1: ◆LYNKFR8PTk 2015/09/23(水) 21:47:23.47 ID:qpno3VFYO

ノザキーコング(以下、ノザキ)「くそっ……予想外の出来事が……」

ワカコング(以下、ワカ)「ノザキー先輩!! どうしたんですか!?」

ノザキー「いつの間にか……大切にしていたあれが全部盗まれてしまったんだ」

ワカ「『大切にしていた』……?」

ノザキー「沢山の……」

ワカ「……あっ!! もしかしてバナナですか!?」

ノザキー「……ペンだ」

ワカ(ゴリラがペン!?)


2: ◆LYNKFR8PTk 2015/09/23(水) 21:53:15.55 ID:qpno3VFYO

ホリーコング(以下、ホリー)「こんなことするのはキングユヅーキ以外にいねえな」

ノザキー「あなたは……先代ノザキーコングのホリー先輩!!」

ワカ「ほ、本当に……あのキングユヅーキが!?」

ホリー「ああ」

ノザキー「早く取り戻さないと漫画が書けない……締め切りがそこまで迫ってると言うのに!!」

ワカ(ゴリラが漫画!?)

ホリー「ノザキー、ワカ……取り戻しに行ってくれるか?」

ノザキー「分かりました」

ワカ「ま、任せてください!!」

ホリー「悪いな……本当は俺も行きてえけど身体が動かなくてな……」

ノザキー(ホリー先輩……恐らく戦いで身体を負傷したんだろう)

ホリー(後輩にバックドロップやったら腰をやっちまったんだよな)


3: ◆LYNKFR8PTk 2015/09/23(水) 21:57:37.78 ID:3prMnZiE0

ワカ「見てください先輩!! アイテムが埋まってますよ!!」

ノザキー「こういう時は俺が開発した技、ハンドスラップを使えば掘り起こせる」

ワカ「本当ですか!? 流石先輩です!!」

ノザキー「早速ハンドスラップを……」

ノザキー「……やめよう」

ワカ「え、ええっ!? どうしてですか!?」

ノザキー「地面を叩いて突き指したら漫画が描けなくなるからな、手は漫画家の商売道具なんだ」

ワカ「じゃあなんでそんな技を開発したんですか!?」


4: ◆LYNKFR8PTk 2015/09/23(水) 22:01:46.47 ID:3prMnZiE0

ノザキー「うーん……ないな……」

ワカ「何を探しているんですか?」

ノザキー「『K』と『N』はあったが……あと二つが見つからない」

ワカ「あっ……KONGパネルですね!! 俺、探してきます!!」

ノザキー「……!! 待て、二つともあったぞ!!」

ワカ「本当ですか!? じゃあこれで四つ……」

ノザキー「ああ、四つそろった!!」










『K』『E』『N』『3』

ノザキー「剣さんパネルの完成だ!!」

ワカ「それ絶対違いますよね!?」


5: ◆LYNKFR8PTk 2015/09/23(水) 22:06:44.56 ID:3prMnZiE0

ノザキー「……!! よく見たら一部のコースで剣さんパネルを回収してなかった!!」

ワカ「戻りますか?」

ノザキー「だがここはワールド2……ワールド1には戻ることはできない」

ワカ「そんな……!!」

ノザキー「だが一つだけ方法がある。 バレル空港を使えば前のワールドに戻れることができるんだ」

ワカ「バレル空港……」

ノザキー「早速行こう」

ワカ「はいっ!!」













マエーノコング(以下、マエーノ)「えーー? 僕の飛行機使いたいんですかーーーー? しょうがないですねーー、今回だけ特別ですよ? 優しい優しい僕に感謝してくださいね? ……あっ、バレル空港使ってアイテム回収するってどうですか!? いいでしょ!? これって僕のアイデアですよね!?」

ノザキー「ワカ、剣さんパネルは諦めよう」

ワカ「ええっ!?」


6: ◆LYNKFR8PTk 2015/09/23(水) 22:09:11.91 ID:3prMnZiE0

剣さんに好かれたいノザキーは剣さんパネルを諦めきれず、結局バレル空港を利用することにした。

マエーノ「飛ばしますからね! しっかり捕まってくださいよ!!」

ノザキー「はい」

ブオオオオオオオ!!!

ワカ「う、うわあああああああ!? 振り落とされるううう!!?」

ノザキー「マ、マエーノさん!! もう少しスピードを遅くしてください!!」

マエーノ「えー? もっと激しく? しょうがないですねー」

ノザキー「そんなことは言ってない!!」

ゴオオオオオオオ!!!

ワカ「うわあああああああああ!!!」

ノザキー「振り落とされるなワカ!! しっかり捕まっていろ!!」ガシッ

ワカ「は、はい!!」ガシッ

マエーノ「よーし、テンションを上げるためにバロンユヅーキさんのBGMを流しますねー!!」プチッ

〜〜♪

ワカ「zzz……」ヒュウウウウウウ

ノザキー「ワカアアアアアアアアアア!!!!」

バシャーン!!

マエーノ「アハハ!! 海に飛び込むなんて元気がいいなぁ!!」


7: ◆LYNKFR8PTk 2015/09/23(水) 22:12:57.98 ID:3prMnZiE0

ノザキー「なんとか剣さんパネルは回収した……」

ノザキー「……ん? あれはDKバレル……」

ノザキー「そうだ、あれを壊してワカを生き返らせよう」

ドカン!!













ミコシバミコング(以下、ミコシバミ)「俺がいるからにはお前をどこへも逃してやらねえからな……お猿ちゃん☆」

ノザキー「すいません、人違いでした」ダッ

ミコシバミ「逃げるな!! せめて今の台詞に触れろ!!///」

ワカが戦闘不能ということで急遽、ミコシバミがついてくることになりました。


8: ◆LYNKFR8PTk 2015/09/23(水) 22:16:36.26 ID:3prMnZiE0

ノザキー「この先は……敵が沢山いるな」

ミコシバミ「へっ、俺に任せときな」ダッ

ノザキー「!!」

ドン!! ガン!!

ミコシバミ「へっ……この身のこなし……お前には真似できねえだろ? ここの敵は俺が全員やっちまったぜ」

ノザキー「……おい!!」

ミコシバミ「!? な、なんで怒ってんだよ!?」

ノザキー「ヒロインのお前が活躍してどうする!! お前はずっと俺にしがみついてくれ!!」

ミコシバミ「はぁ!!?」


9: ◆LYNKFR8PTk 2015/09/23(水) 22:21:13.39 ID:3prMnZiE0

ミコシバミ「だいぶ進んだな……」

ノザキー「気をつけろ……このワールドのボスはキングBという蜂らしい」

ミコシバミ「蜂か……気をつけねえとな」

ブーン……

ミコシバミ「……!! こ、この音は……」

ノザキー「キングBか……来るぞ!!」

ミコシバミ「へっ……いつでも来やがれ!!」

ノザキー「すまない、お前はヒロインだから怖がってくれ」

ミコシバミ「まだ言ってんのかよ!!」

キングB「こんにちは……可愛いお猿さん達。 一瞬バナナの妖精かと思ったよ」

ミコシバミ「!!?」

ノザキー「こいつは……キングBじゃない!! プリンスBだ!!」


11: ◆LYNKFR8PTk 2015/09/23(水) 22:25:00.87 ID:3prMnZiE0

キングB→プリンスB「さあ……そろそろおしまいにしようか」

ミコシバミ「うぅ///」

ノザキー「くっ……プリンスBの口説きでミコシバはもう再起不能だ!!」

ノザキー「そして俺一人ではどうにも……」

プリンスB「大丈夫だよ……すぐに楽にしてあげるからね」

ノザキー「くっ……ここまでか……」












ホリー「蜂てめえ!!」

ノザキー「!!!?」

プリンスB「ホ、ホリー先輩!!?」

ホリー「ノザキーの迷惑かけてんじゃねえ!!」ドゴォ!!

プリンスB「ぐはあ!?」

ノザキー「せ、先輩……どうしてここに!?」

ホリー「お前らが不安でな……ちょっと無理して来ちまったんだ……いてて!!」

ノザキー「! む、無理はしないでください!!」

ホリー「あ、ああ……これ以上ついていくのは無理かもしれねえ……おい蜂!! てめえは大人しくの俺のペットになれ!! 早く帰るぞ!!」

プリンスB「はーーい!!」

ノザキー「まさかあんなにあっさりと……」

ミコシバミ「なんで敵に飼われるのにあいつは嬉しそうなんだよ……」


12: ◆LYNKFR8PTk 2015/09/23(水) 22:29:24.56 ID:3prMnZiE0

ノザキー「そろそろアニマルフレンドの力も必要になってくる頃だな……」

ミコシバミ「アニマルフレンド?」

ノザキー「ああ、冒険の手助けをしてくれる動物だ」

ミコシバミ「……おい、あそこにある箱って……」

ノザキー「噂をすれば……あれはアニマルコンテナ、あの中にアニマルフレンドがいる」

ミコシバミ「うし、早速壊そうぜ」

バキッ!!









サクラ「の、野崎くん!! ファンです!!///」

ノザキー「アニマルフレンド、パラスのサクラだ」

ミコシバミ(動物じゃねえ……)


13: ◆LYNKFR8PTk 2015/09/23(水) 22:32:57.16 ID:3prMnZiE0

ミコシバミ「なあ、お前はどんな能力持ってんだよ? 泳げるとか飛べるとか」

サクラ「私、物知りだよ!!」

ノザキー「なるほど……ゲームの攻略のヒントをくれるんだな」

サクラ「ノザキくんは身長は190センチ!! 家族構成はお父さん、お母さん、弟くん、妹さん!! 選択教科は美術で選択体育は柔道!! 誕生日は6月6日でA型!! 中学の時はバスケ部で今は帰宅部!! 好きな食べ物はお米で好きなタイプは根性のある子!! 現在マンションで一人暮らし中!!!!」

ミコシバミ「なんの役にも立たねえじゃねえか!!」

ノザキー「なんという情報力……そんな話をしたことないのに……!!!」

ミコシバミ「お前も感動してんじゃねえよ!!! 怖がれよ!!!」

サクラ「えへへ〜///」


14: ◆LYNKFR8PTk 2015/09/23(水) 22:37:46.85 ID:3prMnZiE0

ノザキー「とうとう来た!!……キングユヅーキの船!!」

サクラ「ノザキくんのネクタイ〜///」

ミコシバミ「お前はいつまでノザキーのネクタイにしがみついてんだよ」

キングユヅーキ(以下、ユヅーキ)「あれ、なんでお前らここにいんの?」

ノザキー「出たなキングユヅーキ!! ペンは返してもらうぞ!!」

ユヅーキ「えーやだー。 これ使ってワカいじめてーもん」ヒュン

ミコシバミ「うおっ!?」ヒョイ

ユヅーキ「あ、避けられた」

ノザキー「まさかペンを投げてくるとは……こいつをどうやって倒すべきか……」

ミコシバミ「こいつは多分二週目から攻略できそうだな。 いや、もしくはメインヒロイン全員トゥルーエンドで攻略可能か?」

サクラ「なんの話してるの!?」


15: ◆LYNKFR8PTk 2015/09/23(水) 22:52:27.70 ID:1nJMyFBNO

サクラ「あっ!! キングユヅーキの弱点思い出した!!」

ノザキー「何!? 教えてくれ!!」

サクラ「キングユヅーキは頭の王冠を取れば人魚のように大人しくなるよ!!」

ミコシバミ「やっと役にたったなお前」

ノザキー「とりあえずまずはやつに近づいて……」

ユヅーキ「ほーれほーれ」ヒュンヒュンヒュンヒュン

ミコシバミ「あぶねえ!!」ヒョイ

サクラ「きゃっ!?」ヒョイ

ノザキー「……キングユヅーキ!! ワカがいるぞ!!」

ユヅーキ「えっ、どこどこ!?」キョロキョロ

ノザキー「今だっ!!」ダッ

ポロッ!!

ノザキー「取ったぞ!!」

サクラ「ノザキくん凄い!!」

ユヅーキ「……」

ミコシバミ「マジで大人しくなってんな……」

ノザキー「さあ……盗んだペンを返してもらうぞ」

ユヅーキ「……」

サクラ「ええっ!!?」

ノザキー「サクラ……キングユヅーキはなんと言っているんだ?」

サクラ「『お前らが投げたペン拾わないで全部避けたから全部海に落ちた』って……」

ノザキー・ミコシバミ「」


16: ◆LYNKFR8PTk 2015/09/23(水) 22:53:08.75 ID:1nJMyFBNO














若松「うわああっ!?」

野崎「堀先輩、若松起きましたよ」

堀「そうか、良かった」

若松「あれ……俺、今まで寝てたんですか?」

野崎「すまない、俺がうっかりローレライのBGMを流してしまってな……揺すって起こそうとしても起きなかったから心配した」

若松「そんなことが……」

堀「それより野崎、作業終わったしゲームしねえか?」

野崎「ゲームですか?」

堀「これ持ってきたんだけどよ」

野崎「……『スーパードンキーコング』ですか、面白そうですね」

若松「やめてください!! 俺が溺れます!!」

堀「は、はぁ!?」

野崎「どうした若松!?」

〜終わり〜


17: ◆LYNKFR8PTk 2015/09/23(水) 22:53:50.82 ID:1nJMyFBNO

キャスト

ノザキーコング・野崎梅太郎
ワカコング・若松博隆
ミコシバミミコング・御子柴実琴
ホリーコング・堀政行
マエーノコング・前野蜜也
サクラ・佐倉千代
プリンスB・鹿島遊
キングユヅーキ・瀬尾結月

読んでくださりありがとうございました。


18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/23(水) 23:36:21.84 ID:4UB1wPeOo

おつ



元スレ:ゴリラ少女野崎くん~スーパーノザキーコング~

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