自分で言うのも何ですが、僕の指導は下は中学生から上は90歳オーバーまで、アスリートから介護予防まで実に多岐に渡っての指導ができます。

と言ってしまえば聞こえはいいんですが、独立直後で仕事を選んではいられない状況なだけなんですが。
おかげで指導のボキャブラリーも自然と濃くなるというものです。


介護予防教室が終わった30分後に体幹トレーニング教室へ指導が移る時もあり、そのギアチェンジに戸惑うこともあります。

軽自動車で一般道をトコトコ走った後に、F1マシンに乗り換えサーキットを飛ばすようなものです。

基本、不器用な男なんでその指導の温度差に自分を対応させるのが一苦労です。

ダイエットならダイエット、筋トレなら筋トレ、介護予防なら介護予防とどれかに特化したら仕事が楽なんですけどね。

そんな中、リハビリ型ディサービスの仕事もやってきました。

そこでは要支援・要介護の認定を受けたおじいちゃん、おばあちゃんの筋力アッププログラムで

パワーリハビリ(パワリハ)を行います。

そこで僕は 愕然 としました。

その事を言う前に、僕は最近増えてきた,リハビリ型ディサービス施設で勤務している方々を非難しているのではありません。

そこで勤務している方々は,高齢者へのお世話にという大変な仕事に誇りをもって仕事をされている方々であって、決してそこに属する人間を非難しているのではないという事を前置きしておきます。

全部が全部の施設がそうではないと思いますが、僕が仕事をしてきたところではそのトレーニング指導がまるで流れ作業です。

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筋トレマシンの指導は僕の概念からいうと、できるだけ一人の方に集中して、そのフォームのチェックや、メンタルアップの言葉かけをしながら行うものと考えています。

ですが、そこでは利用する大勢の高齢者に対応するトレーナーの人数が圧倒的に少なく、つり合っていません。

あまり詳しくは言えないのですが、一人のトレーナーが一度に高齢者6~7人担当します。一度にお二人を同時進行で対応します。

6種類のマシンに高齢者がそれぞれ1セットだけ実施します。その所有時間が約90分。

ですからお一人のペースとしては15分に1度トレーニングの順番がやってくることになります。

順番が来るまでは、テレビをみたり、パズルをやったりそれぞれ時間をつぶします。

高齢者の方全員が全員お元気な方ばかりではなく、車いす、認知症、片マヒと身体キャラクターが全て異なります。

当然、トレーニング強度もその方に合わせなければいけないのですが、強度は入浴や階段の上り下りよりも負荷が少ないものになっています。

ここまで書くとこのブログをご覧になっているトレーニング指導者はもうお分かりになられると思います。

そうです。こなしているだけ です。

パワーリハビリが介護保険の対象になっている限りは、それを実施する必要があります。実施しなれば補助金が入ってこないわけです。

逆の受け止め方をすると実施さえすればトレーニング効果うんぬんよりも、行なったという事実さえあれば良いわけです。

結果にコミットする ことはしていないのです。

もう一歩辛い言い方をすると、高齢者が本当にご自分の意思でトレーニングを求めてやってきているとは思えず、パワーリハビリという聞こえの良いディサービスのシステムに、周りの人間が高齢者を組み込んでいる感じさえします。

このブログをもしリハビリ型ディサービス関係の方が見てたら、大激怒で反論コメントを入れてくるかもしれませんね。

是非是非、ご意見があればご投稿頂ければと思います。

熱く 『人生を他楽しむ為のカラダを手に入れる』 という意味を語らいましょう!