2017年12月01日

恥ずかしい所にイグアナの歯形

11月いろいろあった長い月だった。
めずらしく旅が集中したので、そんな気になったのかもしれない。
世の中もドタバタいろいろあった。
時々の夕方の散歩で途中にある本屋によく寄る。新刊の本など表紙や売れ筋を見るだけでも刺激になる。
あまり寄らない古本コーナーに行ったら、質・量ともかなり充実していた。「ガラパゴ化する日本」(吉川尚宏著)という本があった。まだ新品のようだが100円で更に10%引きなので買った。内容はタイトルから想定できたが、
帰宅後さっと斜め読みしたら、ほとんど想定内の事が分かり易く纏められていた。
要はガラパゴス島のイグアナやゾウガメのように独自のチマチマ進化で孤立し、グローバルな進化が停滞している日本ということだ。

内訳は下記に3点に大分類されている。
・日本製品のガラパゴス化
・日本という国のガラパゴス化
・日本人のガラパゴス化

問題の対策案まで丁寧に述べている。
一言で言えばガラパゴス島のハイブリッド・イグアナの様になれだ(ハイブリッド・イグアナは海イグアナが上陸し陸イグアナと交配し、水陸両方で生存でき、爪があるのでサボテンにも登れる強者)。
若者への教訓と言えば、内に籠らず外国にもどんどん出かけ異文化や技術の交流をせよ、という提言だ。

思い浮かべればそうだなあ、発想や行動が硬直化していると思う事は多々ある。例えば。
・近々の日馬富士の件もそうだ。
・男女格差(ジェンダー差)は世界で114位と新聞に出ていた。
・人権や報道の自由も順位は忘れたが圧倒的に低レベル。
・頭髪を黒に統一なんてことに拘る旧石器時代のような学校がある。
・電車が20秒早く発車して、謝罪放送とはやり過ぎ。
・天皇の退位と元号もオープンでなく密室の中の空気で物事が進んでいる感じだ。庶民にとっては生前の退位はごく普通の感覚だし、改元は1月1日がすっきりするし、
事務処理は西暦が分かり易く便利、女性天皇もあるのが自然。
・高級官僚が権力への忖度漬けで嘘や言い逃れを平然と言う。
・一票の格差是正は遅遅として進まない。3・0倍とか2.0倍クリアすればokという問題ではない。一票は金と同じ。愛知の100円が他の地方では70円と言われているのと同じ。政府にやる気があれば即1.1倍以内くらいには出来る。
・人口の減少が続き致命的になっている。保育園等を完備するのは良いがそれで済む問題ではない。海外から多くの人達が働きに来ているが、定着しない。国籍の取得や移民へのハードルが異常に高く、希望があっても認可は針の穴を通すように厳しい。鎖国時代と同じ感覚。
他の国はずっと前から実績をつくり亡国にならないよう成果を上げている。
・大学ランキング上位20に日本の大学はない。(米:13、英:4、オストラリア1、カナダ1、スイス1)
・高校までの教育内容が画一の復古調押し付けで、生徒も先生も自由に議論し発想を育てる教育の余地がない。
おまけに朝練だ部活だ宿題だと箱に押し込む指導ばかりが横行。


この記事へのコメント

1. Posted by 徳田ひろ子   2017年12月04日 22:29
う〜ん、川柳界、岩手はガラパゴス化あるかもしれませんね。
昨日、県連盟の総会でしたが幹事の方々、辞める辞めるの連発。
お辞めになるのはいいのだが、後に続く人が居ない(゚Д゚)。もっと早くに手を打ってスムーズに事が進むようにしなさいよ。
いきなり辞めるじゃ、。
私だってやめたくなるぅ!
2. Posted by マル   2017年12月04日 22:59
徳田ひろ子さん
ガラパゴス化でみんな幸せならいんですけど。若い人や子や孫の世代に上手く☆を繋いでいかなければね。やっぱり外の世界との交流でお互いに学んでいかなければでしょう。(^_-)-☆
3. Posted by 松本日乃春   2017年12月05日 09:59
 カマキリはきっとドイツ語話しそう 丸山 進

公益社団法人 瀬戸市文化振興財団の「第66回瀬戸市文芸発表会」の俳句部門の加藤かな文選の特選作品である。

たしかふれ合い芸術展の展示の日だったか、表彰式(11月6日)の少し前に丸山さんにお会いした時の立ち話で「俳句が特選に選ばれた」と言うことをお聞きしました、とお聞きしました。
同じ時に詩部門でも入選したが川柳は没でしたと言われ意外な気もしましたが、選者の件もあり川柳が入選できなかったことより俳句が特選に選ばれたことの方が心に残り「どんな作品」だろうととても興味がありました。
表彰式の当日に特選に選ばれたこの作品を読んで新鮮な驚きを覚えました。

丸山さんの川柳作品にはさまざまなそれこそ何でもありの言葉が登場するので「カマキリ」が出てきても不思議ではないけど俳句作品の題材としてカマキリが選ばれたことにはびっくりしました。

カマキリはその独特な生態で俳句の作品にはよく取り上げられるようですね。

でも「きっとドイツ語話しそう」と歌ったのは丸山さんの独走ですね。
言われて見れば、たしかにあの風貌はドイツ人を想起させてもおかしくはないのですが、このようにストレートに作品化するのは難しいですね。

発表会の主催者からの、特選に入選したとの通知は表彰式への出席の件の有り慈善に連絡があったと思いましが、この作品が特選に選ばれたと確信があったんでしょうかと時々、一人で楽しく想像しています。

数年前に庭の卯の花の木の枝にカマキリが卵を作り春になって小さなカマキリが何匹か付近を動き回っていたのを見つけたことがあり、そのことを久し振りに思い出しました。

川柳作品に加えて俳句作品も時々披露してください。楽しみに待っています。


4. Posted by マル   2017年12月05日 20:44
日乃春さん
拙句に丁重なエールをありがとうございます。
川柳の他、俳句も短歌も毎年応募だけはしています。連絡があったとき俳句でどれが特選か分かりませんでしたので、事務局に電話で聞きました。表彰式の前日が仙台の大会でしたので、式に参加するかどうか、迷っていました。あたふた帰って式に出て
読み上げられた句が嘲笑とブーイングでは泣きですのでね。カマキリならまあいいかの判断でした。あの三角の顔とギクシャクした動きがドイツ語を話し出しそうに思えました。

日乃春さんの短歌は特選と入選でじーんときましたね。下記ですが。
(特選)
夫婦ふたり終着駅に着きしごとホームの部屋に今日より暮らす
(入選)
幾たびも寝たきりの人抱き起こし夜勤終りて右腕痛む

作品からも献身的な作業に日夜通っておれれる姿が浮かびます。どうぞご自身の身体も労わってあげてください。

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