1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/06(水) 22:45:32.63 ID:vcPbvjF40

美希「うぅ……い、イヤなの……」

春香「あー?」バンッ

美希「ひっ!」

春香「てめーアタイにんなクチ利いていいと思ってんのかクラァ」

美希「ひぃいなの……」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/06(水) 22:48:04.60 ID:vcPbvjF40

春香「てめーちょっとカワイイからってチョーシこいてんじゃねぇぞクラァ」

美希「み、ミキ調子なんてこいてないの……」

春香「あー?」バンッ

美希「ひっ!」

春香「てめーヤキ入れてやろうかクラァ」

美希「ひぃい……ご、ごめんなさいなの……」


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/06(水) 22:52:18.69 ID:vcPbvjF40

バァン!

P「おい! 何やってんだ!?」

春香「あっ」

美希「あっ」

P「変な話し声が聞こえたから何かと思ったら……お前ら、まさかいつもこんな……?」

春香「…………」

美希「…………」

P「お、おい。黙ってないで何とか……」

春香「……プロデューサーさんって、ホント空気読めないですよね」

美希「……がっかりなの」

P「……は?」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/06(水) 22:55:07.48 ID:vcPbvjF40

P「ふ……不良ごっこ?」

春香「そうですよ!」

美希「なの!」

P「……ったく、もう……それならそうって最初から言えよ……。本気で焦っただろうが」

春香「早とちりするプロデューサーさんが悪いんですよー」

美希「なのー」

春香「ねー美希ー?」

美希「なのー!」

P「くっそなんだこのやるせない気持ち」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/06(水) 22:58:59.15 ID:vcPbvjF40

春香「さて、じゃあ美希、邪魔者が入っちゃったけど続きやろっか」

美希「なの!」

P「俺本気で心配したのに邪魔者扱い!? ひどくね!?」

春香「あの、プロデューサーさん……ちょっと静かにしててもらえません?」

美希「プロデューサーも混ぜてほしいのは分かるけど、今日は二人プレイって決めてるの。ねー春香?」

春香「ねー」

P「別に混ぜていらんわ!」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/06(水) 23:02:52.64 ID:vcPbvjF40

春香「星井てめー何ガンたれてんだクラァ」

美希「べっ、別にガンなんてたれてないの」

春香「あー?」バンッ

美希「ひっ!」

春香「てめーその毛刈り取ってドラえもんみてーにしてやろーかクラァ」

美希「ひぃいなの。ドラえもんはやーなの」

春香「ッあァ!?」バンッ!

美希「ヒィイ」

P「…………」


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/06(水) 23:07:03.29 ID:vcPbvjF40

春香「ったくしゃーねぇな。このアタイが直々にヤキ入れてやんよ」

美希「いやんなの! やめてなのー!」

春香「オラァ」プニィ

美希「あひゅぅ」

春香「てめー何もちみてーなほっぺしてんだクラァ」ムニュィィ

美希「ひょ、ひょんなひょといわれへもほまるのー」

春香「あぁ? もっと伸ばしてやんぞクラァ」ムニュウウ

美希「あひゅぅう……もうやめへなのー」

P「あ、やべ打ち合わせ行かないと」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/06(水) 23:13:13.62 ID:vcPbvjF40

春香「オラオラこのもちやろーがァ」ムニュウウ

美希「あひゅうぅ……もうはんふぇんしてほしぃのー」

春香「チッ、仕方ねぇな。今日はこのへんにしといてやらぁ」

美希「うぅう……ほっぺがおもちみたいになってしまったの……」

春香「星井てめー次はこんなもんじゃ済まさねーからなクラァ」

美希「うぅう……しくしくなの……」

P「じゃあ俺行くわ。お前らも仕事遅れんなよ」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/06(水) 23:17:57.17 ID:vcPbvjF40

春香「……ふぅ、今日もなかなか良いプレイができたね! 美希!」

美希「…………」

春香「あれ? どうしたの美希?」

美希「…………」

春香「あっ、もしかしてほっぺホントに痛かった? だったらごめ……」

美希「…………」フルフル

春香「えっ」

美希「……春香のプレイは、いつもみたくサイコーだったの」

春香「じゃ、じゃあ……?」

美希「……でもね、ミキ……もう、今までと同じくらいの刺激じゃ、満足できなくなってるの……」

春香「え……えぇえ!?」

美希「お願いなの春香! ミキを……ミキをもっといじめてほしいの!」

春香「え、えー……」

美希「ミキを……もっとドキドキさせてほしいの!」

春香「う、うーん……」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/06(水) 23:32:53.75 ID:vcPbvjF40

春香「でも私のレパートリーってこの不良ネタしかないからなあ……」

美希「そこをなんとかお願いしますなの!」

春香「うーん……まあちょっと考えてみるよ」

美希「ありがとうなの! 春香!」

春香「私も、美希にはいつも嗜虐心をそそられてるからねー」

美希「そう言ってもらえると嬉しいの」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/06(水) 23:36:14.47 ID:vcPbvjF40

~一週間後~

美希「はぁ……」

響「どうした美希ー? ため息なんかついて」

美希「響……」

響「?」

美希「あのね……」

響「うん」

美希「……最近、春香がミキをいじめてくれないの」

響「そっかぁ……え?」

美希「もっといじめてほしいのに」

響「えっと……」

美希「はぁ……このやるせない気持ちはどこにぶつければいいの」

響「自分もこの感情をどこに逃がせばいいんだろう」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/06(水) 23:52:56.84 ID:vcPbvjF40

バァン!

春香「おはよう!」

美希「!」

響「あ、春香。おはようだぞ」

春香「…………」

響「?」

美希「……は、春k」

春香「我那覇てめーチョーシこいてんじゃねーぞクラァ」

響「えっ」

美希「!?」


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/06(水) 23:56:53.20 ID:vcPbvjF40

春香「ちょっとカワイイからってよォ」

響「え? え?」

春香「ヤキ入れてやろーかクラァ」

響「いや、ちょ、え?」

美希「……春香……?」

春香「じゃーとりあえず焼きそばパン買ってこいよ我那覇ァ」

響「(なんかよくわかんないけど、とりあえずこのビッグウェーブに乗るしかないぞ)……い、いやだぞ!」

春香「はァ? 何? 今なんつったんですかァ~?」

響「うぅ……い、いやだっていったんだぞ……」

春香「何? よく聞こえなかったんですけどぉ~」

美希「…………」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/07(木) 00:07:28.20 ID:vcPbvjF40

春香「我那覇ァてめーこのやろー」グリグリ

響「うぅう……あ、頭ぐりぐりしないでよぉ……」

美希「…………」

春香「てめーちっちゃいんだよクラァ」

響「うぐぅ……じ、自分、ちっちゃくないぞ!」

美希「…………」

美希(……これは……)

美希(……放置プレイなの!)


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/07(木) 00:10:51.05 ID:AOIoXXAb0

春香「我那覇オラァ」グリグリ

響「うぐぅ」

春香「てめークラァ」ムニュイイ

響「ほ、ほっへひっはるなあ……」

美希「…………」

美希(……これは、春香が辿り着いた新たな境地……)

美希(でも……)

美希(こんな程度のプレイじゃ……ミキの飢えは満たされないの……)


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/07(木) 00:14:21.10 ID:AOIoXXAb0

春香「……ったく、しゃーねぇな。今日はこのくらいにしといてやらぁ」

響「あ、やっと終わるのか……」

春香「……はい! ということで、初の不良ごっこはどうだったかな? 響ちゃん!」

響「あ、いきなり素に戻るんだ」

春香「プレイはプレイ。現実は現実だよ」

響「なんかよく分からないぞ……っていうか何で自分がいきなり被害に……」

春香「やっだなぁ。そこは喜ぶべきとこだよ響ちゃん!」

響「喜ばないよ!」

美希「…………」


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/07(木) 00:17:20.26 ID:AOIoXXAb0

響「てゆーか、自分よく分かんないけど、そーゆーのなら美希にしてやったら良かったんじゃないのか?」

春香「え?」

響「だって美希、春香にいじめられたいとかなんとか……」

美希「……響。そうじゃないの」

響「え?」

美希「春香は今……」

春香「……ねぇ、響ちゃん」

響「ん?」

春香「美希って、誰?」

響「えっ?」

美希「!?」


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/07(木) 00:21:22.80 ID:AOIoXXAb0

響「な、何言ってるんだ? 春香?」

春香「響ちゃんこそ何言ってるの? 美希って誰?」

響「いや、え? ええ?」

美希(……春香……)

美希(これが……これこそが、春香が、真に辿り着いた境地だというの……?)

春香「まったくもう、変なこと言う響ちゃんだなあ」

響「……自分まだついていけてないけど、とりあえずこれ以上はツッコまない方がいいのかな……」

春香「そんなんだから身長伸びないんだよ」

響「しっ、身長は関係ないぞ! ていうか自分、ちっちゃくないぞ!」

春香「ちっちゃいかわいい」ナデナデ

響「うーがー!」

美希「…………」


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/07(木) 00:25:19.03 ID:AOIoXXAb0

春香「ガナッハッハッ。響ちゃんはかわいいなあ」ナデナデ

響「へ、変な笑い方しないでよ! ていうか頭を撫でるなー!」

美希「…………」

春香「さ~て、次は誰をいじめようかなぁ」

響「さらっとすごいこと言ってるな……」

春香「この事務所にはいじめがいのある子が多いからね!」

響「そんな爽やかな笑顔で言われても困るぞ」

美希「…………」

美希(……あれ……?)

美希(……何だろう……このカンジ……)


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/07(木) 00:29:56.82 ID:AOIoXXAb0

春香「やよいにやよい、それからやよいにやよい……ほんといじめたくなる子ばっかりだよね!」

響「やよいしか挙げてないけど!? っていうかやよいは駄目だろ人道的に!」

春香「てへぺろ☆」

響「可愛い顔してもだめ!」

春香「えー」

美希「…………」

美希(……プレイという次元を超越した、真の放置プレイ……)

美希(これはきっと、ワガママなミキに対する春香なりの優しさ……)

美希(でも……)

美希(…………)


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/07(木) 00:44:37.03 ID:AOIoXXAb0

春香「あーおなかすいたー響ちゃんパン買ってきてぇー」

響「え? 素でもパシられるの自分?」

春香「はやくはやくぅー春香さんは空腹なのですぅー」ジタバタ

響「うーんうざいなぁこの春香……もういい加減殴っていいかなぁ」

美希「…………」

美希(……ミキ、春香にいじめられるの、ぞくぞくするからすっごく好きだったけど……)

美希(……でも……)

美希(……こういうのは……ヤ!)


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/07(木) 00:57:11.98 ID:AOIoXXAb0

美希「はっ……春香!」

響「! 美希」

春香「…………」

美希「あっ、あの……」

春香「…………」

美希「……み、ミキね、春香がミキのワガママ聞いてくれて、それはすごく嬉しかったの」

春香「…………」

美希「でもね、やっぱりその……放置プレイはあんまりかなって」

春香「…………」

美希「やっぱりミキ的には、春香の罵声とか、嬲るような視線にドキドキするって思うの」

春香「…………」

響(駄目だこの美希……早くなんとかしないと……)


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/07(木) 01:06:22.07 ID:AOIoXXAb0

美希「だから、その……もっとダイレクトに! ミキをいじめてほしいの! 春香!」

春香「…………」

響「…………」

春香「……で、次は誰いじめる? 響ちゃん」

美希「!」

響「えっ」

春香「やっぱやよいかなぁ~。案外亜美真美とかもいじめがいありそうなんだけどぉ」

美希「はる……か……?」

響「え、いや、えっと……」

春香「個人的には、伊織とかも責められると弱そうな気がするんだよね~」

美希「…………」

響「えっと……」


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/07(木) 01:10:22.48 ID:AOIoXXAb0

春香「やっぱり基本は年下だよね~。あ、響ちゃんは同い年だけどまあ実質年下っていうか」

響「じ、実質って何だよ! 同い年は同い年でしょ!」

春香「いや、そう言われても……」

響「ろ、露骨に見下ろすなー! 自分、ちっちゃくないぞ!」

春香「はいさいかわいい」ナデナデ

響「うがー! だから頭を撫でるなー!」

美希「…………」


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/07(木) 01:16:00.57 ID:AOIoXXAb0

春香「いやあ、響ちゃんはいじめがいがあるなあ」

響「うぅ……春香の本性がこんなんだったとは思わなかったぞ……」

春香「てへぺろ☆」

響「いやもう遅すぎるから」

美希「……っ……」

響「! 美希」

美希「う……うぇええええええええ」

響「うえぇっ! ちょ……美希!?」

美希「うぇええええ……ひどいの……春香、ひどいのぉ……」

響「あ、あーあー……ちょ、ちょっと春香! もういいだろ!?」

美希「ミキ、もう、やなの……ひぐっ、放置プレイは、もう……いやなの……ぐすっ」

春香「…………」


60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/07(木) 01:16:41.73 ID:AOIoXXAb0

響「は……春香!?」

春香「……やっぱやよいにする? 響ちゃん」

響「鬼畜か!」

美希「……うぇえええええええええええ」


63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/07(木) 01:21:11.48 ID:AOIoXXAb0

美希「ひぐっ……ぐすっ……えぐっ」

響「ほら美希、鼻かんで」

美希「えうっ、あぐっ……ちーん」

響「よしよし」ナデナデ

美希「あうぅ……ひびきぃ……」

響「まったく……春香にも困ったもんだぞ」

春香「いやぁ……私なりに考えた結果だったんだけどなあ……ごめんね、美希」

美希「…………」フルフル

響「美希……」

美希「はるかは、わるく、ないのっ……ぐすっ」

春香(みきかわ)

響(天使を見たぞ)


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/07(木) 01:24:54.74 ID:AOIoXXAb0

美希「元々、いじめてほしい、って言ったのは、ミキなんだし……」

春香「だよねー。春香さん1ミリたりとも悪くないよねー」

響「春香は反省しろ」ゴンッ

春香「ったー! 何すんの響ちゃん!」

響「美希泣かせたのは事実でしょ! 反省しなさい!」

春香「それはそうだけど……ちっちゃい響ちゃんに言われると釈然としないものがあるよね」

響「身長は関係ないだろ!?」

春香「てへぺろ☆」

響「それはもういいから!」

美希「……あはっ」


66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/07(木) 01:29:43.22 ID:AOIoXXAb0

美希「……あのね、春香」

春香「ん? 何? 美希」

美希「ミキね、一つ分かったの」

春香「ほう。言ってみそ」

美希「―――『愛情の反対は、憎悪ではなく無関心』―――」

春香「ふむ」

美希「……昔、どこかでこんな言葉を聞いたことがあったんだけど……ミキ、今日、この言葉の意味がよく分かったの」

春香「ほうほう」

美希「春香にいじめられるのは、春香の愛情が感じられるから嬉しいけど……春香に無関心な態度を取られるのは、心がとっても悲しくなっちゃうの」

春香「あーうん、なるほどねー」

響(こいつ絶対聞いてねぇ)


68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/07(木) 01:33:57.88 ID:AOIoXXAb0

美希「だからね、春香……その、これからも……」

春香「…………」

美希「……春香?」

春香「おい星井てめーパン買ってこいよ」

美希「! は、はぅう……! はい! なの!」

春香「……あ?」

美希「あ、じゃなかった! いやなの!」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/07(木) 01:37:13.12 ID:AOIoXXAb0

春香「あー?」バンッ!

美希「あはぁん!」

春香「てめーアタイにんなクチ利いていいと思ってんのかクラァ」

美希「あ、あふぅ……! ひ、ひぃいなのぉ……!」

春香「てめーヤキ入れてやろうかクラァ」

美希「あっはぁん……! ご、ごめんなさいなのぉっ……!」



響「…………」

響「……帰ろう」








72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/07(木) 01:38:47.86 ID:5VJlZo3W0

面白かった乙



元スレ:春香「おい星井てめーパン買ってこいよ」

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