2018年06月05日

夢心地の君へびっくり水を差す    鈴木順子

今回の「ベスコレ」シリーズは順子さんの第3句集。
わずか十七音で長編小説にも負けぬ
ドラマが詠める川柳は、人生の応援歌です。

本籍へ出せぬ手紙を書いている

ご飯だよそんな絆に支えられ

大袈裟に弾んで空気入れ換える

ああ言えばこう言う人と編む歴史

気を付けて臍が天井向いてます

少しでも響いて欲しいから無言

スイッチオフさあこれからが面白い

無風では困る時々石投げる

オウムだと知らずに喋ったのが不覚

大嫌いと言われ何だかほっとする

藁人形一緒に哭いてくれますか

気がつけば火元になっていた私

ライバルは頬杖までも美しい

悔しいが丸くならねば転がれぬ


ssm51 at 22:17│Comments(0)clip!句集 | 川柳作品

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マル

川柳をやってます。
川柳は金もかからず、金にもならないのが魅力です。
短詩系や文芸全般にも興味はあります。

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