音が聞こえて心配になって・・・」

伊織「本当よ!嘘じゃないわ!」

「・・・・・・・・・・・・・」


82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:35:40.26 ID:Z9KTK7D/0

伊織「お願い!信じて!」
「・・・・・・・・・・・・・」

伊織「お願いよ・・・信じて・・・」

あずさ「私は伊織ちゃんを信じるわ」

千早「あずささん!?」

あずさ「だってやよいちゃんが亡くなって一番辛いのは伊織ちゃんでしょう?」

貴音「たしかに。ですが、ここにいる全員にとってやよいの死は辛いものです」

千早「そうです。それに一番近しいからこそ自分の手でという考え方もありますし」

あずさ「そうかしらね~」


85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:37:55.17 ID:Z9KTK7D/0

千早「今の状況を整理すると水瀬さんが一番怪しいんです」

伊織「待ちなさいよ!私じゃ・・・」

千早「あなたの証言はもうみんなには届かない!モノピヨ!犯人の決定方法は!」

モノピヨ『多数決だな。犯人と思う奴に投票してくれ』

千早「それじゃあ早く投票をしましょう。高槻さんを殺した犯人に罰を与えるために」

伊織「ちょっ・・・待ち・・・」

春香「待って、千早ちゃん」

千早「何?」

春香「千早ちゃん・・・」





春香「何を急いでるの?」


86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:38:57.16 ID:Z9KTK7D/0

千早「い、急いでなんか・・・」

春香「今の千早ちゃん、伊織を犯人にしたいだけのような感じがする」

千早「馬鹿言わないで!私はただ・・・」

春香「それと一つ聞きたいんだけど」

千早「モノピヨ!投票の準備を!」

春香「なんで私の部屋のドアが開いてたって知ってたの?」

千早「・・・・・・」

伊織「!?」

響「ど、どういうことだ?」


87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:39:46.58 ID:Z9KTK7D/0

春香「さっき千早ちゃん『いくら春香の部屋のドアが開いていたからって』って言ったけど」

春香「なんで開いてたってわかるの?」

千早「そ、それは・・・」

春香「見てたんだよね。伊織がやよいの部屋に入っていくのも」

春香「私の部屋のドアが開いてたのも全部」

千早「ち、違う・・・私は仮定の話を・・・」


88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:41:36.34 ID:Z9KTK7D/0

春香「それじゃあ千早ちゃん・・・そのリストバンド、外してくれるかな?」

千早「・・・そ、それは」

春香「出来ない?」

春香「中に見られたらまずいものがあるから?」

千早「くっ・・・」


90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:42:43.45 ID:Z9KTK7D/0

亜美「何か落ちたよ?」

真美「包帯?」

雪歩「や、やよいちゃんが殺された時の凶器も」

伊織「・・・包帯」

千早「・・・よくわかったわね、春香」

春香「千早ちゃんがうっかりしてなきゃわからなかったかな。包帯の隠し場所についてはほとんど勘だし」

千早「焦ってたのね、私。落ち着いてたと思ったのだけど」


92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:43:51.73 ID:Z9KTK7D/0

春香「ねぇ、千早ちゃん。なんでやよいを殺したの?」

千早「・・・・・・歌が」

千早「歌が歌いたかったから」

千早「大勢の観客の前でまた歌いたかったから」

伊織「・・・それだけ?たったそれだけの理由でやよいを殺したの!アンタは!」

千早「私にとっては重要なことよ」

美希「でもなんでやよいを狙ったの?」

千早「なんででしょうね。ただこれから起こるであろう惨劇を見せたくなかっただけかもしれない」


93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:47:40.45 ID:Z9KTK7D/0

千早「手に掛けるときね、高槻さんは笑っていたの。何の抵抗もせずに・・・ただ笑っていたの・・・」

千早「『誰かが死んじゃうのは見たくない』って」

千早「ただ・・・笑って・・・」

春香「千早ちゃん・・・」

春香「犯人探しに協力的だったのは・・・」

千早「多分どこかで気付かれて欲しい自分がいたのね。高槻さんを殺してしまった私を罰するために」


94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:48:24.75 ID:Z9KTK7D/0

モノピヨ『それじゃあ犯人はわかっちゃったけど投票タイムだ。三浦あずさは開票を手伝ってくれ』

あずさ「あらあら、私ですか~?」

モノピヨ『投票結果は如月千早が11票で犯人決定。そして真犯人は言わずもがな如月千早だ』

モノピヨ『よって如月千早にはお仕置きを受けてもらう』

千早「・・・お仕置き」

モノピヨ『あの部屋に入ってくれ。ちなみに中の様子はモニターで確認できるよ』

千早「わかったわ」

春香「千早ちゃん」

千早「何?」

春香「・・・このお仕置きが終わったら一緒に歌おう」

千早「ありがとう、春香」

春香(そうだよ。ただのお仕置きだもん)


95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:49:21.33 ID:Z9KTK7D/0

モノピヨ『さあ、入った入った。それとこれを付けるよ』

千早「手錠?」

モノピヨ『まぁ、君は犯人なんだしお似合いだろう』

千早「そうね」

モノピヨ『じゃあその椅子に座って』

千早「こう?」


ガチャン

千早「え!?なに!?」

モノピヨ『しっかりと固定しないと。それとアイマスクとヘッドフォンを装着っと』


97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:50:14.10 ID:Z9KTK7D/0

モノピヨ『君は歌が好きなんだね。じゃあこんなのはどうかな?』


『ヴォォェォォォォォ!!』

千早「ああああああああ!!」

モノピヨ『大音量でのデスメタル。なかなかにいいものでしょ?って聞こえないか』

千早「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!」


春香「千早ちゃん!?千早ちゃん!?」

真「おい!これはやりすぎだろ!」

モノピヨ『いやいや、人一人殺してるんですよ?やりすぎではないでしょう』


99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:50:55.47 ID:Z9KTK7D/0

真美「ね、ねぇ、あれ・・・」

響「ん?どうしたんだ?」

亜美「う・・・上・・・」

貴音「・・・鉄球」

雪歩「あんなのが落ちてきたら・・・」

美希「千早さん、死んじゃうの・・・」

モノピヨ『デスメタル。死の金属。あれは彼女にとってのデスメタルになるだろうね』

春香「やめて!」

モノピヨ『ポチッとな』

春香「あ・・・あ・・・い・・・」

春香「いやぁぁぁぁぁ!!」


100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:51:45.37 ID:Z9KTK7D/0

千早「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!」

千早(何かが近づいてくるのがわかる。私は死ぬのかしら)

千早「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!」

千早(死んだら高槻さんにも会えるかしら・・・無理かな、私は地獄行きだろうし)

千早「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!」

千早(もし生まれ変わったらまたあなたのお姉ちゃんになりたいな。今度は・・・あなたを・・・)


ズシン


101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 15:53:03.96 ID:Z9KTK7D/0

モノピヨ『これでお仕置きは以上だから各自日常生活に戻っていいよ』

「・・・・・・・・・・・・・・」

真「これが・・・」

貴音「お仕置き・・・」

伊織「ただの死刑じゃないのよ・・・」

亜美「生きて出るには・・・」

真美「騙すしかない・・・」

響「みんなを殺して・・・」

あずさ「生き残るしかない・・・」

雪歩「そんなのって・・・ないよ・・・」

美希「最悪なの・・・」

春香「千早ちゃん・・・」

春香(自分達の置かれた状況に気付いて一つの事件が終わった)

春香(あと何回こんな事件が起こるの?助けて!プロデューサーさん!)


111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 16:05:43.22 ID:Z9KTK7D/0

春香(千早ちゃんがお仕置きされた次の日、食堂でご飯を食べているみんなの顔がどこか暗いです)

春香(当たり前だよね。あんなことがあって・・・)

春香「あ、響。醤油取って・・・」

響「ひっ・・・あ、ああ。わかったぞ」

春香(どこかみんなよそよそしいです)


112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 16:10:40.15 ID:Z9KTK7D/0

亜美「ごちそうさまー」

真美「ごちそうさまー」

春香(亜美も真美もいつもより元気が・・・)

亜美「じゃあ亜美達、また探険行ってくるね~☆」

真美「今日こそお宝GETだぜ☆」

春香(・・・いつも通りでした)

伊織「・・・・・・・・」

あずさ「伊織ちゃん。ちゃんと食べないと体に悪いわよ?」

伊織「・・・ほっといて」

あずさ「あらあら」

春香(伊織はふさぎ込んだままです)


114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 16:15:15.51 ID:Z9KTK7D/0

貴音「それで、これからどうしますか?」

真「どうするったってこんな殺人ゲームに参加するわけには」

貴音「ですが参加せねばわたくしたちはここから出ることは出来ません」

真「だから困ってるんじゃないか!」

雪歩「真ちゃん・・・そんな怒鳴らなくても・・・」

真「あ・・・ごめん、貴音」

貴音「いえ、構いませんよ。ですがこのようなところに閉じ込められればいつか精神的に参ってしまうでしょうね」


117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 16:23:37.80 ID:Z9KTK7D/0

美希「あふぅ・・・」

春香「眠そうだね、美希」

美希「ちょっとね~」

バタン!

亜美「大発見大発見!」

真美「行けなかったところが行けるようになってるよ!」

真「なんだって!?」

亜美「階段の上に進めるようになってるんだよ☆」

真美「昨日までは行けなかったのに☆」

貴音「どういうことでしょうか・・・」

響「千早が死んだからか・・・」

真「響っ!」

響「う、嘘は言ってないぞ!」


119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 16:30:05.64 ID:Z9KTK7D/0

貴音「言っていいことと悪いことがありますよ、響」

響「うっ・・・自分部屋に帰るぞ。みんなといるとちょっと怖いし・・・」

亜美「なんか死亡フラグみたいだね~」

真美「映画とかでよくみるね~」

響「・・・くっ」

春香「こら!二人とも!そんなこと言わない!」

亜美「えっへへ~」

真美「ごめんね、ひびきん♪」

響「っ・・・自分は部屋に戻る!」

美希「響、行っちゃったの・・・」


120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 16:35:37.17 ID:Z9KTK7D/0

亜美「にっしっし~」

真美「それじゃ探険行こうよ」

真「あ、ああ」

貴音「響、大丈夫でしょうか・・・」

春香「大丈夫だよ。響は強いもん」

亜美「ほらほら!置いてくよ!」

真美「はやくはやく~!」

春香「あ、うん!」


121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 16:40:37.25 ID:Z9KTK7D/0

春香「なんだろうこの部屋?技術室?」

真「みたいだね。いろんな工具があるし、今のボクたちには危険な部屋だ」

貴音「いつ気が触れて事件を起こすかもわからないですからね」

真「亜美!真美!この部屋は立入禁止ね!」

亜美「え~!つまんな~い!」

真美「ブー!ブー!」

春香「ほら、他の部屋を探しましょう」


122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 16:46:39.50 ID:Z9KTK7D/0

真「あらかた探して開いていたのは技術室とこの音楽室だけか」

貴音「それとここにあるピアノは損傷が激しく音は出ない」

雪歩「いったいなんでこの部屋に来れるようになったんだろう・・・」

貴音「簡単に考えれば殺害現場を増やし犯行を行いやすくするためでしょうか」

雪歩「そんなぁ・・・」

亜美「お~☆ここは音楽室ですな」

真美「魔王歌って~☆はるる~ん☆」

春香「え、え~!」


124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 16:53:21.40 ID:Z9KTK7D/0

真「という感じだったよ」

あずさ「あらあら」

貴音「部屋はちょうどわたくしたちの部屋の上にあるようでした」

春香「あれ?美希は?」

あずさ「美希ちゃんなら眠いからって部屋に戻っていったわよ」

春香「美希はよく寝るなぁ~」


125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 16:58:43.16 ID:Z9KTK7D/0

春香「それじゃ私、夕ご飯作るね」

真「お願い、春香」

雪歩「私も手伝うよ」

春香「ありがと、雪歩」

貴音「わたくしはらぁめんが食べたいです」

春香「わかった!ラーメンだね!材料探してみるよ!」

貴音「期待しています。それでは少し響の様子を見てきます」

あずさ「そうねぇ、響ちゃんそうとう参ってるみたいだったし・・・」


126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 17:03:14.28 ID:Z9KTK7D/0

亜美「うわ~い!ご飯だ~!」

貴音「春香、これはいったい・・・」

春香「ごめん、貴音ちゃん!麺が見当たらなくて。時間があれば小麦粉から作るんだけど」

貴音「そうですか・・・」

雪歩「あれ?亜美ちゃん。真美ちゃんはどうしたの?」

亜美「ん?知らないよ?」


128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 17:08:13.27 ID:Z9KTK7D/0

真「知らないって・・・!こんな状況で・・・!」

亜美「だってだってあれから部屋でダラダラしてたんだもん!わからないよ!」

バタン!

「・・・・・・・・っ!」

響「な、なんだぞみんな。目が怖いぞ・・・」

真「響か・・・ねぇ、真美見なかった?」

響「ん?見てないぞ?え、まさか真美・・・」

バタン!

真美「いや~寝過ごしちった☆」

真「真美・・・心配かけないでくれよ・・・」

真美「ん?」


129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 17:18:01.08 ID:Z9KTK7D/0

亜美「ふぃ~おいしかった~」

真美「お腹いっぱいだよ~」

春香「御粗末さまでした」

あずさ「片付けは私がやっておきますね」

春香「ありがとうございます、あずささん」

貴音「響、少しは落ち着きましたか?」

響「貴音・・・自分まだ・・・」

貴音「いいのです。ゆっくりと受け入れることもまた」

響「ありがとう。じゃあ自分部屋に戻るぞ」

亜美「亜美も~☆」

真美「真美もも~どろ☆」

響「あ、ああ」


130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 17:23:07.25 ID:Z9KTK7D/0

春香(真と貴音さんはなにやら話してるし。雪歩も参加はしてないけど輪にはいってる)

春香(伊織とあずささんは片付けをして)

春香(響と美希、亜美、真美は部屋に帰って)

春香(私は一人座っています)

春香(やることないし私も部屋に戻ろうかな)

春香「それじゃ私も部屋に戻るね」

真「あ、うん。おやすみ春香」

春香「おやすみなさい」


131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 17:27:11.69 ID:Z9KTK7D/0

春香「とは言ったものの・・・」

春香「一人で部屋に帰るの怖いんだよな~・・・」

春香「大丈夫だよね。襲われたりなんか・・・」

タッタッタッタッ

春香「ひぅ!?」

春香(え?何?足音?急いでるような・・・)

響「はぁ・・・はぁ・・・」

タッタッタッタッ

春香(響・・・?どうしたんだろ?階段を上っていったけど)

春香「う~・・・まぁ、いいや。部屋に戻ろう」


132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 17:36:39.40 ID:Z9KTK7D/0

~春香部屋~

春香「今日は何も起こらなかった」

春香「ううん。これが普通なんだよね」

春香「普通の日が続けばいいのに」

春香「・・・プロデューサーさん」

ミシッミシッ

春香「?何の音だろ?」

・・・・・・・・・

春香「気のせいかな。うん、寝よう。おやすみなさい」


134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 17:42:14.11 ID:Z9KTK7D/0

ピンポーン!ピンポーン!ピンポーン!

春香「・・・へ?なに?」

ピンポーン!ピンポーン!ピンポーン!

春香「え、朝?誰か起こしに来てくれたのかな・・・」

ピンポーン!ピンポーン!ピンポーン!

春香「はいは~い。今出ますよ~」

ガチャ

春香「どうしたの~?」

真「春香!大変だ!真美が!」

春香「・・・へ?」


135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 17:49:45.40 ID:Z9KTK7D/0

亜美「真美!真美!起きてよ!真美!」

春香「え・・・なに?どういうこと、真」

真「ボクにもよくわからないけどボクたちが部屋に戻ろうとしたら真美が廊下に倒れていて・・・」

『事件が発覚しました。事件が発覚しました。みなさんは集合場所集まってください』

モノピヨ『あまりにトントン拍子に進むから警報鳴らすの遅れちゃったよ。まったく』


138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 17:58:47.24 ID:Z9KTK7D/0

モノピヨ『はい、状況説明するよ。被害者は双海真美。死因は頭を強く打っての脳挫傷。凶器は・・・なんだろ?』

貴音「曖昧な説明ですね」

モノピヨ『しょうがないだろう。ボクだって万能じゃないんだから』

モノピヨ『まぁ、被害者の倒れていた天井は穴が開いていた。以上』

真「突き落とされた・・・」

雪歩「で、でも穴なんて昨日は・・・」

貴音「上は技術室。開けようと思えば」

春香「で、でも完全防音ならそれなりの強度があるんじゃ・・・」

伊織「廊下は防音じゃなかった。それだけよ」

春香「伊織・・・」

伊織「明らかに作りが違うじゃない!個人の部屋だけは頑丈だけど他は使い古されたように!」


139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 18:05:44.98 ID:Z9KTK7D/0

響「誰かが穴を開けて突き落とす・・・」

春香「だけどばれないようになんてそんなにすぐできるものなの?」

響「・・・知らないさ」

あずさ「それに突き落としただけで死ぬのかしら・・・」

伊織「打ち所が悪ければ死ぬわよ」

貴音「しかし確実にするなら自分の手でしませんか」

春香「つまり、犯人は真美を殺してから突き落としたってこと?」


140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 18:09:51.94 ID:Z9KTK7D/0

亜美「そんなことどうでもいいよ・・・」

春香「亜美?」

亜美「誰かが・・・この中の誰かが真美を殺した・・・」

真「落ち着いて、亜美」

亜美「誰かが殺した!!」

真「・・・・・っ!?」

亜美「絶対に許さない・・・」

モノピヨ『さて、ここから一時間シンキングタイムだ』

春香「・・・・・・・・」


141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 18:15:59.73 ID:Z9KTK7D/0

真「現場に戻ってはみたけど・・・」

春香「天井の穴は人一人入れるくらいだね」

亜美「真美・・・痛かったよね。苦しかったよね・・・」

美希「亜美・・・」

雪歩「今はそっとしておこう」

貴音「上の技術室にも行ってみましょうか」


146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 18:24:20.92 ID:Z9KTK7D/0

~技術室~

春香「これだけの穴を開けるにはどれくらいかかるんだろう?」

真「ここにあるものを使えば・・・」

貴音「しかしばれずにとなると難しいでしょうね」

伊織「もともと崩れていたってことは?簡単な補修程度で」

真「それはないんじゃないかな?ここら辺は亜美と真美が調べていたはずだし」

伊織「そう・・・」


148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 18:37:42.26 ID:Z9KTK7D/0

春香「凶器はもしかしたらこの中にあるかもね」

貴音「確かに。真美の血痕が付いているものがあるか探しましょう」

真「そうだね。それが見つかれば・・・」

春香「でも金槌だったら黒くてよくわからないね」

美希「それに拭き取ってたらわからないの」

雪歩「ね・・・ねぇ、みんなここ・・・!」

真「どうした!?雪歩!」


149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 18:44:17.18 ID:Z9KTK7D/0

真「これは・・・血・・・」

春香「真美の血かな・・・」

雪歩「はぅ・・・」

美希「雪歩、大丈夫?」

貴音「殺害現場はここで決まりですね」

真「ああ、犯人はここで真美を殺したあとに落としたと」

春香「あとは凶器だね」

モノピヨ『時間だよ~。戻ってきなさ~い』

春香「え・・・」


151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 18:49:18.30 ID:Z9KTK7D/0

~裁判部屋~

真「とまぁ、こんな感じで。穴を開けるのは簡単だけど夕飯を食べたあとボクたちが部屋に戻る前に用意するのは難しいかな」

貴音「凶器も見つかりませんでした」

響「そっか・・・」

あずさ「今回は難しそうね」

モノピヨ『それじゃあみんな席に着いて。今回の事件を順に説明して見ようか』


152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 18:53:44.63 ID:Z9KTK7D/0

貴音「被害者は双海真美。死因は頭部強打による脳挫傷。殺害場所は二階の技術室。殺害後技術室に作った穴から一階の廊下に突き落とされた」

春香「凶器は見つかっていません」

真「それじゃ夕飯後のみんなの行動を教えてほしい」

真「ちなみにボクと貴音、雪歩、伊織、あずささんはずっと食堂にいたよ」


154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 19:01:55.87 ID:Z9KTK7D/0

美希「ミキは部屋で寝てたの」

亜美「亜美は・・・あのあと真美に探険に誘われたけど・・・断って・・・」

亜美「亜美が一緒なら・・・真美は死ななかったのかな・・・」

あずさ「亜美ちゃん・・・」

春香「私は食堂出たあとすぐに部屋に行ったよ。あ、そういえば響が二階に上がってくのをみたんだけど」

響「っ!?」

貴音「響、なぜ二階に上がったのですか?」

響「いや、なんか部屋の上がうるさくて気になったから・・・」

亜美「それで真美を殺したの!」

響「ち、違う!自分は殺してないぞ!」


156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 19:08:19.86 ID:Z9KTK7D/0

響「上に行っても暗くてよくわからなかったからすぐに部屋に戻ったんだ・・・」

春香「・・・・・・・・・」

貴音「・・・・・・・・・」

真「・・・・・・・・・」

響「・・・信じてくれないのか?」

春香「そうじゃないの、響」

響「え?」

貴音「判断材料が少なすぎます」

真「これじゃ誰が犯人かなんてわからないよ」

「・・・・・・・・・・・・・・・」


158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 19:13:32.10 ID:Z9KTK7D/0

モノピヨ『おやおや、どうしたんだい?話すことがないなら投票開始するけど』

伊織「待ちなさい」

雪歩「い、伊織ちゃん?」

伊織「こんな空気耐えられないから、ここは一つ私たちが空気を変えてあげるわ」

真「どういうことだ、伊織」

伊織「竜宮小町が歌ってあげるのよ」

真「そんな悠長なこと・・・」

モノピヨ『いいんじゃないかな。たまにはそんな余興も』


160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 19:19:20.30 ID:Z9KTK7D/0

伊織「あずさ、亜美。やるわよ」

あずさ「あらあら」

亜美「・・・気分じゃないよ」

伊織「ふざけないでよ。私たちはプロなのよ。気分で歌えないじゃ困るの」

亜美「・・・わかったよ」

伊織「じゃあ始めるわよ!竜宮小町のスペシャルステージ!」

伊織「まずは『SMOKY THRILL』!」


162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 19:25:50.00 ID:Z9KTK7D/0

―――知らぬが仏ほっとけない

―――くちびるポーカーフェイス

―――Yo灯台もと暗しDo you know!?

―――噂のFunky girl

真「いつ見てもすごいよね」

春香「うん、みんなぴったり合ってるし」

雪歩「でも、なんでこんなことを・・・」

―――ギリギリでおあずけFunky girl


164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 19:34:00.14 ID:Z9KTK7D/0

伊織「じゃあ次は新曲『七彩ボタン』!」

亜美「え?」

あずさ「どうしたの亜美ちゃん?あんなに練習したのに」

亜美「い、いや・・・その・・・」

伊織「わからないわよね。まだ未発表の歌だし」

春香「どういうこと?伊織」

伊織「ここにいるのは亜美じゃない。真美よ」

真「え!?」

あずさ「あら、そうだったの?」

伊織「SMOKY THRILLはもう何度もテレビで出てるし亜美と真美で練習することもあるでしょ」

伊織「でも新曲となるといくら真美でもわからない」


166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 19:39:39.33 ID:Z9KTK7D/0

亜美「・・・・・・・・・」

伊織「そうよね、真美」

真美「いつ気付いたの?いおりん」

伊織「別に確信があったわけじゃないわ」

伊織「ただ穴が出来ていたところを調べたのがあなたたちって聞いたからもしやってね」

真美「新曲か・・・教えてくれないんだもんな・・・亜美」

春香「真美・・・どうして・・・」

真美「どうして?はるるんはさ・・・真美が学校でなんて呼ばれてるかわかる?」

春香「え?」


168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 19:45:17.96 ID:Z9KTK7D/0

真美「『劣化クローン』」
春香「・・・・・・」

真美「『売れない方』『ダメな方』『出がらし』」

雪歩「ひどい・・・」

真美「いつもいつもそんな風に言われてどうにかなりそうだった」

真美「でも真美ね、別に亜美を憎んだことはないよ」

貴音「ではどうして」

真美「こんなところに入れられておかしくなっちゃったのかな。亜美としてここを出れば真美は亜美になれる」

真美「そう思ったらさ・・・止まらなかったんだ・・・」


170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 19:52:07.46 ID:Z9KTK7D/0

真美「気付いたら亜美が血塗れで・・・。だから事故に見せ掛けようと・・・」

春香「穴から落とした・・・」

真美「そうだよ、はるるん。あの部屋を調べたときに一ヶ所だけ薄い部分があったんだ・・・」

真美「落し穴にしようって二人で笑ってさ。夕飯の時間に遅れたのも少しずつ穴を開けてたんだよ」

真美「でもいざ穴が出来て誰を落とそうか話してたとき・・・魔が差したのかな」

真美「今までのものが爆発しちゃったのか手元にあった金槌で・・・」


172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 20:00:11.69 ID:Z9KTK7D/0

真美「・・・・・・・・・・」

モノピヨ『もういいかな?』

伊織「アンタ!」

モノピヨ『いや、もう犯人わかったし投票しようよ』

伊織「くっ・・・」

真美「いいよ、いおりん」

伊織「真美・・・」

真美「投票しよっ☆」


173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 20:00:57.01 ID:Z9KTK7D/0

モノピヨ『じゃあ今回は星井美希。手伝ってくれるかい?』

美希「めんどくさいのー」

春香「み、美希!?」

モノピヨ『頼むよ。開票するだけだから』

美希「わかったの」

モノピヨ『では投票結果の発表。双海真美9票。真犯人も双海真美』

真美「はは・・・罰ゲームだ・・・」

春香「真美・・・」

真美「みんな今までありがとね」


177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 20:04:57.69 ID:Z9KTK7D/0

モノピヨ『それじゃこの部屋に入って』

真美「・・・・・・・・・」

あずさ「真美ちゃん大丈夫かしら・・・」

伊織「前回と同じなら真美も・・・」

春香「真美・・・」

ガチャ

真美「この部屋は・・・」


178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 20:09:25.39 ID:Z9KTK7D/0

雪歩「何、あの部屋・・・」

美希「全面鏡張り・・・」

あずさ「でもそれだけみたいだけど・・・」

春香「でも・・・真美の様子が・・・」

伊織「震えてるの?」

貴音「そういうことですか・・・」

真「どういうこと?」

貴音「今の真美の格好は・・・亜美のそれです」

伊織「そうか!真美の目からは亜美がたくさんいるように・・・」


182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 20:15:05.16 ID:Z9KTK7D/0

真美「あ・・・亜美・・・」

真美「ごめん・・・亜美・・・ごめん・・・」

真美「そんな目で真美を見ないで・・・見ないで・・・」

真美「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・」

真美「いやああああぁぁぁぁぁ!!」

真美「開けて!出して!はるるん!ゆきぴょん!ミキミキ!お姫ちん!まこちん!ひびきん!あずさお姉ちゃん!いおりん!開けて!」

真美「真美!おかしくなっちゃうよ!兄ちゃん!兄ちゃん!」


183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 20:19:47.49 ID:Z9KTK7D/0

ゴトン

真美「あ・・・」

真美「拳・・・銃・・・」


春香「真美!ダメ!」

伊織「バカ!手に取っちゃダメよ!」

真「おい!開けろよ!あの部屋のドアを開けろよ!」

モノピヨ『やめてよ。お仕置きなんだからさ』

雪歩「お、お仕置きの域を越えてます!」

響「このままだと真美が!」

あずさ「真美ちゃん・・・」

美希「開けてほしいの!」

モノピヨ『うるさいよ。そろそろ終わるからさ』


185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 20:26:44.08 ID:Z9KTK7D/0

真美「亜美・・・亜美はもういないんだよ・・・」

真美「真美が殺しちゃったんだよ・・・」

真美「成仏して・・・なんて都合のいいことは言えないよね」

パァン!パァン!パァン!

「幽霊だから・・・銃じゃ死なないのかな・・・」

「ゲームでも・・・死なないもんね・・・」

「真美・・・亜美・・・あれ・・・真美は亜美・・・?」

「亜美は真美だよ・・・」

「真美が亜美で・・・亜美が・・・真美?」

「そっか、真美が亜美なら・・・こうすればいいんだ・・・」

『こうすれば私になれる』


パァン!


187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 20:32:01.74 ID:Z9KTK7D/0

春香「真美ぃぃぃぃぃ!」

モノピヨ『今回はなかなかおもしろかったよ。それじゃボクはこれで』

「・・・・・・・・・・・・・」

真「なんなんだよ・・・」

真「なんなんだよ!」

雪歩「真ちゃん・・・」

あずさ「今日はもう休みましょう。明日のためにも」

春香「そう・・・ですね・・・」

~春香部屋~

春香「もうやだ・・・」

春香「こんなところ・・・もうやだよ・・・」

春香「プロデューサーさん・・・」

春香「助けてよ・・・」


200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 20:46:16.11 ID:Z9KTK7D/0

春香「・・・・・・」

春香「・・・ここに来て、何日目だっけ・・・」

春香「連れてこられた日にやよいが千早ちゃんに・・・」

春香「次の日に亜美が真美に・・・」

春香「そっか・・・まだ三日目なんだ・・・」

春香「三日しか・・・経ってないんだ・・・」

グゥゥゥ

春香「こんな時でもお腹はすくんだね・・・」

春香「食堂にいこう」


205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 20:51:49.75 ID:Z9KTK7D/0

~食堂~

春香「・・・おはよう・・・ございます」

あずさ「あら、春香ちゃんおはよう」

春香「あずささんだけですか?」

あずさ「そうなのよ。みんな食欲がないみたいで」

春香「そうなんですか・・・」

春香(食欲があるだけマシなのかな?)

あずさ「はい、春香ちゃん。朝ご飯」

春香「ありがとうございます」

春香「・・・おいしい。このお味噌汁あずささんが作ったんですか?」

あずさ「ええ、私でもこれくらいは作れるのよ」

春香「はは、いいお嫁さんになれそうですね」

あずさ「そうかしらね~」


209: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 21:00:30.00 ID:Z9KTK7D/0

春香「今日は・・・なにも起こらなければいいんですけどね」

あずさ「そうね~。みんなで楽しく過ごしたいわね~」

伊織「もし今日なにもなくても次の日に何かが起こってしまうかもしれないわよ」

春香「伊織・・・」

あずさ「あ、伊織ちゃんおはよう。朝ご飯は?」

伊織「いただくわ」

春香「でもみんなで出る方法も・・・」

伊織「今まで同じような事例を聞いたことがあるけど複数人で出たなんて話は聞かないわ」

春香「えっ!?何か知ってるの!?」

伊織「家にいるとき耳にしたことがあるのよ。どこかの富豪たちが誰が生き残るか賭けをしているってね」

春香「何で黙ってたの?」

伊織「言ってどうにかなることでもないでしょ」


212: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 21:04:34.95 ID:Z9KTK7D/0

春香「そうだけど・・・」

伊織「ここを生きて出るには生き抜くしかないの。今なら私は人を殺せるかしら」

春香「な、何言ってるの!?」

伊織「冗談よ。私もどうにかして出られないか考えてるから」

春香「もう・・・心臓に悪いよ」

あずさ「はい、伊織ちゃん。何の話?」

伊織「別に、他愛もない世間話よ。ありがとう」

伊織「あら、おいしいじゃない」

あずさ「ありがとう」


214: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 21:12:10.93 ID:Z9KTK7D/0

~玄関ホール~

春香「いつも部屋と食堂の行き来だけだったからよく見てなかったけど」

春香「このドアを出ることが出来れば帰れるんだよね」

春香「また、アイドルに戻れるんだよね・・・」

貴音「・・・春香」

春香「ひぁ!貴音さん・・・」

貴音「先ほど水瀬伊織と話していたようですが・・・」

春香「あ、うん。伊織もね、みんなで出る方法を・・・」

貴音「水瀬伊織には気を付けなさい」

春香「え?」

貴音「このゲームは富豪の賭けの対象。そんなゲームに水瀬グループの娘が選ばれる。おかしいと思いませんか?」

春香「さっきの話・・・」

貴音「失礼ながら聞かせていただきました」

春香「でも伊織は・・・」


216: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 21:15:50.41 ID:Z9KTK7D/0

貴音「天海春香」

春香「はい?」

貴音「ここで、この場所で他人を信じるべきではない」

春香「でも・・・」

貴音「忠告はしました。では」

春香「あ、貴音さん!」

春香「行っちゃった・・・」

春香「伊織を信じるなって・・・」

春香「どうしたらいいの・・・」


219: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 21:22:34.99 ID:Z9KTK7D/0

~春香部屋~

春香「はぁ・・・誰も信じちゃいけない・・・」

春香「そんなことできないよ」

春香「でもみんな強いなぁ・・・」

春香「自分を強く持ってるし。誰もおかしなことはしないし」

春香「私は大丈夫かな・・・」


223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 21:26:44.39 ID:Z9KTK7D/0

伊織「ねぇ、アンタ」

貴音「はい?」

伊織「春香になにか吹き込んだ?」

貴音「別に私の考えをお伝えしただけですけども」

伊織「余計なことして場の雰囲気悪くしないでよね」

貴音「承知しました」

伊織「私は・・・生き残るわよ」

貴音「そうですか」


225: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 21:35:11.31 ID:Z9KTK7D/0

春香「ふぅ、部屋にいても暇だし散歩にでも行こう」

あずさ「あら、春香ちゃん。お散歩?」

春香「はい、あずささんは?」

あずさ「特にやることないらご一緒していいかしら」

春香「はい。いいですよ」

春香「散歩と言ってもなにもないですけどね」

あずさ「ふふ、そうね」


227: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 21:42:11.90 ID:Z9KTK7D/0

春香「あずささんはここから出ることが出来たらどうします?」

あずさ「ここから出たらですか?そうですね~、結婚・・・したいですね」

春香「けけ結婚ですか!?相手はいるんですか!?」

あずさ「うふふ、残念ながら。プロデューサーさんなんかいいかもしれないわね」

春香「え・・・?」

あずさ「うふふ、プロデューサーさんどんな顔するかな」

春香「そう・・・ですよね。なんかお似合いですよ」

あずさ「あら、ありがとう春香ちゃん」

春香「はい。あ、じゃあ私そろそろ部屋に帰りますね」

あずさ「あら、そう。残念ね~」

春香「それではまた夕飯に」

あずさ「またね」

あずさ「ふふ」

あずさ「あら、あなたは・・・」


229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 21:46:27.56 ID:Z9KTK7D/0

~春香部屋~

春香「結婚・・・」

春香「あずささんとプロデューサーさんか・・・」

春香「お似合いって言っちゃったけど・・・」

春香「やっぱイヤだな・・・」

春香「プロデューサーさん・・・」

『事件が発覚しました。事件が発覚しました。全員集合場所に集まってください』

春香「え?事件・・・」

春香「また誰かが誰かを殺したの・・・?」


236: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 21:56:41.15 ID:Z9KTK7D/0

~裁判室~

モノピヨ『三日で三回事件が起こるってもう凄すぎるよね』

モノピヨ『今回の被害者は水瀬伊織。死因は刃物で刺されての失血死。凶器は刃物』

真「どんどん適当になってないか?」

モノピヨ『べつにそんなことはないさ。君たちの推理に期待しているだけだよ』

響「悪趣味だぞ・・・」

春香(伊織が・・・死んだの・・・?)

モノピヨ『さぁ、今から一時間シンキングタイムだ。一時間後にこの場所に集合』

美希「今度はでこちゃんなの・・・」

雪歩「もう・・・いやだよぉ・・・」

春香「ね、ねぇ。伊織はどこで殺されたの?誰が発見したの?」

貴音「伊織は玄関ホールで刺されていました。そして第一発見者は」

貴音「わたくしです」


241: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 22:01:49.75 ID:Z9KTK7D/0

春香「貴音・・・さん・・・」

貴音「あなたにはわたくしが怪しいように見えるでしょうね」

春香「そんなこと・・・」

貴音「仕方のないことです。あのようなことの後ですし・・・」

春香「・・・まずは伊織に会わせて」

貴音「はい」


246: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 22:08:13.45 ID:Z9KTK7D/0

~玄関ホール~

春香「・・・・・・・・」

美希「でこちゃん・・・」

真「お腹を一突き・・・か」

雪歩「ぅぅ・・・」

響「凶器は近くにないさ」

春香「・・・刃物」

美希「どうしたの?春香」

春香「食堂にいこう。何か手がかりがあるかも」

真「そうだね」


248: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 22:13:33.03 ID:Z9KTK7D/0

~食堂~

春香「包丁を探そう。なにか手がかりがあるかもしれない」

雪歩「でもここってたくさん包丁あったよね」

真「少しでも血が付いてればそれが凶器だと思うよ」

美希「ミキも探すの!」

あずさ「うふふ」


251: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 22:21:44.87 ID:Z9KTK7D/0

~厨房~

春香「これも違う!これじゃない!」

真「違う!違う!」

雪歩「血なんか付いてないよぉ・・・」

美希「む~、見つからないの~」

響「なんでこんなに包丁があるんだ~?」

貴音「凶器はたくさんあったほうがいいでしょうしね」

あずさ「あ、あったわよ~」

春香「本当ですか!?」


252: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 22:22:54.84 ID:Z9KTK7D/0

あずさ「本当よ~。私が閉まったものだもの。どこに閉まったか迷っちゃったけど」

春香「え・・・」

真「ど、どういうことですか・・・あずささん・・・」

あずさ「だから~、私が伊織ちゃんを刺して元の場所に戻したのよ」

あずさ「探すくらいならそのままの方がよかったかしら」

春香(おかしくなってないわけじゃなかったんだ・・・)

あずさ「どう思う?春香ちゃん」

春香(あずささんは・・・)


255: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 22:29:04.72 ID:Z9KTK7D/0

雪歩「あずさ・・・さん・・・」

響「何言ってるさ・・・」

あずさ「だって貴音ちゃんがね。伊織ちゃんが今回のことの首謀者だって言うの」

あずさ「だから一番年上の私が頑張らないとって思って」

春香(おかしくなってたんだ・・・気付かないうちに・・・気付かれないように)

春香(伊織・・・無理だ・・・みんなで出るなんて・・・無理だったんだ)


260: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 22:35:55.03 ID:Z9KTK7D/0

あずさ「悪い人をやっつけたのに私の頭にはその伊織ちゃんの顔が離れないの・・・」

あずさ「どうして・・・って顔をして『死にたくない』って言っていたわ」

あずさ「その顔が・・・頭から離れないの・・・」

雪歩「あずささん・・・」

あずさ「人を殺すって大変なのね・・・」

美希「あずさ・・・」

あずさ「ねぇ、みんな・・・」

響「あずさ・・・」

春香「ダメぇぇぇぇ!」



グサッ


266: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 22:40:55.74 ID:Z9KTK7D/0

春香「雪歩!止血して!」

雪歩「え!布!布は!」

響「何でもいいからはやくするぞ!」

あずさ「・・・・・・春香ちゃん」

春香「喋っちゃダメです!」

あずさ「私・・・ダメね・・・みんなに・・・迷惑かけて・・・」

美希「傷はそんなに深くないの!」

あずさ「こんなことしても・・・あとで・・・お仕置きされるのに・・・」

春香「それでも・・・!今助けられるなら!」

あずさ「うふ・・・ふ・・・」

貴音「・・・・・・・・」


271: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 22:47:20.71 ID:Z9KTK7D/0

真「たぁぁかぁぁねぇぇ!!」

ゴッ

貴音「・・・・・・・」

真「何言ったんだよ!なんてこと言ってくれたんだよ!」

真「おまえの!おまえのせいで!あずささんが!伊織が!」

貴音「・・・・・・・・」

真「なんとか言えよ!黙ってちゃわからないだろ!」

貴音「・・・・・わたくしは」

真「!?」

貴音「わたくしは間違ったことはしていません」

真「このっ・・・」

雪歩「真ちゃん!ダメ!」

真「止めるな雪歩!」

雪歩「四条さんを殴っても何も変わらないよ!なにも・・・」

真「じゃあ・・・どうすればいいんだよ・・・どうすれば・・・」


274: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 22:52:41.16 ID:Z9KTK7D/0

春香「あずささん・・・」

あずさ「・・・・・・・・」

春香「あずささん!あずささん!」

あずさ「・・・・・・・・」

春香「あずさ・・・さん・・・」

響「あずさ・・・大丈夫だ・・・自分が・・・」

春香「響・・・」

響「なんだ!モタモタしてるとあずさが!」

春香「もう・・・遅いよ・・・」

響「っ!?」

響「う・・・嘘だ・・・まだ頑張れば・・・」

春香「頑張っても・・・どうしようもないよ・・・」

響「・・・また・・・またいなくなるのか・・・もう誰もいなくならないで欲しいのに・・・」

響「うあぁぁぁぁぁぁ!」


277: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 23:00:08.75 ID:Z9KTK7D/0

モノピヨ『あらら、犯人死んじゃったの?』

美希「モノピヨ・・・」

モノピヨ『じゃあ罰ゲームどうしようか?』

春香「ここに来てまだあずささんを苛めるの・・・」

モノピヨ『はぁ・・・わかった。わかったよ。今回は罰ゲームは無しだ。この時点で裁判終了。解散かいさ~ん』

「・・・・・・・・・・・・・・・」

響「・・・・・・・」

春香「・・・響。部屋にもど・・・」

バシィ

春香「へ?」

響「触るな。もう誰も信じない。誰の力も頼らない・・・」

春香「ひび・・・き・・・」

響「部屋に戻る・・・」

春香「・・・・・・響」

美希「今はそっとしておくの」


280: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 23:04:24.23 ID:Z9KTK7D/0

真「ボクがしっかりしていれば・・・ボクが・・・」

雪歩「真ちゃんのせいじゃないよ。真ちゃんは悪くない」

真「誰も死なせたくないのに・・・なんで・・・」

雪歩「もう大丈夫。真ちゃんはもう大丈夫だよ」

真「・・・・・・ちくしょう」



貴音「わたくしは間違ったことはしていない・・・」

貴音「わたくしは・・・」


282: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 23:07:00.27 ID:Z9KTK7D/0

~春香部屋~

春香(プロデューサーさん・・・)

春香(私、もうダメかも知れません・・・)

春香(心がおかしくなりそうです)

春香(いっそおかしくなったほうがいいんでしょうか)

春香(教えてください・・・プロデューサーさん・・・)


289: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 23:19:39.47 ID:Z9KTK7D/0

~春香部屋~

春香「・・・・・・眠れなかった」

春香「当たり前だよ・・・」

春香「眠れるわけ・・・ないよ・・・」


~二階への階段~

真「なんだろう。嫌な予感がする・・・」

真「この焦燥感はいったい・・・」

「・・・・・・・・っ!」

「・・・・・・・・!?」

真「なんだ・・・誰かの声が・・・」

ガタン!バタン!

真「な、なんだ!?」


291: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 23:25:52.06 ID:Z9KTK7D/0

・・・・・・・・・・

真「し、静かになった・・・」

真「何の音だったんだろう。音楽室の方から・・・」

「はぁ・・・はぁ・・・」

真「誰か来る!?柱の影に・・・」

雪歩「はぁ・・・はぁ・・・」

真(ゆ、雪歩・・・!?)

雪歩「真ちゃんのためだもん・・・」

真「雪・・・歩・・・?」

雪歩「え?ま、真ちゃん!?」

真「ボクのためってどういうこと・・・」

雪歩「い、いや・・・べつに・・・なにも・・・」


293: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 23:29:49.21 ID:Z9KTK7D/0

真「なぁ・・・雪歩・・・何をしたんだ・・・?」

雪歩「何も・・・何もしてないよ・・・」

真「音楽室になにかあるの?」

雪歩「な、なにもない!なにもないよ!」

真「・・・見てくるよ」

雪歩「ダメ!!」

真「どうして?」

雪歩「ほら、朝ご飯食べよ?私が作るから」


296: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 23:38:25.81 ID:Z9KTK7D/0

真「いいよ。ボクは音楽室を見てくるから」

雪歩「あ・・・ぁぁ・・・」

雪歩「真ちゃん・・・ダメ・・・」

雪歩「行ったら・・・ダメ・・・」

雪歩「ダメだよ・・・見られちゃう・・・」

雪歩「終わっちゃう・・・終わっ・・・」

ズルッ

雪歩「へ?」

『事件が発覚しました。事件が発覚しました。全員集合場所に集まってください』


298: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 23:45:02.47 ID:Z9KTK7D/0

~裁判室~

モノピヨ『もう神がかった犯罪率だよ。脱帽だ』

春香「今回の被害者は誰」

モノピヨ『君も変わったね』

春香「いいから」

モノピヨ『被害者は星井美希。死因は鈍器による撲殺。殺害場所は音楽室』

春香「発見者は」

モノピヨ『菊地真だよ』

春香「じゃあなんで雪歩がいないの?」

モノピヨ『それは菊地真に聞いてくれ』

真「・・・・・・・・」


304: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 23:49:29.16 ID:Z9KTK7D/0

真「朝・・・なんか気になって二階に上がったんだ・・・」

真「そうしたら・・・なにか言い争いを・・・している声がして」

真「二階に上がったら・・・雪歩が音楽室から・・・出て来て・・・」

真「雪歩の静止を・・・振り払って・・・音楽室に行ったら・・・美希が・・・」

真「それで雪歩に話を聞こうと思って・・・戻ったら・・・」

真「階段を踏み外した・・・雪歩が・・・」

真「ボクの・・・せいで・・・」


306: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/21(金) 23:55:53.54 ID:Z9KTK7D/0

モノピヨ『さあ、どうする?現場検証するかい?』

貴音「状況証拠として雪歩が犯人で間違いないですね」

響「・・・・・・・・」

春香「今回はもうこのまま判決に行きましょう」

真「春香!?」

春香「真・・・もうね、私耐えられないんだ」

春香「はやく終わりにしたいの」

モノピヨ『では、投票を開始しよう』


311: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 00:03:05.89 ID:ZKRasB6t0

モノピヨ『では菊地真。開票の手伝いを頼む』

真「・・・・・・・・」



モノピヨ『開票結果。萩原雪歩3票、菊地真1票。よって犯人は萩原雪歩。真犯人は萩原雪歩』

春香「で、今回も犯人が死亡してるわけだけど」

モノピヨ『それじゃつまらないから今回は罰ゲームをさせてもらうよ』

響「雪歩になにかするのか!」

モノピヨ『その通り。モニターをごらん』

春香「!?」

響「雪歩!」


316: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 00:10:22.46 ID:ZKRasB6t0

雪歩「・・・・・・・・」

モノピヨ『特に反応もないしパッパと進めさせてもらうよ』

モノピヨ『まぁ、死人に鞭打つことはしないよ。死んだ人はどうするかわかるよね』

貴音「・・・火葬」

モノピヨ『その通り。では地獄の炎で包んでもらおう』

モノピヨ『―inferno―こんな曲なかったっけ?あはは』


ゴォォォォォォ

雪歩「・・・・・・・・」


真「雪・・・歩・・・」

貴音「・・・・・・・・」

春香「・・・・・・・」

響「くっ・・・」


319: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 00:15:41.10 ID:ZKRasB6t0

モノピヨ『悲鳴もないとつまらないね。終わりだよ終わり~かいさ~ん・・・』

響「うああああああぁぁぁぁぁ!!」

春香「響!?」

響「お前が!お前さえいなければ!」

ゴッゴッ

モノピヨ『あ~ビックリした・・・言っておかなかったっけ?ボクへの暴力も罰ゲームだって』

響「うああああああぁぁぁぁぁ!!」

モノピヨ『ふぅ・・・いい加減にしてよ』


323: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 00:22:56.38 ID:ZKRasB6t0

ガション

春香「何!?」

貴音「なにかの装填音・・・ですね」

真「ダメだ!響!そこを退くんだ!」

響「お前が!お前がぁぁぁぁ!」

真「響!!」

バシュッ

バシュッ

響「ぁ・・・う・・・」

真「響!?」

響「これ・・・なにさ・・・?なんくるなく・・・ない・・・さ・・・」

春香「響!」

モノピヨ『罰ゲームと言うかペナルティか』

モノピヨ『まぁ、これは死んじゃったね、うん』


324: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 00:27:27.55 ID:ZKRasB6t0

響「は・・・るか・・・たか・・・ね・・・まこ・・・と・・・」

真「意識を保って!響」

響「じぶ・・・ん・・・しぬ・・・の・・・か・・・」

貴音「おそらくは」

真「貴音!」

響「そっ・・・か・・・だれ・・・はむ・・・ぞ・・・おねが・・・」

春香「響!響!!」

響「・・・・・・・・」

春香「ひび・・・き・・・」

モノピヨ『お別れすんだ?それじゃボクは帰るよ』

真「待て」


332: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 00:37:20.27 ID:ZKRasB6t0

モノピヨ『なんだい?君もボクに手を出すの?自分が死ぬだけだっていうのに』

真「いや、君の出番はすぐに来るからそこで待っててよ」

モノピヨ『は?』

真「貴音・・・準備はいいかい?」

貴音「はい?」

グサッ

貴音「え・・・?」

真「もうボクも限界なんだ。はやく解放されたい。春香と君どちらを殺すかと言われたら」

真「ボクに選択肢なんかない」

貴音「あ・・・ぁぁ・・・」

春香「真・・・なにして・・・」

真「春香。君が外に出るんだ。君がこのゲームの勝者なんだ」

貴音「菊・・・地・・・ま・・こと・・・」

真「悪いと思ってるよ。貴音」


333: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 00:39:42.01 ID:ZKRasB6t0

貴音「・・・・・・・・」

春香「真・・・貴音さん・・・」

真「さぁ、モノピヨ」

真「裁判を始めよう」


337: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 00:44:14.37 ID:ZKRasB6t0

モノピヨ『おもしろいね、君。では裁判を開始しよう』

真「春香、ちゃんとボクに投票するんだ」

春香「で・・・でも・・・」

真「そうしないといつまでもここから出られない」

真「だからボクに投票するんだ」

春香「・・・・・・真」

モノピヨ『決まったかな。では開票をしよう』


341: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 00:53:04.32 ID:ZKRasB6t0

モノピヨ『開票の結果を発表するよ。菊地真2票。犯人は菊地真。真犯人は言うまでもなく菊地真』

モノピヨ『君たちは本当に純粋だね。相手が裏切るということを考えないのか?』

真「ボクたちはアイドルだからね。純粋さが大事なのさ」

春香「相手を信じて、自分を信じるの・・・。仲間の意志は裏切れない」

モノピヨ『おもしろいんだね。アイドルってやつは』

モノピヨ『では最後の罰ゲームといこうか』


344: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 00:59:25.11 ID:ZKRasB6t0

モノピヨ『この部屋に入るんだ』

真「これは・・・自転車?」

モノピヨ『室内用のエアバイクさ、乗って』

真「ああ」

真「それで?」

モノピヨ『ただ走っていてくれればいいよ。前のモニターに走行映像がでるから。車に気を付けてね』

真「それだけ?」

真「ま、とりあえず走ってみよう」


347: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 01:06:50.60 ID:ZKRasB6t0

真「これのどこが罰ゲーム・・・」

真「画面も大して変わらないし、なんなんだろう」

真「え・・・車の・・・大群・・・?」

ブゥゥゥゥゥゥゥ

真「なに・・・なにが起こるの・・・」

バリィィィィン!!

真(本物の・・・車・・・?)

真(避けられない・・・避けられるはずないだろ・・・)

真(これが・・・罰ゲームか・・・)


350: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 01:09:44.03 ID:ZKRasB6t0

春香「・・・・・・・・」

モノピヨ『さあ、君は勝者だ。ここから出ることを許す』

春香「・・・・・・・・」

モノピヨ『早く立って、玄関ホールに行くんだ』


春香「プロデューサー・・・さん・・・」


355: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 01:15:47.13 ID:ZKRasB6t0

~玄関ホール~

モノピヨ『さあ、扉を開けるよ。四日ぶりの日の光だから気を付けるんだよ』

春香「・・・・・・・・」

ガチャッ

春香「・・・まぶしっ」

律子「春香!」

P「春香!」

春香「律子さん・・・プロデューサーさん・・・」

律子「春香・・・ごめんね・・・」

P「怖かっただろう。春香」

春香「みんなが・・・みんなが・・・」

P「ああ、わかっている」


357: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 01:22:05.51 ID:ZKRasB6t0

P「俺はお前をプロデュースするよ」

春香「え・・・?どういう・・・こと・・・ですか・・・」


P「春香、お前は蠱毒って知ってるか?」

春香「え、いや・・・はい?こどく・・・?」

P「毒を持つ生きものを壺などに一緒に入れて生き残ったものが最高の毒を持つというやつだ」

P「今回それで勝ち残ったのが春香、お前だったんだ」


363: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 01:27:48.02 ID:ZKRasB6t0

P「この中で生き残ったお前ならきっと芸能界でも生き残れる」

P「お前はアイドルマスターになれるんだ!」

春香「・・・・・・・・」

律子「どうしたの?春香」

春香「・・・・・・いえ、なんでもありません」

春香「それではこれからプロデュースよろしくお願いします。プロデューサー」

春香(ここで問題を起こしたら・・・みんなに顔向け出来ない・・・)

春香(こうなったら私は手に入れるしかないの・・・アイドルマスターの栄誉を・・・!)

春香(みんなの生きた証としても!!)


370: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 01:33:35.92 ID:ZKRasB6t0

監督「はいカット!」

春香「ふぅ~疲れましたプロデューサーさん」

P「お疲れさん。て言うかなんで俺まで出演してるんだ?」

律子「いいじゃないですか。ノリノリだったくせに」

P「まぁ、765プロ総出演ドラマはこれでクランクアップだな」

小鳥「私も声の出演ですが参加しましたし。変声機で変わってたけど・・・ぅぅ・・・」

真「お疲れ、春香、プロデューサー」

春香「あ、真、お疲れ様」

P「お疲れ真。かっこよかったなラスト。またファンが増えるぞ」

真「ボクとしてはもっと可愛い役がよかったのに・・・」


383: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 01:37:30.93 ID:ZKRasB6t0

美希「画面から見てたけど真くんかっこよかったの~!」

雪歩「うんうん!凄かったよ『裁判を始めよう』とか」

真「や、やめてよ雪歩~」

やよい「うっうー!楽しかったですね」

P「でもやよいはすぐに出番なくなっちゃったな」

やよい「えへへ~。でもみんなのご飯作るの楽しかったです」

P「そっか。やよいはえらいな」

やよい「?」


390: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 01:41:34.63 ID:ZKRasB6t0

千早「お疲れさまですプロデューサー」

P「お、お疲れ」

千早「今回はすみませんでした。本当なら私は伊織の役どころだったのに」

P「しょうがないさ。スケジュールの都合で千早は早く抜けなきゃいけなかったんだから」

千早「ですが・・・」

伊織「いいじゃないのよ。おかげさまでこの伊織ちゃんが長く出られたんだから」

P「伊織、お疲れさん」

伊織「な、なによ。簡単に頭撫でないでよ」

P「すまんすまん」


393: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 01:46:28.32 ID:ZKRasB6t0

貴音「あなたさま、お疲れさまです」

P「貴音。今回はすまないな憎まれ役で」

貴音「よいのです。どのような役もこなすのが一流というもの」

P「そうか。ありがとうな」

貴音「ふふっ、面妖な」

響「おーいプロデューサー!」

P「響、お疲れ」

響「まったくだぞ。あんなやられ方・・・イヤだぞ・・・」

P「俺は響っぽくてよかったと思うぞ」

響「どこら辺が?」

P「仲間思いのいい子なところだな」

響「ぅ・・・ありがと」


396: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 01:51:16.80 ID:ZKRasB6t0

亜美「兄ちゃんにど→ん」

真美「真美もど→ん」

P「こらっ亜美、真美危ないだろ!」

亜美「あっはっは~☆」

真美「兄ちゃんが怒った~☆」

P「こらー!」

あずさ「お疲れさまですプロデューサー」

P「あ、あずささん。お疲れさまです」

あずさ「結婚かぁ・・・プロデューサーしてくれます?」

P「ななな何言ってるんですか!?」

あずさ「ふふふ、冗談ですよ。冗談」


397: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 01:56:24.94 ID:ZKRasB6t0

P「おーい!最後にみんなで写真撮るぞー!」

『はーい!』

春香(みなさん!これが765プロです)

春香(小鳥さんがいて、律子さんがいて、社長がいて)

春香(やよいがいて、伊織がいて、響がいて、千早ちゃんがいて)

春香(亜美がいて、真美がいて、真がいて、雪歩がいて)

春香(あずささんがいて、美希がいて、貴音さんがいて私がいて)

春香(そしてなによりプロデューサーさんがいる)

春香(765プロをこれからもよろしくお願いします!)


おしまい♪


399: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/22(土) 01:57:34.85 ID:AKctlNar0

良かった……乙



元スレ:春香「おっはようございま~す!」

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