2020年02月04日

晴(はれ) 第3号

それぞれの評論やエッセイも充実で読み応えあるが、
とりあえず川柳を紹介(これも難解)

「だから」  広瀬ちえみ
むかむかともくもく部屋に充満す

絶景を見に行く殴り倒しつつ

金曜日の味がしたなら大成功



「パブリック・イメージ」 月波与生
黄信号死語硬直までの時間

詐欺師から弔電猜疑心から徴兵

家族全員紙おむつ履くその夜


「ぽんぽんだりあ」  樋口由紀子
まんじゅうのまんなか9秒98

くちびるの上に鼻あるかりんとう

右傾化の鳥骨鶏ほど滑稽に


「資料映像歌 その後」  きゅういち
下々へ銃剣で弾くバイオリン

善行の限りを尽くすマヨネーズ

額から警察沙汰がツツツっと


「腕組んで寝る」  水本石華
CMが出て哀しみが煮つまらぬ

方舟の官邸主導鳩時計

ダンベルが黙っていない奥座敷


「いないいない」  松永千秋
キュンとする首のあたりをかじられて

性格を言えば一輪挿しのよう

副作用続くハチマキとヒノマル



この記事へのコメント

1. Posted by 月波与生   2020年02月06日 20:12
晴三号の紹介ありがとうございます。ねじまきと発行月が同じなのは偶然なんでしょうかね😄
2. Posted by マル   2020年02月06日 23:17
月波与生さん
コメントありがとうございます。
晴3号、読み応えありますね。難解な所もありますがよい刺激にはなります。
ねじまき句集はいつも年始ですが、同じ時期というのは縁を感じます。
いろいろ抱えご多忙とは思いますが、身体に気をつけて頑張ってください。

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マル

川柳をやってます。
川柳は金もかからず、金にもならないのが魅力です。
短詩系や文芸全般にも興味はあります。

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