1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 12:36:57.57 ID:eyOjbrd/0

櫻子「雪か……」

向日葵「どうりで寒いと思いましたわ」

櫻子「積もるといいな」

向日葵「そんなにいいものじゃないですわよ?」

櫻子「いいじゃん、雪」

櫻子「雪合戦とか出来るし、たくさん降ったらカマクラも作れるよ?」

向日葵「まあ、楽しみもありますけどそんなに降ったら雪かきしないと……」

櫻子「そういうのは向日葵の仕事だし」

向日葵「なんでよ!」


2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 12:37:45.37 ID:eyOjbrd/0

櫻子「カマクラの中で餅食べたいね餅」

向日葵「お餅、美味しいですものね」

櫻子「プクーっと膨らんで……ヨダレ出てきた」ジュル

向日葵「汚いですわよ!」

櫻子「だってお餅美味しいんだもん!」

向日葵「もう、世話の焼ける……」フキフキ

櫻子「お餅焼いてね、向日葵」

向日葵「はいはい、わかりましたわよ」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 12:39:14.86 ID:eyOjbrd/0

櫻子「カマクラは私が作るね」

向日葵「あら、手伝わなくていいんですの?」

櫻子「向日葵は私の食べ物を用意してればいいの!」

向日葵「でも……」

櫻子「いいんだよ! 私に任せろ!」

向日葵「ちょっと心配ですけど、わかりましたわ」

櫻子「えへへ」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 12:41:14.47 ID:eyOjbrd/0

向日葵「それ以前に雪が降らない事にはどうにもなりませんわね」

櫻子「大丈夫だって、こんだけ降ってたらカマクラも雪合戦もし放題だ!」

向日葵「そうかしら?」

櫻子「まあ、もし降らなくても餅は焼いてもらうけど」

向日葵「何言ってますの、カマクラを作る報酬がお餅でしょう?」

櫻子「え……ケチケチおっぱい魔神」

向日葵「なんですって!?」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 12:43:51.27 ID:eyOjbrd/0

向日葵「ま……いいですわよ」

櫻子「え?」

向日葵「ちゃんと作ってあげますわ」

櫻子「いいの?」

向日葵「暴れられたら手が付けられませんもの」

櫻子「とか言いつついっつも蹴ったりしてるじゃん」

向日葵「それは櫻子が手の付けられないようなことするからですわ」

櫻子「だからって蹴ることはないだろ」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 12:48:20.52 ID:eyOjbrd/0

撫子「櫻子、今日は櫻子がご飯当番だけど、私が作るから」

櫻子「え、いいの? ラッキー」

撫子「折角のクリスマスに残念なもの食べたくないから」

櫻子「……」

花子「レンジでチンなんて嫌だし」

櫻子「確かにそのつもりだったけど……」

櫻子「流石にヒドイ!」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 12:53:06.66 ID:eyOjbrd/0

櫻子「と言うことがあったんだけど」

向日葵「だからって、どうしてウチでクリスマスしてるんですの?」

櫻子「あんなコト言われて平然としていられないよ!」

櫻子「ねーちゃんも例の彼女さんと過ごせばいいのにさ」

向日葵「確かに今日は特別な日ですけど、それは家族で過ごしてもいいんですのよ?」

櫻子「ふーん」

向日葵「海外のクリスマスはそうしてるらしいですし」

櫻子「あれ? だったら今、私と向日葵が家族みたいになってるじゃん」


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 12:57:01.12 ID:eyOjbrd/0

向日葵「!?」

楓「楓のことも忘れないで欲しいの」

櫻子「ああ、ごめんごめん楓も一緒だね」

向日葵「っ!?」

楓「櫻子お姉ちゃんと家族になれてとっても嬉しいの」

櫻子「そうか、嬉しいか」ナデナデ

向日葵「……」プスプス

櫻子「ん? どうしたの、向日葵」

向日葵「い、いえ……なんでも」///

向日葵(櫻子と……か、家族)///


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 13:00:48.61 ID:eyOjbrd/0

櫻子「チキン美味い!」

向日葵「そうかしら///」

櫻子「流石だな向日葵、私専用の給仕なだけあるな」

向日葵「誰が給仕よ! シェフの間違いでしょう?」

櫻子「そうだっけ?」

向日葵「そもそもシェフでも無いですし」

櫻子「これだけ美味しかったらシェフって言ってもいいと思うけど」

向日葵「そ、そう?」

櫻子「ずっと食べてたいくらい」

向日葵「///」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 13:04:10.63 ID:eyOjbrd/0

櫻子「見て向日葵、雪だいぶ降ったんじゃない?」

向日葵「このまま降り続ければ本当にカマクラ作れるかもしれないですわね」

櫻子「楽しみだなー」

向日葵「櫻子の作るカマクラ、ちょっと不安ですけど楽しみにしてますわ」

櫻子「カマクラくらいちゃんと作れるっての」

向日葵「ふふ、でもそれも夜が明けてからですわね」

櫻子「楽しみにしとけよ、向日葵!」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 13:08:01.52 ID:eyOjbrd/0

櫻子「このケーキどこで買ったの、美味しそうじゃん」

向日葵「今年は頑張って手作りしてみましたの」

櫻子「え! これ、向日葵が作ったの?」

向日葵「ええ、まあ……」

櫻子「すごい……すごいじゃん向日葵!」

向日葵「えと、あ、ありがとう///」

櫻子「クリスマスケーキなんて一般家庭では作れないものかと」

向日葵「櫻子にも食べて欲しくて、頑張ったんですのよ」

櫻子「そ、そっか//」


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 13:12:11.71 ID:eyOjbrd/0

櫻子「あー美味しかった、毎日食べたいね」

向日葵「太りますわよ」

櫻子「私は肥らない体質だからいいの」

向日葵「ぐぬぬ……」

櫻子「さて、寝るか」

向日葵「なに当然のように人の家で寝ようとしてるのよ」

櫻子「だって帰るのめんどい、おなかもプクいし」

向日葵「隣なんだからすぐでしょう?」

櫻子「くーくー……」

向日葵「……もう、まったく……このまま寝たら風邪引いてしまいますわ」パスッ

櫻子「……ありがと」ボソッ


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 13:17:05.23 ID:eyOjbrd/0

向日葵「あまり積もってないですわね……」

櫻子「そんなぁ……」

向日葵「櫻子……ほ、ほらでもまだ降ってますわよ」

櫻子「そうだけどさぁ……」

櫻子「向日葵と一緒にカマクラ入りたかったのに」

向日葵「私も、ですわ」

櫻子「だよねぇ」

向日葵「これから積もってくれるのを祈るしか無いですわね」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 13:21:24.27 ID:eyOjbrd/0

櫻子「雪だるまでも作ろう」

向日葵「いいですわね」

櫻子「向日葵もやるの?」

向日葵「することも無いですし」

櫻子「そっか、えへへ」

向日葵「大きいの作るんですの?」

櫻子「うーん、そんなでもないかな」

櫻子「手のりサイズでいいんじゃない?」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 13:25:31.37 ID:eyOjbrd/0

櫻子「ぺたぺた……」

向日葵「ぺたぺた……」

櫻子「向日葵、良い感じじゃない?」

向日葵「そうかしら、櫻子もちゃんと出来てますわよ」

櫻子「えへへ」

向日葵「目と鼻と口と手をつけて……出来ましたわ」

櫻子「私のにはこれもつけちゃうもんね」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 13:29:33.96 ID:eyOjbrd/0

櫻子「ぺたっと」

向日葵「それって、もしかしてヒマワリ?」

櫻子「ヒマワリの飾り作ってみた」

向日葵「櫻子にしては上手く出来てますわね」

櫻子「ん、まあね」

向日葵「だったら……ちょっと待ってて」

櫻子「? どうしたんだろ」

向日葵「これ……持って来ましたわ」

櫻子「桜……?」


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 13:34:03.86 ID:eyOjbrd/0

向日葵「私の雪だるまにはこれを……」

櫻子「なんだか……」

櫻子「私たちみたいじゃん」

向日葵「そう……ですわね」

櫻子「仲良さそうに見えるけど?」

向日葵「私たちみたい、ですわよ」

櫻子「うん! えへへ、そうだね!」


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 13:38:26.43 ID:eyOjbrd/0

櫻子「上手くできたから、ひま子を飾っておこう」

向日葵「ひま子?」

櫻子「この子の名前」

向日葵「だったら、この子は櫻ですわ」

櫻子「ひま子と櫻か……」

向日葵「隣に、ね」

櫻子「……うん」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 13:42:57.66 ID:eyOjbrd/0

花子「軒先に雪だるまが置いてあるし」

…………

楓「お姉ちゃんと櫻子お姉ちゃんみたいなの」

…………

撫子「これは、ひま子と櫻子か、へぇ」

…………

楓「雪だるまが仲良く寄り添ってるの」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 13:49:31.01 ID:eyOjbrd/0

櫻子「おーい、向日葵遊ぶぞ」

向日葵「何言ってますの、大掃除しないと」

櫻子「おお……そう……じ?」

向日葵「櫻子、もしかして掃除何もしてませんの?」

櫻子「まあなんだ、なんとかなるって」

向日葵「何とかなるじゃないですわよ、私も手伝うから、掃除しますわよ」

櫻子「はーい」


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 13:54:05.39 ID:eyOjbrd/0

向日葵「結構溜まってますわね」

櫻子「大掃除したのが、丸一年前だからね」

向日葵「こまめに掃除なさいよ」

櫻子「わかってるよ」

向日葵「まったく……掃除しますわよ」

櫻子「頼んだ」

向日葵「あなたも一緒にするんですのよ!」


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 13:58:19.21 ID:eyOjbrd/0

向日葵「これは必要ですの?」

櫻子「ああうんいるいる」

向日葵「これは?」

櫻子「うんいるいる」

向日葵「じゃあ、これは?」

櫻子「それもいるいる」

向日葵「こんなのじゃ掃除が進まないじゃないですの!」

向日葵「この箱は捨ててしまいますわよ!」

櫻子「待って!」

櫻子「それは……ダメ」


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 14:02:42.62 ID:eyOjbrd/0

向日葵「どうせどうでもいいものしか入ってないんだからいいじゃない」

櫻子「ダメだよ、だってそれは……」

向日葵「?」

櫻子「それには向日葵との思い出が詰まってるから」

向日葵「え……」

櫻子「だから捨てちゃダメだよ」ギュ

向日葵「……///」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 14:08:20.95 ID:eyOjbrd/0

向日葵「その割には乱雑に置いてありましたわね」

櫻子「生活に密着してるって言って欲しいね」

向日葵「ただの言葉遊びですわ」

櫻子「違うもん」

向日葵「違うって……それじゃあ私と一緒にいるのが日常って事、かしら?」

櫻子「きゅ、急に恥ずかしいこと言わないでよ、もう//」

向日葵「……///」

向日葵「じゃ、じゃあそれは机の上に置いて、掃除を続けますわよ」

櫻子「ううん、持ってる」

向日葵「掃除の邪魔ですわよ?」

櫻子「それでも、持ってるよ」

向日葵「そ、そう///」


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 14:11:47.87 ID:eyOjbrd/0

向日葵「今日は少し暖かくてよかったですわね」

櫻子「そうだね」

向日葵「寒かったら掃除も大変でしたわ」

櫻子「向日葵は低血圧だもんね」

向日葵「お正月もこの調子だといいんですけど」

櫻子「おせちも作ってもらわないといけないしね」

向日葵「自分の家で食べなさいよ」

櫻子「えー、向日葵のおせちがいいし」

向日葵「もう、しょうがないですわね」


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 14:16:10.64 ID:eyOjbrd/0

向日葵「さて、掃除ももう終わりですわね」

櫻子「助かった向日葵、流石は私専用の掃除人だ」

向日葵「誰がよ!」

向日葵「まったく……」

櫻子「えへへ」

向日葵「じゃあそろそろ、家に戻りますわ」

櫻子「おう、ごくろう」

向日葵「良いお年を」

櫻子「良いお年を!」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 14:22:18.39 ID:eyOjbrd/0

櫻子「向日葵、あけおめ」

向日葵「あけましておめでとう、櫻子」

櫻子「向日葵、一緒に初詣行こうよ」

向日葵「ええ、でもちょっと待って、おせちの盛り付けがあと少しで終わりますわ」

櫻子「ああ、おせち! 良い匂いすると思った」

櫻子「もぐしっ!」

向日葵「勝手に食べないでよ!」 


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 14:28:21.12 ID:eyOjbrd/0

櫻子「だって美味しいんだもん」

向日葵「そ、そうかしら……さ、これも詰めて」

櫻子「もぐしっ!」

向日葵「もう! 詰めるそばから食べられたらまるで餌付けしてるみたいですわ」

櫻子「もうされちゃってるよ、餌付け」

向日葵「櫻子……私……」

櫻子「なんてね! えへへ……」

向日葵「あ……もうっ櫻子!」


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 14:33:38.77 ID:eyOjbrd/0

櫻子「もういい? 初詣行こう!」

向日葵「ええ……あ、振袖は着ないんですの?」

櫻子「振袖か……私着付けできないけど」

向日葵「私は出来ますわよ?」

楓「楓も出来るの」

櫻子「マジかよ……」

向日葵「折角の初詣ですから、櫻子には私が着付けますわ」

楓「楓はお姉ちゃんの振袖着付けてあげるの」


55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 14:37:55.13 ID:eyOjbrd/0

向日葵「ちんちくりんですわね……」

櫻子「なんだと! 向日葵だってそのおっぱいは和服似合わないんだよ」

向日葵「人が気にしてることを……」

櫻子「そんなのお互い様だもんね」

向日葵「ぐぬぬ……」

櫻子「……初詣行こっか」

向日葵「ええ……」

櫻子「あったかい甘酒飲みたい」

向日葵「今年はそこまで寒くないですわよ?」

櫻子「寒いとか寒くないとか関係なくない? 美味しいし」

向日葵「櫻子らしいですわね」


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 14:43:05.20 ID:eyOjbrd/0

櫻子「甘酒美味い! 向日葵もほら」

向日葵「ん……甘くて温まりますわ……」

櫻子「だよね、花子の土産はこれでいっか」

向日葵「え……せめてお守りとか」

櫻子「この前、花子の牛乳飲んじゃったしちょうどいいよね」

向日葵「……櫻子がそれでいいならあえて口出ししませんわ」

向日葵「楓にはこのお守りをお土産に」

櫻子「家内安全?」

向日葵「頼まれましたの」

櫻子「ふーん」


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 14:48:58.64 ID:eyOjbrd/0

櫻子「ただいま、はい花子お土産」

花子「甘酒だし! これなら出店の食べ物のほうがよかったし!」

櫻子「折角買ってきたのに文句言うなよ」


向日葵「楓、お守り買って来ましたわよ」

楓「お姉ちゃんありがとう」

楓「でもこれはお姉ちゃんと櫻子お姉ちゃんに持ってて欲しいの」

向日葵「?」


62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 14:52:18.52 ID:eyOjbrd/0

櫻子「振袖脱げないんだけど……流石に暑くなってきた」

櫻子「助けて向日葵」

向日葵「まったく世話が焼けますわね」

櫻子「向日葵が着せたんだから向日葵が脱がせろ」

向日葵「ぬがっ!? わ、わかりましたわ」

櫻子「どしたの、向日葵?」

向日葵「いえ、別に他意なんてないですわよ」

櫻子「暑いし苦しい、早くして」

向日葵「して……って、わ、わかりましたわ……」ドキドキ

シュルシュル

櫻子「はぁー、気持ちいい」

向日葵「!?」


63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 14:56:29.71 ID:eyOjbrd/0

櫻子「振袖とか着ると肩こっちゃうよ」

向日葵「着るの、嫌でした?」

櫻子「こういう堅苦しいのは私には似合わない」

向日葵「似あってましたのに……」

櫻子「そ、そう? ふーん、だったらたまになら着てやってもいいかな」

向日葵「また着付けてあげますわね」

櫻子「ま、土下座して拝み倒してきたらの話だけど」

向日葵「なんでよ!」


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 15:01:20.03 ID:eyOjbrd/0

櫻子「くーくー……」

向日葵「櫻子?」

櫻子「すぴー……」

向日葵「元日だっていうのにこんな所で寝てしまったんですの?」

櫻子「くしゅ……うぅ……」

向日葵「くしゃみまでして……本当に風邪引いてしまいますわ」

向日葵「……」ゴソゴソ

向日葵「ん……これなら寒くないですわよね」ピトッ


68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 15:06:27.09 ID:eyOjbrd/0

櫻子「ふぁ……あれ? なんで向日葵が一緒に寝てるの?」

向日葵「すーすー……」

櫻子「おーい向日葵ー」

櫻子「可愛い顔して寝ちゃって……もう」

櫻子「ひまちゃーん、朝ですよー」

向日葵「櫻子ー……」

櫻子「っ、私の夢でも見てるのかな……?」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 15:11:18.15 ID:eyOjbrd/0

櫻子「向日葵向日葵向日葵!」

向日葵「櫻子櫻子櫻子!」

櫻子「向日葵が好き、好き好き好き大好き!」

向日葵「櫻子が好きですわ、好き好き好き大好きですわ!」

櫻子「向日葵は私の宝物だよ、これからもずっと一緒にいようね」

向日葵「櫻子……嬉しい、結婚しましょう」

櫻子「向日葵……お腹ペコい、何か作って」

向日葵「そうですわね、子供も一杯欲しいですわね」


74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 15:16:58.71 ID:eyOjbrd/0

櫻子「ペコいペコい向日葵ー」

向日葵「むにゃ……こど……」

櫻子「向日葵ー起きろー!」

向日葵「ん……あれ……夢?」

櫻子「ん? 何の夢見てたの?」

向日葵「~~~っ!? バカ櫻子!」バシッ

櫻子「いたぁ! なんで!?」


75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 15:21:28.36 ID:eyOjbrd/0

向日葵「はぁ……」

櫻子「向日葵、お腹ペコいからなにか作ってよ」

向日葵「しょうがないですわね……お餅でも焼きましょうか」

櫻子「おお、お餅! すっかり忘れてた!」

向日葵「はいはい、焼きますから待ってなさい」

櫻子「砂糖醤油にするか、きな粉砂糖にするか」

向日葵「両方ですわ」

櫻子「え?」

向日葵「両方ですわ」

櫻子「お、おう」


79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 15:26:18.90 ID:eyOjbrd/0

櫻子「お餅プクい」

向日葵「美味しそうですわね」

櫻子「流石は向日葵だな、褒めてつかわす」

向日葵「まったく、櫻子は……」

櫻子「よし食べよう、もぐしっ!」

向日葵「きな粉、美味しいですわね」

櫻子「砂糖醤油もなかなか」

向日葵「私もそっち食べてみたいですわ」

櫻子「ほい、あーん」

向日葵「あーん……うん、美味しい」


81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 15:31:03.67 ID:eyOjbrd/0

櫻子「向日葵ばっかりずるい、私も食べたい」

向日葵「はいはい」

櫻子「あーん、美味い!」

向日葵「そんなに美味しそうに食べてくれて、私も嬉しいですわ」

櫻子「なら、これからも私に食料を供給してもらおうか」

向日葵「何様なのよ」

櫻子「えへへ」

向日葵「まあ、それも悪くないですわね……」


83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 15:35:44.69 ID:eyOjbrd/0

櫻子「結局カマクラは作れなかったな……」

向日葵「櫻子の目的は達成できたじゃない」

櫻子「目的?」

向日葵「お餅が食べたかったんでしょう?」

櫻子「カマクラで食べたほうがもっと美味しかったよ、向日葵と一緒ならもっと」

向日葵「……///」

櫻子「また来年かなー?」


84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 15:40:14.95 ID:eyOjbrd/0

櫻子「あ、そういえば雪だるま作ったね」

向日葵「ちょっと様子でも見てきます?」

櫻子「すっかり忘れてたよ」

向日葵「食べ物じゃないなら尚更ですわね」

櫻子「バカにしてんのか」

向日葵「ふふ……と、この辺に……」

櫻子「あれ……?」

向日葵「下のほうがとけて崩れちゃってますわ……」

櫻子「……」


85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/02(月) 15:45:16.60 ID:eyOjbrd/0

向日葵「桜とヒマワリが残ってますけど……」

櫻子「ねえ向日葵、この桜貰ってもいいかな」

向日葵「いいですけど……」

櫻子「ありがと、宝物にしてもいい?」

向日葵「あの箱に入れておくんですの?」

櫻子「うん」

向日葵「だったら私はヒマワリ貰いますわね」

櫻子「今年最初のプレゼント……かな」

向日葵「雪だるまはとけてしまいましたけど」

櫻子「向日葵は365コ一緒にいてくれるよね!」

櫻子「一日でものがさないで」

おしまい



元スレ:櫻子「雪だるま」

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