男は情けない事に、自分の好きなものや、心地よい出来事を

ねちっこく忘れられない生き物なんだ。

それを再確認したものがここ新橋の駅前にあった。

駅前広場の古本市場の中に埋もれたていたこの玩具を
発見した僕は興奮が隠せなかった。


こっ、これはまさか!

いや、間違いない。

タカラの変身サイボーグではないか!!

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12、13歳位の頃だったと思うな。

この頃から肉体改造への興味・関心が高かったようで、

変身ヒーローものの鍛え抜かれた(?)そのカラダに夢中になっていた。


弱気を助け強気を挫くヒーローストーリーにではなく、

そのヒーローたちのカラダそのものが好きだったみたいなんだ。


中学生くらいの男の子はまだ成長途中の中途半端な体である。

自分は将来何になりたいか、などと本気で考えてなかったけど、

筋肉マッチョ志向は溢れるくらい持っていた。


部活の陸上を選んでなければ

間違いなく僕は毎日筋トレをやっていたと思う。


あれから数十年。


僕の頭の思考はさほど変わってないようで、

ヒーローのカラダへの憧れはボディビルという形で残っている。


いやむしろ年齢と逆行して筋肉への愛情は深まっているかもね。


なぜこれほど心地よいカラダやその美しさこだわるのか。


僕は自分のカラダは借り物だと思っている。

誰から借りているのかはまた別の機会にお話しするとして。


カラダには五感というものがあるよね。

視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚


人は肉体を通じて幸せを感じるんだ。

美しい景色・人・モノ・心を五感で受け止めたいんだ。

言わば自分のカラダは幸せをキャッチするための

アンテナの役目をしているんだね。


人生の目的は


『自分が幸せな存在であること』


カラダには幸せをキャッチするための五感が備わっている。

自分のカラダが心地よく、そのカラダが自分好みなら

幸せを受け止める感度も高まるんだ。


僕はあの頃、タカラの変身サイボーグから、

数十年後の自分からやってくるメッセージを感じていたんだ。


僕の変身サイボーグへのあこがれと挑戦はまだ続いている。

そしてそれが今楽しい。