2016年05月22日

哲学はファッションだよと猫に言う

夢工房句会4月提出句。
哲学はネズミのように齧ったことはないが何となく雰囲気は分かる。
ある意味、川柳と似ているかもしれない。
金がかからず金にもならないところなど。
今権力者は哲学など文系を冷遇し結果が出やすい理系と単細胞のアスリートを量産しようとしているようだ。
人間も世間も健全な進化のためにはこれらのバランスが必要だと思う。
そんな今哲学が静かなブームになってるようだ。

アマゾンで「永遠平和のために」というカント著の文庫本が150円だったので買った。
表紙にこんなことが書いてある。
「〜人類の最高水準=永遠平和」の実現が決して空論にとどまらぬ根拠を明らかにして、人間ひとりひとりに平和への努力を厳粛に義務づける。あらためて熟読さっるべき平和論の古典」

気分転換のの時、どこからでもちょい読みし、電車の中ではファッションとして読んでるふりもよい。

2016年05月21日

知恵の輪をペンチで外してから鬱

夢工房3月句会提出句。
川柳なごや夏の大会(ポートビル)は行く予定だったが、急用と体調もイマイチで参加できなかった。残念。

夜女子バレー予選を久々にテレビで見た。しばらくぶりでメンバーがほとんど変わっていた。
大昔の東洋の魔女時代や次の世代の日立武蔵の中田久美の頃はよく見たが。
中田と言えば名セッターで小柄と思っていたが、側で実物を見たらすらっと背が高くびっくりした覚えがある。
相対的な問題なんだ。
それはそうと日本はイタリアにフルセットで負けたが2セット取り、枠組のルールで五輪キップがゲットしたようだ。

2016年05月20日

心理学的にみたベッキー騒ぎ

公民館の「おもしろ川柳」があった。16人参加、2名欠席投句。
タイトルは雑詠に出した没句。
どうでもよいことに火を付けまくっている人と、それをひとしきり煽る人たちがいる。

しょうもないことに夢中になっていると大きく大切なことがぽっかり抜ける。
街の中にゴミが落ちてない、それはそれで美徳だが、とてつもなデカイ核のゴミはほったらかしだ。
やることの優先をまちがうと大きな被害を被る。島国の習性だからでは悲しい。

例会後、7人でお茶をして帰宅。

大相撲13日目全勝対決は白鵬が稀勢の里を圧倒。
白鵬のパワーはピークを越えたが、円熟味が増し貫録勝ち。全人未踏の道を更に上っている感じ。

例会と同時進行だった本日の
ラジオサンキュー「川柳の時間」の題は「相撲」だった。




2016年05月16日

第6回高田寄生木賞 発表

「触光」2016-6号で寄生木賞が発表された。

大賞
スリッパが全部こっちを向いている こうだひでお

(チェックした句をいくつか)

僕のおわり耳から空気ぬけてゆく   小野善江

Wはそして海溝まで沈む      猫田千恵子

今はもうシニアかジュニアか分からない 浪越靖政

九条大変AEDを持てきて     木村宥子

自衛権反対ヌーの群が行く     加藤 鰹

二足歩行余った手には銃がある   落合洋人

古釘を抜かれた跡に溜まる水    荒井笑子

そのことに触れずりんごを剝いている 嶋澤喜八郎

つつましく生きて輪ゴムの溜まる家 佐々木ええ一

大竹しのぶがその気になっている  谷口 義

ライオンの姿を保たねばならぬ   石橋芳山

仮設出る少し歪なふうせんと    中野敦子

イマジンが溢れる自動販売機    笠島恵美子

一枚を脱ぎ大胆に発芽する     真島久美子

耳たぶをすこし齧っておきました  柴田美都

二つ目の心臓はずすブラはずす   小野善江

ドヤ顔で首振る鉄の扇風機    佐々木ええ一

青い鳥逃げたフフ糞後始末     川田由紀子

すり鉢でおぼろ月夜にしてしまう  中川喜代子

おとうとの三割はこうそくどうろ   柳本々々

ありがとうちょうど夕日が見たかった 妹尾 凛

父はただ穴を掘ったとしか言わぬ   青砥和子

街の灯りが 親分ここはいけません  樹萄らき

6日9日15日って何ですか     津田 暹

慟哭は一本の木になりました    平井美智子

ひまわりの鎖骨見ている昼の月  安井紀代子

しろつめ草できっとを編んでおりました 澤野優美子

氷からひとりで水になりました   稲垣康江

もう死んでいいとは病院は言わぬ  神野きっこ

空瓶と呼ばないで詩を入れてある   徳長 怜

目を覆うための両手に成り下がる   森山文切

夕焼けの勲章なんてのもいいね    小池孝一

色っぽいのぽいを忘れて取りにいく  丸山 進









2016年05月15日

餌撒くと鯉鳩烏ドロ試合

ねじまき句会は名古屋の白鳥庭園で久々の吟行会だった。
遠来の人たちは欠席で参加者は9人。

白鳥庭園は熱田神宮の近くで、そう大きくはないが、森に囲まれた中に池あり、川あり、橋ありで築山には滝がり水琴窟まである。
茶会の出来る場所もあり和服のご婦人が集まっていた。池がいろいろな形で連なっていて
中には色鮮やかな鯉がいっぱい。亀や鴨もいて、蛇もいた。
鯉は人慣れてしていて、人を見るとわんさか遠くからもやってくる。頭を半分上げ目口も水面から出ていて異様な泳ぎ方だった。餌を買って撒く人がいるので様々な色の鯉も生態が優雅とは遠い形に変わってしまった感じだ。
餌を撒くと鳩もカラスもどこからか寄って来て争奪戦となり庭園の優雅なイメージとはアンマッチがしないでもない。それ故に川柳の材題はいっぱいあるのは嬉し悲しい感じだ。

タイトル句の他下記4句を提出した。

魂を水琴窟に吸われたり

竹林を抜けると風は素の匂い

関係者以外となり覗く茶会

汐入の湾曲よミスユニバース


午後2時から庭園に隣接する学習センターで互選合評を行い4時頃解散。

全員の作品は下記。
2016ねじまき吟行会


2016年05月14日

プリクラで全人格を否定され

今週末も孫が来た。今度はひとりで来た(と言っても連れに行ってきたのだが)。
チビの魂胆はわかる。ママの居ない時思う存分アニメをみてやる、なのだ。
今日は午前中、ご指名でピアゴの遊具コーナーに私が連れて行った。
大した遊具はないのでひと舐めすると飽きてきたのか、プリクラに入ると言いだした。
隅にカーテンで囲ったブツがあるのは知っていたが、ピンクに溢れていて、入ることは一生ないと思っていたが、
やると言いだしたらNGの説得は無理なのでボディーガード役としては一緒にはいるしかない。
でも目がピカピカして何をどうするのか勝手が分からない。
するとタッチパネルやタッチペンで彼があれこれ操作しだした。
何で知ってるのだろうと思ったら、一度ママと入ってほぼ覚えたようだ。
こっちはあらららと見ているしかない。写真に落書きやらハートマークやら髭など好き勝手貼り付けていく。
最後プリントまでして何枚か出て来た。ふたりそろってあられもない姿だが、川柳にはない刺激だ。
コペルニクス的に回転をしてようやく着地した。

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2016年05月12日

朝日新聞東海柳壇・5/12掲載

(特選)
飛行機雲好きです消えていくところ  稲垣康江

向こうから「まさかの人」がやってくる   安藤なみ

来世ではきっと私はパンの耳    金澤市兵衛

(入選)
正座する思考回路は日本的     中川喜代子

割り勘で負けた口数でも負けた    丸山 進

どんな花好きになっても白い花   山口亜都子

世界地図知らない場所のカタカナ語  青砥和子

父の日は母の日よりも後なんだ    山下一美


2016年05月11日

学びキャンパス「川柳入門」講座

午後から前期の講座がスタートした。
総勢22名。うち新入3人、再入1人。
男性8人で今までの女性優位が少しずつ変わりつつある感じがする。
バランスとしてはよい傾向かなと思う。何か朱鷺の繁殖を連想させられる感じだ。ちょっと違うか。
初心者もいるので、いろいろな著名作家の作品を無記名で羅列し、好みの傾向を互選で調べてみた。

ベスト5は下記だった。
干渉はせぬが監視はしてる妻  鈴木如仙

聞く耳は持たぬが舌は二枚ある 坂牧春妙

首すじに森を通って来た匂い   笹田かなえ

娘から届いた土産着払い     サラ川

泣きやすい場所にはいつも誰かいる 松田俊彦

病棟に残るオムツとポルノ本    板垣孝志

伝説作家や大御所作家でも票が入るとは限らない。
私の句(これはいけるかと思ったが)も圏外だった。
結果は真摯に受け止め講座に活かしていきたい。


その後席題「緑」を即席で詠んでもらい紹介して終り。

毎回のことだが初回が終わるとほっとする。
そして川柳が与えてくれる不思議な縁と力を感じるのである。




2016年05月09日

慈悲無用蟻の骸は蟻が曳く   倉富洋子

朝の散歩の後近所の公園で簡単なストレッチ体操をするが、暖かくなりいろいろな虫が草の間を這うのが散見されるようになった。蟻、ダンゴムシ、蝸牛、蜥蜴など。
ふと見たら蟻が蟻を曳いてるように見えた。顔をぐっと地面に近づけて見たら確かに曳いている。それでタイトルの句を思い出し、ああこれかと感動してじっと見たら、どっちの蟻も動いていて引っ張り合いをしているようだった。引っ張り押し合いしているうちに離れて行ってしまった。喧嘩か恋か何かは分からない。新子座大賞受賞の名句の現場に遭遇したのではという夢は消えたが、蟻の生きざまに近寄れたという神秘的な思いは残った。

倉富洋子の句集「薔薇」には
タイトル句の他

大志を抱け雲を真白き牙として

私がしずかに腐る冷蔵庫

ハイヒールのかかとを叩き折って、夏

強烈で個性的な句が詰まっている。

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2016年05月08日

悪友はクレヨンしんちゃん的な奴 

連休が終わった。
孫・娘は久々の大型連休だったようだ。
連休の初日と最後に、家に来て泊まって帰った。
しばらく前は生活や仕事が回るよう支援のため、こちらから行ったり連れてきたりだったが、この頃は状況が変わった。
ジジババが淋しいだろうから行ってやろうという感じだ。これも成長の証で喜ばしいことだが、
ちと淋しいことでもある。
孫の見ているテレビでの内容が着実に変わっていく。
ヨチヨチの頃は「のんたん」だったのが「しまじろう」に、そして「アンパンマン」「妖怪ウオッチ」「ドラエモン」さらに並行して「クレヨンしんちゃん」「スポンジ・ボブ」なぜか「笑点」までお気に入りだ。言葉のアクセントがクレヨンしんちゃんに何となく似てきた。
いいのかと思うがいいのだ。入学すればまた変わっていくだろう。
娘たちが小さい頃は「アルプスの少女ハイジ」や「フランダースの犬」だったような。
私がガキの頃はラジオしかなかった。「笛吹童子」や「紅孔雀」だったかな。
他の遊びはみな外で、遊び方のルールも道具も全部自分たちで作っていたように思う。
このくらいの石なら線路に置いても大丈夫(粉々になる)なんてことも学んだ。
親と遊ぶということもなかった。そんな暇な親はいなかったし。
テレビは面白いがあれこれ親切過ぎて確実に想像力や行動力は落ちるのではないだろうか。
子供は放っておけば自然にいろいろ遊びいろいろ学ぶようになる。
おれたちはゆとり教育の恩恵をたっぷり受けてきたように思う。

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