2019年02月09日

流れ星吸い込んでいる無人島

書類や本棚の整理しかけたら下の方から文庫本が出て来た。薄いが本屋のカバーが付いてるので多分まだ未読?。本屋でチラっと見て衝動買いして放っておくことはよくある。現にそんな文庫本が机の隅に数冊置いてある。理由は様々、読み出しておもしろくないのや想定外の内容や入手しただけで満足等。

今回出現したのは違う。多分薄いので隠れんぼしたまま忘れられた? タイトルは「村上ラヂオ」作者は村上春樹、挿画は大橋歩。平成15年発行。内容は超短編のエッセイで「anan」に連載されていたようだ。

とにかく、おしつけがましくないようサラリと書いたと作者が述べている。確かにドラマチックや刺激などと無縁でサラサラサラダという感じ。
1編は挿画入れて2〜3ページなので2分もあれば読める。それが50編。春樹の本は長編を含めてかなり読んでいるが、その迫力とは違う。後に尾を引くこともない。作業の合い間の気分転換にちょうどよい。

つまらないかと言えば違う。多分、作者の日常がジャズ、映画、アウトドア等多趣味で冒険的、海外生活の豊富な体験、博識、好奇心等が体内・脳裏に詰まっているからだろう。日本の美だ伝統だ、とかのうんざりもなく、全体がコスモポリタンの話題が爽やか。




ssm51 at 16:38│Comments(0)clip!本の紹介 | エッセイ

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マル

川柳をやってます。
川柳は金もかからず、金にもならないのが魅力です。
短詩系や文芸全般にも興味はあります。

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