1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 21:45:25.28 ID:Nb9JuY5d0

P「そ、それは本当なのか!?」

春香「は、はい……私と、雪歩・真の三人で公園へ遊びに行ってたんですけど……」

真「雪歩が掘った穴に、通りかかったお婆さんが落ちちゃって!」

律子「あ、あなたたち……なんてことを……!」

雪歩「そのまま死んじゃいましたぁ~……ぅぅぅ」

P「おいおい! やばいぞ! スキャンダルどころの話じゃない!」

春香「怖くなって、そのまま帰ってきちゃって……」

P「警察も救急車も呼んでないのか!?」

雪歩「はいぃ……とりあえずそのまま埋めておきましたぁ……」

P「死体遺棄じゃないか……!」

律子「どうしましょう……と、とりあえず、社長に……!」

P「そ、そうだな」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 21:50:05.60 ID:Nb9JuY5d0

高木「黙ってよう」

律子「えっ!?」

P「やはり……そうなりますか」

高木「我が765プロの所属メンバーが過失致死罪にとわれたとなれば、おしまいだ……」

高木「P君。隠し通してくれるね?」

P「わ、わかりました……!」

律子「ちょ、ちょっと待ってください! 人の命を奪っておいて、それを隠し通すなんて……」

律子「アイドル云々の前に、人として終わってますよ! しっかりと自首をして、後に会見を……!」

高木「律子君、君はたしか、お父上のように実業家を目指しているんだったね?」

律子「は、はい……」

高木「ならば、わかるだろう。企業にとって、イメージ悪化がどれほど恐ろしいか」

高木「それに、君の経歴にも傷がつくことになるんだよ?」

高木「管理能力の無さ。人殺しをプロデュースしたなんて経歴が……一生付きまとうんだ」

律子「わかりました。隠しましょう」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 21:55:14.58 ID:Nb9JuY5d0

P「というわけだ。みんな」

「「「 えええええええええええ 」」」

千早「ひ、人を殺したなんて……」

伊織「じょ、冗談よね……?」

響「アハハハー! いやいや、笑えないさー……」

小鳥「ぴよ……」

美希「なんか、やばそうなの」

P「このことをみんなに話したのは、運命共同体だからだ」

やよい「きょーどーたい?」

貴音「死なば諸共……ということですね。おそろしい」

P「そうだ。雪歩が死体を遺棄した事実を外部に漏らしたやつには、『裏切り者』の烙印を押す」

亜美「なんかかっくいー!」

真美「サスペンスドラマみたいじゃん!」

雪歩「お願いしますぅ! 隠し通してくださいぃ!」

美希「あれが人殺しの顔……ミキ、一生忘れないの」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 22:00:14.20 ID:Nb9JuY5d0

やよい「かしつちし? って、どれぐらい悪いことなんですかー?」

千早「重罪よ……!」

やよい「罰金とかも払わなくちゃならないんですかぁ……?」

貴音「そうですね。おそらく……50万以下の罰金でしょう」

やよい「50万!? ええっとー、すっごーく高いのかなぁ」

伊織「大したことないじゃない。それぐらいパパッと払っちゃいなさいよ」

貴音「罰金以外にも、慰謝料など請求される可能性があります」

伊織「ふーん。それでも、安いもんでしょ」

P「おい! 伊織! 人の命はそんなに安くないんだ! 軽々しく『払ってしまえ』ですませるんじゃない!」

伊織「ど、怒鳴らないでよ……」

雪歩「私、そんなにお金持ってないよぉ……ひぃぃ」

春香「保険とかおりないのかな」

真「自動車事故とかならよく聞くけど……穴っていうのは……」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 22:05:18.05 ID:Nb9JuY5d0

亜美「50万あったらさー! ポケモンなんこ買えるー?」

春香「ポケモンって5000円くらいだよね……100個?」

真美「すごーい!」

やよい「も、もやしは何袋買えますかー!?」

伊織「もやしっていくらぐらいなのよ」

やよい「近所のスーパーでは29円で売ってるよー」

真「じゃあ、50000÷29でっと……」カタカタ

真「17241袋!」

やよい「ひえぇええええ」

あずさ「毎日もやしパーティね。うふふ」

雪歩「あうぅ……もやし17241袋ぶんの命を奪っちゃった……」

やよい「うっうー! 軽蔑しますぅー!」

雪歩「ひっ」

やよい「雪歩さん! 軽蔑しますぅー!」ベシベシ

雪歩「うぅぅぅ……」


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 22:12:27.32 ID:Nb9JuY5d0

P「だいたい、なんで雪歩は穴を掘ったりしたんだ?」

雪歩「実は……」

―――

真「若い人たちがしっかり挨拶できないのが問題になってるんだって」

春香「アハハ。他人事みたいに言ってるけど、私たちも若いよ」

真「アイドルとしてさ! やっぱりみんなをリードしていく気持ちでいないとだめかなーって」

真「芸能界でも、挨拶は大切だしね!」

雪歩「そうだね」

真「そうそう。だから雪歩、がんばって」

雪歩「えっ、私?」

真「だって雪歩、恥ずかしがり屋だからなぁ。ちゃんと挨拶できる?」

雪歩「で、できるよっ」

春香「まあまあ。あっ、ほら、前からお婆さんがくるよ。雪歩、挨拶してみなよ」

雪歩「う、うん!」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 22:19:38.63 ID:Nb9JuY5d0

雪歩「あの! おはようございます!」

お婆さん「こんにちは」

雪歩「!!!」

雪歩(もう午後なのにおはようございますって言っちゃったぁ……は、恥ずかしぃ)

雪歩「ひぃぃぃぃぃ!!!」

ザクザクザクザク

真「ちょ、ちょっと雪歩! 穴掘っちゃだめだよ!」

お婆さん「ぐぁ!」

春香「ああっ! お婆さんが巻き込まれた!」

真「うわっ、すごい深いよ! もう底が見えない! なんてスピードだ」

春香「ど、どうしよう……!」

ズボッ

雪歩「ふぅ」

春香「あっ! 向こうの地面から出てきた!」

真「モグラみたいだ」


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 22:26:59.22 ID:Nb9JuY5d0

真「まったく、雪歩はシャイだなぁ」

雪歩「だってぇ……んしょ」

春香「……あれ? お婆さんは?」

雪歩「?」

春香「あ、穴に落ちってったよね? もしかして、気づかなかった?」

雪歩「えええええっ! かなり深く掘っちゃったけど……」

真「だ、大丈夫かな……。うーん、深すぎて底が見えない」

真「よし。ボクが中に入って様子を見てくるよ」

春香「あ、危ないよ!」

真「大丈夫だって。雪歩が出てきた方の穴は緩やかだし」

真「そっちから入って、様子を見てくるよ」

雪歩「き、気を付けて……」


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 22:34:04.23 ID:Nb9JuY5d0

春香「お婆さん無事かなぁ……」

雪歩「……」

真「……よいしょっと。た、ただいまぁ……」

春香「あっ、おかえり! あれ? お婆さんは? もしかして、会えなかったの?」

真「えっと……会えたよ。よ、横たわってた」

雪歩「……?」

春香「横たわってた? 足をくじいちゃって、動けないとか?」

真「そ、そうじゃなくて……その、眠ってた」

春香「……? 起こしてくればよかったんじゃ」

真「起こそうとしたけど、起きなかったんだ」

雪歩「……そ、それって……」

春香「ハ、ハハハ! 冗談だよね」

真「……」

春香「ま、真……?」

真「死んでた」


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 22:40:18.15 ID:Nb9JuY5d0

春香「うわあ……」

雪歩「あぁぁぁぁ……ああぁぁ……!」

真「ゆ、雪歩?」

雪歩「ひぃ!!!」

ザッザッザッ

真「あっ! 雪歩! 穴を埋めちゃったら、死体を引き上げられないよ!」

春香「そうじゃないよ! 隠滅! 隠滅しないと! 真も手伝って!」

真「え、ええ!?」

雪歩「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいぃぃぃ!!!」

春香「誰かに見つかる前に! はやく!」

真「う、うん!」

―――

P「そうか。それは災難だったな」

千早(災難なのはお婆さんじゃない……!)

響「人を死に至らしめる穴かー! 雪歩すごいぞー」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 22:45:38.62 ID:Nb9JuY5d0

P「だが、埋めたのは正しい判断だったな……雪歩、よくやったぞ」

雪歩「はいぃ……痛み入りますぅ」

千早「……!」

千早(駄目……こんなの、看過できない!)

千早(ネ、ネットにこの事実を……匿名で……!)

スッ

千早「…………」

【○○公園で765プロの荻原雪歩さんを見ました。穴を掘って何かを】

春香「千早ちゃん! ケータイで何見てるの?」バッ

千早「あっ! ちょ」

春香「あああああああああああああああ!!!!!!!」

亜美「なになにー?」

伊織「なによ、どうしたの」

春香「千早ちゃんがネットに情報を流してるよー! プロデューサーさん! 裏切り者ですよ! 裏切り者!」

P「なにっ?」ガタッ


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 22:50:08.06 ID:Nb9JuY5d0

千早「くっ」ダッ

貴音「逃げる気です!」

P「逃すな!」

響「ここは通さないぞー!」

千早「どいて!」

真美「千早お姉ちゃん、つっかまえたー!」

ガシッ

千早「あっ!」

亜美「逃げるなー! 裏切り者ー!」

P「ようし。そのまま取り押さえておけ」

千早「あ、あなたたち、目を覚まして! これは犯罪で……!」

P「口を塞ぐんだ。誰か、猿轡とか持ってないか?」

美希「うまい棒ならたくさんあるの。はい」

亜美「つっこめー」

千早「うごっ」


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 22:55:53.20 ID:Nb9JuY5d0

P「言ったよな。裏切り者には、烙印を押すと」

千早「んっ~~~~!!! ん~~~~! んん!」

P「律子。鉄を熱したか?」

律子「はい」

やよい「うわー熱そぉー!」

あずさ「あ、あらあら……本当に烙印を?」

千早「!!!!! ん~~~!!! んん~~~~!!」ウルウル

P「泣いても無駄だ。だが、憐みの心もある。なるべく目立たない場所に押すよ」

P「胸がいいだろうな。平らで押しやすいし、服で隠れるだろ」

千早「んんんん~~~~~~!!!!!!」

P「みんな! よく見ておくんだ! 裏切り者は、こうなるぞ!」

ジュウウウウウウ

千早「んぐっぐぐうううううううううううううう」

伊織「……ひぇぇ」

雪歩「ごめんなさいごめんなさい……ごめんなさいぃ……」


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 23:02:31.73 ID:Nb9JuY5d0

【裏切り者】

千早「うう……」

やよい「……」

亜美「……」

真美「……」

伊織「ちょ、ちょっと、さすがにやりすぎじゃ……」

P「なんだ伊織。お前のデコに押してもいいんだぞ?」

伊織「っ…………」

P「そうだ。口を閉ざしておくことだ」

千早「う……うう……」

春香「千早ちゃん、落ち込まないで。胸に烙印が押されても、歌は歌えるよ」

真「そうだよ! 元気出して!」

雪歩「そ、その烙印も見ようと思えば御洒落に見えなくもないような……」

千早「……!」ギロッ

雪歩「ひぃ! ご、ごめんなさぃぃ……」


67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 23:06:41.92 ID:Nb9JuY5d0

小鳥「ですが……大丈夫でしょうか」

小鳥「社内の口封じはできたとしても、目撃者がいないとは限りませんし……」

小鳥「だれかが掘り返しているなんてことは……」

春香「かなり深く掘ったから、そう簡単には発見できないと思いますけど……」

P「だが、用心するにこしたことはない。一度現場を見に行こう」

律子「私も行きます」

P「みんなは待っていてくれ。ちょっと様子を見て、すぐ帰ってくるから」

「「「 はーい 」」」


80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 23:12:34.50 ID:Nb9JuY5d0

ガチャ

高木「……」

P「あ、社長。ちょうどこれから現場を見に行くところなんです」

律子「ご一緒しますか?」

高木「……」

P「社長?」

高木「……」

ガシッ

P「あっ! 社長何を! 俺のズボンから手を離してください!」

高木「……」

スルスルスル

P「ああっ! 社長!///」

響「社長がプロデューサーのズボンを脱がしてるぞー!?」

貴音「面妖な!」

律子「わー! ちょ、ちょっと何してるんですかふたりともー!」


91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 23:18:11.49 ID:Nb9JuY5d0

高木「穴があるねぇ」

イジイジ

P「やめてください! セクハラですよぉ! ウンコする穴なんて触って、ばっちぃですよぉ!///」

高木「埋めたいなぁ」

P「え?」

高木「埋める」

ヌギヌギ

P「ちょ、ちょっとぉ!」

高木「せいっ」

ズブリッ♂

P「ぐああああああああああああああああああああああああああああ」

律子「きゃあああああああああああああああああああああ」

小鳥「こ、これは凄い……!」

美希「ハニィィィィィィィィィ!!!!! ハニーが大変なのー!!!!!」

あずさ「あらあら」


104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 23:24:27.29 ID:Nb9JuY5d0

高木「うぅぅぅぅ」ドサッ

律子「しゃ、社長! いったいどうしたんですか!? …………! し、死んでる……!」

高木「」

やよい「ええっ!? ええ!?」

伊織「な、なによ!? 何が起きてるの!?」

亜美「に、兄ちゃん大丈夫?」

真美「兄ちゃーん?」

P「……」スクッ

律子「あっ、大丈夫ですか? って、きゃあ! 前、前!」

春香「プロデューサーさん! 股間からマイク出てますよ! マイク!」

P「……埋めたい」

真「な、何言ってるんですか? プロデューサー、なんか様子がおかしいような」

P「穴を……埋めさせろぉ!」

ガバッ

真「わー!」


110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 23:29:11.71 ID:Nb9JuY5d0

P「真……おまえ、顔に穴が空いてるじゃないか……」

真「ちょ、何を……穴って、口ですよこれ」

P「穴を埋めるぞぉ!」

ズブリッ♂

真「んぐぅ!」

あずさ「あらあら!!!」

やよい「うっうー! な、何をしてるんですかぁー!?」

響「は、ハレンチだぁー!」

小鳥「イラマチオ!!!」

律子「やめてください!」

P「うるせぇー! 俺は穴を埋めなければならないんだー! 離せ!」

ガッ ゴツン

律子「カハッ―――」

ドサッ

春香「り、律子さん! 頭から血が……!」


113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 23:35:12.97 ID:Nb9JuY5d0

律子「」

美希「り、律子が死んでるのー!!!!!」

雪歩「ひぃぃぃぃぃ!!!!」

P「おらぁぁぁぁぁ!!!!」

パンパンパン

ドピュルル

真「むぐっ……! ん!」

P「ああああぁぁぁぁぁ」ドサッ

やよい「ひえええ!」

伊織「せ、性犯罪者が倒れたわよ! 誰か取り押さえて!」

貴音「その必要はないようです……すでに絶命しております」

P「」

響「なんくるなくないぞー! やばいぞー! どうすればいいんさー!」


117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 23:40:01.80 ID:Nb9JuY5d0

真「……」フラッ

春香「ま、真……? 大丈夫? 吐いてきた方がいいんじゃない?」

真「……」

伊織「ちょっと、何とか言いなさいよ」

トコトコ

真「……伊織。耳に穴が空いてるよ」

伊織「は、はぁ? 当たり前でしょ。穴が空いてなきゃ、聞こえないじゃない」

真「埋めないと」

伊織「? なに?」

真「埋めないとぉ!」

ガシッ

伊織「きゃっ! ちょっと、なにやめて! 痛い!」

真「埋めないとぉ!」

グググググ

伊織「イタイイタイ! 頭が潰れちゃうぅぅぅ!!!!」


121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 23:44:56.41 ID:Nb9JuY5d0

雪歩「ひ、ひぃぃ!」ガクガク

春香「真! しっかりして!」

真「あれえ? まだ穴が空いてる。うるさい喚き声が漏れる穴だ……」

伊織「いやああああああいたい! いたいぃぃぃ!」

やよい「伊織ちゃあああああん!!!!」

真「埋めるよ。ボクの口で。はぁむ」

伊織「ん! んんん! んむぅ!」

チュルルルルル

やよい「な、なんでキスしてるんですかぁー!?」

あずさ「やよいちゃんにはまだはやいわ。見ないでおきましょう」

やよい「うっうー! 気になりますぅー!」

真「……っぷはぁ」

真「……ぅぅぅぅ」ドサッ

雪歩「ま、真ちゃん!」

真「」


125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 23:50:43.94 ID:Nb9JuY5d0

春香「また……また、死んでるよ……!」

貴音「面妖な……!」

亜美「ひぃー! お助けー!」

真美「警察呼ぼうよー!」

伊織「……」フラッ

亜美「あっ、いおりんが起きた」

真美「大丈夫ー?」

春香「ふたりとも危ないよ! 今までのパターンからすると……!」

伊織「……」ピカー

亜美「ぎゃあ! 眩しい!」

真美「目がー! 目がー!」

やよい「うっうー! 伊織ちゃんのおでこから光がー!」


131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/22(火) 23:57:22.10 ID:Nb9JuY5d0

伊織「……埋めないと」スッ

美希「あー! ミキのうまい棒!」

伊織「そこっ」

ズブズブ

亜美「んぐっ」

真美「ふがっ」

ドサッ

春香「ふ、ふたりとも、大丈夫!?」

美希「せっかくのうまい棒をおしりの穴にー! でこちゃんのばか!」

伊織「」

美希「って、言ってるそばから死んでるのー!」

亜美「……」フラッ

真美「……」フラッ

響「い、嫌な予感がするぞ……」


143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/23(水) 00:31:43.67 ID:5VJmp6h/0

亜美「つめろー! 埋めろー!」

真美「つめろー! 限界までー!」

響「ふぁぁぁぁぁ! ふあふぇぇぇぇぇ!」

美希「ミキのおにぎりー! 勝手に使わないでほしいのー!」

亜美「……」ドサッ

真美「……」ドサッ

響「うぐぅぅぅぅぅ」

亜美「」

真美「」

やよい「ま、またですぅー! ど、どうなってるんですかぁー!?」

貴音「なんとなく……わかりました。おそらく、感染しています」

やよい「か、感染……?」

貴音「穴を埋めたいという衝動が……」

響「埋めたいぞ~。自分、埋めたいぞ~」フラッ

春香「ま、また……!」


144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/23(水) 00:38:10.99 ID:5VJmp6h/0

響「ハム蔵をつっこむぞー」

貴音「っく……!/// 目を覚ますのです……響……!」

響「いけぇ! ハム蔵! 貴音のおしりの穴を埋めるんだぁ!」

ハム蔵「……」

ムギュルルル

貴音「~~~~!!!!///」


雪歩「あ、あわわ……うぅぅぅぅ……!」

雪歩「ど、どうしてこんなことに……!」

千早「もう気づいているんでしょう?」ポンッ

雪歩「……!? ち、千早……ちゃん……?」

千早「復讐よ、これは。……埋められたお婆さんの……怨念が、ここを支配している……」

雪歩「ひぃ……! そ、そんなぁ!」

千早「この惨劇を止めるためには、哀れな死体を掘り起こすことね……愚行を悔いながら」


149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/23(水) 00:44:09.86 ID:5VJmp6h/0

貴音「埋めましょう。穴は埋めるものです」

あずさ「あ、あらあら! そ、そこはちょっとぉ!/// こ、困っちゃう……!///」

やよい「ううー! だ、誰かー!」

千早「ほら、急がないと。この惨劇は止まらないわよ」

雪歩「……!」ダッ

春香「あっ! 雪歩! 逃げるの!?」

雪歩「みんな待ってて! 私が、全てを終わらせるから!」

ガチャ

バタン

雪歩「掘らないと……死体を、掘りおこさないと……!」

タッタッタッタ


150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/23(水) 00:49:50.15 ID:5VJmp6h/0

雪歩「はぁ……はぁ……! たしか、埋めたのはこのあたり……!」

ザクザクザクザク

雪歩「……!? あれ? 死体は!?」

ザクザクザク

雪歩「お、おかしい! ここに、あるはずなのに……! な、ない!」

雪歩「もっと深い場所……?」

ザクザクザクザク

雪歩「違う……なんで? どうしてないの……?」

パサッ

雪歩「……? 何? なにか降ってきて……土?」ゾクッ

ドサッ ドサササササッ

雪歩「きゃあ!!!! なに!? な、なんで……!」

雪歩「だ、誰ですか!? わ、私が中に入ってます! 埋めないで!」

お婆さん「……」

雪歩「あ、あなたは……」


156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/23(水) 00:55:17.93 ID:5VJmp6h/0

雪歩「あ、あなたは死んだはずじゃ……」

お婆さん「…………よくも……よくも」

ザッザッザッ

雪歩「いやぁぁぁぁ! やめてぇ! 埋めないでぇ! ごめんなさい! 許してください!」

お婆さん「………………」

ザッザッザッ

雪歩「いやああああああああああああああああああああああ」

―――

映画スタッフ「ってのが、『穴を掘る少女』の第一稿なんですけど。カ・イ・ダ・ンって感じで」

P「ホ、ホラー調ですね……どうだった、雪歩。読んでみた感想は」

雪歩「…………………嫌です」

映画スタッフ「そうですか。はい、他にもブラジルまで穴を掘り続けるって案があるんですけど……それはさすがに安直」

雪歩「そっちでお願いします」

映画スタッフ「ですね。わっかりましたー」

~END~


157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/23(水) 00:55:49.80 ID:zjfG8PM00


映画か



元スレ:P「雪歩が掘った穴に人が落ちて死んだ!?」

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