2017年02月19日

もういいのバズーカ砲に替えたから  米山明日歌

今日は今年初の「ねじまき句会」(1月は新年会だけ)。
11人参加。欠席投句4人。
体調イマイチで怠い感じだったが、訳あって少し早めに出た。
栄で昼食を食べ陽気がよかったので地上の公園に出たら、スピーカーがんがんで何やら出しものをやっていた。広場でSKEのようなファッションの少女が6人が踊って歌っていた。薄着でも寒さを飛ばすほど元気だ。
周りにはファンらしきが何重にも群がっていたが、ほとんどドブネズミ色のおっさんだ。若者というよりどう見てもオタク。一緒に黄色くない声を出し腕を突き上げエールを送っていた。異様な光景だったが、これも風物詩と納得。
女性会館は改装したのかいつもと違う新しい教室だった。
冒頭に小奈生さんが引いてきた重そうなバッグから句集「ねじまき#3」を取り出し皆に分けてくれた。
#2号より大分厚くなっておりイバンカのように細い小奈生さんは大変だったと思う。(句集については別途報告)
句会はいつものように「頁」と「雑詠」の互選・合評。
しばらく間が空いたり年末年始を生き延びてきたので句がぶっ飛んでいる(分からん)感じがした。皆もそんな顔をしていた。頭も口もいつになく回らなかった。
こういう時は、たかが川柳と思わないとやってられない。
最後はあたふたと終えた。
アフターは金山に出て有志7人で飲み食い。遠来の明日歌さんの「十佐一賞」受賞の祝杯も兼ねて。
居酒屋は混んでいたが上手く潜り込んで、結構ワイワイやった感じだったが8時前には満腹投了で解散。
(タイトルはおかじょうき2月号より)

2017年02月17日

おもしろ川柳2月例会

第142回目になる。
今回は体調不良や諸事情でお休みが多かった。
インフルの注射を打っていてもなる人はなるようだ。
なんとなくだるいが慢性のインフルかな?
参加12人。

互選句「青」ベスト3
青写真うっすら残る落とし穴    靖子
母だから青い気持ちを置いてきた つくしんぼ
大空が青から赤に変わった日    勉

句会提出句
題「乳」
存在感ない父の乳紙の月

「雑詠」
希望とはクロワッサンの三個分

席題「メモ」
特選の表彰状も孫のメモ

今回は急にまた孫守の依頼があったので、例会終了後アフターはなしで車で相棒と保育園に迎えに行った。

2017年02月16日

朝日新聞東海柳壇(2/16掲載)

渡り鳥質問攻めに遭っている   青砥和子

冬空をスクロールして春さがす  石黒永一

アルコールなしの女子会は紺色  安藤なみ

フラスコで小さな虹を育ててる  金沢市兵衛

電線は泣いてるカラス笑ってる  丸山 進

怖い人話しかけたら只の人    松長一歩

深呼吸して富士山を吸い寄せる  中川喜代子

盛り付けのセンスで決まる請求書 平子久仁子



2017年02月14日

笹戸温泉 吟行会

おもしろ川柳140回(2016-12-16)は
笹戸温泉・とうふ屋旅館にて忘年吟行会だった。
新瀬戸駅前に9時集合し送迎バスで出発。
バスの中で作句する人も、旅館に着いて約1時間、
各自5句ずつ提出・披講。
そして飲食となり、どんちゃんさわぎ。

   
深呼吸山の匂いで羽ばたける       和子
冬日和キャリーパミュパミュ葉っぱ踏む   

桜なのか霧氷なのかと向こう岸      猫子
とびきりの宴会部長バスガイド       

同門の縁(えにし)深める熱き杯      武彦
出会い橋全てがドラマシテとなる 
     
来年の予定もあって散る紅葉      喜代子
靴底に師走ぺたぺたついてくる  
     
岩肌でチ切れんほどにススキ泣く    つくしんぼ
広いなあ湯で平泳ぎサビ落す        

思い出も枯れ葉と共に何処へか      靖子
ウンチクは猿にまかせてコケコッコー  

霜枯れにすっくと立ちぬ野紺菊      猪
冬枯れに笹戸の川もやせ細り     

艶っぽい話の好きな掘り炬燵      ゆうこ
耐えぬいた君の化身か寒ざくら 
      
湯の宿の名代とうふバイキング     さき子
猪もいるかも知れぬ奥矢作         

吟行のバスの温さは心の湯       美千代   
四季桜小原の健さん守ってる        

足早に秘湯の冬はやって来る      和彦
冬鴨が矢作の川に一羽二羽         

目的は吟行よりもお料理よ       あや
途中から美女が合流賑やかに        

寒空に同志が集う豆腐鍋        まち
茶をすすり窓外眺めいざ投句        

冬の空光りあつめて鷺一羽       ちなみ
極月や今年の罪を流し切る         

行商の足跡探しくねる道        康江
美肌の湯豆腐名物つるんつるん       

青空に裸木高々と手を広げ       なみ
片肌を脱いで見せたい四季桜        

芒野を踏み分け自分探してる       進
錦繍の秘湯で落ち合うなさぬ仲       


2017年02月13日

松あけてモノクロ無声になる我が家

年末年始、孫や娘たちが来て喧騒だった我が家も
嵐が去ったらまた普通のモノクロ無声に戻った。
ところが、
先週末(木)孫がインフルになり我が家で預かることに。
娘も一緒で家から仕事に通っている。
初日だけは熱があったがその後は元気で、また我が家も
カラーのドタバタドラマの復活。
明日の再検査で終幕になる予定ではあるが。
デスクワークや締切等は手抜きかベタ遅れ。
まあ命にかかわるようなものはないし。

ssm51 at 23:43|PerlmalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2017年02月12日

冷ややかな視線の中で舞う二人

悪ボスにすり寄るガキのいじましさ
バカの壁金かけ作り金儲け
丁寧に説得したかTPP
難民を入れない事で意気投合
二人とも嘘はったりと壁が好き
この時期にゴルフ三昧イエスマン
ゴルフ三昧地元は雪で泣いている
文科省天下り省になり下がり
教育を語る資格はないで省
文科省だけワルのはずないで省
親分のレベルに減らせ防衛費
武器と金・秘密握ったまま海苔弁
事あるとゾンビのような有識者


2017年02月11日

印象吟(学びキャンパス)

川柳入門講座(4回目)
おかめひょっとこ








☆今日はどの面をかぶって歩こうか    武藤貴子            
☆福を呼ぶオカメインコの紅い頬     豊田利夏
☆あやかりたいおかめひょっとこ心意気   荻須貞美
☆人間は千差万別みんないい       加藤啓子
☆晒し首まだ足りないぞ奴の首      岸本定代司     
☆目が下り昔の美人おかめ顔       服部清子 
☆コンテスト案山子ドキドキ結果待ち   佐藤詩子  
☆お多福のお面以外は地でいける     刀根重樹
☆舞踏会こんなだったのシンデレラ    安藤香代子   
☆台所積乱雲を面でよけ         川井順子 
☆幸運の面は果して誰の手に       前田トクミ   
☆痴漢除け妻の土産にどのお面      水谷克行
☆家族写真家族以外はみせられない     長岡みゆき  
☆御予約はどれにしますかデスマスク   深谷江利子
☆頭頂部かしわ手打って初日の出     大津右公
☆なりたいなおかめひょっとこうらやまし 田中健司
☆世の中はいろんな顔が見えかくれ    田中健司    
☆生き様はひよっとこの顔泳ぎきる    堀田志保       
☆いくつもの洗礼浴びて強くなる     堀田志保
☆山車の上吊られて踊る四人衆      小川知子
☆全て見透かすカラクリの面       小川知子
☆変ですかそこから見ると世の中は    鈴木美佐子
☆ピンチです泣き顔面で覆ってる     竹内美千代
☆クラス会最終回は四人だけ       丸山 進


「月の子忌 時実新子を読む」

私は小学校では劣等生、中・高校生ではまあまあ上の方、川柳大学では落第にはならなかったが問題生だったと思う。でも得るものは多かった。
今年は時実新子没後10年。八上桐子さんと妹尾凛さんにより、こんな企画が予定されている。
「月の子忌 時実新子を読む」

2017年02月08日

28年度後期の補講

学びキャンパス川柳入門28年度後期の補講をパルティにて行った。16〜17人の予定だったが、インフルで外出禁止者も2人出て休み、15人で実施(男性は3人)。
前回(最終回)作品のコメントや添削の説明を簡単に済ませ後はリラックスな雰囲気で交流会モード。会議室でアルコールも許されているが、そこは押さえてお茶と菓子にした。今回は1〜3回生の新顔が多いので、著名な方々を含め様々な作家の作品21句(17人)を並べ無記名で配布し、好みを5句(1句は特選)を短時間で選んでもらった。同じようなことは以前から何度かやっており、
その感想・理由も聞いてみた。
受講生の趣向やレベルを判断する参考にはなる。
提示した作品は下記。
その後はフリータイムで皆さんに勝手に発言してもらった。得意技の披露も含めて。最初は緊張したようだが
、すぐ調子が出てきて自己紹介や川柳について、家族の事などいろいろ話しが弾んだ。マジックやウクレレで歌なども出てきて時間はあっという間に過ぎた。
最後になって皆の顔と名前が一致した。

配布提示した作品(句集や柳誌などから抜粋)
「川柳いろいろ」
01 ヨーコさんはうちに帰ってしまわれた 徳田ひろ子
02 まだ5分あります僕を騙せます     むさし
03 あんたしかいないといって担がれる   中前棋人
04 常温でダメになってゆくわたし     泉 紅美
05 白亜紀の女と続くグーチョキパー    角田古錐
06 カルメンに噛まれて薔薇の有頂天    鈴木節子
07 ほんとうの別れ手を振ることもなく   新家完司
08 持っててと言われて持っているナイフ なかはられいこ
09 じんとくる手紙をくれたろくでなし   時実新子
10 密会を重ねて蟻の塔できる       坪井篤子
11 喜びと悲しみの傘すれ違う       大西俊和
12 猫の仇討金目銀目を従えて       峯裕見子
13 子をひとり助けられないアンケート   中前棋人
14 老眼鏡きょうはチャタレー夫人読む   鈴木節子
15 アルミホイルに映る口紅が濃いな    泉 紅美
16 花時計いまは真昼でまだこの世     松田俊彦
17 体温を盗まれしろい曼珠沙華      木本朱夏
18 納豆とモーツァルトを掻き混ぜる    角田古錐
19 自分からバケツに入るお月様      ひとり静
20 眠ったらアドレナリンがこぼれます  徳田ひろ子
21 生きてればティッシュをくれる人がいる 丸山 進
  (*得点は特定秘密につき非表示)


2017年02月07日

長い貨車通り過ぎれば ててなし子   墨作二郎

大西俊和さんの「ゆうゆう夢工房」HPから墨作二郎さん追悼の文を拝借した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
FBの平宗星さんの書き込みから
*****
追悼 現代川柳の開拓者 墨作二郎とジャン・コクトー
 大正15年11月2日に大阪府堺市に生まれる。昭和9年、詩人・安西冬衛を知る。昭和20年7月6日、戦災に遭い、生家全焼。同21年5月、河野春三の誘いを受けて「現代詩の一分野」としての現代川柳を始める。
 昭和32年5月、現代川柳作家連盟が東京で結成されると、加盟。その頃の作品は、昭和33年4月に川柳新書『墨作二郎集』(第30集)に収録されている。
 
たとへばコクトーからの電話の背景。かなしいざわめきの海底から反射する宇宙迄の気泡。
 この現代川柳は、フランスの現代詩人・ジャン・コクトーの一人芝居『声』が題材にされている長律の現代川柳である。このように墨作二郎の現代川柳には、ジャン・コクトーの<短詩>の影響が強く認められる。
私の耳は貝の殻
海の響きをなつかしむ
 堀口大学の翻訳で親しまれているコクトーの代表作である。この作品を墨作二郎も愛誦していた。
昭和62年から『点鐘』主宰。常に「これからの川柳」を探究していた。川柳新書の作者のことばには「川柳とは、私にとって寛容なる広場」と記している。 

 次の現代川柳が墨作二郎の代表作である。

鶴を折るひとりひとりを処刑する

星がやがて見事な蛇の皮となる

蝶沈む 葱畠には私小説

長い貨車通り過ぎれば ててなし子

雪は愛 白いまつりが降ってくる

かくれんぼ 誰も探しに来てくれぬ

空缶に金魚の沈む 嘔吐の冬

鶯鳴き放題 水音転がる耳

「嘔吐の冬」はサルトルの実存主義の哲学を現代川柳で表現した墨作二郎の実存主義川柳である。こうした現代川柳を創造する川柳作家は墨作二郎以外には存在しなかった。2016年12月23日、逝去。最後に私淑する墨作二郎に追悼句を捧げる。心からご冥福を祈る。                   
         
コクトーの鏡を抜けると 墨作二郎の落日  平宗星

*****


Profile
Archives
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: